JPH05292404A - テレビジョンカメラ - Google Patents
テレビジョンカメラInfo
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- JPH05292404A JPH05292404A JP4088833A JP8883392A JPH05292404A JP H05292404 A JPH05292404 A JP H05292404A JP 4088833 A JP4088833 A JP 4088833A JP 8883392 A JP8883392 A JP 8883392A JP H05292404 A JPH05292404 A JP H05292404A
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- JP
- Japan
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- image pickup
- pickup device
- image signal
- television camera
- signal
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 34
- 230000004313 glare Effects 0.000 abstract description 9
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 abstract description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 abstract 1
- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 description 8
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004091 panning Methods 0.000 description 2
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CCD撮像素子を用いながらギラツキ発生や
垂直解像度低下の虞れがなく、高画質の映像出力が確実
に得られるようにしたテレビジョンカメラを提供するこ
と。 【構成】 撮像中の被写体に動きがあるか否かを判別す
る静止判定回路6と、CCD撮像素子1による画像信号
の読出方式を切換える読出切換回路7を設け、被写体が
静止状態にあると判断されたときには、CCD撮像素子
1による画像信号の読出動作がフィールド読出方式から
フレーム読出方式に切換えるようにしたものである。 【効果】 ギラツキの発生と垂直解像度が低下するのが
抑えられ、画質の劣化を充分に抑えることができる。
垂直解像度低下の虞れがなく、高画質の映像出力が確実
に得られるようにしたテレビジョンカメラを提供するこ
と。 【構成】 撮像中の被写体に動きがあるか否かを判別す
る静止判定回路6と、CCD撮像素子1による画像信号
の読出方式を切換える読出切換回路7を設け、被写体が
静止状態にあると判断されたときには、CCD撮像素子
1による画像信号の読出動作がフィールド読出方式から
フレーム読出方式に切換えるようにしたものである。 【効果】 ギラツキの発生と垂直解像度が低下するのが
抑えられ、画質の劣化を充分に抑えることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD(チャージ・カ
ップルド・デバイス)撮像素子を用いたテレビジョンカ
メラに係り、特に高画質が要求される場合に好適なテレ
ビジョンカメラに関する。
ップルド・デバイス)撮像素子を用いたテレビジョンカ
メラに係り、特に高画質が要求される場合に好適なテレ
ビジョンカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、CCD撮像素子からの画
像信号の読出方式として代表的なものにフィールド読出
方式とフレーム読出方式があるが、従来のテレビジョン
カメラでは、一般的にフィールド読出方式が使用されて
いる。これは、従来のフレーム読出方式では、1フレー
ム期間、信号を蓄積して読出すため残像(フレーム残像)
が著しく、通常のテレビジョンカメラでは実用に耐えな
いからである。
像信号の読出方式として代表的なものにフィールド読出
方式とフレーム読出方式があるが、従来のテレビジョン
カメラでは、一般的にフィールド読出方式が使用されて
いる。これは、従来のフレーム読出方式では、1フレー
ム期間、信号を蓄積して読出すため残像(フレーム残像)
が著しく、通常のテレビジョンカメラでは実用に耐えな
いからである。
【0003】他方、フレーム読出方式では、ライン単位
でみると、本来の1本のラインの信号がそのまま出力さ
れるため、垂直解像度の低下は無く、フィールド読出方
式の場合に比して大幅な垂直解像度の向上が期待でき
る。そこで、このフレーム読出方式での残像を抑えるよ
うにした撮像方式の従来技術としては、CCD撮像素子
からの信号の読出は従来のフレーム読出方式と同じに
し、蓄積時間だけを1フィールド期間にした方式が知ら
れている。
でみると、本来の1本のラインの信号がそのまま出力さ
れるため、垂直解像度の低下は無く、フィールド読出方
式の場合に比して大幅な垂直解像度の向上が期待でき
る。そこで、このフレーム読出方式での残像を抑えるよ
うにした撮像方式の従来技術としては、CCD撮像素子
からの信号の読出は従来のフレーム読出方式と同じに
し、蓄積時間だけを1フィールド期間にした方式が知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テレビジョ
ンなどの画像信号処理方式としては、画像インターレー
スによる処理が通例であり、この結果、上記読出方式の
うち、フィールド読出方式では、このインターレースの
関係から、CCD撮像素子から読出された映像信号は、
或るフィールドAにおける信号aと、このフィールドA
の次のフィールドBにおける信号bとが加算された信号
(a+b)として出力されるようになり、これを、ライン
(走査線)単位でみると、2本のラインの信号が加算され
て1本のラインの信号となっているため、垂直方向の解
像度が低下してしまうことになり、従って、従来のフィ
ールド読出方式のテレビジョンカメラでは、画質の保持
が困難であるという問題点があった。
ンなどの画像信号処理方式としては、画像インターレー
スによる処理が通例であり、この結果、上記読出方式の
うち、フィールド読出方式では、このインターレースの
関係から、CCD撮像素子から読出された映像信号は、
或るフィールドAにおける信号aと、このフィールドA
の次のフィールドBにおける信号bとが加算された信号
(a+b)として出力されるようになり、これを、ライン
(走査線)単位でみると、2本のラインの信号が加算され
て1本のラインの信号となっているため、垂直方向の解
像度が低下してしまうことになり、従って、従来のフィ
ールド読出方式のテレビジョンカメラでは、画質の保持
が困難であるという問題点があった。
【0005】他方、上記したCCD撮像素子からの信号
の読出は従来のフレーム読出方式と同じにし、蓄積時間
だけを1フィールド期間にした方式の従来技術では、残
像はフィールド読出方式と同等で、垂直解像度はフレー
ム読出方式と同等になり、垂直解像度の低下や、残像の
問題は特に無いが、信号の出力レベルが1/2に低下し
てしまうという問題点があった。
の読出は従来のフレーム読出方式と同じにし、蓄積時間
だけを1フィールド期間にした方式の従来技術では、残
像はフィールド読出方式と同等で、垂直解像度はフレー
ム読出方式と同等になり、垂直解像度の低下や、残像の
問題は特に無いが、信号の出力レベルが1/2に低下し
てしまうという問題点があった。
【0006】さらに、従来のフレーム読出方式や、この
CCD撮像素子からの信号の読出は従来のフレーム読出
方式と同じにし、蓄積時間だけを1フィールド期間にし
た方式の従来技術では、何れも、走査線の関係、及び垂
直解像度の低下が無い分、被写体からの像が横縞状で、
その大きさが変化しているような場合には、撮像信号に
よるモニタ像にギラツキが発生し、画質が劣化してしま
うという問題点があった。
CCD撮像素子からの信号の読出は従来のフレーム読出
方式と同じにし、蓄積時間だけを1フィールド期間にし
た方式の従来技術では、何れも、走査線の関係、及び垂
直解像度の低下が無い分、被写体からの像が横縞状で、
その大きさが変化しているような場合には、撮像信号に
よるモニタ像にギラツキが発生し、画質が劣化してしま
うという問題点があった。
【0007】なお、これらの問題点は、CCD撮像素子
を用いた場合に特有のもので、ビジコンなどの撮像管を
用いた場合には、これによる信号の読出が、上記したフ
レーム読出方式と同様にして行なわれ、且つ、適度な残
像特性を持っているため、上記した垂直解像度の低下や
ギラツキ発生の問題はない。
を用いた場合に特有のもので、ビジコンなどの撮像管を
用いた場合には、これによる信号の読出が、上記したフ
レーム読出方式と同様にして行なわれ、且つ、適度な残
像特性を持っているため、上記した垂直解像度の低下や
ギラツキ発生の問題はない。
【0008】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点に充分に対処でき、CCD撮像素子を用いながらギラ
ツキ発生や垂直解像度低下の虞れがなく、高画質の映像
出力が確実に得られるようにしたテレビジョンカメラを
提供することにある。
点に充分に対処でき、CCD撮像素子を用いながらギラ
ツキ発生や垂直解像度低下の虞れがなく、高画質の映像
出力が確実に得られるようにしたテレビジョンカメラを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、撮像中の被写体に動きがあるか否かを判
別する判定手段と、上記CCD撮像素子による画像信号
の読出方式を切換える切換手段とを設けたものである。
に、本発明は、撮像中の被写体に動きがあるか否かを判
別する判定手段と、上記CCD撮像素子による画像信号
の読出方式を切換える切換手段とを設けたものである。
【0010】
【作用】上記判定手段と切換手段は、被写体が静止状態
にあるとき、判断されたときには、上記CCD撮像素子
による画像信号の読出動作をフィールド読出方式からフ
レーム読出方式に切換えるように働く。従って、被写体
に動きがあり、垂直解像度の低下があまり画質に影響し
ないときには、フィールド読出方式で動作するのでギラ
ツキの発生が抑えられ、動きが止まっているときにはフ
レーム読出方式になるので、垂直解像度が低下するのが
抑えられることになり、画質の劣化を充分に抑えること
ができる。
にあるとき、判断されたときには、上記CCD撮像素子
による画像信号の読出動作をフィールド読出方式からフ
レーム読出方式に切換えるように働く。従って、被写体
に動きがあり、垂直解像度の低下があまり画質に影響し
ないときには、フィールド読出方式で動作するのでギラ
ツキの発生が抑えられ、動きが止まっているときにはフ
レーム読出方式になるので、垂直解像度が低下するのが
抑えられることになり、画質の劣化を充分に抑えること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明によるテレビジョンカメラにつ
いて、図示の実施例により詳細に説明する。図1は本発
明の一実施例で、図において、CCD撮像素子1とCD
S回路2、前置増幅器3、それにプロセス増幅器4は従
来のテレビジョンカメラと同じで、CCD撮像素子1の
出力はCDS回路2により映像信号化され、前置増幅器
3により所定のレベルに増幅されたあと、プロセス増幅
器4により必要な処理を施されて規定の映像信号化さ
れ、映像信号出力端子5から外部に出力される。なお、
CDSは(Correlated Double Sampling:相関二重サン
プリング)の略である。
いて、図示の実施例により詳細に説明する。図1は本発
明の一実施例で、図において、CCD撮像素子1とCD
S回路2、前置増幅器3、それにプロセス増幅器4は従
来のテレビジョンカメラと同じで、CCD撮像素子1の
出力はCDS回路2により映像信号化され、前置増幅器
3により所定のレベルに増幅されたあと、プロセス増幅
器4により必要な処理を施されて規定の映像信号化さ
れ、映像信号出力端子5から外部に出力される。なお、
CDSは(Correlated Double Sampling:相関二重サン
プリング)の略である。
【0012】6は静止判定回路で、プロセス増幅器4か
ら出力された映像信号Aを入力し、この映像信号Aの状
態から、CCD撮像素子1によって撮像中の被写体に動
きがあるか否かを判定し、その結果を判定信号Bとして
出力する働きをする。なお、この判定信号Bは、例え
ば、被写体に動きがあると判定されているときにはレベ
ル“0”を保ち、被写体が停止していると判断されたら
レベル“1”になる信号である。
ら出力された映像信号Aを入力し、この映像信号Aの状
態から、CCD撮像素子1によって撮像中の被写体に動
きがあるか否かを判定し、その結果を判定信号Bとして
出力する働きをする。なお、この判定信号Bは、例え
ば、被写体に動きがあると判定されているときにはレベ
ル“0”を保ち、被写体が停止していると判断されたら
レベル“1”になる信号である。
【0013】7は読出切換回路で、静止判定回路6から
出力される判定信号Bに応じて、CCD撮像素子1によ
る画像信号の読出動作をフィールド読出方式とフレーム
読出方式の何れか一方に選択的に切換える働きをする。
具体的には、判定信号Bがレベル“0”になっていると
きには、CCD撮像素子1による画像信号の読出動作を
フィールド読出方式に切換え、判定信号Bがレベル
“1”になったら、CCD撮像素子1による画像信号の
読出動作をフレーム読出方式に切換えるように動作する
のである。
出力される判定信号Bに応じて、CCD撮像素子1によ
る画像信号の読出動作をフィールド読出方式とフレーム
読出方式の何れか一方に選択的に切換える働きをする。
具体的には、判定信号Bがレベル“0”になっていると
きには、CCD撮像素子1による画像信号の読出動作を
フィールド読出方式に切換え、判定信号Bがレベル
“1”になったら、CCD撮像素子1による画像信号の
読出動作をフレーム読出方式に切換えるように動作する
のである。
【0014】次に、この実施例の動作について説明す
る。いま、CCD撮像素子1を用いているテレビジョン
カメラにより撮像中の被写体が人物や乗り物等の移動体
を含んでいたり、或いはパニングなどのカメラ操作によ
り動きを持っていた場合には、静止判定回路6による判
定信号Bがレベル“0”を保っている。
る。いま、CCD撮像素子1を用いているテレビジョン
カメラにより撮像中の被写体が人物や乗り物等の移動体
を含んでいたり、或いはパニングなどのカメラ操作によ
り動きを持っていた場合には、静止判定回路6による判
定信号Bがレベル“0”を保っている。
【0015】そこで、このときには、読出切換回路7に
より、CCD撮像素子1による画像信号の読出動作はフ
レーム読出方式に切換えられ、この結果、このときに
は、垂直解像度の向上は望めないが、ギラツキの発生は
充分に抑えられることになる。
より、CCD撮像素子1による画像信号の読出動作はフ
レーム読出方式に切換えられ、この結果、このときに
は、垂直解像度の向上は望めないが、ギラツキの発生は
充分に抑えられることになる。
【0016】次に、CCD撮像素子1を用いているテレ
ビジョンカメラにより撮像中の被写体が風景や静物など
で、且つ、パニングなどのカメラ操作がなされていない
ときで、静止状態になっていた場合には、今度は静止判
定回路6による判定信号Bがレベル“1”になる。
ビジョンカメラにより撮像中の被写体が風景や静物など
で、且つ、パニングなどのカメラ操作がなされていない
ときで、静止状態になっていた場合には、今度は静止判
定回路6による判定信号Bがレベル“1”になる。
【0017】そこで、このときには、読出切換回路7に
より、CCD撮像素子1による画像信号の読出動作はフ
ィールド読出方式に切換えられ、この結果、垂直解像度
の低下が充分に抑えられることになる。
より、CCD撮像素子1による画像信号の読出動作はフ
ィールド読出方式に切換えられ、この結果、垂直解像度
の低下が充分に抑えられることになる。
【0018】一般に、映像に動きが有るときには、解像
度が多少劣っていても、画質えの影響はあまりない。他
方、映像に動きがないときには、残像があっても問題に
はならず、ギラツキも本質的に発生しない。従って、こ
の実施例によれば、映像に動きが有るときでのギラツキ
の発生と、映像が停止しているときでの解像度の低下が
なくなり、このため、画質を充分に向上させることがで
きる。
度が多少劣っていても、画質えの影響はあまりない。他
方、映像に動きがないときには、残像があっても問題に
はならず、ギラツキも本質的に発生しない。従って、こ
の実施例によれば、映像に動きが有るときでのギラツキ
の発生と、映像が停止しているときでの解像度の低下が
なくなり、このため、画質を充分に向上させることがで
きる。
【0019】図2は静止判定回路6の一実施例で、フレ
ームメモリ8と、比較回路9とで構成されている。フレ
ームメモリ8は、映像信号Aを入力し、それを1フレー
ム期間記憶し、1フレーム期間遅延した映像信号A’を
出力する働きをする。比較回路9は、映像信号Aと、1
フレーム期間遅延した映像信号A’とを比較し、これら
の信号間に差が生じている間はレベル“0”になり、差
が検出されないときにはレベル“1”になる判定信号B
を発生する働きをする。
ームメモリ8と、比較回路9とで構成されている。フレ
ームメモリ8は、映像信号Aを入力し、それを1フレー
ム期間記憶し、1フレーム期間遅延した映像信号A’を
出力する働きをする。比較回路9は、映像信号Aと、1
フレーム期間遅延した映像信号A’とを比較し、これら
の信号間に差が生じている間はレベル“0”になり、差
が検出されないときにはレベル“1”になる判定信号B
を発生する働きをする。
【0020】いま、CCD撮像素子1を用いているテレ
ビジョンカメラにより撮像中の被写体が動きを持ってい
た場合には、或るフレーム期間での映像信号と、その直
後に続くフレーム期間での映像信号との間に差を生じ、
他方、動きが停止していたときには、或るフレーム期間
での映像信号と、その直後に続くフレーム期間での映像
信号とが一致する筈である。そして、比較回路9には、
映像信号Aと、この信号を1フレーム期間遅延した映像
信号A’とが入力されるのであるから、結局、この図2
の静止判定回路6によれば、確実に判定信号Bを発生さ
せることができる。
ビジョンカメラにより撮像中の被写体が動きを持ってい
た場合には、或るフレーム期間での映像信号と、その直
後に続くフレーム期間での映像信号との間に差を生じ、
他方、動きが停止していたときには、或るフレーム期間
での映像信号と、その直後に続くフレーム期間での映像
信号とが一致する筈である。そして、比較回路9には、
映像信号Aと、この信号を1フレーム期間遅延した映像
信号A’とが入力されるのであるから、結局、この図2
の静止判定回路6によれば、確実に判定信号Bを発生さ
せることができる。
【0021】ところで、以上の実施例では、CCD撮像
素子1が1個用いられている場合について説明したが、
本発明は、カラーテレビジョンカメラなどで複数個のC
CD撮像素子を用いているテレビジョンカメラにも、同
様に適用可能なことはいうまでもない。
素子1が1個用いられている場合について説明したが、
本発明は、カラーテレビジョンカメラなどで複数個のC
CD撮像素子を用いているテレビジョンカメラにも、同
様に適用可能なことはいうまでもない。
【0022】また、上記実施例では、CCD撮像素子1
の読出方式をフィールド読出方式トフレーム読出方式に
切換える場合についてのものであるが、このうちのフレ
ーム読出方式に代えて、上記したCCD撮像素子からの
信号の読出は従来のフレーム読出方式と同じにし、蓄積
時間だけを1フィールド期間にした方式を採用しても良
い。そして、このときには、読出方式の切換により映像
信号のレベルが変化してしまうから、前置増幅器3、或
いはプロセス増幅器4として、電気的な信号により出力
レベルを高低2段に切換可能なものを用い、これを判定
信号Bにより制御し、映像信号Aのレベルが読出方式の
切換により変化しないように構成しても良い。
の読出方式をフィールド読出方式トフレーム読出方式に
切換える場合についてのものであるが、このうちのフレ
ーム読出方式に代えて、上記したCCD撮像素子からの
信号の読出は従来のフレーム読出方式と同じにし、蓄積
時間だけを1フィールド期間にした方式を採用しても良
い。そして、このときには、読出方式の切換により映像
信号のレベルが変化してしまうから、前置増幅器3、或
いはプロセス増幅器4として、電気的な信号により出力
レベルを高低2段に切換可能なものを用い、これを判定
信号Bにより制御し、映像信号Aのレベルが読出方式の
切換により変化しないように構成しても良い。
【0023】なお、上記実施例では特に説明しなかった
が、CCD撮像素子1の読出方式の切換のタイミングと
しては、ノイズやショックの発生を抑えるため、垂直ブ
ランキング期間中に含まれるようにするのが望ましいこ
とはいうまでもない。
が、CCD撮像素子1の読出方式の切換のタイミングと
しては、ノイズやショックの発生を抑えるため、垂直ブ
ランキング期間中に含まれるようにするのが望ましいこ
とはいうまでもない。
【0024】さらに、本発明はアナログ、ディジタル何
れの方式によって実施してもよいことも、いうまでもな
いことである。
れの方式によって実施してもよいことも、いうまでもな
いことである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、CCD撮像素子を用い
たテレビジョンカメラにおいて、被写体に動きがあり、
垂直解像度の低下があまり画質に影響しないときには、
フィールド読出方式で動作するのでギラツキの発生が抑
えられ、動きが止まっているときにはフレーム読出方式
になるので、垂直解像度が低下するのが抑えられること
になり、画質の劣化を充分に抑えることができる。
たテレビジョンカメラにおいて、被写体に動きがあり、
垂直解像度の低下があまり画質に影響しないときには、
フィールド読出方式で動作するのでギラツキの発生が抑
えられ、動きが止まっているときにはフレーム読出方式
になるので、垂直解像度が低下するのが抑えられること
になり、画質の劣化を充分に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョンカメラの一実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明における静止判定回路の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
1 CCD撮像素子 2 CDS回路 3 前置増幅器 4 プロセス増幅器 5 映像信号出力端子 6 静止判定回路 7 読出切換回路 8 フレームメモリ 9 読出切換回路
Claims (3)
- 【請求項1】 CCD撮像素子による画像信号の読出動
作をフィールド読出方式で行なうようにしたテレビジョ
ンカメラにおいて、撮像中の被写体に動きがあるか否か
を判別する判定手段と、上記CCD撮像素子による画像
信号の読出方式を切換える切換手段とを設け、上記被写
体が静止状態にあると判断されたときには、上記CCD
撮像素子による画像信号の読出動作をフレーム読出方式
に切換えるように構成したことを特徴とするテレビジョ
ンカメラ。 - 【請求項2】 請求項1の発明において、上記判定手段
が、上記CCD撮像素子から読出した画像信号を記憶す
るフレームメモリと、このフレームメモリの出力と上記
CCD撮像素子から読出した画像信号の双方を入力とす
る画像信号比較手段で構成されていることを特徴とする
テレビジョンカメラ。 - 【請求項3】 請求項1の発明において、上記画像信号
の出力レベルを高低2段に切換える手段を設け、上記C
CD撮像素子による画像信号の読出動作が一方の読出方
式に切換えられたときには、画像信号の出力レベルが高
い方に切換えられるように構成したことを特徴とするテ
レビジョンカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4088833A JPH05292404A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | テレビジョンカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4088833A JPH05292404A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | テレビジョンカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292404A true JPH05292404A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13953952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4088833A Pending JPH05292404A (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | テレビジョンカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05292404A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010038710A1 (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | シャープ株式会社 | 放射線画像撮影システム |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP4088833A patent/JPH05292404A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010038710A1 (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | シャープ株式会社 | 放射線画像撮影システム |
CN102170828A (zh) * | 2008-09-30 | 2011-08-31 | 夏普株式会社 | 射线照相成像系统 |
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