JPH05282279A - 情報提示装置 - Google Patents

情報提示装置

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JPH05282279A
JPH05282279A JP7442992A JP7442992A JPH05282279A JP H05282279 A JPH05282279 A JP H05282279A JP 7442992 A JP7442992 A JP 7442992A JP 7442992 A JP7442992 A JP 7442992A JP H05282279 A JPH05282279 A JP H05282279A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はマルチメディアシステム機構並びに
バーチャルリアリティシステム機構での情報提示操作性
の向上を目的とする。 【構成】 物体の形状ならびに材質感に合わせた質感デ
ータを記憶する記憶部と、呼出しデータを割当てる提示
部と、データを提示する情報提示部とで構成されたマル
チメディア情報提示システム装置とユーザ属性記憶部と
ユーザの所望属性タイプを指定し、自身の属性値を入力
する入力部と五感情報提示部とユーザ所望の属性に対応
して記憶部から読み出し情報提示制御する制御部により
構成される。 【効果】 ユーザが自分と異なる身長,視力で仮想ユー
ザとして体験ができる成人男子開発者が子供になって玩
具の使用感を体験でき、また、成人女子になってシステ
ムキッチン使用感を体験できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチメディアシステム
若しくはバーチャルリアリティ(仮想現実感)システム
での情報提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータグラフィックス(Co
mputer Graphics )技術において、物体の形状と物体の
材質は切り放されて定義されることが多い。例えば、壺
の3次元形状データがあったとすると、その表面をどう
見せるかで物体の質感が異なる。
【0003】一番簡単な質感提示の方法は、物体の色や
物体表面の光の反射量を変えることである。鏡面反射す
るようにすれば、金属風の材質の壺となる。一方、均一
に拡散するようにすれば、プラスチック風の壺に見せる
ことができる。しかし、これでは均一の表面しかできな
い。
【0004】次の方法は、「テクスチヤ・マッピング」
と呼ばれるもので、物体の表面に「模様」を貼り付ける
ものである。木目を貼り付ければ「木」の壺になり、マ
ーブル模様では「大理石」の壺になる。また、「絵」を
貼ることもあり、コーラの側面ラベルを投影すればコー
ラの壺になる。この方法では、つるつるの表面につるつ
るの絵を貼り付けているだけなので、凸凹の質感を提示
することは困難である。
【0005】そこで考えられるのが、「バンプ・マッピ
ング」というもので、これは物体の表面に「法線ベクト
ルのズレ」を貼り付けるものである。表面がでこぼこな
どの加工されているように見えるので、「岩肌」や「真
鍮細工」や「水紋」などに表面を見せることができる。
この場合でも、もとの形状データを複雑にする必要はな
い。
【0006】又、バーチャルリアリティ(Virtual Real
ity )と呼ばれる技術は、立体映像やコンピュータグラ
フィックス(Computer Graphics )などの映像や立体音
響、人工触覚などの電子的技術により、あたかも現実の
ように感じられる様な環境状況を作り出すことが可能で
ある。
【0007】バーチャルリアリティを利用して宇宙冒険
旅行などを体験できるようにしたアミューズメントが遊
園地で催されている。これは、実際には、体験すること
が現状ではできないことがバーチャルリアリティの利用
により、可能になったものである。あるいは航空訓練シ
ミュレータなどに用いることにより、実地に近い訓練を
することが可能になった。
【0008】これらバーチャルリアリティで用いられる
情報提示装置では、あらかじめ、ユーザの属性すなわち
身長や腕力などを適当に想定して、視点や反発力、音の
大きさなどをユーザの属性に合わせて決定している。こ
のため、想定されているユーザの属性と極端に異なる属
性を有するユーザが使用する場合、バーチャルリアリテ
ィの体験に必要なパラメータが合わないため、仮想の体
験ができない事態となる。
【0009】例えば、ユーザの属性が成人男子だと想定
して位置設定としての視点を定めておいた時、現実では
成人男子よりはるかに背の低い子供達がユーザつまり属
性所有者であった場合、ユーザ属性の1つである腕の長
さが短いために、あらかじめユーザ属性を想定して材料
を設定しておくためバーチャルリアリティの中で設定さ
れている物体に手が届かなかったり、腕力がないため
に、バーチャルリアリティシステムがかけた荷重は実際
のユーザの腕力以上の力となって、反発力が返ってくる
ために、想定した力が強すぎて、はね飛ばされたりす
る。
【0010】また、立体視や立体音響を用いたバーチャ
ルリアリティの場合にも、特定のユーザ(開発者自身の
ことが多いが)を想定して、両眼の間隔や両耳の間隔な
どを設定しているが、実際には、これらにはユーザとし
ての属性として個人差があるため、一般平均属性のユー
ザに対応させてあらかじめパラメータが設定されている
ため、完全に立体的に見えなかったり、聞えなかったり
する場合がよく生じる。
【0011】あるいは、バーチャルリアリティを利用し
て製品のプロトタイプを使用評価する場合、子供が使う
商品であれば、子供の立場になって評価せねばならな
い。つまり成人が仮に子供のサイズ、腕力の持ち主にな
って、体験できれば、子供の立場で評価ができる。ま
た、キッチンの使用評価であれば、同じ成人女子でも、
ユーザ層が若い年齢層と高年齢者層を対応としては、好
みはもちろんのこと環境の適応として、つまりユーザー
の属性すなわち、平均身長が異なるので、それぞれの好
みや、それぞれの環境に適応性のある身長になったと仮
想した時の体験をし、使い勝手つまり使いやすさをを評
価する必要がある。
【0012】しかし、現状のバーチャルリアリティで
は、特定の属性を所有するタイプのユーザを想定してい
るため、ユーザ属性の特性を変えて、別のユーザ属性の
所有者に仮になりきってある環境世界の中で体験するこ
とができないでいた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のテクスチャマッ
ピングなどの技術では、提示が可能な質感データは視覚
情報だけであった。
【0014】現実の世界では、木の壺は、表面の模様が
木目であるだけでなく、叩けば、木の鈍い音がし、触れ
ばざらざらした感触がある。上記のテクスチャマッピン
グなどの技術では、提示が可能な質感データは視覚情報
だけであるため、音感や触感などの質感を一体に扱うこ
とができなかった。
【0015】又、従来のバーチャルリアリティ(仮想現
実感)では、あらかじめユーザ属性がある範囲内に定め
られているため、ある範囲外の属性を所有するユーザの
個人差が無視され無質が浮きぼりにされたままでいたし
また、他の属性の異なるユーザになりきってある環境の
世界観を味わい体験することもできなかった。
【0016】本発明は以上のような問題を解決するた
め、複数のユーザの属性すなわち身長や視力、聴力など
の属性値を記憶させ、最適にパラメータ選択することに
より、仮想の世界環境で想定するユーザの属性に応じ
て、バーチャルリアリティに必要なパラメータを算出
し、このパラメータに基づき、コンピュータ・グラフィ
ック(CG)や立体映像などのバーチャルリアリティ
(仮想現実感の描写)提示を行なうことのできる情報提
示装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、物体の形状データを記憶する形状データ
記憶部と、材質感に合わせて、音感あるいは触感などの
感覚データ並びに視覚,臭覚,味覚情報に対応させる感
覚データを記憶する質感データ記憶部と、前記形状デー
タ記憶部から呼び出した形状データに前記質感データ記
憶部の質感データを割り当てる指示部と、形状データ,
質感データを提示する情報提示部と、を有することが特
徴である。
【0018】また、他の発明では、仮想情報をユーザに
提示する情報提示装置において、予めユーザーを複数の
タイプに分類し、各タイプ毎にその属性を記憶するユー
ザー属性記憶部と、ユーザーのタイプを指定する指定部
と、人間の五感(視覚,聴覚,触覚,臭覚,味覚)のう
ち少なくとも1つを情報として前記ユーザーに提示する
提示部と、前記指定部にて指定されたユーザのタイプに
対応する属性を前記ユーザ属性記憶部から読出し、該属
性を基に指定されたユーザに対応するべく前記提示部に
よる提示を制御する提示制御部と、を有することを特徴
とする。
【0019】
【作用】上述のごとく構成すれば、ユーザは、材質の名
称を指示するだけで、物体の性質に関する情報を視覚材
質以外の音感や触感などの質感情報を簡単に得ることが
できる。しかも、元の形状データを複雑にして処理を増
加させる必要がなく、さらに質感だけを容易に変更する
こともできる。
【0020】更に、本発明では、複数の典型的な属性と
しての身長や視力、聴力など仮想空間の世界感を体験さ
せるためのパラメータを算出するのに必要なユーザ希望
属性をあらかじめ記憶させておき、それによって体験し
たいユーザの特性・属性を適宜に選別し、更に、別途入
力された実際に使用されるユーザの属性値により、バー
チャルリアリティ情報表示システムに必要なパラメータ
を算出する。このパラメータに基づき、コンピュータグ
ラフィック(CG)や立体映像などの画像提示を行うの
で、ユーザは、自分とは身長や視力、聴力などが異なっ
た仮の姿でユーザがあたかもリアルにその仮想環境世界
で体験しているかの様に味わえるようなる。
【0021】また、本発明により、子供用の玩具の成人
開発者があたかも子供になり切って、その使用感を体験
したり、あるいは、システムキッチンの開発者である成
人男子が、使用者である成人女子の身長サイズ,好み等
の属性に適応させ、成人女子になり切り、システムキッ
チンの使用感を体験できるようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0023】図1は、本発明の第一実施例の概略構成図
である。物体の形状を2次元あるいは3次元的に定義し
て記憶する形状データ記憶部1と、視覚以外に、聴覚,
触覚,臭覚,味覚情報などの質感データを視覚情報と対
応させて記憶する質感データ記憶部2と、形状データに
材質の名称を指示するだけの簡単な操作で質感データを
割り当てる指示を行ったり、視覚情報や音感情報の入力
を行ったりするための例えば、マウスやスキャナ,マイ
クロフォンなどからなる入力部3と、形状データと質感
データを対応して記憶する記憶部7と、形状データや視
覚情報、あるいは入力指示のためのメニューなどを表示
したりするグラフィックディスプレイ5と、音感情報を
呈示するためのスピーカ6と、これらの間のデータのや
りとりを管理する管理部4とから構成されている。
【0024】図1の構成の他に、触覚情報提示部が付加
された構成や、スピーカ6がない構成,味覚情報提示部
や臭覚情報提示部を具備した構成、あるいは五感情報す
べての提示部を具備した構成なども本発明の実施例とし
て可能である。
【0025】図2は、質感データ記憶部2の記憶方式の
一例である。入力部3で指示するときに用いる材質名ご
とにテクスチャ,音質,触質などの質感データが記憶さ
れている。
【0026】音質は、衝突したり叩いたりしたときの音
はCollision 、手でこすったときの音はFinger−Scratc
h 、爪でこすったときの音はNail−Scratch の各項に記
憶されている。衝突したときもこすったときも、音に変
化のない場合には、図2の材質「ベルベット」の例のよ
うに、音質の属性値として直接記憶することもできる。
また、材質「陶器」のように壊れるものでは、壊れると
きの音がDestructionの項に記載されている。属性値
は、図2の例ではテクスチャや音質、触質を記憶してい
るデータファイル名となっている。テクスチャは、予
め、スキャナなどの入力部3より、取り込み、単位正方
形の大きさに正規化されている。また、音も、実際の鉄
や陶器をこすったり、叩いたりしたときに発声する音を
マイクロフォンなどの入力部3より取り込み、ADコン
バータにより、デイジタル化されて、蓄積されている。
触感はつるつるした感触、ざらざらした感触、すべすべ
した感触など、代表的な感触を記憶してある。記憶方式
は、触覚提示装置の提示方式に依存する。データファイ
ル名を記述する方法以外に、データファイルへのポイン
タなどを記憶する形式も可能である。
【0027】触質は、どの方向に触っても変わりがない
場合には、図2の材質「鉄」「陶器」の例のように、触
質の属性値として直接記憶している。一方、図2の材質
「ベルベット」の例のように触る方向によって、感触の
異なるものは、xの正方向に触ったときの感触は、+
x、xの負方向の感触は−x、yの正方向の感触は+
y、yの負方向の感触は−yの項に、方向ごとに分けて
触質を記憶している。
【0028】図2の記憶形式の他に、触質がない形式、
触質の代わりに味や臭気の属性がある場合など、種々の
形式が可能である。
【0029】次に本実施例に沿って形状データに質感デ
ータを割り当て、音質などをユーザに呈示する動作につ
いて説明する。
【0030】図3は、本実施例の画面例である。図3a
は、形状データ記憶部1より読み出した形状(壺)を表
示している。この壺に材質を割り付けたいとき、入力部
3により壺全体を対象として選択しておく。選択する
と、図3aに示されているように、材質を割り付けると
きの基準となる方向が矢印で示される。また、対象の指
定は、必ずしも物体全体に限定されず、物体の一部の面
だけでもよい。次に入力部3より、図3aの上法のメニ
ューバーより「材質」メニューを選択すると、図3bに
示すように、質感データ記憶部2に記憶されている材質
がテクスチャ見本とともに表示される。ユーザは、これ
らの材質より適宜選択し割付実行の指示を与えると、あ
らかじめ、選択してあった対象に選択された材質が割り
付けられる。
【0031】例えば、図3bにて、「鉄」を選択し割付
実行の指示を与えると、図2に記憶されているiron−te
x が壺に割り当てられ、図3cのように鉄の壺らしい外
観となる。壺の基準方向にテクスチャの座標をそのまま
割り付けたくないときには、入力部3より、割り付けた
い方向に材質の方向を回転した後、割り付ける。例えば
180時回転した後では、テクスチャの文字は、上下逆
さに割り付けられるこことなる。テクスチャの座標系で
単位正方形を壺の表面の座標系の四辺形に写像する事に
より、割り付けが行われる。
【0032】割り当てられた結果、壺の形状データに鉄
の材質がリンクされた、例えば図4bに示すような形式
で記憶部8に格納される(質感データがリンクされる前
は、図4aに示すように、質感データの属性値がnil に
なっている)。磁気センサなどで、3次元座標値を入力
デバイスからなる入力部3により、図3cに表示されて
いる壺を叩く仕草(例えば、手のひらを広げた状態で振
る)をすると、記憶部8に格納された図4の形式のデー
タのリンクをたどって、図2の音質のCollision の項の
属性値iron−sound 1が読み出され、スピーカ6より、
iron−sound 1の音(鉄を叩いたときの音)が流れる。
入力部3により、爪でひっかく仕草(例えば人差し指だ
けのばした状態から、何回か人差し指を曲げたり伸ばし
たりする)をすると、Nail−Scratch の項の音質iron−
sound 2(鉄をひっかいたときの高音のキーキー音)が
発生する。
【0033】もし、触覚の呈示を行えるデバイスが図1
の構成に付加されたならば、この時、図2の触質の属性
値が読み出され、slippery(つるつるした感触)を提示
できる。
【0034】また、球に陶器の材質を割り当てた陶器の
球を、鉄の壺にぶつけると、鉄の壺からは、Collision
の項のiron−sound 1が発生する。ぶつかり方が強く、
ある値を越えると、陶器の球からは、Destruction の項
のchina −sound 4が発生し、陶器の球が鉄の壺にぶつ
かって割れるときの状況を疑似的に体験できる。
【0035】更に図5,図6,図7は第1実施例の流れ
図を示している。
【0036】図8は、本発明の第2実施例の概略構成図
である。同図に示す情報提示装置は、使用者が体験した
い対象の3次元モデルを記憶するモデル記憶部15と、
使用者が体験できる仮想ユーザの属性をタイプ別に、例
えば図9のように記憶する属性記憶部11と、使用者が
属性記憶部11から特定のタイプを指定したり、使用者
自身の身長を入力したりするための、キーボードあるい
はマウスなどからなる入力部22と、使用者の視点の位
置を3次元で計測できる磁気センサからなる位置入力部
16と、入力部12より指定されたタイプの属性記憶部
11の属性と、同じく入力部12より入力された使用者
の属性からの、変換率を算出し、この変換率を使用し
て、位置入力部16より入力された使用者の視点の位置
を仮想ユーザの位置に変換する変換部13と、変換部1
3により変換された仮想ユーザの視点位置に基づいて、
モデル記憶部15の3次元モデルを変換制御する管理部
14と、その結果を出力する、例えば両眼立体視ディス
プレイやあるいはヘッドマウンティドディスプレイなど
からなる出力部17とから構成されている。
【0037】本発明を使用した場合の外観を示した図
が、図9である。使用者は180cmの身長の成人男子で
あるとする。この成人男子が使用者である小学生になり
きって小学生用の環境設備を設計をする場合を考える。
例えば高さ200cmの位置に授業に使うパネルを設置し
て、この位置が適切かどうかを判断するとしよう。使用
者は180cmの身長があるので、顔をあげることなくパ
ネルの上方から下、20cmのあたりを見ることができ
る。しかし、低学年の小学生は、図9の属性値からわか
るように身長120cmで、顔をあげない状態では、パネ
ルの下方を見ることができるだけである。成人男子の使
用者がしゃがんだりして、身長120cm相当になること
は可能であるが、さらに低学年の小学生が座った場合に
なりきっての視点位置などを体験することは、なかなか
できない。また、しゃがんだりして身長を低くできて
も、体勢が異なるので、正しい判断ができにくい。本発
明では、身長180cmの使用者が、身長120cmの小学
生になった場合に体験するであろう視点位置に出力画像
を変換し、提示する。従って、小学生が座った状態を体
験したい場合には、使用者が座ればよく、同じ体勢で、
正しく判断できる。
【0038】変換の流れは、図11に示すようになって
いる。まず、使用者の身長などの属性を入力部12より
入力する(ステップa)。今の場合は身長180cmが入
力されたとする。次に属性記憶部11の中から、体験し
たいタイプを入力部12より指定する(ステップb)。
今の場合は、タイプ小学生(低学年)が指定されたとす
る。管理部14は、属性記憶部11より、指定されたタ
イプに対応する属性値を読み出す。この場合は身長12
0cmを読み出し、変換部13にユーザの身長と180cm
と一緒に送る。変換部13は、変換率rを算出する(ス
テップc)。この場合は、変換率rは120/180=
0.67である。変換部13は、この変換率rを保持し
ている。次に使用者より、変換終了が指示されない限り
(ステップd)、3次元位置入力部16から3次元位置
を読み込み(ステップe)、変換率rを使って、この場
合高さにあたるy座標値を変換する(ステップf)。管
理部14は、モデル記憶部15に記憶された3次元モデ
ルを読み込み、変換された位置に視点があるとして、2
次元上に投影した画像に変換し(ステップg)、更に出
力部17に表示する。この時点で表示される画像は、ユ
ーザが身長120cmになったと同じ状況で見える図10
の仮想ユーザからの視点の画像となっている。この状態
から、頭を動かしたりすると、実際に動いた距離dに変
換率rを掛け合わせた距離r・dが仮想移動距離とし
て、視点変換などを行うことになる。
【0039】つまり、身長120cmになったとして、す
べての視点変更が行われる。この状態で、身長120cm
の小学生がパネルに掛かれた文字を楽々と見ることが可
能であるかどうかのチェックを、実際のものを作ったり
せずに行える利点がある。
【0040】第2実施例では、使用者は、単に仮想的に
体験したいタイプを指定するだけで、ユーザ自身が身長
の異なる仮想ユーザとして見るのとまったく同じ状況で
仮想ユーザになりきった視点で見ることが可能である。
【0041】さらに、ユーザ自身が仮想ユーザになりき
って作業したときに、腕が届くか届かないかの使用環境
をチェックすることが必要になってくる場合もある。こ
のために、例えば、両手の位置を検出できるよう赤外セ
ンサ,超音波センサ等の間接的測定により測定したり、
あるいは磁気センサの様な直接的計測値を手につけて行
う。図9の属性値のかわりに図12に示すように手の長
さを属性値として付加したものを属性記憶部11に用い
る。
【0042】使用者は、属性として身長の他に腕の長さ
も入力する(図11ステップa)。変換部13は、身長
の変換率rの他に腕の長さの変換率sも算出する(ステ
ップc´)。腕の長さが65cmとすると、図11より読
み込んだ腕の長さ50cmに対して、変換率s=50/6
5=0.77となる。
【0043】例えば、黒板に向かって、文字を書く作業
を想定すると、使用者は180cmの身長があり、腕の長
さも65cmあるので、楽々と字が書ける。しかし、仮想
ユーザとなった場合には、使用者は直接的計測用磁気セ
ンサをつけた手を精一杯伸しても、変換率rとdにより
縮小されるため、使用者は180+65−30=215
cmのところまで、実際には、手が届いても、仮想使用者
となりきった使用者は120+50−30×0.67=
約150cmまでしか届かない。従って、図13に示すよ
うに、手は黒板の下方にやっと届くのみである。
【0044】このように、机と椅子の作業環境、キッチ
ンの作業環境、車の運転環境なども、必要な部分に直接
計測用磁気センサをつけて、同様にチェックが可能であ
る。
【0045】図12の属性値以外に指の太さや、足の大
きさなどの種々の属性値を格納することも可能である。
したがって指の太さにより、玩具の隙間などに指が太い
と突っかかって安全だが、仮想使用者が小さな子供の場
合指が細いが故にはまり込んでしまって危険なことがあ
る。このような箇所はチェックが可能である。また、足
の大きさによりペダルが小さすぎて、十分踏み込めない
等のチェックも可能である。
【0046】さらに、握力や背筋力などの筋力を属性値
として記憶しておき、図8の構成にさらにトルクモータ
などの力覚手段提示部18を具備した図14のような構
成の別の実施例もある。成人女子が車のハンドルを廻す
場合を想定する。使用者(成人男子)の腕力は、成人女
子の腕力に合わせて減衰されているので、力いっぱい廻
しても最大で成人女子の腕力でハンドルを廻した場合の
力しか発揮されない(手の位置は、データグローブなど
の位置入力部16により入力)。つまり、図15に示す
ように、仮想ユーザ(成人女子)では、わずか30度程
度しかハンドルが回転しない様子が、出力部17に表示
される。また、トルクモータにより力がフィードバック
されるので、ハンドルが重い感触がわかる。
【0047】さらに、実際運転している状況をシミュレ
ートするには、図15の背景に路面を映写し、力がない
ために、右折・左折時に手間取る様子を体験できる。
【0048】以上の実施例では、視点や、身体のスケー
ル、力の変換を例としてあけたが、これ以外にも視力
(視力のよい人がよくない人になったように画像をぼや
けさせる)、音感(音感のよくない人がよくなったよう
に聞こえる)や、聴覚(耳のよい人が耳の悪いように聞
こえるようにする)、温感(寒がりの人が暑がりやの人
の感覚を体験)、触覚、味覚、臭覚などに関しても、属
性記憶部に属性として記憶し、これらの感覚を提示でき
るデバイスなどを具備することにより、属性の異なるユ
ーザに成りきって別人ユーザとしての目,耳,行動等、
自己の環境とは別のバーチャルリアリティ世界感を体験
することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、形
状データに材質を割り付けるだけの簡単な操作で、ユー
ザは、視覚情報以外の聴覚や触覚、味覚、臭覚の情報を
体験できるので、より自然に物体の編集操作などが行
え、その効果は大きい。
【0050】また、形状データと質感データが分離され
ているので、形状の変更や質感の変更を容易に行うこと
が可能となる。
【0051】また、第2の本発明によれば、開発者が開
発した製品を使うユーザと、身体的特徴が異なる場合に
も、仮想的にユーザと同じ大きさになって、使用感を体
験したり、不具合者の方々に使用可能な装置,設備は特
に危険な箇所などをチェックできるので、その効果は大
きい。
【0052】複数のユーザの身長や視力、聴力などのバ
ーチャルリアリティにおいて、仮想空間を体験するため
のパラメータを算出するのに必要な特性を予め記憶して
おく。これより、体験したいユーザの特性を適宜かつ最
適に選択できる。別途入力される実際に使用されるユー
ザの属性値と、選択された属性値に基づき、バーチャル
リアリティに必要なパラメータを算出する。このパラメ
ータに基づきコンピュータグラフィック(CG)や立体
映像などの提示を行うものであり、ユーザは、自分自身
とは身長や視力、聴力などが異なる仮想ユーザが自分自
身のごとくなりきって体験しているのと同様の状況条件
での仮想空間世界を体験できる。
【0053】本発明により、子供用の玩具の成人男子の
開発者が子供になって、その使用感を体験したり、ある
いは、システムキッチンの開発者である成人男子が、使
用者である成人女子の身長サイズになり、かつシステム
キッチンの使用感を体験することができるという効果が
得られる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】第1実施例中の質感データ記憶部の記憶形式の
一例を示す図である。
【図3】第1本実施例中の画面例を示す説明図である。
【図4】第1本実施例の記憶部の格納例を示す説明図で
ある。
【図5】第1実施例の動作を示すフローチャートの第1
の分図である。
【図6】第1実施例の動作を示すフローチャートの第2
の分図である。
【図7】第1実施例の動作を示すフローチャートの第3
の分図である。
【図8】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】第2実施例中の属性記憶例を示す説明図であ
る。
【図10】第2実施例の装置を実際に使用した様子を示
す外観図である。
【図11】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】属性の記憶例を示す説明図である。
【図13】第2実施例の変形例装置を使用した様子を示
す外観図である。
【図14】第2実施例の変形例の構成を示すブロック図
である。
【図15】画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 形状データ記憶部 2 質感データ記憶部 3 入力部 4 管理部 5 ディスプレイ 6 スピーカ 7 記憶部 11 属性記憶部 12 入力部 13 変換部 14 管理部 15 モデル記憶部 16 位置入力部 17 出力部 18 力覚提示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の形状データを記憶する形状データ
    記憶部と、材質感に合わせて、音感あるいは触感などの
    感覚データ並びに視覚,臭覚,味覚情報に対応させる感
    覚データを記憶する質感データ記憶部と、前記形状デー
    タ記憶部から呼び出した形状データに前記質感データ記
    憶部の質感データを割り当てる指示部と、形状データ,
    質感データを提示する情報提示部と、を有することを特
    徴とする情報提示装置。
  2. 【請求項2】 仮想情報をユーザーに提示する情報提示
    装置において、 予めユーザーを複数のタイプに分類し、各タイプ毎にそ
    の属性を記憶するユーザー属性記憶部と、ユーザーのタ
    イプを指定する指定部と、人間の五感(視覚,聴覚,触
    覚,臭覚,味覚)のうち少なくとも1つを情報として前
    記ユーザーに提示する提示部と、前記指定部にて指定さ
    れたユーザのタイプに対応する属性を前記ユーザ属性記
    憶部から読出し、該属性を基に指定されたユーザに対応
    するべく前記提示部による提示を制御する提示制御部
    と、を有することを特徴とする情報提示装置。
  3. 【請求項3】 仮想情報をユーザーに提示する情報提示
    装置において、 予めユーザを複数のタイプに分類し、各タイプ毎にその
    属性を記憶するユーザ属性記憶部と、ユーザのタイプを
    指定する指定部と、ユーザに提示する情報を表示する表
    示部と、前記指定部にて指定されたユーザーのタイプに
    対応する属性を前記ユーザー属性記憶部から読出し、該
    属性を基に前記表示部に表示される情報が指定されたユ
    ーザに対応する視点上にくるよう前記表示部を制御する
    視点変換部と、を有することを特徴とする情報提示装
    置。
  4. 【請求項4】 仮想情報をユーザーに提示する情報提示
    装置において、 予めユーザを複数のタイプに分類し、各タイプ毎にその
    属性を記憶するユーザ属性記憶部と、ユーザのタイプを
    指定する指定部と、ユーザに提示する情報を表示する表
    示部と、ユーザの視点位置を計測する位置入力部と、前
    記指定部にて指定されたユーザーのタイプに対応する属
    性を前記ユーザー属性記憶部から読出し、該属性を基に
    ユーザに対応する身体サイズに変換するスケーリング変
    換部と、を有することを特徴とする情報提示装置。
  5. 【請求項5】 仮想情報をユーザーに提示する情報提示
    装置において、 予めユーザを複数のタイプに分類し、各タイプ毎にその
    属性を記憶するユーザ属性記憶部と、ユーザのタイプを
    指定する指定部と、ユーザに提示する情報を表示する表
    示部と、ユーザの視点位置を計測する位置入力部と、ユ
    ーザの力覚情報を提示する力覚提示部と、前記指定部に
    て指定されたユーザーのタイプに対応する属性を前記ユ
    ーザー属性記憶部から読出し、該属性を基にユーザに対
    応する力覚に変換する変換部を有することを特徴とする
    情報提示装置。
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