JPH05279904A - 安全ヘルメット - Google Patents
安全ヘルメットInfo
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- JPH05279904A JPH05279904A JP4163332A JP16333292A JPH05279904A JP H05279904 A JPH05279904 A JP H05279904A JP 4163332 A JP4163332 A JP 4163332A JP 16333292 A JP16333292 A JP 16333292A JP H05279904 A JPH05279904 A JP H05279904A
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- inner shell
- safety helmet
- helmet
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/06—Impact-absorbing shells, e.g. of crash helmets
- A42B3/066—Impact-absorbing shells, e.g. of crash helmets specially adapted for cycling helmets, e.g. for soft shelled helmets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/08—Chin straps or similar retention devices
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A42—HEADWEAR
- A42B—HATS; HEAD COVERINGS
- A42B3/00—Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
- A42B3/04—Parts, details or accessories of helmets
- A42B3/28—Ventilating arrangements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S2/00—Apparel
- Y10S2/01—Ventilated garment
Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部シェルと同様内部シェルが備えられ内部
シェルが硬質材料製であり衝撃吸収ライナーの内側面を
実質的に被覆するようにした安全ヘルメットを提供する
こと。 【構成】 安全ヘルメットは硬質の内部シェルと外部シ
ェル及び衝撃吸収埋め体を含む。内部シェルはその下方
縁部及びその外側において上方に開いている樋を形成
し、その樋内に埋め体が挿入される。樋の自由縁部は樋
の底部上方の外部シェルの下方縁部と結合する。2個の
シェルは埋め体と共に通気開口部を形成し、この開口部
は2個のシェルの部分によりライニングされる。1実施
態様においては内部シェルはヘルメットの内部面の全て
の面をカバーする。他の実施態様では内部シェルの主要
部分が軟質埋め体に配設されるので、これは主として装
着者の頭に接触する埋め体であるがリム部分に対しては
内部シェルが依然埋め体の底縁部を包囲している。
シェルが硬質材料製であり衝撃吸収ライナーの内側面を
実質的に被覆するようにした安全ヘルメットを提供する
こと。 【構成】 安全ヘルメットは硬質の内部シェルと外部シ
ェル及び衝撃吸収埋め体を含む。内部シェルはその下方
縁部及びその外側において上方に開いている樋を形成
し、その樋内に埋め体が挿入される。樋の自由縁部は樋
の底部上方の外部シェルの下方縁部と結合する。2個の
シェルは埋め体と共に通気開口部を形成し、この開口部
は2個のシェルの部分によりライニングされる。1実施
態様においては内部シェルはヘルメットの内部面の全て
の面をカバーする。他の実施態様では内部シェルの主要
部分が軟質埋め体に配設されるので、これは主として装
着者の頭に接触する埋め体であるがリム部分に対しては
内部シェルが依然埋め体の底縁部を包囲している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサイクリストの頭部用の
安全ヘルメット又は保護ヘルメットに関するものであ
る。
安全ヘルメット又は保護ヘルメットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】慣用的な安全ヘルメットは、耐衝撃性の
硬質外部シェルと装着者の頭部に適合して頭部を保護す
る輪郭になっている内部衝撃吸収ライナーから成ってい
る。通常、ヘルメットの衝撃吸収部分は、取扱い中に簡
単に損傷して汚染されるような膨脹している発泡ポリス
チレンの如き低密度の軟質材料製である。
硬質外部シェルと装着者の頭部に適合して頭部を保護す
る輪郭になっている内部衝撃吸収ライナーから成ってい
る。通常、ヘルメットの衝撃吸収部分は、取扱い中に簡
単に損傷して汚染されるような膨脹している発泡ポリス
チレンの如き低密度の軟質材料製である。
【0003】1991年3月5日付けでサージ・デクス
トラッスを発明者とする『硬質シェル安全ヘルメット用
保護リム構造』と題する米国特許第4、996、724
号は外部シェルと同じ硬質材料製のリム構造を提供して
外部シェルの下方周縁部を被覆することで前掲の欠点を
部分的に克服している。しかしながら、こうしたヘルメ
ットにおいては、発泡ポリスチレンが依然ヘルメット内
部に露呈された状態にとどまる。
トラッスを発明者とする『硬質シェル安全ヘルメット用
保護リム構造』と題する米国特許第4、996、724
号は外部シェルと同じ硬質材料製のリム構造を提供して
外部シェルの下方周縁部を被覆することで前掲の欠点を
部分的に克服している。しかしながら、こうしたヘルメ
ットにおいては、発泡ポリスチレンが依然ヘルメット内
部に露呈された状態にとどまる。
【0004】十分な耐衝撃性を得るにはこうしたヘルメ
ットのライナーを比較的厚くするか又は前記ライナーの
発泡材料の密度を例えば102kg/m3(6 lb/
ft3)の比較的高いものにしなければならない。
ットのライナーを比較的厚くするか又は前記ライナーの
発泡材料の密度を例えば102kg/m3(6 lb/
ft3)の比較的高いものにしなければならない。
【0005】現存する安全ヘルメットでの他の問題点
は、一旦大きな衝撃を最初に受けるとこのヘルメットが
潰れる傾向があり、分断化され、また、離れて落ちる傾
向があり、その分断された部品同志が相互にバラバラに
なる傾向がある。これは言わばヘルメットの分解であ
る。高速度でのサイクリングの事故では頭部に地面から
の多数の衝撃を受けることが異常であることから不運は
ことである。最初に地面からの衝撃を受けた後、ヘルメ
ット自体が既に分断化され分解されていればヘルメット
を装着しているサイクリストに引き続き地面の衝撃を受
けないよう頭部の箇所を防止することが出来なくなる。
は、一旦大きな衝撃を最初に受けるとこのヘルメットが
潰れる傾向があり、分断化され、また、離れて落ちる傾
向があり、その分断された部品同志が相互にバラバラに
なる傾向がある。これは言わばヘルメットの分解であ
る。高速度でのサイクリングの事故では頭部に地面から
の多数の衝撃を受けることが異常であることから不運は
ことである。最初に地面からの衝撃を受けた後、ヘルメ
ット自体が既に分断化され分解されていればヘルメット
を装着しているサイクリストに引き続き地面の衝撃を受
けないよう頭部の箇所を防止することが出来なくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の全般的目的は
外部シェルと同様内部シェルが備えられ、内部シェルが
硬質材料製であり、実質的に衝撃吸収ライナーの内面を
被覆するようにした前述した特性の安全ヘルメットを提
供することにある。
外部シェルと同様内部シェルが備えられ、内部シェルが
硬質材料製であり、実質的に衝撃吸収ライナーの内面を
被覆するようにした前述した特性の安全ヘルメットを提
供することにある。
【0007】本発明の他の目的は通気開口部でのライナ
ーを含めて衝撃吸収ライナーの表面全てが硬質内部シェ
ルと外部シェルで被覆され、コーテイングされる前述し
た特性の安全ヘルメットを提供することにある。
ーを含めて衝撃吸収ライナーの表面全てが硬質内部シェ
ルと外部シェルで被覆され、コーテイングされる前述し
た特性の安全ヘルメットを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は重量が最低で、しかも
衝撃に対する抵抗性が最大になっている前述した特性の
安全ヘルメットを提供することにある。
衝撃に対する抵抗性が最大になっている前述した特性の
安全ヘルメットを提供することにある。
【0009】本発明の重要な目的は内部シェルの主要部
分がヘルメットの軟質埋め体部分内に埋設される、衝撃
を受けたヘルメット部品の捕獲と保持をなす手段を備え
たこうしたヘルメットの別の実施態様を提供することに
ある。
分がヘルメットの軟質埋め体部分内に埋設される、衝撃
を受けたヘルメット部品の捕獲と保持をなす手段を備え
たこうしたヘルメットの別の実施態様を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の安全ヘルメット
は特にサイクリスト用に設計してあり、硬質外部シェ
ル、硬質内部シェル及び中間衝撃吸収埋め体を含む。内
部シェルは、外方に延在するウエブで形成される底部リ
ム部分とウエブから上方に突出するフランジを定め、こ
うして底部リム部分は上方に開いた樋を定め、前記埋め
体は前記内部シェルの外面に一致して、その外面に付着
し、前記樋を充填し、前記外部シェルは前記埋め体の外
面に緊密に一致し、その外面に付着し且つフランジの上
縁部と共に継手を形成する底縁部を有し、内部シェル、
埋め体及び外部シェルを貫通延在する通気開口部を有し
ている。
は特にサイクリスト用に設計してあり、硬質外部シェ
ル、硬質内部シェル及び中間衝撃吸収埋め体を含む。内
部シェルは、外方に延在するウエブで形成される底部リ
ム部分とウエブから上方に突出するフランジを定め、こ
うして底部リム部分は上方に開いた樋を定め、前記埋め
体は前記内部シェルの外面に一致して、その外面に付着
し、前記樋を充填し、前記外部シェルは前記埋め体の外
面に緊密に一致し、その外面に付着し且つフランジの上
縁部と共に継手を形成する底縁部を有し、内部シェル、
埋め体及び外部シェルを貫通延在する通気開口部を有し
ている。
【0011】好適には、内部シェルと外部シェルは通気
開口部の個々の部分を包囲し、外部シェルの内面から及
び内部シェルの外面から夫々突出し、外部シェルの延在
部が内部シェルの延在部に当接し、前記延在部がこうし
て他の点では前記通気開口部内に露呈されるような埋め
体の表面のライナー・コーテイングを形成する。
開口部の個々の部分を包囲し、外部シェルの内面から及
び内部シェルの外面から夫々突出し、外部シェルの延在
部が内部シェルの延在部に当接し、前記延在部がこうし
て他の点では前記通気開口部内に露呈されるような埋め
体の表面のライナー・コーテイングを形成する。
【0012】本発明の別の実施態様においては、内部シ
ェルの内面の主要部分は粉砕されたヘルメットの衝撃を
受ける部分を共に維持する高められた能力を提供する目
的から第1実施態様における如き埋め体外面に対して適
用されるよりもむしろ埋め体の軟質埋め体内へ厚さ方向
に向かって埋設される。
ェルの内面の主要部分は粉砕されたヘルメットの衝撃を
受ける部分を共に維持する高められた能力を提供する目
的から第1実施態様における如き埋め体外面に対して適
用されるよりもむしろ埋め体の軟質埋め体内へ厚さ方向
に向かって埋設される。
【0013】
【実施例】本発明の保護ヘッドギア又は一般に命名され
ている安全ヘルメット10は外部シェル12、内部シェ
ル14及び衝撃吸収埋め体16を含む。外部シェル12
と内部シェル14はABS樹脂の如き硬質ではあるが弾
性的に可撓的な材料又は同様の熱可塑性材料製である。
好適には、各外部シェル12と内部シェル14は厚さが
約0. 3mmである。衝撃吸収埋め体16は軽量、軟質
ではあるが、実質的に堅固で衝撃を吸収する材料、好適
には、膨脹した発泡ポリスチレン製である。衝撃吸収埋
め体16は好適には平均して厚さが約30mmの不均一
な厚さになっている。先行技術による安全ヘルメットの
発泡部分にみられる102kg/m3(6 lb/ft
3)の通常の密度の代わりに、本発明のヘルメットには
密度が59.5kg/m3(3.5 lb/ft3)に
すぎない埋め体が装備されていた。
ている安全ヘルメット10は外部シェル12、内部シェ
ル14及び衝撃吸収埋め体16を含む。外部シェル12
と内部シェル14はABS樹脂の如き硬質ではあるが弾
性的に可撓的な材料又は同様の熱可塑性材料製である。
好適には、各外部シェル12と内部シェル14は厚さが
約0. 3mmである。衝撃吸収埋め体16は軽量、軟質
ではあるが、実質的に堅固で衝撃を吸収する材料、好適
には、膨脹した発泡ポリスチレン製である。衝撃吸収埋
め体16は好適には平均して厚さが約30mmの不均一
な厚さになっている。先行技術による安全ヘルメットの
発泡部分にみられる102kg/m3(6 lb/ft
3)の通常の密度の代わりに、本発明のヘルメットには
密度が59.5kg/m3(3.5 lb/ft3)に
すぎない埋め体が装備されていた。
【0014】こうした低密度ヘルメット埋め体は最近、
保護ヘッドギアのBー90規格の下における性能要件に
適合することが実演されたので、スネル記念財団(N
Y,セント・ジェームス)により最近証明された(19
91年8月)。従って、このヘルメットはその密度が慣
用的なヘルメット埋め体のほぼ半分程度でもサイクリス
ト用としての安全規格にあっている。
保護ヘッドギアのBー90規格の下における性能要件に
適合することが実演されたので、スネル記念財団(N
Y,セント・ジェームス)により最近証明された(19
91年8月)。従って、このヘルメットはその密度が慣
用的なヘルメット埋め体のほぼ半分程度でもサイクリス
ト用としての安全規格にあっている。
【0015】この点から、完全な内部シェルを提供する
ことは衝撃に対するヘルメットの耐性を著しく高めるこ
とが明らかである。従って、装着者の頭をカバーする内
部シェル14を提供することは、この内部シェルが外部
シェルと埋め体と共に共同的効果を保有することからヘ
ルメットに対する構造上の機能を提供する。
ことは衝撃に対するヘルメットの耐性を著しく高めるこ
とが明らかである。従って、装着者の頭をカバーする内
部シェル14を提供することは、この内部シェルが外部
シェルと埋め体と共に共同的効果を保有することからヘ
ルメットに対する構造上の機能を提供する。
【0016】内部シェル14の下側周縁部には18で示
された底部リム部分が備えられ、このリム部分は外方に
延在するウエブ20及びウエブ20から上方へ突出する
フランジ22で形成してある。従って、底部リム部分1
8は内部シェル14を包囲する上方に開いた樋を形成
し、これは衝撃吸収埋め体16の底部部分で完全に充填
される。外部シェル12は衝撃吸収埋め体16の底部部
分に満たない状態で下方に終端し、その下方縁部はフラ
ンジ22の上縁部と共に継手24を形成する。
された底部リム部分が備えられ、このリム部分は外方に
延在するウエブ20及びウエブ20から上方へ突出する
フランジ22で形成してある。従って、底部リム部分1
8は内部シェル14を包囲する上方に開いた樋を形成
し、これは衝撃吸収埋め体16の底部部分で完全に充填
される。外部シェル12は衝撃吸収埋め体16の底部部
分に満たない状態で下方に終端し、その下方縁部はフラ
ンジ22の上縁部と共に継手24を形成する。
【0017】継手24は好適には図5に示される如くラ
ップ継手であるが、図6に24aで示される如き突き合
わせ継手にも出来る。両方の場合に、継手は好適には審
美上の目的からフランジ22及び外部シェル12の隣接
する部分に付着された片体26で被覆される。片体26
はヘルメット10を完全に被覆する。.
ップ継手であるが、図6に24aで示される如き突き合
わせ継手にも出来る。両方の場合に、継手は好適には審
美上の目的からフランジ22及び外部シェル12の隣接
する部分に付着された片体26で被覆される。片体26
はヘルメット10を完全に被覆する。.
【0018】内部シェル14は前額と首真上の頭の後頭
部を含む装着者の頭に一致し、その頭をカバーするよう
適合している。
部を含む装着者の頭に一致し、その頭をカバーするよう
適合している。
【0019】図3を参照すると、(図面の左側にある)
底部リム部分18の後方部分と衝撃吸収埋め体16の対
応する部分は底部リム部分18の前方部分及び衝撃吸収
埋め体16の対応する部分より厚くなっている。底部リ
ム部分18の後方部分には上方に延在する管状延在部3
0で定められた中央オリフィス28が備えられ、その上
部には衝撃吸収埋め体16が晒されている。中央オリフ
イス28はその管状延在部30と共に図4に示される底
部リム18の上方に切り欠かれた中央部分32内に形成
してある。
底部リム部分18の後方部分と衝撃吸収埋め体16の対
応する部分は底部リム部分18の前方部分及び衝撃吸収
埋め体16の対応する部分より厚くなっている。底部リ
ム部分18の後方部分には上方に延在する管状延在部3
0で定められた中央オリフィス28が備えられ、その上
部には衝撃吸収埋め体16が晒されている。中央オリフ
イス28はその管状延在部30と共に図4に示される底
部リム18の上方に切り欠かれた中央部分32内に形成
してある。
【0020】延在している緩衝パッチ34が内部シェル
14の内側面に付着され、前記頭から内部シェル14を
隔置して維持している間に装着者の頭に接触するよう適
合している。各パッチ34にはベロアー、又はテリー状
の布地が含まれる。
14の内側面に付着され、前記頭から内部シェル14を
隔置して維持している間に装着者の頭に接触するよう適
合している。各パッチ34にはベロアー、又はテリー状
の布地が含まれる。
【0021】ヘルメットを更に補強するため、外部シェ
ル12には長手方向に延在する一対のリム36が備えら
れ、当該リムは外部シェル12の内面から内方に突出し
て、外部シェル12の外面に溝を形成する。同様に、内
部シェル14には一対の長手方向溝38が備えられ、こ
の溝は内部シェルの外面から外部シェル12に向かって
外方に突出する。リム36及び溝38は長手方向にて整
合し、好適にはヘルメットの後方から前方へ広がってい
る。
ル12には長手方向に延在する一対のリム36が備えら
れ、当該リムは外部シェル12の内面から内方に突出し
て、外部シェル12の外面に溝を形成する。同様に、内
部シェル14には一対の長手方向溝38が備えられ、こ
の溝は内部シェルの外面から外部シェル12に向かって
外方に突出する。リム36及び溝38は長手方向にて整
合し、好適にはヘルメットの後方から前方へ広がってい
る。
【0022】通気開口部40、42がヘルメットを通じ
て形成され、更に詳細には外部シェル12、緩衝吸収埋
め体16及び内部シェル14を通じて形成される。通気
開口部40はリム36、溝38を通じて位置付けられ、
一方、通気開口部42はヘルメットの中央面に沿って
又、リム36、溝38の前方に配設される。明らかに、
付加的通気開口部を設けることも出来よう。これらの通
気開口部は内部シェル14と外部シェル12内で形成で
形成された部分が夫々管状延在部44、46で包囲され
るという事実を特徴としている。管状延在部44は外部
シェル12から内方に突出し、一方管状延在部46は内
部シェル14から外方へ突出する。これら2つの管状延
在部は図6に示される如く突き合わせ継手50を形成す
べく衝撃吸収埋め体16の表面を完全に被覆する。すな
わち、管状延在部44、46は、通気開口部40、42
にさらされてしまうおそれのある埋め体16の表面を完
全に被覆する。
て形成され、更に詳細には外部シェル12、緩衝吸収埋
め体16及び内部シェル14を通じて形成される。通気
開口部40はリム36、溝38を通じて位置付けられ、
一方、通気開口部42はヘルメットの中央面に沿って
又、リム36、溝38の前方に配設される。明らかに、
付加的通気開口部を設けることも出来よう。これらの通
気開口部は内部シェル14と外部シェル12内で形成で
形成された部分が夫々管状延在部44、46で包囲され
るという事実を特徴としている。管状延在部44は外部
シェル12から内方に突出し、一方管状延在部46は内
部シェル14から外方へ突出する。これら2つの管状延
在部は図6に示される如く突き合わせ継手50を形成す
べく衝撃吸収埋め体16の表面を完全に被覆する。すな
わち、管状延在部44、46は、通気開口部40、42
にさらされてしまうおそれのある埋め体16の表面を完
全に被覆する。
【0023】ヘルメットには公知構造の延在ストラップ
52、52aが備えられ、長さ調節器54と顎ストラッ
プ56が含まれ、顎ストラップは部分的にのみ示してあ
る。ヘルメットの構造において、保持用のストラップ5
2は横方向に整合した通気開口部40の一部分を通じ、
且つ横方向の溝58で作成され、衝撃吸収埋め体16の
外面に作成され且つ2個の通気開口部40と連通する通
路を通じて外部シェル12下方へ延在する。同様に、一
対の横方向に隔置されたストラップ受入れオリフイス6
0が把持用のストラップ52aの通路のためヘルメット
の前部に形成してある。2個のオリフィス60は衝撃吸
収埋め体16の外側面にある溝62により形成された横
方向通路と連通する。
52、52aが備えられ、長さ調節器54と顎ストラッ
プ56が含まれ、顎ストラップは部分的にのみ示してあ
る。ヘルメットの構造において、保持用のストラップ5
2は横方向に整合した通気開口部40の一部分を通じ、
且つ横方向の溝58で作成され、衝撃吸収埋め体16の
外面に作成され且つ2個の通気開口部40と連通する通
路を通じて外部シェル12下方へ延在する。同様に、一
対の横方向に隔置されたストラップ受入れオリフイス6
0が把持用のストラップ52aの通路のためヘルメット
の前部に形成してある。2個のオリフィス60は衝撃吸
収埋め体16の外側面にある溝62により形成された横
方向通路と連通する。
【0024】内部シェル14と外部シェル12は別々に
成型される。内部シェル14は衝撃吸収埋め体16の材
料が射出される金型内に挿入され、つぎに、ポリスチレ
ンがその金型内でその最終形状まで膨脹し、高温の内部
シェル14の外側面に付着する。結果的に生じた組み立
て体は一旦硬化すると、把持用のストラップ52、52
aの位置付け後に衝撃吸収埋め体16に付着される外部
シェル12で被覆される。パッチたる管状延在部44は
最終的には、内部シェル14上に位置付けられる。結果
的に生じたヘルメットは極めて軽量であり、最低の厚さ
を有し、こうしたヘルメットの衝撃に対する抵抗性を規
制している規則に完全に適応している。
成型される。内部シェル14は衝撃吸収埋め体16の材
料が射出される金型内に挿入され、つぎに、ポリスチレ
ンがその金型内でその最終形状まで膨脹し、高温の内部
シェル14の外側面に付着する。結果的に生じた組み立
て体は一旦硬化すると、把持用のストラップ52、52
aの位置付け後に衝撃吸収埋め体16に付着される外部
シェル12で被覆される。パッチたる管状延在部44は
最終的には、内部シェル14上に位置付けられる。結果
的に生じたヘルメットは極めて軽量であり、最低の厚さ
を有し、こうしたヘルメットの衝撃に対する抵抗性を規
制している規則に完全に適応している。
【0025】ヘルメットの第2実施態様が図13、図1
4に110の箇所で図解してあり、第1実施態様の参照
番号に対応する番号に100を付けてあらわす。すなわ
ち、図9−図12における別の内部シェル114は第1
実施態様の内部シェル14の場合と同様、硬質である
が、弾性的で可撓的な材料製である。しかしながら、そ
の相対的硬さは実質的に小さい。好適には内部シェル1
4は低減化した厚さ、例えば、0.1mm(内部シェル
14の厚さの約1/3)に出来よう。
4に110の箇所で図解してあり、第1実施態様の参照
番号に対応する番号に100を付けてあらわす。すなわ
ち、図9−図12における別の内部シェル114は第1
実施態様の内部シェル14の場合と同様、硬質である
が、弾性的で可撓的な材料製である。しかしながら、そ
の相対的硬さは実質的に小さい。好適には内部シェル1
4は低減化した厚さ、例えば、0.1mm(内部シェル
14の厚さの約1/3)に出来よう。
【0026】これら2つの内部シェルの間の第2の相違
点は内部シェル114が好適にはそこを貫通する更に多
数の通気開口部140を有している点である。
点は内部シェル114が好適にはそこを貫通する更に多
数の通気開口部140を有している点である。
【0027】しかしながら、内部シェルの間の第3の及
び主たる相違点は内部シェル114が途中で埋め体11
6に設置されることである。実際、図13及び図14で
最も良く理解される如く、内部シェル114の主要部分
は埋め体116内に厚さ方向で埋設され、一方、内部シ
ェル114のリム部分118は埋設されず、むしろ、リ
ム部分118は埋め体116の底部縁部分で完全に充填
される上方向に開いた樋を形成する。従って、内部シェ
ル114の主たる全般的にくぼんだ壁は埋め体116の
厚さ内に密封されるので、装着者の頭の側頭部の周りに
公知の様式で係合するよう埋め体116の厚さから内部
シェル部分たるリム部分118が外方に突出しているそ
のリム部分を除いてサイクリストの頭の上部分と接触す
るようになるのは埋め体116の内側壁であり、決して
内部シェル114ではない。
び主たる相違点は内部シェル114が途中で埋め体11
6に設置されることである。実際、図13及び図14で
最も良く理解される如く、内部シェル114の主要部分
は埋め体116内に厚さ方向で埋設され、一方、内部シ
ェル114のリム部分118は埋設されず、むしろ、リ
ム部分118は埋め体116の底部縁部分で完全に充填
される上方向に開いた樋を形成する。従って、内部シェ
ル114の主たる全般的にくぼんだ壁は埋め体116の
厚さ内に密封されるので、装着者の頭の側頭部の周りに
公知の様式で係合するよう埋め体116の厚さから内部
シェル部分たるリム部分118が外方に突出しているそ
のリム部分を除いてサイクリストの頭の上部分と接触す
るようになるのは埋め体116の内側壁であり、決して
内部シェル114ではない。
【0028】従って、内部シェル114が埋め体116
の軟質体を通じて横方向に係合し、内部に厚さ方向にて
埋設されるようになるリム部分118に隣接しているヘ
ルメット110の内側面に余剰環状部分115が定めら
れる。好適には、この余剰環状部分115は装着者の快
適性のため平滑性でイライラしない内面継手を定めるべ
く埋め体116の内壁と面一になる。
の軟質体を通じて横方向に係合し、内部に厚さ方向にて
埋設されるようになるリム部分118に隣接しているヘ
ルメット110の内側面に余剰環状部分115が定めら
れる。好適には、この余剰環状部分115は装着者の快
適性のため平滑性でイライラしない内面継手を定めるべ
く埋め体116の内壁と面一になる。
【0029】従って、安全ヘルメット10の第1実施態
様の場合と同様、ヘルメット110の第2実施態様につ
いては、2個の硬質シェル112、114および一つの
衝撃吸収埋め体116が存在している。しかしながら、
第1実施態様の安全ヘルメット10においてはヘルメッ
トの内側(窪み)面が全て内部シェル14と整合してい
たが、第2実施態様の安全ヘルメット110においては
ヘルメットの余剰リム部分118のみが内部シェル11
4と整合し、一方、その内面の余剰部分が埋め体116
自体で整合する。内部シェル114を部分的にその軟質
ではあるが実質的に堅固な埋め体116内に埋設する利
点は、ヘルメット110の衝撃吸収能力にある。実際、
ヘルメット110の第2実施態様の場合、外部シェル1
12及び/又は内部シェル114及び/又は埋め体11
6のヘルメット110の衝撃破砕後に続く多数の構造部
片を共に維持する能力として高められる。明らかに、埋
め体116内に埋設される内部シェル114(埋め体1
16は装着者の頭を被覆する)、ヘルメット110に対
する構造上の機能を提供するので。本発明の第1実施態
様の場合と同様、極めて高い衝撃抵抗性を提供する点で
外部シェル112と埋め体116との共同効果を保有す
る。
様の場合と同様、ヘルメット110の第2実施態様につ
いては、2個の硬質シェル112、114および一つの
衝撃吸収埋め体116が存在している。しかしながら、
第1実施態様の安全ヘルメット10においてはヘルメッ
トの内側(窪み)面が全て内部シェル14と整合してい
たが、第2実施態様の安全ヘルメット110においては
ヘルメットの余剰リム部分118のみが内部シェル11
4と整合し、一方、その内面の余剰部分が埋め体116
自体で整合する。内部シェル114を部分的にその軟質
ではあるが実質的に堅固な埋め体116内に埋設する利
点は、ヘルメット110の衝撃吸収能力にある。実際、
ヘルメット110の第2実施態様の場合、外部シェル1
12及び/又は内部シェル114及び/又は埋め体11
6のヘルメット110の衝撃破砕後に続く多数の構造部
片を共に維持する能力として高められる。明らかに、埋
め体116内に埋設される内部シェル114(埋め体1
16は装着者の頭を被覆する)、ヘルメット110に対
する構造上の機能を提供するので。本発明の第1実施態
様の場合と同様、極めて高い衝撃抵抗性を提供する点で
外部シェル112と埋め体116との共同効果を保有す
る。
【0030】衝撃後にヘルメット110のこれら各種の
部片を共に維持することは集合化されていない様式の場
合でも、最初の衝撃に続くサイクリストの頭の究極的な
2次的な地面との衝撃に鑑み、頭に対する衝撃後の保護
をもたらす点で重要である。実際、ヘルメットの目的は
通常、サイクリストが車両のコントロールを失い、地面
に落ちる際生じる頭の負傷を防止することにある。地面
との最初の衝撃によりヘルメットがつぶされる場合は、
サイクリストの頭が第2又は第3の即ちサイクリストの
速度が落下前より相対的に早い場合に地面に頭が当たる
場合の頭の負傷防止を助けないことになろう。
部片を共に維持することは集合化されていない様式の場
合でも、最初の衝撃に続くサイクリストの頭の究極的な
2次的な地面との衝撃に鑑み、頭に対する衝撃後の保護
をもたらす点で重要である。実際、ヘルメットの目的は
通常、サイクリストが車両のコントロールを失い、地面
に落ちる際生じる頭の負傷を防止することにある。地面
との最初の衝撃によりヘルメットがつぶされる場合は、
サイクリストの頭が第2又は第3の即ちサイクリストの
速度が落下前より相対的に早い場合に地面に頭が当たる
場合の頭の負傷防止を助けないことになろう。
【0031】好適には、図9に最も良く図解される如
く、内部シェル114の主たる窪み壁部分の外面は複数
個の内方に突出している空洞170を定めるべく複数個
のランダムな位置で突かれている。こうした空洞170
は内部シェル114の内面上に完全な窪みを形成し、円
筒形の指170´は内部シェル114を埋め体116内
に一層堅固に係止させるよう埋め体116の軟質体内に
入る。内部シェル114の頂点は好適には指170´と
同じ目的から指170´と反対の方向に延在する円錐チ
ップを有する外側に曲がった円筒指170”を含む。
く、内部シェル114の主たる窪み壁部分の外面は複数
個の内方に突出している空洞170を定めるべく複数個
のランダムな位置で突かれている。こうした空洞170
は内部シェル114の内面上に完全な窪みを形成し、円
筒形の指170´は内部シェル114を埋め体116内
に一層堅固に係止させるよう埋め体116の軟質体内に
入る。内部シェル114の頂点は好適には指170´と
同じ目的から指170´と反対の方向に延在する円錐チ
ップを有する外側に曲がった円筒指170”を含む。
【0032】好適にはまた、図13,図14にて示され
る如く、埋め体116の内面になるよう埋め体116の
内面を通じてその外側に曲がった指170´の部片が突
出する。従って、柔らかい埋め体116の内面は硬質材
料製の相互に隔置されている多数の小さいデイスクたる
指170´が付けてある。
る如く、埋め体116の内面になるよう埋め体116の
内面を通じてその外側に曲がった指170´の部片が突
出する。従って、柔らかい埋め体116の内面は硬質材
料製の相互に隔置されている多数の小さいデイスクたる
指170´が付けてある。
【図1】本発明の第1実施態様による安全ヘルメットの
平面図。
平面図。
【図2】図1のヘルメットの側面図。
【図3】図1の3−3線における長手方向断面図。
【図4】図2の4−4線における部分横断面図。
【図5】特に内部シェルと外部シェルの間の継手を示
す、図3又は図4の円5で囲った領域の図面の第2シー
トにおける拡大図。
す、図3又は図4の円5で囲った領域の図面の第2シー
トにおける拡大図。
【図6】継手の他の形式を示す点を除いて図5と同様の
横断面図。
横断面図。
【図7】図3又は図4の円6で囲まれた領域の拡大図。
【図8】図2の7−7線のおける拡大部分横断面。
【図9】ヘルメット内部シェル部分の第2実施態様の平
面図。
面図。
【図10】図9の内部シェルの側面図。
【図11、図12】夫々図9の10−10及び11−1
1線における内部シェルの断面図。
1線における内部シェルの断面図。
【図13,図14】夫々埋め体と外部シェルを含むヘル
メットを完全に示している点が異なる図11及び図12
と類似した図。
メットを完全に示している点が異なる図11及び図12
と類似した図。
10 安全ベルト 12 外部シェル 14 内部シェル 16 衝撃吸収埋め体 18 底部リム部分 20 ウエブ 22 フランジ 24 継手 24a 突き合わせ継手 26 片体 28 中央オリフィス 30 管状延在部 32 中央部分 34 緩衝パッド 36 リブ 38 溝 40 通気開口部 42 通気開口部 44 管状延在部 46 管状延在部 50 突き合わせ継手 52 ストラップ 52a ストラップ 54 長さ調節器 56 顎ストラップ 58 溝 60 オリフィス 62 溝 110 ヘルメット 112 外部シェル 114 内部シェル 115 余剰環状部分 116 埋め体 118 リム部分 140 通気開口部
Claims (17)
- 【請求項1】 サイクリスト用安全ヘルメットであっ
て、硬質外部シェル、硬質内部シェル、中間衝撃吸収埋
め体からなり、前記内部シェルが装着者の頭部と一致
し、合うよう適合し、外方に延在するウエブで形成され
た底部リム部分と前記ウエブから上方へ突出するフラン
ジを定めること、前記底部リム部分がこうして上方に開
く樋を定めること、前記埋め体が前記内部シェルの外面
に一致し且つ付着して前記樋を充填すること、前記埋め
体が実質的に前記フランジと面一の外部面を有するこ
と、前記外部シェルが前記埋め体の外面に緊密に一致
し、その外面に付着し、前記フランジの上部縁部とのジ
ョイントを形成する底部縁部を有し、更に前記内部シェ
ル、埋め体及び外部シェルを貫通延在する通気開口部を
有することから成る安全ヘルメット。 - 【請求項2】 前記外部シェルと内部シェルが前記通気
開口部の個々の部分を包囲し、前記外部シェルの内方に
突出し且つ前記内部シェルの内方に突出する管状延在部
を形成し、外部シェルの延在部が内部シェルの延在部に
当たり、前記延在部が前記通気開口部内に他の様式で晒
される埋め体の表面を被覆するライナ−を形成する請求
項1の安全ヘルメット。 - 【請求項3】 前記ジョイントが突き合わせ継手であ
り、更に前記突き合わせ継手を被覆して前記フランジ及
び前記外部シェルに前記ヘルメットの周り全体に付着す
る請求項1の安全ヘルメット。 - 【請求項4】 前記ジョイントが突き合わせ継ぎ手であ
り、更に前記突き合わせ継手を被覆し、前記フランジと
前記外部シェルに対して前記ヘルメットの周り全体に付
着する片体を含む請求項2の安全ヘルメット。 - 【請求項5】 前記ジョイントがラップ継手である請求
項1の安全ヘルメット。 - 【請求項6】 前記ジョイントがラップ継手である請求
項2の安全ヘルメット。 - 【請求項7】 前記内部シェルと前記埋め体が2個の横
方向に隔置されたヘルメット把持用のストラップ受入れ
オリフィスを有し、前記埋め体の外面に端部において前
記オリフィスと連通する横方向に延在している樋が備え
てあること、前記樋及びオリフィスがヘルメット把持用
ストラップのための前記外部シェルの内側に連続通路を
定める請求項2の安全ヘルメット。 - 【請求項8】 前記リム部分が夫々装着者の額と後頭部
を横切って延在するよう適合した前方部分と後方部分を
有し、前記埋め体が前記後方部分において前記前方部分
より厚くなっていること、前記後方部部分のウエブが前
記樋内で上方に延在している管状延在部で定められるオ
リフィスを有すること及び前記埋め体が前記管状延在部
の上端部において前記オリフィス内に露呈される請求項
1の安全ヘルメット。 - 【請求項9】 更に、前記内部シェルの内面に付着し内
面から突出し、前記内部シェルを前記頭部との接触時に
装着者の頭部から隔置させるよう適合した緩衝用パッチ
を含む請求項1の安全ヘルメット。 - 【請求項10】 前記内部シェルが内部シェルから外方
へ突出する長手方向に延在している内部シェル・リムを
形成し、前記外部シェルが外部シェルから内方に延在す
る長手方向に延在している外部シェル・リムを形成する
請求項1の安全ヘルメット。 - 【請求項11】 各外部シェル・リムがヘルメットの厚
さ方向で組み合っている内部シェル・リムと整合し、前
記通気開口部の少なくとも一部の開口部が前記リムを通
じて延在し且つ位置付けられている請求項10の安全ヘ
ルメット。 - 【請求項12】 サイクリストの頭部の顎保持用ストラ
ップと併用する安全ヘルメットであって: (a)硬質で弾性的に可撓的な外部シェル: (b)主要部分とリム部分を定める硬質で弾性的に可撓
的な内部シェル、後者のリム部分が外方に延在するウエ
ブと前記ウエブから上方外方に突出するフランジで形成
されること、後者のリム部分が従って上方に開く樋を構
成すること;及び (c)これも主要部分とリム部分を定める軟質で実質的
に堅固な衝撃吸収埋め体、前記埋め体の主要部分が前記
サイクリストの頭部の上部に全体的に一致し、その上部
に合うよう適合した外面を定めること;から成り、 前記埋め体リム部分が前記内部シェル・リム部分の外面
に一致して付着し;前記内部シェル主要部分が前記埋め
体主要部分内に厚さ方向に埋設され;前記内部シェル・
リム部分が前記サイクリストの頭部の側部の周り方向で
一致し、合うよう適合していること;前記埋め体リム部
分が実質的に前記フランジと面一の外面を有すること;
前記外部シェルが前記埋め体の外面と一致し且つ外面に
付着し、又、前記フランジの上部縁部と継手を形成する
底部縁部を有すること;及び、更に夫々前記内部シェ
ル、埋め体及び外部シェルを貫通延在する通気開口部を
含むことから成る安全ヘルメット。 - 【請求項13】 前記内部シェルが前記外部シェルに対
して実質的に薄くなっており、従って、その可撓性が高
くなっている請求項12の安全ヘルメット。 - 【請求項14】 前記内部シェルの前記リム部分と主要
部分の間に全体的に環状の余剰部分が定められ、前記ヘ
ルメットで定められる全体の内面が前記サイクリストの
快適性のため平滑になるよう前記余剰部分が前記埋め体
収納部分の隣接領域と面一になっている請求項12の安
全ヘルメット。 - 【請求項15】 前記継手がラップ継手である、請求項
12の安全ヘルメット。 - 【請求項16】 前記外部シェルと内部シェルが前記通
気開口部の個々の部分を包囲し、夫々前記外部シェルの
内方及び前記内部シェルの外方に突出する管状延在部を
形成し、外部シェルの突出部が内部シェルの延在部に当
接し、前記延在部が他の点で前記通気開口部に露呈され
る埋め体の表面を被覆するライナーを形成する請求項1
2の安全ヘルメット。 - 【請求項17】 前記内部シェル主要部分が更に相互に
隔置された多数の横方向指部を含み、前記指部の少なく
と一部の指が前記埋め体主要部分の内面に向かって且つ
その内面を貫通延在するので前記指部の前記少なくとも
一部の各指部で定められる自由端部が実質的に前記埋め
体主要部分内面と面一になる請求項12の安全ヘルメッ
ト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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CA002043725A CA2043725C (en) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | Safety helmet for cyclists |
CA2043725 | 1991-05-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05279904A true JPH05279904A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=4147713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4163332A Pending JPH05279904A (ja) | 1991-05-31 | 1992-06-01 | 安全ヘルメット |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH05279904A (ja) |
CA (1) | CA2043725C (ja) |
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