JPH0528896Y2 - - Google Patents

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JPH0528896Y2
JPH0528896Y2 JP4345687U JP4345687U JPH0528896Y2 JP H0528896 Y2 JPH0528896 Y2 JP H0528896Y2 JP 4345687 U JP4345687 U JP 4345687U JP 4345687 U JP4345687 U JP 4345687U JP H0528896 Y2 JPH0528896 Y2 JP H0528896Y2
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conductor
cooling air
phase separation
separation bus
phase
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、中間に開閉機器を包含し、発電機
と主変圧器間の電力輸送に用いられる強制風冷式
相分離母線に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、相分離母線は発電機容量の増大に伴い大
容量化が進み、その対策として母線内部に冷却さ
れた空気を強制的に流して母線の温度上昇を制限
値以下に抑える方法がとられる。この冷却方式と
しては、従来、特公昭56−25853号公報に示され
ているように、通電電流が大きくなると三相の各
相それぞれに外被と導体間の空間に冷却風を送
り、折り返しは各相の導体内の空間を風路とする
方式がとられるケースが多い。また近年の発電主
回路には第2図に示すように発電機1と主変圧器
2を結ぶ相分離母線3の中途に発電機遮断器4を
設置し、高圧側遮断器5の代りに発電機遮断器4
により発電機1の系統への併入・解列を行うとと
もに、所内電力を常に所内変圧器6を介して供給
するような回路が使用されることが多くなつた。
したがつて、相分離母線3の中途に発電機遮断器
4を設置し、かつ冷却方式も発電機遮断器4を含
めたトータルのものを考える必要が生じてきた。
通常、発電機遮断器4のような開閉機器は、冷却
風路として外被と導体間の空間があるのみで相分
離母線3の導体内の空間に相当する部分がないた
め、従来は特公昭56−52416号公報に示されるよ
うに、何らかの手段を発電機遮断器4に付加して
わざわざ風路を構成してやるか、う回路を構成し
てやるなどの方法がとられていた。
第3図は発電機遮断器にう回路を設けた従来の
強制風冷式相分離母線を示し、相分離母線3は、
外被3aと導体3bからなつている。相分離母線
3の中間部に設置された発電機遮断器4は、その
外被4aと消弧室兼導体部4bからなつている。
発電機1と主変圧器2は相分離母線3の導体3b
と可とう導体3cで互いに接続されている。ま
た、発電機遮断器4の消弧室兼導体部4bと導体
3bも可とう導体3cで接続されている。7は冷
却風のう回路である。8は冷却風の各相入口で9
は冷却風の各相出口である。相分離母線3を強制
風冷するための冷却風を送り出す冷却装置10は
送風機11とクーラー12からなつている。
次に冷却方法について説明する。冷却装置10
の送風機11によつて送り出された空気は、クー
ラー12によつて冷却された後、矢印に示す流れ
に沿つて発電機1との接続部近傍に設けられた相
分離母線3の各相の冷却風入口8に流入する。そ
して相分離母線3の外被3aと導体3b間の空間
を通り発電機遮断器4の外被4aと消弧室兼導体
4bの間の空間を通つた後、反対側の相分離母線
3の外被3aと導体3b間を流れ、主変圧器2側
の端部で折返され、今度は各相の導体3b内の空
間を流れる。そして発電機遮断器4部はう回路7
によつて冷却風を通過させた後、発電機1側の相
分離母線3の導体3b内の空間を流れた後、発電
機1側の端部に設けられた冷却風出口9より再度
冷却装置10に戻される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の強制風冷式相分離母線は以上のように構
成されているので、冷却風の通路のために発電機
遮断器部にわざわざ大がかりなう回路を設ける必
要が生じ、無用なコスト増加を招くとともに、配
置スペースも大きくなるなどの問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、開閉機器部にう回路など特別
な装置を設けることなく、簡便で低コストの強制
風冷式相分離母線を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る強制風冷式相分離母線は、相分
離母線の中間に設置された開閉機器の一方の側の
前記相分離母線の前記開閉機器側の端部に各相そ
れぞれ設けられた冷却風入口と、この冷却風入口
からの冷却風を前記相分離母線の外被と導体間の
空間を往路とし前記導体内の中空部分を復路とし
て流す第1の流路と、前記復路の冷却風をそのま
ま各相の前記開閉機器内の空間に流す第2の流路
と、前記冷却風を他方の側の前記相分離母線の外
被と導体間を往路とし前記導体内の中空部分を復
路として流す第3の流路と、前記開閉機器の他方
の側の前記相分離母線の前記開閉機器側に各相そ
れぞれ設けられ前記第3の流路を経た冷却風を外
部に流出させるための冷却風出口とを備えている
ものである。
〔作用〕
この考案においては、相分離母線部に対しては
冷却風が外被と導体間の空間および導体内の空間
に流れる。また、開閉機器部に対しては冷却風が
外被と消弧室兼導体間の空間にのみ流れる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示し、図におい
て、全体構成は第3図と同様であるので第3図と
の相異点のみについて説明する。冷却風入口8
は、各相の発電機1側の相分離母線3の発電機遮
断器4に近接して設けられている。冷却風入口8
と発電機遮断器4との間に設けられたブツシング
13は、冷却風の発電機遮断器4側への流れ込み
を阻止している。冷却風出口9は、主変圧器2側
の各相の相分離母線3の発電機遮断器4に近接し
て設けられている。相分離母線3の発電機1およ
び主変圧器2側の端部は、外被3aと導体3b間
の空間を流れてきた冷却風が導体3bの中空部を
通つて折返すことができるように導体3bの端部
は開口している。また、発電機1側の相分離母線
3の発電機遮断器4側の導体3bの端部も開口し
ている。一方、主変圧器2側の相分離母線3の発
電機遮断器4側の導体3bの端部は閉じており、
冷却風出口9より冷却風が流出するよう構成され
ている。
以上の構成により、冷却装置10の送風機1
1、クーラー12を通つた冷却風は、矢印で示す
流れに沿つて発電機遮断器4近傍の各相の冷却風
入口8に分流して流入する。流入した冷却風は、
第1の流路20をなす相分離母線3の外被3aと
導体3bの空間を通つて発電機1側の端部で導体
内部に折返された後、発電機遮断器4側の端部へ
流れる。ついで、前記端部の開口部から冷却風
は、第2の流路30を形成している発電機遮断器
4の外被4aと消弧室兼導体4b間に流れる。そ
の後、第3の流路40である主変圧器2側の相分
離母線3の外被3aと導体3b間に流れ、主変圧
器2側の端部で導体3b内部に折返えされる。そ
のあと、発電機遮断器4側の端部に設けられた冷
却風出口9より流出し、再び冷却装置10に戻さ
れる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、相分離母線
中間の開閉機器部にう回路など特別な手段を設置
することなく、相分離母線については外被と導体
間および導体内に冷却風が流れ、開閉機器部につ
いても十分に冷却可能な簡便で低コストのものが
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の概略縦断面図、
第2図は従来の相分離母線の結線図、第3図は従
来の強制風冷式相分離母線の概略縦断面図であ
る。 3……相分離母線、3a……外被、3b……導
体、4……発電機遮断器(開閉機器)、8……冷
却風入口、9……冷却風出口、20,30,40
……第1、第2、第3の流路。なお、各図中、同
一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相分離母線の中間に設置された開閉機器の一方
    の側の前記相分離母線の前記開閉機器側の端部に
    各相それぞれ設けられた冷却風入口と、この冷却
    風入口からの冷却風を前記相分離母線の外被と導
    体間の空間を往路とし前記導体内の中空部分を復
    路として流す第1の流路と、前記復路の冷却風を
    そのまま各相の前記開閉機器内の空間に流す第2
    の流路と、前記冷却風を他方の側の前記相分離母
    線の外被と導体間を往路とし前記導体内の中空部
    分を復路として流す第3の流路と、前記開閉機器
    の他方の側の前記相分離母線の前記開閉機器側に
    各相それぞれ設けられ前記第3の流路を経た冷却
    風を外部に流出させるための冷却風出口とを備え
    てなる強制風冷式相分離母線。
JP4345687U 1987-03-26 1987-03-26 Expired - Lifetime JPH0528896Y2 (ja)

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JP4345687U JPH0528896Y2 (ja) 1987-03-26 1987-03-26

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63153722U JPS63153722U (ja) 1988-10-07
JPH0528896Y2 true JPH0528896Y2 (ja) 1993-07-26

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JP4345687U Expired - Lifetime JPH0528896Y2 (ja) 1987-03-26 1987-03-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10535984B2 (en) 2016-01-14 2020-01-14 Mitsubishi Electric Corporation Power device including a short-circuit switch and a separation switch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10535984B2 (en) 2016-01-14 2020-01-14 Mitsubishi Electric Corporation Power device including a short-circuit switch and a separation switch

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63153722U (ja) 1988-10-07

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