JPH052832A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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JPH052832A
JPH052832A JP3213383A JP21338391A JPH052832A JP H052832 A JPH052832 A JP H052832A JP 3213383 A JP3213383 A JP 3213383A JP 21338391 A JP21338391 A JP 21338391A JP H052832 A JPH052832 A JP H052832A
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Takeshi Maeda
武志 前田
Seiji Yonezawa
成二 米沢
Toshio Sugiyama
俊夫 杉山
Ryuichi Koike
隆一 小池
Kiichi Kamiyanagi
喜一 上柳
Kazuo Shigematsu
和男 重松
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、情報を高密度に記録するために、ト
ラック間隔が狭くなって、情報信号に隣接トラックから
の信号が混入してくる場合においても、正確にトラック
ずれを検出すること。 【構成】ディスク10面上にトラックa,b,cに沿っ
て設けられた同期信号Sa,Sb,Scが、隣接トラッ
クの同期信号と重ならないように隣接トラック間で一定
位置ずらして設けられていることを特徴とする情報記録
媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報信号を回転するディ
スク面上に濃淡、位相の変化として記録する情報記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置において情報トラッ
クを追跡するトラッキング方式(特開昭49−1035
15)が提案されている。ところがこの方式において
は、トラックずれの信号を検出するために情報信号のエ
ンペロープを利用するので、トラック間隔が高密度に情
報を収容するために狭くなった場合には隣接トラックか
らの情報信号が混入してくるために正確にトラックずれ
の信号を検出することが出来なくなる欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の欠点について、
さらに詳細に説明する。まず、従来用いられている情報
溝(トラックと称す)追跡方式の原理について述べる。
トラックを半径方向に情報検出手段(例えば、光ビーム
スポット、又は静電容量型ヘッド)が横切ったときに検
出される情報信号の包絡線を図5に示す。
【0004】トラックの中心を0として、情報検出手段
がトラックからずれる量をδで表わすと包絡線信号の強
度Iはずれδに対して曲線50のように変化する。今ト
ラック53を中心Oから±Δだけずらしたとき(このと
きのトラックを54及び55で示す)の包絡線信号をそ
れぞれ曲線51及び52とすると図5のようになる。δ
のプラスの領域を考えてみると51のカーブは52のカ
ーブの上になり、O点では両者が重なり、マイナス領域
では51のカーブは52のカーブの下になる。
【0005】トラックをΔの振幅でTの周期で蛇行され
ておき、情報検出手段がトラックを半径方向に横切ると
きの包絡線信号の変化をみるとの周期で変化する信号が
生ずる。その位相はδの+領域と−領域では逆転する。
よってこの信号を周期検波することによって、情報検出
手段のトラックに対するずれ方向を位相により、そのず
れ量を振幅によって検出することが可能になる。
【0006】以上の従来のトラッキングの原理である
が、この方法では図6に示すように複数個のトラック6
0′,61′,62′が並び、かつその間隔が近接して
くると、それぞれのトラックの横断時の包絡線信号(そ
れぞれ曲線60,61及び62で示す)が重なり合う部
分63,64が生ずる。この領域では隣接トラックの影
響が干渉しあい、同期検波を行っても正確なトラックず
れの信号を検出できない欠点があった。
【0007】本発明は、情報を高密度に記録するため
に、トラック間隔が狭くなって、情報信号に隣接トラッ
クからの信号が混入してくる場合においても、正確にト
ラックずれを検出することが出来る情報記録媒体を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、1本のトラ
ックを追跡する場合に、隣接トラックの影響が実効的に
あらわれないようにするために、所定の同期信号の存在
位置を相隣接するトラック間でずらせる。即ち、通常情
報を記録する場合、情報をある区間に分割し時系列的に
記録するのが普通であるから例えば映像信号の場合は水
平同期信号部、あるいは一般のディジタル等の情報の場
合は、同期信号をある一定周期に挿入することができ
る。本発明はこれらの同期信号を相隣接するトラックの
該同期信号とある一定位置だけトラック走査方向にずら
せることにより、トラッキングを行うものである。
【0009】
【作用】上記のような構成にすると同期信号の隣接トラ
ック相互の干渉がなく、隣接トラックの影響を受けず正
しいトラックずれを検出することが出来ることとなる。
【0010】
【実施例】以下、実施例に従って本発明の内容を説明す
る。まず記録装置を図1に従って説明する。記録用光源
レーザ1(例えば、Ar+レーザ)から出た光(図1に
おいて斜線で示す)は、ミラー2で反射され、光変調器
3(例えば電気光学結晶)に入り、記録信号8によって
強度変調される。出力光はミラー2′によって光偏向器
4(例えば超音波光偏向器)に入射され、偏向信号12
によって偏向されて、ミラー2″を介して、対物レンズ
11によりディスク10上に微少なスポットを形成す
る。
【0011】ディスク10は回転軸9を中心にして矢印
の方向に一定回転数(例えば、1800rpm)で回転
している。またディスク10上には記録媒体(例えば、
金属膜、またホトレジストのような感光材料)がある。
この記録媒体に前述の微少スポットが照射されることに
より、熱的作用、または感光作用によって記録信号8の
ON−OFFに対応した穴(ピット)が形成される。
【0012】ここでは1回転(1800rpm)中に1
枚のテレビ画面を記録する場合を例にとる。情報源(例
えば、VTR、テレビカメラ)からのビデオ信号はFM
変調を受け記録信号8となる。
【0013】またビデオ信号は同期分離回路に入力され
て、同期パルス(水平同期パルス、垂直同期パルス、色
副搬送波)を分離する。水平同期パルスと垂直同期パル
スを用いて、フレーム(1画面に対応する)を表わすフ
レームパルスを発生し、また色副搬送波と周波数(3.
58MHz)と位相の合ったクロックを発生する。クロ
ック1は分周回路22に入力されて、適当な数に分周さ
れて周波数f1(例えば、500KHz)の信号6を発
生する。
【0014】次に、再生装置の具体的構成について図7
を用いて説明する。光源71から出た光72は半透明ミ
ラー73を通過後、可動ミラー74で折り返されて、対
物レンズ75で微少スポットに絞られる。矢印の方向に
定速度で回転する記録されたディスク76により反射さ
れた光は可動ミラー74を介して半透明ミラー73で反
射されて光検出器77に入射する。
【0015】ディスクから反射光はディスク上に記録さ
れた情報によって強度変化を受けているので、光検出器
77で光電変換を受けて、情報信号となる。これを増幅
器78によって増幅した後、復調器79により復調し、
テレビモニター80に表示する。同期分離回路81に入
力されたビデオ信号から記録のときと同様に同期パルス
を分離し、クロックCK1を検出し、分周回路82によ
って、周波数f1の信号を得る。
【0016】一方、増幅器78を出た出力は包絡線検波
回路83を通って包絡線を検出し、その信号は帯域増幅
器(中心周波数f1)84に入力されて、包絡線に含ま
れる周波数f1の成分のみをとり出す。
【0017】掛算器85には分周回路82から得られた
信号と帯域増幅器84から得られた信号が入力され、同
期検波を行うために、掛算される。この出力はサーボ系
の補償回路86を介して可動ミラーを駆動する駆動回路
87に入力され、この出力によって可動ミラー74を動
かし、光スポットが正確にトラックを追跡するようにな
る。
【0018】図2は本発明により記録されたトラックパ
ターンの拡大図である。情報トラックa,b,c及びd
はある区間Tに区分され記録されており、主情報部i
(例えばトラックaではiaで示されている)と同期信
号S(例えばトラックaではSaで示されている)が1
区分を形成している。同期信号Sは、所謂NTSC方向
の映像信号を記録する場合は、ある一定の周波数になる
と、他の情報の場合も主情報部iとは性質が異なり、容
易に電気的に取り出せるものである。また該同期信号S
は相隣接するトラックに於いて、一定位置tだけトラッ
ク走査方向にずれて位置するように記録する。このtの
値は零とT/2以外ならば原理的に可能であるが、再生
回路や記録装置の回転むらを考えた場合T/3が最も好
ましい。そこでディスクの回転数をN(回転/秒)とす
ると、情報の区分周期Tとの関係はN=1/(nT−
t)を満足するように定めればよい。但しnは正の整数
とする。
【0019】図3は本発明の再生装置の1実施例のブロ
ック図である。信号検出器101の出力は信号処理回路
102で処理され端子103から情報信号は取り出す。
一方信号処理回路102の出力から同期信号検出回路1
04で同期信号Sのみ取り出す。今、図3に示すトラッ
クbを走査しているとして、トラックの中央Cbをトレ
ースしている場合は図4(A)に示す如く同期信号Sb
が取りだせる。仮りに、トラックbの中央からトラック
a寄りCbaをトレースした場合を考える。この時同期
信号検出器104の出力は図4(A′)に示す如くトラ
ックaの同期信号Saが少しもれ込んでくる。この出力
からコンパレータ105でトラックbの周期信号Sbの
みとりだし、Sbの立ち下りで周期T/2のパルスを発
生する単安定マルチバイブレーター106で同期信号に
同期した周期Tの図4(B)に示す如くパルスを発生
し、同期検波器107を動作せしめる。よって同期検波
器107に同期信号検出器104の出力を入力として加
えることにより、図4(B)に応じて検波されて図4
(C)に示す如く波形が検出される。同様にトラックb
の中央からトラックc寄りのCbdをトレースした場合
を考えると、同期検波器107からは、トラックa寄り
をトレースしたときとは正負の逆な信号が図4(C′)
の如く検出される。このように図4(C)及び(C′)
からも明白なように信号の極性がトラックのずれの方向
を示している。また、ずれが大きい場合は、隣接するト
ラックからの同期信号(Sa,Sb)もれ込みもまた大
きくなる。このようにトラックのずれ量と方向に対応し
た信号が取り出せるので、これをトラッキング制御回路
103に与えることにより、容易にトラッキングを行う
ことができる。本発明は相隣接するトラックの混入でト
ラッキングを行うために、記録が高密度になり、クロス
トラックが増大しても、相隣接するトラックの中央をト
レースできる特徴を持つ。以上同期信号で説明をした
が、これに限らず、記録する情報に一定周期でかつ電気
的に分離できる信号があればこれを同様にトラック方向
に隣接トラック間で異って位置させることにより、トラ
ッキングを行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、光方式、静電方
式、磁気方式等トラックを形成して記録した情報につい
て正確な又、安価なトラッキングを提供するものであ
る。さらに、記録すべき情報に何らかの処理をしたり、
余分なトラッキング信号を加える必要が全くないので、
情報信号を損うことなく再生することができる効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するための記録装置の一実施例の
構成を示す図。
【図2】本発明に係るトラックパターンの1例を示す
図。
【図3】本発明を実施するためのブロック図。
【図4】本発明の動作説明用波形図。
【図5】トラッキングの原理を説明する図
【図6】トラッキングの原理を説明する図
【図7】本発明の再生装置の構成図。
【符号の説明】
Sa,Sb,Sc…同期信号、ia,ib,ic…情報
部、a,b,c…トラック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 隆一 愛知県豊川市白鳥町野口前9番地の5 株 式会社日立製作所横浜工場豊川工場内 (72)発明者 上柳 喜一 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 重松 和男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】ディスク面上にトラックに沿って設けられ
    た同期信号が、隣接トラックの同期信号と重ならないよ
    うに隣接トラック間で一定位置ずらして設けられている
    ことを特徴とする情報記録媒体。
JP3213383A 1991-08-26 1991-08-26 トラッキング方法 Expired - Lifetime JPH07122965B2 (ja)

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JP62093033A Division JPS6387616A (ja) 1987-04-17 1987-04-17 光ディスク媒体

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Publication Number Publication Date
JPH052832A true JPH052832A (ja) 1993-01-08
JPH07122965B2 JPH07122965B2 (ja) 1995-12-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122404A (en) * 1977-03-31 1978-10-25 Mitsubishi Electric Corp Position detecting system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53122404A (en) * 1977-03-31 1978-10-25 Mitsubishi Electric Corp Position detecting system

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