JPH0745101B2 - 金型等のクランプ装置 - Google Patents

金型等のクランプ装置

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JPH0745101B2
JPH0745101B2 JP1171090A JP1171090A JPH0745101B2 JP H0745101 B2 JPH0745101 B2 JP H0745101B2 JP 1171090 A JP1171090 A JP 1171090A JP 1171090 A JP1171090 A JP 1171090A JP H0745101 B2 JPH0745101 B2 JP H0745101B2
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JP
Japan
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piston
mold
wedge
hydraulic
clamp
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JP1171090A
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伊勢雄 鴨田
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Ube Industries Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金型等のクランプ装置に係り、さらに詳しく
は、ダイカストマシンや射出成形機などの金型や成形機
における加工品などの金型等のクランプ装置で、特に、
回動する爪によって金型等を押えるように構成した金型
等のクランプ装置に関するものである。
[従来の技術] このような構造の従来例を第3図および第4図に示す。
第3図において、1は金型取付盤で、具体的には固定盤
あるいは可動盤を示す。この金型取付盤1の周縁部には
合計4本のコラム2があり、このコラム2をよけた位置
に複数個の例えば対向した位置に2個ずつ、合計4個の
金型クランプ装置3が取付けられている。1aは金型であ
る。
この金型クランプ装置3の詳細を第4図に示す。第4図
に示す符号13は押え爪で、軸14を介して基台17に回動自
在に軸承されている。
押え爪13の後部側はケーシング15内に収容されており、
このケーシング15の頂板との間には圧縮ばね16が弾装さ
れており、押え爪13に対して図中時計回り方向への回動
習性を与えている。
押え爪13の後部13bの下側に位置する基台17にはピスト
ン18が昇降自在に嵌合されている。
このピストン18の上端部には半球状の突起19が突設され
ており、押え爪13の後部13bの下面に設けられた球面受
座13a内に摺動自在に嵌合している。
ピストン18の下方は基台17の段部17aに接して、その下
降限を規制されている、ただし、この段部17aは必ずし
も設けなくてもよい。
ピストン18の後端側には下面に傾斜面20aを有する突起2
0が突設されている。この突起20は基台17内に形成され
た一方の油圧室21内に配置されている。
油圧室21の下面は盛上って水平面状になっており、他方
の円筒状の油圧室21a内にはピストン22が摺動自在に嵌
合されており、油圧室21,21aの途中の下面に設けた段部
21bに当接してその前進限を規制される。
このピストン22の油圧室21側のピストンロッド22a先端
部にはウエッジ23が一体的に設けられている。油圧室21
内のピストンロッド22aとウエッジ23の下面は、油圧室2
1の下面の水平面部21cに対して摺動自在に設けられてお
り、ウエッジ23の上面傾斜面がその動きに応じて突起20
の下面傾斜面20aに当接,離脱しうるようになってい
る。したがって、突起20とウエッジ23はクサビ機構を形
成している。また、ピストン22の後端側にはガイドロッ
ド24が突設されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このように構成された従来の金型等のク
ランプ装置においては長期間使用していると、押え爪を
回転する軸部に錆が発生したり、押え爪の側面に錆が発
生することで、ばねの弾性力だけでは、押え爪を動かす
ことができなくなることがしばしば発生して金型等のク
ランプ,解除動作をスムーズに繰返し行いにくかった
り、また、ばねの弾性力を大きくするために、大きなバ
ネを使用すればよいのであるが、スペース上の問題で、
バネの力を大きくすることができないといった欠点があ
った。
[課題を解決するための手段] このような問題点を解決するために、本発明において
は、金型等をクランプしうる先端部を有し、クランプの
解除方向に回動力を付勢した押え爪を基台に回動自在に
設け、該押え爪の後部に球面接触部を介してピストンを
押え爪と交差した状態で設け、ピストン後端部に設けた
傾斜部を油圧シリンダの一方の油圧室内に位置させ、前
記油圧シリンダのピストンと一体になっているウエッジ
を前記油圧室内に摺動自在に設け、該ウエッジと前記ピ
ストン後端部の傾斜部とでクサビ機構を形成した金型等
のクランプ装置において、押え爪の後部にシリンダを配
し、該シリンダに篏合して、かつ、作動流体で摺動自在
に動く摺動部材を、クランプ装置の外周部に設けられた
ケーシングと押え爪の間に配設した構成にした。
[作用] 本発明のクランプ装置を用いて金型をクランプしたいと
きは、油圧室に作動油を導入してウエッジを移動させ、
ウエッジの上面傾斜面と突起の下面傾斜面とを当接させ
ると突起とウエッジはクサビ機構を形成するため、押え
爪は軸を中心に反時計回りに回動して押え爪の先端部で
金型をクランプする。逆に、摺動部材のヘッド側に作動
油を導入するとクランプは解除される。
[実施例] 第1図および第2図は本発明に係る金型等のクランプ装
置の1実施例を示し、第1図は押え爪の後端部側の一部
を刻設してラムをケーシングの頂板との間に配設した場
合のクランプ装置の縦断面図、第2図は第1図に類した
その他のクランプ装置を示し、第2図(a)はケーシン
グの頂板の1部にピストンとピストンロッドを設けて押
え爪の後端部側を押圧してクランプを解除するようにし
たクランプ装置の一部拡大縦断面図、第2図(b)は第
2図(a)のピストンの平面図をそれぞれ示す。
以下本発明の詳細を実施例である第1図および第2図に
ついて説明する。なお、13,13a,14,15,17,17a,18,19,2
0,20a,21,21a,21b,21c,22,22aおよび24を付した部品は
従来例として述べたものと同一なので説明を省略し異な
る部分についてのみ説明する。
まず第1図に示す本実施例のクランプ装置3は、第4図
に示した従来のような圧縮ばね16の代りに摺動部材とし
てラム8を用いたものとなっている。すなわち、押え爪
13の後部13b側の一部を刻設してシリンダ9を形成し、
これにラム8を摺動自在に嵌合して配してあり、ラムヘ
ッド8b側には図示しない導管から作動油を導入すること
によってラム8を押上げるとともに作動油の作用によっ
て、押え爪13の後部13b側を時計回り方向に回動され、
押え爪13の先端部13cによって金型1aの押え爪13が金型1
aより離脱してクランプ状態が解除されるような構造に
なっている。ラム8の円周部には、ラムヘッド8bに作動
油を導入したときに圧油がラム8とシリンダ9間から漏
れないように適宜な数のオイルリング82が装着されてい
る。
一方、ラムボトム8c側は、ラム8が確実に摺動するよう
に、ラム8がラムヘッド8bへ導入した圧油によって上昇
して頂板15bに当接する個所に設けられた凸部15aと緩く
嵌合するように刻設してある。
次に、以上のように構成された本実施例の作動を説明す
る。
第1図に示すように、油圧室21に油圧が加わっておら
ず、ウエッジ23がピストン22と共に前進した状態になる
場合には、押圧13は、ラムヘッド8bに導入された作動油
の押圧力により軸14を中心として第1図中時計回り方向
に回動されており、押え爪13の先端部13cは金型12のウ
エッジ部23から離れた状態にある。この状態で、金型12
の交換作業等が行われる。
金型12をクランプする場合には、油圧室21内に作動油を
供給し、ピストン22を第1図中右方へ後退させ、ウエッ
ジ23と突起20の傾斜面20aとを接触させてピストン18を
押上げ、半球状の突起19を介して押え爪13の後部13bを
押上げる。そうすると、押え爪13はラム8をストローク
Sだけ上方に押上げ第1図中反時計回り方向に回動さ
れ、押え爪13の先端部13cによって金型12の押え部が強
力に押えられる。
このクランプ時にはウエッジ23が突起20の傾斜面20aを
強く押し、摩擦力が作用するが油圧室21には作動油が供
給されているため、この作動油が潤滑油の役目を果た
し、摩擦力を著しく減少される。
従って、ピストン22を作動させる油圧源の出力は小さく
てよい。
また、油圧が作用する場合にはピストン22を押動させる
ばかりでなく、ピストン18を上昇させる方向にも作用す
るため、ウエッジ23の楔効果が増大し、押え爪13による
クランプ効果を高める。
ところで、クランプ状態において油圧室21内の作動油を
排出あるいは圧力を加えない場合でも、ウエッジ23によ
る楔効果が作用しているため、クランプ状態は解除され
ない。
クランプ状態を解除したい場合は、ピストン22を挾んで
油圧室21と反対側にある油圧室21aに油圧を作用させれ
ば、ピストン22が段部21bに接触する位置まで前進し、
ウエッジ23は突起20から離れる。したがって、ラムヘッ
ド8bに導入した圧油によってラム8はシリンダ9の内を
上昇して凸部15aに当接するとともに、押え爪13の後部1
3bが下方に押され、押え爪13が図中時計回り方向に回動
されて、金型1aのクランプは解除され、ピストン18も下
降限に達する。
本発明における実施例を第1図に示したが、この実施例
に限定されることなく摺動部材としてピストンを用いた
第2図に示すような構成にしてもよい。すなわち、頂板
15bの裏面の一部にシリンダ30を設け、これに摺動自在
に嵌合してピストン6とピストンロッド7が配してあ
る。作動油を導入口5を経由して導入すると、作動油は
ピストン6の切欠部6aを通ってピストンヘッド側(ピス
トンヘッド側の面積A)に至り、ピストンロッド6c側
(ピストンロッド側の面積B)との面積を比較するとA
>Bとなってピストン6とピストンロッド7は鎖線で示
す位置に前進し、ピストンロッド7の先端部で押え爪13
の後部13bを押圧するため、押え爪13が図中時計回り方
向へ回動され、押え爪13の先端部13cによる金型1aのク
ランプ状態が解除されるようになっている。逆にクラン
プ状態にする場合は第1図に示した動作によって行なう
ことができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、以下
に述べるような効果がある。
金型等のクランプ時には、ウエッジがある油圧室に、必
ず、作動油が存在するため、ウエッジの動作時に潤滑油
の役割を果たし、摩擦力を著しく減少させ、駆動力を小
さくできる。
また、ピストンは押え爪とは球面接触部を介して接触し
ているため、この部分の摩擦力も極めて小さく、駆動源
の小型化に役立つ。
さらに、クランプ保持状態においては、ウエッジの楔効
果が作用するため、ウエッジがある油圧室内に必ずしも
圧力を加えずともよく、省エネルギが実現できる。
本発明では、ラムタイプにしたことにより長期使用して
もラム室のラムヘッド側に作動油を導入することで簡単
にクランプ保持状態を大きな力で解除できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る金型等のクランプ装
置の1実施例を示し、第1図は押え爪の後端部側の一部
を刻設してラムをケーシングの頂板との間に配設した場
合のクランプ装置の縦断面図、第2図は第1図に類した
その他のクランプ装置を示し、第2図(a)はケーシン
グの頂板の1部にピストンとピストンロッドを設けて押
え爪の後端部側を押圧してクランプを解除するようにし
たクランプ装置の一部拡大縦断面図、第2図(b)は第
2図(a)のピストンの平面図をそれぞれ示す。 また、第3図および第4図は従来構造を説明するもので
あって、第1図は正面図、第2図はクランプ装置の縦断
面図を示す。 1……金型取付盤、1a……金型、3……金型クランプ装
置、6,18,22……ピストン、6a……切欠部、7……ピス
トンロッド、8……ラム、13……押え爪、13b……押え
爪の後部、13c……押え爪の先端部、15……ケーシン
グ、16……圧縮ばね、17……基台、19……半球状の突
起、20a……傾斜面、21,21a……油圧室、23……ウエッ
ジ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16B 2/04 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型等をクランプしうる先端部を有し、ク
    ランプの解除方向に回動力を付勢した押え爪を基台に回
    動自在に設け、該押え爪の後部に球面接触部を介してピ
    ストンを押え爪と交差した状態で設け、ピストン後端部
    に設けた傾斜部を油圧シリンダの一方の油圧室内に位置
    させ、前記油圧シリンダのピストンと一体になっている
    ウエッジを前記油圧室内に摺動自在に設け、該ウエッジ
    と前記ピストン後端部の傾斜部とでクサビ機構を形成し
    た金型等のクランプ装置において、押え爪の後部にシリ
    ンダを配し、該シリンダに篏合して、かつ、作動流体で
    摺動自在に動く摺動部材を、クランプ装置の外周部に設
    けられたケーシングと押え爪の間に配設したことを特徴
    とする金型等のクランプ装置。
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