JPH0528665U - 板材用刻印機 - Google Patents

板材用刻印機

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JPH0528665U
JPH0528665U JP4835291U JP4835291U JPH0528665U JP H0528665 U JPH0528665 U JP H0528665U JP 4835291 U JP4835291 U JP 4835291U JP 4835291 U JP4835291 U JP 4835291U JP H0528665 U JPH0528665 U JP H0528665U
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pressure
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JP4835291U
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功 吉田
法保 島田
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庄田商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 小形の装置により板材の厚さに左右されるこ
となく刻印の深さを常に一定にすることができる板材用
刻印機を得る。 [構成] 中心部に流体の供給口を有するベースの上面
に可橈性の膜板を重ね合わせ、膜板の外周部を係止枠の
外周部に形成した環状のフランジでベースの外周部に圧
着固定し、膜板の内周部に受圧板を載置し、係止枠の上
端部に内方に屈曲する係止片を設け、この係止片により
上記受圧板の上面の外周部を所定の隙間を保持して包囲
し、受圧板の中心部に上方に突出する加圧体を設け、該
加圧体の上方にて対面する受け体をコラムに上下動可能
に設け、受け体の上面とコラムの上部との間に楔形のカ
ム板を駆動装置により水平方向に摺動可能に介在させ、
受け体と加圧体との対面部の一方に刻印体を設け、ベー
スの供給口を流体圧力発生装置に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板等の板材にロット番号、製品番号等の記号を刻印する 板材用刻印機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、シリンダのロッドに番号、アルファベット、文字等の記号 を刻設した刻印体を取付け、この刻印体を上記シリンダの作動力でプリント基板 に押圧、即ち刻印するもの。あるいはクランクプレスの加圧体に刻印体を取付け 、この刻印体を上記クランクプレスの作動力でプリント基板に刻印するものがあ った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前者、つまり刻印体をシリンダの作動力でプリント基板に刻印するものは、押 圧力が一定であるため、刻印体に設けた記号の数が変化すると、プリント基板へ の面圧が変化し、安定した刻印ができない欠点があった。また後者、つまりクラ ンクプレスの作動力でプリント基板に刻印するものは、加圧力が高くなるので刻 印体に設ける記号数の変化に左右されることなく所定の面圧を得ることができる が、ストロークの調整が難しく、プリント基板の厚さが変化すると刻印の深さが 変化し、安定した刻印ができなくなる欠点があった。本考案は上記欠点を解消し た新規な刻印機を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、以下の如く構成したものである。即ち 、中心部に流体の供給口を有するベースの上面に可橈性の膜板を重ね合わせ、該 膜板の内周部と外周部とに板状の受圧板とケース状の係止枠とを載置し、係止枠 はその外周部に下方に突出する環状のフランジを有し、該フランジにより膜板の 外周部をベースの外周部に圧着固定し、その上端部に内方に屈曲する係止片を有 し、該係止片により受圧板の上面の外周部を所定の隙間を保持して包囲してなり 、受圧板の中心部に上方に突出する加圧体を設け、該加圧体の上方に受け体を対 面配置するとともに、該受け体をコラムに上下動可能に設け、受け体の上面とコ ラムの上部との間に楔形のカム板を水平方向に摺動可能に介在させ、該カム板を 所定の圧力で水平方向に移動させる駆動装置と受け体を上方に移動付勢する弾性 体とを設け、受け体と加圧体との対面部の一方に刻印体を設け、ベースの供給口 を流体圧力発生装置に接続する構成にしたものである。
【0005】
【作用】
本考案は上記構成にしたものであるから、加圧体の上面に板材を載置し、駆動 装置によりカム板を前進させると、受け体が弾性体の反力に抗して下方に移動さ れ、刻印体が上記板材の上面に所定の圧力で接触する。この状態で圧力発生装置 から流体をベースの供給口に向けて流入させると、膜体の内周部が上方に膨張し て加圧体を上昇させ、上記板材を受け体と加圧体とで挾圧し、一方に設けた刻印 体が板材の一方の面に食い込むことになる。この場合、加圧体の上昇量は係止枠 の係止片によって一定値に保持され、刻印体の板材への食い込み量が一定になる 。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。図面において、図1は本考案の 実施例を示す一部断面斜視図、図2はその要部拡大断面図である。図1において 、1はテーブル(図示省略)に設置した加圧装置、10は該テーブルの後部(右 部)に起立固定したコラムである。
【0007】 上記加圧装置は図1および図2に示すようになっている。即ち、テーブルに支 持される長方形のベース2の中心部に供給口3を形成し、このベース2の上面全 面にゴムシート製の膜体4を載置し、該膜体4の上面の外周部と内周部とにケー ス状の係止枠5と板状の受圧板7とを載置する。上記係止枠5は、外周部に下方 に突出する環状のフランジ5aと、上端部に内方に屈曲する係止片5bとを一体 に有し、フランジ5aを上記ベース2の外周部にボルト締め固定して膜板4の外 周部をベース2の外周部に圧着固定する。上記係止片5bは受圧板7の上面の外 周部を所定の隙間を保持して包囲し、該係止片5bの周部にボルトからなる複数 個のストッパ6を上方から螺合させ、このストッパ6の下端を上記係止片5bの 下面から突出調節することにより、上記受圧板7の上昇量を所定値に設定する。 また、上記受圧板7の中心部に加圧体8を起立固定し、該加圧体8は上記係止片 5bよりも上方に突出させる。
【0008】 前述したコラム10の前部(左部)に、上記加圧体8の上方にて対面する受け 体11を上下方向に摺動可能に取り付ける。この受け体11はその上端部を前部 から後部(右部)に向かって下り傾斜する斜面に形成し、該斜面とコラム10の 上壁との間に楔形のカム板12を介在させる。このカム板12は前部が薄く後部 が厚い楔形に形成し、コラム10の上壁後部に取り付けたエアシリンダからなる 駆動装置13により前後方向に移動させる。また上記受け体11とコラム10の 上壁との間にコイルスプリングからなる弾性体14を係止し、この弾性体14に より上記受け体11を上方に移動付勢する。
【0009】 上記受け体11の下部に刻印ホルダ15を取り付ける。この刻印ホルダ15は 一対の鉤状の係止爪16により正面方向に回動可能に保持し、正面方向に回動さ せてその下端部にロット番号、製造番号等を示す数字、アルファベット、文字等 が刻設された刻印体17を着脱可能に取り付ける。また、前述したベース2の供 給口3に流体圧力発生装置をなすエアポンプ18の吐出ホース18aを接続する 。
【0010】 次に上記実施例の使用態様について説明する。刻印ホルダ15の下部に所定の 刻印体を取付け、加圧体8の上面に所定の板材、例えばプリント基板20を載置 し、この状態でまず駆動装置13を伸長作動させる。さすれば、カム板12が前 進して受け体11が弾性体14の反力に抗して下方に移動され、上記刻印体17 が上記プリント基板20の上面に所定の圧力で接触する。次いでエアポンプ18 の吐出弁(図示省略)を開作動させると、吐出ホース18aを介して供給口3に 圧縮空気が供給され、膜体4の内周部が上方に膨張して加圧体8を上昇させる。
【0011】 これにより、上記プリント基板20が刻印体17に圧接され、その上面に所定 の記号が刻印される。この場合、加圧体8の上昇量はストッパ6によって一定値 に保持され、刻印体17のプリント基板20への食い込み量が一定になる。また 、上記加圧体8は、広面積の受圧体7がエアの圧力を受けて上昇するので、駆動 装置13の容量、即ちエア圧力が小さくても、プリント基板20を刻印体17に 加圧する力は大きくなる。
【0012】 上記プリント基板20への刻印が完了した後に、駆動装置13を短縮作動させ るとともに、供給口12への圧縮エアの供給を停止させると、加圧体8が弾性体 14の反力で上方に移動されて初期位置に復帰するとともに、膜体4の膨張が解 除されて受圧体、従って加圧体8が下降し、プリント基板20の取り出しおよび 新たなプリント基板20のセットが容易に行なえることになる。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな如く、本考案によれば、カム板により受け体を下降さ せて刻印体を予め板材の上面に所定の圧力で接触させ、この状態で膜体の内周部 を膨張させて加圧体を所定量上昇させるようにしたので、板材の厚さに左右され ることなく刻印の深さを常に一定にすることができる。また受け体の下降をカム 板により、加圧体の上昇を流体の圧力を広い面積で受ける受圧体により行なうよ うにしたので、作動圧力の小さい小容量の駆動装置および流体圧力発生装置によ り高い加圧力を得ることができ、装置を小型にすることができる等の効果を奏す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部断面斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【符号の説明】 1 加圧装置 2 ベース 3 供給口 4 膜体 5 係止枠 5a フランジ 5b 係止片 6 ストッパ 7 受圧体 8 加圧体 10 コラム 11 受け体 12 カム板 13 駆動装置 14 弾性体 15 刻印ホルダ 16 係止爪 17 刻印体 18 エアポンプ(流体圧力発生装置) 18a 吐出ホース 20 板材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に流体の供給口を有するベースの
    上面に可橈性の膜板を重ね合わせ、該膜板の内周部と外
    周部とに板状の受圧板とケース状の係止枠とを載置し、
    係止枠はその外周部に下方に突出する環状のフランジを
    有し、該フランジにより膜板の外周部をベースの外周部
    に圧着固定し、その上端部に内方に屈曲する係止片を有
    し、該係止片により受圧板の上面の外周部を所定の隙間
    を保持して包囲してなり、受圧板の中心部に上方に突出
    する加圧体を設け、該加圧体の上方に受け体を対面配置
    するとともに、該受け体をコラムに上下動可能に設け、
    受け体の上面とコラムの上部との間に楔形のカム板を水
    平方向に摺動可能に介在させ、該カム板を所定の圧力で
    水平方向に移動させる駆動装置と受け体を上方に移動付
    勢する弾性体とを設け、受け体と加圧体との対面部の一
    方に刻印体を設け、ベースの供給口を流体圧力発生装置
    に接続したことを特徴とする板材用刻印機。
JP4835291U 1991-05-29 1991-05-29 板材用刻印機 Expired - Lifetime JPH085820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4835291U JPH085820Y2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 板材用刻印機

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JP4835291U JPH085820Y2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 板材用刻印機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0528665U true JPH0528665U (ja) 1993-04-16
JPH085820Y2 JPH085820Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=12800985

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JP4835291U Expired - Lifetime JPH085820Y2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 板材用刻印機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101580832B1 (ko) * 2014-06-25 2015-12-30 삼성중공업 주식회사 플랜지 타각 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101580832B1 (ko) * 2014-06-25 2015-12-30 삼성중공업 주식회사 플랜지 타각 장치

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JPH085820Y2 (ja) 1996-02-21

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