JPH05279159A - 爆薬組成物 - Google Patents

爆薬組成物

Info

Publication number
JPH05279159A
JPH05279159A JP4088939A JP8893992A JPH05279159A JP H05279159 A JPH05279159 A JP H05279159A JP 4088939 A JP4088939 A JP 4088939A JP 8893992 A JP8893992 A JP 8893992A JP H05279159 A JPH05279159 A JP H05279159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
explosive composition
explosive
liquid
foam
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4088939A
Other languages
English (en)
Inventor
Fortunato Villamagna
フオーチユナト・ヴイラマグナ
Ming Chung Lee
ミング・チヤング・リー
Kumar Chattopadhyay Arun
アラン・クマー・チヤトパドヤイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PPG Architectural Coatings Canada Inc
Original Assignee
ICI Canada Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ICI Canada Inc filed Critical ICI Canada Inc
Publication of JPH05279159A publication Critical patent/JPH05279159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B47/00Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase
    • C06B47/14Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase comprising a solid component and an aqueous phase
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B23/00Compositions characterised by non-explosive or non-thermic constituents
    • C06B23/002Sensitisers or density reducing agents, foam stabilisers, crystal habit modifiers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B47/00Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase
    • C06B47/14Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase comprising a solid component and an aqueous phase
    • C06B47/145Water in oil emulsion type explosives in which a carbonaceous fuel forms the continuous phase

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 増感された爆薬組成物及びその製造方法であ
って、該組成物は気体空隙を含有する液体中気体型フォ
ームを基剤の爆薬組成物に添加することにより増感され
る。フォームは水中で又は非水性の液体担体中で製造さ
れしかも好ましくは粘度調節剤及び発泡剤の添加により
安定化される。爆薬組成物は例えば油中水型のエマルジ
ョン爆薬又は水中油型のスラリー爆薬であり得る。 【効果】 これらの爆薬は、安全性の向上した且つ低温
製造時の融通性のより増大した方法によって製造され、
しかも従来技術の微小中空球の気体空隙含有爆薬よりも
更に経済的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は爆薬組成物に関し、更に
詳しく言えば増感された爆薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】含水爆薬又は爆破薬(blasting
agent)の半固体コロイド状分散物は周知である。これら
の生成物は典型的には、酸化性の成分通常は主として硝
酸アンモニウムと、燃料成分と、水とを含有してなる。
これらの爆破薬はスラリー爆薬として(又は水性ゲルと
して)及びエマルジョン型爆薬として従来技術では記載
されている。
【0003】スラリー爆薬は典型的には酸化剤塩の水溶
液連続相中に分散された燃料の不連続相を含有してな
る。増粘剤を水性相に添加して爆薬の粘度を増大させる
か又はゲル化を行ない、かくして爆薬の組成構造を安定
化させる。
【0004】エマルジョン爆薬は典型的には燃料の連続
相中に分散された酸化剤塩の水溶液の不連続相を含有し
てなる。乳化剤を一般に該分散物に添加して該分散物を
安定化させる。
【0005】爆破薬の性能を改良するためスラリー爆薬
とエマルジョン爆薬との両方に添加剤を添加することも
同様に周知である。これらの添加剤には例えば爆破薬の
強度(ストレングス)及び/又は感度を増大させるため
に爆薬にアルミニウム又は硝酸アンモニウムを添加する
ことがある。
【0006】本発明において特に有用性を有するものは
爆破薬内に小さな空隙を形成する添加剤の添加であり、
該空隙は爆薬の密度を調節し且つ爆薬の感度を増大させ
るのに使用できる。これらの増感された爆薬は、例えば
米国特許第3,674,578号;米国特許3,44
7,978号;米国特許第4,110,134号及び米
国特許第4,181,546号明細書に記載されてい
る。
【0007】爆破薬中に空隙 (voids)を付加する1つの
方法はエマルジョン爆薬に中空のガラス微小球を添加す
ることである。この方法は爆破薬内に空隙を形成するの
に適当な手段を提供するけれども、微小中空球は比較的
高価でありしかもそれらの嵩密度が低いことにより取扱
うのが困難であり得る。
【0008】例えばガラス製の無機の中空微小球、シラ
ス(日本の火山灰)、珪砂、又は珪酸ナトリウム等の如
き1個又は多数の気泡を含有する粒子をも有する、微小
中空球と同様な生成物を使用することも知られている。
しかしながら、これらの材料はガラス微小中空球と同じ
欠点がある。
【0009】米国特許第4,543,137号において
エダムラらは発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタン等か
ら形成したガス(気体)保留剤の如きガス保留剤を使用
することを記載している。エダムラらのガス保留剤は前
記した無機の微小中空球と同様な硬質構造を有すること
ができ該硬質構造は脆弱性となり、取扱い中に破断を受
け易くあるいはガス保留剤は取扱い中に不注意による破
断に対してより耐性であるように軟質でスポンジ状とな
すことができる。
【0010】これらの軟質でスポンジ状のガス保留剤
は、熱可塑性樹脂中で発泡剤を発泡させ且つ熱可塑性樹
脂を硬化させかくして樹脂構造内にガス(気体)を捕捉
させることにより製造される。
【0011】しかしながら、爆破薬にガスの空隙を付加
するこの手順は、爆破薬に添加されるスポンジ状又は硬
質の微小球構造体を先ず製造することを必要とする。
【0012】爆破薬内に空気又はガスの空隙を現場で形
成することは、ガスを充填した微小中空球の添加とは別
の方法であり、典型的には爆破薬中で反応して気泡を生
成する材料を添加することからなる。この気泡は半固体
の爆破薬の粘着性によって爆破薬内に捕捉される。現場
での化学反応により爆破薬内にガスの空隙を形成するこ
とは工業的には化学的な発泡(gassing) と呼ばれる。
【0013】爆薬の化学的な発泡はスラリー及びエマル
ジョン爆薬工業で周知である。米国特許第3,886,
010号及び第3,706,607号明細書においてTh
ornley及びChrispはそれぞれスラリー及び/又はエマル
ジョン爆薬中に亜硝酸塩、弱酸、ヒドラジン及び過酸化
物の如き化学的な発泡剤の使用を記載している。
【0014】化学的な発泡が産業上実施されるけれど
も、その使用は化学的な発泡反応の反応速度を調節する
困難さの故に制限される。発泡の程度は、不十分である
か又は低温の製造温度下では過度に緩慢であり得るかし
かも高温条件下では過大であって掘孔密度を調節不能な
程に生成してしまう。
【0015】爆破薬中にガスの空隙を生成する第3の手
順は、爆破薬内に包蔵されたガスの空隙を随伴するため
に爆破薬組成物を機械的に攪拌することである。この手
順は増感した爆薬を強く機械的に攪拌するという欠点が
ありしかも長期の爆破安定性が不十分となり易い。何故
ならガスが爆破薬から緩慢に失われるからである。
【0016】爆破薬内にガスの空隙を生成する別の方式
はCurtin及び Yatesにより英国特許出願第2,179,
035号に記載されており、該方法では、存在するガス
の少なくとも一部を溶解する大気圧以上の圧力に爆破薬
をかける前に又はかける間に気泡発生剤を爆破薬に添加
するものである。爆破薬を大気圧に迅速に戻し、かくし
て爆破薬組成物中に微細な不連続ガス相を生成する。し
かしながら、この製造方式では増感された爆破薬を加圧
下で製造することを必要とし、かくして加圧した爆薬を
取扱うのに適した特別な装置を必要とするものである。
【0017】従来技術のガスの空隙の添加法の諸問題か
ら見て、ガスの空隙の添加によって増感されるスラリー
又はエマルジョン爆破薬を提供することが本発明の目的
であり、該ガス空隙は前記した諸方式以外の方式によっ
て製造され且つ爆破薬に添加される。
【0018】
【課題を解決するための手段】それ故、本発明による
と、気体空隙によって増感された爆薬組成物であって気
体空隙が本質的に液体中気体型のフォーム(gas-in-liqu
id foam)の分散により爆薬組物中に分布されている爆薬
組成物が提供される。
【0019】爆薬組成物は酸化性の塩と燃料とを含有し
ており、しかも爆薬組成物はスラリー又はエマルジョン
爆薬であるのが好ましい。
【0020】本明細書における用語“フォーム(発泡
体)”は、液体中に分散されている一団となった気泡を
記載するのに用いられる。気泡は液体の薄い、可撓性フ
ィルムによって包囲され、かくして該フィルムによって
互いに分離され、しかもその際に場合によっては該フィ
ルムを安定化するために粘度調節剤又は発泡剤分子を気
体/液体の界面に吸収させながら気泡の分離を行なう。
【0021】フォーム(発泡体)の容量の大部分は気相
であり、典型的には気相はフォームの少なくとも90容
量%よりなる。
【0022】本発明で使用したフォームは、該フォーム
の加圧した液体成分を含有する密閉容器中に加圧したガ
スを装入又は“散布”し、混合し、続いて反応系の圧力
を解放して液体成分内に小さな気泡 (gas bubbles)を形
成することにより製造できる。製造したフォームは次い
で例えば低剪断又は静止混合機により基剤の爆薬組成物
に添加、配合できる。
【0023】前記のフォームを形成するのに使用した加
圧ガスは爆薬の他成分と相溶性であるガスなら何れでも
良い。ガスは空気、二酸化炭素又は窒素であるのが好ま
しいが、液体へのガスの溶解度が増感した爆薬を使用前
に貯蔵する期間及び温度範囲について調節可能であると
するならば何れかの別のガスも使用できる。
【0024】例えばオークス (Oakes)ミキサーの如き高
剪断混合機による如き機械的攪拌によりあるいは液体担
体内にガスの空隙を包蔵する液体担体の低剪断混合によ
り、気泡をまた液体担体中に分散させてフォームを製造
できる。本発明の方法における機械的攪拌は非爆発性の
液体担体について行なうのが好ましく、かくして爆薬組
成物中に直接ガスの空隙を連行する方法よりも生来安全
であり且つより有効である。
【0025】本発明のフォームはこれを添加する爆薬の
密度を有効に低下させるために低密度を有するのが好ま
しい。フォームは0.2g/ml以下の密度を有するの
が好ましく、0.1g/ml以下の密度を有するのがよ
り好ましく、0.06g/ml以下の密度を有するのが
尚更好ましい。
【0026】フォームを生成するや否や、個々の気泡を
包囲する液相は底部でよりも気泡の頂部でより薄い層を
生成するように液切り (drain)し始める。結局は、この
より薄い層は破断して気泡の凝集又はフォームからガス
の減少及びフォームから担体液体の減少又は液切りを生
起する。かくしてガスの減少は、液体がフォームから液
切りされるにつれてガスの容量が減少する点でフォーム
の“液切り”速度に関連する。かくしてフォームの安定
性はフォームの半減期を測定することにより決定でき、
こゝで半減期はフォームからガス容量が半分に減少する
に要した時間である。かくして半減期はフォームを製造
した後にフォームの貯蔵寿命を知る目安である。
【0027】液切り速度の調節及びかくしてフォームの
半減期の調節は気泡周囲の液膜を安定化させる添加剤を
フォームに添加することにより影響を及ぼすことができ
且つ有効に調節できる。フォームを製造した直後に例え
ば製造してから1〜4分以内にフォームを爆薬に配合し
ようとするならば、フォームの安定性は、製造され次後
に爆薬に添加されるフォームについて程臨界的ではな
い。
【0028】高粘度ポリイソブチレンの如き添加剤は、
気泡周囲の液膜の粘度を増大させるのに作用する。更に
は、発泡剤の如き追加の添加剤もフォームの形成を助力
するため液体担体に添加するのが好ましい。
【0029】従って、本発明のフォームはガス(気体)
と発泡剤と、粘度調節剤と液体担体とを含有してなるの
が好ましい。
【0030】発泡剤は気泡が破裂又は凝集するのを防止
するために気泡の周囲にフィルム(薄膜)を生成する。
典型的な発泡剤はタン白質の如き材料を包含し、更に詳
しく言えばミルクタン白質、卵タン白質、動物タン白
質、植物タン白質、魚類タン白質及びこれらの混合物を
包含する。発泡剤はまたタン白質誘導体又は組合せた生
成物例えばリン脂質、リポタン白質、コラーゲン、加水
分解タン白質及びグロブリンであり得る。ステロイドも
発泡剤として使用できる。
【0031】発泡剤は、また過フッ素化表面活性剤であ
る例えばFC740又はFC751(商標名)の如き表
面活性剤又は他の表面活性剤との混合物を包含し得る。
他の発泡剤はラノリン油、無水コハク酸の誘導体、グリ
セロール、モノステアレート、ステリルオクタジレンホ
スフェート及び長鎖アルコールを包含する。
【0032】カゼインはミルクの固形分又は大豆から抽
出したタン白質の混合物であり、そのまゝ使用しても良
いしあるいは水溶性部分又は油溶性部分に分別しても良
く、該部分の各々は発泡剤として別個に使用できる。使
用したカゼインは全体的又は部分的に油に可溶性であり
得るが、一般にはフォームの製造に不利益とならないよ
うに分散性である。
【0033】フォームの安定性はまた、カーボンブラッ
ク、タルク又はフォームの安定化技術で知られている他
の材料の如き固体粒子の添加によって増大させ得る。
【0034】フォームの粘度は、例えば高粘度ポリイソ
ブチレン、ブチルゴム、天然ゴム、二官能性の高分子量
酸等及びこれらの混合物の如き粘度調節剤材料を液体担
体に添加することにより調節でき、この粘度調節剤材料
はフォームの液体成分の粘度を増大させるものである。
【0035】しかしながら、フォームの液体成分の過度
の高粘度はフォームの製造を困難とさせるので望ましく
ない。即ちフォームの液切り速度が低いのを確保するた
めに但しフォームが比較的に製造し易いのを確保するた
めに最適濃度の粘度調節剤が必要とされる。
【0036】油を基剤とするフォーム即ち油性フォーム
においては、選択した油の粘度はまたフォームを製造で
きる容易性及びフォームの液切り速度に影響するもので
ある。かくして油の選択は就中フォームの製造方法、混
合条件、温度、滞留時間、圧力、ガスの種類等に応じて
決まるものである。
【0037】フォームは、ガスの空隙が有利である何れ
かの適当な爆薬材料を増感させるのに添加できる。爆薬
材料は特にエマルジョン又はスラリー爆薬を包含する
が、発射薬、高ヒーブ (heave)爆薬例えば重質 (Heavy)
ANFO、改質エマルジョン、注型爆薬、ニトロエステ
ルを基剤とする爆薬系及びTNT、RDX又はNGを基
剤とする爆薬系をも包含する。
【0038】フォームを製造するのに用いた液体担体は
爆薬の連続相と好ましくは相溶性である液体であり、該
液体中に発泡剤系の好ましい添加剤を分散又は溶解させ
得る。液体担体は燃料として爆ゴウに関与でき、又は酸
化剤又は増感剤を含有でき又は非反応性であっても良
い。
【0039】スラリー爆薬においては、水混和性の液体
が好ましい。特に、スラリー爆薬に最も好ましい液体
は、所望の添加剤又は溶質用の溶剤又は分散媒質として
水である。
【0040】エマルジョン爆薬については、好ましい液
体は非水性の油分及び有機液相と相溶性の溶剤である。
然しながら、爆薬反応で燃料として作用する液体又は液
化材料が最も好ましい。典型的には、燃料は例えばパラ
フィン油及び燃料油を包含する。然しながら、生成した
爆薬組成物がこれの提案された用途に基づいて十分な貯
蔵安定性とさせるに十分な程に安定なまゝであるなら
ば、液体担体は爆薬の連続相と完全に相溶性である必要
はない。
【0041】エマルジョン爆薬は低い割合の且つ本質的
に非水性のエマルジョンを包含する。
【0042】液体担体はエマルジョン爆薬に存在する全
燃料相に寄与するのが好ましく。かくして前記した如く
爆薬用の燃料として記載できる。しかしながら、フォー
ムの製造においては、基剤のエマルジョン爆薬の予備形
成に利用される液体の量を最大とするためにフォームの
製造に用いた液体の量を最小にするのが望ましい。
【0043】スラリー爆薬中に非水性液体を使用すると
また爆薬組成物に燃料有価物(fuelvalue)を提供し得
る。
【0044】例えば高粘度パラフィン油の如き適当な粘
度の液体担体を選択すると、粘度調節剤の使用はまた減
少又は解消できる。
【0045】従って、本発明は前記した如くガス入の(g
assed)爆薬組成物を提供するものであり、該組成物では
発泡 (gassing)は分散した予備形成フォームによって達
成され、該組成物のうち液体中気体型フォーム中の液体
は液体又は液化燃料と発泡剤とを含有してなる。
【0046】液体担体が水である時は、凝固点降下剤と
して作用する物質を水に添加するのが好ましく、かくし
てフォームを添加しておいた基剤の爆薬組成物及び/又
はフォームを低温でより安定とさせる。好ましい凝固点
降下剤は硝酸アンモニウムである。しかしながら低凝固
点の水混和性の液体又は液体混合物例えばエチレングリ
コールと水を液体担体として水の代りに使用できる。一
旦製造したからにはフォームを基剤の爆薬組成物に添加
し、この基剤爆薬組成物は鋭感度が不十分な又は増感さ
れていないエマルジョン又はスラリー爆薬である。長期
間安定であるフォームを生成する必要性を最小とするた
めにフォームをその製造直後に基剤の爆薬組成物に添加
するのが好ましい。フォームを爆薬組成物中に混合する
に十分な時間があるように1〜4分以上の半減期を有す
るフォームを使用するのが望ましいことは本発明者の経
験上から確認されている。
【0047】静止混合機又はリボン型混合機の如き低剪
断混合技術によりフォームを基剤の爆薬組成物に添加す
るのが好ましい。フォームの添加中に、フォームは破裂
しその気泡は基剤の爆薬組成物内に単に分散される。こ
の段階では、爆薬組成物内に追加の気体空隙を随伴する
強い機械的攪拌の必要性は一般にない。
【0048】かくして本発明は爆薬組成物がエマルジョ
ン爆薬である前記の如き爆薬を提供する。液体中気体型
フォームを製造するのに使用されしかもエマルジョン爆
薬に添加すべき液体担体は燃料であるのが好ましい。
【0049】更には、本発明はまた爆薬組成物がスラリ
ー爆薬である前記の如き爆薬を提供し、液体中気体型フ
ォームを製造するのに使用されしかもスラリー爆薬に添
加すべき液体担体は水であるのが好ましい。
【0050】フォーム増感剤を添加する基剤の爆薬組成
物は何れかの化学的に相溶性のエマルジョン又はスラリ
ー爆薬であることができ、基剤の爆薬組成物は従来技術
に記載されている。これらの基剤爆薬組成物は酸化性塩
の水溶液と燃料との水中油型又は油中水型分散物より一
般になる。
【0051】酸化性の塩は典型的には工業的に使用した
酸素含有塩の何れかであり得る。これらの塩には例えば
硝酸塩、塩素酸塩及び過塩素酸塩がある。硝酸ナトリウ
ム、硝酸カルシウム、硝酸カリウム及び最も好ましくは
硝酸アンモニウム又はこれらの混合物の如き塩が最も好
ましい。スラリー爆薬においては、酸化性の塩を水に溶
解させて爆薬組成物の連続相を生成する。エマルジョン
爆薬については、酸化性の塩を例えば共晶混合物として
溶融して燃料中に不連続相として分散させ得る液体を生
成でき、あるいはより好ましくは酸化性の塩を濃厚な水
溶液として燃料中に分散させ得る。
【0052】燃料相は爆薬技術で知られた何れかの液体
又は液化燃料であることができしかもフォームの製造に
使用した燃料と同じでも異なっても良い。適当な燃料物
質は鉱物油、ワックス、パラフィン油、ベンゼン、トル
エン、キシレン類及びガソリン、ケロシン及びディーゼ
ル燃料の如き石油留分の混合物を包含する。
【0053】本発明の具体例として形成したエマルジョ
ン爆薬は例えばソルビタンセスキオレエートとポリイソ
ブチレンコハク酸無水物(PIBSA)を基剤とする表
面活性剤との混合物の如き安定化用の表面活性剤を含有
するのがまた好ましい。これらのPIBSAを基剤とす
る表面活性剤はカナダ特許第1,244,463号明細
書に記載されている。然しながら、エマルジョン爆薬技
術で用いられる何れかの表面活性剤を使用して本発明で
用いるべきエマルジョンを製造できる。
【0054】適当な慣用の乳化剤多数が文献に詳細に記
載されており、例として例えばソルビタンエステル類例
えばソルビタンセスキオレエート、ソルビタンモノオレ
エート、ソルビタンモノアルミテート、ソルビタンモノ
ステアレート及びソルビタントリステアレート、脂肪形
成性脂肪酸のモノ−及びジ−グリセリド、大豆レシチン
及びラノリンの誘導体例えばラノリン脂肪酸のイソプロ
ピルエステル、高分子量脂肪アルコールとワックスエス
テルとの混合物、エトキシル化脂肪エーテル例えばポリ
オキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
オレイルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエー
テル、ポリオキシアルキレンオレイルラウレート、及び
置換オキサゾリン例えば2−オレイル−4,4′−ビス
−(ヒドロキシメチル)−2−オキサゾリンを包含す
る。かゝる慣用の乳化剤の適当な混合物も、本発明の爆
薬組成物中に1種又はそれ以上の改質剤と一緒に使用す
るために選択できる。
【0055】従って、本発明は燃料連続相と酸化剤不連
続相とエマルジョンの安定化用表面活性剤とを含有して
なりしかもエマルジョンが液体中気体型フォームの添加
によって増感されている、エマルジョン爆薬を提供す
る。
【0056】本発明の具体例として形成したスラリー爆
薬は、形成した増感済み爆薬のフォームからガスの空隙
を連行するように爆薬の粘度を増大させるために例えば
グアーゴムの如き粘度調節用添加剤をも含有するのが好
ましい。
【0057】本発明の爆薬組成物は爆破薬の諸特性を増
大又は改質する追加の添加剤をも含有できる。これらの
添加剤の使用は爆薬工業で普通に知られており、該添加
剤はエマルジョンに普通添加される固体のドープ剤及び
増感剤例えばアルミニウム、フェロシリコン、TNT、
AN、MAN、PETN等を包含する。更には、例えば
ガラス微小中空球の如き追加の増感剤をも本発明のフォ
ームと組合せて使用できる。
【0058】別の要旨においては、本発明はまた、酸化
剤塩の水溶液を液体又は液化燃料中に乳化させるか又は
液体又は液化燃料を酸化剤塩の水溶液中に乳化させるこ
とにより基剤の爆薬組成物を製造し;担体用の液体を発
泡剤と混合して発泡性溶液を形成し、該溶液を高剪断混
合機、低剪断又は静止混合機中で又はフォーム製造技術
で当業者に知られた別の混合機中での如く機械的攪拌に
かけるか又は加圧したガスの散布にかけるかあるいは該
溶液を発泡系での化学反応により発泡させることにより
本質的に液体中気体型のフォームを製造し;且つ前記の
液体中気体型フォームを基剤の爆薬組成物中に配合する
ことからなる、増感された爆薬組成物の製造方法を提供
する。
【0059】しかも尚別の要旨によると、本発明はまた
爆薬と作動接触させて爆薬雷管を配置し、この雷管を爆
ゴウさせることからなる、爆破方法を提供する。
【0060】
【実施例】次の実施例を参照しながら本発明を例として
のみ記載する。
【0061】実施例1 以下の表1に示した組成を有する、燃料(又は油)を基
剤とする発泡性溶液を製造した。示した%値は全て但し
書きがなければ重量%である。
【0062】 この油性発泡性溶液を窒素ガスの加圧流と共に散布する
ことによりフォームを製造した。90容量%以上の気体
容量と、0.12g/mlのフォーム密度と45分以上
の半減期とを有するフォームを製造した。
【0063】実施例2 以下の表2に示した如き組成を有する水性の発泡性溶液
を製造した。
【0064】 この発泡性溶液を高剪断混合機中で機械的に攪拌するこ
とによりフォームを製造した。90容量%以上の気体容
量と、0.04g/mlのフォーム密度と30分以上の
半減期とを有するフォームを製造した。
【0065】実施例3〜6 以下の表3に挙げた組成を有し且つ油性のフォームを含
有してなるエマルジョン爆薬組成物を本発明により製造
した。各々の実施例において、フォームは実施例1に記
載した如き方法及び組成により製造した。
【0066】これらの実施例で用いた酸化剤の塩は硝酸
アンモニウムであるか又は硝酸アンモニウム/硝酸ナト
リウム混合物であった。
【0067】各々の実施例においてパラフィン油を油相
に使用し、十分量のパラフィン油を添加して5%の全油
相を有する増感されたエマルジョン爆薬を製造した。全
油相は表面活性剤を含有する。
【0068】各々の実施例において、エマルジョン爆薬
を製造するために混合しながら、PIBSAを基剤とす
る表面活性剤とソルビタンセスキオレエートとの混合物
を含有する油相に酸化剤塩の溶液を添加した。実施例3
及び4は低剪断混合を用いて用意され、実施例5及び6
は高剪断混合により用意された。フォームを低剪断混合
によりエマルジョン中に分散させた。
【0069】各々の実施例の増感されたエマルジョンを
25mm又は50mmの薬包に装入して爆薬の爆破能力
を試験した。
【0070】各々の組成物の爆破能力は該組成物を起爆
させるのに必要とした雷管寸法を測定することにより決
定した。即ち爆破結果による表3では、各々の実施例で
用いた雷管の寸法及び爆破結果(blast result)を示す。
測定を行なった場合には、爆破が成功裡に行われた際の
爆ゴウ測度(VOD)を示す。
【0071】実施例3及び4は“裸薬の”爆破薬として
市販される生成物を代表するものであり、かくして雷管
による起爆感度は期待されない。実施例5及び6は包袋
入りの生成物を代表するものであり、雷管による起爆感
度が望ましくあり得る。全ての実施例において、爆薬は
工業用途に満足な感度を有するフォーム増感剤を用いて
製造し得た。
【0072】 1.約60℃のファッジ (Fadge)点を有する硝酸アンモ
ニウムと水との81/19(重量)混合物。
【0073】2.パラフィン油(爆薬全重量の4%)、
PIBSAを基剤とする表面活性剤(0.66)及びソ
ルビタン セスキオレエート(0.34%)の混合物を
添加して5%の全油相を有するエマルジョン爆薬を製造
した。
【0074】3.約75℃のファッジ点を有する硝酸ア
ンモニウムと硝酸ナトリウムと水との77/11/12
混合物。
【0075】4.爆破の結果を起爆に用いた雷管中のP
ETNのg数及び得られる爆発のVODとして示す。
【0076】製造した生成物の安定性は実施例6の爆薬
組成物を3ヶ月間貯蔵することにより測定した。表3に
示す如く、爆薬組成物は22℃で3ヶ月貯蔵した後に満
足なVODを有した。
【0077】実施例7 実施例2の如く製造された油性フォームにより増感され
た“ドープ剤入り”の(doped) エマルジョン爆薬は次の
組成を有して製造された; i.AN/SN/水3 油 相2 68% ii. 硝酸アンモニウム 小 粒(プリル) 29% iii.フォーム 3% 密 度 1.18g/ml 100mmの直径 2.パラフィン油(爆薬全量の4%)、PIBSAを基
剤とする表面活性剤(0.66)及びソルビタンセスキ
オレエート(0.34%)の混合物を添加して5%の全
油相を有するエマルジョン爆薬を製造した。
【0078】3.約75℃のファッジ点を有する硝酸ア
ンモニウムと硝酸ナトリウムと水との77/11/12
(重量)混合物。
【0079】本実施例の爆薬は低剪断混合機中でAN/
SN/水混合物をパラフィン油と表面活性剤との混合物
中に先ず乳化させることにより製造した。続いて、乳化
した混合物を硝酸アンモニウムの小粒と混合してドープ
剤入りのエマルジョンを製造し、油性のフォームを添加
して爆薬を増感させた。40gのペントライトブースタ
ー装薬で起爆させた時にはドープ剤入りのエマルジョン
は3970m/sのVODを有した。ドープ剤入りエマ
ルジョンの感度は大口径用途に工業上満足であった。
【0080】実施例8 実施例2の如く製造した油性フォームにより増感された
重質ANFO爆薬は次の組成を有して製造された; i.AN/SN/水3 油 相 50% ii. 硝酸アンモニウム 小 粒 47.5% iii.フォーム 2.5% 密 度 1.25g/ml 100mmの直径 2.パラフィン油(爆薬全量の4%)、PIBSAを基
剤とする表面活性剤(0.66)及びソルビタンセスキ
オレエート(0.34%)の混合物を添加して5%の全
油相を有するエマルジョン爆薬を製造した。
【0081】3.約75℃のファッジ点を有する硝酸ア
ンモニウムと硝酸ナトリウムと水との77/11/12
(重量)混合物。
【0082】本実施例の爆薬は低剪断混合機中でAN/
SN/水混合物をパラフィン油と表面活性剤との混合物
に先ず乳化させることにより製造した。続いて乳化した
混合物を硝酸アンモニウムプリルと混合して重質ANF
O爆薬を製造し、油性フォームを添加して爆薬を増感さ
せた。ドープ剤入りのエマルジョンは40gのペントラ
イトブースター装薬で起爆させた時には3300m/s
のVODを有した。ドープ剤入りのエマルジョンの感度
は大口径用途に工業上満足であった。
【0083】本発明の特定の具体例を記載したけれど
も、その改良は当業者に示唆できることは理解されるで
あろうし、かゝる改良全てを本発明の範囲内にあるよう
に包含することを意図するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミング・チヤング・リー カナダ国.ケベツク.セント・ヒユバー ト.コージノー・ブールバード.5220 (72)発明者 アラン・クマー・チヤトパドヤイ カナダ国.ケベツク.マツクマスタービ ル.ノルマンヂー・ストリート.90

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体空隙によって増感された爆薬組成物
    であって、気体空隙は本質的に液体中気体型のフォーム
    の分散により爆薬組成物中に分布されている、爆薬組成
    物。
  2. 【請求項2】 液体中気体型フォーム中の液体は液体又
    は液化燃料と発泡剤とを含有してなる請求項1記載の爆
    薬組成物。
  3. 【請求項3】 発泡剤はカゼイン又は過フッ素化表面活
    性剤又はこれらの混合物である請求項2記載の爆薬組成
    物。
  4. 【請求項4】 粘度調節剤を追加的に含有してなる請求
    項2記載の爆薬組成物。
  5. 【請求項5】 粘度調節剤はポリイソブチレン又はブチ
    ルゴムである請求項4記載の爆薬組成物。
  6. 【請求項6】 液体中気体型フォーム中の液体は水と発
    泡剤とを含有してなる請求項1記載の爆薬組成物。
  7. 【請求項7】 発泡剤は水溶性のカゼイン又は過フッ素
    化表面活性剤又はこれらの混合物である請求項6記載の
    爆薬組成物。
  8. 【請求項8】 液体中気体型フォームは凝固点降下剤を
    追加的に含有してなる請求項6記載の爆薬組成物。
  9. 【請求項9】 凝固点降下剤は硝酸アンモニウムである
    請求項8記載の爆薬組成物。
  10. 【請求項10】 爆薬組成物は酸化性の塩と燃料とを含
    有してなる請求項1記載の爆薬組成物。
  11. 【請求項11】 爆薬組成物はエマルジョン爆薬である
    請求項10記載の爆薬組成物。
  12. 【請求項12】 爆薬組成物はスラリー爆薬である請求
    項10記載の爆薬組成物。
  13. 【請求項13】 液体中気体型フォームは少なくとも9
    0容量%の気体を含有してなる請求項1記載の爆薬組成
    物。
  14. 【請求項14】 気体は二酸化炭素又は窒素である請求
    項13記載の爆薬組成物。
  15. 【請求項15】 液体中気体型フォームは4分より長い
    フォーム半減期を有する請求項1記載の爆薬組成物。
  16. 【請求項16】 燃料よりなる連続相と酸化剤の不連続
    相とエマルジョンの安定化用表面活性剤とを含有してな
    るエマルジョン爆薬であって該エマルジョンが液体中気
    体型フォームの追加により増感されているエマルジョン
    爆薬。
  17. 【請求項17】 酸化剤塩の水溶液を液体又は液化燃料
    中に乳化させるか又は液体又は液化燃料を酸化剤塩の水
    溶液中に乳化させることにより基剤の爆薬組成物を製造
    し;担体用の液体を発泡剤と混合して発泡性溶液を形成
    し、該溶液を機械的な攪拌又は加圧した気体の散布にか
    けるか又は該溶液を発泡系での化学反応により発泡させ
    ることにより本質的に液体中気体型フォームを製造し;
    且つ前記の液体中気体型フォームを前記の基剤の爆薬組
    成物中に混入することからなる、増感された爆薬組成物
    の製造方法。
JP4088939A 1991-04-12 1992-04-09 爆薬組成物 Pending JPH05279159A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CA002040346A CA2040346C (en) 1991-04-12 1991-04-12 Explosive comprising a foamed sensitizer
CA2040346 1991-04-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05279159A true JPH05279159A (ja) 1993-10-26

Family

ID=4147388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4088939A Pending JPH05279159A (ja) 1991-04-12 1992-04-09 爆薬組成物

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP0514000B1 (ja)
JP (1) JPH05279159A (ja)
CN (1) CN1057289C (ja)
AU (1) AU660967B2 (ja)
CA (1) CA2040346C (ja)
DE (1) DE69224230T2 (ja)
GB (1) GB2258461B (ja)
MX (1) MX9201658A (ja)
NZ (1) NZ242107A (ja)
TW (1) TW278070B (ja)
ZA (1) ZA922155B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5456729A (en) * 1992-04-09 1995-10-10 Ici Canada Inc. Sensitizer and use
AUPQ129199A0 (en) * 1999-06-30 1999-07-22 Orica Australia Pty Ltd Manufacture of emulsion explosives
SK285615B6 (sk) * 2001-04-05 2007-05-03 Duslo, A. S. Spôsob modifikácie brizancie trhaviny v podobe emulzie
CN112537993A (zh) * 2020-11-10 2021-03-23 安徽雷鸣科化有限责任公司 一种流态水胶炸药
CN114621042A (zh) * 2022-03-10 2022-06-14 安徽理工大学 一种爆炸焊接用粉状乳化炸药

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3447978A (en) * 1967-08-03 1969-06-03 Atlas Chem Ind Ammonium nitrate emulsion blasting agent and method of preparing same
DE1813175A1 (de) * 1968-12-06 1970-07-02 Du Pont Verdickter Sprengstoff
DE1930503A1 (de) * 1969-06-16 1971-01-14 Dynamit Nobel Ag Sprengschaum
GB1270319A (en) * 1969-09-05 1972-04-12 Ireco Chemicals Method for preparing slurry explosive compositions of variable and controlled density
CA1014356A (en) * 1974-02-21 1977-07-26 Canadian Industries Limited Stabilized air bubble-containing explosive compositions
AU510416B2 (en) * 1976-11-29 1980-06-26 Ici Australia Limited Explosive compositions
US4525225A (en) * 1984-03-05 1985-06-25 Atlas Powder Company Solid water-in-oil emulsion explosives compositions and processes
GB2160857B (en) * 1984-06-29 1988-02-17 Peter Christian Shann Explosive compositions
SE451196B (sv) * 1985-12-23 1987-09-14 Nitro Nobel Ab Forfarande for framstellning av ett emulsionssprengemne av typ vatten-i-olja och en oxidationskomposition for anvendning av forfarandet
ZA888819B (en) * 1987-12-02 1990-07-25 Ici Australia Operations Process for preparing explosive

Also Published As

Publication number Publication date
DE69224230T2 (de) 1998-05-28
GB2258461B (en) 1994-10-05
EP0514000B1 (en) 1998-01-28
CN1057289C (zh) 2000-10-11
GB9208130D0 (en) 1992-05-27
NZ242107A (en) 1995-02-24
CA2040346C (en) 2001-06-12
GB2258461A (en) 1993-02-10
AU1480892A (en) 1992-10-15
EP0514000A1 (en) 1992-11-19
CN1065652A (zh) 1992-10-28
AU660967B2 (en) 1995-07-13
DE69224230D1 (de) 1998-03-05
ZA922155B (en) 1992-12-30
CA2040346A1 (en) 1992-10-13
TW278070B (ja) 1996-06-11
MX9201658A (es) 1992-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4141767A (en) Emulsion blasting agent
KR830000374B1 (ko) 에멀젼 형태의 폭발성 조성물
US4936933A (en) Process for preparing explosive
CA1135512A (en) Water-in-oil emulsion explosive composition
CA2842822C (en) Improved explosive composition comprising hydrogen peroxide and a sensitizer
EP0161821A1 (en) Gas bubble-sensitized water-in-oil emulsion explosive compositions
EP0107407B1 (en) Emulsion explosive composition
US4775431A (en) Macroemulsion for preparing high density explosive compositions
US4872929A (en) Composite explosive utilizing water-soluble fuels
US4997494A (en) Chemically gassed emulsion explosive
US6113715A (en) Method for forming an emulsion explosive composition
JPH05279159A (ja) 爆薬組成物
WO1989002881A1 (en) Methods and compositions related to emulsified gassing agents for sensitizing explosive compositions
US4936931A (en) Nitroalkane-based emulsion explosive composition
NZ197739A (en) Water-in-oil emulsion blasting agents wherein the discontinuous phase consists of urea perchlorte
US4509998A (en) Emulsion blasting agent with amine-based emulsifier
RU2222519C2 (ru) Патронированные взрывчатые энергетические эмульсии
CA1139106A (en) Water-in-oil emulsion compositions
US5456729A (en) Sensitizer and use
CA2113945A1 (en) Low density explosives
CA2213623A1 (en) Method of manufacture of emulsion explosives
JP2669836B2 (ja) 油中水型エマルジョン爆薬組成物
AU2022268594A1 (en) Composition for forming a hydrogen peroxide based emulsion explosive
KR20010037469A (ko) 강력한 카트리지 폭발성 유제
CA1203690A (en) Emulsion blasting agent with amine-based emulsifier