JPH05288826A - Gps受信機 - Google Patents

Gps受信機

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JPH05288826A
JPH05288826A JP4084118A JP8411892A JPH05288826A JP H05288826 A JPH05288826 A JP H05288826A JP 4084118 A JP4084118 A JP 4084118A JP 8411892 A JP8411892 A JP 8411892A JP H05288826 A JPH05288826 A JP H05288826A
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JP
Japan
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positioning calculation
calculation unit
time
place name
gps receiver
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JP4084118A
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Shunji Takahashi
瞬二 高橋
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Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便かつ迅速に測位開始可能にする。 【構成】 地名、3次元位置、時差、測地系、表示言語
を対応付けたテーブルを記憶部18に格納する。選択部
20は、地名の入力に応じテーブルを参照し、対応する
3次元位置、時差、測地系、表示言語を得て測位演算部
10に初期情報として入力する。無停電時計24はUT
C等の基準時を刻む。 【効果】 地名を入力するのみで全衛星をサーチせずに
測位を開始でき、表示器12に供給される情報も取り扱
いやすい情報となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、初期の受信点位置及び
時刻の設定が必要なGPS受信機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】GPS受信機は、車両、船舶等の移動体
に搭載される。GPS(Global Positioning System )
は、所定の配置となるように地球回周軌道に打ち上げら
れたGPS衛星から電波を送信し、移動体側でこの電波
を受信して受信点位置を求める測位システムである。受
信点位置を求める際、GPS受信機は、その時点でのG
PS衛星の配置に基づき電波を好適に受信可能な衛星を
選択する。選択の対象となるのは、現在の受信点位置に
電波が到達し得る位置にある衛星(可視衛星)のうち、
配置的に見て好適な測位を行うことが可能な衛星であ
る。
【0003】従って、GPS受信機を迅速に動作開始さ
せようとする場合、まず現在の移動体の位置(受信点位
置)及び現在の時刻を与えるのが好ましい。このように
すると、全衛星を対象としてサーチを実行するようにし
た場合に比べ、測位開始までの時間が短縮される。
【0004】図2には、一従来例に係るGPS受信機の
概略構成が示されている。この図に示されるGPS受信
機は、測位演算部10及び表示器12を備えている。測
位演算部10は、図示しない受信部によりGPS衛星か
ら得られた信号(GPS信号)をGPS信号入力端子1
4を介して入力し、受信点位置及び時刻を逐次求めて表
示器12に出力する。表示器12はこれら受信点位置及
び時刻に基づく表示を実行し、使用者はこれを見て移動
体の操縦その他を実行する。
【0005】この従来例で初期設定手段として用いてい
るのは、初期情報入力端子16である。測位演算部10
は、初期の受信点位置及び時刻を初期情報入力端子16
を介して入力し、これに基づき、初期の衛星選択を実行
している。従って、全衛星を対象としてサーチを実行す
るようにした場合に比べて迅速に、測位を開始できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成とした場合、初期情報として受信点位置及び時刻を入
力しなければならず、初期設定操作が面倒である。この
ような不具合を低減するためには全衛星を対象としてサ
ーチを実行すればよいが、この場合、前述したように測
位までの時間がかかる。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、迅速かつ簡便に初
期設定を行うことができ、さらに利用しやすい情報を得
ることができるGPS受信機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、初期設定手段として、少なくとも
地名、座標値及び基準時(UTC)からの時差を対応付
けたテーブルを記憶する記憶部と、現在の受信点位置を
地名として入力し、この地名によりテーブルを参照して
座標値及び基準時からの時差を求め、測位演算部に与え
る選択部と、測位演算部に基準時を常に与える時計と、
を有し、測位演算部が、与えられる座標値を初期の受信
点位置として入力し、基準時を初期の時刻として用いて
測位演算を行うことを特徴とする。
【0009】さらに、請求項2は、テーブルが、地名、
座標値及び基準時からの時差に加え測地系を対応付けた
テーブルであり、選択部が、テーブルの参照により求め
た測地系を初期情報に含めて測位演算部に与え、測位演
算部が、この測地系を用いて測位演算を実行することを
特徴とする。
【0010】そして、請求項3は、テーブルが、地名、
座標値及び基準時からの時差に加え言語を対応付けたテ
ーブルであり、選択部が、テーブルの参照により求めた
言語を初期情報に含めて測位演算部に与え、測位演算部
が、この言語により表現された情報を生成することを特
徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、初期設定時に、まず記憶上
のテーブルが現在の受信点位置の地名をキーとして参照
する。このテーブルは、少なくとも地名、座標値及び基
準時からの時差を対応付けている。従って、参照により
現在の受信点位置の座標値及び基準時からの時差が得ら
れる。一方、GPS受信機の動作にかかわらず動作する
時計によって基準時が測位演算部に与えられているか
ら、測位演算部は参照により得た情報を用いて初期の衛
星選択を実行できる。この結果、全衛星をサーチする場
合に比べ迅速に測位を開始でき、初期設定操作も地名入
力のみと簡便になる。なお、テーブルには基準時からの
時差も含まれているので、GPS信号から得られる正確
な基準時を現地時に変換して表示することが容易にでき
る。
【0012】さらに、請求項2においては、参照により
さらに測地系が得られる。測位演算部はこの測位系に基
づき動作する。この結果、より利用しやすい情報が生成
される。
【0013】そして、請求項3においては、参照により
さらに言語が得られる。測位演算部は、この言語により
表現された情報を生成する。この結果、例えば表示した
場合に見やすい情報が得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図2に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0015】図1には、本発明の一実施例に係るGPS
受信機の構成が示されている。このGPS受信機は、初
期情報入力端子16に代え、記憶部18、選択部20、
地名選択端子22及び無停電時計24を設けた構成であ
る。
【0016】記憶部18は、世界各地の地名、これに対
応する3次元位置、当該地点の時刻のUTC(協定世界
時)からの時差、測地系、並びに表示言語の種類を対応
付けてテーブルとして格納する。選択部20は、初期設
定時に地名選択端子22を介して地名を入力し、この地
名により記憶部18上のテーブルを参照する。選択部2
0は、参照により得られる情報、すなわち当該地点の3
次元位置、時差、測地系及び言語を測位演算部10に初
期設定する。
【0017】一方、この実施例において用いられている
無停電時計24は、GPS受信機の電源がオンしていな
い期間も計時を続ける時計である。その出力は、UTC
を刻んでいる。測位演算部10は、無停電時計24から
出力されるUTCと選択部20からの時差とに基づき現
在の受信点位置での時刻(現地時刻)を知る。
【0018】従って、本実施例によれば、地名の指定に
よって初期設定操作が全て終了する。従って、操作は著
しく簡便で使用者にとってわかりやすいものとなる。無
論、全衛星をサーチする必要がないので、測位を早期に
開始できる。
【0019】さらに、測地系や表示言語が初期設定され
るため、測位演算部10から出力され表示器12に表示
される情報は使用者にとってより理解しやすく取り扱い
やすい情報となる。このように、使用性も向上する。
【0020】なお、測位演算部10によって得られる情
報を表示器12に出力するか否かは本発明にとって肝要
なところではない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少なくとも地名、座標値及び基準時からの時差を対応付
けたテーブルを地名により参照し、参照により得られた
情報と基準時を初期情報として測位演算部に与えるよう
にしたため、全衛星をサーチする場合に比べ迅速に測位
を開始でき、初期設定操作も地名入力のみと簡便にな
る。
【0022】さらに、請求項2によればテーブルにさら
に測地系を付加し、請求項3によればテーブルにさらに
言語を付加したため、より利用しやすい情報が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るGPS受信機の構成を
示すブロック図である。
【図2】一従来例に係るGPS受信機の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 測位演算部 12 表示器 18 記憶部 20 選択部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS衛星を選択して測位演算を実行し
    受信点位置を示す情報を生成する測位演算部と、初期設
    定時に測位演算部に現在の受信点位置及び時刻を初期情
    報として測位演算部に与える初期設定手段と、を備える
    GPS受信機において、 初期設定手段が、 少なくとも地名、座標値及び基準時(UTC)からの時
    差を対応付けたテーブルを記憶する記憶部と、 現在の受信点位置を地名として入力し、この地名により
    テーブルを参照して座標値及び基準時からの時差を求
    め、測位演算部に与える選択部と、 測位演算部に基準時を常に与える時計と、 を有し、 測位演算部が、与えられる座標値を初期の受信点位置と
    して入力し、基準時を初期の時刻として用いて測位演算
    を行うことを特徴とするGPS受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のGPS受信機において、
    テーブルが、地名、座標値及び基準時からの時差に加え
    測地系を対応付けたテーブルであり、 選択部が、テーブルの参照により求めた測地系を初期情
    報に含めて測位演算部に与え、 測位演算部が、この測地系を用いて測位演算を実行する
    ことを特徴とするGPS受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のGPS受信機において、 テーブルが、地名、座標値及び基準時からの時差に加え
    言語を対応付けたテーブルであり、 選択部が、テーブルの参照により求めた言語を初期情報
    に含めて測位演算部に与え、 測位演算部が、この言語により表現された情報を生成す
    ることを特徴とするGPS受信機。
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