JPH0529030A - フラツト回路体の屈曲部の接続構造 - Google Patents

フラツト回路体の屈曲部の接続構造

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JPH0529030A
JPH0529030A JP3178166A JP17816691A JPH0529030A JP H0529030 A JPH0529030 A JP H0529030A JP 3178166 A JP3178166 A JP 3178166A JP 17816691 A JP17816691 A JP 17816691A JP H0529030 A JPH0529030 A JP H0529030A
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啓二 高島
Yasuhiro Miyazawa
康浩 宮沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラット回路体の屈曲部にコネクタを設けて
外部コネクタと接続させる構造において、屈曲部に宛が
う形状保持具の組付性の向上とスペースの有効利用を図
る。 【構成】 フラット回路体3の屈曲部3aの内側に配設
された形状保持具4に、屈曲部の外側に位置するコネク
タ7を固定した構造であって、形状保持具4が分割さ
れ、且つ形状保持具に設けた係止機構13,14で合体
する。さらに、形状保持具の内部に、電装ユニットに対
する収容部を形成し、フラット回路体のコネクタ部21
を電装ユニットのコネクタ部に接続可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットワイヤハーネ
ス等のフラット回路体の屈曲部にコネクタを設けて外部
コネクタと接続させる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、自動車に使用される従来のフラ
ット回路体の屈曲部の接続構造を示すものである。この
構造は、両側に複数の中継基板75,76を有するフラ
ット回路体77を略U字状に屈曲させて、その屈曲部7
7aに合成樹脂製の形状保持具78を宛がい、該形状保
持具78の上下に突出した取付板79,79に、該屈曲
部77aの外側に位置する雌コネクタ80を固定して設
け、対称に位置する前記中継基板75,76に略コの字
状の固定具81を嵌め入れて、フラット回路体77を固
定させたものである。
【0003】該形状保持具78は、図9に示す如く、複
数の軽量孔82を有する略U字状の本体83の上下壁8
4,84に一対の前記取付板79,79を突設したもの
である。また、前記中継基板75,76は、回路体本体
85の内部に配索された電線86に接続させる圧接端子
部87を有するブスバー88を該電線86と直交して内
設し、該ブスバー88の端末部88aをコネクタ部89
内に配置させたものである。図で、90,91は同様の
コネクタ部を示す。
【0004】そして、フラット回路体77の屈曲部77
aに設けた雌コネクタ80を、自動車のエンジンパネル
92に配設された雄コネクタ93に接続するのである。
一方、該エンジンパネル92には、図10に示すような
電気接続箱96が取り付けられる。該電気接続箱96
は、接続箱本体97の表側にサーキットブレーカ98や
リレー99、ヒューズ100等を突設し、裏側に電装ユ
ニット101をコネクタ接続させるものである。
【0005】しかしながら、上記した従来のフラット回
路体の屈曲部の接続構造にあっては、フラット回路体7
7を屈曲させた状態で、回路体本体85の元に戻ろうと
する反発力に抗して形状保持具78や固定具81を装着
しなければならず、作業性が極めて悪いという問題があ
った。また、エンジンパネル92に取り付けられる電気
接続箱96は、電装ユニット101によって肥大化し、
取付作業性が悪いという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、フラット回路体の屈曲部に形状保持具等を容易
に組み付けることができ、さらに、電気接続箱の肥大化
による組付性の悪化を防ぐことのできるフラット回路体
の屈曲部の接続構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、フラット回路体の屈曲部の内側に配設さ
れた形状保持具に、該フラット回路体に接続されて該屈
曲部の外側に位置するコネクタを固定した屈曲部の接続
構造であって、該形状保持具が分割され、且つ該形状保
持具に設けた係止機構で合体する構造、並びに、形状保
持具の内部に、電装ユニットに対する収容部を形成し、
フラット回路体のコネクタ部を該電装ユニットのコネク
タ部に接続可能とした構造を併せて採用するものであ
る。
【0008】
【作用】前者の構造においては、形状保持具を分割した
状態で真直なフラット回路体に組み付け、その後、該フ
ラット回路体を屈曲させて、該形状保持具を係止手段に
より合体させることにより、容易に形状保持具の組付を
行うことができる。また、後者の構造においては、形状
保持具の収容部すなわちデッドスペース内に電装ユニッ
トを収納することができるから、スペースの有効活用に
より、電気接続箱の肥大化が防止される。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係るフラット回路体の屈曲
部の接続構造の第一実施例を示すものである。この構造
は、両側に中継基板1,2を有して略U字状に屈曲した
フラット回路体3の屈曲部3aの内側に、二分割式の合
成樹脂製の形状保持具4が配設されていることを特徴と
するものであり、該形状保持具4の上下の取付板5,5
には、屈曲部の外側に位置する雌コネクタ7を固定し
て、エンジンパネル8側の雄コネクタ9に接続可能とし
てある。
【0010】該形状保持具4と左右の中継基板1,2と
は、ネジ10やクランプ等によって固定され、左右の保
持具11,12は係止機構13,14によって合体して
いる。また、従来同様に雌コネクタ7内には、圧接部1
5を有する雄端子16が収容され、該圧接部15に回路
体本体17の電線18を接続し、さらに中継基板1,2
内のブスバー19の圧接端子部20を該電線18に接続
してある。該中継基板1,2のコネクタ部21,22に
は、それぞれ外部コネクタ23が接続される。
【0011】図2は、該形状保持具4を分割した状態を
示すものであり、左右の保持具11,12は、中央の薄
肉の連結板25の両側のヒンジ26によって連繋されて
いる。該連結板25の上下には、前記取付板5,5が連
成され、該取付板5,5には、雌コネクタ固定用のねじ
孔27を貫設してある。また、一方の保持具12の上下
の端壁28には、前記係止機構としての一対の可撓係合
枠片13,13を設け、他方の保持具11の上下の端壁
29に、該係合枠片13,13に対する一対の係止突起
30,30を設けてある。各保持具11,12には、複
数の軽量孔31を設けてある。
【0012】図3〜図4は、上記フラット回路体3の構
成並びにフラット回路体3に形状保持具4を組み付ける
状態を示すものである。すなわち、該フラット回路体3
は、図3に示す如く、絶縁樹脂基板33の裏側から中継
基板1,2のブスバー19の圧接端子部20を貫通さ
せ、表側に露出した該圧接端子部20に電線18を圧接
して配索し、該電線18の上から絶縁樹脂シート34を
覆設したものである。
【0013】そして、図4に示すように、該フラット回
路体3の回路体本体17上に分割式の形状保持具4を開
いた状態で載置し、中継基板1,2の上下端部36に各
保持具11,12を対向させてネジ37あるいはクラン
プ等で固定すると共に、上下の取付板5,5に雌コネク
タ7の上下端をネジ38で固定する。そして、該雌コネ
クタ7を中心にしてフラット回路体3を矢印イ,イのよ
うに屈曲させる。これにより、一方の保持具12の係合
枠片13が他方の保持具11の係止突起30に係合し
て、両保持具11,12の合体固定が行われる。従っ
て、従来のような屈曲したフラット回路体の復元力に抗
して形状保持具を組み付けるという煩わしさがなく、作
業が容易である。
【0014】図5は、本発明に係るフラット回路体の屈
曲部の接続構造の第二実施例を示す分解斜視図、図6
は、図5の組立状態を示すA−A相当断面図である。こ
の構造は、片側に中継基板40を有して略U字状に屈曲
したフラット回路体41の屈曲部41aの内側に、電装
ユニット42に対する収容部43を有する合成樹脂製の
箱型の形状保持具44を配設したことを特徴とするもの
である。該形状保持具44の上下に突設した取付板4
5,45には、該屈曲部41aの外側に位置する前例同
様の縦長の雌コネクタ46がネジ47により固定され
る。
【0015】該収容部43は、形状保持具44の内部に
高さ方向の矩形状の収容室48を設け、形状保持具の底
壁49に電装ユニット42に対する挿入用開口50、上
壁51に、電装ユニット42のコネクタ部52に対する
相手コネクタ部53の差込孔54をそれぞれ設け、該収
容室48の対向する内側壁55,55の下部に、該電装
ユニット42の外側壁56,56に設けられた一対の係
止突起57,57に対する一対の係合溝58,58を設
けてなるものである。
【0016】また、該中継基板40の上端部には、内部
のブスバー59に接続された複数のコネクタ部53,6
0〜62を突設してあり、その内の一つ53はL字状に
曲折して、電装ユニット42のコネクタ部52に接続可
能としてある。さらに、図示しないエンジンパネル側の
雄コネクタに接続させる前記雌コネクタ46の内部に
は、前例同様に圧接部63を有する雄端子64が収容さ
れ、該圧接部63は、回路体本体65の内部に配索され
た電線66に圧接接続している。
【0017】そして、該形状保持具44の収容部43に
電装ユニット42を装着し、図7に示す如く、回路体本
体65の折返し部の外側に、中継基板40とは対称位置
に、従来の電気接続箱本体に相当する機能(リレー68
やヒューズ69等)を有する薄型の電気接続基板70を
接着等により配設固定する。該電気接続基板70は、前
記中継基板40と同様、内蔵された圧接端子71により
回路体本体65の電線66に接続されている。
【0018】本実施例によれば、形状保持具44の内部
すなわちデッドスペースに電装ユニット42を収容し、
従来の電気接続箱本体に相当する薄型の電気接続基板7
0を回路体本体65に配設したから、エンジンパネル周
りの省スペース化が可能となる。さらに、中継基板40
と電気接続基板70を含むフラット回路体41の屈曲部
41a周りが薄型に形成されているから、エンジンパネ
ル側の相手コネクタに雌コネクタ46を楽に接続でき、
車両への組付性が良い。
【0019】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、形状保
持具を分割した状態で真直なフラット回路体に組み付け
ることができるから、フラット回路体の反発力を受ける
ことなく、容易に形状保持具の組付を行うことができ
る。また、形状保持具内に電装ユニットを収容すること
により、電気接続箱の肥大化を防止して、省スペース化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット回路体の屈曲部の接続構
造の第一実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく分割式の形状保持具を示す斜視図であ
る。
【図3】フラット回路体の構造を示す分解斜視図であ
る。
【図4】回路体本体に分割式の形状保持具を組み付ける
状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第二実施例を示す分解斜視図である。
【図6】図5の組立状態を示すA−A相当断面図であ
る。
【図7】同じくフラット回路体の完成状態を示す斜視図
である。
【図8】従来のフラット回路体の屈曲部の接続構造を示
す斜視図である。
【図9】同じく形状保持具を示す斜視図である。
【図10】従来の電気接続箱を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
3,41 フラット回路体 3a,41a 屈曲部 4,44 形状保持具 7,46 雌コネクタ 13 係合枠片 26 ヒンジ 30 係止突起 42 電装ユニット 43 収容部 52,53 コネクタ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラット回路体の屈曲部の内側に配設さ
    れた形状保持具に、該フラット回路体に接続されて該屈
    曲部の外側に位置するコネクタを固定した屈曲部の接続
    構造であって、該形状保持具が分割され、且つ該形状保
    持具に設けた係止機構で合体することを特徴とするフラ
    ット回路体の屈曲部の接続構造。
  2. 【請求項2】 フラット回路体の屈曲部の内側に配設さ
    れた形状保持具に、該フラット回路体に接続されて該屈
    曲部の外側に位置するコネクタを固定した屈曲部の接続
    構造であって、該形状保持具の内部に、電装ユニットに
    対する収容部を形成し、該フラット回路体のコネクタ部
    を該電装ユニットのコネクタ部に接続可能としたことを
    特徴とするフラット回路体の屈曲部の接続構造。
JP3178166A 1991-07-18 1991-07-18 フラット回路体の屈曲部の接続構造 Expired - Fee Related JP2874137B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6407795B1 (en) 1998-03-08 2002-06-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal display and its inspecting method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6407795B1 (en) 1998-03-08 2002-06-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Liquid crystal display and its inspecting method

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