JPH05287194A - 改良された溶融強度を有するppe/ポリアミド組成物 - Google Patents

改良された溶融強度を有するppe/ポリアミド組成物

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JPH05287194A
JPH05287194A JP4356973A JP35697392A JPH05287194A JP H05287194 A JPH05287194 A JP H05287194A JP 4356973 A JP4356973 A JP 4356973A JP 35697392 A JP35697392 A JP 35697392A JP H05287194 A JPH05287194 A JP H05287194A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/08Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives
    • C08L71/10Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives from phenols
    • C08L71/12Polyphenylene oxides
    • C08L71/123Polyphenylene oxides not modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L77/00Compositions of polyamides obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ポリフェニレンエーテル重合体とポリアミド
を含有する改良された溶融強度を有する熱可塑性組成物
の提供。 【構成】 ポリフェニレンエーテル(例、ポリ(2,6
−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテル)およびポ
リアミドを含有し、同ポリアミドはジアミン(例、トリ
メチレンジアミン)、第2級トリアミン及びポリアミン
から選択された第二のアミン(例、ビスヘキサメチレン
トリアミン)及びジカルボン酸(例、セバシン酸)から
形成されたもので、同第二のアミンが組成物の溶融強度
を改良するに十分な量含まれている熱可塑性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ポリフェニレンエーテル重合体
とポリアミドを含む熱可塑性組成物に関するものであ
る。更に詳しくは、本発明は改良された溶融強度を発揮
しかつ、吹込成形の用途に使用する上で有利な組成物に
関するものである。
【0002】ポリフェニレンエーテル樹脂は技術的に公
知であり、かつ、広範囲の温度に亘って、化学的、物理
的かつ電気的特性の好ましい組合せを発揮する。この諸
特性の組合せによって、ポリフェニレンエーテル樹脂は
広範囲の用途への使用に適するようになる。しばしば、
ポリフェニレンエーテル樹脂は、それらの耐薬品性、そ
れらの加工性及び/又は他の各特性を改良するため、か
つ、それらの用途分野を拡大するために、他の樹脂とブ
レンドされる。
【0003】ポリフェニレンエーテル重合体のポリアミ
ドとのブレンドも、技術的に公知である。一般に、ポリ
アミドは、強度と靱性と耐溶剤性の良好な組合せを具備
している。ポリフェニレンエーテル重合体とポリアミド
のブレンドにおいて、良好な耐溶剤性と耐高温性を発揮
するものが提供されている。このような各特性の望まし
い、組合せを発揮する熱可塑性組成物の使用を必要とす
る用途が数多くあるために、ポリフェニレンエーテル重
合体とポリアミドのブレンド組成物は、吹込成形法、形
材押出法、シート押出法等々の採用によって 成形品に
成形できることが重要である。
【0004】従って、ポリフェニレンエーテル重合体と
ポリアミドを含む熱可塑性組成物を提供するのが本発明
の一つの目的である。改良された溶融強度を発揮するこ
のような組成物を提供するのも本発明の一つの目的であ
る。ポリフェニレンエーテル重合体とポリアミドを含む
熱可塑性組成物において、その組成分を吹込成形によっ
て成形品になしうる熱可塑性組成物を提供することは一
つの関連目的である。
【0005】これら及び各追加目的は、ポリフェニレン
エーテル重合体とポリアミドを含む、本発明の熱可塑性
組成物によって果される。
【0006】本発明の重要な特徴によれば、ポリアミド
はジアミン、第2級トリアミンとポリアミンから選択し
た第二のアミン及びジカルボン酸を用いて形成される。
第二のアミンは組成物の溶融強度の改良に十分な量だけ
含まれている。本発明者は、ジアミン、第2級トリアミ
ンとポリアミンから選んだ第二のアミン及びジカルボン
酸を用いて、本発明に従って形成したポリアミドは、改
良された溶融強度と吹込成形性を有するブレンドを提供
するためにポリフェニレンエーテル重合体とブレンドし
得ることを発見した。
【0007】これら及び追加の各目的と特長は、下記の
詳細な説明から更に、十分明白となろう。
【0008】本熱可塑性組成物にはポリフェニレンエー
テル重合体とポリアミドが含まれている。該組成物は、
ここに説明した新ポリアミドを含まない従来の、ポリフ
ェニレンエーテル重合体−ポリアミドのブレンド組成物
に比べて、改良され溶融強度を発揮する。該組成物は改
良された溶融強度を必要とする各種の加工方法、例え
ば、吹込成形、形材押出し及びシート押出しといった方
法に使用するのに特に適している。本発明の枠内におい
て、溶融強度の改良は、所定の最適加工温度における組
成物の1sec-1における低剪断速度粘度の、100s
ec-1における高剪断速度粘度の比として定義されるR
* 値、すなわちR* =(1sec-1の粘度)/(100
sec-1の粘度)の増加によって立証される。多くの実
験から分っていることだが、吹込成形法におけるパリソ
ン押出しに最適の温度は材料の剪断粘度が100sec
-1で20000ポイズになる温度である。その時R*
R=(1sec-1の粘度/20000ポイズ)と定義さ
れることになり、この場合、低剪断粘度は、最適溶融温
度で測定される。R* 値に関するこれ以上の詳細につい
てはアボリス等の米国特許第4900786号と、T.
P.ダントン等のポリマー系技術、覚書報告PST83
−6を参照のこと。
【0009】ポリフェニレンエーテル重合体は技術的に
公知でありかつ、一般式は下記の通りである。
【0010】
【化1】
【0011】式中、各R1 は独立に、ハロゲン、アルキ
ルアリール及びアルコキシからなる群から選択されるも
ので、qは0ないし4で、pは少なくとも20である。
1がアルキル基、アリール基またはアルコキシ基を含
む場合は、該基は1ないし約12の炭素原子を含むのが
適当である。
【0012】本発明で使用に適するポリフェニレンエー
テル重合体は技術的に公知でありかつ、技術的に知られ
ている多くの方法の何れによっても相当するフェノール
またはその反応性誘導体を用いて調製することができ
る。ポリフェニレンエーテル樹脂の例と、それらの製造
方法はヘイの米国特許第3306874号及び第330
6875号と、スタマトフの米国特許第3257357
号及び第3257358号と、S.B.ブラウン等の米
国特許第4935472号に開示されており、これらは
すべて、本明細書に参考として組入れられている。全明
細書及び請求の範囲を通じて、「ポリフェニレンエーテ
ル樹脂」という用語は非置換ポリフェニレンエーテル重
合体、置換ポリフェニレンエーテル重合体、ポリフェニ
レンエーテル共重合体及びそれらのブレンドを包含して
いる。
【0013】本発明において使用に適する好ましいポリ
フェニレンエーテル重合体は、ポリ(2,6−ジメチル
−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ(2,3,6−
トリメチル−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ
(2,6−ジエチル−1,4−フェニレン)エーテル;
ポリ(2−メチル−6−プロピル−1,4−フェニレ
ン)エーテル;ポリ(2,6−ジプロピル−1,4−フ
ェニレン)エーテル;ポリ(2−エチル−6−プロピル
−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ(2,6−ジラ
ウリル−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ(2,6
−ジフェニル−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ
(2,6−ジメトキシ−1,4−フェニレン)エーテ
ル;ポリ(2,6−ジエトキシ−1,4−フェニレン)
エーテル;ポリ(2−メトキシ−6−エトキシ−1,4
−フェニレン)エーテル;ポリ(2−エチル−6−ステ
アリルオキシ−1,4−フェニレン)エーテル;ポリ
(2,6−ジクロロ−1,4−フェニレン)エーテル;
ポリ(2−メチル−6−フェニル−1,4−フェニレ
ン)エーテル;ポリ(2,6−ジベンジル−1,4−フ
ェニレン)エーテル;ポリ(2−エトキシ−1,4−フ
ェニレン)エーテル;ポリ(2−クロロ−1,4−フェ
ニレン)エーテル;ポリ(2,6−ジブロモ−1,4−
フェニレン)エーテル;ポリ(3−ブロモ−2,6−ジ
メチル−1,4−フェニレン)エーテル;それらの共重
合体及びそれらの混合物等を含んでいるが、しかしこれ
らに制限されるものではない。本発明の組成物に使用す
るための格別に好ましいポリフェニレンエーテル重合体
はポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エー
テル、ポリ(2,3,6−トリメチル−1,4−フェニ
レン)エーテル、これらの重合体のブレンド及び2,
3,6−トリメチル−1,4−フェニレンエーテルの単
体及び2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル
の単体を含む共重合体を含んでいる。このような重合体
や共重合体の例も、米国特許第4806297号に開示
されている。
【0014】本発明の熱可塑性ブレンド組成物に含まれ
ているポリアミドはジアミン、第2級トリアミンとポリ
アミンとから選択された第二のアミン及びジカルボン酸
を用いて形成される。第二のアミンは組成物の溶融強度
の改善に十分な量だけ含まれており、かつ、ポリアミド
はジアミンと第二アミンを基準として約5重量%以下の
第二のアミンを用いて形成されるのが好ましい。一つの
更に好ましい実施態様では、ポリアミドは、ジアミンと
第二のアミンを基準として約1重量%以下の第二のアミ
ンを用いて形成される。本発明はこの理論には限定され
ないが、第二のアミンはポリアミド内に分枝を与えるこ
と及び、分枝がポリフェニレンエーテル重合体−ポリア
ミドブレンド組成物の粘度と流動学的特性を変えると思
われる。
【0015】ポリアミド調製法は、例えばジョーンウイ
リーエンドサンズ(株)(1969)のポリマー科学と
技術百科辞典、10巻、487〜488頁に開示されて
いるように、技術的に公知の方法に従って、アミノ基と
ジカルボン酸の間に少なくとも2炭素原子を含む、実質
的に等モル割合のジアミンを重合させることを含んでい
る。本発明によるポリアミドの調製では、実質的に等モ
ル量のジアミンに含まれる第2級トリアミンまたはポリ
アミンの部分は少なく、上に示した通りである。ジアミ
ンとジカルボン酸の割合を説明するのに使用した「実質
的に等モル」という用語は技術的に公知のように厳密に
等モル割合ということと、これから僅かに外れているこ
ととの両方を含んでいる。
【0016】ポリアミドの調製に使用するに適するジア
ミンはアルキル、アリール及びアルキル−アリールの各
ジアミンを含んでいる。このようなジアミンは、例え
ば、下記の一般式で表わすジアミンを含んでいる。 H2 N(CH2n NH2 式中、nは2から16までの整数である。このようなジ
アミンの特別な例には、トリメチレンジアミン、テトラ
メチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、オクタメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチル
ヘキサメチレンジアミン、メタ−フェニレンジアミン、
メタ−キシレンジアミン等が含まれる。ヘキサメチレン
ジアミンは本発明のポリアミドの調製に使用するための
好ましいジアミンである。
【0017】該ポリアミド調製に使用するのに適したジ
カルボン酸は芳香族、例えば、イソフタール酸、テレフ
タール酸、または脂肪酸であってもよい。脂肪族ジカル
ボン酸は下記の式のものとなろう。 HOOC−Y−COOH 式中、Yは少なくとも2炭素原子を含む二価の脂肪族基
を表わす。このような酸の例には、セバチン酸、オクタ
デカンジカルボン酸、スベリン酸、グルタール酸、ピメ
リン酸及びアジピン酸が含まれる。好ましいジカルボン
酸にはアジピン酸が含まれる。
【0018】ポリアミドの代表例に含まれるものに、例
えば、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン6,
6);ポリヘキサメチレンアゼライアミド(ナイロン
6,9);ポリヘキサメチレンセバサミド(ナイロン
6,10);ポリヘキサメチレンイソフタールアミド
(ナイロン6,I);ポリヘキサメチレンテレフタール
アミド(ナイロン6,T);ヘキサメチレンジアミン及
びn−ドデカンジカルボン酸のポリアミド(ナイロン
6,12);ヘキサメチレンジアミンと、イソフタール
酸とテトラフタール酸の混合物を用いてできるポリアミ
ド(ナイロン6,I/T);テレフタール酸及び/又は
イソフタール酸とトリメチルヘキサメチレンジアミンを
用いてできるポリアミド;アジピン酸とメタキシリレン
ジアミンを用いて生じるポリアミド;アジピン酸、アゼ
ライン酸及び2,2−ビス−(p−アミノシクロヘキシ
ル)プロパンを用いてできるポリアミド;及びテレフタ
ール酸と4,4′−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタン
を用いてできるポリアミドがある。
【0019】前記のポリアミドの共重合体またはそれら
のプレポリマーも、本発明の実施に使用するのに適して
いる。かかるコポリアミドに含まれるものに下記のもの
の共重合体がある。すなわち、ヘキサメチレンアジパミ
ド/カプロラクタム(ナイロン6,6/6);ヘキサメ
チレンアジパミド/ヘキサメチレン−イソフタールアミ
ド(ナイロン6,6/6,I);ヘキサメチレンアジパ
ミド/ヘキサメチレン−テレフタールアミド(ナイロン
6,6/6T);ヘキサメチレンアジパミド/ヘキサメ
チレン−アゼライアミド(ナイロン6,6/6,9);
及びヘキサメチレンアジパミド/ヘキサメチレンアゼラ
イアミド/カプロラクタム(ナイロン6,6/6,9/
6)である。
【0020】本組成物に使用するのに特に好ましいポリ
アミドはヘキサメチレンジアミン、第二のアミン及びア
ジピン酸を用いて形成される。
【0021】本組成物に含まれるポリアミドを形成する
のに用いられる第二のアミンは第2級トリアミンまたは
ポリアミンであり、かつ、アルキル第2級トリアミンま
たはポリアミン、アリール第2級トリアミンまたはポリ
アミン、あるいはアルキルアリール第2級トリアミンま
たはポリアミンを含んでいてもよい。本ポリアミドの形
成に使用するための好ましい第二のアミンはビス−ヘキ
サメチレントリアミンを含んでいる。
【0022】本発明の熱可塑性組成物に含まれるポリフ
ェニレンエーテル重合体とポリアミドの相対割合は該組
成物の希望用途すなわち適用次第で変る。好ましくは、
組成物は、約5ないし約95重量%のポリフェニレンエ
ーテル重合体と、約5ないし約95重量%のポリアミド
を含んでいる。更に好ましくは、該組成物は約25ない
し約75重量%のポリフェニレンエーテル重合体と、約
25ないし約75重量%のポリアミドを含んでいる。
【0023】該組成物は、溶融混合や同時押出等のよう
な従来の方法を用いて調製することができる。好ましい
一つの実施態様では、ポリフェニレンエーテル重合体と
ポリアミドは溶融押出しを行ってペレットに成形する。
次に該ペレットは再溶融して、得られた溶融物はリング
ダイを通して押出しを行って、吹込成形法において公知
の方法に従ってパリソンを形成する。技術的に公知の別
の方法によって、次に、パリソンを型内に配置して、型
内に配置したパリソンにガス流を吹込んで成形品を形成
する。本組成物の改良された溶融強度によって、これら
の組成物は、かかる吹込成形法への使用に特に適してい
る。
【0024】本発明の組成物は、更に、別の成分及び/
又は従来の、技術的に公知の添加物を含んでいてもよ
い。例えば、該組成物には一つあるいはそれ以上の別の
重合体成分、例えば、衝撃改良剤といったようなもの、
及び/又は、熱的、酸化的及び/又は色彩の安定剤、充
填剤、強化剤、難燃化剤、加工剤といったような物を含
むが、しかしこれに限定はされない従来の添加剤が含ま
れていてもよい。
【0025】一つの好ましい実施態様では、熱可塑性組
成物には、更に、衝撃改良剤も含まれている。様々な衝
撃改良剤が技術的にかつ、ポリフェニレンエーテルとポ
リアミドのブレンドに使用するのに特に公知であるが、
これは例えば、エイコック等の米国特許第460074
1号及び第4642358号、ジャルバート等の米国特
許第4654405号、グラント等の米国特許第473
2938号及びガルッチ等の米国特許第4659763
号に開示の通りであり、これらはすべて本明細書に組込
まれている。該組成物に含まれる衝撃改良剤の量は使用
する衝撃改良剤の特定の種類及び該組成物の使用目的次
第であろう。一つの好ましい実施態様では、衝撃改良剤
の含有量は、ポリフェニレンエーテル重合体、ポリアミ
ド及び衝撃改良剤を基準にして約1ないし約30重量%
である。
【0026】更に別の実施態様では、衝撃改良剤には、
ビニル芳香族単量体と、アルケン炭化水素単量体または
共役ジエン単量体のブロック共重合体が含まれている。
かかるブロック共重合体については様々な種類のものが
技術的に公知である。例えば、ブロック共重合体には一
般に、AとBのブロックが含まれており、ここに、Aは
重合したビニル芳香族炭化水素ブロックで、かつ、Bは
少なくとも一つの重合された共役ジエンから得られた水
素化された、あるいは部分的に水素化されたあるいは水
素化されないブロックである。これらは技術的に公知
で、かつ例えば米国特許第4948832号、第493
9207号、第4918145号、第4914248
号、第4913971号及び第4116917号の各号
教示されており、これらはすべて本明細書に参考として
組込まれている。
【0027】一つの実施態様では、ブロック共重合体は
式A−B−Aで表わすことができるだろうし式中端末ブ
ロックAは、同じでも異なっていてもよいが、ビニル芳
香族化合物を用いて調製した熱可塑性単一重合体又は共
重合体である。ビニル芳香族化合物の例には、スチレ
ン、アルファメチルスチレン、ビニルトルエン、ビニル
キシレン、エチルビニルキシレン、ビニルナフタレン、
またはかようなもの、またはこれらの混合物が含まれて
いるが、しかしこれらに限定されるものではない。中心
ブロックBには、エチレン又はブチレン、共役ジエン又
はそのようなもの、あるいはそれらの混合物のようなア
ルケン炭化水素を用いて得られたエラストマー重合体が
含まれている。該ブロック共重合体には水素化処理を施
してもよいが、これによって共重合体の不飽和ゴムブロ
ック部分が水素化される。水素化は、従来の水素化触媒
や反応条件を採用して実施することができる。水素化し
たブロック共重合体では、端末ブロックAは平均分子量
として約4000ないし約115000を有するだろう
し、一方、中心ブロックBは平均分子量として約200
00ないし約450000を有するだろう。水素化した
ブロック共重合体はジョーンズの米国特許第34313
23号とデラメア等の米国特許第3670054号に特
記されているが、両方とも本明細書に参考として組込ま
れている。本発明に使用するに適するブロック共重合体
には水素化したスチレン−ブタジエン−スチレン(スチ
レン−エチレン−ブチレン−スチレン)ブロック共重合
体と、水素化したスチレン−イソプレン−スチレンブロ
ック共重合体が含まれる。この種のブロック共重合体は
シェル化学からクラトン(登録商標)の商標で、またク
ラレ社(株)からセプトン(登録商標)の商標で市販品
として入手可能である。
【0028】もう一つの実施態様では、ビニル芳香族重
合体にはビニル芳香族単量体と共役ジエン単量体のラジ
アルブロック(radial block)共重合体が含まれてい
る。これらのラジアルブロック共重合体も、技術的に公
知である。この種の共重合体には一般に、約60ないし
約95重量%の重合されたビニル芳香族単量体と、約4
0ないし約5重量%の重合された共役ジエン単量体が含
まれている。該共重合体は、ラジアル形態を形成する少
なくとも3重合体鎖を有し、かつ、各鎖の末端には本質
的に非エラストマーセグメントがあり、これにエラスト
マー重合体セグメントが結合されている。これらのブロ
ック共重合体は、また、「ポリモーダル(polymodal )
分岐ブロック共重合体」とも「スター重合体」ともいわ
れる。ラジアルブロック共重合体の例はキッチェン等の
米国特許第3639517号に開示されているが、これ
は本明細書に参考として組込まれている。これらのブロ
ック共重合体はフィリップス・ペトロリアム社からK−
レジン(登録商標)の商標で市販されて入手可能であ
る。
【0029】代替策として、共役単量体中のビニル芳香
族単量体のラジアルブロック共重合体には、それら自体
に共役ジエン重合体、ビニル芳香族重合体ブロック及び
カップリング剤が含まれているセグメントまたはブロッ
クを含むラジアルテレブロック共重合体が含まれていて
もよい。これらのブロック共重合体は、「分岐」された
重合体といわれる場合もありかつ、米国特許第4097
550号に開示されており、本明細書中に参考として組
込まれている。該ラジアルテレブロック共重合体は技術
的に公知の方法、例えば、本明細書に参考として組込ま
れているゼリンスキーの米国特許第3281383号に
開示のような方法で調製される。これらの重合体も、例
えば、フイナプレーン(登録商標)として401,41
1,414,416及び417のグレードの製品を、フ
イナ・オイル社から市販購入することができる。
【0030】本発明の組成物及びこれに関する方法は、
次の実施例によって説明される。各実施例において、か
つ、本明細書全般に亘って、各部品及び百分率について
の言及は、特記しない限り重量によるものである。
【0031】実施例 1 本実施例では、49重量部のポリフェニレンエーテル重
合体と、41重量部のポリアミドと及びシェルケミカル
社がクラトン(登録商標)D1102の商標で販売して
いるブロック共重合体衝撃改良剤を10重量部含む組成
物が調製される。該組成物には1重量部の安定化剤パッ
ケージも含まれている。組成物Aでは、ポリアミドはヘ
キサメチレンジアミンとアジピン酸を用いて形成した従
来のナイロン6,6であった。本発明による組成物Bで
は、ポリアミドはヘキサメチレンジアミン、少量のビス
ヘキサメチレントリアミン(BHMT)及びアジピン酸
を用いて形成された。特に、組成物Bのポリアミドには
10ミリ当量/kgのビス−ヘキサメチレントリアミン
が含まれていた。当組成物は従来の溶融押出法を採用し
て調製された。得られた組成物のサンプルに、282℃
及び1500/秒で、ASTM−D−3835−79に
従ってそれらの溶融粘度の測定ならびに、前に述べた手
順に従ってR* 値の測定を行った。これらの測定の各結
果を表1に示す。
【0032】 表 1 組成 BHMT(meg/kg) 溶融粘度(ポイズ) * A 0 2011 7.2 B 10 2628 12.4
【0033】表1に開示の各結果は、本発明による組成
物Bが、溶融粘度とR* 値が増大したことを示したこと
を立証している。溶融粘度とR* 値の増大は、組成物B
が、形材押出しの場合の溶融強度の改良と吹込成形性の
改良を示すだろうことを示している。
【0034】実施例 2 実施例1に述べた組成物AとBのそれぞれのサンプル5
0封度を調製しかつ、吹込成形装置で評価した。組成物
Aのサンプルの吹込成形は溶融強度が劣るためにうまく
行かなかった。得られるパリソンには多数の孔があり、
かつ「吹込成形」ができなかった。これに対し、組成物
Bのサンプルは容易にパリソンを形成しかつ、容易に吹
込成形され成形品を形成した。
【0035】前記の各実施例を開示したのは本発明の特
別の実施態様の例示のためでありかつ、その意図は本発
明の各組成物と方法の範囲を制限することではない。請
求した発明の範囲内のこの他の実施態様や特長は普通の
技術の熟練者であれば自明のことであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 71:00

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリフェニレンエーテル重合体およびポ
    リアミドを含有し、該ポリアミドはジアミン、第2級ト
    リアミン及びポリアミンから選択された第二のアミン及
    びジカルボン酸から形成されたものであり、かつ、該第
    二のアミンは組成物の溶融強度を改良するに十分な量含
    まれている熱可塑性組成物。
  2. 【請求項2】 ポリアミドはジアミン及び第二のアミン
    を基準として約15重量%以下の第二のアミンを用いて
    形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の
    熱可塑性組成物。
  3. 【請求項3】 ポリアミドはジアミン及び第二のアミン
    を基準として約1重量%以下の第二のアミンを用いて形
    成されたものであることを特徴とする請求項1記載の熱
    可塑性組成物。
  4. 【請求項4】 ジアミンはトリメチレンジアミン、テト
    ラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、オクタ
    メチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメチ
    ルヘキサメチレンジアミン、メタフェニレンジアミン及
    びメタキシレンジアミンからなる群から選択されること
    を特徴とする請求項1記載の熱可塑性組成物。
  5. 【請求項5】 ジアミンがヘキサメチレンジアミンを含
    むことを特徴とする請求項4記載の熱可塑性組成物。
  6. 【請求項6】 ジカルボン酸がセバシン酸、オクタデカ
    ンジカルボン酸、スベリン酸、グルタル酸、ピメリン
    酸、アジピン酸、イソフタール酸及びテレフタール酸か
    らなる群から選択されることを特徴とする請求項1記載
    の熱可塑性組成物。
  7. 【請求項7】 ジカルボン酸がアジピン酸を含むことを
    特徴とする請求項6記載の熱可塑性組成物。
  8. 【請求項8】 ポリアミドがヘキサメチレンジアミン、
    第二のアミン及びアジピン酸を用いて形成されたもので
    あることを特徴とする請求項1記載の熱可塑性組成物。
  9. 【請求項9】 第二のアミンがアルキル第2級トリアミ
    ンまたはポリアミンであることを特徴とする請求項1記
    載の熱可塑性組成物。
  10. 【請求項10】 第二のアミンがアリル第2級トリアミ
    ンまたはポリアミンであることを特徴とする請求項1記
    載の熱可塑性組成物。
  11. 【請求項11】 第二のアミンが第2級トリアミンであ
    ることを特徴とする請求項1記載の熱可塑性組成物。
  12. 【請求項12】 第二のアミンが第2級ポリアミンであ
    ることを特徴とする請求項1記載の熱可塑性組成物。
  13. 【請求項13】 第二のアミンがビスヘキサメチレント
    リアミンを含むことを特徴とする請求項1記載の熱可塑
    性組成物。
  14. 【請求項14】 約5ないし約95重量%のポリフェニ
    レンエーテル重合体と、約5ないし約95重量%のポリ
    アミドを含むことを特徴とする請求項1記載の熱可塑性
    組成物。
  15. 【請求項15】 約25ないし約75重量%のポリフェ
    ニレンエーテル重合体と、約25ないし約75重量%の
    ポリアミドを含むことを特徴とする請求項1記載の熱可
    塑性組成物。
  16. 【請求項16】 ポリフェニレンエーテル重合体がポリ
    (2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテルを
    含むことを特徴とする請求項1記載の熱可塑性組成物。
  17. 【請求項17】 ポリフェニレンエーテル重合体がポリ
    (2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレン)エー
    テルを含むことを特徴とする請求項1記載の熱可塑性組
    成物。
  18. 【請求項18】 ポリフェニレンエーテル重合体が2,
    6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル及び2,
    3,6−トリメチル−1,4−フェニレンエーテルの共
    重合体または重合体のブレンドを含むことを特徴とする
    請求項1記載の熱可塑性組成物。
  19. 【請求項19】 更に、衝撃強度改良剤も含むことを特
    徴とする請求項1記載の熱可塑性組成物。
  20. 【請求項20】 衝撃強度改良剤がビニル芳香族単量体
    と共役ジエン単量体とのブロック共重合体を含むことを
    特徴とする請求項19記載の熱可塑性組成物。
  21. 【請求項21】 衝撃強度改良剤がスチレン−ブタジエ
    ン−スチレンブロック共重合体を含むことを特徴とする
    請求項20記載の熱可塑性組成物。
  22. 【請求項22】 ブロック共重合体が水素化されている
    ことを特徴とする請求項21記載の熱可塑性組成物。
  23. 【請求項23】 衝撃強度改良剤が約1ないし30重量
    %の量含まれていることを特徴とする請求項19記載の
    熱可塑性組成物。
  24. 【請求項24】 請求項1の熱可塑性組成物を用いて形
    成されたことを特徴とする吹込成形生成物。
  25. 【請求項25】 ポリフェニレンエーテル重合体及びポ
    リアミドのブレンドであり、ポリアミドがジアミン、第
    2級トリアミンとポリアミンから選択した第二のアミン
    並びにジカルボン酸を用いて形成したものであり、前記
    第二のアミンが組成物の溶融強度の改良に十分な量だけ
    含まれているブレンドを溶融押出しする工程と、溶融押
    出しによりペレットを形成する工程とペレット再溶融工
    程と、得られた溶融物をリングダイを通してパリソンを
    形成する押出し工程と、金型内にパリソンを位置決めす
    る工程と、そして、金型内に位置決めしたパリソンにガ
    ス流を吹込んで成形品を形成する工程とを含むことを特
    徴とする成形品の吹込成形法。
  26. 【請求項26】 ポリフェニレンエーテル重合体とポリ
    アミドからなる熱可塑性組成物の溶融強度を改良するた
    めの方法において、ポリフェニレンエーテル重合体と、
    ジアミン、第2級トリアミン及びポリアミンから選択し
    た第二のアミン及びジカルボン酸を用いて形成したポリ
    アミドをブレンドすることからなり、該第二のアミンが
    熱可塑性組成物の溶融強度の改良に十分な量だけ含まれ
    ていることを特徴とする方法。
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