JPH05292614A - 電線接続具 - Google Patents
電線接続具Info
- Publication number
- JPH05292614A JPH05292614A JP11539992A JP11539992A JPH05292614A JP H05292614 A JPH05292614 A JP H05292614A JP 11539992 A JP11539992 A JP 11539992A JP 11539992 A JP11539992 A JP 11539992A JP H05292614 A JPH05292614 A JP H05292614A
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Abstract
電線等に設置され、電線の切離し、再接続を容易にかつ
最短時間で行い得る電線接続具を提供する。 【構成】 電線接続用スリーブ2、2´と短絡片挿入部
3、3´とを一体に設けた一対の電線接続基体1、1´
と1個の棒状の短絡片6とから成る。一対の電線接続基
体1、1´は、それぞれの短絡片挿入孔4、4´の軸心
が互いに平行もしくは同一直線上にあるように配設さ
れ、望ましくはゴム等の柔軟な絶縁体5により互いに固
着されている。短絡片6は、一対の電線接続基体の短絡
片挿入孔4、4´に自在に挿入、或いは抜去され、電線
W、W´を接続し或いは切り離す。短絡片挿入孔にはば
ね接触帯体を内装することが望ましい。
Description
間を接続する縁廻し電線等に設ける電線の切離し、再接
続が容易な電線接続具に関するものである。
廻し電線等、長さが短く、両端で固定され、しかも外径
が比較的大きくかつ固い電線箇所で、短時間に電線を切
離し、また短時間で電線を再接続する作業を要求される
ことがある。
締めによる締付接続により行っていたが、これでは作業
が煩雑であり、時間を要する。最近は、停電時間を最小
にし、或いは無停電で作業するために、活線作業で上記
の切離し、再接続を行うことを要求されることが多い
が、上記した圧縮接続や締付接続ではこの要求に応える
ことは困難である。
で、上記した縁廻し電線等に設置する電線接続具であっ
て、電線の切離し、再接続を容易にかつ最短時間で行い
得るようにした新規な電線接続具を提供するものであ
る。
電線接続用スリーブ部と短絡片挿入部とを一体に設けた
電線接続基体の一対と一個の棒状の短絡片とから成り、
短絡片挿入孔の軸心が互いに平行もしくは同一線上にあ
るように一対の電線接続基体を配設、固定するととも
に、一個の短絡片を一対の電線接続基体の短絡片挿入孔
に挿入、抜去自在になしていることを特徴とするもので
ある。
に図面に基づいて説明する。図1は本発明の第一実施例
の斜視図であり、一対の電線接続基体と1個の短絡片の
みを図示している。図2は図1の実施例の一対の電線接
続基体を柔軟な絶縁物中に埋設したものの斜視図であ
る。
ニウム等の良導電体より成る電線接続基体で、電線Wも
しくはW´を接続する電線接続用スリーブ部2もしくは
2´と短絡片挿入部3もしくは3´とを備え、これらは
互いに直交するように一体に形成されている。一対の電
線接続基体1、1´はその短絡片挿入孔4、4´の軸心
が互いに平行するように、またこれに直交する電線接続
用スリーブ部2、2´の軸心が同一線上にあるように配
設されている。ただし、電線接続用スリーブ部2、2´
は、その軸心が必ずしも同一線上にある必要はない。短
絡片挿入孔4、4´の内面は電気的接触を良好にするた
めに銀メッキしておくことが望ましい。
1´と一個の短絡片6のみを示しているが、図示しない
適当な支持体により固定され、必要に応じ、図示しない
カバーにより保護される。図2に示す実施例において
は、上記のように配設された一対の電線接続基体1及び
1´がゴム等の柔軟な絶縁体5中に埋設されて固着され
ている。
はアルミニウム等の良導電体より成るU字形の棒状体
で、その一対の脚部7及び7´を上記の一対の電線接続
基体1、1´の短絡片挿入孔4、4´に自在に挿入し、
抜去できるように形成されている。脚部7、7´も電気
的接触を良好にするために銀メッキしておくことが望ま
しい。
挿入孔4、4´に挿入されているときは、一対の電線接
続基体1及び1´が短絡片6により導通接続され、従っ
て電線W及びW´が接続されている。短絡片6を電線接
続基体1及び1´より抜去すれば、電線接続基体1及び
1´間の導通が断たれ、電線WとW´とが切り離され
る。そして、再度、短絡片6を電線接続基体1及び1´
に挿入することにより電線WとW´とを再接続すること
ができる。すなわち、本発明の電線接続具によれば、短
絡片6の電線接続基体1及び1´からの抜去及び基体1
及び1´への再挿入により、電線WとW´との切離し及
び再接続を行うことができ、電線の切離し、再接続をき
わめて容易にかつ最短時間で行うことができる。
ても、工作上及び組立て上の精密さの制約から、一対の
電線接続基体1及び1´の短絡片挿入孔4及び4´の軸
心の平行度が不十分であったり、短絡片の脚部7、7´
の真直度、平行度が不十分であったりして、短絡片挿入
孔4及び4´への短絡片の脚部7及び7´の挿入が円滑
に行い難い場合がある。
4´や短絡片の脚部7、7´が十分な平行度、真直度を
有している場合でも、設置後の温度変化サイクル、経年
変化或いは作業者の粗雑な取扱い等のために2個の電線
接続基体の短絡片挿入孔4、4´の軸心の平行度が損な
われたり、短絡片の脚部7、7´の真直度や平行度が損
なわれたりして、短絡片の抜去、再挿入が円滑にできな
くなる場合がある。
いては、図2に示すとおり、一対の電線接続基体1及び
1´はゴム、プラスチック等の柔軟な絶縁体5中に埋め
込まれ、電線接続基体1及び1´が互いに柔軟な絶縁体
により固着され、フレキシブルに支持されることが望ま
しい。このように電線接続基体1及び1´をフレキシブ
ルに支持することにより、短絡片を電線接続基体に挿
入、抜去するときに、柔軟な絶縁物が適宜に変形し、短
絡片挿入孔4、4´の平行度の不十分さ、短絡片6の脚
部7、7´の平行度の不十分さを補償、修復し、挿入、
抜去の円滑さが確保される。
のばね接触体を内装することが望ましい。ばね接触体を
内装することにより短絡片挿入孔4、4´の内径と短絡
片の脚部7、7´の外径とに僅かながら差をつけて、脚
部7、7´の挿入を容易とする。また、脚部7、7´の
真直度の不十分さを補償、修復する場合においても、短
絡片挿入孔4、4´の内面と短絡片の脚部7、7´との
十分な電気的接触を確保できる。
昭51−8710号公報に記載されているばね接触帯体
が好適である。円筒状に形成した該帯体の斜視図及び横
断面図を図10及び図11に示している。弾性を有する
金属帯から成形されるばね接触帯体10は、並列する溝
12によって形成された接触用舌片11の列を有してい
る。舌片11は図11に示すように帯体10の面に対し
交叉している。
ついて、作用とともに詳細を説明したが、他の実施例を
図3〜図9に示している。図3、図5、図7、図8及び
図9には、それぞれ異なる他の実施例の斜視図を図1の
場合と同じく、一対の電線接続基体と短絡片のみ図示し
ている。これらの電線接続基体は図示しない適宜な支持
体により支持され、また必要に応じ図示しないカバーに
よって被覆されてもよい。図4及び図6には、図3及び
図5に示した電線接続基体を柔軟な絶縁体に埋設したも
のの斜視図を示している。
施例が図1及び図2に示した第一実施例と異なる所は、
第一実施例では電線接続用スリーブ部2、2´が短絡片
挿入部3、3´の側面から直角に延長し、電線W及びW
´の軸心と短絡片挿入孔が直交し、短絡片6が電線W及
びW´の軸心と直角な方向に挿入されるのに対し、図3
及び図4の第二実施例では短絡片挿入部3、3´の側面
から直角に分岐した電線接続用スリーブ部2、2´が短
絡片挿入孔4、4´の軸心と平行になるように屈曲する
ことにより電線W及びW´の軸心と短絡片挿入孔とが平
行し、短絡片6の挿入が電線W及びW´の軸心と平行な
方向に行われることである。
は、図3及び図4の第二実施例と同様に、短絡片挿入孔
4、4´の軸心と電線W、W´の軸心とが平行に形成、
配設されているが、図5及び図6の実施例の場合は、短
絡片挿入孔3及び3´が同一軸心上にあるように配設さ
れている。従って短絡片6もU字状に折返された棒状体
ではなく、直線状の棒状体を用いる。
第一実施例と同じく電線接続用スリーブ部2、2´が短
絡片挿入部3、3´に直角に分岐し、しかも図5及び図
6の第三実施例の場合と同じく短絡片挿入孔4及び4´
が同一軸心上にあるように配設されている。従ってこの
実施例においては直線状の棒状体の短絡片6が電線W、
W´の軸心に直角な方向に挿入される。
施例においては、短絡片挿入孔部3、3´と電線接続用
スリーブ部2、2´とが45度の角度で交叉するように
形成されており、図8の第五実施例においては2個の電
線接続基体1及び1´はそれぞれの短絡片挿入孔4及び
4´の軸心が互いに平行するように配設され、図9の第
六実施例においては短絡片挿入孔4及び4´の軸心が同
一線上にあるように配設されている。
対の電線接続基体1及び1´がゴム、プラスチックの柔
軟な絶縁体中に埋設されていることが望ましいこと、ま
た図3〜図9に示した各実施例においても短絡片挿入孔
の内面にばね接触帯体を円筒状に内装することが望まし
いことは、前述した説明から容易に理解される所であ
る。
本発明の電線接続具は、短絡片6を一対の電線接続基体
1及び1´の短絡片挿入孔4及び4´に挿入或いはこれ
から抜去することにより、該基体1、1´の電線接続用
スリーブ2、2´に接続されている電線W及びW´相互
の導通の接続或いは切離しを行うことができ、従って電
線W及びW´の接続或いは切離しをきわめて容易にかつ
最短時間で行うことを可能にする。
体がゴム、プラスチックの柔軟な絶縁体により互いに固
着されているときは、工作精度上の制約或いは経年変
化、作業者の粗雑な取扱い等により短絡片挿入孔4、4
´の軸心の不一致もしくは平行度不足、或いは短絡片に
おける真直度、平行度の不足が生じている場合でも、短
絡片6の短絡片挿入孔4、4´への挿入或いはこれから
の抜去の円滑さを確保できる。
´の内面にばね接触帯体を内装しているときは、短絡片
6の挿入、抜去を容易にするため、短絡片挿入孔の内径
と短絡片の脚部の外径とに若干の差を与えても、また、
両電線接続基体の軸心の平行度または真直度に僅かな狂
いが生じた場合にも良好な電気的接触を保つことができ
る。
電線接続基体と短絡片のみを図示)。
縁体中に埋設したものの斜視図。
視図。
斜視図。
視図。
斜視図。
視図。
視図。
視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 電線接続用スリーブ部と短絡片挿入部と
を一体に設けた電線接続基体の一対と一個の棒状の短絡
片とから成り、短絡片挿入孔の軸心が互いに平行もしく
は同一線上にあるように一対の電線接続基体を配設、固
定するとともに、1個の短絡片を一対の電線接続基体の
短絡片挿入孔に挿入、抜去自在になしていることを特徴
とする電線接続具。 - 【請求項2】 一対の電線接続基体がゴム等の柔軟な絶
縁物により互いに固着されていることを特徴とする請求
項1記載の電線接続具。 - 【請求項3】 電線接続基体の短絡片挿入孔にばね接触
帯体を円筒状に内装したことを特徴とする請求項1又は
2記載の電線接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11539992A JP3181978B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 電線接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11539992A JP3181978B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 電線接続具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292614A true JPH05292614A (ja) | 1993-11-05 |
JP3181978B2 JP3181978B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=14661606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11539992A Expired - Lifetime JP3181978B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 電線接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3181978B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014082161A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ジャンパー線 |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP11539992A patent/JP3181978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014082161A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ジャンパー線 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3181978B2 (ja) | 2001-07-03 |
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