JPH0528964A - 放電管およびこれを用いた光源装置 - Google Patents

放電管およびこれを用いた光源装置

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JPH0528964A
JPH0528964A JP3186544A JP18654491A JPH0528964A JP H0528964 A JPH0528964 A JP H0528964A JP 3186544 A JP3186544 A JP 3186544A JP 18654491 A JP18654491 A JP 18654491A JP H0528964 A JPH0528964 A JP H0528964A
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JP
Japan
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discharge tube
tube
reflecting mirror
light
light source
Prior art date
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Pending
Application number
JP3186544A
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English (en)
Inventor
Koji Kawai
浩司 河合
Shigeki Ishihara
繁樹 石原
Naoki Masuda
直樹 増田
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
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Priority to DE69207530T priority patent/DE69207530T2/de
Priority to EP92306839A priority patent/EP0533325B1/en
Publication of JPH0528964A publication Critical patent/JPH0528964A/ja
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 反射鏡との組み合わせにおいて、光を前方に
有効に導くことができる放電管およびこれを用いた光源
装置を提供することを目的とする。 【構成】 対向電極(41,41)を気密封着してアー
ク部(42)を構成した内管(4)と、内管(4)が気
密封入されると共に、端部に反射鏡(2)への取付部が
形成された外管(5)とを備え、アーク部(42)の外
径寸法が細径部(52a)の外径寸法以上であることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶プロジェク
タの光源部分を構成する放電管およびこれを用いた光源
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の液晶プロジェクタ用の光
源装置を示しており、この光源装置71はキセノン放電
管又は、金属蒸気放電管等の放電管72と、放物面鏡等
で構成された反射鏡73とを備えている。放電管72
は、対向電極74,74を気密封着してアーク部75を
構成した内管76と、この内管76を気密封入した円筒
状の外管77とから成る二重管構造となっており、この
構造により保温性を高めて発光効率を向上すると共に、
電極スパッタ等による透過率低下を小さく押えて長寿命
化を可能にしている。
【0003】このように構成された放電管72は、その
取付部78の部分で反射鏡73のアクセスホール79に
挿入固定される。反射鏡73は放物面鏡等で構成されて
おり、放電管72はそのアーク部75の中心が放物面の
焦点Fにほぼ位置するように取り付けられる。そして、
放電管72からの光は直接前方へ導かれるものと、この
反射鏡73で反射されて略平行光となって前方へ導かれ
るものにより、指向性をもって前方の液晶プロジェクタ
(図示せず)に有効に照射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
従来の光源装置71は、反射鏡73のアクセスホール7
9に挿入される外管77の外径寸法、特に取付部78の
外径寸法より内管76の外径寸法が小さく構成されてい
る。言い換えると、アクセスホール79の内径に比して
発光部位であるアーク部75の外径が小さいので、アー
ク部75から後方斜めに照射される光の成分の内、反射
鏡73から逸れてアクセスホール79の部分に至る光
は、反射されずに後方に逃げてしまうこととなる。した
がって、発光効率や寿命の点で有用な二重管を用いて
も、光が有効に利用できない問題があった。
【0005】本発明は、反射鏡との組み合わせにおい
て、光を前方に有効に導くことができる放電管およびこ
れを用いた光源装置を提供することをその目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の放電管は、対向電極を気密封着してアーク部を構
成した内管と、内管が気密封入されると共に、端部に反
射鏡への取付部が形成された外管とを備え、アーク部の
外径寸法が取付部の外径寸法以上であることを特徴とす
る。
【0007】また、本発明の光源装置は、上記放電管
と、放電管が装着された反射鏡とから成る光源装置であ
って、放電管が装着される反射鏡のアクセスホールが、
放電管の構成部位の一部によりその照射光の透過率が低
減して影を生ずる非放射領域内に位置することを特徴と
する。
【0008】
【作用】内管のアーク部の外径寸法が外管の取付部の外
径寸法以上であるため、反射鏡の外管取付部位に比して
内管のアーク部、すなわち発光部が大きく構成される。
したがって、アーク部から後方へ照射される光の成分の
うち、反射鏡により反射されずに反射鏡の外管取付部位
から逃げてしまう成分が少なくなる。
【0009】また、反射鏡のアクセスホールを、放電管
の構成部位の一部により影を生ずる非放射領域内に位置
させることにより、アーク部から後方へ照射される光の
成分のうち有効な光を、反射鏡で前方へ確実に反射させ
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図1に基づいて、本発明の一実施例に
係る放電管およびこれを用いた光源装置につて説明す
る。図1は光源装置を概略的に現した裁断側面図であ
る。この光源装置1は、反射鏡2と反射鏡2に装着した
放電管3とで構成されており、例えば液晶プロジェクタ
(図示せず)等の光源として用いられる。
【0011】放電管3は、石英ガラスで構成された内管
4と外管5とから成るいわゆる二重管構造となってお
り、キセノン放電管、金属蒸気放電管等の放電管が内管
4として用いられている。内管4(バルブ)は、内部に
タングステン等で構成された対向電極41,41を気密
封着したアーク部42と、電極41,41および電極4
1,41へのリード線43,43を保護する保護筒部4
4とから成り、アーク部42の内部には発光の為のキセ
ノン・アルゴンや金属・金属ハロゲン化物が封入されて
いる。アーク部42は対向電極41,41間を発光部位
42aとして、この発光部位42aを包むように石英ガ
ラスを略楕円球状にかつ肉薄に形成しており、光透過率
の低下を極力抑制するようにしている。
【0012】外管5は中間部分の太径部51と、この太
径部51に連なる細径部52a,52bと、両外端の口
金取付部53,53とから構成されている。内管4はこ
の太径部51に主としてそのアーク部42を、細径部5
2に主としてその保護筒部44を位置させて外管5内に
気密封入されている。また、外管5内部には、保温力を
高めると共に電極スパッタ等による透過率の低下を抑制
するため、真空、或いはチッソ、アルゴン、クリプト
ン、ネオン、キセノン等の封入処理が施されている。
【0013】一方、反射鏡2はわん型に形成され、内面
は放物面鏡となっていてる。反射鏡2の基部には放電管
3を装着するためのアクセスホール21が形成され、こ
のアクセスホール21に放電管3の一方の細径部52a
(取付部)が差し込まれ固定される。そして、放電管3
のアーク部42の中心、すなわち発光部位42aが反射
鏡2の焦点Fに一致するように取付け調整されている。
この場合、内管4と外管5の位置関係において、アクセ
スホール21に挿入される細径部52aの前端、すなわ
ち外管5の取付部の前端と、内管4のアーク部42との
距離が長すぎると、放電管3を反射鏡2に装着した場合
に、放電管3を反射鏡2のアクセスホール21の最奥ま
で差し込んでも、アーク部42の発光部位42aが反射
鏡2の焦点Fに達しないという問題を生ずる。したがっ
て、図2に示すように、アクセスホール径をDaとし
て、アーク部42の中心(発光部位42aの中心)から
電極或いはアーク軸方向から1/2Da距離上の前記軸
との平行線と外管5と交わる点との距離をL1 とし、ア
ーク長をLa とし、反射鏡2の放物面の基端から焦点F
までの距離をFr とした場合に、 L1 <Fr +1/2・La の関係が成立することが必要となる。このように構成す
ることにより、放電管3からの光は直接前方へ導かれる
成分と、この反射鏡2で反射して平行光として前方に導
かれる成分とで、無駄なく前方の液晶プロジェクタに照
射される。
【0014】ところで、反射鏡2のアクセスホール21
には、外管5の細径部52aが嵌合される内径寸法とな
っており、また、外管5の細径部52aの外径寸法は内
管4のアーク部42の外径寸法より細径に形成されてい
る。したがって、発光部位42aとなるアーク部42の
大きさに比してアクセスホール21のホール径が相対的
に小さいものとなる。このことは、放電管3から斜め後
方に照射される光の成分の内、反射鏡2で反射されずに
アクセスホール21を介して逃げてしまう光を極力少な
くできることを意味し、アーク部42の光を前方に有効
に照射できる。
【0015】もっとも、上述の放電管3から斜め後方に
照射される光でも、この光自体が反射鏡2に至る光路の
途中において、内管4および外管5の部分形状や材質に
より透過率が激減する、いわゆる影となってしまう成分
(図1の斜線部分)に関しては、もともと有効利用は不
可能なので、この関係を含めてアクセスホール21を極
端に細径に形成する必要はない。図3は内管4に関し上
記の状態を示すものであり、アーク部42のガラス厚に
対し保護筒部44のガラス厚は極端に厚くなっており、
保護筒部44の光透過率はアーク部42に対して極端に
低いものとなる。すなわち、アーク部42の発光部位4
2aの外端となる電極41先端と、アーク部42と保護
筒部44の境界の部分とを結ぶ仮想線Aの内側の斜線で
示した非放射領域6は、影が生ずる部分となる。この部
分へ照射される光の成分はもともと有効利用は不可能で
あり、したがって、同図に示すようにこの非放射領域6
にアクセスホール21の開口前端が位置するようにして
いる。またこのことは、アクセスホール21に挿入され
る外管5の細径部52の外径寸法が、非放射領域6によ
っても左右されることを意味する。
【0016】次に、図4乃至図6を参照して、放電管3
の変形例と上記事由を考慮したアクセスホール21のホ
ール形状とを説明する。
【0017】図4に示す構造の放電管3は、内管4のア
ーク部42のガラス厚がレンズ作用を奏するように不均
一に形成されたものである。この場合も、保護筒部44
のガラス厚がアーク部42のガラス厚より極端に厚くな
っているので、アーク部42の電極41先端と、アーク
部42と保護筒部44の境界の部分とを結ぶ仮想線Aの
内側が非放射領域6となる。
【0018】図5に示す構造の放電管3は、内管4の外
表面に保温用の遮光膜7(セラミック等を塗布)を形成
したものである。この場合は、アーク部42の電極41
先端と、遮光膜7の前端とを結ぶ仮想線Aの内側が非放
射領域6となる。
【0019】以上の実施例では、内管4の保護筒部44
が断面円形の場合について説明したが、ピンチシール法
により偏平な保護筒部44を形成するものにあっては、
図6に示すように平面方向(同図(a))と側面方向
(同図(b))とでは異なる幅の非放射領域6が生ず
る。この場合アクセスホール21自体も偏平に形成する
ことで対応できる。
【0020】以上のように本実施例では、放電管3を二
重管構造とすることで放電管蓄熱効果が得られ、放電管
3内の内管4の放電管容量を大きくできると共に、スパ
ッタ物等による汚れを廃して放電管3の寿命を長くする
ことができる。また、内管4のアーク部42を外管5の
細径部52(取付部)より太径に形成すると共に、影が
生ずる非放射領域6にアクセスホール21の前端を位置
させるようにしているので、放電管3を反射鏡2に取り
付けることによる構造上生ずる光の損失を防止でき、ま
た、有効な光を反射鏡2を介して確実に前方に照射でき
る。したがって、光損失が少なくでき、液晶プロジェク
タの照射面の光量を増大させることができる。
【0021】なお、本実施例における反射鏡2は放物面
鏡を用いているが、これに代えて楕円面鏡、双曲面鏡等
を用いるようにしてもよい。また、反射鏡2と放電管3
とを一体に構成するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内管のア
ーク部の外径寸法が外管の取付部の外径寸法以上である
ため、アーク部から後方へ照射される光の成分のうち、
反射鏡により反射されずに外管取付部位から逃げしまう
成分が少なくなるので、反射鏡により光を有効に取り込
むことができ、光損失を低減できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る光源装置の裁断側面
図である。
【図2】内管回りの構造を詳細に現した部分裁断側面図
である。
【図3】反射鏡の焦点と放電管の発光部位との位置関係
を説明する部分裁断側面図である。
【図4】光源装置の変形例を現した部分裁断側面図であ
る。
【図5】光源装置の他の変形例を現した部分裁断側面図
である。
【図6】光源装置の更に他の変形例を現した部分裁断側
面図である。
【図7】従来の放電管とこれを用いた光源装置の裁断側
面図である。
【符号の説明】
1…光源装置 2…反射鏡 3…放電管 4…内管 6…非放射領域 7…外管 21…アクセスホール 41…電極 42…アーク部 52a…細径部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向電極を気密封着してアーク部を構成
    した内管と、 当該内管が気密封入されると共に、端部に反射鏡への取
    付部が形成された外管とを備え、 前記アーク部の外径寸法が前記取付部の外径寸法以上で
    あることを特徴とする放電管。
  2. 【請求項2】 請求項1の放電管と、当該放電管が装着
    された反射鏡とから成る光源装置であって、 前記放電管が装着される前記反射鏡のアクセスホール
    が、当該放電管の構成部位の一部によりその照射光の透
    過率が低減して影を生ずる非放射領域内に位置すること
    を特徴とする光源装置。
JP3186544A 1991-07-25 1991-07-25 放電管およびこれを用いた光源装置 Pending JPH0528964A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3186544A JPH0528964A (ja) 1991-07-25 1991-07-25 放電管およびこれを用いた光源装置
US07/918,759 US5359255A (en) 1991-07-25 1992-07-27 Discharge tube having a double-tube type structure
DE69207530T DE69207530T2 (de) 1991-07-25 1992-07-27 Entladungsröhre
EP92306839A EP0533325B1 (en) 1991-07-25 1992-07-27 Discharge tube

Applications Claiming Priority (1)

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JP3186544A JPH0528964A (ja) 1991-07-25 1991-07-25 放電管およびこれを用いた光源装置

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JPH0528964A true JPH0528964A (ja) 1993-02-05

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ID=16190365

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JP (1) JPH0528964A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237202A (ja) * 2001-02-07 2002-08-23 Phoenix Denki Kk リフレクタ付ランプ
JP2007503086A (ja) * 2003-08-18 2007-02-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 高圧放電ランプ

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