JPH05280917A - 管端形状測定装置 - Google Patents

管端形状測定装置

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JPH05280917A
JPH05280917A JP10904292A JP10904292A JPH05280917A JP H05280917 A JPH05280917 A JP H05280917A JP 10904292 A JP10904292 A JP 10904292A JP 10904292 A JP10904292 A JP 10904292A JP H05280917 A JPH05280917 A JP H05280917A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
rotary frame
deviation
measured
detecting means
Prior art date
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Pending
Application number
JP10904292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Uramoto
俊明 浦本
Atsuo Nagashima
淳雄 長嶋
Fumihiko Iwashita
文彦 岩下
Naoto Kobayashi
尚登 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kokan Koji KK
Original Assignee
Nippon Kokan Koji KK
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Publication date
Application filed by Nippon Kokan Koji KK filed Critical Nippon Kokan Koji KK
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Publication of JPH05280917A publication Critical patent/JPH05280917A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】管端部の断面形状を簡単に、かつ精度良く計測
する。 【構成】固定部材3を管1端部に固定し、あらかじめ設
定した基準位置からステッピングモ−タ5により回転フ
レ−ム4を一定角度毎に回転する。回転フレ−ム4の先
端部に取り付けられた変位検出手段7で管端部の内径の
偏差を計測する。計測した偏差を制御部11で一定角度
毎に記録し、その軌跡を求めて管端部の断面形状を明確
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばガス管や送油
管等の管端部の形状を計測する管端形状測定装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えばガス管等を溶接して接続する場合
には、図5に示すように、溶接する管1aと管1bの継
手部51の芯出しをしてル−トギャップや目違いを所定
の許容範囲に抑える必要がある。このため一方の管1a
の端部に例えばアウタ−クランプ52を複数のクランプ
手段53で固定し、他方の管1bを移動してル−トギャ
ップを所定の範囲に設定するとともに、クランプ手段5
4を調節して管1bの位置を変えて目違いを修正してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように管1aと
管1bの目違いをアウタ−クランプ52で修正する場
合、管1aと管1bが小口径管のときは、肉圧が薄く比
較的重量が軽いとともに、管径の公差も比較的小さいた
めに簡単に修正することができる。しかしながら例えば
500mm以上の大口径管のときには、肉圧が厚く管自体の
重量が重くなるとともに、管径の公差も例えば±0.8%
と大きくなり管端部が必ずしも真円にはなっていないた
め、管毎に端部の断面形状が異なる。このため継手部の
目違いを修正するための修正力が大きくなり、芯出作業
に時間を要した。
【0004】この芯出作業はほぼ同様な断面形状をした
管を選んで接続すれば目違いの発生も少なく容易にでき
るが、従来は管端部の断面形状を例えば棒ゲ−ジで2個
所程度計測するだけであり、正確な断面形状を計測する
ことはできなかった。
【0005】この発明は係る短所を解決するためになさ
れたものであり、管端部の断面形状を簡単に、かつ精度
良く計測することができる管端形状測定装置を得ること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る管端形状
測定装置は、管端部に固定するクランプ手段を外周の複
数個所に有する固定部材と、固定部材に軸支された回転
フレ−ムと、回転フレ−ムの先端部に取り付けられ、管
端部の内径の偏差を計測する変位検出手段と、固定部材
に取り付けられ、回転フレ−ムを回転する駆動手段と、
回転フレ−ムの回転角を計測する角度検出手段と、角度
検出手段からの回転角を入力し駆動手段を一定角度毎に
回転させるとともに、一定角度毎に変位検出手段で計測
した偏差を入力して記憶,表示するする制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明においては、固定部材を管端部に固定
し、あらかじめ設定した基準位置から駆動手段により回
転フレ−ムを一定角度毎に回転しながら、回転フレ−ム
の先端部に取り付けられた変位検出手段で管端部の内径
の偏差を計測する。この計測した偏差を制御手段で一定
角度毎に記録し、その軌跡を求めることにより管端部の
断面形状を明確にする。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す側面断面図
である。図に示すように、管1の管端部の断面形状を計
測する管端形状測定装置2は固定部材3と、回転フレ−
ム4と、回転フレ−ム4を回転するステッピングモ−タ
5と、エンコ−ダ6及び変位検出手段7とを有する。固
定部材3は回転フレ−ム4等を管1の端部に固定するも
のであり、図2の正面図に示すように、外周部に管1の
端部内面に当接する複数のストッパ8と複数の位置調節
部9とが径方向に位置が変えられるように取り付けられ
ている。この固定部材3の中心部にはステッピングモ−
タ5が取り付けられている。回転フレ−ム4は変位検出
手段7を回転させるものであり、中心部がステッピング
モ−タ5の回転軸に連結され、一方の先端部に例えば歪
み計からなる変位検出手段7がとり取り付けられ、他方
の先端部にはバランスウエイト10が取り付けられてい
る。エンコ−ダ6は回転フレ−ム4の回転角度を計測す
るものであり、回転フレ−ム4の回転軸4aに取り付け
られている。
【0009】ステッピングモ−タ5とエンコ−ダ6及び
変位検出手段7は、図3のブロック図に示すように制御
部11にコネクタ12を介して接続されている。制御部
11は装置全体を管理するCPU13とROM14,R
AM15,操作表示部16,記録部17及びモ−タ駆動
部18を有する。
【0010】次ぎに上記のように構成された管端形状測
定装置2で管1の端部の形状を計測する場合の動作を説
明する。
【0011】初期処理として、まず管1の基準位置を定
め、基準位置の内径を棒ケ−ジ等で計測し、計測値を操
作表示部16から入力して管1の番号と共にRAM15
に格納する。次ぎに固定部材3のストッパ8と位置調節
部9のボルト9aを管1の端部内面に突き当てて、固定
部材3の中心が管1の中心に位置するように調節してか
ら位置調節部9のボルト9aを締め付けて固定部材3を
管1の端部に固定する。その後、操作表示部16を操作
してステッピングモ−タ5を駆動し、回転フレ−ム4に
取り付けた変位検出手段7を基準位置に合わせる。そし
て変位検出手段7の出力を零に初期設定する。この初期
設定が終了したら計測処理に入る。
【0012】操作表示部16で計測開始を指示すると、
CPU13はモ−タ駆動部18を介してステッピングモ
−タ5を駆動して回転フレ−ム4を回転する。この回転
フレ−ム4の回転角度をエンコ−ダ6で計測し、回転フ
レ−ム4があらかじめ定められた一定角度、例えば5度
回転したらCPU13はモ−タ駆動部18でステッピン
グモ−タ5の駆動を一時停止させて回転フレ−ム4を停
止する。そしてCPU13は変位検出手段7が計測して
いる偏差とエンコ−ダ6で計測している回転角度を読み
込みRAM15に記憶させ、操作表示部16に表示す
る。その後再びステッピングモ−タ5を駆動して回転フ
レ−ム4を一定角度ずつ回転させながら、変位検出手段
7とエンコ−ダ6で偏差と回転角度を計測し、計測した
偏差と回転角度を順次RAM15に記憶させ、操作表示
部16に表示する。そしてエンコ−ダ6で計測している
回転角度が360度に達したら、CPU13はモ−タ駆動
部18によりステッピングモ−タ5を停止させて計測処
理を終了する。この計測された偏差は、図4に示すよう
に、基準位置を中心にして管1の形状に応じて変化す
る。そこでCPU13はRAM15に記憶した計測され
た偏差と回転角度を順次読み出し、基準位置を中心にし
て管1の形状に応じて変化する偏差の軌跡を描き、管1
の番号と基準位置の内径とともに記録部17に送り記録
紙に記録する。その後、管1から固定部材3を取外し、
順次次ぎの管の端部断面形状を計測し記録紙に記録す
る。
【0013】このようにして計測した偏差の軌跡を確認
することにより、管の端部断面形状を正確に把握するこ
とができる。そして端部断面形状がほぼ同じ管を選択し
て接続するようにすると、継手部の目違いの発生を少な
くすることができ、芯出しを簡単にすることができる。
【0014】なお、上記実施例はステッピングモ−タ5
を一定角度毎に一時停止させて管1の内径の偏差を計測
した場合について説明したが、ステッピングモ−タ5の
回転速度を制御して、ステッピングモ−タ5を一時停止
させずに一定角度毎に内径の偏差を計測しても良い。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、固定部
材を管端部に固定し、あらかじめ設定した基準位置から
駆動手段により回転フレ−ムを一定角度毎に回転しなが
ら、回転フレ−ムの先端部に取り付けられた変位検出手
段で管端部の内径の偏差を計測することにより、管の端
部断面形状を簡単かつ高精度に測定することができる。
【0016】このように管の端部断面形状を正確に測定
することができるから、端部断面形状がほぼ同じ管を選
択して接続することができ、継手部の目違いの発生を少
なくして、芯出時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す側面断面図である。
【図2】上記実施例の正面図である。
【図3】上記実施例の制御部を示すブロック図である。
【図4】偏差と回転角度の測定結果を示す分布図である
【図5】管の接続部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 管 3 固定部材 4 回転フレ−ム 5 ステッピングモ−タ 6 エンコ−ダ 7 変位検出手段 11 制御部
フロントページの続き (72)発明者 小林 尚登 東京都三鷹市中原4−27−8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管端部に固定するクランプ手段を外周の
    複数個所に有する固定部材と、固定部材に軸支された回
    転フレ−ムと、回転フレ−ムの先端部に取り付けられ、
    管端部の内径の偏差を計測する変位検出手段と、固定部
    材に取り付けられ、回転フレ−ムを回転する駆動手段
    と、回転フレ−ムの回転角を計測する角度検出手段と、
    角度検出手段からの回転角を入力し駆動手段を一定角度
    毎に回転させるとともに、一定角度毎に変位検出手段で
    計測した偏差を入力して記憶,表示するする制御手段と
    を備えたことを特徴とする管端形状測定装置。
JP10904292A 1992-04-03 1992-04-03 管端形状測定装置 Pending JPH05280917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10904292A JPH05280917A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 管端形状測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10904292A JPH05280917A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 管端形状測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05280917A true JPH05280917A (ja) 1993-10-29

Family

ID=14500136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10904292A Pending JPH05280917A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 管端形状測定装置

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JP (1) JPH05280917A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149858A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Toyo Asano Foundation Co Ltd 非破壊測定用治具、及びそれを用いたコンクリート被り厚測定装置、sc杭におけるコンクリート被り厚測定方法
JP2015506473A (ja) * 2011-12-29 2015-03-02 ヴァルレック オイル アンド ガスフランス 管状コンポーネントの内部輪郭または外部輪郭を測定する装置
US20160123136A1 (en) * 2013-06-05 2016-05-05 Eth Zurich Method and Device for Measuring Pressure Exerted by Earth Material

Cited By (4)

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US20160123136A1 (en) * 2013-06-05 2016-05-05 Eth Zurich Method and Device for Measuring Pressure Exerted by Earth Material
US10060249B2 (en) * 2013-06-05 2018-08-28 Eth Zurich Method and device for measuring pressure exerted by earth material

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