JPH05292401A - スーパインポーズ装置 - Google Patents
スーパインポーズ装置Info
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- JPH05292401A JPH05292401A JP4086893A JP8689392A JPH05292401A JP H05292401 A JPH05292401 A JP H05292401A JP 4086893 A JP4086893 A JP 4086893A JP 8689392 A JP8689392 A JP 8689392A JP H05292401 A JPH05292401 A JP H05292401A
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- JP
- Japan
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- signal
- screen
- aspect ratio
- video signal
- wide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】字幕の文字を、ノーマル画面の場合とワイド画
面の場合とでそれぞれの最適位置にスーパインポーズす
る。 【構成】ワイド画面の判別信号により、アスペクト比変
換手段と字幕位置切り換え手段とを制御する。 【効果】字幕の文字が映像をさえぎることによる妨害を
少なくできる。
面の場合とでそれぞれの最適位置にスーパインポーズす
る。 【構成】ワイド画面の判別信号により、アスペクト比変
換手段と字幕位置切り換え手段とを制御する。 【効果】字幕の文字が映像をさえぎることによる妨害を
少なくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、字幕を映像にスーパイ
ンポーズする装置に関する。
ンポーズする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号に字幕などの文字をスーパイン
ポーズする装置として、例えば、テレビジョン学会誌第
40巻第1号第40頁から第45頁に述べられている、文字放
送を利用した字幕放送がある。これは、映像信号の垂直
ブランキング期間にコード化されて多重された字幕の文
字信号を読み取り、映像信号にスーパインポーズするも
のである。
ポーズする装置として、例えば、テレビジョン学会誌第
40巻第1号第40頁から第45頁に述べられている、文字放
送を利用した字幕放送がある。これは、映像信号の垂直
ブランキング期間にコード化されて多重された字幕の文
字信号を読み取り、映像信号にスーパインポーズするも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スーパインポーズされ
た字幕はその部分の映像信号を隠してしまうという問題
がある。一般には、字幕が画面の中央部をさえぎること
がないように、画面の端の部分、特に下端に横書きでス
ーパインポーズされることが多い。ところで、横縦比が
4:3の画面(以下、ノーマル画面と称す)の映像信号
を、横縦比が16:9の画面(以下、ワイド画面と称
す)に表示する方法のひとつとして、ノーマル画面の上
下をカットしてワイド画面の信号に変換して表示する方
法があるが、この方法では画面の下端にスーパインポー
ズされた字幕がカットされてしまう。
た字幕はその部分の映像信号を隠してしまうという問題
がある。一般には、字幕が画面の中央部をさえぎること
がないように、画面の端の部分、特に下端に横書きでス
ーパインポーズされることが多い。ところで、横縦比が
4:3の画面(以下、ノーマル画面と称す)の映像信号
を、横縦比が16:9の画面(以下、ワイド画面と称
す)に表示する方法のひとつとして、ノーマル画面の上
下をカットしてワイド画面の信号に変換して表示する方
法があるが、この方法では画面の下端にスーパインポー
ズされた字幕がカットされてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】ノーマル画面の映像信号
をワイド画面に表示する他の方法として、ノーマル画面
の左右に無信号部分を付加してワイド画面の信号に変換
して表示する方法があるが、上記の課題は、この左右に
付加した無信号部分に字幕をスーパインポーズすること
で解決できる。そこで、本発明では、映像信号がノーマ
ル画面であるかワイド画面であるかを判別する手段と、
映像信号がノーマル画面である場合に画面の左右両端に
無信号部分を付加してワイド信号に変換する手段と、字
幕をスーパインポーズする位置を画面の下端と右端とに
切替る手段とを設ける。
をワイド画面に表示する他の方法として、ノーマル画面
の左右に無信号部分を付加してワイド画面の信号に変換
して表示する方法があるが、上記の課題は、この左右に
付加した無信号部分に字幕をスーパインポーズすること
で解決できる。そこで、本発明では、映像信号がノーマ
ル画面であるかワイド画面であるかを判別する手段と、
映像信号がノーマル画面である場合に画面の左右両端に
無信号部分を付加してワイド信号に変換する手段と、字
幕をスーパインポーズする位置を画面の下端と右端とに
切替る手段とを設ける。
【0005】
【作用】本発明では、映像信号がノーマル画面であるか
ワイド画面であるかを判別し、その結果、映像信号がワ
イド画面である場合には、字幕を画面の下端に横書きで
スーパインポーズする。ワイド画面に横書きで字幕を表
示する場合は、1行に表示できる文字数が多いので、縦
書きで複数行に表示する場合よりも映像の中央部分に対
する妨害は少ない。
ワイド画面であるかを判別し、その結果、映像信号がワ
イド画面である場合には、字幕を画面の下端に横書きで
スーパインポーズする。ワイド画面に横書きで字幕を表
示する場合は、1行に表示できる文字数が多いので、縦
書きで複数行に表示する場合よりも映像の中央部分に対
する妨害は少ない。
【0006】また、映像信号がノーマル画面である場合
には、画面の左右両端に無信号部分を付加してワイド信
号に変換し、字幕を画面の右端に縦書きでスーパインポ
ーズする。縦書きの場合は横書きの場合に比べて1行に
表示できる文字数が少くなるが、字幕が複数行になった
としても無信号部分の範囲内であれば映像を隠すことが
ない。
には、画面の左右両端に無信号部分を付加してワイド信
号に変換し、字幕を画面の右端に縦書きでスーパインポ
ーズする。縦書きの場合は横書きの場合に比べて1行に
表示できる文字数が少くなるが、字幕が複数行になった
としても無信号部分の範囲内であれば映像を隠すことが
ない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2、図
3、図4、図5および図6を用いて説明する。
3、図4、図5および図6を用いて説明する。
【0008】図1は本発明による一実施例の回路ブロッ
ク図であり、1は磁気テ−プ、2および3はビデオヘッ
ド、4は再生制御回路、5はデータ抽出回路、6は字幕
データ識別回路、7はワイド画面判別回路、8はランダ
ムアクセスメモリ(以下、RAMと記す)、9は書込み
アドレス発生回路、10は読出し専用メモリ(以下、RO
Mと記す)、11は映像信号処理回路、12は同期信号分離
回路、13はクロック発生回路、14は水平カウンタ、15は
垂直カウンタ、16はアスペクト比変換回路、17はスイッ
チ、18はスーパインポーズ回路、19は映像出力端子であ
る。
ク図であり、1は磁気テ−プ、2および3はビデオヘッ
ド、4は再生制御回路、5はデータ抽出回路、6は字幕
データ識別回路、7はワイド画面判別回路、8はランダ
ムアクセスメモリ(以下、RAMと記す)、9は書込み
アドレス発生回路、10は読出し専用メモリ(以下、RO
Mと記す)、11は映像信号処理回路、12は同期信号分離
回路、13はクロック発生回路、14は水平カウンタ、15は
垂直カウンタ、16はアスペクト比変換回路、17はスイッ
チ、18はスーパインポーズ回路、19は映像出力端子であ
る。
【0009】図2は磁気テープ1に記録された信号の記
録パターンを示しており、20はビデオヘッドが記録時に
1回のトレースで記録した1トラックの信号である。そ
のうち21は映像信号の記録領域、22は字幕データおよび
ワイド画面判別信号の記録領域、23はPCM音声信号の
記録領域である。一般に磁気テープを記録媒体とした映
像信号の磁気記録再生装置では、回転する複数のビデオ
ヘッドを切替えながら信号を記録あるいは再生している
ので、図2に示すように映像信号の記録領域20の延長線
上に字幕データおよびワイド画面判別信号の記録領域22
やPCM音声信号の記録領域23を位置させて記録してお
けば、映像信号を再生しながら、同時に字幕データおよ
びワイド画面判別信号、あるいはPCM音声信号を再生
することができる。
録パターンを示しており、20はビデオヘッドが記録時に
1回のトレースで記録した1トラックの信号である。そ
のうち21は映像信号の記録領域、22は字幕データおよび
ワイド画面判別信号の記録領域、23はPCM音声信号の
記録領域である。一般に磁気テープを記録媒体とした映
像信号の磁気記録再生装置では、回転する複数のビデオ
ヘッドを切替えながら信号を記録あるいは再生している
ので、図2に示すように映像信号の記録領域20の延長線
上に字幕データおよびワイド画面判別信号の記録領域22
やPCM音声信号の記録領域23を位置させて記録してお
けば、映像信号を再生しながら、同時に字幕データおよ
びワイド画面判別信号、あるいはPCM音声信号を再生
することができる。
【0010】図1において、ビデオヘッド2および3は
磁気テープ1に記録されている信号を電気信号に変換し
再生制御回路4へ供給する。再生制御回路4はこのビデ
オヘッド2および3からの再生信号を切替ながら、映像
信号を映像信号処理回路11へ供給し、また、字幕デー
タおよびワイド画面判別信号を含む再生信号をデータ抽
出回路5へ供給する。データ抽出回路5は、供給された
信号から字幕データおよびワイド画面判別信号を抽出
し、字幕データ識別回路6とワイド画面判別回路7とに
供給する。字幕データ識別回路6は、供給された信号か
ら字幕データを識別し、文字の種類を示す文字コードを
発生、これを1文字分ずつ、順次、RAM8に書き込ん
でいく。また同時に、字幕データを識別したことを書込
みアドレス発生回路9へ伝える。ここで、RAM8は1
画面分の文字コードを記憶できる記憶領域を持っている
ものとし、記憶領域の番地(アドレス)と画面上での文
字の位置が一対一対応しているものとする。ワイド画面
判別回路7は供給された信号からワイド画面判別信号を
識別し、ワイド画面であるかノーマル画面であるかを判
別し、この結果を書込みアドレス発生回路9とスイッチ
17へ供給する。
磁気テープ1に記録されている信号を電気信号に変換し
再生制御回路4へ供給する。再生制御回路4はこのビデ
オヘッド2および3からの再生信号を切替ながら、映像
信号を映像信号処理回路11へ供給し、また、字幕デー
タおよびワイド画面判別信号を含む再生信号をデータ抽
出回路5へ供給する。データ抽出回路5は、供給された
信号から字幕データおよびワイド画面判別信号を抽出
し、字幕データ識別回路6とワイド画面判別回路7とに
供給する。字幕データ識別回路6は、供給された信号か
ら字幕データを識別し、文字の種類を示す文字コードを
発生、これを1文字分ずつ、順次、RAM8に書き込ん
でいく。また同時に、字幕データを識別したことを書込
みアドレス発生回路9へ伝える。ここで、RAM8は1
画面分の文字コードを記憶できる記憶領域を持っている
ものとし、記憶領域の番地(アドレス)と画面上での文
字の位置が一対一対応しているものとする。ワイド画面
判別回路7は供給された信号からワイド画面判別信号を
識別し、ワイド画面であるかノーマル画面であるかを判
別し、この結果を書込みアドレス発生回路9とスイッチ
17へ供給する。
【0011】書込みアドレス発生回路9は字幕データ識
別回路6からの信号を受けて、RAM8への書込みタイ
ミングに合わせて2つの系列の書込みアドレスを選択的
に発生する。この2つの系列の書込みアドレスについて
図3を用いて説明する。図3はRAM8の記憶領域を示
すメモリマップである。図中の記憶領域の縦横は画面の
縦横に対応しており、一つのマス目に1文字分の文字コ
ードが記憶されるものとする。2つの書込みアドレス系
列のうち、第一のアドレス系列は字幕を画面の下端に横
書きで表示するためのものであり、図3において{A0,
A1,A2,・・・・}で表す位置に対応するアドレスの系
列である。また、第二のアドレス系列は字幕を画面の右
端に縦書きで表示するためのものであり、図3において
{B0,B1,B2,・・・・}で表す位置に対応するアドレ
スの系列である。
別回路6からの信号を受けて、RAM8への書込みタイ
ミングに合わせて2つの系列の書込みアドレスを選択的
に発生する。この2つの系列の書込みアドレスについて
図3を用いて説明する。図3はRAM8の記憶領域を示
すメモリマップである。図中の記憶領域の縦横は画面の
縦横に対応しており、一つのマス目に1文字分の文字コ
ードが記憶されるものとする。2つの書込みアドレス系
列のうち、第一のアドレス系列は字幕を画面の下端に横
書きで表示するためのものであり、図3において{A0,
A1,A2,・・・・}で表す位置に対応するアドレスの系
列である。また、第二のアドレス系列は字幕を画面の右
端に縦書きで表示するためのものであり、図3において
{B0,B1,B2,・・・・}で表す位置に対応するアドレ
スの系列である。
【0012】図1において書込みアドレス発生回路9は
ワイド画面判別回路7の判別結果に従い、ワイド画面と
判別した場合には第一のアドレス系列{A0,A1,A2,・
・・・}を発生し、ノーマル画面と判別した場合には第
二のアドレス系列{B0,B1,B2,・・・・}を発生し、
文字コードはこのアドレスで指定されるRAM8の記憶
領域に、順次、記憶される。
ワイド画面判別回路7の判別結果に従い、ワイド画面と
判別した場合には第一のアドレス系列{A0,A1,A2,・
・・・}を発生し、ノーマル画面と判別した場合には第
二のアドレス系列{B0,B1,B2,・・・・}を発生し、
文字コードはこのアドレスで指定されるRAM8の記憶
領域に、順次、記憶される。
【0013】一方、再生制御回路4から映像信号処理回
路11に供給される信号に含まれる映像信号は、一般に、
磁気記録に適した信号に変換されているため、映像信号
処理回路11はこれを元の映像信号に変換する。同期信号
分離回路12は映像信号処理回路11からの映像信号に含ま
れている画面の水平同期信号および垂直同期信号を分離
して出力する。クロック発生回路13は水平同期信号に同
期し、1クロックのパルス幅が画面上にスーパインポー
ズした文字パタンの1ドット幅となる周波数のクロック
を発生する。水平カウンタ14は、水平同期信号により初
期化され、クロック信号のパルス数をカウントするカウ
ンタである。また、垂直カウンタ15は、垂直同期信号に
より初期化され、水平同期信号のパルス数をカウントす
るカウンタである。この水平カウンタ14および垂直カウ
ンタ15の上位カウント出力を、読出しアドレスとしてR
AM8に供給する。図3における記憶領域24の横方向の
読出しアドレスとして水平カウンタ14の上位出力を、同
じく縦方向の読出しアドレスとして垂直カウンタ15の上
位出力を用いることで、再生映像信号に同期した、画面
の位置に対応する文字コードがRAM8から読出され
る。
路11に供給される信号に含まれる映像信号は、一般に、
磁気記録に適した信号に変換されているため、映像信号
処理回路11はこれを元の映像信号に変換する。同期信号
分離回路12は映像信号処理回路11からの映像信号に含ま
れている画面の水平同期信号および垂直同期信号を分離
して出力する。クロック発生回路13は水平同期信号に同
期し、1クロックのパルス幅が画面上にスーパインポー
ズした文字パタンの1ドット幅となる周波数のクロック
を発生する。水平カウンタ14は、水平同期信号により初
期化され、クロック信号のパルス数をカウントするカウ
ンタである。また、垂直カウンタ15は、垂直同期信号に
より初期化され、水平同期信号のパルス数をカウントす
るカウンタである。この水平カウンタ14および垂直カウ
ンタ15の上位カウント出力を、読出しアドレスとしてR
AM8に供給する。図3における記憶領域24の横方向の
読出しアドレスとして水平カウンタ14の上位出力を、同
じく縦方向の読出しアドレスとして垂直カウンタ15の上
位出力を用いることで、再生映像信号に同期した、画面
の位置に対応する文字コードがRAM8から読出され
る。
【0014】ROM10には、字幕表示に必要な文字のド
ットパタンが書込まれているものとし、文字の種類を示
す文字コードと、ドットの水平方向および垂直方向の位
置とをアドレスとして入力すると、そのドットの信号レ
ベルが出力されるものとする。図1において、RAM8
から読出した文字コードと、水平カウンタ14の下位のカ
ウント出力および垂直カウンタ15の下位のカウント出力
とをROM10に供給することで、スーパインポーズする
字幕の文字パタン信号が出力に得られる。
ットパタンが書込まれているものとし、文字の種類を示
す文字コードと、ドットの水平方向および垂直方向の位
置とをアドレスとして入力すると、そのドットの信号レ
ベルが出力されるものとする。図1において、RAM8
から読出した文字コードと、水平カウンタ14の下位のカ
ウント出力および垂直カウンタ15の下位のカウント出力
とをROM10に供給することで、スーパインポーズする
字幕の文字パタン信号が出力に得られる。
【0015】アスペクト比変換回路16は映像信号処理回
路からの映像信号がノーマル画面の場合に、これをワイ
ド画面に変換する回路である。この変換動作について図
4を用いて説明する。図1において25はアスペクト比変
換回路16の入力信号であり、図4において25はその信号
波形を、26は1水平走査期間を、27は映像表示期間を示
している。アスペクト比変換回路16は、入力信号25の映
像表示期間30を時間軸圧縮するもので、例えば、映像表
示期間の信号をメモリに書込み、これを高速に読出すこ
とで実現できる。図1において28はアスペクト比変換回
路16の出力信号であり、図4において28はその信号波形
を、29は1水平走査期間を、30は時間軸圧縮された映像
表示期間を示している。時間軸圧縮したことにより生じ
る期間31および32は、画面上に表示したときに黒色とな
るレベルとする。
路からの映像信号がノーマル画面の場合に、これをワイ
ド画面に変換する回路である。この変換動作について図
4を用いて説明する。図1において25はアスペクト比変
換回路16の入力信号であり、図4において25はその信号
波形を、26は1水平走査期間を、27は映像表示期間を示
している。アスペクト比変換回路16は、入力信号25の映
像表示期間30を時間軸圧縮するもので、例えば、映像表
示期間の信号をメモリに書込み、これを高速に読出すこ
とで実現できる。図1において28はアスペクト比変換回
路16の出力信号であり、図4において28はその信号波形
を、29は1水平走査期間を、30は時間軸圧縮された映像
表示期間を示している。時間軸圧縮したことにより生じ
る期間31および32は、画面上に表示したときに黒色とな
るレベルとする。
【0016】図1において、スイッチ回路17はワイド画
面判別回路7の判別結果を受けて、ワイド画面と判別し
た場合には映像信号処理回路11の出力信号を、ノーマル
画面と判別した場合にはアスペクト比変換回路16からの
出力信号を、スーパインポーズ回路18へと供給する。ス
ーパインポーズ回路18は、このスイッチ回路17からの映
像信号に、ROM10からの文字パタン信号をスーパイン
ポーズして、映像出力端子19に出力する。
面判別回路7の判別結果を受けて、ワイド画面と判別し
た場合には映像信号処理回路11の出力信号を、ノーマル
画面と判別した場合にはアスペクト比変換回路16からの
出力信号を、スーパインポーズ回路18へと供給する。ス
ーパインポーズ回路18は、このスイッチ回路17からの映
像信号に、ROM10からの文字パタン信号をスーパイン
ポーズして、映像出力端子19に出力する。
【0017】出力端子19に得られる映像信号を例えばワ
イド画面用のモニタに表示した場合の表示画面の例を図
5および図6に示す。図5は磁気テープ1に記録された
映像信号がワイド画面である場合の表示例であり、31は
全体の表示画面を、S0,S1,S2,・・・・はスーパイン
ポーズされた字幕の文字の位置を示している。このよう
に、ワイドの映像信号を再生した場合には、画面いっぱ
いに映像が表示され、字幕は画面の下部に横書きでスー
パインポーズされる。図6は磁気テープ1に記録された
映像信号がノーマル画面である場合の表示例であり、図
5と同様に31は全体の表示画面を、S0,S1,S2,・・・
・はスーパインポーズされた字幕の文字の位置を示して
いる。32は映像が表示される部分で、33および34は映像
が無く黒色が表示される部分である。このように、ノー
マルの映像信号を再生した場合には、画面の中央部分に
映像が表示され、左右には黒色の無信号部分が表示され
る。字幕は画面の右の無信号部分34に縦書きでスーパイ
ンポーズされる。
イド画面用のモニタに表示した場合の表示画面の例を図
5および図6に示す。図5は磁気テープ1に記録された
映像信号がワイド画面である場合の表示例であり、31は
全体の表示画面を、S0,S1,S2,・・・・はスーパイン
ポーズされた字幕の文字の位置を示している。このよう
に、ワイドの映像信号を再生した場合には、画面いっぱ
いに映像が表示され、字幕は画面の下部に横書きでスー
パインポーズされる。図6は磁気テープ1に記録された
映像信号がノーマル画面である場合の表示例であり、図
5と同様に31は全体の表示画面を、S0,S1,S2,・・・
・はスーパインポーズされた字幕の文字の位置を示して
いる。32は映像が表示される部分で、33および34は映像
が無く黒色が表示される部分である。このように、ノー
マルの映像信号を再生した場合には、画面の中央部分に
映像が表示され、左右には黒色の無信号部分が表示され
る。字幕は画面の右の無信号部分34に縦書きでスーパイ
ンポーズされる。
【0018】以上のように本実施例では、ノーマルの映
像をワイド画面のモニタに表示した場合には、ワイドの
映像に変換した後、画面の左右に生じる無信号の部分に
字幕をスーパインポーズするので、字幕の文字が映像を
さえぎることがない。また、ワイドの映像をワイド画面
のモニタに表示した場合には、画面の下部に字幕をスー
パインポーズするので、ワイド画面の持つ左右の広がり
感を損なうことがない。さらに、テープに記録されてい
る映像信号がワイドであるかノーマルであるかを判別し
て、自動的に字幕の位置を切り換えるので、使用者がこ
れを選択する必要がない。
像をワイド画面のモニタに表示した場合には、ワイドの
映像に変換した後、画面の左右に生じる無信号の部分に
字幕をスーパインポーズするので、字幕の文字が映像を
さえぎることがない。また、ワイドの映像をワイド画面
のモニタに表示した場合には、画面の下部に字幕をスー
パインポーズするので、ワイド画面の持つ左右の広がり
感を損なうことがない。さらに、テープに記録されてい
る映像信号がワイドであるかノーマルであるかを判別し
て、自動的に字幕の位置を切り換えるので、使用者がこ
れを選択する必要がない。
【0019】また、本実施例の文字コードを記憶するR
AM8は、画面全体に文字を表示できる記憶領域を持っ
ているので、本実施例に、再生・巻き戻し・早送りなど
の磁気テープ1の走行状態や、日付や時刻などのさまざ
まな情報を画面に表示する機能を付加した場合に、これ
らの文字コードを記憶する手段として兼用することが可
能である。
AM8は、画面全体に文字を表示できる記憶領域を持っ
ているので、本実施例に、再生・巻き戻し・早送りなど
の磁気テープ1の走行状態や、日付や時刻などのさまざ
まな情報を画面に表示する機能を付加した場合に、これ
らの文字コードを記憶する手段として兼用することが可
能である。
【0020】次に、本発明による第二の実施例を図7を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0021】図7は本発明による第二の実施例の回路ブ
ロック図であり、図7において、38はワイド画面判別回
路、35はRAM、36は書込みアドレス発生回路、37は読
出しアドレス発生回路である。図1の実施例と同一の部
分には同一の符号を付している。
ロック図であり、図7において、38はワイド画面判別回
路、35はRAM、36は書込みアドレス発生回路、37は読
出しアドレス発生回路である。図1の実施例と同一の部
分には同一の符号を付している。
【0022】本実施例では、ワイド画面の判別信号が映
像信号の垂直ブランキング期間に多重されて、磁気テー
プ1に記録されているものとする。図7において、ワイ
ド画面判別回路38は、映像信号処理回路11からの再生映
像信号から上記のワイド画面判別信号を読み取り、ワイ
ド画面の判別を行う回路である。
像信号の垂直ブランキング期間に多重されて、磁気テー
プ1に記録されているものとする。図7において、ワイ
ド画面判別回路38は、映像信号処理回路11からの再生映
像信号から上記のワイド画面判別信号を読み取り、ワイ
ド画面の判別を行う回路である。
【0023】また、RAM35は、画面に一度に表示する
字幕分の文字コードを記憶することができる記憶容量を
持つものとする。書き込みアドレス発生回路36は、字幕
データ識別回路6が読み取った文字コードを、読み取っ
た順に順次、RAM35に書き込むようシリアルアドレス
を発生する。読出しアドレス発生回路37は、水平カウン
タ14と垂直カウンタ15とのカウント出力で表される画面
上での位置から、字幕を表示するタイミングを判定し、
RAM35およびROM10の読出しアドレスを発生する。
このアドレスの値と発生タイミングを、ワイド画面判別
回路38の判別結果により切り換えることで、図1の実施
例と同様に字幕の位置を自動的に切り換えることが可能
である。すなわち、水平カウンタ14と垂直カウンタ15と
のカウント出力値が、図5あるいは図6のS0の位置に対
応する値となったときに、最初の文字コードが記憶され
ているアドレスを発生する。以下、S1,S2,・・・・も
同様である。
字幕分の文字コードを記憶することができる記憶容量を
持つものとする。書き込みアドレス発生回路36は、字幕
データ識別回路6が読み取った文字コードを、読み取っ
た順に順次、RAM35に書き込むようシリアルアドレス
を発生する。読出しアドレス発生回路37は、水平カウン
タ14と垂直カウンタ15とのカウント出力で表される画面
上での位置から、字幕を表示するタイミングを判定し、
RAM35およびROM10の読出しアドレスを発生する。
このアドレスの値と発生タイミングを、ワイド画面判別
回路38の判別結果により切り換えることで、図1の実施
例と同様に字幕の位置を自動的に切り換えることが可能
である。すなわち、水平カウンタ14と垂直カウンタ15と
のカウント出力値が、図5あるいは図6のS0の位置に対
応する値となったときに、最初の文字コードが記憶され
ているアドレスを発生する。以下、S1,S2,・・・・も
同様である。
【0024】本実施例の他の部分の動作については、図
1の実施例と同じであるので、説明は省略する。
1の実施例と同じであるので、説明は省略する。
【0025】本実施例によれば、図1の実施例と同様
に、ノーマルの映像をワイド画面のモニタに表示した場
合には、ワイドの映像に変換した後、画面の左右に生じ
る無信号の部分に字幕をスーパインポーズするので、字
幕の文字が映像をさえぎることがない。また、ワイドの
映像をワイド画面のモニタに表示した場合には、画面の
下部に字幕をスーパインポーズするので、ワイド画面の
持つ左右の広がり感を損なうことがない。さらに、テー
プに記録されている映像信号がワイドであるかノーマル
であるかを判別して、自動的に字幕の位置を切り換える
ので、使用者がこれを選択する必要がない。また、RA
M35は字幕表示に最小限必要なだけの記憶容量を持って
いれば良いので、回路規模は図1の実施例よりも小さ
い。
に、ノーマルの映像をワイド画面のモニタに表示した場
合には、ワイドの映像に変換した後、画面の左右に生じ
る無信号の部分に字幕をスーパインポーズするので、字
幕の文字が映像をさえぎることがない。また、ワイドの
映像をワイド画面のモニタに表示した場合には、画面の
下部に字幕をスーパインポーズするので、ワイド画面の
持つ左右の広がり感を損なうことがない。さらに、テー
プに記録されている映像信号がワイドであるかノーマル
であるかを判別して、自動的に字幕の位置を切り換える
ので、使用者がこれを選択する必要がない。また、RA
M35は字幕表示に最小限必要なだけの記憶容量を持って
いれば良いので、回路規模は図1の実施例よりも小さ
い。
【0026】次に、本発明による第三の実施例を図8、
図9、表1および表2を用いて説明する。
図9、表1および表2を用いて説明する。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】図8は本発明による第三の実施例の回路ブ
ロック図であり、図1および図7の実施例と同一の部分
には同一の符号を付している。図8において、39はモー
ド制御回路、40はアスペクト比変換回路、41はモニタで
ある。
ロック図であり、図1および図7の実施例と同一の部分
には同一の符号を付している。図8において、39はモー
ド制御回路、40はアスペクト比変換回路、41はモニタで
ある。
【0030】図8において、アスペクト比変換回路40は
入力される映像信号の表示期間の信号を画面の水平方向
あるいは垂直方向に圧縮する回路である。水平方向の圧
縮動作は図1におけるアスペクト比変換回路16の動作と
同じであり、ノーマルの映像信号の左右に無信号部分を
付加してワイドの映像に変換するものである。これに対
し、垂直方向の圧縮動作は、ワイドの映像信号をノーマ
ルの映像信号に変換する回路であり、一画面分の映像表
示期間の信号を一旦、メモリに書き込み、走査線の信号
を間引くか補間するなどの方法により、走査線の数を減
らして読出すことで垂直方向の圧縮を行う。圧縮により
生じる画面上下の無信号の部分は、画面に表示した時に
黒色となるようなレベルとする。図9はこの画面の表示
例であり、31は表示画面全体、42は映像が表示される部
分、43および44は映像が無く黒色レベルが表示される部
分である。また、S0,S1,S2,・・・・はスーパインポ
ーズする字幕の位置を示している。
入力される映像信号の表示期間の信号を画面の水平方向
あるいは垂直方向に圧縮する回路である。水平方向の圧
縮動作は図1におけるアスペクト比変換回路16の動作と
同じであり、ノーマルの映像信号の左右に無信号部分を
付加してワイドの映像に変換するものである。これに対
し、垂直方向の圧縮動作は、ワイドの映像信号をノーマ
ルの映像信号に変換する回路であり、一画面分の映像表
示期間の信号を一旦、メモリに書き込み、走査線の信号
を間引くか補間するなどの方法により、走査線の数を減
らして読出すことで垂直方向の圧縮を行う。圧縮により
生じる画面上下の無信号の部分は、画面に表示した時に
黒色となるようなレベルとする。図9はこの画面の表示
例であり、31は表示画面全体、42は映像が表示される部
分、43および44は映像が無く黒色レベルが表示される部
分である。また、S0,S1,S2,・・・・はスーパインポ
ーズする字幕の位置を示している。
【0031】モニタ41は表示画面がワイドであるかノー
マルであるかの情報をモード制御回路39へ出力する機能
を有するものとする。モード制御回路39はこのモニタ41
からの信号とワイド画面判別回路38からの信号を受け、
読出しアドレス発生回路37、アスペクト比変換回路40お
よびスイッチ17を制御する。この制御の内容を表1およ
び表2を用いて説明する。表1はアスペクト比変換回路
40とスイッチ17の動作内容を示している。表2は字幕の
表示位置を制御する読出しアドレス発生回路37の動作内
容を示している。
マルであるかの情報をモード制御回路39へ出力する機能
を有するものとする。モード制御回路39はこのモニタ41
からの信号とワイド画面判別回路38からの信号を受け、
読出しアドレス発生回路37、アスペクト比変換回路40お
よびスイッチ17を制御する。この制御の内容を表1およ
び表2を用いて説明する。表1はアスペクト比変換回路
40とスイッチ17の動作内容を示している。表2は字幕の
表示位置を制御する読出しアドレス発生回路37の動作内
容を示している。
【0032】本実施例の他の部分の動作については、図
7の実施例と同じであるので、説明は省略する。
7の実施例と同じであるので、説明は省略する。
【0033】本実施例によれば、ノーマルの映像をワイ
ド画面のモニタに表示した場合には、画面の左右に生じ
る無信号の部分に縦書きで字幕をスーパインポーズす
る。ワイドの映像をノーマル画面のモニタに表示した場
合には、画面の上下に生じる無信号の部分に横書きで字
幕をスーパインポーズする。従って、字幕の文字が映像
をさえぎることがない。さらに、テープに記録されてい
る映像信号および表示するモニタの画面がワイドである
かノーマルであるかを判別して、自動的に字幕の位置を
切り換えるので、使用者がこれらを選択する必要がな
い。
ド画面のモニタに表示した場合には、画面の左右に生じ
る無信号の部分に縦書きで字幕をスーパインポーズす
る。ワイドの映像をノーマル画面のモニタに表示した場
合には、画面の上下に生じる無信号の部分に横書きで字
幕をスーパインポーズする。従って、字幕の文字が映像
をさえぎることがない。さらに、テープに記録されてい
る映像信号および表示するモニタの画面がワイドである
かノーマルであるかを判別して、自動的に字幕の位置を
切り換えるので、使用者がこれらを選択する必要がな
い。
【0034】次に、本発明による第四の実施例を図10、
図11、表3および表4を用いて説明する。
図11、表3および表4を用いて説明する。
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】図10は本発明による第四の実施例の回路ブ
ロック図であり、図1、図7および図8の実施例と同一
の部分には同一の符号を付している。図10において、45
はレターボックス画判別回路である。
ロック図であり、図1、図7および図8の実施例と同一
の部分には同一の符号を付している。図10において、45
はレターボックス画判別回路である。
【0038】レターボックス画とは、図9の表示画面例
のように、ノーマルの画面内の上下を無信号部分とした
画像を意味する。これは、ワイド画面の映像をノーマル
画面のモニタに表示するためのものであり、映画を磁気
テープに記録したり放送する場合などに用いられてい
る。また家庭用のビデオカメラで、レターボックス画を
出力する機能を有するものもある。
のように、ノーマルの画面内の上下を無信号部分とした
画像を意味する。これは、ワイド画面の映像をノーマル
画面のモニタに表示するためのものであり、映画を磁気
テープに記録したり放送する場合などに用いられてい
る。また家庭用のビデオカメラで、レターボックス画を
出力する機能を有するものもある。
【0039】本実施例では、図2に示す磁気テープ1の
記録領域22にレターボックス画の判別信号が記録されて
いるものとする。図10においてレターボックス画判別回
路45は、このレターボックス画判別信号を読み取り、判
別結果をモード制御回路39へ出力する。
記録領域22にレターボックス画の判別信号が記録されて
いるものとする。図10においてレターボックス画判別回
路45は、このレターボックス画判別信号を読み取り、判
別結果をモード制御回路39へ出力する。
【0040】モニタ41は、ワイド画面のモニタであり、
ノーマルの映像が入力された場合には、映像の上下の部
分をカットすることで入力信号をワイドの映像信号に変
換し、画面全体に表示するモードを有するものとする。
さらに、この映像の上下をカットするモードであるか否
かの情報を、モード制御回路39へ出力する。
ノーマルの映像が入力された場合には、映像の上下の部
分をカットすることで入力信号をワイドの映像信号に変
換し、画面全体に表示するモードを有するものとする。
さらに、この映像の上下をカットするモードであるか否
かの情報を、モード制御回路39へ出力する。
【0041】本実施例では、横書きの字幕位置を2種類
に切り換える機能を有するものとする。これを図11を用
いて説明する。図11において、31は表示画面全体であ
り、{S0,S1,S2,・・・・}と{M0,M1,M2,・・・
・}はスーパインポーズする字幕の2種類の位置を示し
ている。読み出しアドレス回路37は、この2種類の横書
きの字幕位置と、画面右端の縦書きの字幕位置とに対応
するタイミングで、それぞれのアドレスを選択的に発生
する。
に切り換える機能を有するものとする。これを図11を用
いて説明する。図11において、31は表示画面全体であ
り、{S0,S1,S2,・・・・}と{M0,M1,M2,・・・
・}はスーパインポーズする字幕の2種類の位置を示し
ている。読み出しアドレス回路37は、この2種類の横書
きの字幕位置と、画面右端の縦書きの字幕位置とに対応
するタイミングで、それぞれのアドレスを選択的に発生
する。
【0042】モード制御回路39はモニタ41からの信号
と、ワイド画面判別回路38からの信号、およびレターボ
ックス画判別回路45からの信号とを受け、読出しアドレ
ス発生回路37、アスペクト比変換回路40およびスイッチ
17を制御する。この制御の内容を表3および表4を用い
て説明する。表3はアスペクト比変換回路40とスイッチ
17の動作内容を示している。表4は字幕の表示位置を制
御する読出しアドレス発生回路37の動作内容を示してい
る。
と、ワイド画面判別回路38からの信号、およびレターボ
ックス画判別回路45からの信号とを受け、読出しアドレ
ス発生回路37、アスペクト比変換回路40およびスイッチ
17を制御する。この制御の内容を表3および表4を用い
て説明する。表3はアスペクト比変換回路40とスイッチ
17の動作内容を示している。表4は字幕の表示位置を制
御する読出しアドレス発生回路37の動作内容を示してい
る。
【0043】本実施例の他の部分の動作については、図
8の実施例と同じであるので、説明は省略する。
8の実施例と同じであるので、説明は省略する。
【0044】本実施例によれば、ノーマル画面の映像を
ワイド画面の映像に変換して表示する場合には、画面の
左右に生じる無信号の部分に縦書きで字幕をスーパイン
ポーズする。ただし、レターボックス画の場合には、画
面の上下にもともと存在する無信号部分に横書きで字幕
をスーパインポーズする。また、ワイド画面の映像をノ
ーマル画面の映像に変換して表示する場合には、画面の
上下に生じる無信号の部分に字幕をスーパインポーズす
る。従って、字幕の文字が映像をさえぎったり、モニタ
が字幕部分をカットしてしまうことがない。
ワイド画面の映像に変換して表示する場合には、画面の
左右に生じる無信号の部分に縦書きで字幕をスーパイン
ポーズする。ただし、レターボックス画の場合には、画
面の上下にもともと存在する無信号部分に横書きで字幕
をスーパインポーズする。また、ワイド画面の映像をノ
ーマル画面の映像に変換して表示する場合には、画面の
上下に生じる無信号の部分に字幕をスーパインポーズす
る。従って、字幕の文字が映像をさえぎったり、モニタ
が字幕部分をカットしてしまうことがない。
【0045】また、モニタが画面の上下をカットして表
示するモードの場合には、字幕がカットされないよう
に、字幕の位置を画面内側に切り換える。
示するモードの場合には、字幕がカットされないよう
に、字幕の位置を画面内側に切り換える。
【0046】さらに、本実施例はテープに記録されてい
る映像信号の画面の種類やモニタの表示モードを判別し
て、自動的に字幕の位置を切り換えるので、使用者がこ
れらを選択する必要がない。
る映像信号の画面の種類やモニタの表示モードを判別し
て、自動的に字幕の位置を切り換えるので、使用者がこ
れらを選択する必要がない。
【0047】本発明の実施例において、ワイド画面かノ
ーマル画面かの判別方法として、磁気テープ上の映像信
号の記録領域とは別の領域、あるいは、映像信号の垂直
ブランキング期間に記録されている判別信号を用いる方
法を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
ーマル画面かの判別方法として、磁気テープ上の映像信
号の記録領域とは別の領域、あるいは、映像信号の垂直
ブランキング期間に記録されている判別信号を用いる方
法を説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0048】以上、本発明を映像信号の再生装置に適用
した場合の実施例について述べたが、この他に、文字放
送による字幕番組などの受信装置にも本発明を適用でき
る。この場合には、受信した文字放送の文字コードに従
って発生した文字信号のスーパインポーズ位置を、上記
の実施例同様、ワイド画面かノーマル画面かの判別結果
に従って制御する。
した場合の実施例について述べたが、この他に、文字放
送による字幕番組などの受信装置にも本発明を適用でき
る。この場合には、受信した文字放送の文字コードに従
って発生した文字信号のスーパインポーズ位置を、上記
の実施例同様、ワイド画面かノーマル画面かの判別結果
に従って制御する。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ワイドやレターボック
スなどの画面の種類やモニタの表示モードによって、字
幕を最適位置にスーパインポーズできる。
スなどの画面の種類やモニタの表示モードによって、字
幕を最適位置にスーパインポーズできる。
【図1】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第一
の実施例のブロック図である。
の実施例のブロック図である。
【図2】字幕デ−タ信号などの記録エリア図である。
【図3】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第一
の実施例におけるランダムアクセスメモリのメモリマッ
プ図である。
の実施例におけるランダムアクセスメモリのメモリマッ
プ図である。
【図4】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第一
の実施例における水平圧縮回路の回路動作を示すタイミ
ングチャート図である。
の実施例における水平圧縮回路の回路動作を示すタイミ
ングチャート図である。
【図5】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第一
の実施例による画面の第一の表示例を示す図である。
の実施例による画面の第一の表示例を示す図である。
【図6】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第一
の実施例による画面の第二の表示例を示す図である。
の実施例による画面の第二の表示例を示す図である。
【図7】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第二
の実施例のブロック図である。
の実施例のブロック図である。
【図8】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第三
の実施例のブロック図である。
の実施例のブロック図である。
【図9】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第三
の実施例による画面の表示例を示す図である。
の実施例による画面の表示例を示す図である。
【図10】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第
四の実施例のブロック図である。
四の実施例のブロック図である。
【図11】本発明を適用したスーパインポーズ装置の第
四の実施例による画面の表示例を示す図である。
四の実施例による画面の表示例を示す図である。
6…字幕データ識別回路、 7…ワイド画面判別回路、 8…ランダムアクセスメモリ、 9…読出し専用メモリ、 16…アスペクト比変換回路、 18…スーパインポーズ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鮎澤 巖 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内
Claims (11)
- 【請求項1】映像信号に文字信号をスーパインポーズす
る手段を具備する装置において、 上記映像信号がNTSC方式のごとくアスペクト比(画
面の横縦比)4:3の映像信号(ノーマル信号)である
か、これより相対的に横方向に長いアスペクト比m:n
(m/n>4/3)の映像信号(ワイド信号)であるか
を示すアスペクト比判別信号を入力する手段と、 上記アスペクト比判別信号に基づいてスーパインポーズ
する文字の画面上での位置を制御する手段とを有するこ
とを特徴とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項2】請求項1において、 上記アスペクト比判別信号に基づいて、上記映像信号が
ノーマル信号の場合には画面左右に無信号部分を付加し
てワイド信号に変換するアスペクト比変換手段を有し、 上記スーパインポーズ位置制御手段は、上記アスペクト
比判別信号に基づいて、上記映像信号がノーマル信号の
場合には画面左右に付加した上記無信号部分に文字信号
をスーパインポーズするごとく構成されていることを特
徴とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項3】請求項1において、 上記アスペクト比判別信号に基づいて、上記映像信号が
ワイド信号の場合には画面上下に無信号部分を付加して
ノーマル信号に変換するアスペクト比変換手段を有し、 上記スーパインポーズ位置制御手段は、上記アスペクト
比判別信号に基づいて、上記映像信号がワイド信号の場
合には画面上下に付加した上記無信号部分に文字信号を
スーパインポーズするごとく構成されていることを特徴
とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項4】記録された映像信号を再生する手段と、 上記映像信号の記録エリアとは異なる記録エリアに記録
された文字信号を再生して、再生した上記映像信号にス
ーパインポーズする手段とを具備する装置において、 上記映像信号がNTSC方式のごとくアスペクト比(画
面の横縦比)4:3の映像信号(ノーマル信号)である
か、これより相対的に横方向に長いアスペクト比m:n
(m/n>4/3)の映像信号(ワイド信号)であるか
を示す、上記映像信号の記録エリアとは異なる記録エリ
アに記録されたアスペクト比判別信号を再生する手段
と、 上記アスペクト比判別信号に基づいてスーパインポーズ
する文字の画面上での位置を制御する手段とを有するこ
とを特徴とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項5】請求項4において、 上記アスペクト比判別信号に基づいて、上記映像信号が
ノーマル信号の場合には画面左右に無信号部分を付加し
てワイド信号に変換するアスペクト比変換手段を有し、 上記スーパインポーズ位置制御手段は、上記アスペクト
比判別信号に基づいて、上記映像信号がノーマル信号の
場合には画面左右に付加した上記無信号部分に文字信号
をスーパインポーズするごとく構成されていることを特
徴とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項6】請求項4において、 上記アスペクト比判別信号に基づいて、上記映像信号が
ワイド信号の場合には画面上下に無信号部分を付加して
ノーマル信号に変換するアスペクト比変換手段を有し、 上記スーパインポーズ位置制御手段は、上記アスペクト
比判別信号に基づいて、上記映像信号がワイド信号の場
合には画面上下に付加した上記無信号部分に文字信号を
スーパインポーズするごとく構成されていることを特徴
とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項7】記録された映像信号を再生する手段と、 上記映像信号の記録エリアとは異なる記録エリアに記録
された文字信号を再生して、再生した映像信号にスーパ
インポーズする手段とを具備する装置において、 上記映像信号がNTSC方式のごとくアスペクト比(画
面の横縦比)4:3の映像信号(ノーマル信号)である
か、これより相対的に横方向に長いアスペクト比m:n
(m/n>4/3)の映像信号(ワイド信号)であるか
を示す、上記映像信号の垂直同期信号期間に多重された
アスペクト比判別信号を再生する手段と、 上記アスペクト比判別信号に基づいてスーパインポーズ
する文字の画面上での位置を制御する手段とを有するこ
とを特徴とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項8】請求項7において、 上記アスペクト比判別信号に基づいて、上記映像信号が
ノーマル信号の場合には画面左右に無信号部分を付加し
てワイド信号に変換するアスペクト比変換手段を有し、 上記スーパインポーズ位置制御手段は、上記アスペクト
比判別信号に基づいて、上記映像信号がノーマル信号の
場合には画面左右に付加した上記無信号部分に文字信号
をスーパインポーズするごとく構成されていることを特
徴とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項9】請求項7において、 上記アスペクト比判別信号に基づいて、上記映像信号が
ワイド信号の場合には画面上下に無信号部分を付加して
ノーマル信号に変換するアスペクト比変換手段を有し、 上記スーパインポーズ位置制御手段は、上記アスペクト
比判別信号に基づいて、上記映像信号がワイド信号の場
合には画面上下に付加した上記無信号部分に文字信号を
スーパインポーズするごとく構成されていることを特徴
とするスーパインポーズ装置。 - 【請求項10】映像信号に文字信号をスーパインポーズ
する装置において、 上記映像信号がNTSC方式のごとくアスペクト比(画
面の横縦比)4:3の映像信号(ノーマル信号)である
か、これより相対的に横方向に長いアスペクト比m:n
(m/n>4/3)の映像信号(ワイド信号)であるか
を示すアスペクト比判別信号を入力する手段と、 上記映像信号を表示するワイド信号対応の表示モニタの
表示モードを示す表示モード信号を入力する手段と、 上記アスペクト比判別信号と上記表示モード信号とに基
づいてスーパインポーズする文字の画面上での位置を制
御する手段とを有することを特徴とするスーパインポー
ズ装置。 - 【請求項11】映像信号に文字信号をスーパインポーズ
する装置において、 上記映像信号が画面の上下に無信号部分を持つか否かを
示す判別信号を入力する手段と、 上記判別信号に基づいてスーパインポーズする文字の画
面上での位置を制御する手段とを有することを特徴とす
るスーパインポーズ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086893A JPH05292401A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | スーパインポーズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4086893A JPH05292401A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | スーパインポーズ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292401A true JPH05292401A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13899521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4086893A Pending JPH05292401A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | スーパインポーズ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05292401A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6046778A (en) * | 1997-10-29 | 2000-04-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for generating sub-picture units for subtitles and storage medium storing sub-picture unit generation program |
CN1299496C (zh) * | 2003-08-27 | 2007-02-07 | 富士胶片株式会社 | 图像信号输出方法及数字照相机 |
CN100394785C (zh) * | 2003-08-20 | 2008-06-11 | 三星电子株式会社 | 控制字幕位置的装置和方法 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP4086893A patent/JPH05292401A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6046778A (en) * | 1997-10-29 | 2000-04-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Apparatus for generating sub-picture units for subtitles and storage medium storing sub-picture unit generation program |
CN100394785C (zh) * | 2003-08-20 | 2008-06-11 | 三星电子株式会社 | 控制字幕位置的装置和方法 |
US7450177B2 (en) | 2003-08-20 | 2008-11-11 | Samsung Electronics Co., Ltd | Apparatus and method to control caption positioning |
CN1299496C (zh) * | 2003-08-27 | 2007-02-07 | 富士胶片株式会社 | 图像信号输出方法及数字照相机 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |