JPH0528120A - マルチプロセツサ処理方式 - Google Patents
マルチプロセツサ処理方式Info
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- JPH0528120A JPH0528120A JP17911391A JP17911391A JPH0528120A JP H0528120 A JPH0528120 A JP H0528120A JP 17911391 A JP17911391 A JP 17911391A JP 17911391 A JP17911391 A JP 17911391A JP H0528120 A JPH0528120 A JP H0528120A
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- Japan
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- processor
- processing
- processors
- multiprocessor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 資源の有効利用を図り、システムの処理時間
を短縮する。 【構成】 主従関係にある二つのプロセッサ1,2と共
用メモリ21とを備え、このメモリにロードされたプロ
グラムを上記プロセッサ1,2で分担して実行すること
で複数作業の並列処理を行うマルチプロセッサの処理方
式において、前記プログラムに二つのプロセッサのいず
れもが実行可能のコモンプログラムを含ませ、各々の稼
働状況に応じて各プロセッサ1,2が実行するコモンプ
ログラムの配分を加減することにより、並行処理量がほ
ぼ均等になるようにした。
を短縮する。 【構成】 主従関係にある二つのプロセッサ1,2と共
用メモリ21とを備え、このメモリにロードされたプロ
グラムを上記プロセッサ1,2で分担して実行すること
で複数作業の並列処理を行うマルチプロセッサの処理方
式において、前記プログラムに二つのプロセッサのいず
れもが実行可能のコモンプログラムを含ませ、各々の稼
働状況に応じて各プロセッサ1,2が実行するコモンプ
ログラムの配分を加減することにより、並行処理量がほ
ぼ均等になるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストプロセッサとロ
ーカルプロセッサという主従関係をもつ二つのプロセッ
サを用い、複数のプログラムをこれらプロセッサで分担
することで複数作業の並列処理を行うマルチプロセッサ
処理方式に関する。
ーカルプロセッサという主従関係をもつ二つのプロセッ
サを用い、複数のプログラムをこれらプロセッサで分担
することで複数作業の並列処理を行うマルチプロセッサ
処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】負荷分散を目的とするマルチプロセッサ
処理方式では、図3のシステム構成図に示すように、C
PU10とメモリ装置11とを有するホストプロセッサ
1と、ローカルプロセッサ2とを備え、前者を主、後者
を従として処理内容を階層レベル毎に分割し、同期をと
りながら複数処理を同時に行っている。この場合、処理
内容をブロック毎に並列化して分割する方式もあるが、
処理内容を主従間で分割する点では階層レベル毎に分割
する方式と共通する。
処理方式では、図3のシステム構成図に示すように、C
PU10とメモリ装置11とを有するホストプロセッサ
1と、ローカルプロセッサ2とを備え、前者を主、後者
を従として処理内容を階層レベル毎に分割し、同期をと
りながら複数処理を同時に行っている。この場合、処理
内容をブロック毎に並列化して分割する方式もあるが、
処理内容を主従間で分割する点では階層レベル毎に分割
する方式と共通する。
【0003】ローカルプロセッサ2には、CPU21、
ROM(Read Only Memory)22、およびホストプロセ
ッサからもアクセス可能なRAM(Random Ac
cess Memory)23が設けられ、ROM22
にはOS(Operating System)やロー
ダ等の基本プログラムが予めロードされている。また、
RAM23にはローカルプロセッサ2による処理用プロ
グラムの外、ホストプロセッサ1からOSの拡張部やア
プリケーション等の追加プログラムがロードされ、ハー
ドウエアに依存しない処理についてはある程度のRAM
21の共用化が図られている。
ROM(Read Only Memory)22、およびホストプロセ
ッサからもアクセス可能なRAM(Random Ac
cess Memory)23が設けられ、ROM22
にはOS(Operating System)やロー
ダ等の基本プログラムが予めロードされている。また、
RAM23にはローカルプロセッサ2による処理用プロ
グラムの外、ホストプロセッサ1からOSの拡張部やア
プリケーション等の追加プログラムがロードされ、ハー
ドウエアに依存しない処理についてはある程度のRAM
21の共用化が図られている。
【0004】ところで、RAM21にロードされている
全プログラムのうち、ローカルプロセッサ2のみがアク
セス可能となる物理層(アーキテクチャ)に関する部分
についてはホストプロセッサ1側で実行することができ
ず、また、システム管理用アプリケーションのような上
位階層プログラムについてはローカルプロセッサ2側で
は実行することができない。
全プログラムのうち、ローカルプロセッサ2のみがアク
セス可能となる物理層(アーキテクチャ)に関する部分
についてはホストプロセッサ1側で実行することができ
ず、また、システム管理用アプリケーションのような上
位階層プログラムについてはローカルプロセッサ2側で
は実行することができない。
【0005】そのため、従来は、RAM21のメモリ空
間をホストプロセッサ1とローカルプロセッサ2との間
で一律のレベルまたはブロックで固定的に分割し、各々
の分担分のみを使用しながら複数処理を行っていた。
間をホストプロセッサ1とローカルプロセッサ2との間
で一律のレベルまたはブロックで固定的に分割し、各々
の分担分のみを使用しながら複数処理を行っていた。
【0006】図4は従来のマルチプロセッサ処理方式に
よるRAM21の分担範囲の一例を示す図であり、例え
ば6層以上はホストプロセッサ1、5層以下はローカル
プロセッサ2で使用する様子を示している。また、図5
は従来の方式による上記分担範囲の実行手順図である。
図5を参照すると、ホストプロセッサ1は他の優先処理
と7、6層の処理とを実行するとともにローカルプロセ
ッサ2に5層以下の処理層の実行を促す。ローカルプロ
セッサ2はこれを受けて5層以下の分担処理層を実行し
ている。
よるRAM21の分担範囲の一例を示す図であり、例え
ば6層以上はホストプロセッサ1、5層以下はローカル
プロセッサ2で使用する様子を示している。また、図5
は従来の方式による上記分担範囲の実行手順図である。
図5を参照すると、ホストプロセッサ1は他の優先処理
と7、6層の処理とを実行するとともにローカルプロセ
ッサ2に5層以下の処理層の実行を促す。ローカルプロ
セッサ2はこれを受けて5層以下の分担処理層を実行し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
プロセッサ1及びローカルプロセッサ2の各々の処理量
は、そのときのシステム全体に課される作業内容、程度
に応じてダイナミックに変動する。
プロセッサ1及びローカルプロセッサ2の各々の処理量
は、そのときのシステム全体に課される作業内容、程度
に応じてダイナミックに変動する。
【0008】従って、RAM21のメモリ空間を一律の
レベル、ブロックで固定的に分割していた従来の方式で
は、ホストプロセッサ1とローカルプロセッサ2のいず
れもが100[%]稼働の状態にならない場合が多い。
例えば図5において、ホストプロセッサ1が処理すべき
他の優先処理がない場合、その時間帯はホストプロセッ
サ1が稼働していない。そのため、システム全体の処理
時間が長くなり、資源の有効利用が図れない問題があっ
た。
レベル、ブロックで固定的に分割していた従来の方式で
は、ホストプロセッサ1とローカルプロセッサ2のいず
れもが100[%]稼働の状態にならない場合が多い。
例えば図5において、ホストプロセッサ1が処理すべき
他の優先処理がない場合、その時間帯はホストプロセッ
サ1が稼働していない。そのため、システム全体の処理
時間が長くなり、資源の有効利用が図れない問題があっ
た。
【0009】この場合、本来ローカルプロセッサ2で処
理すべき内容の一部をホストプロセッサ1で代行させる
ことも考えられるが、その為にはローカルプロセッサ2
にロードするプログラムの内容をホストプロセッサ1側
にも設ける必要があり、メモリ装置11の容量を増やさ
なければならない問題がある。
理すべき内容の一部をホストプロセッサ1で代行させる
ことも考えられるが、その為にはローカルプロセッサ2
にロードするプログラムの内容をホストプロセッサ1側
にも設ける必要があり、メモリ装置11の容量を増やさ
なければならない問題がある。
【0010】一方、データフロー処理等の並列形マルチ
プロセッサシステムでは、各プロセッサという資源の稼
働状況を監視し、稼働率が100[%]に近づく様に処
理内容を分割する方式があるが、この方式を実行するた
めには、各プロセッサが同一環境、即ち、ハードウエ
ア、ソフトウエア、ALU、RAM、ROM等を持ち、
分割された処理をどのプロセッサで行っても良いという
前提があり、主従関係のプロセッサをもつシステムでは
採用することはできない。
プロセッサシステムでは、各プロセッサという資源の稼
働状況を監視し、稼働率が100[%]に近づく様に処
理内容を分割する方式があるが、この方式を実行するた
めには、各プロセッサが同一環境、即ち、ハードウエ
ア、ソフトウエア、ALU、RAM、ROM等を持ち、
分割された処理をどのプロセッサで行っても良いという
前提があり、主従関係のプロセッサをもつシステムでは
採用することはできない。
【0011】本発明はかかる背景のもとに創案されたも
ので、メモリ容量を増やさずに主従関係のプロセッサで
の各処理効率を高め、システム全体の処理時間を短縮す
ることができるマルチプロセッサ処理方式を提供するこ
とを目的とする。
ので、メモリ容量を増やさずに主従関係のプロセッサで
の各処理効率を高め、システム全体の処理時間を短縮す
ることができるマルチプロセッサ処理方式を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、主従関係にある二つのプロセッサと、こ
れらプロセッサのいずれもがアクセス可能の共用メモリ
とを備え、該メモリにロードされた複数のプログラムを
各プロセッサで分担して実行することにより複数作業の
並列処理を行うマルチプロセッサ処理方式において、前
記複数のプログラムを前記二つのプロセッサのいずか一
方のみが実行可能なプログラムといずれもが実行可能な
コモンプログラムとで構成し、各プロセッサの稼働状態
を監視してこのコモンプログラムの実行配分を変えるこ
とにより各プロセッサの並列処理量をほぼ均等にしたこ
とを特徴とする。
め、本発明は、主従関係にある二つのプロセッサと、こ
れらプロセッサのいずれもがアクセス可能の共用メモリ
とを備え、該メモリにロードされた複数のプログラムを
各プロセッサで分担して実行することにより複数作業の
並列処理を行うマルチプロセッサ処理方式において、前
記複数のプログラムを前記二つのプロセッサのいずか一
方のみが実行可能なプログラムといずれもが実行可能な
コモンプログラムとで構成し、各プロセッサの稼働状態
を監視してこのコモンプログラムの実行配分を変えるこ
とにより各プロセッサの並列処理量をほぼ均等にしたこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明のマルチプロセッサ処理方式では、メモ
リを共用するとともに、このメモリにロードされるプロ
グラムにコモンプログラムを含ませ、更に主従関係にあ
る二つのプロセッサの稼働状況を監視しながらコモンプ
ログラムの実行配分を加減する。これにより、メモリ容
量を増やす必要がなく、しかも、一方のプロセッサの処
理量が多いときに他方のプロセッサでこれを代行するの
で、並列処理量がプロセッサ間でほぼ均等になり、処理
効率が高まる。
リを共用するとともに、このメモリにロードされるプロ
グラムにコモンプログラムを含ませ、更に主従関係にあ
る二つのプロセッサの稼働状況を監視しながらコモンプ
ログラムの実行配分を加減する。これにより、メモリ容
量を増やす必要がなく、しかも、一方のプロセッサの処
理量が多いときに他方のプロセッサでこれを代行するの
で、並列処理量がプロセッサ間でほぼ均等になり、処理
効率が高まる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、本発明は、従来のマルチプロセッサ処理方
式を改良したものなので、システム構成は図3に示した
従来のものを使用し、各構成部品については同一符号を
付して説明する。
する。なお、本発明は、従来のマルチプロセッサ処理方
式を改良したものなので、システム構成は図3に示した
従来のものを使用し、各構成部品については同一符号を
付して説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係るマルチプ
ロセッサ処理方式によるRAM21の分担範囲の一例を
示す図であり、各処理層のうち例えば6,7層にはホス
トプロセッサ1のみが実行可能のプログラム、5層〜2
層にはホストプロセッサ1とローカルプロセッサ2のい
ずれもが実行可能のコモンプログラム、1層にはローカ
ルプロセッサ2のみが実行可能のプログラムをホストプ
ロセッサ1からロードする。
ロセッサ処理方式によるRAM21の分担範囲の一例を
示す図であり、各処理層のうち例えば6,7層にはホス
トプロセッサ1のみが実行可能のプログラム、5層〜2
層にはホストプロセッサ1とローカルプロセッサ2のい
ずれもが実行可能のコモンプログラム、1層にはローカ
ルプロセッサ2のみが実行可能のプログラムをホストプ
ロセッサ1からロードする。
【0016】このようにすれば、ホストプロセッサ1の
処理範囲は7〜2層、ローカルプロセッサ2の処理範囲
は5〜1層となり、5〜2層は一方のプロセッサの処理
内容を他方のプロセッサに分散できる範囲となる。
処理範囲は7〜2層、ローカルプロセッサ2の処理範囲
は5〜1層となり、5〜2層は一方のプロセッサの処理
内容を他方のプロセッサに分散できる範囲となる。
【0017】コモンプログラムには好ましくはリエント
ラントプログラム(re-entrant proguram)を用いる。リ
エントラントプログラムは、複数の処理要求を並列して
処理するための目的プログラム形態で、処理の履歴が要
求毎に記憶管理されるため、処理に必要な作業域を処理
タスク毎に確保できるオブジェクト形式が必要となる。
したがってホストプロセッサ1およびローカルプロセッ
サ2では各々同一のオブジェクトコードを実行すること
になるが、このオブジェクトコードはマシンコードのレ
ベルでもインタープリタの中間言語のレベルでも良いの
で、両プロセッサ1,2におけるアーキテクチャの同一
性はさほど問題にならない。
ラントプログラム(re-entrant proguram)を用いる。リ
エントラントプログラムは、複数の処理要求を並列して
処理するための目的プログラム形態で、処理の履歴が要
求毎に記憶管理されるため、処理に必要な作業域を処理
タスク毎に確保できるオブジェクト形式が必要となる。
したがってホストプロセッサ1およびローカルプロセッ
サ2では各々同一のオブジェクトコードを実行すること
になるが、このオブジェクトコードはマシンコードのレ
ベルでもインタープリタの中間言語のレベルでも良いの
で、両プロセッサ1,2におけるアーキテクチャの同一
性はさほど問題にならない。
【0018】このリエントラントプログラムによれば、
ホストプロセッサ1とローカルプロセッサ2とのいずれ
か一方、又は両プロセッサ1,2で同時に同一処理を実
行することができる。
ホストプロセッサ1とローカルプロセッサ2とのいずれ
か一方、又は両プロセッサ1,2で同時に同一処理を実
行することができる。
【0019】なお、リエントラントプログラム以外のプ
ログラムを用いる場合は、そのプログラムをどちらか一
方のプロセッサのみが実行し得るようにスケジューリン
グを行う。
ログラムを用いる場合は、そのプログラムをどちらか一
方のプロセッサのみが実行し得るようにスケジューリン
グを行う。
【0020】本実施例の処理方式では、更に、各プロセ
ッサ1,2の稼働状況を監視する監視手段を設けてい
る。この監視手段は、両プロセッサ1,2のCPU1
0,20の負荷状態を監視し、いずれか一方が重負荷で
他方が軽負荷のときは前記コモンプログラムの実行配分
を調整することで両者の処理量を調整するものであり、
通常はホストプロセッサ1側に設けられる。
ッサ1,2の稼働状況を監視する監視手段を設けてい
る。この監視手段は、両プロセッサ1,2のCPU1
0,20の負荷状態を監視し、いずれか一方が重負荷で
他方が軽負荷のときは前記コモンプログラムの実行配分
を調整することで両者の処理量を調整するものであり、
通常はホストプロセッサ1側に設けられる。
【0021】このようにすれば、例えばローカルプロセ
ッサ2の処理量が多く、且つホストプロセッサ1の処理
に余裕があることを監視手段で検出したときは、ローカ
ルプロセッサ2の処理をホストプロセッサ1で代行し、
両者の並列処理量をほぼ均等にすることができる。
ッサ2の処理量が多く、且つホストプロセッサ1の処理
に余裕があることを監視手段で検出したときは、ローカ
ルプロセッサ2の処理をホストプロセッサ1で代行し、
両者の並列処理量をほぼ均等にすることができる。
【0022】図2は本実施例の処理方式による各処理層
の実行手順の一例を示した図である。図2を参照する
と、ホストプロセッサ1は他の優先処理と例えば7、6
層の処理とを実行するとともにローカルプロセッサ2に
5層以下の処理の実行を促す。ローカルプロセッサ2は
これを受けて5層以下の分担処理を実行する。また、ホ
ストプロセッサ1で他の優先処理を行う必要がなくなっ
た場合は軽負荷となるため、ローカルプロセッサ2に代
わって5層〜2層の処理を行う。
の実行手順の一例を示した図である。図2を参照する
と、ホストプロセッサ1は他の優先処理と例えば7、6
層の処理とを実行するとともにローカルプロセッサ2に
5層以下の処理の実行を促す。ローカルプロセッサ2は
これを受けて5層以下の分担処理を実行する。また、ホ
ストプロセッサ1で他の優先処理を行う必要がなくなっ
た場合は軽負荷となるため、ローカルプロセッサ2に代
わって5層〜2層の処理を行う。
【0023】これにより、ホストプロセッサ1とローカ
ルプロセッサ2の稼働率が従来の方式に比べて著しく高
まり、システム全体に課される複数作業を効率良く処理
することができる。
ルプロセッサ2の稼働率が従来の方式に比べて著しく高
まり、システム全体に課される複数作業を効率良く処理
することができる。
【0024】また、RAM21にロードするプログラム
の多くをコモンプログラムにしたので、ホストプロセッ
サ1側のメモリ装置11の容量を大きくする必要がな
く、資源の有効利用が図れる。
の多くをコモンプログラムにしたので、ホストプロセッ
サ1側のメモリ装置11の容量を大きくする必要がな
く、資源の有効利用が図れる。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、主従関係にある二つのプロセッサのいずれもがアク
セス可能のメモリにロードするプログラムを、各プロセ
ッサのいずか一方のみが実行可能なプログラムといずれ
もが実行可能なコモンプログラムとで構成し、各プロセ
ッサの稼働状態を監視することでこのコモンプログラム
の実行配分を変えるようにしたので、各プロセッサの並
列処理量をほぼ均等にすることができるという効果を奏
する。これにより、メモリ容量を増やさずに、主従関係
にあるプロセッサの処理効率を高めることができるマル
チプロセッサ処理方式を提供することができる。
ば、主従関係にある二つのプロセッサのいずれもがアク
セス可能のメモリにロードするプログラムを、各プロセ
ッサのいずか一方のみが実行可能なプログラムといずれ
もが実行可能なコモンプログラムとで構成し、各プロセ
ッサの稼働状態を監視することでこのコモンプログラム
の実行配分を変えるようにしたので、各プロセッサの並
列処理量をほぼ均等にすることができるという効果を奏
する。これにより、メモリ容量を増やさずに、主従関係
にあるプロセッサの処理効率を高めることができるマル
チプロセッサ処理方式を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係るマルチプロセッサ処理
方式による共用メモリの分担範囲の一例を示す図であ
る。
方式による共用メモリの分担範囲の一例を示す図であ
る。
【図2】図1の分担範囲によるメモリの処理層の実行手
順図である。
順図である。
【図3】マルチプロセッサ処理方式を実行するための一
般的なシステム構成図である。
般的なシステム構成図である。
【図4】従来のマルチプロセッサ処理方式による共用メ
モリの分担範囲の一例を示す図である。
モリの分担範囲の一例を示す図である。
【図5】図4の分担範囲によるメモリの処理層の実行手
順図である。
順図である。
1…ホストプロセッサ、2…ローカルプロセッサ、21
…RAM(共用メモリ)。
…RAM(共用メモリ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 主従関係にある二つのプロセッサと、こ
れらプロセッサのいずれもがアクセス可能の共用メモリ
とを備え、該メモリにロードされた複数のプログラムを
各プロセッサで分担して実行することにより複数作業の
並列処理を行うマルチプロセッサ処理方式において、 前記複数のプログラムを前記二つのプロセッサのいずか
一方のみが実行可能なプログラムといずれもが実行可能
なコモンプログラムとで構成し、各プロセッサの稼働状
態を監視してこのコモンプログラムの実行配分を変える
ことにより各プロセッサの並列処理量をほぼ均等にした
ことを特徴とするマルチプロセッサ処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17911391A JPH0528120A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | マルチプロセツサ処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17911391A JPH0528120A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | マルチプロセツサ処理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528120A true JPH0528120A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16060243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17911391A Pending JPH0528120A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | マルチプロセツサ処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528120A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7299167B2 (en) | 2003-10-23 | 2007-11-20 | Yokogawa Electric Corporation | Function adding system |
WO2018220702A1 (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-06 | 三菱電機株式会社 | 管理装置、管理方法及び管理プログラム |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP17911391A patent/JPH0528120A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7299167B2 (en) | 2003-10-23 | 2007-11-20 | Yokogawa Electric Corporation | Function adding system |
WO2018220702A1 (ja) * | 2017-05-30 | 2018-12-06 | 三菱電機株式会社 | 管理装置、管理方法及び管理プログラム |
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