JPH1022007A - 多機能コネクタ - Google Patents

多機能コネクタ

Info

Publication number
JPH1022007A
JPH1022007A JP8190022A JP19002296A JPH1022007A JP H1022007 A JPH1022007 A JP H1022007A JP 8190022 A JP8190022 A JP 8190022A JP 19002296 A JP19002296 A JP 19002296A JP H1022007 A JPH1022007 A JP H1022007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
male
female
conductors
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8190022A
Other languages
English (en)
Inventor
Joji Kawai
合 譲 二 河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP8190022A priority Critical patent/JPH1022007A/ja
Publication of JPH1022007A publication Critical patent/JPH1022007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 ピンを全く用いない多極用のコネクタを
提供すると共に、電気以外の媒体乃至は媒質、例えば、
空気等の気体、或は、油等の液体、又は、光用のコネク
タ機能を持たせることができる多機能コネクタを提供す
ること。 【解決手段】 雄側コネタクAは、絶縁材により形成し
た筒状体1の外面に、複数の線状をなす電気導体3a〜3p
を互に離隔し、前記筒状体1の長さ方向に沿って並列に
設けて成り、雌側コネクタBは、前記雄側コネクタAを
遊挿できる内径と形状を有する絶縁材により形成した筒
状体1の内周面に、前記雄側コネクタAの各電気導体3a
〜3pに対応する位置に複数の線状をなす電気導体5aを互
に離隔し前記筒状体1の長さ方向に沿って並列に設けて
成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多回路の電気信号
などの電気的な伝導を断,接すると共に、電気以外の媒
体、例えば、光、空気等の気体、油等の液体の伝送回路
の挿通、或は、前記媒体の伝送を断,接するためのコネ
クタとして利用できる横造を具備した多機能コネクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気信号と光信号とを同一のコネ
クタによって断,接できるようにしたコネクタが、特公
平3−21882号として提案されている。
【0003】提案されているコネクタは、単一のコネク
タボディ−に、光信号用のピンと、電気信号用のピンを
並列的に設けた、いわゆるピン式コネクタである。ピン
式コネクタは、提案されているもののような異質の媒体
を断,接するために結合,離脱するものはないが、電気
コネクタにおいては従来から公知である。
【0004】しかし、ピン式コネクタは、多回路の信号
に対応するためには、多数のコネクタピンを設ける必要
があるが、一定の大きさのコネクタボディに多数のピン
を埋設する構造をとると、ピンの太さに限りがあるた
め、雌雄コネクタの挿,脱を繰返しているうち、ピンが
曲がってしまう事故が発生し易い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
み、ピンを全く用いない多極用のコネクタを提供すると
共に、電気以外の媒体乃至は媒質、例えば、空気等の気
体、或は、油等の液体、又は、光用のコネクタ機能を持
たせることができる多機能コネクタを提供することを、
課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明コネクタの構成は、雄側コ
ネタクは、絶縁材により形成した筒状体の外面に、複数
の線状をなす電気導体を互に離隔し、前記筒状体の長さ
方向に沿って並列に設けて成り、雌側コネクタは、前記
雄側コネクタを遊挿できる内径と形状を有する絶縁材に
より形成した筒状体の内周面に、前記雄側コネクタの各
電気導体に対応する位置に複数の線状をなす電気導体を
互に離隔し前記筒状体の長さ方向に沿って並列に設けて
成ることを特徴とするものである。
【0007】本発明コネクタにおいて、雄側又は雌側、
若しくは、両側のコネクタにおける電気導体のうち、い
くつかの導体の長さを他と異なる長さに形成することに
より、雌,雄側コネクタにおける長さの異なる電気導体
の離,接タイミングを、他の電気導体の離,接タイミン
グと異なるものとすることができる。
【0008】また、上記の本発明コネクタにおいては、
雌側コネクタと、それに挿入される雄側コネクタは、い
ずれもその中心部が貫通穴として形成されているから、
この穴の内部に、例えば、光ファイバケ−ブルのコネク
タ、又は、空気回路のコネクタ、もしくは、油圧回路の
コネクタのいずれかを、それぞれのコネクタにおける
雌,雄側コネクタを同軸的に設けることにより、本発明
コネクタを、電気コネクタとそれ以外の媒質用のコネク
タとして機能する多機能コネクタに形成することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図に拠り本発明コネクタの実
施の形態について説明する。図1は本発明コネクタの一
例における雄側コネクタの一例の要部の断面図、図2は
図1のコネクタの一部を断面にした左側面図、図3は雌
側コネクタの一例の要部の断面図、図4は図3のコネク
タの一部を断面にした左側面図、図5は本発明コネクタ
を多機能コネクタに形成した例の概要を示す断面図であ
る。
【0010】図1,図2に於て、Aは雄側コネクタの一
例で、ここでは右端にフランジ部1aを形成した絶縁材製
の筒状体1を雄側コネクタボディとしている。筒状体1
は中心に貫通穴2を有する。本発明では、筒状体1の外
周面に、接点となる複数の電気導体3a・・・を、互に等
ピッチで離隔して、図の例では16本の線状の導体3a〜3p
を、筒状体1の長さ方向に平行な向きで設けている。
【0011】ここで、雄側の接点となる線状の導体3a・
・・は、筒状体1の外周面に形成した溝1bと、当該筒状
体1の壁厚内に形成した孔1cに、ヘアピン状に曲げた各
導体3a・・・を、図1の態様によって装着することによ
り、筒状体1に取付けられており、以上により本発明コ
ネクタにおける雄側コネクタAの一例を形成する。
【0012】上記雄型コネクタAと結合される雌側コネ
クタBは、一例として図3,図4に例示するように形成
される。4は、雌側コネクタBのボディを形成する内側
の筒状体で、その内径は前記雄側コネクタAをゆるく挿
入できる程度の大きさのものである。
【0013】上記の内側筒状体4には、その内周面に、
前記雄側コネクタAの各線状導体3a・・・に対応して多
数の溝4aを形成すると共に、当該筒状体4の壁厚内に各
溝4aと平行した貫通穴4bを形成して、各溝4aと孔4bにヘ
アピン状に曲げた線状の導体5a・・・を挿装取付けるこ
とによって、雌形コネクタBの本体に形成されている。
【0014】6は上記の内側筒状体4の外面側に被せた
前後端部に内フランジ6aと外フランジ6bを有するアウタ
−筒体、7はアウタ−筒体6の外フランジ6bにビス止め
7aした押えリング、8は筒状体1の貫通穴であり、上記
筒状体4から押えリング7及び貫通穴8までの構成によ
り、雌側コネクタBの一例を形成する。
【0015】上記の雌,雄側のコネクタA,Bは、雄側
コネクタAの内周面の各導線3a・・・を雌側コネクタB
の各導線5a・・・のそれぞれに合せて、雌側コネクタB
の貫通穴8に、この雄側コネクタAを挿入することによ
り、雄側の各導線3a・・・と雌側の各導線5a・・・とが
接続される電気コネクタを形成する。ここで、図示しな
いが、雄側の各導線3a・・・と雌側の各導線5a・・・と
の対応関係を規制乃至は一定に保つため、雌,雄側の各
コネクタA,Bの所定位置に着色や切欠等による指標を
形成したり、或は、キ−とキ−溝を形成して挿入時の位
置ズレが生じないようにする。
【0016】上記例に示した本発明コネクタは、結合状
態において中央に貫通穴2が形成されるので、この穴2
に、例えば、光ケ−ブル,空気回路,油圧回路、或は、
他の電気回路のケ−ブルなどを挿通させることができ
る。このとき、貫通穴2を挿通させる光ケ−ブルや空気
回路,油圧回路のコネクタを、上記例における雌雄側の
コネクタA,Bに同軸的に形成することにより、本発明
コネクタを、いわゆる多機能コネクタ、或は、複合コネ
クタに形成することができる。
【0017】図5は、上記複合コネクタの概要を例示す
るもので、A,Bは上記で説明した本発明コネクタにお
ける雌,雄側コネクタ、C,Dは、上記コネクタA,B
における内部貫通穴2,8に配置した例えば光ケ−ブル
E,Fを結合するための雄側コネクタと雌側コネクタで
ある。両コネクタC,Dは、それぞれ、それらの外側に
被る雄側コネクタAの穴2と雌側コネクタBの穴8に、
一体的に支持させて形成すれば、一度の結合,離脱操作
によって二種類のコネクタを一度に結合又は離脱させる
ことができるので、便利である。この点は、内側に配置
するコネクタが空気回路や油圧回路のそれであっても同
様の効果が得られる。
【0018】また、本発明コネクタにおいては、雌,雄
側いずれにおいても、配置する各導線3a・・・,5a・・
・の長さを大きくとれるので、電気的結合度を高く保持
できる利点があるほか、図3に例示したように、一つの
溝4aに、回路が異なる長さの異なる導線5a,5bを互に絶
縁して配置することにより、この2つの導線5a,5bに接
続される雄側導線3aの接続タイミングを導線5b側で導線
5aより遅延させることができる。この構成は、他の溝の
導線について適用できること勿論である。従って、この
遅延接続性を応用することにより、本発明コネクタは、
その利用範囲が従来のコネクタに比べて大幅に広がる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、比較的簡
単な構造により従来の多極電気コネクタの難点であった
電気的結合度の電気的、及び、機械的強化を容易に図る
ことができる一方、このコネクタの多機能化,複合機能
化を容易に図ることができるので、コネクタとしてきわ
めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コネクタの一例における雄側コネクタの
一例の要部の断面図。
【図2】図1のコネクタの一部を断面にした左側面図。
【図3】雌側コネクタの一例の要部の断面図。
【図4】図3のコネクタの左側面図。
【図5】本発明コネクタを多機能コネクタに形成した例
の概要を示す断面図。
【符号の説明】
A 雄側コネクタ B 雌側コネクタ 1 筒状体 1a フランジ部 1b 溝 1c 孔 2 貫通穴 3a〜3p 線状の導体 4 内側筒状体 4a 溝 4b 孔 5a 線状の導体 6 アウタ−筒体 6a 内フランジ 6b 外フランジ 7 押えリング 7a ビス止め 8 内側筒状体の貫通穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄側コネタクは、絶縁材により形成した
    筒状体の外面に、複数の線状をなす電気導体を互に離隔
    し、前記筒状体の長さ方向に沿って並列に設けて成り、
    雌側コネクタは、前記雄側コネクタを遊挿できる内径と
    形状を有する絶縁材により形成した筒状体の内周面に、
    前記雄側コネクタの各電気導体に対応する位置に複数の
    線状をなす電気導体を互に離隔し前記筒状体の長さ方向
    に沿って並列に設けて成ることを特徴とする多機能コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 コネクタ中央の貫通穴に、光ケ−ブル,
    空気回路,油圧回路、他の電気回路のケ−ブルを挿入す
    るようにした請求項1の多機能コネクタ。
  3. 【請求項3】 雌,雄側コネクタの中央の貫通穴に,光
    ケ−ブル,空気回路,油圧回路,他の電気回路のケ−ブ
    ルのいずれかにおける雌,雄側コネクタを、それぞれに
    結合,離脱可能に配設した請求項1又は2の多機能コネ
    クタ。
JP8190022A 1996-07-01 1996-07-01 多機能コネクタ Pending JPH1022007A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8190022A JPH1022007A (ja) 1996-07-01 1996-07-01 多機能コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8190022A JPH1022007A (ja) 1996-07-01 1996-07-01 多機能コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1022007A true JPH1022007A (ja) 1998-01-23

Family

ID=16251076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8190022A Pending JPH1022007A (ja) 1996-07-01 1996-07-01 多機能コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1022007A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2259717B (en) * 1991-09-20 1995-05-24 Kao Corp Hair dye composition
JP2008052930A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Molex Inc 水密コネクタ及びその製造方法
EP1990871A2 (en) 2007-05-08 2008-11-12 Olympus Medical Systems Corp. Connector and medical apparatus

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2259717B (en) * 1991-09-20 1995-05-24 Kao Corp Hair dye composition
JP2008052930A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Molex Inc 水密コネクタ及びその製造方法
US8011967B2 (en) 2006-08-22 2011-09-06 Olympus Medical Systems Corp. Watertight connector and method of manufacturing the same
EP1990871A2 (en) 2007-05-08 2008-11-12 Olympus Medical Systems Corp. Connector and medical apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6065976A (en) Coaxial cable connector
CN103081253B (zh) 插塞连接器和插座连接器
EP0607920B1 (en) Electrical connector for power and signal contacts
US4280749A (en) Socket and pin contacts for coaxial cable
EP0608813B1 (en) Two piece shell for a connector
CN2519430Y (zh) 线缆连接器组合
KR101116060B1 (ko) 길다란 중공 공동을 가지는 절연체를 구비한 동축 커넥터 및 그 제조방법
KR101050181B1 (ko) 인쇄회로기판에 연결 가능한 커넥터
US20060178047A1 (en) Rj "f", modular connector for coaxial cables
CN101331653A (zh) 电缆连接器组件的板安装式接头
IL38978A (en) Hermaphroditic electrical connector
KR101762722B1 (ko) 플러그 어댑터
KR870006684A (ko) 잭 조립장치
JP2004342571A (ja) 同軸ケーブルのコネクタ
JPH0338709B2 (ja)
EP0915536A3 (en) Coaxial connector
US5073123A (en) Self terminating tap connector
CN101719613B (zh) 同轴接触件及使用该接触件的电连接器
WO2002027337A3 (en) High performance tester interface module
US8241068B2 (en) Pluggable connector with differential pairs having an air core
US6319030B1 (en) Switching receptacle connector
JP3138156U (ja) Rf通信用マイクロ波コネクタのソケット
WO2002013328A3 (en) Sub-miniature, high speed coaxial pin interconnection system
US6099332A (en) Connector with adaptable insert
JPH1022007A (ja) 多機能コネクタ