JPH05291176A - Mis型トランジスタの製造方法 - Google Patents
Mis型トランジスタの製造方法Info
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- JPH05291176A JPH05291176A JP8920792A JP8920792A JPH05291176A JP H05291176 A JPH05291176 A JP H05291176A JP 8920792 A JP8920792 A JP 8920792A JP 8920792 A JP8920792 A JP 8920792A JP H05291176 A JPH05291176 A JP H05291176A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 MIS型トランジスタの製造方法において、
従来構造のポリサイドで発生していたドライエッチング
時のサイドエッチングを抑制する。また、素子にダメー
ジを与えずにスループットでポリサイド構成膜を形成す
る。 【構成】 MIS型トランジスタの製造方法において、
ゲート絶縁膜3上にアモルファスシリコン4を形成し、
該アモルファスシリコン上の自然酸化膜5を除去した
後、該アモルファスシリコン上にシリサイド6を形成す
ることによりゲート電極構造を形成する。
従来構造のポリサイドで発生していたドライエッチング
時のサイドエッチングを抑制する。また、素子にダメー
ジを与えずにスループットでポリサイド構成膜を形成す
る。 【構成】 MIS型トランジスタの製造方法において、
ゲート絶縁膜3上にアモルファスシリコン4を形成し、
該アモルファスシリコン上の自然酸化膜5を除去した
後、該アモルファスシリコン上にシリサイド6を形成す
ることによりゲート電極構造を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MIS型トランジスタ
の製造方法において、ポリサイドゲート電極の製造方法
に関する。
の製造方法において、ポリサイドゲート電極の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化に伴って素子の微細化
が進み、昨今のLSIでは素子寸法が1μmレベルに到
達している。さらに、ハーフミクロン寸法の素子を搭載
した超高集積LSIの製造が図られている。MIS型ト
ランジスタが微細化することにより、LSIの高集積化
が可能となると同時にトランジスタの動作速度が速くな
り素子性能を向上させることができる。一方、トランジ
スタが微細になる結果ゲート電極寸法も小さくなり、L
SIのゲート電極配線の抵抗が増加する。
が進み、昨今のLSIでは素子寸法が1μmレベルに到
達している。さらに、ハーフミクロン寸法の素子を搭載
した超高集積LSIの製造が図られている。MIS型ト
ランジスタが微細化することにより、LSIの高集積化
が可能となると同時にトランジスタの動作速度が速くな
り素子性能を向上させることができる。一方、トランジ
スタが微細になる結果ゲート電極寸法も小さくなり、L
SIのゲート電極配線の抵抗が増加する。
【0003】LSIの動作速度は、構成素子の抵抗と容
量の積に比例して遅くなるので、ゲート電極配線の抵抗
増加は、微細トランジスタの高速動作という利点を打ち
消すほどの大きな問題である。この課題を解決する手法
として、下層がポリシリコン、上層がシリサイドから成
る耐熱性の低抵抗ゲート電極が考案された。この積層構
造はポリサイド構造と総称され、電極の上層は金属とシ
リコンの化合物という低抵抗の材料で構成されるので、
従来ゲート電極として使用されていたポリシリコンより
材料固有の抵抗が一桁近く小さいこと、従来のLSI製
造工程のうちゲート電極材料の変更のみで済むので工程
変更を最小限にとどめられること、電極の下層材料は従
来と同じ値に制御できること等の利点を有しているの
で、現在ではLSI製造工程で広く利用されている。
量の積に比例して遅くなるので、ゲート電極配線の抵抗
増加は、微細トランジスタの高速動作という利点を打ち
消すほどの大きな問題である。この課題を解決する手法
として、下層がポリシリコン、上層がシリサイドから成
る耐熱性の低抵抗ゲート電極が考案された。この積層構
造はポリサイド構造と総称され、電極の上層は金属とシ
リコンの化合物という低抵抗の材料で構成されるので、
従来ゲート電極として使用されていたポリシリコンより
材料固有の抵抗が一桁近く小さいこと、従来のLSI製
造工程のうちゲート電極材料の変更のみで済むので工程
変更を最小限にとどめられること、電極の下層材料は従
来と同じ値に制御できること等の利点を有しているの
で、現在ではLSI製造工程で広く利用されている。
【0004】ところで、微細な素子を実現するには、高
精度な加工が必要である。特に、ゲート電極パタンの寸
法は、MIS型トランジスタのゲート寸法を直接決定す
ることになるので、LSI製造工程の中では最も厳しい
加工精度が要求される。このため、ゲート電極材料の加
工法としてリアクティブ・イオン・エッチング(RI
E)法に代表される異方性ドライエッチング技術が採用
されているが、パタン寸法がハーフミクロンレベルにな
ると、要求加工精度を満足するためには加工技術の向上
のみでは限界であり、加工対象となる材料の選定まで含
めたプロセス構成が必要である。
精度な加工が必要である。特に、ゲート電極パタンの寸
法は、MIS型トランジスタのゲート寸法を直接決定す
ることになるので、LSI製造工程の中では最も厳しい
加工精度が要求される。このため、ゲート電極材料の加
工法としてリアクティブ・イオン・エッチング(RI
E)法に代表される異方性ドライエッチング技術が採用
されているが、パタン寸法がハーフミクロンレベルにな
ると、要求加工精度を満足するためには加工技術の向上
のみでは限界であり、加工対象となる材料の選定まで含
めたプロセス構成が必要である。
【0005】従来のポリサイド構造では、上層はシリサ
イド、下層はポリシコンから構成されているので、微細
パタンを精度よく実現するためには、これらシリサイド
とポリシリコンの両材料をいずれも高精度で加工しなけ
ればならない。しかし、ポリシリコン中にシリコンの導
電型をn型とする不純物を含有する場合、J.Vac.Sci.Te
chnol.B4(2) 468 (1986)に報告されているように、
ポリシリコン中の電子がエッチャントに移動すること
で、エッチング反応が促進される結果相当量のサイドエ
ッチングが生じるので異方性エッチングが難しい。
イド、下層はポリシコンから構成されているので、微細
パタンを精度よく実現するためには、これらシリサイド
とポリシリコンの両材料をいずれも高精度で加工しなけ
ればならない。しかし、ポリシリコン中にシリコンの導
電型をn型とする不純物を含有する場合、J.Vac.Sci.Te
chnol.B4(2) 468 (1986)に報告されているように、
ポリシリコン中の電子がエッチャントに移動すること
で、エッチング反応が促進される結果相当量のサイドエ
ッチングが生じるので異方性エッチングが難しい。
【0006】LSI製造工程におけるゲート電極の加工
では、電極材料が表面段差のあるウエハ上に形成される
ため、平坦面上に形成されたパタンでちょうど加工が終
了した時点からさらにエッチングを追加するオーバーエ
ッチングを実施し、段差部でのエッチング残りが発生し
ないようにしている。
では、電極材料が表面段差のあるウエハ上に形成される
ため、平坦面上に形成されたパタンでちょうど加工が終
了した時点からさらにエッチングを追加するオーバーエ
ッチングを実施し、段差部でのエッチング残りが発生し
ないようにしている。
【0007】ポリサイドの下層材料がポリシリコンであ
る従来構造の場合、オーバーエッチング工程で平坦面上
のパタンにおいて上層のシリサイドには微量のサイドエ
ッチングが生じるのに対し、下層のポリシリコンでは、
多量のサイドエッチングが進行し大きな寸法細りを生じ
ていた。このため、下層をポリシリコンとした従来の電
極構成では、ハーフミクロンレベルの微細寸法ゲート電
極を要求精度内で高精度に加工することは困難であっ
た。
る従来構造の場合、オーバーエッチング工程で平坦面上
のパタンにおいて上層のシリサイドには微量のサイドエ
ッチングが生じるのに対し、下層のポリシリコンでは、
多量のサイドエッチングが進行し大きな寸法細りを生じ
ていた。このため、下層をポリシリコンとした従来の電
極構成では、ハーフミクロンレベルの微細寸法ゲート電
極を要求精度内で高精度に加工することは困難であっ
た。
【0008】一方、MIS型トランジスタの製造工程に
おけるポリサイド形成工程では、CVD法によりポリシ
リコンを形成後スパッタ法やCVD法によりシリサイド
を形成する方法が一般的である。この場合、ポリシリコ
ン表層には自然酸化膜が形成されるが、該自然酸化膜上
にシリサイドを形成すると後続のプロセス過程でシリサ
イドがポリシリコンからはがれるという問題が発生する
ため、該自然酸化膜を除去後シリサイドを形成する手法
がとられている。
おけるポリサイド形成工程では、CVD法によりポリシ
リコンを形成後スパッタ法やCVD法によりシリサイド
を形成する方法が一般的である。この場合、ポリシリコ
ン表層には自然酸化膜が形成されるが、該自然酸化膜上
にシリサイドを形成すると後続のプロセス過程でシリサ
イドがポリシリコンからはがれるという問題が発生する
ため、該自然酸化膜を除去後シリサイドを形成する手法
がとられている。
【0009】自然酸化膜の除去法としては、ドライ零囲
気では、アルゴン等の不活性ガスをプラズマ化させて生
成したアルゴンイオンによるスパッタ作用による方法、
またウエット零囲気では、フッ酸等の薬液による化学的
作用方法が考えられる。
気では、アルゴン等の不活性ガスをプラズマ化させて生
成したアルゴンイオンによるスパッタ作用による方法、
またウエット零囲気では、フッ酸等の薬液による化学的
作用方法が考えられる。
【0010】しかし、前者のスパッタ作用による方法で
は、スパッタ時に半導体基板にダメージが入り素子特性
を劣化させることがあること、枚葉処理であるためスル
ープットが小さいこと等効率よく素子を製造するには不
都合な点がある。
は、スパッタ時に半導体基板にダメージが入り素子特性
を劣化させることがあること、枚葉処理であるためスル
ープットが小さいこと等効率よく素子を製造するには不
都合な点がある。
【0011】これに対し、後者の薬液による方法によれ
ば、ダメージの問題は無く、バッチ処理が容易であるの
でスループットを大きくできる。従って、薬液による方
法を採用したいところである。しかしながら、自然酸化
膜が形成されているシリコン層が多結晶構造であるが故
に、フッ酸による自然酸化膜除去時に図4に示すように
多結晶膜のグレイン境界に沿ってフッ酸404がポリシ
リコン403中に浸入し、ついにはポリシリコン403
の下地である薄いゲート酸化膜402にまで到達してゲ
ート酸化膜402をエッチングし(ゲート破壊部405
を生じる)、ゲートリーク発生の原因となっていたた
め、フッ酸404による方法は適用できなかった。な
お、前記図4において、401は半導体基板、405は
ゲート破壊部である。
ば、ダメージの問題は無く、バッチ処理が容易であるの
でスループットを大きくできる。従って、薬液による方
法を採用したいところである。しかしながら、自然酸化
膜が形成されているシリコン層が多結晶構造であるが故
に、フッ酸による自然酸化膜除去時に図4に示すように
多結晶膜のグレイン境界に沿ってフッ酸404がポリシ
リコン403中に浸入し、ついにはポリシリコン403
の下地である薄いゲート酸化膜402にまで到達してゲ
ート酸化膜402をエッチングし(ゲート破壊部405
を生じる)、ゲートリーク発生の原因となっていたた
め、フッ酸404による方法は適用できなかった。な
お、前記図4において、401は半導体基板、405は
ゲート破壊部である。
【0012】このように、従来のMIS型トランジスタ
の製造方法では、ポリサイドの下層材料がポリシリコン
であるが故に、ポリサイド加工時下層のポリシリコンに
大きなサイドエッチングが発生するため微細パタンを精
度よく形成することが難しかった。このため、設計通り
の低抵抗値を有するゲート電極パタンが得られないこ
と、ポリサイドゲート電極の下層に大きな寸法細りが生
じた結果、MIS型トランジスタのゲート長が小さくな
って例えばしきい値電圧が小さくなる。
の製造方法では、ポリサイドの下層材料がポリシリコン
であるが故に、ポリサイド加工時下層のポリシリコンに
大きなサイドエッチングが発生するため微細パタンを精
度よく形成することが難しかった。このため、設計通り
の低抵抗値を有するゲート電極パタンが得られないこ
と、ポリサイドゲート電極の下層に大きな寸法細りが生
じた結果、MIS型トランジスタのゲート長が小さくな
って例えばしきい値電圧が小さくなる。
【0013】また、図3(図2と同じ符号を付けてあ
る)に示すように、ゲート電極とソース・ドレインとの
パタン上の重なりが欠如し意図せぬオフセットゲート構
造となること、さらに、ポリサイド電極の断面形状がT
型になるため後続の層間絶縁膜形成工程でポリサイド電
極側面への空隙のない一様な絶縁膜の形成が不可能とな
り、トランジスタの安定動作が確保できないことなどに
より、所期の性能を有するトランジスタを製造すること
が困難であった。さらに、素子にダメージを与えず高い
スループットでポリサイド構成膜を形成することが困難
であった。
る)に示すように、ゲート電極とソース・ドレインとの
パタン上の重なりが欠如し意図せぬオフセットゲート構
造となること、さらに、ポリサイド電極の断面形状がT
型になるため後続の層間絶縁膜形成工程でポリサイド電
極側面への空隙のない一様な絶縁膜の形成が不可能とな
り、トランジスタの安定動作が確保できないことなどに
より、所期の性能を有するトランジスタを製造すること
が困難であった。さらに、素子にダメージを与えず高い
スループットでポリサイド構成膜を形成することが困難
であった。
【0014】従来のポリサイドゲートMIS型トランジ
スタの製造方法を図2を用いて説明する。図2(a)に
示すように、例えば導電型がP型の半導体基板21の表
面に素子分離となる例えばSiO2から成る厚い絶縁層
22を形成し、厚い絶縁層22と接続して例えばSiO
2から成るゲート絶縁膜23を形成する。
スタの製造方法を図2を用いて説明する。図2(a)に
示すように、例えば導電型がP型の半導体基板21の表
面に素子分離となる例えばSiO2から成る厚い絶縁層
22を形成し、厚い絶縁層22と接続して例えばSiO
2から成るゲート絶縁膜23を形成する。
【0015】次に、絶縁層22,23上にCVD法によ
り不純物として例えばリンを含有するポリシリコン層2
4を形成する。図2(a)ではポリシリコン層24の表
層には、ポリシリコン形成炉からポリシリコンが堆積さ
れた半導体基板を取り出す際に大気中の酸素と反応して
SiO225が形成される。
り不純物として例えばリンを含有するポリシリコン層2
4を形成する。図2(a)ではポリシリコン層24の表
層には、ポリシリコン形成炉からポリシリコンが堆積さ
れた半導体基板を取り出す際に大気中の酸素と反応して
SiO225が形成される。
【0016】次に、図2(b)に示すように、SiO2
25をアルゴンスパッタにより除去した後、ポリシリコ
ン層24上に、例えばスパッタ法でタングステンシリサ
イド層26を形成する。次に、タングステンシリサイド
層26上にSiO2層27を形成する。図2(b)にお
いて、ポリシリコン層24とタングステンシリサイド層
26とによりポリサイド構造28が形成される。
25をアルゴンスパッタにより除去した後、ポリシリコ
ン層24上に、例えばスパッタ法でタングステンシリサ
イド層26を形成する。次に、タングステンシリサイド
層26上にSiO2層27を形成する。図2(b)にお
いて、ポリシリコン層24とタングステンシリサイド層
26とによりポリサイド構造28が形成される。
【0017】次に、図には示さないがSiO2層27上
にフォトリソグラフィ法によりゲート電極レジストパタ
ンを形成し、RIE法によりSiO2層27をドライエ
ッチングする。
にフォトリソグラフィ法によりゲート電極レジストパタ
ンを形成し、RIE法によりSiO2層27をドライエ
ッチングする。
【0018】次に、図2(c)に示すように、レジスト
のみを酸素プラズマによるドライエッチングで除去した
後、SiO2層27をマスクとしてタングステンシリサ
イド層26、ポリシリコン層24の順にドライエッチン
グする。ここでのポリサイドのドライエッチングは、異
方性のエッチングとなるRIE法やECRイオン流エッ
チング法等により実施される。
のみを酸素プラズマによるドライエッチングで除去した
後、SiO2層27をマスクとしてタングステンシリサ
イド層26、ポリシリコン層24の順にドライエッチン
グする。ここでのポリサイドのドライエッチングは、異
方性のエッチングとなるRIE法やECRイオン流エッ
チング法等により実施される。
【0019】次に、図2(d)に示すように、熱酸化に
よりポリサイド電極の側面に酸化膜29を形成したの
ち、イオン注入法により例えばひ素を不純物として半導
体基板21に導入したのち熱処理を実施してソース・ド
レイン層30,31を形成する。
よりポリサイド電極の側面に酸化膜29を形成したの
ち、イオン注入法により例えばひ素を不純物として半導
体基板21に導入したのち熱処理を実施してソース・ド
レイン層30,31を形成する。
【0020】次に、図には示さないが、CVDSiO2
を堆積したのち全面をRIE法によりドライエッチング
してゲート電極側面のみにCVDSiO2層32を形成
する。
を堆積したのち全面をRIE法によりドライエッチング
してゲート電極側面のみにCVDSiO2層32を形成
する。
【0021】次に、図2(e)に示すように、CVD法
により層間絶縁膜33を形成したのち、フォトリソグラ
フィ工程とRIE工程でコンタクトホール34を開口
後、アルミニウムを堆積した後、フォトリソグラフィ工
程とRIE工程でアルミニウム電極35を形成してMI
S型トランジスタが完成する。
により層間絶縁膜33を形成したのち、フォトリソグラ
フィ工程とRIE工程でコンタクトホール34を開口
後、アルミニウムを堆積した後、フォトリソグラフィ工
程とRIE工程でアルミニウム電極35を形成してMI
S型トランジスタが完成する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製造方法では、図2(c)に示すように、ポリサイド層
のドライエッチング工程で、オーバーエッチング時にタ
ングステンシリサイド層26にはわずかなサイドエッチ
ングが生じるのみであるのに対し、ポリシリコン層24
には大きなサイドエッチングが生じる。オーバーエッチ
ングには通常、ジャストエッチングまでに要した時間の
20%程度のエッチングが必要であり、従来の製造方法
では、ポリシリコン層24に0.1μm以上のサイドエ
ッチングが生じていた。従って、ゲート電極のでき上り
寸法が設計値より0.1μm以上細くなり、ポリサイド
ゲート配線の抵抗が高くなり設計通りの抵抗が得られな
いばかりでなく、過剰にチャネル長が短くなったり、図
3に示すようなオフセットゲート構造の発生等により所
望の性能を有する微細MIS型トランジスタが得られな
かった。
製造方法では、図2(c)に示すように、ポリサイド層
のドライエッチング工程で、オーバーエッチング時にタ
ングステンシリサイド層26にはわずかなサイドエッチ
ングが生じるのみであるのに対し、ポリシリコン層24
には大きなサイドエッチングが生じる。オーバーエッチ
ングには通常、ジャストエッチングまでに要した時間の
20%程度のエッチングが必要であり、従来の製造方法
では、ポリシリコン層24に0.1μm以上のサイドエ
ッチングが生じていた。従って、ゲート電極のでき上り
寸法が設計値より0.1μm以上細くなり、ポリサイド
ゲート配線の抵抗が高くなり設計通りの抵抗が得られな
いばかりでなく、過剰にチャネル長が短くなったり、図
3に示すようなオフセットゲート構造の発生等により所
望の性能を有する微細MIS型トランジスタが得られな
かった。
【0023】また、MIS型トランジスタの製造工程に
おいては、ポリサイドゲート電極がT型の断面形状とな
りタングステンシリサイド層26がひさし状となるた
め、後続のゲート側面へのCVDSiO2の形成工程及
び層間絶縁膜形成工程で、ポリシリコン層24の側面に
所望通り密着する状態で空隙なくSiO2層32、絶縁
膜33を形成することが不可能となり、トランジスタの
デバイス特性の信頼性を著しく劣化させていた。
おいては、ポリサイドゲート電極がT型の断面形状とな
りタングステンシリサイド層26がひさし状となるた
め、後続のゲート側面へのCVDSiO2の形成工程及
び層間絶縁膜形成工程で、ポリシリコン層24の側面に
所望通り密着する状態で空隙なくSiO2層32、絶縁
膜33を形成することが不可能となり、トランジスタの
デバイス特性の信頼性を著しく劣化させていた。
【0024】さらに、図2(b)に示すように、工程中
ポリシリコン層24上のSiO225を除去する際に、
フッ酸による除去法では、ポリシリコン層24のグレイ
ン境界に沿ってフッ酸がしみこみ、ゲート絶縁膜23を
エッチングしてゲートリーク発生の原因となるので、こ
れに変わる方法としてアルゴンスパッタ法により実施し
ていた。しかし、アルゴンスパッタ法によるSiO22
5の除去ではスパッタ時に半導体基板にダメージが入り
素子特性を劣化させることがあること、枚葉処理である
ためスループットが小さいこと等効率よく素子を製造す
ることができなかった。
ポリシリコン層24上のSiO225を除去する際に、
フッ酸による除去法では、ポリシリコン層24のグレイ
ン境界に沿ってフッ酸がしみこみ、ゲート絶縁膜23を
エッチングしてゲートリーク発生の原因となるので、こ
れに変わる方法としてアルゴンスパッタ法により実施し
ていた。しかし、アルゴンスパッタ法によるSiO22
5の除去ではスパッタ時に半導体基板にダメージが入り
素子特性を劣化させることがあること、枚葉処理である
ためスループットが小さいこと等効率よく素子を製造す
ることができなかった。
【0025】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、MIS型トランジ
スタの製造方法において、従来構造のポリサイドで発生
していたドライエッチング時のサイドエッチングを抑制
することが可能な技術を提供することにある。
されたものであり、本発明の目的は、MIS型トランジ
スタの製造方法において、従来構造のポリサイドで発生
していたドライエッチング時のサイドエッチングを抑制
することが可能な技術を提供することにある。
【0026】本発明の他の目的は、素子にダメージを与
えずにスループットでポリサイド構成膜を形成すること
が可能な技術を提供することにある。
えずにスループットでポリサイド構成膜を形成すること
が可能な技術を提供することにある。
【0027】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、MIS型トランジスタの製造方法におい
て、ゲート絶縁膜上にアモルファスシリコンを形成し、
該アモルファスシリコン上の自然酸化膜を除去した後、
該アモルファスシリコン上にシリサイドを形成すること
によりゲート電極構造を形成することを最も主要な特徴
とする。
に、本発明は、MIS型トランジスタの製造方法におい
て、ゲート絶縁膜上にアモルファスシリコンを形成し、
該アモルファスシリコン上の自然酸化膜を除去した後、
該アモルファスシリコン上にシリサイドを形成すること
によりゲート電極構造を形成することを最も主要な特徴
とする。
【0029】
【作用】前述の手段によれば、ポリサイド構造の下層材
料がアモルファスシリコンの非晶質であるので、従来技
術でドライエッチング時に多結晶質から由来したポリサ
イド下層のn型ポリシリコンでのサイドエッチングを、
該下層非晶質シリコンの導電型の種類によらず抑制する
ことができる。従って、エッチングマスクパタンからの
偏差が小さい加工が可能となり、設計通りの低抵抗値を
有するゲート電極パタン、及び設計通りの寸法かつ性能
を有するMIS型トランジスタを実現することができ
る。
料がアモルファスシリコンの非晶質であるので、従来技
術でドライエッチング時に多結晶質から由来したポリサ
イド下層のn型ポリシリコンでのサイドエッチングを、
該下層非晶質シリコンの導電型の種類によらず抑制する
ことができる。従って、エッチングマスクパタンからの
偏差が小さい加工が可能となり、設計通りの低抵抗値を
有するゲート電極パタン、及び設計通りの寸法かつ性能
を有するMIS型トランジスタを実現することができ
る。
【0030】さらに、ポリサイド構造の下層材料が非晶
質であるので、下層シリコン上の自然酸化膜をフッ酸薬
液によりダメージの付与やゲートリークの発生無しで除
去でき、高いスループットでポリサイド構成膜を形成す
ることができる。
質であるので、下層シリコン上の自然酸化膜をフッ酸薬
液によりダメージの付与やゲートリークの発生無しで除
去でき、高いスループットでポリサイド構成膜を形成す
ることができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0032】図1は、本発明の一実施例のMIS型トラ
ンジスタの製造方法を説明するための、製造工程順にお
けるMIS型トランジスタの断面図である。
ンジスタの製造方法を説明するための、製造工程順にお
けるMIS型トランジスタの断面図である。
【0033】図1(a)において、例えば導電型がP型
の半導体基板1の表面に素子分離となるSiO2から成
る厚い絶縁層2を形成した後、厚い絶縁層2と接続して
SiO2から成るゲート絶縁膜3を形成する。ここまで
は、図2に示す従来の製造方法と同じである。次に、C
VD法により例えばリンを含有するアモルファスシリコ
ン層4を形成する。
の半導体基板1の表面に素子分離となるSiO2から成
る厚い絶縁層2を形成した後、厚い絶縁層2と接続して
SiO2から成るゲート絶縁膜3を形成する。ここまで
は、図2に示す従来の製造方法と同じである。次に、C
VD法により例えばリンを含有するアモルファスシリコ
ン層4を形成する。
【0034】次に、図1(b)に示すように、アモルフ
ァスシリコン層4上にアモルファスシリコン形成炉から
アモルファスシリコンが堆積された半導体基板を取り出
す際に、大気中の酸素と反応して形成されたSiO25
をフッ酸薬液で除去した後、アモルファスシリコン層4
上にスパッタ法によりタングステンシリサイド層6を形
成する。形成膜厚としては、例えば、アモルファスシリ
コン層4、タングステンシリサイド層6のいずれもそれ
ぞれ0.15μmとする。つぎに、CVD法でSiO2層
7を形成する。SiO2層7の形成膜厚は例えば0.15
μmとする。
ァスシリコン層4上にアモルファスシリコン形成炉から
アモルファスシリコンが堆積された半導体基板を取り出
す際に、大気中の酸素と反応して形成されたSiO25
をフッ酸薬液で除去した後、アモルファスシリコン層4
上にスパッタ法によりタングステンシリサイド層6を形
成する。形成膜厚としては、例えば、アモルファスシリ
コン層4、タングステンシリサイド層6のいずれもそれ
ぞれ0.15μmとする。つぎに、CVD法でSiO2層
7を形成する。SiO2層7の形成膜厚は例えば0.15
μmとする。
【0035】次に、図には示さないがSiO2層7上に
フォトリソグラフィ法によりゲート電極レジストパタン
を形成し、このレジストパタンをマスクとしてRIE法
によりSiO2層7をドライエッチングする。
フォトリソグラフィ法によりゲート電極レジストパタン
を形成し、このレジストパタンをマスクとしてRIE法
によりSiO2層7をドライエッチングする。
【0036】次に、図1(c)に示すように、レジスト
のみを酸素プラズマによるドライエッチングで除去した
後、SiO2層7をマスクとしてタングステンシリサイ
ド層6、アモルファスシリコン層4の順にドライエッチ
ングする。このタングステンシリサイド層6、アモルフ
ァスシリコン層4のドライエッチングは例えばECRイ
オン流エッチング法で実施する。
のみを酸素プラズマによるドライエッチングで除去した
後、SiO2層7をマスクとしてタングステンシリサイ
ド層6、アモルファスシリコン層4の順にドライエッチ
ングする。このタングステンシリサイド層6、アモルフ
ァスシリコン層4のドライエッチングは例えばECRイ
オン流エッチング法で実施する。
【0037】以下の製造は、図2(d)以降に示した従
来と同じ方法で実施すればMIS型トランジスタができ
上がる。なお、アモルファスシリコン層4は、図1
(d)に示した工程のソース・ドレイン形成用の高温の
熱処理により多結晶化してポリシリコン4´となるの
で、導電性を有するゲート電極となる。
来と同じ方法で実施すればMIS型トランジスタができ
上がる。なお、アモルファスシリコン層4は、図1
(d)に示した工程のソース・ドレイン形成用の高温の
熱処理により多結晶化してポリシリコン4´となるの
で、導電性を有するゲート電極となる。
【0038】本実施例の方法でトランジスタを製作した
結果、ポリサイド層8の下層の材料を従来のポリシリコ
ンに変えてアモルファスシリコンとしたことにより、ポ
リサイド層8のドライエッチング時の下層アモルファス
シリコン層4へのサイドエッチングを大幅に減少でき、
オーバーエッチング量30%でサイドエッチング量を
0.05μm以下にできることを確認した。
結果、ポリサイド層8の下層の材料を従来のポリシリコ
ンに変えてアモルファスシリコンとしたことにより、ポ
リサイド層8のドライエッチング時の下層アモルファス
シリコン層4へのサイドエッチングを大幅に減少でき、
オーバーエッチング量30%でサイドエッチング量を
0.05μm以下にできることを確認した。
【0039】この効果により、ポリサイドゲート電極配
線の抵抗は、従来のものに比べて小さくでき、トランジ
スタのしきい値偏差は、2.5%以下となってゲート寸
法がハーフミクロンのMIS型トランジスタが設計通り
の特性を有することが確認された。
線の抵抗は、従来のものに比べて小さくでき、トランジ
スタのしきい値偏差は、2.5%以下となってゲート寸
法がハーフミクロンのMIS型トランジスタが設計通り
の特性を有することが確認された。
【0040】さらに、ポリサイドゲート電極の形状が改
良された結果層間絶縁膜がポリサイド電極の側面に一様
に密着して空隙なく形成され、トランジスタのデバイス
特性の信頼性の劣化がないことが確認された。
良された結果層間絶縁膜がポリサイド電極の側面に一様
に密着して空隙なく形成され、トランジスタのデバイス
特性の信頼性の劣化がないことが確認された。
【0041】また、MIS型ダイオードを製作してゲー
トリーク発生の回避率について調べた結果、ポリサイド
の下層にポリシリコンを用いて該ポリシリコン上の自然
酸化膜を本実施例と同様にフッ酸で除去したものでは6
0%であるのに対し、本発明による製造方法では100
%であり、ゲートリークは生じないことが確認できた。
トリーク発生の回避率について調べた結果、ポリサイド
の下層にポリシリコンを用いて該ポリシリコン上の自然
酸化膜を本実施例と同様にフッ酸で除去したものでは6
0%であるのに対し、本発明による製造方法では100
%であり、ゲートリークは生じないことが確認できた。
【0042】なお、本実施例では、シリサイドとしてタ
ングステンシリサイドを用いて説明したが、タングステ
ンシリサイドに限定されることなく、モリブデンシリサ
イド、チタンシリサイド、タンタルシリサイド、コバル
トシリサイド、ニッケルシリサイド、白金シリサイド
等、周期律表でIVA,VA,VIA族金属のシリサイ
ドでもよい。また、本実施例ではアモルファスシリコン
中の不純物としてリンを導入している場合について説明
したが、例えば、ひ素、アンチモン等N型の導電型とす
るための不純物や、例えば、ほう素、ガリウム、インジ
ウム等P型の導電型とするための不純物でもよい。ま
た、半導体基板の導電型がP型の場合について説明した
がN型の場合でもよい。
ングステンシリサイドを用いて説明したが、タングステ
ンシリサイドに限定されることなく、モリブデンシリサ
イド、チタンシリサイド、タンタルシリサイド、コバル
トシリサイド、ニッケルシリサイド、白金シリサイド
等、周期律表でIVA,VA,VIA族金属のシリサイ
ドでもよい。また、本実施例ではアモルファスシリコン
中の不純物としてリンを導入している場合について説明
したが、例えば、ひ素、アンチモン等N型の導電型とす
るための不純物や、例えば、ほう素、ガリウム、インジ
ウム等P型の導電型とするための不純物でもよい。ま
た、半導体基板の導電型がP型の場合について説明した
がN型の場合でもよい。
【0043】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることはいうまでもない。
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のMIS
型トランジスタの製造方法によれば、ポリサイドゲート
電極のサイドエッチング量が減少し、ハーフミクロンレ
ベルの微細寸法ゲート電極を要求精度内で高精度に加工
することができる。
型トランジスタの製造方法によれば、ポリサイドゲート
電極のサイドエッチング量が減少し、ハーフミクロンレ
ベルの微細寸法ゲート電極を要求精度内で高精度に加工
することができる。
【0045】これにより、設計通りの低抵抗値を有する
ゲート電極パタンが得られ、さらに、MIS型トランジ
スタのゲート長が設計通りに出来上がりしきい値電圧等
所期の性能を有するトランジスタが得られる。また、ポ
リサイド構造の下層材料が非晶質であるので、下層シリ
コン上の自然酸化膜をフッ酸薬液によりゲートリークの
発生無しで除去でき、高いスループットでポリサイド構
成膜を形成することができる。
ゲート電極パタンが得られ、さらに、MIS型トランジ
スタのゲート長が設計通りに出来上がりしきい値電圧等
所期の性能を有するトランジスタが得られる。また、ポ
リサイド構造の下層材料が非晶質であるので、下層シリ
コン上の自然酸化膜をフッ酸薬液によりゲートリークの
発生無しで除去でき、高いスループットでポリサイド構
成膜を形成することができる。
【図1】 本発明の一実施例のMIS型トランジスタの
製造方法を説明するための、製造工程順におけるMIS
型トランジスタの断面図、
製造方法を説明するための、製造工程順におけるMIS
型トランジスタの断面図、
【図2】 従来のMIS型トランジスタの製造方法を説
明するための、製造工程順におけるMIS型トランジス
タの断面図、
明するための、製造工程順におけるMIS型トランジス
タの断面図、
【図3】 従来の方法で製造した場合のオフセットゲー
ト構造となったMIS型トランジスタの断面図、
ト構造となったMIS型トランジスタの断面図、
【図4】 ポリシリコン中にフッ酸がしみこんでゲート
絶縁膜をエッチングすることを説明するための図面。
絶縁膜をエッチングすることを説明するための図面。
1,21…半導体基板、2,22…素子分離用絶縁膜、
3,23…ゲート絶縁膜、4´,24…ポリシリコン、
4…アモルファスシリコン、5,25…SiO2、6,
26…タングステンシリサイド、7,27…SiO2、
8,28…ポリサイド、9,29…ゲート電極側面酸化
膜、10,30…ソース、11,31…ドレイン、1
2,32…SiO2、13,33…層間絶縁膜、14,
34…コンタクトホール、15,35…アルミニウム電
極。
3,23…ゲート絶縁膜、4´,24…ポリシリコン、
4…アモルファスシリコン、5,25…SiO2、6,
26…タングステンシリサイド、7,27…SiO2、
8,28…ポリサイド、9,29…ゲート電極側面酸化
膜、10,30…ソース、11,31…ドレイン、1
2,32…SiO2、13,33…層間絶縁膜、14,
34…コンタクトホール、15,35…アルミニウム電
極。
Claims (1)
- 【請求項1】 MIS型トランジスタの製造方法におい
て、ゲート絶縁膜上にアモルファスシリコンを形成し、
該アモルファスシリコン上の自然酸化膜を除去した後、
該アモルファスシリコン上にシリサイドを形成すること
によりゲート電極構造を形成することを特徴とするMI
S型トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8920792A JPH05291176A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | Mis型トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8920792A JPH05291176A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | Mis型トランジスタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05291176A true JPH05291176A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=13964277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8920792A Pending JPH05291176A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | Mis型トランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05291176A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154228A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-13 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP8920792A patent/JPH05291176A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58154228A (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-13 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
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