JPH05290221A - オンライン手書文字認識装置 - Google Patents

オンライン手書文字認識装置

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JPH05290221A
JPH05290221A JP4095571A JP9557192A JPH05290221A JP H05290221 A JPH05290221 A JP H05290221A JP 4095571 A JP4095571 A JP 4095571A JP 9557192 A JP9557192 A JP 9557192A JP H05290221 A JPH05290221 A JP H05290221A
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JP
Japan
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axis direction
symbol
basic
input
stroke
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Application number
JP4095571A
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English (en)
Inventor
Toshio Suzuki
敏雄 鈴木
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPH05290221A publication Critical patent/JPH05290221A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/14Image acquisition
    • G06V30/142Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments
    • G06V30/1423Image acquisition using hand-held instruments; Constructional details of the instruments the instrument generating sequences of position coordinates corresponding to handwriting
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/32Digital ink
    • G06V30/333Preprocessing; Feature extraction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/10Character recognition
    • G06V30/32Digital ink
    • G06V30/36Matching; Classification
    • G06V30/373Matching; Classification using a special pattern or subpattern alphabet

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力パターンの変形に対して強いとともに、
辞書の容量を低減することができるオンライン手書文字
認識装置を提供する。 【構成】 筆跡をX軸方向並びに前記X軸方向と交差す
るY軸方向とに分離し、X軸及びY軸方向入力ストロー
クを抽出するストローク抽出手段と、抽出したX軸及び
Y軸方向入力ストロークを1または複数の記号からなる
X軸及びY軸方向記号列にそれそれ変換し出力する記号
化手段と、基本文字に対応するX軸及びY軸方向基本記
号列を予め記憶する第1記憶手段と、記号間の相関係数
を予め記憶する第2記憶手段と、X軸、Y軸方向記号列
を構成する各記号とX軸、Y軸方向基本記号列を構成す
る各記号との間の相関係数を第1記憶手段及び第2記憶
手段を参照してそれぞれ求め、当該入力ストロークと基
本ストロークとのX軸方向およびY軸方向のマッチング
度を求めるマッチング度判別手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書文字認識装置に係
り、特にオンラインで入力された手書文字を認識するオ
ンライン手書文字認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図24に一般的なオンライン手書文字認
識装置の概要処理ブロックを示す。まずオンライン手書
き文字認識装置に、タブレットなどの入力装置で文字を
入力すると(ステップS100)、ノイズ除去などの前
処理をおこなって(ステップS101)、入力パターン
を抽出し易くする。前処理が行われた入力文字は、当該
文字を構成する入力基本パターンを抽出し、各入力基本
パターンごとに特徴抽出を行う(ステップS102)。
また、必要に応じ、この後に後処理を行う。次に、文字
レベルでの構造解析を行い、文字を特定し(ステップS
103)、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置により
出力する(ステップS104)。
【0003】オンライン手書文字認識装置における文字
認識の方法としては、パターンマッチング法や動的計画
法(Dynamic Programing法:以下、DPという。)を用
いたDPマッチング法(以下、DP法という。)が用い
られている。パターンマッチング法 パターンマッチング法は、パターン識別でも最も原理的
なもので、ある2つのパターン(入力パターンおよび基
本パターン)をそのまま直接比較するものであり、より
詳細には最短距離識別法、類似度法等がある。
【0004】図25(b)および図25(c)にパター
ンマッチング法の最短距離識別法に用いられる入力パタ
ーンa及び基本パターンsの例を示す。これらを用い、
次式で表されるマッチング度g(a,s) を求める。
【0005】
【数1】
【0006】ここで、Xaiは入力パターンの画素デー
タ、Xsiは基本パターンの画素データである。求めた
マッチング度g(a,s) の値が最小となる基本パターンが
求める基本パターンである。DP法 DP法は、入力パターンを部分にわけて、それぞれに含
まれるパターンを記号化し、その記号列を識別オートマ
トン理論等を用いて基本パターンを求めるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記パターンマッチン
グ法によれば、入力パターンの変形に弱いため、その変
形を補正するための前処理および後処理が必要になると
いう問題点があった。また、通常比較用の辞書に格納さ
れる基本パターンは、一般に画素で構成されているた
め、辞書の容量は、少なくとも 縦の画素数Pl ×横の画素数Pc ×基本パターン数 が必要となり(図25(a)参照)、辞書サイズが大き
くなってしまうという問題点があった。
【0008】また、DP法によれば、入力パターンの変
形に対しては強くはなるが、演算時間がかかるという問
題点があった。そこで、本発明の目的は、入力パターン
の変形に対して強いとともに、辞書の容量を低減するこ
とができるオンライン手書文字認識装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、入力手段を介して手書き入力された文字
の筆跡を検出し、前記筆跡の特徴を抽出して入力文字を
認識するオンライン手書文字認識装置において、前記筆
跡をX軸方向並びに前記X軸方向と交差するY軸方向と
に分離し、それぞれの筆跡からX軸方向入力ストローク
及びY軸方向入力ストロークを抽出するストローク抽出
手段と、前記抽出されたX軸方向入力ストロークおよび
Y軸方向入力ストロークを1または複数の記号からなる
X軸方向記号列およびY軸方向記号列に変換して出力す
る記号化手段と、基本文字を構成するX軸方向基本スト
ロークおよびY軸方向基本ストロークに対応する1また
は複数の記号からなるX軸方向基本記号列およびY軸方
向基本記号列を予め記憶する第1記憶手段と、前記記号
間の相関係数を予め記憶する第2記憶手段と、前記X軸
方向記号列を構成する各記号と前記X軸方向基本記号列
を構成する各記号並びに前記Y軸方向記号列を構成する
各記号と前記Y軸方向基本記号列を構成する各記号との
間の相関係数を前記第1記憶手段および前記第2記憶手
段を参照することにより求め、当該入力ストロークと基
本ストロークとのX軸方向およびY軸方向それぞれのマ
ッチング度を求めるマッチング度判別手段と、を備えて
構成する。
【0010】
【作用】本発明によれば、ストローク抽出手段は、タブ
レットなどの入力手段を介して入力された手書文字の筆
跡(連続する−筆跡を−入力ストロークとする)をX軸
方向並びにX軸方向と交差するY軸方向とに分離し、そ
れぞれの筆跡からX軸方向入力ストローク及びY軸方向
入力ストロークを抽出し、記号化手段に出力する。記号
化手段は、抽出されたX軸方向入力ストロークおよびY
軸方向入力ストロークを1または複数の記号からなるX
軸方向記号列およびY軸方向記号列に変換してマッチン
グ度判別手段に出力する。
【0011】また、第1記憶手段は、基本文字を構成す
るX軸方向基本ストロークおよびY軸方向基本ストロー
クに対応する1または複数の記号からなるX軸方向基本
記号列およびY軸方向基本記号列を予め記憶し、第2記
憶手段は、前記記号間の相関係数を予め記憶する。
【0012】一方、記号化手段からX軸方向記号列およ
びY軸方向記号列が入力されたマッチング度判別手段
は、X軸方向記号列を構成する各記号と前記X軸方向基
本記号列を構成する各記号並びに前記Y軸方向記号列を
構成する各記号と前記Y軸方向基本記号列を構成する各
記号との間の相関係数を前記第1記憶手段および前記第
2記憶手段を参照することにより求め、当該入力ストロ
ークと基本ストロークとのX軸方向及びY軸方向それぞ
れのマッチング度を求める。
【0013】これによりマッチング度の高い基本ストロ
ーク及び基本ストローク群によって、入力文字の各入力
ストロークを特定し記述する。
【0014】
【実施例】次に、図1乃至図23を参照して本発明の実
施例を説明する。I.原理説明 まず、具体例の説明に先立ち、本発明の実施例の原理に
ついて図1乃至図12を参照して説明する。
【0015】まず始めに図1乃至図6を参照して入力ス
トロークの検出と記号化について説明する。図1にタブ
レットに直線を引いたときに検出される検出パターンの
一例を示す。図1において、各検出パターンで表される
各直線をベクトルV1 〜V7 とし、タブレットの最小の
検出単位を□で示すものとする。
【0016】この場合において、以下の条件1)〜4)
で各ベクトルV1 〜V7 を記述するものとする。 1)横軸をX軸、縦軸をY軸とする。
【0017】2)入力用ペン、指等のタブレット上の検
出位置がX軸方向へ連続して移動(X座標が変化)する
ことにより検出された検出単位数が連続して4個以上の
場合を記号“r”で示し、検出単位数が連続して2〜3
個の場合を記号“q”で示し、検出単位数が1個の場合
を記号“p”で示す。
【0018】3)入力用ペン、指等のタブレット上の検
出位置がY軸方向へ連続して移動(Y座標が変化)する
ことにより検出された検出単位数が連続して4個以上の
場合を記号“u”で示し、検出単位数が連続して2〜3
個の場合を記号“v”で示し、検出単位数が1個の場合
を記号“w”で示す。
【0019】4)X軸方向またはY軸方向のいずれか一
方の検出位置が変動せず、他方の軸方向への検出位置が
連続して変動することにより検出された検出単位数が連
続して4個以上の場合を記号“S”で示し、連続して2
〜3個の場合を記号“s”で示し、1個の場合を記号
“t”で示す。
【0020】なお、以下の説明において、[記号列]n
の表示は、記号列がn個繰り返されることを意味するも
のとする。より具体的には、例えば、 [rt]3 は、rtrtrtを 意味するものとする。
【0021】以上の条件より、ベクトルV1 、V4 、V
7 は、以下のように容易に記述できる。 V1 :X方向:r Y方向:S V4 :X方向:r Y方向:u V7 :X方向:S Y方向:u また、ベクトルV2 、V3 、V5 、V6 については、そ
れぞれ、 V2 :X方向:[rt]7 p Y方向:[Sw]6 [sw]4 [Sw]2 t V3 :X方向:r Y方向:s[wt]23 V5 :X方向:s[pt]23 Y方向:u V6 :X方向:[Sp]6 [sp]4 [Sp]2 t Y方向:[ut]7 w となる。
【0022】上述した4つのベクトルV2 、V3
5 、V6 のうち、ベクトルV2 及びV 6 並びにベクト
ルV3 及びV5 はそれぞれX方向とY方向を入れ替えれ
ば、同様の変動が検出されている。そこで、以下ではベ
クトルV2 及びV3 を中心として、記号列の簡略化につ
いて説明する。
【0023】i)ベクトルV2 の場合 ベクトルV2 の場合、X方向は最後の記号pを除けば、
記号列rtが7個連続している。そこで、記号tに着目
して、前後の記号に基づいて再グループ化を行う。
【0024】この場合の記号tの前後はすべて記号rで
あるから、記号tを記号wとみなし、さらに記号列rw
を記号rとみなすと、ベクトルのV2 のX方向は、 X方向:r[r]6 p と表すことができる。さらに、入力ストロークの最初の
部分および最後の部分は、当該入力ストロークの特徴を
表すことにおいては、本質的なものでは無いので、これ
らを省略すると、最終的には、 X方向:r と表せることとなる。
【0025】また、Y方向についても記号wを記号tと
みなして簡略化を行うと、最終的には、 Y方向:S と表せる。この場合において、記号Sの意味するところ
は、記号vよりもさらに穏やかな上方への移動となる。
【0026】同様にしてベクトルV6 のX方向およびY
方向の記号列の簡略化を行い、ベクトルV2 およびV6
の最終的な記述を示すと、 V2 :X方向:r Y方向:S V6 :X方向:S Y方向:u となる。
【0027】ii)ベクトルV3 の場合 ベクトルV3 の場合、X方向は記号列の簡略化が必要で
はない(すでに1つの記号で表されている。)と考えら
れるので、Y方向についてのみ記号列の簡略化を行う。
【0028】Y方向は、最初の記号sを除くと記号列w
tが23個連続しているので、ベクトルV2 と同様に記
号tに着目して、前後の記号に基づいて再グループ化を
行う。この場合、記号tの前後の記号はすべて記号wで
あるから記号tを記号wとみなし、記号列wwを記号v
とみなすと、ベクトルV3 のY方向は、 Y方向:s[v]21vwt とあらわすことができる。さらに、入力ストロークの最
初の部分および最後の部分は、当該入力ストロークの特
徴を表すことにおいては、本質的なものでは無いので、
これらを省略すると、最終的には、 Y方向:v と表せることとなる。この場合において、この記号vの
意味するところは、緩やかな上方への移動を示すことと
なる。
【0029】同様にしてベクトルV5 のX方向の記号列
を簡略化すると、 X方向:q と表せることとなる。
【0030】したがって、ベクトルV3 およびV5 の最
終的な記述は、 V3 :X方向:r Y方向:v V5 :X方向:q Y方向:u となる。
【0031】ここで、ベクトルV1 とベクトルV2 並び
にベクトルV7 とベクトルV6 がそれぞれ同じ記述
(r、S)、(S、u)で表わされているが、実際にタ
ブレットに入力された直線は図1からも明らかな様に異
なっている。このことは各記述(r、S)、(S、u)
はある範囲内に含まれるベクトルを表わしていることを
意味する。すなわちベクトルV3 、V4 、V5 の記述
(r、v)、(r、u)、(g、u)も同様にベクトル
3 、V4 、V5 を特定するものではなく図2に斜線で
示すようにベクトルV3 、V4 、V5 を中心とするある
領域内のベクトルを表わすものとなっている。この領域
が広ければ2つの異なる領域は交差すること、例えば記
述(r、v)、(r、u)は交差することがあり、逆に
狭ければ遷移領域が発生する。各記述(=記号列)がカ
バーする領域を特定することは様々な状態がある為困難
であり意味がない。そこで、記号間に実験的に求めた相
関係数を用いることにする。これにより、前述の記述
(r、v)、(r、u)を調べると(例えば、記号vと
uの間の相関係数0.8とし、記号rとrの間の相関係
数は1とする)、ベクトルV4 =(r、u)と入力スト
ローク=(r、v)は相関係数(1、0.8)を持ち、
ベクトルV4 =(r、u)と入力ストローク=(r、
u)は相関係数(1、1)を持つから、入力ストローク
=(r、u)はベクトルV4 と同じであり、入力ストロ
ーク=(r、v)はベクトルV4 に近いといった意味を
持たすことができる。
【0032】ところで、手書き文字の場合入力ストロー
クから得られる特微には冗長度があり、ベクトルV4
ベクトルV5 が確実に異なる訳ではない。そこで前述の
様な記号間に相関係数を持つ記号及び記号列を用いて基
本ストローク及び入力ストロークを記述して、基本スト
ロークの記述である記号列と入力ストロークの記述であ
る記号列とのマッチング度を調べる。その結果、この方
法は、入力ストロークの変形に対して強いマッチング方
法となる。
【0033】以上の説明のように、本実施例の記号化方
法によれば、検出位置(中心点)の移動方向を表す記号
および当該同一の記号が連続して専有する範囲に基づい
て、記号列のグループ化を行い、さらに得られたグルー
プ間の関係を調べることにより再グループ化を行ってな
るべく少ない記号列で、入力ストロークを記述すること
が可能となっている。
【0034】また、X軸方向およびY軸方向で別々に記
号化しているため、入力ストロークのサンプリング間隔
を厳密に設定する必要がなく、容易に最小の記号列で入
力ストロークを記述することが可能となる。
【0035】ここで、記号再定義のより一般的な概念に
ついて図3乃至図6を参照して説明する。図3に示すよ
うに検出位置(中心点)が移動したとすると、移動に伴
う2点間のX方向の差分Δxi およびY方向の差分Δy
i は、 Δxi =xi+1 −xi Δyi =yi+1 −yi として求められる。
【0036】次に、求めた差分Δxi 、Δyi をそれぞ
れ符号が反転するか、零になるまで加算して、それぞれ
総和|dx|、|dy|を求める。例えば、Δx0
3、Δx1 =2、Δx2 =−1とすると、 |dx|=3+2 =5 であり、Δy0 =−2、Δy1 =−1、Δy2 =−3と
すると、 |dy|=1−2+(−1) =3 である。
【0037】なお、差分Δxi =0が連続する場合に
は、その間については差分Δyi を順次加算し、逆に差
分Δyi =0が連続する場合には、その間は差分Δxi
を順次加算する。
【0038】このようにして求めた総和|dx|、|d
y|の値からグループを次の3つに分類する。 i)glグループ N:符号(−) α≦|dx|、|dy| P:符号(+) Z:0 ii)gmグループ M:符号(−) O:符号(+) Y:0 1≦|dx|、|dy|<α iii)gsグループ L:符号(−) Q:符号(+) X:0 |dx|、|dy|=1 この場合において、しきい値αは実験的に求めたもので
ある。上記、図1の説明においては、α=4を用いてい
る。 図4および図5にglグループおよびgmグルー
プについての再グループ化ルールの一例を示す。この場
合において、長方形の枠(図中、□。)で囲まれた記号
は着目すべき調査記号を示し、空きスペースは記号列の
終端を示すとともに調査記号が空きスペースの前にある
場合は記号列の始端を示し、記号列の上のバー(図中、
 ̄。)はバーの下に記載された記号以外の場合を示して
いる。この再グループ化は、gmグループおよびgsグ
ループについて行い、最終的な記号列はglグループお
よびgmグループのみに属するようにする。
【0039】再グループ化のルールは、例えば、図5の
最上段の場合を説明すると、前後がZであり、調査記号
がO以外の場合には、そのO以外の記号をZに変更する
ということを示している。他の記号Q、Xについてもほ
ぼ同様なルールで変更を行っている。
【0040】以上の処理をまとめると、記号再定義の処
理は図6に示すように、まず、移動方向および専有領域
によるグループ化を行って(ステップS1)、3つのグ
ループgl、gm、gsに分類する。これにより、入力
ストロークは全て3つのグループgl、gm、gsに属
する記号列で記述される。
【0041】次に、グループgm、gsを前後のグルー
プにより再定義し(ステップS2)、2つのグループg
l、gmに属する記号列で記述する。以上の説明のよう
に、より少ない記号列で入力ストロークを記述すること
が可能となる。
【0042】次に、図7乃至図9を参照してストローク
判定に関する処理を説明する。この場合において、基本
ストロークの呼び出し条件として次の3条件を用いる。
【0043】条件I :移動方向が反転しないもの。
(分類Iとする。具体例は図9参照。) 条件II :移動方向は反転するが交差する点はないも
の。
【0044】(分類IIとする。具体例は図9参照。) 条件III:移動方向が反転し、かつ、交差する点があ
るもの。(分類IIIとする。具体例は図9参照。) まず、上記3条件のいずれかを満たす特徴を入力ストロ
ークから抽出する(ステップS10)。
【0045】次に、候補となる基本ストローク群をk個
呼び出す(ステップS11)。より具体的には、図8に
示すように抽出した特徴が条件Iを満たすか否かを判別
し(ステップS15)、条件Iを満たす場合には分類I
の基本ストロークをk=kI個呼び出す(ステップS1
9)。
【0046】抽出した特徴が条件Iを満たさない場合に
は、条件IIを満たすか否かを判別し(ステップS1
6)、条件IIを満たす場合には分類IIの基本ストロ
ークをk=kII個呼び出す(ステップS18)。
【0047】さらに抽出した特徴が条件IIを満たさな
い場合には、分類IIIの基本ストロークをk=kIII
個呼び出す(ステップS17)。続いて、呼び出したk
個の基本ストロークと入力ストロークとのマッチング計
算を行い(ステップS12:詳細は後述する。)、マッ
チング度の高い順に基本ストローク番号を予め定めたl
個だけ登録する(ステップS13)。
【0048】次に、図10乃至図12を参照して、基本
ストロークと入力ストロークとの間のマッチング度計算
処理について説明する。本実施例においては、ある2つ
の記号で示される2つのストローク間には、1つの相関
係数があらかじめ設定されている。この相関係数の値は
2つのストロークのマッチング度に対応しており、両者
が同一の場合が一番大きな値を有している。そして、入
力ストロークを構成する記号列とあらかじめデータベー
スとして保持している基本ストロークを構成する記号列
との間の相関係数を求め、より両者の相関係数の平均値
が大きいものをマッチング度が高いものとして扱ってい
る。
【0049】マッチング度計算処理においては、まず、
初期設定を行う(ステップS20〜S23)。ここで、 N:入力ストローク記号列の記号数 M:基本ストローク記号列の記号数 next_n、m、n:ループ用変数 fnz:相関係数が零であるか否かを示すフラグ f1 :相関係数が1であるか否かを示すフラグ である。なお、以下の説明においては、X軸方向及びY
軸方向の双方とも同じ処理を行うことから、X軸方向の
処理でN≧Mの場合について説明する。
【0050】ステップS24の処理においては、演算処
理高速化の為必要最低限の入力ストローク記号別と基本
ストローク記号別の相関係数を求める処理を行う(ステ
ップS241)。
【0051】次に、変数fnzが零か否かを判別する
(ステップS242)。変数fnzが零である場合に
は、ループ用変数next_nに1を加え、変数fnz
及び変数f1 を零にする(ステップS243)。
【0052】変数fnzが零では無い場合には、変数f
nz及び変数f1 を零にする(ステップS245)。ス
テップS241の処理においては、まず入力ストローク
を構成する1つの記号SSxjおよび基本ストロークを
構成する1つの記号BSxjを変数として、記号間の相
関係数を求める関数matchを用いて求め、その結果
を配列変数md(i、j)に格納する(ステップS2
5) 次に、求めた両記号間の相関係数の値を判別し(ステッ
プS26、27)、求めた両記号間の相関係数の値が0
である場合の処理(ステップS28〜S30)、求めた
相関係数の値が1である場合の処理(ステップS32〜
S35)および求めた相関係数の値が0より大きく1よ
り小さい場合の処理(ステップS36〜S37)を行
う。
【0053】このようにして求めた相関係数の一覧を図
12に示す。以下の説明においては、説明の簡略化のた
め図12(a)を中心に説明する。図12(a)は基本
ストローク番号57のX軸方向の相関係数の一覧であ
り、横方向の記号列(m、n、m、y、o、p、o、
y、m)は入力ストロークの記号列を示し、縦方向の記
号列(m、n、y、p、y)は基本ストロークの記号列
を示す。この場合において、各記号m、n、o、p、
y、zはそれぞれ、 m:緩やかな上方向(または右方向)への移動 n:上方向(または右方向)への移動 o:緩やかな下方向(または左方向)への移動 p:下方向(または左方向)への移動 y:短い停止 z:停止 を意味するものとする。
【0054】また、図中楕円で囲まれた数値はマッチン
グ度計算に用いる相関係数のデータであり、Mx (0≦
x ≦1)はX軸方向のマッチング度データであり値が
大きいほどマッチング度が高いことを示し、“……”は
計算を省略した部分を示している。
【0055】同様にして、My は、Y軸方向のマッチン
グ度データである。図11のマッチング度を評価する
と、 基本ストローク番号57:Mx =0.91、My =0.
90 であり、 基本ストローク番号49:Mx =0.36、My =0.
52 と比較すると、Mx 、My とも大きくマッチング度が高
いので、入力ストロークは、より基本ストローク番号5
7の基本ストロークに近い(似ている)ということにな
る。II.具体例 次に、図13乃至図24を参照して本実施例の具体例を
説明する。
【0056】オンライン手書文字認識装置1は、ユーザ
が手書文字を入力することによりストロークデータを出
力するタブレット2と、入力されたストロークデータに
基づいて文字認識処理を行う認識処理装置3と、認識処
理装置の認識結果等を表示するための表示装置4と、認
識処理装置3の認識結果等のハードコピー等を出力する
出力装置5とを備えて構成されている。
【0057】ここで、図14乃至図20を参照してタブ
レットの構成について詳細に説明する。図14にタブレ
ットの使用状態の一例を示す。
【0058】本実施例のタブレット2は、皮膚抵抗検出
方式を用いており、指で直接タブレット2の入力面2F
をなぞることにより文字を入力するようになっている。
入力面2Fには図15に示すようにX方向およびY方向
のタッチプレートが設けられており、例えば24×24
ドットの分解能で検出することができる。
【0059】図15(a)にタブレット上のタッチプレ
ート(図中○、●で示す)が存在する領域のうち、ユー
ザの指が現在接触している領域を破線枠で示す。なお、
以下の説明においては、タブレットにより入力文字を2
4×24の領域に分けて検出する場合について説明す
る。
【0060】この場合において、Y方向のタッチプレー
ト(図中、●で示す。)には、ダイオードD10a 〜D
13a を介して図15(b)〜(e)に示す入力信号y
10a 、y 11a 、y12a 、y13a がそれぞれ加えられ、ダ
イオードD10b 〜D13b を介して図15(f)に示す信
号yb (=y10〜y13)が加えられている。ここで、信
号yb は、図16に示す基本クロック信号の反転信号で
あり、ユーザの指の有する容量やその他の浮遊容量によ
りチャージされた電荷をディスチャージするために加え
られているものであり、出力信号x15〜x18(図15
(g)参照)の立ち下がりを図17(a)に破線で示す
ように急峻なものにしている。もし、信号ybを印加し
ない場合には、出力信号のうちラッチパルス信号Aは図
17(b)に実線で示すようにパルス列とはならず、図
17(c)の信号Y10のみがラッチされ、信号Y11〜Y
13(図17(d)〜(f)参照)はラッチされないこと
となる。
【0061】図18乃至図20に検出回路の構成を示
す。実際の動作は、ユーザの指が有する抵抗を介してX
方向のタッチプレート(図中、○で示す。)にパルスが
伝達され、図15(g)に示す信号X15〜X18が出力さ
れる。これらの信号X15〜X18より図18に示すOR回
路OR2 またはOR回路OR3 、及びOR10によりラッ
チパルス信号Aを生成して、X方向データとして信号X
15〜X18を保持し、Y方向データとして信号Y10〜Y13
を保持する。その後、これらの信号は図16に示すクリ
ア信号Cによりクリアされることとなる。なお、信号X
0 〜X7 が入力される場合には、OR回路OR1 及びO
R回路OR10によりラッチパルス信号Aが生成される。
【0062】信号Xi (i =0 〜23)およびYi (i =
0 〜23)は、図18乃至図20に示すように、対応する
OR回路OC00〜OC07、OC10〜OC17を介して、ラ
ッチパルス信号Aに基づくタイミングで対応するDフリ
ップフロップFF00〜FF07、FF10〜FF17にラッチ
され、その後、保持信号Bに基づくタイミングでそれぞ
れ対応するDフリップフロップFF1 、FF2 に保持さ
れ、更新される。より具体的には、この保持信号Bは図
16に示す基本クロック信号の32倍の周期で発生し、
保持したデータを更新する。
【0063】一方、処理装置側では保持信号Bの反転信
号XB、Xtn(X00∪X01∪…∪X22∪X23)及びYtn
(Y00∪Y01∪…∪Y22∪Y23)のAND信号を得るこ
とによりこれをデータ取り込み開始信号として、データ
を取り込み、ディスプレイへの表示等を行うこととな
る。
【0064】次に、図21乃至図22を参照して、入力
ストロークの記号化の具体例について説明する。以下の
説明においては、説明の簡略化のため、x方向の移動の
場合には、 R:右方向移動、L:左方向移動、S:移動無し の3種類の記号を用い、y方向の移動の場合には、 U:上方向移動、D:下方向移動、S:移動無し の3種類の記号を用いるものとする。
【0065】上述した基本ストローク抽出用記号の任意
の2つは図21(a)および図21(b)に示すような
相関係数を有しており、各相関係数ω0 、ω1 、ω2
関係は、例えば、 ω0 (=1)>ω1 >ω2 (=0) となっている。
【0066】このように、マッチング度計算に相関係数
を導入することにより基本ストローク抽出用記号はそれ
ぞれ冗長度を有することとなり、ある特定のストローク
に対応する基本ストロークの基本ストローク抽出用記号
列は1つあれば良いこととなる。
【0067】入力パターンが図22(a)に示すような
ものであるとすると、始点Sから入力され、終点Eで入
力が終了したとすると、入力パターンのX方向の移動
は、 右→移動無し→左→移動無し→右 となり、対応する基本ストローク抽出用記号は、 R→S→L→S→R となる。同様にして入力パターンのY方向の移動は、 上→移動無し→下→移動無し となり、対応する基本ストローク抽出用記号は、 U→S→D→S となる。
【0068】上記入力パターンの識別について、図22
を参照して説明する。基本パターンイメージが図22
(b)に示すようなものの場合、基本パターンのX方向
の移動は、 右→左→移動無し→右 となり、対応する基本ストローク抽出用記号列は、 R→L→S→R となる。
【0069】同様にして、基本パターンのy方向の移動
は、 上→移動無し→下→移動無し となり、対応する基本ストローク抽出用記号列は、 U→S→D→Sとなる。
【0070】まず、両記号列を構成する記号ごとに比較
する(図23参照)。図21(a)、(b)に示すよう
に、基本パターンに対応する基本ストローク抽出用記号
列の最初の記号“R”と、入力パターンに対応する基本
ストローク抽出用記号列の最初の記号“R”とを比較
し、相関係数を得る。この場合、両者が等しいので相関
係数はω0 となる。この場合において、基本ストローク
抽出用記号列を構成する各記号は隣り合う場合には互い
に異なるので、相関係数がω0 の場合には、当該基本パ
ターンの記号についてはその後の比較を行わず、次の記
号の比較へと移行することとなる。
【0071】次に、基本パターンに対応する基本ストロ
ーク抽出用記号列の第2番目の記号“L”と、入力パタ
ーンに対応する基本ストローク抽出容器号列の第2番目
の記号“S”とを比較し、相関係数を得るが、この場合
得られる相関係数はω1 であるので、基本パターンに対
応する基本ストローク抽出用記号列の第2番目の記号
“L”と、入力パターンに対応する基本ストローク抽出
容器号列の第3番目の記号“L”と比較する。この場合
も、両者が等しいので、相関係数はω0 となり、次の記
号の比較へと移行する。
【0072】基本パターンに対応する基本ストローク抽
出用記号列の第3番目の記号“S”と、入力パターンに
対応する基本ストローク抽出用記号列の第4番目の記号
“S”とを比較し、相関係数を得る。この場合、両者が
等しいので相関係数はω0 となる。同様にして、基本パ
ターンに対応する基本ストローク抽出用記号列の第4番
目の記号“R”と、入力パターンに対応する基本ストロ
ーク抽出用記号列の第5番目の記号“R”とは等しいの
で相関係数は、ω0 となる。
【0073】以上のようにして、求めた相関係数を入力
パターンの記号列に対応して並べると、 R →S →L →S →R ω0 →ω1 →ω0 →ω0 →ω0 となるので、当該入力パターンを比較した基本パターン
に対するx方向移動のマッチング度Ωx を求めた相関係
数の算術平均とすれば、 Ωx =(ω0 +ω1 +ω0 +ω0 +ω0 )/記号列の数 =(ω0 +ω1 +ω0 +ω0 +ω0 )/5 となり、この場合、Ωx <ω0 となる。
【0074】同様にして、当該入力パターンの比較基本
パターンに対するy方向移動のマッチング度Ωy を求め
る。例えば、上述の例(図22参照)の場合、Ωy =ω
0 となる。
【0075】以上説明したように、入力パターンの比較
基本パターンに対するマッチング度Ω(x,y) をすべての
基本パターン(もしくは、予め大分類を行うことにより
選択した基本パターン)に対して求め、あらかじめ定め
たスレッショルド値を越えるマッチング度Ω(x,y) を有
する基本パターンを当該入力パターンに対応する候補文
字とする。
【0076】以上の説明のように、本実施例によれば、
入力ストロークをX軸方向、Y軸方向毎に記号化するの
で容易に最適な記号かが行なえるとともに、ある2つの
記号間に所定の相関係数を設定することにより、辞書に
記憶すべき基本ストロークの記号列に冗長度を持たせる
ことができ、ある文字に対応する基本ストローク数を削
減することとなって辞書の容量を削減することができ
る。
【0077】また、以上の実施例においては、X軸とY
軸は直交していたが、他の角度で交差しても本発明の適
用が可能である。また、実施例においてはマッチング度
を求めるのに算桁平均を用いたが、各々の相関係数に重
み付けを行って求めてもよい。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、入力された手書文字の
筆跡をX軸方向並びにX軸方向と交差するY軸方向とに
分離し、それぞれの筆跡からX軸方向入力ストローク及
びY軸方向入力ストロークを抽出して一次元的に入力手
書文字の特徴抽出を行うので特徴抽出のためのサンプリ
ング間隔の決定が容易となり、誤った特徴抽出を行うこ
とが少なくなる。
【0079】また、特徴を抽出するための任意の2つ記
号間に相関係数の概念を導入したため、これらの記号で
構成される記号列に冗長度を持たせることができ、辞書
として記憶する基本文字に対応する記号列の数を少なく
(最小1つ)することができ、辞書の容量を減少させる
ことができる。さらに、文字の変形に容易に対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】入力ストロークの記号化を説明する図(1)で
ある。
【図2】入力ストロークの記号化を説明する図(2)で
ある。
【図3】記号の再定義を説明する図(1)である。
【図4】記号の再定義を説明する図(2)である。
【図5】記号の再定義を説明する図(3)である。
【図6】記号の再定義処理のフローチャートである。
【図7】ストローク判定処理のフローチャート(1)で
ある。
【図8】ストローク判定処理のフローチャート(2)で
ある。
【図9】特徴抽出に用いる条件(分類)を説明する図で
ある。
【図10】マッチング度演算処理フローチャートであ
る。
【図11】相関係数処理フローチャートである。
【図12】マッチング度演算処理結果を説明する図であ
る。
【図13】オンライン手書文字認識装置の概要構成を示
すブロック図である。
【図14】タブレットの操作状態を説明する図である。
【図15】検出回路を説明する図である。
【図16】検出回路の入出力信号のタイミングチャート
(1)である。
【図17】検出回路の入出力信号のタイミングチャート
(2)である。
【図18】検出回路の概要ブロック図である。
【図19】検出回路の詳細ブロック図(1)である。
【図20】検出回路の詳細ブロック図(2)である。
【図21】相関係数を説明する図である。
【図22】入力パターンのマッチング処理を説明する図
である。
【図23】相関係数を求めた結果を説明する図である。
【図24】オンライン手書文字認識の概要処理を説明す
る図である。
【図25】パターンマッチング法を説明する図である。
【符号の説明】
1…オンライン手書文字認識装置 2…タブレット 2F…入力面 3…認識処理装置 4…表示装置 5…出力装置 A…ラッチパルス信号 B…保持信号 X00〜X23、Y00〜Y23…出力信号 V1 〜V7 …検出パターンのベクトル ω0 〜ω2 …相関係数 Ωx 、Ωy …マッチング度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段を介して手書き入力された文字
    の筆跡を検出し、前記筆跡の特徴を抽出、識別して入力
    文字を認識するオンライン手書文字認識装置において、 前記筆跡をX軸方向と前記X軸方向と交差するY軸方向
    とに分離し、それぞれの筆跡からX軸方向入力ストロー
    ク及びY軸方向入力ストロークを抽出するストローク抽
    出手段と、 前記抽出されたX軸方向入力ストロークおよびY軸方向
    入力ストロークを1または複数の記号からなるX軸方向
    記号列およびY軸方向記号列に変換して出力する記号化
    手段と、 基本文字を構成するX軸方向基本ストロークおよびY軸
    方向基本ストロークに対応する1または複数の記号から
    なるX軸方向基本記号列およびY軸方向基本記号列を予
    め記憶する第1記憶手段と、 前記記号間の相関係数を予め記憶する第2記憶手段と、 前記X軸方向記号列を構成する各記号と前記X軸方向基
    本記号列を構成する各記号との間の相関係数、並びに前
    記Y軸方向記号列を構成する各記号と前記Y軸方向基本
    記号列を構成する各記号との間の相関係数を前記第1記
    憶手段および前記第2記憶手段を参照することにより求
    め、当該入力ストロークと基本ストロークとのX軸方向
    及びY軸方向それぞれのマッチング度を求めるマッチン
    グ度判別手段と、 を備えたことを特徴とするオンライン手書文字認識装
    置。
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