JPH0529001Y2 - - Google Patents

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JPH0529001Y2
JPH0529001Y2 JP12971188U JP12971188U JPH0529001Y2 JP H0529001 Y2 JPH0529001 Y2 JP H0529001Y2 JP 12971188 U JP12971188 U JP 12971188U JP 12971188 U JP12971188 U JP 12971188U JP H0529001 Y2 JPH0529001 Y2 JP H0529001Y2
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mounting frame
mulberry
stock
frame
saw blade
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、桑畑において条桑を収穫した以後、
整枝を行うために桑の株を伐採し、株直しを専門
的かつ能率的に行うことができる乗用型条桑株直
し機に関する。
[従来の技術] 従来、桑畑において所定の大きさに育成された
条桑を先ず実公昭57−60646号公報に記載された
如き刈取機を使用して前部側に装備されたバリカ
ン型カツタで地上より20cm〜50cmの高さ位置にお
いて切断して収穫し、次いで、刈取られた以後の
桑の株を、整枝する目的から後部側に装備された
回転カツタにより地上より3cm〜15cm位置で伐採
するようにした条桑の株直し作業機は、本出願前
知られている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従前のこの種条型桑株直し作業機
は、前部側にバリカン型カツタを装備して枝葉部
分の根元部を切断して搬送結束し、次いで、後方
側に装備した回転カツタにより前記切断装置より
も低い株部分を切断するような構成であつたの
で、刈取機の構成が複雑となり高価である許り
か、作業操作も面倒であるという問題点を有して
いた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、一個の回転鋸刃であつても条桑収穫作
業は勿論のこと適正位置での桑の株直し作業を作
業員が自走式農作業車に乗つたまま省力化のもと
で能率的に達成することができる乗用型条桑株直
し機を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における乗
用型条桑株直し機は、自走式農作業車の前部に取
付フレームを装着し、該取付フレームには上部側
をターンバツクル装置で、又、下部側をヒツチロ
ーアリンクを介して可動アームを連結したものに
おいて、前記可動アームの下端側には昇降調節の
できるゲージホイルと高速回転する回転鋸刃とを
備えた株直しフレームの基端側を枢着せしめると
共に、取付フレームとヒツチローアリンクとに亘
り油圧シリンダーを連結してなるものである。
[作用] 先ず、運転席の油圧レバーを操作して油圧シリ
ンダーを伸長するとヒツチローアリンクは取付け
フレームとの枢着点を軸として上方に押し上げら
れ、ゲージホイル及び回転丸鋸を備えた株直しフ
レーム全体は上昇される。又、逆に油圧シリンダ
ーを縮小方向に操作すると前とは逆に株直しフレ
ーム全体が下降せられる。
したがつて、油圧シリンダーの伸長及び縮小操
作で大まかな昇降調節をしたら、取付フレームと
可動アームとを連結しているターンバツクル装置
を伸長方向或は縮小方向に向け回転操作すれば、
可動アームはヒツチローアリンクとの枢着部を軸
として前傾状態或は後傾状態に調節される。した
がつて、前記ターンバツクル装置の伸縮調節操作
によつて回転鋸刃が水平状態となるように調節す
る。次いで、ゲージホイルを昇降調節して回転鋸
刃の高さを条桑収穫作業に適した高さ即ち地上よ
り20cm〜50cmとなるように調節する。以上のよう
な調節操作が終了したら自走式農作業車を桑畑に
向け前進せしめれば、多数の条桑は水平回転する
鋸刃により切断され収穫せられる。
次に、条桑の収穫作業終了後、整枝の目的のた
めに桑の株を地上より3cm〜15cmのところで切断
する株直し作業を行いたい時には、先ず、油圧シ
リンダーの伸縮調節操作とゲージホイルの昇降調
節操作及びターンバツクル装置の伸縮調節操作に
より回転鋸刃を地上より3cm〜15cmの位置で、か
つ、前傾状態となるように調節せしめた後、自走
式農作業車を収穫された以降における多数の株に
向け前進せしめれば、多数の株は地上より3cm〜
15cmの株直し切断位置において正確に切断され株
直し作業を終了することができる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図において、1は、運転席2
及び原動機3を備えた自走式農作業車であつて、
該自走式農作業車1の前部には取付フレーム4が
取外し自在に装着されている。
5は、可動アームであつて、該可動アーム5の
上端側と取付フレーム4の上端側とは両端を夫々
枢着ピン7,8を介して取付フレーム4と可動ア
ーム5とに亘り枢着されたターンバツクル装置6
により連結されると共に可動アーム5の下端側と
取付フレーム4の略中央位置とは両端を夫々枢着
ピン10,11を介して取付フレーム4と可動ア
ーム5とに亘り枢着されたヒツチローアリンク9
により連結されている。前記可動アーム5の下端
側にはコ字状のヒツチバー12が装着されてお
り、これがヒツチバー12には取付ピン13を介
して株直しフレーム14の基端側が枢着されてい
る。株直しフレーム14の先端側に伝動筐15が
一体に装着されており、これが伝動筐15より下
方に向け延出した回転軸16の下端には回転鋸刃
17を装着して、自走式農作業車1の動力により
高速回転される。なお、18は、受動プーリであ
り、19は、伝動ベルトである。
前記伝動筐15の一側に装着アーム20が水平
に張出すように装着されており、これが自由端側
にはゲージホイル21を下端に回転自在に遊架し
た昇降調節杆22が垂直状に貫装され、昇降調節
杆22に複数あけた調節孔23へピン差し替えに
よりゲージホイル21を昇降調節できるようにな
つている。24は、可動アーム5及び株直しフレ
ーム14を同時に昇降調節することができる油圧
シリンダーであつて、該油圧シリンダー24の基
端側は取付フレーム4の下端へ枢着ピン25を介
して枢着されると共に先端側の可動部はヒツチロ
ーアリンク9の下端側へ枢着ピン26を介して枢
着されている。上述の油圧シリンダー24は運転
席2近傍に設けた油圧レバー27により操作され
るようになつていいる。Aは、条桑Dの収穫切断
位置、Bは、株直し切断位置、Cは、株である。
[考案の効果] 本考案は、上述のとおりに構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
油圧シリンダーの伸縮調節操作で可動フレーム
は勿論のこと回転鋸刃及びゲージホイルを備えた
株直しフレーム全体の昇降調節作動を可能とする
ことができると共に、ターンバツクル装置の伸縮
調節操作で可動アーム及び株直しフレームの傾斜
角度を微細に亘り傾斜調節して回転鋸刃を水平状
態としたり或は前傾状態に調節することができる
許りか、回転鋸刃はゲージホイルの昇降調節操作
で微細に亘り昇降調節して回転鋸刃の設定高さを
所望位置として正確な株直し作業を能率的に達成
することができる外、一個の回転鋸刃の昇降調節
操作で条桑の収穫作業と株直し作業ができるの
で、その構成を著しく簡単にして安価に提供でき
ると同時に、操作も簡便にして誰でも使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一部を切欠した拡大側面図、第2図
は、一部を切欠した要部の平面図、第3図は、条
桑の収穫並びに株直し切断部の位置を示す正面図
である。 1……自走式農作業車、4……取付フレーム、
5……可動アーム、6……ターンバツクル装置、
9……ヒツチローアリンク、14……株直しフレ
ーム、17……回転鋸刃、21……ゲージホイ
ル、24……油圧シリンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自走式農作業車の前部に取付フレームを装着
    し、該取付フレームには上部側をターンバツクル
    装置で、又、下部側をヒツチローアリンクを介し
    て可動アームを連結したものにおいて、前記可動
    アームの下端側には昇降調節のできるゲージホイ
    ルと高速回転する回転鋸刃とを備えた株直しフレ
    ームの基端側を枢着せしめると共に、取付フレー
    ムとヒツチローアリンクとに亘り油圧シリンダー
    を連結した乗用型条桑株直し機。
JP12971188U 1988-10-03 1988-10-03 Expired - Lifetime JPH0529001Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12971188U JPH0529001Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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JP12971188U JPH0529001Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03

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Publication Number Publication Date
JPH0249841U JPH0249841U (ja) 1990-04-06
JPH0529001Y2 true JPH0529001Y2 (ja) 1993-07-26

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