JPH05289921A - データベース管理方法および装置 - Google Patents

データベース管理方法および装置

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JPH05289921A
JPH05289921A JP4094073A JP9407392A JPH05289921A JP H05289921 A JPH05289921 A JP H05289921A JP 4094073 A JP4094073 A JP 4094073A JP 9407392 A JP9407392 A JP 9407392A JP H05289921 A JPH05289921 A JP H05289921A
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JP
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data
request
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transaction
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JP4094073A
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Kazuaki Tanaka
和明 田中
Shoichi Kosuge
昭一 小菅
Yoshihisa Kurusu
義久 来栖
Yoshitami Saito
善民 斉藤
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、コミット後のデータと、自
トランザクションによるコミット前の更新データと、他
のトランザクションによるコミット前の更新データとを
区別して検索したり表示することで、データベースの最
新状態を的確に把握できるデータベース管理方法および
装置を提供することにある。 【構成】 データベースの更新要求に応答して、更新デ
ータにトランザクション毎に異なるコミット情報を付加
して記憶し、コミット要求に応答して、コミット対象の
更新データからコミット情報を除去し、利用者からの表
示要求に応答して、コミットしたデータを検索し、コミ
ット前のデータで、かつ自トランザクションで更新デー
タを検索し、コミット前のデータで、かつ他のトランザ
クションでの更新データを検索し、これらの検索結果を
表示方法を変えて表示装置に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】データベースに登録され、表示さ
れるデータの管理方法および装置。
【0002】
【従来の技術】従来、データベースのデータの管理方法
として、An Introduction to Da
tabase Systems Fifth Edition、C.
J.DATE,1990に記載されているように、複数
のトランザクションによるデータアクセスの一貫性を保
証するため、第1トランザクションがアクセスしたデー
タは、コミット(有効化)が発せられるまで第2トラン
ザクションからの該データのアクセスをロックするのが
一般的である。これにより、第1トランザクションが更
新したデータを、コミットする前に第2トランザクショ
ンが参照し、それに基づき別の更新を行った後、第1ト
ランザクションがその処理をロールバック(無効化)し
た場合、該データの値は、第1トランザクションの更新
前の値に戻ってしまい、第2トランザクションの更新処
理が消えてしまうということを防止している。しかし、
文献の図16.6では、第2トランザクションが、ロッ
クを無視して、第1トランザクションの更新データをア
クセスする方法も示している。この方法では、無効化さ
れるかもしれないが、最新のデータベースの内容を知る
ことはできた。
【0003】また、特開平3−1277号に記載のよう
に、複数のワークステーションから設計データベースを
検索するたびに、アクセス状況を記録するとともに、管
理用表示画面に各ワークステーションで検索した設計デ
ータベースの内容を同一画面に、かつ、アクセスしたワ
ークステーションが識別可能なように設計データベース
の内容を表示する方法が知られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワークステーションに
よる設計業務が定着しつつある。ここでは、1つの設計
図面をn人で分担して設計する場合、互いの設計内容が
干渉し、手戻りが発生していた。例えば、プラント設計
においては、プラントを構成する建屋、機器、その間に
組み込むダクト類といった異なる多くの設計項目があ
り、夫々、担当の部署の設計者らによって、同時期に、
設計されている。設計作業には、CAD(Computer Aid
ed Design)装置が利用され、その設計データは、デー
タベースに登録されている。3次元の空間の中で、各部
署での設計結果が互いに関連し、組み合わされてプラン
トが形成されるわけだが、各部署の設計結果の総合する
と、異なるダクトが3次元空間の同じ場所を占めたり、
ダクトと建屋や機器がぶつかってしまうといった、所
謂、設計情報の干渉が発生していた。干渉防止のため
に、従来、設計作業が終了した夜間等に、定期的に、そ
の干渉チェックが為されてはいた。しかし、設計者が設
計中のものについては、干渉チェックができないため干
渉チェック間に設計された設計データ間では干渉が生じ
ていた。
【0005】干渉チェックができない原因は、データベ
ース管理システムが、利用者からのコミット指示がある
まで更新データを他の利用者からアクセスできないよう
にロックしているためである。一般に、設計者は、一日
の作業を終了するまでとか、1つのダクトを設計終わる
まで途中半端な状態の設計内容をコミットしないため、
このロック期間は、事務処理でのデータベースの使用の
場合と比較して、非常に長期間となることが多い。
【0006】このロック制御は、銀行の口座データの更
新処理のように相対的に短い間、データにロックをかけ
て一貫性を保証する場合には有効な制御方法であるが、
設計業務のように長時間コミットが発せられないような
場合には、その間、他の利用者からはデータベースの最
新の状態がつかめないという不都合があった。
【0007】そこで、従来技術であるAn Intro
duction to Database Syste
ms Fifth Edition、C.J.DATE,1990で
示されているロックを無視した検索要求を、更新を行っ
ている同一トランザクションで発行できるように改善す
る方法が考えられる。これにより、最新のデータベース
の状態を知って設計内容全体の干渉をチェックすること
は可能となる。しかし、コミットされているデータとコ
ミット前のデータとの区別が付かなかったり、コミット
前のデータの中で、干渉するデータは自分の更新してい
るデータなのか、他のトランザクションの更新している
データなのかを切り分けることはできなかった。また、
特開平3−1277号の方法は、An Introdu
ction to Database Systems
Fifth Edition、C.J.DATE,1990に示さ
れたロックを無視した検索要求と同じに最新データベー
スの内容を表示でき、かつ、アクセスしたワークステー
ションが識別できるようにデータベース内容を表示でき
る。しかし、コミットされているデータとコミット前の
データとを区別する方法は開示されておらず、よって、
コミット前のデータの中で、干渉するデータは自分の更
新しているデータなのか、他のトランザクションの更新
しているデータなのかを切り分けることもできなかっ
た。
【0008】本発明の目的は、前日の設計作業終了後に
干渉チェックを済ませ、データ間の整合状態が把握され
ているコミットされたデータと、当日の設計作業により
追加、更新されそのデータの整合性が把握されていない
コミット前のデータとを区別して検索でき、更に、コミ
ット前のデータをアクセスしたトランザクションを区別
して検索できるデータベース管理方法、および、その検
索方法を用いたデータベースの内容の表示方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】データベースの更新要求
に応答して、更新データにトランザクション毎に異なる
コミット情報を付加して記憶するステップ、コミット要
求に応答して、コミット対象の更新データからコミット
情報を除去するステップ、検索要求に応答して、該要求
がコミットしたデータの検索要求ならばコミット情報を
付加されていないデータだけを検索対象とし、コミット
前のデータで、かつ自トランザクションにより更新され
たデータの検索要求ならば、自トランザクションに対す
るコミット情報を付加されたデータだけを検索対象と
し、コミット前のデータで、かつ他のトランザクション
により更新されたデータの検索要求ならば、他のトラン
ザクションに対するコミット情報を付加されたデータだ
けを検索対象とするステップと、コミット前のデータ
で、かつ他のトランザクションにより更新されたデータ
の検索要求ならば、他のトランザクションの識別が可能
なように検索結果を回答するステップと、利用者からの
表示要求に応答して、コミットされているデータ、コミ
ット前のデータで、かつ自トランザクションにより更新
されたデータ、および、コミット前のデータで、かつ他
トランザクションにより更新されたデータとを表示方法
を変えて出力するステップ、とからなる。
【0010】
【作用】上記ステップを設けたことにより、利用者から
の表示要求に応答して、コミットしたデータの検索要求
と、コミット前のデータで、かつ自トランザクションに
より更新されたデータの検索要求と、コミット前のデー
タで、かつ他のトランザクションにより更新されたデー
タの検索要求とをデータベース管理システムに要求し、
検索されたデータをコミットされているデータ、コミッ
ト前のデータで、かつ自トランザクションにより更新さ
れたデータ、コミット前のデータで、かつ他のトランザ
クションにより更新されたデータかにより表示方法を変
えて出力することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】〈実施例1〉以下、本発明の実施例1につ
いて説明する。
【0013】図1は、実施例1の全体構成図である。
【0014】本実施例の最大の特徴は、コミット前のデ
ータにコミット前であることを示す情報を付加して記憶
し、コミット後のデータの検索に加え、コミット前のデ
ータを対象とする検索を可能とすることである。
【0015】以下、実施例1について詳細に説明する。
【0016】1はCPU(Central Processing Unit)、
3はデータベース11から読み込まれたデータや、デー
タベースに登録するデータを記憶したり、データベース
管理プログラム7や応用プログラム5を記憶する主記憶
装置、5は利用者によって入力装置15から入力された
データをデータベース管理プログラム7を介してデータ
ベース11へ登録したり、利用者の指示に基づきデータ
ベース11のデータをデータベース管理プログラムを介
して検索し、表示装置13に出力する処理を行なうデー
タベースの応用プログラム、7はデータベース11への
データの追加、削除、置換、検索といった処理を行うデ
ータベース管理プログラム。以下、本実施例では、追
加、削除、置換を総称して更新と記す。9はデータベー
スの1データに関するレコードであり、データベースの
更新操作、例えば、追加、置換、削除などの度に主記憶
上に生成され、利用者からのコミット指示によりデータ
ベース11に反映されるまで記憶される。その論理的な
構成は、少なくとも、追加したり置換するデータ本体を
設定する欄9a,9aに設定されるデータを書き込むデ
ータベース11の位置を特定するのに必要な情報9b,
データに対する追加、削除、置換、検索といった操作の
内容を示す操作コードを設定する欄9c、そのデータ操
作がコミット前であるか否かを示すコミット情報を設定
する欄9dとからなる。尚、置換や削除の場合には、そ
の対象となるデータまたはそのデータをデータベース1
1中で特定するための情報も含まれる。実施例1では、
コミット情報として、コミット前か後かを2値で表現す
る値が用いられるものとする。11はデータベースであ
る。本発明は、その格納データの種別に依存しない。従
来の文字データや数値データでもよいし、文字や数値か
ら成る図形を表現するデータでもよいし、ビット列から
なる画像データや音声データでもよいし、あるいは、こ
れらのデータの組み合わせで表現できる文書データや知
識データでもよい。
【0017】また、本発明は、データベースの格納構造
に依存しない。よって、本実施例では、説明を簡単にす
るために、データベース11の中でデータは個々にその
存在が特定されるように格納され、そして、例えば、置
換操作の場合、置換後のデータ9aは、位置情報欄9c
に設定された値で特定される場所に書き出されるものと
する。
【0018】尚、データベース11が複数のデータを含
むページと呼ばれる単位に分割され、データベース11
から主記憶装置3に更新対象のデータを含むページを読
込み、更新後のデータを含むページを主記憶装置3から
データベースヘ書き出すデータベース管理方法では、デ
ータベースの1データ欄9aには読み込まれたページが
設定され、その中の更新対象データが更新後のデータに
置き換えられる実施例であってもよいことは言うまでも
ない。
【0019】12は入力装置15から入力された利用者
からのデータベース操作要求を記憶するメモリであり、
少なくとも要求の種別を示すコマンドを設定する欄12
a,その要求内容に依存して異なるパラメタを設定する
欄12bから構成される。図面に記載された図形データ
を登録するデータベースの場合のコマンド欄12aやパ
ラメタ欄12bに設定される値の例を、図2に示す。
【0020】要求が、登録要求ならば、図2(1)のご
とく、コマンド欄12aには、『登録』、パラメタ欄1
2bには、データを登録する図面の名前、データの図面
内での位置情報や図形形状を表現する情報等で構成され
る図形データとが『図面名=図面1、図形データ=デー
タ1』のごとく設定される。
【0021】要求が、置換要求ならば、図2(2)のご
とく、コマンド欄12aには、『置換』、パラメタ欄1
2bには、データを置換する図面の名前、置換されるデ
ータを特定する情報、置換するデータとが『図面名=図
面2、置換対象データ=データ21、置換データ=デー
タ22』のごとく設定される。
【0022】要求が、削除要求ならば、図2(3)のご
とく、コマンド欄12aには、『削除』、パラメタ欄1
2bには、データを削除する図面の名前、削除するデー
タを特定する情報とが『図面名=図面3、削除対象デー
タ=データ3』のごとく設定される。
【0023】要求が、コミット後データの表示要求なら
ば、図2(4)のごとく、コマンド欄12aには、『コ
ミットデータ表示』、パラメタ欄12bには、表示する
図面の名前が『図面名=図面4』のごとく設定される。
尚、図面の一部の表示を要求する場合には、データベー
スを検索するための条件として、図面名だけでなく、そ
の部分を指定する情報が指定されることは言うまでもな
い。以下、説明を簡単にするために、図面全体を表示対
象とされる場合について記述する。
【0024】要求が、コミット前データの表示要求なら
ば、図2(5)のごとく、コマンド欄12aには、『コ
ミット前データ表示』、パラメタ欄12bには、表示す
る図面の名前が『図面名=図面5』のごとく設定され
る。
【0025】要求が、現データベースの表示要求なら
ば、図2(6)のごとく、コマンド欄12aには、『現
データベース表示』、パラメタ欄12bには、表示する
図面の名前が『図面名=図面6』のごとく設定される。
【0026】要求が、データベース更新の確定要求なら
ば、図2(7)のごとく、コマンド欄12aには、『コ
ミット』が設定され、パラメタ欄12bには何も設定さ
れない。
【0027】要求が、データベース更新のキャンセル要
求ならば、図2(8)のごとく、コマンド欄12aに
は、『ロールバック』が設定され、パラメタ欄12bに
は、何も設定されない。
【0028】尚、応用プログラム5からデータベース管
理プログラム7へのデータベース操作要求においても、
データベース管理プログラム7に依存する形式ではある
が、同様に、要求の種別を示すコマンドを設定する欄1
3aやその要求内容に依存して異なるパラメタを設定す
る欄13bから構成されるメモリが主記憶上に設けられ
ることは言うまでもない。例えば、図3に示すように、
要求が、追加要求ならば、図3(1)のごとく、コマン
ド欄13aには、『追加』、パラメタ欄13bには、デ
ータを登録する表の名前、図面の名前および図面内での
位置情報や図形形状を表現する情報等で構成される図形
データとが『表名=図面管理表、図面名=図面1、図形
データ=データ1』のごとく設定される。ここで、図面
管理表が表の名前、図面1が図面の名前、図形データ1
が図形データに対応する。本発明は、表名の指定方法に
依存しないので、表名がシステムで一意に決められてい
てもよいし、予め定義する方法、あるいは利用者から指
定される方法のいずれであってもよい。また、1つの図
形データが複数の表や、複数のカラムに分割されて登録
されたりする場合に、データベースのアクセス言語仕様
に基づき、複数組のコマンドとパラメタに分解されてデ
ータベース管理プログラム7へ要求される実施例であっ
てもよい。
【0029】要求が、置換要求ならば、図3(2)のご
とく、コマンド欄13aには、『置換』、パラメタ欄1
3bには、データを置換する表の名前、図面の名前、置
換される図形データを特定する情報、置換するデータと
が『表名=図面管理表、図面名=図面2、図形データ=
データ21,データ22』のごとく設定される。
【0030】要求が、削除要求ならば、図3(3)のご
とく、コマンド欄13aには、『削除』、パラメタ欄1
3bには、データを削除する表の名前、図面の名前、削
除する図形データを特定する情報とが『表名=図面管理
表、図面名=図面3、図形データ=削除データ3』のご
とく設定される。
【0031】要求が、コミット後データの検索要求なら
ば、図3(4)のごとく、コマンド欄13aには、『検
索』、パラメタ欄13bには、図面を特定する検索条件
として『表名=図面管理表、コミット情報=オフ、図面
名=図面4』のごとく設定される。尚、図面の一部の表
示要求に対する検索要求の場合には、データベースを検
索するための条件として、図面名だけでなく、その部分
を指定する情報が指定されることは言うまでもない。以
下、説明を簡単にするために、図面全体を表示対象とさ
れる場合について記述する。
【0032】要求が、コミット前データの検索要求なら
ば、図3(5)のごとく、コマンド欄13aには、『検
索』、パラメタ欄13bには、図面を特定する検索条件
としてが『コミット情報=オン、図面名=図面5』のご
とく設定される。尚、コマンド名をコミット検索、コミ
ット前検索と分け、パラメタとしてコミット情報のオン
やオフを指定しない方法でもよいことは言うまでもな
い。
【0033】要求が、コミット要求ならば、図3(6)
のごとく、コマンド欄13aには、『コミット』が設定
され、パラメタ欄13bには何も設定されない。
【0034】要求が、ロールバック要求ならば、コマン
ド欄13aには、図3(7)のごとく、『ロールバッ
ク』が設定され、パラメタ欄13bには、何も設定され
ない。14はデータベース管理プログラム7によってデ
ータベース11から検索されたデータを記憶するメモリ
で、データを設定する欄14aとそのデータがコミット
前ならば追加、置換、削除操作のいづれかを示す値を設
定する欄14bからなる。16は文字、図形、画像デー
タなどを入力するキーボードやマウスなどの入力装置、
17は文字、図形、画像などを表示するディスプレイ装
置のごとき表示装置である。
【0035】尚、応用プログラム5やデータベース管理
プログラム7の実行上必要な作業領域、データベース1
1との入出力用領域等の記述は、煩雑さを避けるため省
略してある。
【0036】以下、応用プログラム5の処理内容に付
き、図4、図5および図6に基づき詳細に説明する。
尚、図4の116と図5の116および図4の120と
図5の120とにおいて、図4と図5のプログラムの処
理フローが連続する。また、図5の128と図6の12
8および図5の134と図6の134とにおいて、図5
と図6のプログラムの処理フローが連続する。
【0037】応用プログラム5は、起動されると入力装
置16からの利用者からの要求を入力し、コマンド欄1
2aとパラメタ欄12bに記憶する(ステップ10
1)。
【0038】そして、コマンド欄12aの値から利用者
の要求がデータの追加要求かを判定する(ステップ10
3)。図2(1)のごとく、ステップ103YESなら
ば、コマンド欄13aとパラメタ欄13bとに図3
(1)のごとく値を設定し、データベース管理プログラ
ムへデータの追加要求を出して処理を終了する(ステッ
プ105)。
【0039】ステップ103NOならば、コマンド欄1
2aの値から利用者の要求がデータの置換要求かを判定
する(ステップ107)。図2(2)のごとく、ステッ
プ107YESならば、コマンド欄13aとパラメタ欄
13bとに図3(2)のごとく利用者からの該要求に含
まれる置換データを特定するデータとその置換後のデー
タとを設定し、データベース管理プログラムへデータの
置換を要求して処理を終了する(ステップ109)。
【0040】ステップ107NOならば、コマンド欄1
2aの値から利用者の要求がデータの削除要求かを判定
する(ステップ111)。図2(3)のごとく、ステッ
プ111YESならば、コマンド欄13aとパラメタ欄
13bとに図3(3)のごとく利用者からの該要求に含
まれる削除データを特定するデータとを設定し、データ
ベース管理プログラムへデータの削除を要求して処理を
終了する(ステップ113)。
【0041】ステップ111NOならば、コマンド欄1
2aの値から利用者の要求がコミット後データの表示要
求かを判定する(ステップ115)。図2(4)のごと
く、ステップ115YESならば、コマンド欄13aと
パラメタ欄13bとに図3(4)のごとく利用者からの
該要求に含まれる検索条件とを設定し、データベース管
理プログラムへコミットされたデータの検索を要求(ス
テップ117)し、メモリ14に設定された検索結果
を、予め指定された表示方法で表示装置17に表示して
処理を終わる(ステップ119)。表示方法として、コ
ミット後のデータ、コミット前のデータとを、色、文字
フォント、書体、輝度を変えて出力する実施例でもよい
し、データが図形データならば、線の太さや線種を変え
て出力する実施例でも良い。また、その指定は、応用プ
ログラムに固有なものでもよいし、応用プログラムの実
行パラメタで指定する方法でもよいし、予めメモリに記
憶しておき応用プログラムが起動されたときにメモリか
ら読込む方法でも良いし、表示要求を出す利用者に指定
させる方法でもよい。
【0042】ステップ115NOならば、コマンド欄1
2aの値から利用者の要求がコミット前データの表示要
求かを判定する(ステップ121)。図2(5)のごと
く、ステップ121YESならば、コマンド欄13aと
パラメタ欄13bとに図3(5)のごとく利用者からの
該要求に含まれる検索条件とを設定し、データベース管
理プログラムへコミット前データの検索を要求(ステッ
プ123)し、メモリ14に設定された検索結果を、予
め指定された表示方法で表示装置17に表示して処理を
終わる(ステップ125)。
【0043】ステップ121NOならば、コマンド欄1
2aの値から利用者の要求が現データベースの表示要求
かを判定する(ステップ127)。図2(6)のごと
く、ステップ127YESならば、コマンド欄13aと
パラメタ欄13bとに、図3(4)のごとく利用者から
の該要求に含まれる検索条件を設定し、データベース管
理プログラムへコミット後データの検索を要求し、図7
(1)に例示するようにメモリ14に設定された検索結
果を受け取る(ステップ129)。次に、コマンド欄1
3aとパラメタ欄13bとに、図3(5)のごとく利用
者からの該要求に含まれる検索条件とを設定し、データ
ベース管理プログラムへコミット前データの検索を要求
し、図7(2)(3)(4)に例示するようにメモリ1
4に設定された検索結果を受け取る(ステップ13
1)。ステップ129とステップ131で検索されたデ
ータを予め指定された表示方法で,図8に例示するごと
く表示して処理を終わる(ステップ133)。図8の2
01は表示画面、203はコミット後データの例、20
5はコミット前の追加データの例、207はコミット前
の削除データの例、209はコミット前の置換データの
例、211は表示画面上に例示された表示方法の説明で
ある。
【0044】この時、ステップ129で検索されたデー
タが、ステップ131の検索の結果、削除される予定で
ある場合には、他のコミット前データやコミット後デー
タとは異なる表示方法で出力する実施例であっても良
い。同様に、ステップ129で検索されたデータが、ス
テップ131の検索の結果、置換される予定である場合
には、コミット後データは表示せず、コミット前データ
を、他のコミット前データやコミット後データとは異な
る表示方法で出力する実施例であっても良い。
【0045】尚、ステップ119での表示例としては、
図8のコミット後のデータ203だけが表示され、ステ
ップ123での表示例としては、図8のコミット前のデ
ータ205,207,209が表示されたものとなる。
【0046】ステップ127NOならば、コマンド欄1
2aの値から利用者の要求がデータベース更新の確定要
求、即ち、コミット要求かを判定する(ステップ13
5)。図2(7)のごとく、ステップ135YESなら
ば、コマンド欄13aに図3(6)のごとくに値を設定
し、データベース管理プログラムへコミットを要求して
処理を終了する(ステップ137)。
【0047】ステップ135NOならば、図2(8)の
ごとく、コマンド欄12aの値から利用者の要求がデー
タベース更新のキャンセル要求、即ち、ロールバック要
求かを判定する(ステップ139)。ステップ139Y
ESならば、コマンド欄13aに図3(7)のごとくに
値を設定し、データベース管理プログラムへロールバッ
クを要求して処理を終了する(ステップ141)。
【0048】ステップ139NOの場合に実行される、
応用プログラム5からデータベース管理プログラム7へ
の他の要求に対する処理は、本発明の対象外であり説明
を省略する。
【0049】以下、データベース管理プログラム7の処
理内容に付き、図9および図10に基づき詳細に説明す
る。尚、図9の326と図10の326および図9の3
32と図10の332とにおいて、図9と図10のプロ
グラムの処理フローが連続する。
【0050】データベース管理プログラム7は、起動さ
れると応用プログラム5からの引数であるコマンド欄1
3aから、利用者の要求がデータベースへのデータの追
加要求かを判定する(ステップ301)。図3(1)の
ごとく、ステップ301YESならば、応用プログラム
5からの該要求に含まれる追加データ『データ1』に、
データ追加を示す操作コード、例えば、『追加』(ステ
ップ303)と、コミット前を示すコミット情報、例え
ば、『オン』を付加(ステップ305)し、従来のごと
くデータベースの追加処理を行なう。この処理によっ
て、主記憶上のデータベースの1データ欄9aには『デ
ータ1』、操作コード欄9cには『追加』、コミット情
報欄9dには『オン』が設定される(ステップ30
7)。
【0051】ステップ301NOならば、コマンド欄1
3aから、利用者の要求がデータベースのデータの置換
要求かを判定する(ステップ309)。図3(2)のご
とく、ステップ309YESならば、応用プログラム5
からの該要求に含まれる置換データに、データ置換を示
す操作コード、例えば、『置換』(ステップ311)
と、コミット前を示すコミット情報、例えば、『オン』
を付加(ステップ313)し、従来のごとくデータベー
スの置換処理を行なう。この処理により主記憶上のデー
タベースの1データ欄9aには追加データ、操作コード
欄9cには『置換』、コミット情報欄9dには『オン』
が設定される(ステップ315)。
【0052】ステップ309NOならば、コマンド欄1
3aから、利用者の要求がデータベースのデータの削除
要求かを判定する(ステップ317)。図3(3)のご
とく、ステップ317YESならば、応用プログラム5
からの該要求に含まれる削除データに、データ削除を示
す操作コード、例えば、『削除』(ステップ319)
と、コミット前を示すコミット情報、例えば、『オン』
を付加(ステップ321)し、従来のごとくデータベー
スの削除処理を行なう。この処理により主記憶上のデー
タベースの1データ欄9aには追加データ、操作コード
欄9cには『削除』、コミット情報欄9dには『オン』
が設定される(ステップ323)。
【0053】ステップ317NOならば、コマンド欄1
3aから、利用者の要求がデータベースのデータの検索
要求かを判定する(ステップ325)。図3(4)また
は(5)のごとく、ステップ325YESならば、該要
求がコミットされたデータの検索要求かを判定する(ス
テップ327)。図3(4)のごとく、ステップ327
YESならば、利用者からの該要求に含まれる検索条件
を解釈し、コミット情報を持たないデータを対象として
検索処理を行い、図7(1)のごとく検索結果をメモリ
14に設定して処理を終了する(ステップ329)。図
3(5)のごとく、ステップ327NOならば、利用者
からの該要求に含まれる検索条件を解釈し、主記憶装置
内のメモリ9に設定されているコミット前のデータを対
象として検索処理を行い、図7(2)(3)(4)のご
とく検索結果であるデータおよびその操作内容を示す値
をメモリ14に設定して処理を終了する(ステップ33
1)。
【0054】ステップ325NOならば、コマンド欄1
3aから、利用者の要求がコミット要求かを判定する
(ステップ333)。図3(6)のごとく、ステップ3
33YESならば、コミット前の各データについて、そ
れに付加された操作コードが『追加』かを判定する(ス
テップ335)。ステップ335YESならば、該デー
タから操作コードやコミット情報を外してデータベース
へ追加する(ステップ337)。次に、自トランザクシ
ョンで更新した全データについてステップ335以降の
処理を実施したかを判定(ステップ339)し、339
NOならばステップ335以降を繰返し、ステップ33
9YESならばコミット処理終了を要求元に送って処理
を終了する。
【0055】ステップ335NOならば、操作コードが
『置換』かを判定する(ステップ341)。ステップ3
41YESならば、該データから操作コードやコミット
情報を外してデータベースのデータを置換(ステップ3
43)後、ステップ339以降を実施する。ステップ3
41NOならば、データベース中の該データを削除(ス
テップ345)後、ステップ339以降を実施する。
【0056】ステップ333NOならば、コマンド欄1
3aから、利用者の要求がロールバック要求かを判定す
る(ステップ347)。図3(7)のごとく、ステップ
347YESならば、自トランザクションで更新したコ
ミット前データを主記憶上から削除して処理を終了する
(ステップ349)。
【0057】ステップ347NOの場合に実行される、
応用プログラム5からデータベース管理プログラム7へ
の他の要求に対する処理は、本発明の対象外であり説明
を省略する。
【0058】本実施例によれば、データベース中のデー
タを、コミットされているデータかコミット前のデータ
かにより、更には、コミット前のデータに対する更新操
作の種別が追加、置換、削除かにより、色や線種等を変
えて表示できるので、表示されているデータが仕掛り
中、即ち、データベースにはまだ反映されていない、実
更新されていないかどうかが、表示画面上で容易に把握
できる。
【0059】〈実施例2〉以下、本発明の実施例2につ
いて説明する。
【0060】本実施例の最大の特徴は、更新されたデー
タにコミット前であることを示す情報として、データ操
作したトランザクション単位に異なるコードを設定し、
コミット前データをトランザクション毎に検索する点で
ある。
【0061】実施例2の全体構成を図11に示すが、実
施例1と比べ、メモリ中の更新データにそれを更新した
トランザクションの識別子を設定する欄9e,および、
検索結果を設定するメモリ14に検索されたデータに加
えてコミット情報も合わせて設定する欄14cが新設さ
れる他は、実施例1と同じ構成である。
【0062】但し、コミット情報9dとして、データ9
aを操作したトランザクションを識別するコードが設定
される。また、利用者からの要求コマンド及び応用プロ
グラム5からデータベース管理プログラム7への要求コ
マンドには、図12、図13に例示するようにトランザ
クションの種別を指定した指示内容が含まれる。
【0063】利用者からの要求が、登録、置換、削除、
コミット後データの表示、データベース更新の確定、デ
ータベース更新のキャンセルのいずれかの要求であれ
ば、実施例1と同じである。
【0064】要求が、自分のトランザクションで更新し
たコミット前データの表示要求ならば、図12(5)の
ごとくコマンド欄12aには、『自更新コミット前デー
タ表示』、パラメタ欄12bには、表示する図面の名前
が『図面名=図面5』のごとく設定される。
【0065】要求が、他人のトランザクションで更新し
たコミット前データの表示要求ならば、図12(6)の
ごとくコマンド欄12aには、『他更新コミット前デー
タ表示』、パラメタ欄12bには、表示する図面の名前
が『図面名=図面6』のごとく設定される。
【0066】要求が、自分から見た現データベースの表
示要求ならば、図12(7)のごとくコマンド欄12a
には、『自分からみた現DB表示』、パラメタ欄12b
には、表示する図面の名前が『図面名=図面7』のごと
く設定される。
【0067】要求が、他人から見た現データベースの表
示要求ならば、図12(8)のごとくコマンド欄12a
には、『他人からみた現DB表示』、パラメタ欄12b
には、表示する図面の名前が『図面名=図面8』のごと
く設定される。この例は、自分を除く全他人からみた場
合であり、どの他人かを特定する場合には、パラメタ欄
12bに『図面名=図面8,利用者ID=識別子』のご
とく利用者を特定する識別子を指定する。
【0068】要求が、現データベースの表示要求なら
ば、図12(9)のごとくコマンド欄12aには、『現
DB表示』、パラメタ欄12bには、表示する図面の名
前が『図面名=図面8』のごとく設定される。
【0069】要求が、干渉チェック要求ならば、図12
(12)のごとくコマンド欄12aには、『干渉チェッ
ク』、パラメタ欄12bには、表示する図面の名前が
『図面名=図面10』のごとく設定される。
【0070】応用プログラム5からデータベース管理プ
ログラム7へのデータベース操作要求においても、要求
が、追加、置換、削除、コミット後データの検索、コミ
ット、ロールバックのいずれかの要求ならば、実施例1
と同じである。
【0071】要求が、コミット後データの検索要求なら
ば、図13(4)のごとく、コマンド欄13aには、
『検索』、パラメタ欄13bには、図面を特定する検索
条件としてが『表名=図面管理表、図面名=図面4、コ
ミット情報=オフ』のごとく設定される。
【0072】要求が、コミット前データの検索要求なら
ば、図13(5)のごとく、コマンド欄13aには、
『検索』、パラメタ欄13bには、図面を特定する検索
条件としてが『表名=図面管理表、図面名=図面5、コ
ミット情報=トランザクション識別子』のように設定さ
れる。尚、コミット前データとして自分のトランザクシ
ョンにより更新されたデータを検索対象とする場合に
は、コミット情報として自トランザクションに与えられ
た識別子を設定する。該識別子は、データベース管理プ
ログラムによってデータベースをアクセスするトランザ
クションを区別するために付与される識別子をデータベ
ース管理プログラムに問い合わせ、それを用いる方法で
もよいし、利用者を示す識別子を指定し、データベース
管理プログラムが利用者識別子をトランザクション識別
子に変換する方法でもよい。一方、コミット前データと
してある特定の他人のトランザクションにより更新され
たデータを検索対象とする場合には、識別子として他ト
ランザクションに与えられた識別子を設定する。特定の
他人が複数ならば論理演算子ORでトランザクション識
別子を結び付ける実施例となることは言うまでもない。
【0073】尚、要求が、自分以外のトランザクション
により更新されたコミット前データの検索要求ならば、
図13(6)のごとく、コマンド欄13aには、『検
索』、パラメタ欄13bには、図面を特定する検索条件
としてが『表名=図面管理表、図面名=図面6、コミッ
ト情報≠トランザクション識別子』のように設定され
る。
【0074】要求が、従来のデータベース検索要求、即
ち、コミット後のデータおよび自トランザクションで更
新したコミット前データを検索対象とする場合には、図
13(7)のごとく、コマンド欄13aには、『検
索』、パラメタ欄13bには、図面を特定する検索条件
としてが『表名=図面管理表、図面名=図面7』のよう
に設定される。
【0075】応用プログラム5の処理内容につき、図1
4,図15,図16および図17に基づき説明する。
尚、図14の399と図15の399および図14の4
00と図15の400とにおいて、図14と図15のプ
ログラムの処理フローが連続する。また、図15の42
2と図16の422および図15の428と図16の4
28とにおいて図15と図16のプログラムの処理フロ
ーが連続する。同様に、図16の444と図17の44
4および図16の446と図17の4446とにおいて
図16と図17のプログラムの処理フローが連続する。
【0076】実施例1の場合に比べ、ステップ115N
O以降の処理が異なる。以下、異なる処理内容について
詳細に説明する。
【0077】ステップ115NOならば、コマンド欄1
2aから利用者の要求が自分で更新したコミット前デー
タの表示要求かを判定する(ステップ401)。図12
(5)のごとくステップ401YESならば、図13
(5)のごとく利用者からの該要求に含まれる検索条件
と自トランザクションの識別子を設定し、データベース
管理プログラムへ自トランザクションによるコミット前
データの検索を要求してメモリ14に設定された検索デ
ータを受け取り(ステップ403)、指定された方法で
表示して処理を終了する(ステップ405)。
【0078】ステップ401NOならば、コマンド欄1
2aから利用者の要求が他人が更新したコミット前デー
タの表示要求かを判定する(ステップ407)。図12
(6)のごとくステップ407YESならば、図13
(6)のごとく利用者からの該要求に含まれる検索条件
と自トランザクションの識別子を設定し、データベース
管理プログラムへ他トランザクションによるコミット前
データの検索を要求してメモリ14に設定された検索デ
ータを受け取り(ステップ409)、指定された方法で
表示して処理を終了する(ステップ411)。尚、特定
の他トランザクションが更新したコミット前データの表
示要求であるならば、図13(5)のごとく、利用者か
らの該要求に含まれる検索条件と特定の他トランザクシ
ョンの識別子を設定して検索を要求する実施例となる。
また、その際、複数存在する他トランザクションにより
更新したコミット前データの表示要求であるならば、そ
れらのトランザクション識別子を論理演算子ORで結び
付けた検索条件式となることは言うまでもない。
【0079】ステップ407NOならば、コマンド欄1
2aから利用者の要求が自分から見た、即ち、他トラン
ザクションのコミット前データを除く現データベースの
表示要求かを判定する(ステップ413)。図12
(7)のごとくステップ413YESならば、図13
(7)のごとく従来のデータベースの検索要求と同様
に、利用者からの該要求に含まれる検索条件を設定し、
データベース管理プログラムへ検索を要求してメモリ1
4に設定された検索データを受け取った(ステップ41
5)後、データを指定された方法で表示して処理を終了
する(ステップ419)。
【0080】尚、図13(4)および(5)のごとく、
コミット後データを検索し、その後、自トランザクショ
ンにより更新されたコミット前データを検索する実施例
でも、同じ検索結果を得るので、そのような実施例でも
よい。
【0081】ステップ413NOならば、コマンド欄1
2aから利用者の要求が他人から見た、即ち、自トラン
ザクションのコミット前データを除く現データベースの
表示要求かを判定する(ステップ421)。図12
(8)のごとくステップ421YESならば、図13
(4)のごとく利用者からの該要求に含まれる検索条件
を設定し、データベース管理プログラムへコミット後デ
ータの検索を要求してメモリ14に設定された検索デー
タを受け取る(ステップ423)。次に、図13(6)
のごとく利用者からの該要求に含まれる検索条件と自ト
ランザクションを除外する条件とを設定し、データベー
ス管理プログラムへ他トランザクションによるコミット
前データの検索を要求してメモリ14に設定された検索
データを受け取り(ステップ425)、指定された方法
で表示して処理を終了する(ステップ427)。尚、特
定の他トランザクションが更新したコミット前データの
表示要求であるならば、図13(5)のごとく、利用者
からの該要求に含まれる検索条件と特定の他トランザク
ションの識別子を設定して検索を要求する実施例とな
る。また、その際、複数存在する他トランザクションに
より更新したコミット前データの表示要求であるなら
ば、それらのトランザクション識別子を論理演算子OR
で結び付けた検索条件式となることは言うまでもない。
【0082】ステップ421NOならば、コマンド欄1
2aから利用者の要求が現データベースの表示要求かを
判定する(ステップ429)。図12(9)のごとくス
テップ429YESならば、図13(7)のごとく利用
者からの該要求に含まれる検索条件を設定しデータベー
ス管理プログラムへ従来の検索を要求し、データベース
管理プログラムによってメモリ14に設定された、図1
8(1)(2)に例示するような検索データを受け取る
(ステップ431)。ここで、図18(1)はコミット
後データ1201の例、(2)は自トランザクションに
より更新されたコミット前の追加データ1203の例で
ある。次に、図13(6)のごとく利用者からの該要求
に含まれる検索条件と自トランザクションを除外する条
件とを設定し、他トランザクションの識別子を設定し、
データベース管理プログラムへ他トランザクションによ
るコミット前データの検索を要求してメモリ14に設定
された、図18(3)(4)に例示するような検索デー
タを受け取る(ステップ435)。ここで、(3)
(4)は他トランザクションにより更新されたコミット
前の追加データであり、トランザクション識別子ID1
の追加データの例が1205,トランザクション識別子
ID2の追加データの例1207である。
【0083】そして、ステップ431および433で得
たデータを指定された方法で,図19のごとく表示して
処理を終了する(ステップ437)。ここで、図19
は、図18のデータの表示例である。1301は、表示
画面を示し、1303は、データをコミット後データ、
コミット前データについてはトランザクション別に表示
方法を変えた場合に、表示方法とその意味の説明を表示
したものである。図19内の各図形は、図18の各デー
タに対応する。
【0084】尚、ステップ119での表示例としては、
図19のコミット後のデータ1201だけが表示され、
ステップ405での表示例としては、図19のコミット
前のデータ1203だけが表示され、ステップ411で
の表示例としては、図19のコミット前のデータ120
5と1207とが表示され、ステップ415での表示例
としては、図19の1201と1203とが表示され、
ステップ427での表示例としては、図19の120
1、1205および1207とが表示されたものとな
る。
【0085】また、ステップ431で図13(4)のご
とくコミット後データの検索を要求し、ステップ433
で図13(7)のごとく自他共のコミット前データの検
索を要求する実施例であってもよい。
【0086】ステップ429NOならば、自トランザク
ションによるデータベース更新の確定要求、即ち、コミ
ット要求かを判定する(ステップ439)。図12(1
0)のごとくステップ439YESならば、図13
(7)のごとくデータベース管理プログラムへコミット
要求を出し、処理を終了する(ステップ441)。
【0087】ステップ439NOならば、自トランザク
ションによるデータベース更新のキャンセル要求、即
ち、ロールバック要求かを判定する(ステップ44
3)。図12(11)のごとくステップ443YESな
らば、図13(8)のごとくデータベース管理プログラ
ムへロールバック要求を出し、処理を終了する(ステッ
プ445)。
【0088】ステップ443ならば、データベースの干
渉チェック要求かを判定する(ステップ447)。図1
2(12)のごとくステップ447YESならば、図1
3(7)のごとく利用者からの該要求に含まれる検索条
件を設定しデータベース管理プログラムへ従来の検索を
要求し、データベース管理プログラムによってメモリ1
4に設定された検索データを受け取る(ステップ44
9)。次に、図13(6)のごとく利用者からの該要求
に含まれる検索条件と自トランザクションを除外する条
件とを設定し、他トランザクションの識別子を設定し、
データベース管理プログラムへ他トランザクションによ
るコミット前データの検索を要求してメモリ14に設定
された検索データを受け取る(ステップ453)。ステ
ップ449および453で得たデータを指定された方法
で干渉をチェックする(ステップ455)。干渉チェッ
ク例としては、図19に例示したような幾つかの図形
が、3次元上の同じ位置を占めないかとか、物体間の境
界条件を満足するかといったチェック内容がある。例え
ば、図19では、データ1203と1207とがぶつか
っているという診断結果を得る。また、データ1201
とデータ1203,1205,1207とが正しく接合
しているか否かが検証される。本発明では、干渉チェッ
クの内容は対象外であり、これ以上詳細な説明を省略す
る。
【0089】そして、干渉チェックが有るかを判定する
(ステップ457)。ステップ457NOならば、干渉
が無いことを利用者に通知して処理を終了する(ステッ
プ463)。ステップ457YESならば、干渉してい
るデータを更新しているトランザクションを特定(ステ
ップ459)し、その識別子や干渉データ等の情報を利
用者に通知して処理を終了する(ステップ461)。
【0090】ステップ447NOの場合に実行される、
応用プログラム5からデータベース管理プログラム7へ
の他の要求に対する処理は、本発明の対象外であり説明
を省略する。
【0091】次に、データベース管理プログラムの処理
内容について、図20および21に基づき、異なる処理
内容について詳細に説明する。尚、図20の525と図
21の536および図20の525と図21の536と
において、図20と図21のプログラムの処理フローが
連続する。
【0092】ステップ501からステップ523におけ
る追加、置換、削除の処理内容は実施例1と同様であ
る。但し、ステップ505,513,521においてコ
ミット情報として、自トランザクションの識別子を設定
する点で異なる。トランザクションの識別子として、該
トランザクションのユーザの識別子を用いる実施例でも
よいし、予め利用者によって指定された識別子を用いる
実施例でも良い。
【0093】本実施例固有なステップ525から535
以降の処理について、以下、説明する。ステップ524
ではデータベースのデータの検索要求かを判定する。図
13(4),(5),(6)または(7)のごとくステ
ップ524YESならば、該要求が従来の検索要求かを
判定する(ステップ525)。図13(7)のごとくス
テップ525YESならば、利用者からの該要求に含ま
れる検索条件を解釈し、従来の検索処理を実行し、検索
結果をメモリ14に設定して処理を終了する(ステップ
526)。
【0094】ステップ525NOならば、該要求がコミ
ットされたデータの検索要求かを判定する(ステップ5
27)。図13(4)のごとくステップ527YESな
らば、利用者からの該要求に含まれる検索条件を解釈
し、コミット情報を持たないデータを対象として検索処
理を行い、検索結果をメモリ14に設定して処理を終了
する(ステップ529)。
【0095】ステップ527NOならば、該要求が自ト
ランザクションで更新したコミット前データの検索要求
かを判定する(ステップ531)。図13(5)のごと
くステップ531YESならば、利用者からの該要求に
含まれる検索条件を解釈し、自トランザクションを示す
コミット情報を持つデータを対象として検索処理を行
い、検索結果をメモリ14に設定して処理を終了する
(ステップ533)。
【0096】ステップ533NOならば、図13(6)
のごとく該要求が他トランザクションで更新したコミッ
ト前データの検索要求であると判定して、利用者からの
該要求に含まれる検索条件を解釈し、他トランザクショ
ンを示すコミット情報を持つデータを対象として検索処
理を行い、検索結果をメモリ14に設定して処理を終了
する(ステップ535)。この時、検索条件の中に、検
索対象を特定の他トランザクションの更新データに限定
するためのコミット情報が指定された場合には、そのコ
ミット情報が付加されたコミット前データを検索対象と
して検索処理を行なう。
【0097】ステップ525NOならば、実施例1のス
テップ333以降の処理と同じであり説明を省略する。
【0098】本実施例によれば、実施例1に比べ、コミ
ット前のデータを、自トランザクションにより更新され
たデータか、他のトランザクションにより更新されたデ
ータか、更には、トランザクション対応に分類して表示
できるので、他の利用者による更新操作の内容と、自分
の更新操作の内容とが重複しているとか、矛盾している
ことを表示画面上で容易に把握できる。
【0099】また、トランザクションの識別子として利
用者が分かる識別子を用いることで、誰の更新操作と関
連しているかも把握できる。
【0100】また、データベースに対する更新操作が互
いに干渉していないかをチェックし、干渉していれば、
干渉しあっている更新データを更新中のトランザクショ
ン、更には、その操作者に通知できるので、干渉したま
まコミットしてデータベースを不正な状態にし、後で不
正なデータの削除作業を行うということがなくなるの
で、データベースを用いた作業の効率を向上できる。
【0101】
【発明の効果】CADによるプラント設計などにおい
て、従来は、コミットされ、既に、干渉チェック等を終
えて整合が取られた設計データ、および、自分が仕掛り
中のデータは合わせて見ることが出来たが、他人が仕掛
り中の設計データは見れなかった。仮りに見ようとする
と、コミットされたデータ、自分が仕掛り中のデータ、
他人が仕掛り中のデータを区別出来なかった。本発明に
依れば、設計作業中の画面とは別に、自他の作業状況を
表示する画面を表示することが可能となる。これによ
り、他の利用者による更新操作の内容と、自分の更新操
作の内容とが重複しているとか、矛盾しているかという
ことを表示画面上で容易に把握できる。
【0102】また、トランザクションの識別子として利
用者が分かる識別子を用いることで、誰の更新操作と関
連しているかも把握でき、当事者間の連絡による設計内
容の調整が迅速にでき、手戻り作業を最小限に減らすこ
とが出来る。また、管理者による設計状況の把握にも役
立つ。
【0103】また、途中経過ながら、データベースに対
する更新操作が互いに干渉していないかをある指定され
た範囲内でチェックすることもできるので、干渉したま
まコミットしてデータベースを不正な状態にし、後で不
正なデータの削除作業を行うということがなくなるの
で、データベースを用いた作業の効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の全体構成図である。
【図2】実施例1での応用プログラムに渡される利用者
の要求コマンドのメモリ状態を例示した図である。
【図3】実施例1での応用プログラムからデータベース
管理プログラムへの要求コマンドのメモリ状態を例示し
た図である。
【図4】実施例1での応用プログラムの処理フロー図の
一部である。図4,図5および図6とで完結した処理フ
ローを構成する。
【図5】実施例1での応用プログラムの処理フロー図の
一部である。図4,図5および図6とで完結した処理フ
ローを構成する。
【図6】実施例1での応用プログラムの処理フロー図の
一部である。図4,図5および図6とで完結した処理フ
ローを構成する。
【図7】実施例1でのデータベース管理プログラムから
応用プログラムに引き渡される検索結果のメモリ状態を
例示した図である。
【図8】実施例1での応用プログラムにより表示装置に
表示される画面の例である。
【図9】実施例1でのデータベース管理プログラムの処
理フロー図の一部である。図9および図10とで完結し
た処理フローを構成する。
【図10】実施例1でのデータベース管理プログラムの
処理フロー図の一部である。図9および図10とで完結
した処理フローを構成する。
【図11】本発明の実施例2の全体構成図である。
【図12】実施例2での応用プログラムに渡される利用
者の要求コマンドのメモリ状態を例示した図である。
【図13】実施例2での応用プログラムからデータベー
ス管理プログラムへの要求コマンドのメモリ状態を例示
した図である。
【図14】実施例2での応用プログラムの処理フロー図
の一部である。図14,図15,図16および図17と
で完結した処理フローを構成する。
【図15】実施例2での応用プログラムの処理フロー図
の一部である。図14,図15,図16および図17と
で完結した処理フローを構成する。
【図16】実施例2での応用プログラムの処理フロー図
の一部である。図14,図15,図16および図17と
で完結した処理フローを構成する。
【図17】実施例2での応用プログラムの処理フロー図
の一部である。図14,図15,図16および図17と
で完結した処理フローを構成する。
【図18】実施例2でのデータベース管理プログラムか
ら応用プログラムに引き渡される検索結果のメモリ状態
を例示した図である。
【図19】実施例2での応用プログラムにより表示装置
に表示される画面の例である。
【図20】実施例2でのデータベース管理プログラムの
処理フロー図の一部である。図20および図21とで完
結した処理フローを構成する。
【図21】実施例2でのデータベース管理プログラムの
処理フロー図の一部である。図20および図21とで完
結した処理フローを構成する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 来栖 義久 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 斉藤 善民 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベースの更新要求に応答して、更新
    データにコミット情報を付加して記憶し、コミット要求
    に応答して、コミット対象の更新データからコミット情
    報を除去し、検索要求に応答して、該要求がコミットし
    たデータの検索要求ならばコミット情報が付加されてい
    ないデータを検索対象とし、コミット前のデータの検索
    要求ならば、コミット情報を付加されたデータを検索対
    象とすることを特徴とするデータベース管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、トランザクション毎に
    異なるコミット情報を設定し、検索要求に応答して、該
    要求がコミットしたデータの検索要求ならばコミット情
    報を付加されていないデータを検索対象とし、コミット
    前のデータで、かつ自トランザクションにより更新され
    たデータの検索要求ならば、自トランザクションに対す
    るコミット情報を付加されたデータを検索対象とし、コ
    ミット前のデータで、かつ他のトランザクションにより
    更新されたデータの検索要求ならば、他のトランザクシ
    ョンに対するコミット情報を付加されたデータを検索対
    象とすることを特徴とするデータベース管理方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、利用者からの干渉チェ
    ック要求に応答して、コミットしたデータの検索要求
    と、コミット前のデータで、かつ自トランザクションに
    より更新されたデータの検索要求と、コミット前のデー
    タで、かつ他のトランザクションにより更新されたデー
    タの検索要求とをデータベース管理システムに要求し、
    検索されたデータ間の干渉をチェックし、干渉している
    データを更新中のトランザクションを特定し、該トラン
    ザクションの識別子を利用者に通知することを特徴とす
    るデータベース管理方法。
  4. 【請求項4】請求項2において、コミット前のデータ
    で、かつ他のトランザクションにより更新されたデータ
    の検索要求ならば、他のトランザクションの識別が可能
    なように検索結果を回答することを特徴とするデータベ
    ース管理方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、他のトランザクション
    毎に検索結果を回答することを特徴とするデータベース
    管理方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、検索結果であるデータ
    にコミット情報を付加して回答することを特徴とするデ
    ータベース管理方法。
  7. 【請求項7】データベースのデータを表示装置に表示す
    るデータベースシステムにおいて、利用者からの表示要
    求に応答して、コミットしたデータの検索要求と、コミ
    ット前のデータの検索要求とをデータベース管理システ
    ムに要求し、検索されたデータをコミット前のデータか
    否かにより表示方法を変えて出力することを特徴とする
    データベース管理方法。
  8. 【請求項8】請求項7において、コミットされているデ
    ータの削除操作が、コミット前である場合、該データに
    ついては、他のコミットされているデータやコミット前
    のデータとは異なる表示方法により出力することを特徴
    とするデータベース管理方法。
  9. 【請求項9】請求項7において、コミットしたデータの
    置換操作が、コミット前である場合、該データについて
    は、コミット前のデータを出力せず、かつ、他のコミッ
    トしたデータやコミット前のデータとは異なる表示方法
    により出力することを特徴とするデータベース管理方
    法。
  10. 【請求項10】請求項7において、表示方法として、色
    を変えて出力することを特徴とするデータベース管理方
    法。
  11. 【請求項11】請求項7において、表示方法として、線
    種を変えて出力することを特徴とするデータベース管理
    方法。
  12. 【請求項12】請求項7において、表示方法として、線
    の太さを変えて出力することを特徴とするデータベース
    管理方法。
  13. 【請求項13】請求項7において、表示方法として、文
    字フォントの大きさを変えて出力することを特徴とする
    データベース管理方法。
  14. 【請求項14】請求項7において、表示方法として、書
    体を変えて出力することを特徴とするデータベース管理
    方法。
  15. 【請求項15】請求項7において、表示方法として、輝
    度を変えて出力することを特徴とするデータベース管理
    方法。
  16. 【請求項16】請求項7において、利用者からの表示要
    求に応答して、コミットしたデータの検索要求と、コミ
    ット前のデータで、かつ自トランザクションにより更新
    されたデータの検索要求と、コミット前のデータで、か
    つ他のトランザクションにより更新されたデータの検索
    要求とをデータベース管理システムに要求し、検索され
    たデータをコミットされているデータ、コミット前のデ
    ータかつ自トランザクションにより更新されたデータ、
    コミット前のデータで、かつ他のトランザクションによ
    り更新されたデータかにより表示方法を変えて出力する
    ことを特徴とするデータベース管理方法。
  17. 【請求項17】請求項7において、利用者からの表示要
    求に応答して、コミットしたデータの検索要求と、コミ
    ット前のデータで、かつ他のトランザクションにより更
    新されたデータの検索要求とをデータベース管理システ
    ムに要求し、検索されたデータをコミットされているデ
    ータ、コミット前のデータで、かつ他のトランザクショ
    ンにより更新されたデータかにより表示方法を変えて出
    力することを特徴とするデータベース管理方法。
  18. 【請求項18】請求項7において、コミット前のデータ
    で、かつ他のトランザクションにより更新されたデータ
    の検索要求をデータベース管理システムに要求し、検索
    されたデータをコミット前のデータで、かつ他のトラン
    ザクションにより更新されたデータを、他のトランザク
    ション毎に表示方法を変えて出力することを特徴とする
    データベース管理方法。
  19. 【請求項19】請求項7において、表示画面内に、表示
    方法毎の意味の説明を合わせて表示することを特徴とす
    るデータベース管理方法。
  20. 【請求項20】請求項19において、表示画面内に表示
    された表示方法の説明の部分を指定した検索要求に応答
    し、その表示方法に該当するデータを表示することを特
    徴とするデータベース管理方法。
  21. 【請求項21】データベースのデータを管理、表示する
    データベースシステムにおいて、データベースの更新デ
    ータを入力する手段と、コミット前の更新データにコミ
    ット情報を付加する手段と、コミット時に更新データか
    らコミット情報を除去する手段と、利用者からのデータ
    ベースの表示内容を指定する要求を入力する手段と、コ
    ミットしたデータの検索手段と、コミット前のデータの
    検索手段と、コミットしたデータとコミット前のデータ
    との表示方法を変えて表示する手段とを設けたことを特
    徴とするデータベース管理装置。
  22. 【請求項22】データベースのデータを管理、表示する
    データベースシステムにおいて、データベースの更新デ
    ータを入力する手段と、コミット前の更新データにトラ
    ンザクション毎に異なるコミット情報を付加する手段
    と、コミットしたデータの検索手段と、自トランザクシ
    ョンにより更新したコミット前のデータの検索手段と、
    他のトランザクションにより更新された検索手段と、コ
    ミットされているデータ、自トランザクションにより更
    新したコミット前のデータ、及び、他のトランザクショ
    ンにより更新されたデータとを表示方法を変えて表示す
    る手段とを設けたことを特徴とするデータベース管理装
    置。
  23. 【請求項23】請求項21において、コミット前の更新
    データの更新操作の種別により更新されたデータを異な
    る表示方法により出力する手段とを設けたことを特徴と
    するデータベース管理装置。
  24. 【請求項24】データベースのデータを管理し、干渉を
    チェックするデータベースシステムにおいて、利用者か
    らのデータベースの干渉チェックの内容を指定する要求
    を入力する手段と、コミット前の更新データにトランザ
    クション毎に異なるコミット情報を付加する手段と、コ
    ミットしたデータの検索手段と、自トランザクションに
    より更新したコミット前のデータの検索手段と、他のト
    ランザクションにより更新された検索手段と、検索され
    たデータ間の干渉をチェックする手段と、干渉が有る場
    合、干渉しているデータを更新中のトランザクションを
    特定する手段と、干渉しているデータとそのトランザク
    ションに関する情報を利用者に通知する手段とを設けた
    ことを特徴とするデータベース管理装置。
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