JPH0528034Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0528034Y2 JPH0528034Y2 JP17882487U JP17882487U JPH0528034Y2 JP H0528034 Y2 JPH0528034 Y2 JP H0528034Y2 JP 17882487 U JP17882487 U JP 17882487U JP 17882487 U JP17882487 U JP 17882487U JP H0528034 Y2 JPH0528034 Y2 JP H0528034Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- plate
- molding
- pocket portion
- foam molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 24
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 claims description 11
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 7
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 3
- 229920006328 Styrofoam Polymers 0.000 description 5
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- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 4
- 229920006248 expandable polystyrene Polymers 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
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- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、発泡スチロール成形品の表面加工し
て製造できる成形機に用いられる発泡成形用金型
に関するものである。
て製造できる成形機に用いられる発泡成形用金型
に関するものである。
一般に、発泡スチロール成形品の製造には開閉
成形金型を用い発泡性熱可塑性樹脂粒子（以下ビ
ーズ）を予備発泡し、または予備発泡させずにそ
のまま閉じた成形金型内キヤビテイに充填してか
ら蒸気を注入して加熱成形したのち冷却し、金型
を開けて離型後に乾燥することが普通である。
成形金型を用い発泡性熱可塑性樹脂粒子（以下ビ
ーズ）を予備発泡し、または予備発泡させずにそ
のまま閉じた成形金型内キヤビテイに充填してか
ら蒸気を注入して加熱成形したのち冷却し、金型
を開けて離型後に乾燥することが普通である。
この従来の発泡成形機で用いられる成形金型は
第４図に示すように製品表面にマーク部をつけよ
うとする場合には、マークプレートＡを成形金型
Ｂに重合して取付けて成形作業されていて、この
マークプレートＡには蒸気導入用のスリツトＣが
設けられ蒸気室に連通した状態に位置調整されて
配備されているものであつた。
第４図に示すように製品表面にマーク部をつけよ
うとする場合には、マークプレートＡを成形金型
Ｂに重合して取付けて成形作業されていて、この
マークプレートＡには蒸気導入用のスリツトＣが
設けられ蒸気室に連通した状態に位置調整されて
配備されているものであつた。
ところが、この従来のマークプレートＡはマー
ク部をよけてスリツトＣが備えられているため異
なつたマークのついたプレートを交換して使用す
る場合にはスリツトＣでの配置は一定ではなく、
スリツトＣと蒸気室へ連通するための蒸気孔との
位置がマークプレートＡを取換えるごとに第４図
Ａに示すように位置ずれして使用不能となつた
り、位置調整がやつかいで成形作業前の準備に手
間どるなど欠点があり、この位置ずれをなくすた
めに第４図Ｂの如く成形金型Ｂに窓孔Ｄを大きく
あけてスリツトＣに蒸気が誘導できるようにする
ことも考えられるが、種々あるマークプレートに
共通するものとしては、窓孔が全面積になくては
ならず成形金型が強度的に弱くなつて耐久性がな
く連続作業や過酷な処理条件下では使用できない
など問題があり、信頼性の上で満足できるもので
はなかつた。
ク部をよけてスリツトＣが備えられているため異
なつたマークのついたプレートを交換して使用す
る場合にはスリツトＣでの配置は一定ではなく、
スリツトＣと蒸気室へ連通するための蒸気孔との
位置がマークプレートＡを取換えるごとに第４図
Ａに示すように位置ずれして使用不能となつた
り、位置調整がやつかいで成形作業前の準備に手
間どるなど欠点があり、この位置ずれをなくすた
めに第４図Ｂの如く成形金型Ｂに窓孔Ｄを大きく
あけてスリツトＣに蒸気が誘導できるようにする
ことも考えられるが、種々あるマークプレートに
共通するものとしては、窓孔が全面積になくては
ならず成形金型が強度的に弱くなつて耐久性がな
く連続作業や過酷な処理条件下では使用できない
など問題があり、信頼性の上で満足できるもので
はなかつた。
本考案では、これら従来の欠点を適確に排除し
ようとするもので、マークプレートの互換性を良
好にし、位置調整の作業もいらず発泡スチロール
成形作業のための準備、調整時間も大幅に短縮化
され、安全性の高い発泡スチロール成形作業が可
能な発泡成形機に用いられる発泡成形金型を提供
しようとするものである。
ようとするもので、マークプレートの互換性を良
好にし、位置調整の作業もいらず発泡スチロール
成形作業のための準備、調整時間も大幅に短縮化
され、安全性の高い発泡スチロール成形作業が可
能な発泡成形機に用いられる発泡成形金型を提供
しようとするものである。
本考案は、雄型１と雌型２又は雌型２同志の一
対の成形金型でキヤビテイ３を形成して、該キヤ
ビテイ３内で表面加工用のプレート４を介在させ
て発泡成形品を製造する発泡成形用金型におい
て、前記成形金型に前記プレート４を着脱自在に
備え、該プレート４と成形金型との間に隙間が形
成されるポケツト部５を設け、このポケツト部５
に連通する流体供給用の連通孔６を成形金型に配
備したことを特徴とする発泡成形用金型である。
対の成形金型でキヤビテイ３を形成して、該キヤ
ビテイ３内で表面加工用のプレート４を介在させ
て発泡成形品を製造する発泡成形用金型におい
て、前記成形金型に前記プレート４を着脱自在に
備え、該プレート４と成形金型との間に隙間が形
成されるポケツト部５を設け、このポケツト部５
に連通する流体供給用の連通孔６を成形金型に配
備したことを特徴とする発泡成形用金型である。
この発泡スチロール成形機に用いられる成形金
型では、雄型１と雌型２又は雌型２同志の一対の
成形金型の少なくともいずれかに表面加工用のマ
ークプレート４を介在させるのに、成形金型とマ
ークプレート４との間にポケツト部５が形成され
るようにプレート４をネジ９で固着され、該ポケ
ツト部５に蒸気が導入される連通孔６が連通して
いるのでマークプレート４にあるスリツト８から
の蒸気供給が支障なく、バランスよく行うことが
でき発泡成形品の製造を良好に行うことが可能と
なる。
型では、雄型１と雌型２又は雌型２同志の一対の
成形金型の少なくともいずれかに表面加工用のマ
ークプレート４を介在させるのに、成形金型とマ
ークプレート４との間にポケツト部５が形成され
るようにプレート４をネジ９で固着され、該ポケ
ツト部５に蒸気が導入される連通孔６が連通して
いるのでマークプレート４にあるスリツト８から
の蒸気供給が支障なく、バランスよく行うことが
でき発泡成形品の製造を良好に行うことが可能と
なる。
本考案の実施例を雌型２の成形金型にマークプ
レート４を取付けた第１〜３図例について説明す
ると、雄型１と雌型２との一対の成形金型を対向
して配備し、両金型間にキヤビテイ３を形成し
て、該キヤビテイ３内で表面加工用のプレート４
を介在させるのに前記雌型２に前記プレート４を
着脱自在に嵌め込んで備え、該プレート４と成形
金型との間に隙間が形成されるポケツト部５を設
け、このポケツト部５に連通する流体供給用の連
通孔６を単数又は複数、雌型２に成形金型に配備
してある。
レート４を取付けた第１〜３図例について説明す
ると、雄型１と雌型２との一対の成形金型を対向
して配備し、両金型間にキヤビテイ３を形成し
て、該キヤビテイ３内で表面加工用のプレート４
を介在させるのに前記雌型２に前記プレート４を
着脱自在に嵌め込んで備え、該プレート４と成形
金型との間に隙間が形成されるポケツト部５を設
け、このポケツト部５に連通する流体供給用の連
通孔６を単数又は複数、雌型２に成形金型に配備
してある。
この場合、前記マークプレート４は、表面に文
字、記号その他模様の凹凸状のアーク部７と蒸気
導入用のスリツト８を適宜備えたものであつて、
前記ポケツト部５の周囲にある段付の当接面５1
にネジ９で重合固着されるもので、嵌合状態下に
雄型１又は雌型２のいずれか一方、又はいずれに
も装備できるようにしてある。
字、記号その他模様の凹凸状のアーク部７と蒸気
導入用のスリツト８を適宜備えたものであつて、
前記ポケツト部５の周囲にある段付の当接面５1
にネジ９で重合固着されるもので、嵌合状態下に
雄型１又は雌型２のいずれか一方、又はいずれに
も装備できるようにしてある。
また、前記ポケツト部５としては、成形金型の
内面に形成された複数の凹部からなるものであつ
て、該凹部の周囲に前記プレート４に接触する当
接面５1を有しているものであるが、プレート４
側に凹部のポケツト部５を設けて、その周囲に前
記成形金型との当接面５1を備えたものとしても
よい。
内面に形成された複数の凹部からなるものであつ
て、該凹部の周囲に前記プレート４に接触する当
接面５1を有しているものであるが、プレート４
側に凹部のポケツト部５を設けて、その周囲に前
記成形金型との当接面５1を備えたものとしても
よい。
図中１０はネジ孔、１１は可動側蒸気室、１２
は固定側蒸気室、１３はクランプフレーム、１４
はクランパでリング状のクランプフレーム１３を
複数で押え付ける。１５は機械フレーム、１６は
移動フレームである。
は固定側蒸気室、１３はクランプフレーム、１４
はクランパでリング状のクランプフレーム１３を
複数で押え付ける。１５は機械フレーム、１６は
移動フレームである。
本考案は、雄型と雌型又は雌型同志の一対の成
形金型でキヤビテイを形成して、該キヤビテイ内
で表面加工用のプレートを介在させて発泡成形品
を製造する発泡成形用金型において、前記成形金
型に前記プレートを着脱自在に備え、該プレート
と成形金型との間に隙間が形成されるポケツト部
を設け、このポケツトに連通する流体供給用の連
通孔を成形金型に配備したことにより、種々異な
つたマークプレートを取換えて使用することが容
易にでき、煩雑なスリツトとの位置合せをする必
要がなく、簡便な取付作業で可能であり、発泡ス
チロール成形作業での調整時間も大幅に短縮化さ
れ、金型の耐久性も良好で安全性の高い発泡スチ
ロール成形作業が可能であると共に、マーク形成
のための成形金型の調整、信頼性も極めて高く取
扱い簡便で、かつ設定条件の変更に伴う作業工数
も楽で迅速に行うことができるなど実用上効果が
ある。
形金型でキヤビテイを形成して、該キヤビテイ内
で表面加工用のプレートを介在させて発泡成形品
を製造する発泡成形用金型において、前記成形金
型に前記プレートを着脱自在に備え、該プレート
と成形金型との間に隙間が形成されるポケツト部
を設け、このポケツトに連通する流体供給用の連
通孔を成形金型に配備したことにより、種々異な
つたマークプレートを取換えて使用することが容
易にでき、煩雑なスリツトとの位置合せをする必
要がなく、簡便な取付作業で可能であり、発泡ス
チロール成形作業での調整時間も大幅に短縮化さ
れ、金型の耐久性も良好で安全性の高い発泡スチ
ロール成形作業が可能であると共に、マーク形成
のための成形金型の調整、信頼性も極めて高く取
扱い簡便で、かつ設定条件の変更に伴う作業工数
も楽で迅速に行うことができるなど実用上効果が
ある。
第１図は本考案の実施例を示す分離状態の一部
切欠斜面図、第２図は一部の縦断面図、第３図は
使用状態の縦断面図、第４図Ａ，Ｂは従来の縦断
面図である。 １……雄型、２……雌型、３……キヤビテイ、
４……プレート、５……ポケツト部、５1……当
接面、６……連通孔、７……マーク部、８……ス
リツト、９……ネジ、１０……ネジ孔。
切欠斜面図、第２図は一部の縦断面図、第３図は
使用状態の縦断面図、第４図Ａ，Ｂは従来の縦断
面図である。 １……雄型、２……雌型、３……キヤビテイ、
４……プレート、５……ポケツト部、５1……当
接面、６……連通孔、７……マーク部、８……ス
リツト、９……ネジ、１０……ネジ孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 雄型１と雌型２又は雌型２同志の一対の成形
金型でキヤビテイ３を形成して、該キヤビテイ
３内で表面加工用のプレート４を介在させて発
泡成形品を製造する発泡成形用金型において、
前記成形金型に前記プレート４を着脱自在に備
え、該プレート４と成形金型との間に隙間が形
成されるポケツト部５を設け、このポケツト部
５に連通する流体供給用の連通孔６を成形金型
に配備したことを特徴とする発泡成形用金型。 (2) 前記プレート４が、表面に文字、記号その他
模様の凹凸状のアーク部７と蒸気導入用のスリ
ツト８を備えたものであつて、前記ポケツト部
５の周囲にある段付の当接面５1にネジ９で重
合固着されるものである実用新案登録請求の範
囲第１項記載の発泡成形用金型。 (3) 前記ポケツト部５が、成形金型の内面に形成
された複数の凹部からなるものであつて、該凹
部の周囲に前記プレート４に接触する当接面５
１を有しているものである実用新案登録請求の
範囲第１項記載の発泡成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17882487U JPH0528034Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17882487U JPH0528034Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0185020U JPH0185020U (ja) | 1989-06-06 |
| JPH0528034Y2 true JPH0528034Y2 (ja) | 1993-07-19 |
Family
ID=31470422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17882487U Expired - Lifetime JPH0528034Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528034Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-26 JP JP17882487U patent/JPH0528034Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0185020U (ja) | 1989-06-06 |
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