JPH05279950A - 不織布に浸潤剤を塗布する方法及びコーテッド不織布 - Google Patents
不織布に浸潤剤を塗布する方法及びコーテッド不織布Info
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- JPH05279950A JPH05279950A JP4330291A JP33029192A JPH05279950A JP H05279950 A JPH05279950 A JP H05279950A JP 4330291 A JP4330291 A JP 4330291A JP 33029192 A JP33029192 A JP 33029192A JP H05279950 A JPH05279950 A JP H05279950A
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- D04H1/00—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
- D04H1/40—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties
- D04H1/58—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties by applying, incorporating or activating chemical or thermoplastic bonding agents, e.g. adhesives
- D04H1/64—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties by applying, incorporating or activating chemical or thermoplastic bonding agents, e.g. adhesives the bonding agent being applied in wet state, e.g. chemical agents in dispersions or solutions
- D04H1/655—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties by applying, incorporating or activating chemical or thermoplastic bonding agents, e.g. adhesives the bonding agent being applied in wet state, e.g. chemical agents in dispersions or solutions characterised by the apparatus for applying bonding agents
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 材料の被覆方法であって、
(i) 第一の塗りロールに塗料溶液を導入すること、ここ
で該塗料溶液は約20〜30重量%の浸潤剤及び約70〜80重
量%の溶剤を含むこと; 及び (ii)第一のロールと該第一のロールに隣接する第二の塗
りロールの間の間隙に該材料を通すこと、ここで、(a)
そのロール間隙において、該塗料溶液の一部が該材料の
表面に該第一のロールによって以下のような量で塗布さ
れること、(b)該浸潤剤は、該材料の約0.1 〜0.5 重量
%の量で塗布され、及び(c)該溶剤は、該材料の約1 重
量%を越えない量で該材料に塗布されること、を含むこ
とを特徴とする上記方法。 【効果】 浸潤剤が均一に塗布され、引張強さが改善さ
れる。
で該塗料溶液は約20〜30重量%の浸潤剤及び約70〜80重
量%の溶剤を含むこと; 及び (ii)第一のロールと該第一のロールに隣接する第二の塗
りロールの間の間隙に該材料を通すこと、ここで、(a)
そのロール間隙において、該塗料溶液の一部が該材料の
表面に該第一のロールによって以下のような量で塗布さ
れること、(b)該浸潤剤は、該材料の約0.1 〜0.5 重量
%の量で塗布され、及び(c)該溶剤は、該材料の約1 重
量%を越えない量で該材料に塗布されること、を含むこ
とを特徴とする上記方法。 【効果】 浸潤剤が均一に塗布され、引張強さが改善さ
れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被覆物(coated materi
al) 及び繊維材料の被覆方法に関する。より詳しくは、
本発明は、浸潤剤で均一に被覆され、引張強さが改善さ
れた疎水性不織布に関する。本発明は、特に疎水性不織
布に浸潤剤を高い浴濃度で、かつ低含浸量(wet pick-u
p) で均一に被覆する方法にも関する。さらに、得られ
た不織布に関し、それは両面が親水性であるか、又は一
面が親水性でもう一面が疎水性であるかのいずれであっ
てもよく、後者の場合には“逆止め弁”の性質を示す。
al) 及び繊維材料の被覆方法に関する。より詳しくは、
本発明は、浸潤剤で均一に被覆され、引張強さが改善さ
れた疎水性不織布に関する。本発明は、特に疎水性不織
布に浸潤剤を高い浴濃度で、かつ低含浸量(wet pick-u
p) で均一に被覆する方法にも関する。さらに、得られ
た不織布に関し、それは両面が親水性であるか、又は一
面が親水性でもう一面が疎水性であるかのいずれであっ
てもよく、後者の場合には“逆止め弁”の性質を示す。
【0002】
【従来の技術】疎水性不織布支持体又は材料は、当技術
分野において周知である。いくつかの使い捨て製品、例
えばおむつ及び生理用ナプキンは、疎水性不織布から作
られる表面シートで構成される。これら表面シートの外
側表面は、浸潤剤で一般的に処理され、液体がより素早
く外側表面に浸透して下層にある吸収パッドにより捕ら
えることを可能にする。浸潤剤で処理された外側表面を
有する疎水性材料を使った表面シートは、親水性材料を
使った表面シートよりもそのような適用に好ましい。な
ぜなら、浸潤剤は外側表面に親水性を与え、表面シート
の内面に必要な疎水性を弱めることなく液体の浸透を改
善するからである。疎水性の内面は、浸透した液体を保
持し、浸透した液体の外側表面への逆戻りを阻止し、従
って“逆止め弁”として作用する。
分野において周知である。いくつかの使い捨て製品、例
えばおむつ及び生理用ナプキンは、疎水性不織布から作
られる表面シートで構成される。これら表面シートの外
側表面は、浸潤剤で一般的に処理され、液体がより素早
く外側表面に浸透して下層にある吸収パッドにより捕ら
えることを可能にする。浸潤剤で処理された外側表面を
有する疎水性材料を使った表面シートは、親水性材料を
使った表面シートよりもそのような適用に好ましい。な
ぜなら、浸潤剤は外側表面に親水性を与え、表面シート
の内面に必要な疎水性を弱めることなく液体の浸透を改
善するからである。疎水性の内面は、浸透した液体を保
持し、浸透した液体の外側表面への逆戻りを阻止し、従
って“逆止め弁”として作用する。
【0003】審美的に均一の濃度で不織布に浸潤剤を塗
布すること、及び外面の材料に均一な浸潤性を提供する
ことが望まれている。しかしながら、不織布の表面は一
般的に不規則であり、浸潤剤を均一に塗布することは難
しい。もし、高濃度の浸潤剤を含む塗料溶液が使用され
るならば、特に難しい。これらの理由のため、浸潤剤
は、材料の外側表面への浸潤剤の低濃度溶液の吹付、直
接印刷、又はロール塗布により一般的に塗布される。慣
用の技術を用いて処理された材料の一つの例は、カラミ
(Karami) の米国特許第4,585,449 号に開示されてい
る。低濃度溶液を用いて不織布を被覆する一つの不都合
は、大量の溶剤(一般的に水)が材料により一般的に含
浸されることである。この含浸されたものは溶剤を蒸発
するために被覆物を乾燥することにより取り除かれる。
不織布を浸潤及び乾燥する作業は、材料の引張強さを明
らかに減少させることが観察されてきたので、この乾燥
段階は、材料の強度及び軟度に好ましくない。従って、
材料の引張強さを有意に減少させることなく、材料に浸
潤剤を均一に塗布することができる不織布に浸潤剤を均
一に塗布する方法が当技術分野に必要である。
布すること、及び外面の材料に均一な浸潤性を提供する
ことが望まれている。しかしながら、不織布の表面は一
般的に不規則であり、浸潤剤を均一に塗布することは難
しい。もし、高濃度の浸潤剤を含む塗料溶液が使用され
るならば、特に難しい。これらの理由のため、浸潤剤
は、材料の外側表面への浸潤剤の低濃度溶液の吹付、直
接印刷、又はロール塗布により一般的に塗布される。慣
用の技術を用いて処理された材料の一つの例は、カラミ
(Karami) の米国特許第4,585,449 号に開示されてい
る。低濃度溶液を用いて不織布を被覆する一つの不都合
は、大量の溶剤(一般的に水)が材料により一般的に含
浸されることである。この含浸されたものは溶剤を蒸発
するために被覆物を乾燥することにより取り除かれる。
不織布を浸潤及び乾燥する作業は、材料の引張強さを明
らかに減少させることが観察されてきたので、この乾燥
段階は、材料の強度及び軟度に好ましくない。従って、
材料の引張強さを有意に減少させることなく、材料に浸
潤剤を均一に塗布することができる不織布に浸潤剤を均
一に塗布する方法が当技術分野に必要である。
【0004】
【発明の内容】本発明は、不織布のような繊維支持体に
浸潤剤の高濃度溶液を均一に塗布する方法を提供するこ
とにより、上述の必要性を満たす。高濃度溶液の塗布
は、材料の含浸量をより低くし、その次に行われる材料
の乾燥及びそれに関連した引張強さの損失を減少させ
る。これにより、均一に被覆された強い不織布が提供さ
れる。一般的に、本発明は材料の被覆方法を提供し、そ
の方法は以下の工程を含む;第一の塗りロールへ塗料溶
液を導入すること、ここで該塗料溶液は約20〜30重量%
の浸潤剤化合物及び約70〜80重量%の溶剤を含む;そし
て第一のロール及び第一のロールに隣接して置かれた第
二の塗りロールの間、即ちロール間隙を通って材料を通
すこと、ここで浸潤剤が材料の約0.1 〜0.5 重量%の量
で材料に塗布され、及び、溶剤が材料の約1重量%を越
えない量で材料に塗布される量において、塗料溶液の一
部は材料の表面に第一のロールによって塗布される。本
発明の他の面は、コーテッドウェブを提供することであ
り、それは不織布及び不織布の表面の実質的に均一な塗
料を含む。塗料は、不織布の約0.1 〜0.5 重量%の量で
塗布される浸潤剤及び該材料の約1重量%以下の量で該
不織布に塗布される溶媒を含む。
浸潤剤の高濃度溶液を均一に塗布する方法を提供するこ
とにより、上述の必要性を満たす。高濃度溶液の塗布
は、材料の含浸量をより低くし、その次に行われる材料
の乾燥及びそれに関連した引張強さの損失を減少させ
る。これにより、均一に被覆された強い不織布が提供さ
れる。一般的に、本発明は材料の被覆方法を提供し、そ
の方法は以下の工程を含む;第一の塗りロールへ塗料溶
液を導入すること、ここで該塗料溶液は約20〜30重量%
の浸潤剤化合物及び約70〜80重量%の溶剤を含む;そし
て第一のロール及び第一のロールに隣接して置かれた第
二の塗りロールの間、即ちロール間隙を通って材料を通
すこと、ここで浸潤剤が材料の約0.1 〜0.5 重量%の量
で材料に塗布され、及び、溶剤が材料の約1重量%を越
えない量で材料に塗布される量において、塗料溶液の一
部は材料の表面に第一のロールによって塗布される。本
発明の他の面は、コーテッドウェブを提供することであ
り、それは不織布及び不織布の表面の実質的に均一な塗
料を含む。塗料は、不織布の約0.1 〜0.5 重量%の量で
塗布される浸潤剤及び該材料の約1重量%以下の量で該
不織布に塗布される溶媒を含む。
【0005】従って、本発明の目的は、改善した被覆物
及び材料の被覆方法を提供することである。さらに、本
発明の目的は、高濃度の塗料溶液を使用して、含浸量及
び引張強さの損失を減少し、乾燥の必要性が減少し、ま
た除かれてもよい繊維材料の被覆方法を提供することで
ある。さらに、本発明の目的は、被覆物の乾燥を必要と
せず、微生物学的試験により不的確なレベルの細菌が存
在しないことが確証される繊維材料の被覆方法を提供す
ることである。さらに本発明の目的は、引張強さが改善
され、一つの好ましい態様においては一方の表面が疎水
性であり、他方が親水性である、逆止め弁の性質を示す
被覆物を提供することでもある。
及び材料の被覆方法を提供することである。さらに、本
発明の目的は、高濃度の塗料溶液を使用して、含浸量及
び引張強さの損失を減少し、乾燥の必要性が減少し、ま
た除かれてもよい繊維材料の被覆方法を提供することで
ある。さらに、本発明の目的は、被覆物の乾燥を必要と
せず、微生物学的試験により不的確なレベルの細菌が存
在しないことが確証される繊維材料の被覆方法を提供す
ることである。さらに本発明の目的は、引張強さが改善
され、一つの好ましい態様においては一方の表面が疎水
性であり、他方が親水性である、逆止め弁の性質を示す
被覆物を提供することでもある。
【0006】本発明を、好ましい態様及び方法について
記載するが、本発明はこのような態様又は方法に限定さ
れないものと理解されるであろう。一方、本発明は、特
許請求の範囲記載の別法、改良法及びそれらと同等のも
のをすべてカバーする。不織布18は、好ましくは疎水
性、不織布ウェブであり、その坪量は1平方ヤード当た
りのオンス(osy)が約0.5 〜1.0 であるが、その坪量は
臨界的とは知られておらず、また、例えば必要とされる
適用によって2.5osyまで高くてもよい。そのような材料
は、当技術分野において周知であり、以下に掲げる特許
に説明されるような慣用の方法で製造してもよい:ドー
シャー(Dorscher)らの米国特許第3,692,618 号; キネー
(Kinney)の米国特許第3,338,992 号及び第3,341,394
号;レビー(Levy)の米国特許第3,502,538 号; ハートマ
ン(Hartmann)の米国特許第3,502,763 号及び第3,909,00
9 号; ドボ(Dobo)らの米国特許第3,542,615 号; ハーモ
ン(Harmon)のカナダ特許第803,714 号;及びアペル(App
el) らの米国特許第4,340,563 号。他の不織布及び不織
布形成方法も、本発明に使用する。
記載するが、本発明はこのような態様又は方法に限定さ
れないものと理解されるであろう。一方、本発明は、特
許請求の範囲記載の別法、改良法及びそれらと同等のも
のをすべてカバーする。不織布18は、好ましくは疎水
性、不織布ウェブであり、その坪量は1平方ヤード当た
りのオンス(osy)が約0.5 〜1.0 であるが、その坪量は
臨界的とは知られておらず、また、例えば必要とされる
適用によって2.5osyまで高くてもよい。そのような材料
は、当技術分野において周知であり、以下に掲げる特許
に説明されるような慣用の方法で製造してもよい:ドー
シャー(Dorscher)らの米国特許第3,692,618 号; キネー
(Kinney)の米国特許第3,338,992 号及び第3,341,394
号;レビー(Levy)の米国特許第3,502,538 号; ハートマ
ン(Hartmann)の米国特許第3,502,763 号及び第3,909,00
9 号; ドボ(Dobo)らの米国特許第3,542,615 号; ハーモ
ン(Harmon)のカナダ特許第803,714 号;及びアペル(App
el) らの米国特許第4,340,563 号。他の不織布及び不織
布形成方法も、本発明に使用する。
【0007】浸潤剤14をプリンター10を使用して不織布
18の表面50に塗布し、表面50に親水性を提供する。プリ
ンター10は好ましくは“示差(differential)”型のプリ
ンターであり、ここで“示差”型のプリンターとは、グ
ラビアロールスピードを材料について変化し得るか、又
はグラビアロールスピードを変えることなく線速度を坪
量の変化について補正できるプリンターを指称する。最
も好ましいプリンターは、図1に示すような“逆L形”
示差オフセットプリンターとして当技術分野に知られる
プリンターである。浸潤剤14は、好ましくは非イオン性
界面活性剤である。坪量が約0.8osyまでの不織布の使用
に好ましい浸潤剤は、ユニオンカーバイド(Union Carbi
de) から購入できる“トリトンX-102 ”である。ファイ
ンテックス(Finetex Inc.)から購入できる“ゲムテック
ス(Gemtex)SM-33 ”は、特に“逆止め弁”の性質が必要
でなく、坪量が約0.8osy以上の不織布での使用に好まし
い浸潤剤である。一定のパーソナルケアへの適用のた
め、材料上の浸潤剤の表面濃度が約0.1 %〜0.5 %、概
して及び好ましくは約0.16%〜0.38%が望ましいことが
経験的に分かっている。“フォウンテインレスパン(fou
ntainless pan)”のドクターブレードシステム44は、慣
用の方法においてグラビアロール38へ浸潤剤14を含む溶
液を均一に塗布する。溶液は、溶液の重量に対して浸潤
剤を好ましくは約20〜100 %、最も好ましくは約25%含
む高濃度の水溶液である。
18の表面50に塗布し、表面50に親水性を提供する。プリ
ンター10は好ましくは“示差(differential)”型のプリ
ンターであり、ここで“示差”型のプリンターとは、グ
ラビアロールスピードを材料について変化し得るか、又
はグラビアロールスピードを変えることなく線速度を坪
量の変化について補正できるプリンターを指称する。最
も好ましいプリンターは、図1に示すような“逆L形”
示差オフセットプリンターとして当技術分野に知られる
プリンターである。浸潤剤14は、好ましくは非イオン性
界面活性剤である。坪量が約0.8osyまでの不織布の使用
に好ましい浸潤剤は、ユニオンカーバイド(Union Carbi
de) から購入できる“トリトンX-102 ”である。ファイ
ンテックス(Finetex Inc.)から購入できる“ゲムテック
ス(Gemtex)SM-33 ”は、特に“逆止め弁”の性質が必要
でなく、坪量が約0.8osy以上の不織布での使用に好まし
い浸潤剤である。一定のパーソナルケアへの適用のた
め、材料上の浸潤剤の表面濃度が約0.1 %〜0.5 %、概
して及び好ましくは約0.16%〜0.38%が望ましいことが
経験的に分かっている。“フォウンテインレスパン(fou
ntainless pan)”のドクターブレードシステム44は、慣
用の方法においてグラビアロール38へ浸潤剤14を含む溶
液を均一に塗布する。溶液は、溶液の重量に対して浸潤
剤を好ましくは約20〜100 %、最も好ましくは約25%含
む高濃度の水溶液である。
【0008】グラビアロール38は、好ましくはプリント
技術に慣習的に使用されるタイプの金属ロールであり、
“カッド”パターンとして1 インチ当たり約300 〜700
のセルをもつ当技術分野で公知のセルパターン及び約1.
5 〜4.0 CBM(ビリオンミクロン単位(cubic billion mic
rons) 、1平方インチ当たりの量) のセルサイズを有す
る金属ロールである。最も好ましいグラビアロールは、
550 (1インチ当たりのセル数) カッド、1.7CBMとして当
技術分野で公知のものである。グラビアロールは、好ま
しくは約20〜120 %の線速度、最も好ましくは約60%の
線速度で回転する( 線速度は以下に記載したが、好まし
くは1 分当たり約300 〜1,500 フィートである) 。代表
的なサンプルについてグラビアロールスピードの関数で
表した浸潤剤のパーセント表面濃度を示すグラフを、図
4に示す。
技術に慣習的に使用されるタイプの金属ロールであり、
“カッド”パターンとして1 インチ当たり約300 〜700
のセルをもつ当技術分野で公知のセルパターン及び約1.
5 〜4.0 CBM(ビリオンミクロン単位(cubic billion mic
rons) 、1平方インチ当たりの量) のセルサイズを有す
る金属ロールである。最も好ましいグラビアロールは、
550 (1インチ当たりのセル数) カッド、1.7CBMとして当
技術分野で公知のものである。グラビアロールは、好ま
しくは約20〜120 %の線速度、最も好ましくは約60%の
線速度で回転する( 線速度は以下に記載したが、好まし
くは1 分当たり約300 〜1,500 フィートである) 。代表
的なサンプルについてグラビアロールスピードの関数で
表した浸潤剤のパーセント表面濃度を示すグラフを、図
4に示す。
【0009】塗りロール24は、好ましくはプリント技術
に慣習的に使用されるタイプのゴムロールであり、約60
〜85のジュロメーター硬度のゴムロールである。グラビ
アロール38は、作業において所望の量の塗料溶液を不織
布へ次の塗布のために塗りロールに移すために、塗りロ
ール24から一定の間隔をあける。塗りロール24とグラビ
アロール38の距離、即ちロール間隙39は所望の表面濃度
を達成するために好ましくは約1/16〜1/2 インチであ
り、坪量が約0.7osyである不織布に塗料溶液を塗布する
時、最適には約3/16インチである。塗りロール24は、好
ましくは1分当たり約300 〜約1,500 フィートの線速度
で材料が前進する速度で回転し、最適の線速度1分当た
り約500 フィートの速度で回転する。バッキングロール
20は、好ましくはジュロメーター硬度が約90である、プ
リント技術に周知の型の金属又はゴムロールのいずれか
である。塗りロール24と同じ線速度を提供する速度でバ
ッキングロールは回転する。バッキングロール20と塗り
ロール24との間隙、即ちロール間隙30は、被覆不織布の
坪量が約0.7osyの時、好ましくは約1/4 〜3/4 インチで
あり、最適には約3/8 インチである。
に慣習的に使用されるタイプのゴムロールであり、約60
〜85のジュロメーター硬度のゴムロールである。グラビ
アロール38は、作業において所望の量の塗料溶液を不織
布へ次の塗布のために塗りロールに移すために、塗りロ
ール24から一定の間隔をあける。塗りロール24とグラビ
アロール38の距離、即ちロール間隙39は所望の表面濃度
を達成するために好ましくは約1/16〜1/2 インチであ
り、坪量が約0.7osyである不織布に塗料溶液を塗布する
時、最適には約3/16インチである。塗りロール24は、好
ましくは1分当たり約300 〜約1,500 フィートの線速度
で材料が前進する速度で回転し、最適の線速度1分当た
り約500 フィートの速度で回転する。バッキングロール
20は、好ましくはジュロメーター硬度が約90である、プ
リント技術に周知の型の金属又はゴムロールのいずれか
である。塗りロール24と同じ線速度を提供する速度でバ
ッキングロールは回転する。バッキングロール20と塗り
ロール24との間隙、即ちロール間隙30は、被覆不織布の
坪量が約0.7osyの時、好ましくは約1/4 〜3/4 インチで
あり、最適には約3/8 インチである。
【0010】不織布18を被覆するための示差プリンター
10を使用することにより、得られる被覆物34は、より均
一な浸潤剤の塗料を有し、慣習的に製造された被覆物を
越えた引張強さが改善される。高濃度の浴又は溶液を使
用して不織布の被覆の効果を測定するために、0.7osyの
疎水性不織布に25重量%の“トリトンX-102 ”を塗布す
ることにより代表的なサンプルを製造した。線速度が50
0fpmで、300fpm(60 %線速度) のグラビアロールスピー
ドを生ずる“逆L形”示差オフセットプリンターを使用
して溶液を塗布した。代表的なサンプルの含浸量は約0.
9 %であり、浸潤剤の平均表面濃度は約0.3 %固体(塗
布量) であった。乾燥は必須ではなかった。これによ
り、1平方ヤード当たり約0.24グラムの塗料溶液の均一
な分布を生じた。図2及び図3を参照すると、代表的な
サンプルの浸潤剤の表面濃度が横方向(図2)及び縦方
向(図3)に均一であることがわかる。代表的なサンプ
ルは、材料の表面濃度について全部で5.0 %の変動係数
を示し、本発明の材料は10.0%以下の表面濃度の変動係
数を一般的に示すだろう。代表的なサンプルの引張強さ
の損失を、処理された材料と未処理の材料の引張強さに
ついて(RTM-6200により)横方向又はデクル位に関して
比較することにより測定した。本発明により処理した材
料は、引張強さを5 %損失した。これを、スプレー処理
及びスチームカン上での第二の乾燥が必要な処理を利用
して製造された被覆物が少なくとも21%引張強さを一般
的に損失することと比較する。
10を使用することにより、得られる被覆物34は、より均
一な浸潤剤の塗料を有し、慣習的に製造された被覆物を
越えた引張強さが改善される。高濃度の浴又は溶液を使
用して不織布の被覆の効果を測定するために、0.7osyの
疎水性不織布に25重量%の“トリトンX-102 ”を塗布す
ることにより代表的なサンプルを製造した。線速度が50
0fpmで、300fpm(60 %線速度) のグラビアロールスピー
ドを生ずる“逆L形”示差オフセットプリンターを使用
して溶液を塗布した。代表的なサンプルの含浸量は約0.
9 %であり、浸潤剤の平均表面濃度は約0.3 %固体(塗
布量) であった。乾燥は必須ではなかった。これによ
り、1平方ヤード当たり約0.24グラムの塗料溶液の均一
な分布を生じた。図2及び図3を参照すると、代表的な
サンプルの浸潤剤の表面濃度が横方向(図2)及び縦方
向(図3)に均一であることがわかる。代表的なサンプ
ルは、材料の表面濃度について全部で5.0 %の変動係数
を示し、本発明の材料は10.0%以下の表面濃度の変動係
数を一般的に示すだろう。代表的なサンプルの引張強さ
の損失を、処理された材料と未処理の材料の引張強さに
ついて(RTM-6200により)横方向又はデクル位に関して
比較することにより測定した。本発明により処理した材
料は、引張強さを5 %損失した。これを、スプレー処理
及びスチームカン上での第二の乾燥が必要な処理を利用
して製造された被覆物が少なくとも21%引張強さを一般
的に損失することと比較する。
【0011】本発明のプリント方法では、塗りロールか
ら材料が被覆され; それゆえに被覆物の一方のみが親水
性であり、他方が疎水性である。親水性材料は浸潤可能
な材料であり、20ミリリットルより少ない流出を生じ
る; 疎水性材料では、20ミリリットルより多い流出が生
じる。親水性及び疎水性表面を持つ材料は、すばやく液
体を通し、その液体を戻さない。従って、そのような材
料は、“逆止め弁”として作用する。処理後、材料の両
面を接触させるような方法でロール状に巻かれない時、
本発明により処理された坪量が約0.5 〜1.0osyの材料
は、逆止め弁として作用することが観察された。浸潤剤
の塗布後、坪量が約0.85osy より少ない材料が巻き取ら
れる時、未処理の側にいくらかの浸潤剤が移り、両面に
親水性を生じる。未処理の側へ浸潤剤を移すのに必要と
される時間は、坪量による。坪量が約0.85osy より多い
材料は、シート又はロール状において逆止め弁の性質を
残す。坪量が0.85osy を越える材料に両面の親水性が望
まれるならば、慣用の4 つのロールの示差プリンター
(デュアルプリンター(dual printer))を、両側に浸潤
剤を塗布するために利用してもよい。
ら材料が被覆され; それゆえに被覆物の一方のみが親水
性であり、他方が疎水性である。親水性材料は浸潤可能
な材料であり、20ミリリットルより少ない流出を生じ
る; 疎水性材料では、20ミリリットルより多い流出が生
じる。親水性及び疎水性表面を持つ材料は、すばやく液
体を通し、その液体を戻さない。従って、そのような材
料は、“逆止め弁”として作用する。処理後、材料の両
面を接触させるような方法でロール状に巻かれない時、
本発明により処理された坪量が約0.5 〜1.0osyの材料
は、逆止め弁として作用することが観察された。浸潤剤
の塗布後、坪量が約0.85osy より少ない材料が巻き取ら
れる時、未処理の側にいくらかの浸潤剤が移り、両面に
親水性を生じる。未処理の側へ浸潤剤を移すのに必要と
される時間は、坪量による。坪量が約0.85osy より多い
材料は、シート又はロール状において逆止め弁の性質を
残す。坪量が0.85osy を越える材料に両面の親水性が望
まれるならば、慣用の4 つのロールの示差プリンター
(デュアルプリンター(dual printer))を、両側に浸潤
剤を塗布するために利用してもよい。
【0012】本発明により処理された材料のミクロポア
濾過(Micropore filtration)試験は、未処理材料と比較
した時、クラスI、クラスII及びクラスIII のバクテリ
アのレベルが減少することを示した。クラスIには、バ
シルス種、コリネバクテリウム、他のグラム陽性桿菌、
糸状菌及び酵母菌(鵞口瘡カンジダを除く) があげられ
る。クラスIIには、ブドウ球菌種(黄色ブドウ球菌を除
く) 、シュードモナス種(緑膿菌を除く)、腸内細菌科
(大腸菌及びサルモネラ種を除く) 、他のグラム陽性球
菌、酸化発酵バクテリア、及び他のグラム陰性桿菌があ
げられる。クラスIII には黄色ブドウ球菌、大腸菌、緑
膿菌、サルモネラ種及び鵞口瘡カンジダがあげられる。
コントロールのCFU は全部で17であるが、処理したサン
プルのどのCFU も10を越えなかった。前述の記述は本発
明の好ましい態様に関しており、請求項に記載した本発
明の性質及び範囲から離れることなしに改良法及び別法
を行ってもよい。
濾過(Micropore filtration)試験は、未処理材料と比較
した時、クラスI、クラスII及びクラスIII のバクテリ
アのレベルが減少することを示した。クラスIには、バ
シルス種、コリネバクテリウム、他のグラム陽性桿菌、
糸状菌及び酵母菌(鵞口瘡カンジダを除く) があげられ
る。クラスIIには、ブドウ球菌種(黄色ブドウ球菌を除
く) 、シュードモナス種(緑膿菌を除く)、腸内細菌科
(大腸菌及びサルモネラ種を除く) 、他のグラム陽性球
菌、酸化発酵バクテリア、及び他のグラム陰性桿菌があ
げられる。クラスIII には黄色ブドウ球菌、大腸菌、緑
膿菌、サルモネラ種及び鵞口瘡カンジダがあげられる。
コントロールのCFU は全部で17であるが、処理したサン
プルのどのCFU も10を越えなかった。前述の記述は本発
明の好ましい態様に関しており、請求項に記載した本発
明の性質及び範囲から離れることなしに改良法及び別法
を行ってもよい。
【0013】
【図1】 本発明により材料に塗料を塗布するために使
用した“逆L形”示差オフセットプリンターの斜視図で
ある。
用した“逆L形”示差オフセットプリンターの斜視図で
ある。
【図2】 横方向の関数で表した本発明の被覆物上の浸
潤剤のパーセント表面濃度を示すグラフである。
潤剤のパーセント表面濃度を示すグラフである。
【図3】 縦方向の関数として表した本発明の被覆物上
の浸潤剤のパーセント表面濃度を示すグラフである。
の浸潤剤のパーセント表面濃度を示すグラフである。
【図4】 グラビアロール速度の関数で表した本発明の
被覆物上の浸潤剤のパーセント表面濃度を示すグラフで
ある。
被覆物上の浸潤剤のパーセント表面濃度を示すグラフで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 1/28 8720−4D 7/04 8720−4D D06M 13/52 // D21H 23/56 7199−3B D21H 5/00 H D06M 13/52 (72)発明者 シェリル アン パーキンス アメリカ合衆国 ジョージア州 30075 ロズウェル フェアヘヴン ウェイ 4977 (72)発明者 ジョン ジョセフ サヨヴィッツ アメリカ合衆国 ジョージア州 30068 マリエッタ トリニティー コート 4687
Claims (23)
- 【請求項1】 材料の被覆方法であって、 (i) 第一の塗りロールに塗料溶液を導入すること、ここ
で該塗料溶液は約20〜30重量%の浸潤剤及び約70〜80重
量%の溶剤を含むこと; 及び (ii)第一のロールと該第一のロールに隣接する第二の塗
りロールの間の間隙に該材料を通すこと、ここで、(a)
そのロール間隙において、該塗料溶液の一部が該材料の
表面に該第一のロールによって以下のような量で塗布さ
れること、(b)該浸潤剤は、該材料の約0.1 〜0.5 重量
%の量で塗布され、及び(c)該溶剤は、該材料の約1 重
量%を越えない量で該材料に塗布されること、を含むこ
とを特徴とする上記方法。 - 【請求項2】 該塗料溶液が該材料の表面に移された
後、該材料の引張強さはそれが被覆される前の該材料の
引張強さの少なくとも90%である、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】 該材料が不織布である、請求項1に記載
の方法。 - 【請求項4】 該不織布が、1平方ヤード当たり約0.5
〜1.0 オンスの坪量の疎水性不織布を含むことを特徴と
する、請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 該ロール間隙が約1/4 〜3/4 インチ離れ
た該第一のロールと該第二のロールにより形成される、
請求項1 に記載の方法。 - 【請求項6】 該塗料溶液を該第一のロールに塗布する
ために置かれた第三のロールをさらに含むことを特徴と
する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 該第三のロールが該第一のロールから約
1/16〜1/2 インチ離れて置かれる、請求項6に記載の方
法。 - 【請求項8】 該浸潤剤が界面活性剤である、請求項1
に記載の方法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の方法により作られる材
料。 - 【請求項10】 請求項2に記載の方法により作られる
材料。 - 【請求項11】 請求項3に記載の方法により作られる
材料。 - 【請求項12】 請求項4に記載の方法により作られる
材料。 - 【請求項13】 請求項5に記載の方法により作られる
材料。 - 【請求項14】 請求項6に記載の方法により作られる
材料。 - 【請求項15】 請求項7に記載の方法により作られる
材料。 - 【請求項16】 請求項8に記載の方法により作られる
材料。 - 【請求項17】 表面濃度の変動係数が10%以下の塗料
が少なくとも一方に施されている繊維材料を含むことを
特徴とするコーテッドウェブ。 - 【請求項18】 請求項17のコーテッドウェブであっ
て: (i) 不織布;及び (ii)該不織布の表面の塗料を含むことを特徴としてお
り、該塗料が:(a)不織布の約0.1 〜0.5 重量%で該不
織布に塗布される浸潤剤、及び(b)該材料の約1重量%
を越えない量で該不織布に塗布される溶剤、を含むこと
を特徴とするコーテッドウェブ。 - 【請求項19】 該コーテッドウェブの引張強さが、不
織布の引張強さの少なくとも90%である、請求項18に
記載のコーテッドウェブ。 - 【請求項20】 該溶剤が水である、請求項18に記載
のコーテッドウェブ。 - 【請求項21】 該浸潤剤が界面活性剤を含む、請求項
18に記載のコーテッドウェブ。 - 【請求項22】 該塗料が、示差プリンターを使用して
該表面に塗布される、請求項18に記載のコーテッドウ
ェブ。 - 【請求項23】 該浸潤剤が、該ウェブの被覆された側
に親水性、及び該ウェブの反対側に疎水性を与える、請
求項18に記載のコーテッドウェブ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US80674791A | 1991-12-13 | 1991-12-13 | |
US07/806747 | 1991-12-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05279950A true JPH05279950A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=25194762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4330291A Pending JPH05279950A (ja) | 1991-12-13 | 1992-12-10 | 不織布に浸潤剤を塗布する方法及びコーテッド不織布 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0546580B1 (ja) |
JP (1) | JPH05279950A (ja) |
KR (1) | KR930013307A (ja) |
AU (1) | AU658701B2 (ja) |
CA (1) | CA2069839A1 (ja) |
DE (1) | DE69214609T2 (ja) |
ES (1) | ES2093168T3 (ja) |
MX (1) | MX9206513A (ja) |
ZA (1) | ZA928532B (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011074542A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Daio Paper Corp | 水解性シートの製造方法及び拭き取りシートの製造方法 |
WO2014104321A1 (ja) * | 2012-12-29 | 2014-07-03 | ユニ・チャーム株式会社 | 清掃部材を製造する方法及び装置 |
US9067328B2 (en) | 2012-12-29 | 2015-06-30 | Unicharm Corporation | Cutting device and method of production of cleaning member using cutting device |
US9185969B2 (en) | 2012-12-29 | 2015-11-17 | Unicharm Corporation | Method of producing opened fiber bundle, method of producing cleaning member, apparatus which opens fiber bundle, and system which produces cleaning member |
US9212011B2 (en) | 2013-01-10 | 2015-12-15 | Unicharm Corporation | Stacking device and method of production of web member |
US9279199B2 (en) | 2012-12-29 | 2016-03-08 | Unicharm Corporation | Method and apparatus for manufacturing cleaning member |
US9393722B2 (en) | 2013-01-10 | 2016-07-19 | Unicharm Corporation | Method of production of web member including tow |
US9757882B2 (en) | 2012-12-29 | 2017-09-12 | Unicharm Corporation | Method of producing opened fiber bundle, and method of producing cleaning member, apparatus which opens fiber bundle, and system which produces cleaning member |
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US10098516B2 (en) | 2012-12-29 | 2018-10-16 | Unicharm Corporation | Method for producing cleaning member, and system for producing cleaning member |
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FI109710B (fi) * | 1996-02-09 | 2002-09-30 | Suominen Nonwovens Ltd | Kuitukankaiden viimeistelymenetelmä sekä menetelmällä käsiteltyä kangasta sisältävä tuote |
US6787184B2 (en) | 2001-06-16 | 2004-09-07 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Treated nonwoven fabrics |
US20050181118A1 (en) * | 2004-02-12 | 2005-08-18 | Janssen Robert A. | Method for the precision saturation of substrates in preparation for digital printing, and the substrates produced therefrom |
EP2473660B1 (en) * | 2009-09-03 | 2015-11-11 | First Quality Nonwovens, Inc. | Two-sided hydrophilic/hydrophobic nonwoven and method of manufacturing thereof |
US9237973B2 (en) | 2012-01-31 | 2016-01-19 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Treated apertures |
WO2019026008A1 (en) | 2017-08-01 | 2019-02-07 | Sabic Global Technologies B.V. | AQUEOUS POLYMERIC DISPERSIONS, PROCESSES FOR MAKING SUCH AQUEOUS POLYMER DISPERSIONS AND BOREHOLE FIBER WHEAT |
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DE8009293U1 (de) * | 1980-04-03 | 1981-09-17 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Steckverbindung für Zündverteiler von Brennkraftmaschinen |
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-
1992
- 1992-05-28 CA CA002069839A patent/CA2069839A1/en not_active Abandoned
- 1992-11-05 ZA ZA928532A patent/ZA928532B/xx unknown
- 1992-11-12 MX MX9206513A patent/MX9206513A/es not_active IP Right Cessation
- 1992-12-07 AU AU29959/92A patent/AU658701B2/en not_active Ceased
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- 1992-12-11 EP EP92121195A patent/EP0546580B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-11 ES ES92121195T patent/ES2093168T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-12-11 DE DE69214609T patent/DE69214609T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-12 KR KR1019920024053A patent/KR930013307A/ko not_active Application Discontinuation
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