JPH05284580A - 遠隔操作用の受光機構 - Google Patents
遠隔操作用の受光機構Info
- Publication number
- JPH05284580A JPH05284580A JP10621492A JP10621492A JPH05284580A JP H05284580 A JPH05284580 A JP H05284580A JP 10621492 A JP10621492 A JP 10621492A JP 10621492 A JP10621492 A JP 10621492A JP H05284580 A JPH05284580 A JP H05284580A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light receiving
- light
- remote control
- infrared rays
- light guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 赤外線等を利用した遠隔操作時に、異なる多
方向からの受光を可能ならしめ、遠隔操作の利用範囲を
広げる。 【構成】 遠隔操作の対象物に遠隔操作用の受光素子2
を設け、この受光素子2の前部にアクリル等から成形し
た導光体3を設ける。この導光体3は第1の受光面3a
と、この第1の受光面3aの一端方から直角に形成した
第2の受光面3bと、この第2の受光面3bの反対側に
形成した反射面3cを有する。第1の受光面3aから入
射した光はそのまま導光体3を通過して受光素子2に到
達し、第2の受光面3bから入射した光は反射面3cで
反射して受光素子2に到達する。
方向からの受光を可能ならしめ、遠隔操作の利用範囲を
広げる。 【構成】 遠隔操作の対象物に遠隔操作用の受光素子2
を設け、この受光素子2の前部にアクリル等から成形し
た導光体3を設ける。この導光体3は第1の受光面3a
と、この第1の受光面3aの一端方から直角に形成した
第2の受光面3bと、この第2の受光面3bの反対側に
形成した反射面3cを有する。第1の受光面3aから入
射した光はそのまま導光体3を通過して受光素子2に到
達し、第2の受光面3bから入射した光は反射面3cで
反射して受光素子2に到達する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線等を利用した遠
隔操作用の受光機構に関するものである。
隔操作用の受光機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、遠隔操作の対象物には、遠隔
操作を可能にするために、遠隔操作用の受光機構が使用
されている。例えば、カメラ一体型VTRの場合、この
受光機構はカメラ一体型VTRとは別体のリモートコン
トロール装置と、このリモートコントロール装置から送
られる赤外線等の信号に反応するカメラ一体型VTR側
の受光用素子とから構成される。一般に、この受光素子
は、カメラ一体型VTRのレンズ上部の受光部の奥部に
1個配置されている。
操作を可能にするために、遠隔操作用の受光機構が使用
されている。例えば、カメラ一体型VTRの場合、この
受光機構はカメラ一体型VTRとは別体のリモートコン
トロール装置と、このリモートコントロール装置から送
られる赤外線等の信号に反応するカメラ一体型VTR側
の受光用素子とから構成される。一般に、この受光素子
は、カメラ一体型VTRのレンズ上部の受光部の奥部に
1個配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1つの
受光素子が設けられた従来の遠隔操作用の受光機構で
は、その正面方向からの受光しかできず、異なる2方向
からの受光が不可能であった。
受光素子が設けられた従来の遠隔操作用の受光機構で
は、その正面方向からの受光しかできず、異なる2方向
からの受光が不可能であった。
【0004】また、異なる2方向からの受光を実現させ
るために受光する向きが異なった2つの受光素子を設け
ることは実用性に乏しいという問題点があった。本発明
は、このような問題点を解決して、一つの受光素子で多
方向からの受光を可能ならしめる遠隔操作用の受光機構
を提供することを目的としている。
るために受光する向きが異なった2つの受光素子を設け
ることは実用性に乏しいという問題点があった。本発明
は、このような問題点を解決して、一つの受光素子で多
方向からの受光を可能ならしめる遠隔操作用の受光機構
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔操作用の受
光機構は、上述した問題点等を解決し、前述した目的を
達成するため、例えば図1に示す如く、遠隔操作の対象
物に遠隔操作用の受光素子を設け、この受光素子に対応
して、少なくとも2以上の受光面と1以上の反射面を有
する導光体を設けて構成する。
光機構は、上述した問題点等を解決し、前述した目的を
達成するため、例えば図1に示す如く、遠隔操作の対象
物に遠隔操作用の受光素子を設け、この受光素子に対応
して、少なくとも2以上の受光面と1以上の反射面を有
する導光体を設けて構成する。
【0006】
【作用】本発明の遠隔操作用の受光機構は、上述の如く
構成したことにより、導光体に一の方向から入射した赤
外線は、そのまま直行して受光素子に到達する。また、
導光体に他の方向から入射した赤外線は、反射面に反射
されて受光素子に到達する。
構成したことにより、導光体に一の方向から入射した赤
外線は、そのまま直行して受光素子に到達する。また、
導光体に他の方向から入射した赤外線は、反射面に反射
されて受光素子に到達する。
【0007】
【実施例】以下、本発明をカメラ一体型VTRに適用し
た第1実施例を図1を参照して説明する。
た第1実施例を図1を参照して説明する。
【0008】本実施例の遠隔操作用の受光機構1は、カ
メラ一体型VTRの外匣体に遠隔操作用の受光素子2を
設け、この受光素子2の前部に少なくとも2以上の受光
面と1以上の反射面を有する導光体3を設けて構成す
る。
メラ一体型VTRの外匣体に遠隔操作用の受光素子2を
設け、この受光素子2の前部に少なくとも2以上の受光
面と1以上の反射面を有する導光体3を設けて構成す
る。
【0009】即ち、導光体3は、図1に示すように、ア
クリル等の透明材よりなり、一端面が斜めに成形された
略長方体形状を呈し、カメラ一体型VTRのレンズ上面
に固定されている。
クリル等の透明材よりなり、一端面が斜めに成形された
略長方体形状を呈し、カメラ一体型VTRのレンズ上面
に固定されている。
【0010】導光体3には、受光素子2の前面側に対向
される第1の受光面3aと、この第1の受光面3aの一
端方から直角に形成された第2の受光面3bと、この第
2の受光面3bの反対側に形成された反射面3c等が設
けられている。なお、図1中、符号3a’は反射面3a
の投映面、符号3b’は反射面3bの投映面、符号3
c’は反射面3cの投映面である。
される第1の受光面3aと、この第1の受光面3aの一
端方から直角に形成された第2の受光面3bと、この第
2の受光面3bの反対側に形成された反射面3c等が設
けられている。なお、図1中、符号3a’は反射面3a
の投映面、符号3b’は反射面3bの投映面、符号3
c’は反射面3cの投映面である。
【0011】本実施例の遠隔操作用の受光機構1によれ
ば、コントローラー4より第1の受光面3aに向けて出
力された赤外線は、図2に示すように、導光体3をその
まま通過して受光素子2に到達し、同様にコントローラ
ー4より第2の受光面3bに向けて出力された赤外線
は、図3に示すように、導光体3を通過し反射面3cで
反射して受光素子2に到達する。
ば、コントローラー4より第1の受光面3aに向けて出
力された赤外線は、図2に示すように、導光体3をその
まま通過して受光素子2に到達し、同様にコントローラ
ー4より第2の受光面3bに向けて出力された赤外線
は、図3に示すように、導光体3を通過し反射面3cで
反射して受光素子2に到達する。
【0012】このように本実施例によれば、異なる2方
向からカメラ一体型VTR等を操作することができ、遠
隔操作の利用範囲が広がるという効果を奏する。
向からカメラ一体型VTR等を操作することができ、遠
隔操作の利用範囲が広がるという効果を奏する。
【0013】次に、図4に基づき、本発明の第2実施例
の遠隔操作用の受光機構11について説明する。本実施
例は、第1実施例における第2の受光面に、カメラ一体
型VTRの外匣体の輪郭に合わせて傾斜部3b1 を形成
し、この傾斜部3b1 に図5に示すような階段状の垂直
面3b2 を形成したものある。その他の諸構成は、第1
実施例と同様であるので同一番号を付して説明を省略す
る。
の遠隔操作用の受光機構11について説明する。本実施
例は、第1実施例における第2の受光面に、カメラ一体
型VTRの外匣体の輪郭に合わせて傾斜部3b1 を形成
し、この傾斜部3b1 に図5に示すような階段状の垂直
面3b2 を形成したものある。その他の諸構成は、第1
実施例と同様であるので同一番号を付して説明を省略す
る。
【0014】この傾斜部3b1 を設けることによって、
第2の受光面である傾斜部3b1 とカメラ一体型VTR
の輪郭を合致させて美観を向上させることができると共
に、垂直面3b2 によって、カメラ一体型VTRの横方
向から入射してくる赤外線を傾斜部3b1 で反射させる
ことなく反射面3cにおいて反射させ、導光体2に導く
ことができる。
第2の受光面である傾斜部3b1 とカメラ一体型VTR
の輪郭を合致させて美観を向上させることができると共
に、垂直面3b2 によって、カメラ一体型VTRの横方
向から入射してくる赤外線を傾斜部3b1 で反射させる
ことなく反射面3cにおいて反射させ、導光体2に導く
ことができる。
【0015】さらに、図6に基づき、本発明の第3実施
例の遠隔操作用の受光機構21について説明する。
例の遠隔操作用の受光機構21について説明する。
【0016】本実施例は、レンズの正面側に位置する第
1の受光面13aに加えて、左右の対角方向に第2の受
光面13b及び第3の受光面13dを設け、この第2、
第3の受光面13b、13dから入射した赤外線を反射
させる反射面13c、13eを夫々対応させて設けたも
のである。
1の受光面13aに加えて、左右の対角方向に第2の受
光面13b及び第3の受光面13dを設け、この第2、
第3の受光面13b、13dから入射した赤外線を反射
させる反射面13c、13eを夫々対応させて設けたも
のである。
【0017】受光面13aから入射する赤外線Aは、導
光体13をそのまま直進して受光素子2に矢印a方向か
ら到達する。
光体13をそのまま直進して受光素子2に矢印a方向か
ら到達する。
【0018】受光面13bから入射する赤外線Cは、導
光体13を通過し反射面13cで反射して受光素子2に
矢印c方向から到達する。
光体13を通過し反射面13cで反射して受光素子2に
矢印c方向から到達する。
【0019】受光面13dから入射する赤外線Bは、導
光体13を通過し反射面13eで反射して受光素子2に
矢印b方向から到達する。
光体13を通過し反射面13eで反射して受光素子2に
矢印b方向から到達する。
【0020】本実施例によれば、異なるA、B、Cの3
方向から導光体13に入射する赤外線を受光素子2に導
くことができ、多方向からの赤外線入射に対応させるこ
とができて遠隔操作の頻度及び使用範囲を広げることが
できる。
方向から導光体13に入射する赤外線を受光素子2に導
くことができ、多方向からの赤外線入射に対応させるこ
とができて遠隔操作の頻度及び使用範囲を広げることが
できる。
【0021】なお、本発明は、その要旨を変更しない範
囲で種々変更可能であり、例えば、第4、第5・・・第
n個の受光面と、この受光面に対応する反射面を一つの
導光体に形成してもよく、カメラ一体型VTRの他、テ
ープレコーダー等にも適用できる。
囲で種々変更可能であり、例えば、第4、第5・・・第
n個の受光面と、この受光面に対応する反射面を一つの
導光体に形成してもよく、カメラ一体型VTRの他、テ
ープレコーダー等にも適用できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の遠隔操作用
の受光機構によると、1つの受光素子の前方にプリズム
効果を有する導光体を取付けるだけで異なる多方向から
の受光が可能となり、遠隔操作の利用範囲を広げること
ができる。
の受光機構によると、1つの受光素子の前方にプリズム
効果を有する導光体を取付けるだけで異なる多方向から
の受光が可能となり、遠隔操作の利用範囲を広げること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例の拡大斜視図
【図2】同、導光体の第1の受光面から入射した場合の
導光路を示す図
導光路を示す図
【図3】同、導光体の第2の受光面から入射した場合の
導光路を示す図
導光路を示す図
【図4】本発明の第2実施例の取付状態説明図
【図5】同、導光体の傾斜部の一部拡大側面図
【図6】本発明の第3実施例の取付状態説明図
1、11、21 隔操作用の受光機構 2 受光素子 3 導光体 3a 第1の受光面 3b、13b 第2の受光面 3b1 傾斜部 3b2 垂直面 3c、13c、13e 反射面 4 コントローラー
Claims (1)
- 【請求項1】 遠隔操作の対象物に遠隔操作用の受光素
子を設け、該受光素子に対応して、少なくとも2以上の
受光面と1以上の反射面を有する導光体を設けたことを
特徴とする遠隔操作用の受光機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10621492A JPH05284580A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 遠隔操作用の受光機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10621492A JPH05284580A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 遠隔操作用の受光機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284580A true JPH05284580A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14427907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10621492A Pending JPH05284580A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 遠隔操作用の受光機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05284580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0967458A2 (de) † | 1998-06-26 | 1999-12-29 | Sick AG | Optoelektronischer Sensor |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10621492A patent/JPH05284580A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0967458A2 (de) † | 1998-06-26 | 1999-12-29 | Sick AG | Optoelektronischer Sensor |
EP0967458B2 (de) † | 1998-06-26 | 2015-04-15 | Sick Ag | Optoelektronischer Sensor |
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