JPH0528308Y2 - - Google Patents

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JPH0528308Y2
JPH0528308Y2 JP1987138728U JP13872887U JPH0528308Y2 JP H0528308 Y2 JPH0528308 Y2 JP H0528308Y2 JP 1987138728 U JP1987138728 U JP 1987138728U JP 13872887 U JP13872887 U JP 13872887U JP H0528308 Y2 JPH0528308 Y2 JP H0528308Y2
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JP
Japan
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rod
handle
stile
vertical
glass
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JP1987138728U
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JPS6443168U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えばビル等の窓の一部に組込んで
利用される非常用窓に関する。
「従来の技術」 ビル等において3階以上の階には非常時に外部
から消防隊が進入できる非常用窓が設けられる。
この非常用窓は内側から施錠されていても外ハン
ドルを回動操作することによつて施錠状態を解錠
し、外からでも障子を開けることができる構造に
なつている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで外壁をガラスで覆つた構造のビルに非
常用窓を設ける場合、可動障子の竪框が外部に見
える構造にすると、この部分だけガラスが竪框に
よつて仕切られた構造になるため、せつかくの全
面ガラス外壁の外観が悪くなる欠点がある。
このような場合可動障子の竪框をガラスの内側
にかくした構造の可動障子が用いられる。竪框を
ガラスの内側にかくすことによつて可動障子の部
分も他のガラス面と連続し、少なくとも横方向に
関して全面をガラス面として見えるように構成し
た縦辺がガラス突合せ構造の横連窓枠がある。
然し乍らこのようなガラス突合せ構造の横連窓
枠は可動障子に外ハンドルを付加して非常用窓と
して利用しようとするとガラスに孔を明けて外ハ
ンドルを取付けなければならないことになる。
ガラスに孔を明けると水密性能が低下する点
と、ガラスの強度が低下する点、ガラス面に外ハ
ンドルが見えるためこれが目ざわりとなつて外観
を悪くする欠点もある。
この考案の目的は縦辺がガラス突合せ構造の横
連窓枠の可動障子を非常用窓として利用する場合
に、ガラスに外ハンドル取付用の孔を明けなくて
済むようにした非常用窓の構造を提供するにあ
る。
「問題点を解決するための手段」 この考案においては障子の回動遊端側の竪框に
内ハンドルを取付けると共に、この内ハンドルの
回動操作に連動して竪框に沿つて動く第1ロツト
棒を設ける。
この第1ロツト棒には施錠ピンが植設され、こ
の施錠ピンが引寄せ金具と係合して引寄せ動作と
共に施錠状態を作る。
一方障子の上框または下框に外ハンドルを設
け、この外ハンドルの回動操作に連動して動く第
2ロツト棒を設ける。この第2ロツト棒と第1ロ
ツト棒を連結部材によつて連結する。
この考案の構成によれば外ハンドルを上框また
は下框に取付けた構造としたから竪框がガラスの
裏側にかくれた構造の障子であつてもガラスに外
ハンドルを取付けるための孔を明けなくて済む利
点が得られる。
「実施例」 第1図乃至第7図にこの考案の一実施例を示
す。図中1及び2は障子の上框及び下框、3及び
4は窓枠の上枠及び下枠、5は障子の竪框、6は
竪枠、7は障子に嵌込まれたガラスを示す。
この考案を適用する障子は第1図及び第2図に
示すようにガラス7が上側と下側において上框1
と下框2の凹溝1Aと2Aに飲込まれ、シール材
8で固定されるが、竪框5に対しては竪框5の一
面側だけにシール材8を介して接合される。つま
りガラス7の室内側の面にだけ竪框5が接合し、
室外側に竪框5は露出しない構造とされる。
この実施例では障子は外開戸とした場合を示
す。従つて第2図に示す竪框5は外開障子の回動
側の竪框を示す。反対側の竪框は特に図示しない
が上框1と下框2の端部にヒンジ金具が取付けら
れ、ヒンジ金具を介して上枠3及び下枠4に取付
けられ、窓枠に対して開閉自在に装着される。
回動側の竪框5に第2図に示すように内ハンド
ル9を取付ける。竪枠6には戸当材11が取付け
られ、この戸当材11が竪框5に気密材12を介
して当接し閉窓状態となる。
この閉窓状態において竪框5を気密材12に圧
接させる引寄せ手段として内ハンドル9によつて
竪框5に沿つて摺動する第1ロツト棒13を設
け、この第1ロツト棒13に施錠ピン14を植設
し、この施錠ピン14を第3図に示す竪枠6に取
付けた傾斜面15Aを持つ引寄せ金具15と係合
させ、この係合によつて竪框5を気密材12に圧
接させる引寄せ動作と、施錠動作を行わせる。
内ハンドル9と第1ロツト棒13の間の連結構
造は周知の構造であるからここでは簡単に説明す
るが、内ハンドル9の回転支持部9Aの内部に、
内ハンドル9と一体に回転するピニオン(図示し
ない)と、このピニオンに噛合し竪框5の長手方
向に移動できるように支持されたラツクとが設け
られ、このラツクに操作板16が植設される。
操作板16は竪框5に形成された長孔5Aを通
じて竪框5の中空部内に挿入される。操作板16
には第4図に示すようにU字状の切欠16Aが形
成されており、このU字状の切欠16Aに第1ロ
ツト棒13から突出したピン13Bが係合し、こ
の係合によつて内ハンドル9と第1ロツト棒13
が機械的に連結される。5Bはピン13Bを竪框
5の中空部に挿入し、操作板16の移動に応じて
ピン13Bを竪框5に沿つて移動させるための長
孔を示す。第1ロツト棒13はこの例では下框2
側に延長されその下端側に第5図に示すように長
孔13Aを形成する。
一方この例では下框2に外ハンドル17を設け
る。つまり下框2の室外側に外ハンドル17を取
付ける。この外ハンドル17も内ハンドル9と同
様にハンドル17の回動操作に連動して直線状に
横動する操作板18を有し、この操作板18に形
成したU字状の切欠18Aに第2ロツト棒19か
ら突出した連結板21のピン21Aを係合させ、
連結板21を介して第2ロツト棒19を下框2に
沿つて摺動させる。
第2ロツト棒19と第1ロツト棒13との間に
連結部材22を介挿する。この連結部材22は第
7図に示すようにアルミダイキヤスト製のL字形
ブロツクの内部に板バネが90°の折曲部分に挿入
され、この90°の折曲部分に挿入した板バネの両
端にスライド板22A,22Bが接続されて構成
され、何れか一方のスライド板22A,22Bを
摺動させると、他方のスライド板が90°方向転換
された向きに摺動する。
従つてスライド板22B側に連結板21を取付
け、この連結板21を外ハンドル17の回動操作
に連動させて摺動させると、他方のスライド板2
2Aが90°方向転換された向に進退する。他方側
のスライド板22Aには内向にピン23を植設
し、このピン23を第1ロツト棒13に形成した
長孔13Aに係合させる。
この長孔13Aは内ハンドル9が施錠位置にあ
り、また外ハンドル17が閉の回動位置にあると
き長孔13Aの下端にピン23が位置する。従つ
てこの状態で内ハンドル9を回動操作し、第1ロ
ツト棒13を摺動させてもピン23は長孔13A
内を通過するだけで内ハンドル9の操作は第2ロ
ツト棒19に伝達されない。
一方内ハンドル9が閉位置にあるとき、外ハン
ドル17を開錠方向に回動操作すると、スライド
板22Aが下向に移動し、このときピン23が長
孔13Aの下端に係合して第1ロツト棒13を下
方向に引き降す動作を行う。第1ロツト棒13が
下向に移動することによつて施錠ピン14と引寄
せ金具15との係合が解けて解錠される。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によれば内ハンド
ル9によつて施錠状態にあつても、外ハンドル1
7を回動操作すれば施錠を解くことができ、非常
時に外部から室内に進入することができる。然も
外ハンドル17を下框2(または上框でもよい)
に装着したから、竪框5がガラス7の背面側にか
くされている構造の障子であつてもガラス7に外
ハンドル17の取付用孔を設けなくても済む利点
が得られる。この結果ガラス7の強度の低下及び
水密性能の低下等を回避することができる。
また第1ロツト棒13に長孔13Aを形成し、
この長孔13Aに連結部材22のピン23を係合
させ、連結部材22を介して第1ロツト棒13と
第2ロツト棒19を連結したから第1ロツト棒1
3の動きは第2ロツト棒19に伝達されることは
ない。従つて日常よく使う内ハンドル9は軽く操
作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は内ハンドル及び引寄せ機構の部分を説明す
るための断面図、第3図は引寄せ機構の構造を説
明するための側面図、第4図は内ハンドルの操作
力を第1ロツト棒に伝達する機構の構造を説明す
るための断面図、第5図は第1ロツト棒と第2ロ
ツト棒を連結する部分の構造を説明するための断
面図、第6図は外ハンドルと第1ロツト棒の連結
構造を説明するための断面図、第7図は第1ロツ
ト棒と第2ロツト棒の連結構造を説明するための
分解斜視図である。 1……上框、2……下框、3……上枠、4……
下枠、5……竪框、6……竪枠、7……ガラス、
8……シール材、9……内ハンドル、11……戸
当材、12……気密材、13……第1ロツト棒、
14……施錠ピン、15……引寄せ金具、17…
…外ハンドル、22……連結部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 縦辺がガラス突合せ構造の横連窓枠に開閉自
    在に支持された障子と、 B この障子の回動遊端側の竪框に装着された内
    ハンドルと、 C この内ハンドルの回動操作によつて竪框に沿
    つて摺動される第1ロツト棒と、 D この第1ロツト棒に植設された施錠ピンと、 E この施錠ピンと対向する竪枠に取付けられ施
    錠ピンと係合して施錠状態を作る引寄せ金物
    と、 F 上框または下框の室外側に取付けられた外ハ
    ンドルと、 G その外ハンドルによつて摺動操作される第2
    ロツト棒と、 H 施錠位置側にある上記第1ロツト棒と、上記
    第2ロツト棒との間を連絡し外部ハンドルの操
    作によつて施錠位置にある上記第1ロツト棒と
    係合して解錠位置まで移動させる連結手段と、 から成る非常用窓。
JP1987138728U 1987-09-09 1987-09-09 Expired - Lifetime JPH0528308Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987138728U JPH0528308Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09

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JP1987138728U JPH0528308Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09

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Publication Number Publication Date
JPS6443168U JPS6443168U (ja) 1989-03-15
JPH0528308Y2 true JPH0528308Y2 (ja) 1993-07-20

Family

ID=31401336

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JP1987138728U Expired - Lifetime JPH0528308Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191254A (ja) * 1982-04-20 1983-11-08 ロナ−ティ・エスピ−エイ 少くとも1つの糸供給器において導糸針選択を更新するための装置を具備する丸編み機
JPS6215409U (ja) * 1985-07-15 1987-01-29

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191254A (ja) * 1982-04-20 1983-11-08 ロナ−ティ・エスピ−エイ 少くとも1つの糸供給器において導糸針選択を更新するための装置を具備する丸編み機
JPS6215409U (ja) * 1985-07-15 1987-01-29

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JPS6443168U (ja) 1989-03-15

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