JPH0528221Y2 - - Google Patents

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JPH0528221Y2
JPH0528221Y2 JP1987107864U JP10786487U JPH0528221Y2 JP H0528221 Y2 JPH0528221 Y2 JP H0528221Y2 JP 1987107864 U JP1987107864 U JP 1987107864U JP 10786487 U JP10786487 U JP 10786487U JP H0528221 Y2 JPH0528221 Y2 JP H0528221Y2
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JP
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packaging
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JP1987107864U
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、エスカレータを輸送する場合に、
用いる梱包体に関するものである。
【従来の技術】
従来、エスカレータを輸送する場合に、主枠を
階部と上階部など長手方向に複数に分割し、主枠
内に踏段などの部材を組込んだ状態で梱包し、梱
包体として輸送することが行われている。 第2図、第3図について、従来の上記のような
エスカレータ梱包体について説明する。第2図、
第3図において、1はエスカレータの主枠、2は
主枠1の両側面を覆う梱包用側面板、3は主枠1
の上面を覆う梱包用上面板、4は主枠1の両端面
を覆う梱包用端面板である。梱包用側面板2は、
合板2aの外面に上、下縁部に配置した木製上、
下梁2b,2cおよびこれらの間に配置した木製
縦材2dが固定されたものであり、木製上、下梁
2b,2cに合板2aを貫通させて設けた孔2e
と、主枠1の上、下弦材1a,1bに設けた孔1
cとを一致させ、これらの孔2e,1cに締結具
のボルト5aを挿通し、ボルト5aにナツト5b
を締付けることで、梱包用側面板2を主枠1の
上、下弦材1a,1bに固定している。また、梱
包用上面板3および梱包用端面板4は、合板の内
面(または外面)に適宜に木製横材および木枠
(ともに図示せず)を固定し、これらを釘打ちな
どによつて梱包用側面板2の木製上、下梁、木製
縦材2dに固定している。なお、主枠1の下面は
例えば特開昭57−13077号公報に示すように鋼板
などの金属板製の底面で覆うことで、木製の梱包
用底面板は設けないのが普通である。また、第3
図は分割された主枠の下階部の梱包体を示してい
るが、上階部の梱包体も、上述した下階部のもの
とほぼ同様に構成するものである。
【考案が解決しようとする問題点】
従来のエスカレータ梱包体は、以上のように構
成され、主枠1の上弦材1aに梱包用側面板2を
取付けるための孔1cを直接あけているために、
上弦材1aの強度が低下すると共に、製品に孔1
cをあけるためにコスト高になり、さらにボルト
5aを締付ける位置が決まつてしまうために上弦
材1aの孔1cと木製上梁2bの孔2eとの孔合
わせがむずかしく梱包用側面板の取付時の作業性
がよくないという問題点があつた。 この考案は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、主枠の上弦材の孔あけによ
る強度低下を防止すると共に、梱包用側面板の取
付時の作業性がよく、コストが安く、さらに梱包
の強度を向上させることができるとエスカレータ
梱包体を得ることを目的としている。
【問題点を解決するための手段】
この考案に係るエスカレータ梱包体は、エスカ
レータの主枠の左右の上弦材に所要間隔で架設さ
れ、その両端部に上記上弦材の側面上に位置する
孔が設けられた補強材と、合板の上縁部に上記上
弦材の長手方向に沿う木製上梁が取り付けられ、
上記補強材に設けられた孔と相対する合板および
木製上梁の位置に貫通孔が設けられた梱包用側面
板と、ボルトとナツトを有する締結具とを備え、
上記主枠の両側面を上記梱包用側面板で覆い、上
記ボルトを上記補強材に設けられた孔と上記梱包
用側面板に設けられた貫通孔とに挿通させ、上記
ボルトに上記ナツトを締付けて、上記梱包用側面
板を上記上弦材に固定したものである。
【作 用】
この考案におけるエスカレータ梱包体は、エス
カレータの輸送時や据付時に主枠に内側または外
側に変形しないようにするための補強材を利用し
て、主枠の上弦材近くに梱包用側面板を取付ける
孔を設けたことにより、上弦材には梱包用側面板
取付用の孔を設ける必要がなく、上弦材の強度低
下がない。また、この考案におけるエスカレータ
梱包体は、補強材を両端部に孔あき部材を設けた
ものとし、補強材を主枠の長手方向の適所に設け
ればよいことにより、梱包用側面板の木製上梁の
貫通孔と補強材の孔との孔合わせが容易にでき
て、コスト安となり、さらに補強材の数が増加す
ることにより、梱包の強度が向上する。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を第1図について説
明する。 第1図において、第2図、第3図と同一符号は
相当部分を示し、6は主枠1のアングル材からな
る左、右上弦材1a上面に両端部を支持固定し、
これらの上弦材1aに架設したアングル材からな
る補強材、7は補強材6の垂直辺の両端部に一辺
を固着したアングル材からなる孔あき部材であ
る。孔あき部材7の他辺は上弦材1aの側面と同
一垂直面上に配置され、上記他辺には孔7aが形
成されている。孔あき部材7の孔7aと、梱包用
側面板2の木製上梁2bに合板2aを貫通させて
設けた貫通孔としての孔2eとを合わせ孔7a,
2eに締結具のボルト5aを挿通し、ボルト5a
の先端部にナツト5bを締付けることで、梱包用
側面板2の上部が主枠1の上弦材1aに固定され
ている。そして、孔あき部材7を有する補強材6
は上弦材1aの長手方向に所要間隔で複数本配置
され、長手方向に分割された梱包用側面板2の上
部がそれぞれ一個所以上で補強材6を介して上弦
材1aに固定されている。 また、梱包用側面板2の下部は、主枠1のアン
グル材からなる下弦材1bを下挟着部が挟着して
いる挟着金具(図示せず)の上挟着部によつて挟
着支持するなどにより、梱包用側面板取付用の孔
があけてない下弦材1bに固定するものである。
なお、この実施例の上述した以外の構成は、第2
図、第3図に示す従来のものと同様である。ま
た、第1図は分割された主枠の下階部の梱包体を
示しているが、上階部の梱包体も下階部のものと
ほぼ同様に構成するものである。 この考案において、上弦材1aに対する補強材
6の固定は、溶接または挟着金具を用いる着脱可
能な固定によつて行い、上弦材1aに補強材6を
固定するための孔を設けないものとする。そし
て、補強材を上弦材に着脱可能に固定することに
より、エスカレータ梱包体を設置現場まで運んで
解梱し、上、下階部の主枠を連結、固定して据付
た後、補強材を上弦材から取外し返却すること
で、補強材の再使用ができ資源の再利用に役立
つ。さらに、この考案において、補強材6に対す
る孔あき部材7の固定は、溶接または適宜の固定
部材による着脱可能な固定にし、孔あき部材だけ
の再利用を図ることもできる。
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、主枠
の左、右上弦材に所要間隔で架設した補強材の両
端部に上弦材の側面上に位置する孔を設け、これ
らの孔に挿通したボルトとナツトによつて梱包用
側面板の木製上梁を上弦材に固定したので、上弦
材に梱包用側面板取付用の孔を設ける必要がな
く、このため上弦材の強度低下がなく、また、製
品に上記側面板取付用の孔を設ける手数を省くこ
とができ、補強材を主枠の長手方向の適所に設け
ればよく、梱包用側面板の木製上梁の貫通孔と補
強材の孔との孔合わせが容易にでき、梱包用側面
板の取付時の作業性がよくなり、コスト安にする
ことができ、さらに補強材の数が増加することで
梱包の強度が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るエスカレー
タ梱包体の要部を示す一部を分解した斜視図、第
2図は従来のエスカレータ梱包体の第1図に相当
する部分を示す一部を分解した部分斜視図、第3
図は第2図に示すエスカレータ梱包体の全体を示
す概略斜視図である。 1……主枠、1a……上弦材、2……梱包用側
面板、2a……合板、2b,2c……木製上、下
梁、2e……孔、5a……ボルト、5b……ナツ
ト、6……補強材、7……孔あき部材、7a……
孔。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エスカレータの主枠の左右の上弦材に所要間隔
    で架設され、その両端部に上記上弦材の側面上に
    位置する孔が設けられた補強材と、合板の上縁部
    に上記上弦材の長手方向に沿う木製上梁が取り付
    けられ、上記補強材に設けられた孔と相対する合
    板および木製上梁の位置に貫通孔が設けられた梱
    包用側面板と、ボルトとナツトを有する締結具と
    を備え、 上記主枠の両側面を上記梱包用側面板で覆い、
    上記ボルトを上記補強材に設けられた孔と上記梱
    包用側面板に設けられた貫通孔とに挿通させ、上
    記ボルトに上記ナツトを締付けて、上記梱包用側
    面板を上記上弦材に固定したことを特徴とするエ
    スカレータ梱包体。
JP1987107864U 1987-07-14 1987-07-14 Expired - Lifetime JPH0528221Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987107864U JPH0528221Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14
KR1019880007832A KR940006283B1 (ko) 1987-07-14 1988-06-28 에스카레이터의 포장체
CN88104352A CN1007233B (zh) 1987-07-14 1988-07-14 自动扶梯(escalator)包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987107864U JPH0528221Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6411976U JPS6411976U (ja) 1989-01-23
JPH0528221Y2 true JPH0528221Y2 (ja) 1993-07-20

Family

ID=31342662

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527576U (ja) * 1978-08-11 1980-02-22
JPS5713077A (en) * 1980-06-26 1982-01-23 Mitsubishi Electric Corp Reinforcing device for truss

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116566U (ja) * 1982-02-01 1983-08-09 三菱電機株式会社 包装装置
JPS59181065U (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 三菱電機株式会社 包装装置

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JPS6411976U (ja) 1989-01-23

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