JPH0528936U - 液面計装置 - Google Patents

液面計装置

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JPH0528936U
JPH0528936U JP8643091U JP8643091U JPH0528936U JP H0528936 U JPH0528936 U JP H0528936U JP 8643091 U JP8643091 U JP 8643091U JP 8643091 U JP8643091 U JP 8643091U JP H0528936 U JPH0528936 U JP H0528936U
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JP
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liquid level
vehicle
circuit
signal
time constant
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Application number
JP8643091U
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Inventor
寛 戸塚
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の走行状態と停止状態をエンジンの回転
信号あるいは走行中の車速信号により識別し、これを基
に車両が停止中であることを判断し、積分する際の時定
数をゼロあるいは走行中にくらべて小さくすることによ
り、燃料給油時の液面の変化を表示できるようにする。 【構成】 液面位センサからの検出出力を所定の時定数
で積分し、その積分値に基づいて残液量表示を行う液面
計において、車両の走行停止状態を識別する走行停止状
態識別手段と、該走行停止状態識別手段が車両の走行停
止状態を識別したときに前記液面位センサからの検出出
力を積分する際の時定数をゼロあるいは、走行中に比べ
て小さくする積分時定数制御手段とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、車両用の液面計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、特公平2‐34577号公報に開示された車両用残液量測定回路であ る。 この図において、車両用残液量測定回路51は液面位検出部52,記憶回路5 3,平均化回路54,比較回路55,データ置換制御回路56,記憶保持電源回 路57,表示制御回路58,表示器59,電源回路60等により構成されている 。 液面位検出部52は、タンク内の液面位を単位時間毎に検出してその液面位に 応じた液面位信号を逐次出力する。 記憶回路53は、液面位検出部52からの液面位信号を時系列的に所定個数記 憶し、最新の液面位信号が出力される毎にその最新の液面位信号を、記憶された 所定個数の液面位信号のうちの最古の液面位信号と入れ替えて記憶する。また、 比較回路55から供給される制御信号の受信時に、その直前に記憶していた所定 個数の液面位信号を廃棄し、かつ液面位検出部52からの最新の液面位信号を記 憶し、出力すると共に、制御信号の非受信時には記憶している液面位信号を平均 化回路54に出力する。
【0003】 平均化回路54は、記憶回路に記憶された液面位信号を平均化して平均値信号 を出力する。 比較回路55は、電源遮断後の再投入時に、電源遮断直前における記憶回路5 3に記憶された液面位信号に基づく平均値信号と電源再投入直後に液面位検出部 52から出力される最新の液面位信号とを比較し、両者の差が所定範囲外になっ たときに制御信号を出力する。 データ置換制御回路56は、電源回路60の出力電圧が所定の電圧になったこ とを検知する。 記憶保持電源回路57は、記憶回路53のバックアップ電源である。
【0004】 次に動作について述べる。 液面位検出部52が検出した液面位信号をデータとして、例えば32個のデー タを一組として平均化回路54に供給する。 平均化回路54ではこのデータを平均化し、その平均値信号を表示制御回路5 8を介して表示器59に供給し、燃料残量値を表示する。この場合、燃料の液面 変動による残燃料値表示誤差を防止するため、表示制御回路58により液面の急 激な変化は無視される、いわゆる表示ぶれ防止機能が備っている。この機能が解 除されるのは、イグニッションスイッチがオフになったときのみである。 この車両用残液量測定回路51では、さらに電源遮断前の燃料残量データを記 憶しておく記憶回路53、電源遮断時に記憶回路53を動作させておく記憶保持 電源回路57を有し、比較回路55とデータ置換制御回路56によって、電源遮 断時でも以前のデータを保持しておき、傾斜駐車などによる急激な液面の変化が 発生しても、前データと平均化することにより安定した平均値を表示できるよう にしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両用残液量測定回路にあっては、表示ぶれ 防止機能のために液面の急激な変化は無視されるので、イグニッションスイッチ をオンにした状態で給油を行うと燃料計の指示は燃料の増加を表示することが出 来ないという問題点があった。 この考案は、この様な従来の問題点に着目してなされたもので、車両の停止状 態をエンジンの回転信号あるいは走行中の車速信号により識別し、車両が停止中 であるときには表示ぶれ防止機能を解除することにより上記問題点を解決するこ とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 第1の観点では、この考案は、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検 出手段を具備しており、走行停止状態識別手段が前記エンジン回転数検出手段に より検出したエンジンの回転数を基に車両の走行停止状態を識別することを特徴 とする液面計装置を提供する。 第2の観点では、この考案は、車速を検出する車速検出手段を具備しており、 走行停止状態識別手段が前記車速検出手段により検出した車速を基に車両の走行 停止状態を識別することを特徴とする液面計装置を提供する。
【0007】
【作用】
この考案の第1の観点による液面計装置によれば、エンジンの回転数を検出す ることにより、車両が走行中であるか停止中であるかを判断し、車両が停止中で あると判断したときには積分する際の時定数をゼロあるいは走行中に比べて小さ くするので、イグニッションスイッチをオンにした状態で給油を行っても燃料計 の指示はタンク内の燃料の増加を表示することが出来る。
【0008】 この考案の第2の観点による液面計装置によれば、車速を検出することにより 、車両が走行中であるか停止中であるかを判断し、車両が停止中であると判断さ れたときには積分する際の時定数をゼロあるいは走行中に比べて小さくするので 、イグニッションスイッチをオンにした状態で給油を行っても燃料計の指示はタ ンク内の燃料の増加を表示することが出来る。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の第1実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、この考案の第1実施例の液面計装置1の構成を示すブロック図である 。 この図において、液面計装置1は液面位検出部2,記憶回路3,平均化回路4 ,第1比較回路5,データ処理回路6,表示制御回路7,表示器8,電源回路9 ,エンジン回転信号検出回路10,エンジン回転信号処理回路11,第2比較回 路12等により構成されている。 液面位検出部2は、タンク内の液面位を単位時間毎に検出してその液面位に応 じた液面位信号を逐次出力する。 記憶回路3は、液面位検出部2からの液面位信号を時系列的に所定個数記憶し 、最新の液面位信号が出力される毎にその最新の液面位信号を、記憶された所定 個数の液面位信号のうちの最古の液面位信号と入れ替えて記憶する。また、第1 比較回路5から供給される制御信号の受信時に、その直前に記憶していた所定個 数の液面位信号を廃棄し、かつ液面位検出部2からの最新の液面位信号を記憶し 出力すると共に、制御信号の非受信時には記憶している液面位信号を平均化回路 4に出力する。 平均化回路4は、記憶回路に記憶された液面位信号を平均化して平均値信号を 出力する。 第1比較回路5は、電源遮断後の再投入時に、電源遮断直前における記憶回路 3に記憶された液面位信号に基づく平均値信号と電源再投入直後に液面位検出部 2から出力される最新の液面位信号とを比較し、両者の差が所定範囲外になった ときに制御信号をデータ処理回路6に出力する。 データ処理回路6はCPUであり、データを処理する。 表示制御回路7は、時定数可変積分回路7aを具備している。この時定数可変 積分回路7aは、外部から車両停止信号が入力されると、表示器8に出力される 表示信号に対し時間制限を規定する時定数をゼロに変更する。一方、車両停止信 号が入力されないときは表示信号に対し時間制限を付加するための時定数を所定 の値に設定する。
【0010】 電源回路9は、液面位検出部2および他のブロックへ電力を供給する。 エンジン回転信号検出回路10は、エンジンの回転数を検出する回転数センサ を具備しており、エンジンの回転数に対応したエンジン回転信号を出力する。 エンジン回転信号処理回路11は、入力されるエンジン回転信号をエンジン回 転数に比例した大きさの直流信号に変換し出力する。 第2比較回路12にはコンパレータが具備されている。さらに、車両停止中と みなされるエンジン停止状態に対応する基準電圧が設けられていて、この基準電 圧と前記第2比較回路12の出力する直流信号とが前記コンパレータにより比較 される。この結果、エンジンが停止すると第2比較回路12から車両停止信号が 出力され、エンジン停止中の状態が識別される。
【0011】 次に動作について説明する。 車両が走行しているときには、エンジンは回転しているので、エンジン回転信 号検出回路10からはエンジンの回転数に対応したエンジン回転信号がエンジン 回転信号処理回路11に出力される。エンジン回転信号処理回路11からは、エ ンジンの回転数に比例した直流信号が第2比較回路12に出力され、基準電圧と 比較されて走行中であることが識別される。この結果、表示制御回路7には車両 停止信号は供給されず、表示制御回路7には所定の値の時定数が設定され、走行 中の振動,走行中の車両の傾斜等による液面の急激な変動は無視され、液面の安 定した平均値が表示器8に表示される。
【0012】 次に、給油する場合について述べる。 イグニッションスイッチによりエンジンを停止させる。この結果、エンジン回 転信号検出回路10から出力されるエンジン回転信号、および、エンジン回転信 号処理回路11から出力される直流信号はエンジンが停止した状態に対応したも のとなり、第2比較回路12によりエンジン停止中の状態が識別され、車両が停 止しているとみなされ、表示制御回路7には車両停止信号が供給されることにな る。 表示制御回路7では、車両停止信号が供給されることにより時定数がゼロに変 更され、表示器8に出力される表示信号に対し時間制限が解除される。 この状態で給油が行われると、表示制御回路7での時間制限が解除されている ので、給油による液面の変化が表示器8に遅延なく直接表示されることになる。 また、エンジンをかけた状態いわゆるアイドリング状態での給油においては、 第2比較回路12に設けられる基準電圧を、アイドリング状態のときにエンジン 回転信号処理回路11が出力する直流信号よりやや大きめに設定しておけばよい 。この結果、アイドリング状態の時はエンジン停止中とみなされて、第2比較回 路12からは車両停止信号が表示制御回路7に出力され、表示制御回路7では時 間制限が解除された状態となり、エンジンをかけた状態で給油した場合でも、給 油による液面の変化が表示器8に遅延なく直接表示されることになる。
【0013】 次に、第2実施例について、図2を参照して述べる。 図2は、この実施例の液面計装置21の構成を示すブロック図である。図2に おいて図1と同一または相当の部分には同一の番号を付し説明を省略する。 図2において、車速検出回路22には走行中の車両の速度を検出するための直 流発電機が具備されており、直流発電機の入力シャフトは車軸の回転と共に連動 して回転する。この結果、車速検出回路22からは、車両速度に比例した車速信 号が出力される。 車速信号処理回路23は、入力された車速信号を増幅し出力する増幅回路であ る。 第2比較回路24にはコンパレータが具備されている。さらに、車両の走行速 度ゼロに対応する基準電圧が設けられていて、この基準電圧と前記車速信号処理 回路23の出力する車速信号とが前記コンパレータにより比較され、車速ゼロす なわち停車中の状態が識別され、車両停止信号が出力される。
【0014】 次に、動作について述べる。 この実施例では、車速検出回路22により車速が検出され車速信号が出力され る。この車速信号と基準電圧とを基に第2比較回路24により車速ゼロの状態す なわち停車中の状態が識別され車両停止信号が表示制御回路7に出力される。表 示制御回路7は、車両停止信号が出力されると表示器8に出力される表示信号に 対し時間制限を解除するので、エンジンをかけた状態で給油した場合でも、給油 による液面の変化が表示器8に遅延なく直接表示されることになる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案の液面計装置によれば、エンジン回転信号 あるいは車速信号を基に表示制御回路での時定数(時間制限)をゼロに可変設定 できるようにしたので、イグニッションスイッチをオンの状態にして給油し、あ るいはエンジンをかけた状態で給油した場合でも、給油量および給油による液面 の変位を遅延なく直接表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の液面計装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】第2実施例の液面計装置21の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】特公平2‐34577号公報に開示された車両
用残液量測定回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
7 表示制御回路 7a 積分回路 10 エンジン回転信号検出回路 11 エンジン回転信号処理回路 12 第2比較回路 22 車速検出回路 23 車速信号処理回路 24 第2比較回路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液面位センサからの検出出力を所定の時
    定数で積分し、その積分値に基づいて残液量表示を行う
    液面計において、車両の走行停止状態を識別する走行停
    止状態識別手段と、該走行停止状態識別手段が車両の走
    行停止状態を識別したときに前記液面位センサからの検
    出出力を積分する際の時定数をゼロあるいは、走行中に
    比べて小さくする積分時定数制御手段とを具備すること
    を特徴とする液面計装置。
  2. 【請求項2】 エンジンの回転数を検出するエンジン回
    転数検出手段を具備しており、走行停止状態識別手段が
    前記エンジン回転数検出手段により検出したエンジンの
    回転数を基に車両の走行停止状態を識別することを特徴
    とする請求項1記載の液面計装置。
  3. 【請求項3】 車速を検出する車速検出手段を具備して
    おり、走行停止状態識別手段が前記車速検出手段により
    検出した車速を基に車両の走行停止状態を識別すること
    を特徴とする請求項1記載の液面計装置。
JP8643091U 1991-09-27 1991-09-27 液面計装置 Pending JPH0528936U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007004393A1 (ja) * 2005-06-30 2007-01-11 Nippon Seiki Co., Ltd. 液面検出装置
JP2012002061A (ja) * 2010-05-17 2012-01-05 Isuzu Motors Ltd Scrシステム

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