JPH0528423Y2 - - Google Patents

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JPH0528423Y2
JPH0528423Y2 JP6349787U JP6349787U JPH0528423Y2 JP H0528423 Y2 JPH0528423 Y2 JP H0528423Y2 JP 6349787 U JP6349787 U JP 6349787U JP 6349787 U JP6349787 U JP 6349787U JP H0528423 Y2 JPH0528423 Y2 JP H0528423Y2
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JP
Japan
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cap body
flange
cap
center
ventilation duct
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JP6349787U
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  • Ventilation (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の利用分野〉 この考案は、建物に設置された換気ダクトの外
部開口へ嵌合筒を嵌合させることにより装着され
るベントキヤツプに関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のベントキヤツプとしては種々の
ものが知られているが、その一つを示せば、第7
図及び第8図の如くである(実公昭61−36112号
公報参照)。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、このベントキヤツプ1は、キヤツプ体
4が嵌合筒2へ固着されているため、またその結
果、嵌合筒2の中心X(即ち換気ダクト4の中心)
に対しキヤツプ体4の中心Yが一定の関係しか取
れない状態となつているため、 キヤツプ体4の交換、例えばフード無しのもの
からフード付のものへの交換を行えない、内部へ
防虫網等を後から付け加えることが困難である、
嵌合筒2内に防火ダンパが設けられている場合に
はそのヒユーズ交換が困難である……等の不具合
があり、また 換気ダクト3の開口5周辺に配置された種々の
部品6(例えば、電力計)との配置関係や、ある
いは建物の壁面7のタイル目8等へキヤツプ体4
を適合させて設定すること、あるいは上下乃至左
右に並ぶ複数の換気ダクト3の配置が僅かにずれ
ている場合にこのずれを吸収して、ベントキヤツ
プ1の外観となるキヤツプ体4の並びを整合させ
ることが困難である……等の不具合があつた。
尚、図中9は、装着後に周りに施されるコーキ
ングである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するための手段として、この
考案では、建物に設置された換気ダクトへ回動自
在に嵌合される嵌合筒にフランジ状枠体をその中
心が嵌合筒の中心に対し偏心状態となるようにし
て設け、このフランジ状枠体へキヤツプ体を着脱
自在とすることを要旨としている。
〈作用〉 即ち、キヤツプ体を着脱自在としているので、 キヤツプ体の交換、防虫網等の追加、ダンパヒ
ユーズの交換等が自在となり、また換気ダクトへ
嵌合させた嵌合筒を回動させると、嵌合筒に対し
偏心状態とされたフランジ状枠体はこの回動に応
じて換気ダクトに対し偏心自在となるので、この
偏心したフランジ状枠体へキヤツプ体を装着し適
宜の手段で固定することによりキヤツプ体を換気
ダクトの開口周辺に配置された種々の物品との配
置関係や壁面のタイル目等へ容易に適合させるこ
とができ、あるいは複数のベントキヤツプが上下
乃至左右に並ぶ場合に、たとえ換気ダクトが多少
ずれていても、このずれを吸収することによりキ
ヤツプ体の並びを整合させることができることに
なる。
〈実施例〉 以下、この考案の実施例を第1図〜第6図を参
照して説明する。尚、以下の説明において従来と
共通乃至類似する部分は同一符号を以て示し、重
複する説明は省略するものとする。
このベントキヤツプ10は、フランジ状枠体1
1を備える嵌合筒12、及びフランジ状枠体11
へ着脱自在とされるキヤツプ体13より構成さ
れ、且つフランジ状枠体11の中心Y(キヤツプ
体13の中心)が嵌合筒12の中心Xに対し偏心
させられている。キヤツプ体13は、その嵌合部
15にてフランジ状枠体11へ嵌合・装着される
もので、嵌合部15の係止溝16を介し、フラン
ジ状枠体11に設けた雌ねじ部17に螺合するビ
ス18にて固定されるものである。
即ち、施工後でもビス18を外せば、簡単にキ
ヤツプ体13を取り外せるので、キヤツプ体13
の交換、防虫網(図示せず)等の追加、ダンパヒ
ユーズ(図示せず)の交換等を簡単に行なえるも
のであり、また換気ダクト4へ嵌合させた嵌合筒
12を回動させると、嵌合筒12に対し偏心状態
とされたフランジ状枠体11はこの回動に応じ
て、フランジ状枠体11の中心Yが換気ダクト3
の中心X(嵌合筒12の中心)を中心とする偏心
軌道円S上の任意位置をとり、換気ダクト3に対
し偏心自在となるので、この偏心したフランジ状
枠体11へキヤツプ体13を装着しビス18にて
固定することにより容易にキヤツプ体13を物品
6との配置関係や壁面のタイル目8等へ適合させ
たり、あるいは複数のベントキヤツプ10が上下
乃至左右に並ぶ場合に、たとえ換気ダクト4が多
少ずれていても、このずれを吸収することにより
キヤツプ体13の並びを整合させることができる
ことになる。
第6図には、キヤツプ体20の外観が角形形状
の例を示す。このように、キヤツプ体20の外観
が角形形状の場合には、タイル目8と適合させる
ことによる意匠効果はより大きくなる。
尚、これらの実施例は、フランジ状枠体11へ
キヤツプ体13が嵌合し、これをビス18で固定
する例に関するものであるが、これらに限られ
ず、「キヤツプ体」へ「フランジ状枠体」が嵌合
するものであつてもよく、また固定には適宜周知
の手段を採用できることは勿論である。
〈考案の効果〉 この考案に係るベントキヤツプは以上説明して
きた如く、嵌合筒に設けたフランジ状枠体へキヤ
ツプ体を着脱自在とし且つ、フランジ状枠体の中
心を嵌合筒の中心に対し偏心させたものなので、
キヤツプ体の交換、防虫網等の追加、ダンパヒユ
ーズの交換等が容易であるという秀れた効果があ
り、また換気ダクトへ嵌合した嵌合筒を回動させ
るだけでフランジ状枠体を換気ダクトに対し偏心
自在とさせることができ、この偏心したフランジ
状枠体へキヤツプ体を装着し適宜の手段で固定す
ることによりキヤツプ体を換気ダクトの開口周辺
に配置された物品との配置関係や壁面のタイル目
等へ容易に適合させることができ、あるいは複数
のベントキヤツプが上下乃至左右に並ぶ場合に、
たとえ換気ダクトが多少ずれていても、キヤツプ
体の並びを整合させることができるという秀れた
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係るベントキ
ヤツプの概略分解斜視図、第2図は、第1図中の
矢示−線に沿う要部断面図、第3図、第4図
及び第5図は、各々ベントキヤツプを換気ダクト
へ装着した状態を示す概略正面図、第6図は、他
の実施例に係るキヤツプ体の概略斜視図、第7図
は、従来のベントキヤツプを換気ダクトへ装着し
た状態を示す概略側断面図、そして、第8図は、
第7図中の矢示方向から見たベントキヤツプの
概略正面図である。 1,10……ベントキヤツプ、2,13,20
……キヤツプ体、3,12……嵌合筒、4……換
気ダクト、11……フランジ状枠体、X……嵌合
筒の中心、Y……キヤツプ体の中心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物に設置された換気ダクトへ回動自在に嵌合
    される嵌合筒にフランジ状枠体をその中心が嵌合
    筒の中心に対し偏心状態となるようにして設け、
    このフランジ状枠体へキヤツプ体を着脱自在とし
    たことを特徴とするベントキヤツプ。
JP6349787U 1987-04-28 1987-04-28 Expired - Lifetime JPH0528423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6349787U JPH0528423Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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JP6349787U JPH0528423Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28

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Publication Number Publication Date
JPS63172849U JPS63172849U (ja) 1988-11-10
JPH0528423Y2 true JPH0528423Y2 (ja) 1993-07-21

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ID=30898778

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