JPH0527846Y2 - - Google Patents

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JPH0527846Y2
JPH0527846Y2 JP15252689U JP15252689U JPH0527846Y2 JP H0527846 Y2 JPH0527846 Y2 JP H0527846Y2 JP 15252689 U JP15252689 U JP 15252689U JP 15252689 U JP15252689 U JP 15252689U JP H0527846 Y2 JPH0527846 Y2 JP H0527846Y2
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JP
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locking
case
lower case
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hinge member
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JP15252689U
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JPH0392134U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として、ダイビングマスク・スキ
ーゴーグルなどを収納する、下ケース部材とこれ
にヒンジ部材を介して嵌合する上ケース部材とか
らなるケースに関し、とくに、ヒンジ部材および
これを装着した上下ケースの部位の構造に特徴を
有するケースに関する。
(従来の技術、考案が解決しようとする課題) 従来、この種のケースは、上下ケース部材およ
びヒンジ部を含む全体をポリプロピレンなどのプ
ラスチツクで一体に成形してある。
こうしたケースにおいては、成形技術上、上下
ケース部材およびヒンジ部は同一材料しか使用す
ることができず、しかもその成形金型が必然的に
大型化し、成形不良が生じ易い。
また、こうしたことから、優れたデザインを有
するケースをうることが困難である。
本考案の主たる目的は、上下ケース部材および
ヒンジ部材の3部材をそれぞれ別体に成形し、上
下ケース部材をヒンジ部材で連結した構造とする
ことにより、前記欠点をなくしたケースを提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案のケースは、
下ケース部材1と、これに嵌合する上ケース部材
2と、上下ケース部材1,2の両背板15をこれ
らの対向端縁間において屈曲可能に連結する少な
くとも1個のヒンジ部材3とから構成し、かつ、
これら部材をプラスチツク材料でそれぞれ独立に
成形してある。
上下ケース部材1,2は、これらの両背板15
の所与位置における端部に、各背板15の横に対
向する両切欠部17の間に位置して爪部16を有
する係止片18を、ヒンジ部材3の個数に対応す
る個数だけ形成するとともに、各係止片18の両
側部には各切欠部17を介して被挟持部21を形
成してある。
ヒンジ部材3は、ヒンジ部10を介して両側部
にそれぞれ連結片11を形成し、各連結片11の
両側部の内面には各係止片18が介在する挟持部
12を形成し、各挟持部12と各連結片11の内
面との間には各背板15の各被挟持部21を圧入
する挟持溝13を形成し、横に対向する両挟持部
12の間には各係止片18の各爪部16を係合す
る係止溝14を形成してある。
(作用、効果) 前記構成を有する本考案のケースによれば、上
下ケース部材1,2およびヒンジ部材3の3部材
をそれぞれ別体に成形し、上下ケース部材1,2
をヒンジ部材3で連結した構造とすることによ
り、それらを成形し易いとともに成形精度を高め
ることができる。しかも、上下ケース部材1,2
およびヒンジ部材3を異なるプラスチツク材料、
たとえば、材質、色、透明の有無・度合などが異
なるプラスチツク材料を使用して成形することが
でき、かつ、そのため、優れたデザインおよび堅
牢なケースを提供することができる。
また、ヒンジ部材3は上下ケース部材1,2の
所与位置に単に圧入するだけでこれに固定するこ
とができるから、上下ケース部材1,2を連結し
て組み立てる作業がきわめて簡単である。
(実施例) 図面を参照して、本考案ケースの実施例を説明
すると、以下のとおりである。
第1図ないし第3図において、本考案を適用し
たケースの一例を示してある。ケースは、下ケー
ス部材1と、これに嵌合する上ケース部材2と、
これらを背側壁において連結するヒンジ部材3と
から構成してある。これら部材は、ポリプロピレ
ンなどのプラスチツクでそれぞれ成形してある。
ケースは、下ケース部材1の前側板の中央部に
設けた押圧式の弾性係止部4を上ケース2の前側
板の中央部に設けた被係止部5に係合し、弾性係
止部4を内側へ押圧することによつて被係止部5
から離脱するようにしてある。
下ケース部材1の底板内面の前側両側部には支
持片6を、下ケース部材1の底板外面の隅角部に
はU字状突状で形成した係止凹部7を、上ケース
部材2の上板外面の後側両側部には係止突起8を
それぞれ設けてある。
第1図に示すように、ケース内には、たとえ
ば、ダイビングマスク9を収納する。この収納状
態においては、マスク9の前側部に位置する剛性
フレーム部が支持片6で支持されるから、該フレ
ーム部に装着され後方へ延出するラバースカート
部の変形を防止することができる。また、ケース
は、その複数個を積み重ねることができるが、こ
の場合、下部に位置する一方のケースの係止突起
8に、上部に位置する他方のケースの前側部また
は後側部における係止凹部7を係合することによ
り、積み重ねた各ケースが移動して崩れないよう
にすることができる。
第4図および第5図において、前記ヒンジ部材
3を示してある。ヒンジ部材3は、ヒンジ部10
を介して両連結片11を形成してある。各連結片
11の内面両側部には挟持部12を設けてある。
縦に対向する各挟持部12の内側縁および横に対
向する各挟持部12の内側縁には各連結片11の
内面に連なる壁部12a,12bを形成するとと
もに、各連結片11の内面と各挟持部12との間
には挟持溝13を画成してある(第7図参照)。
さらに、各連結片11の内面であつて、横に対向
する両挟持部12の間には係止溝14を形成して
ある。
第6図および第7図において、前記ヒンジ部材
3と前記上下ケース部材1,2の各背板15との
関係を示してある。各背板15(第2図参照)に
は、第7図に示す構造を付与してある。すなわ
ち、背板15の当該部位には端縁19から該背板
の縦へ延びる切欠部17を介して先端内面に爪部
16を有する係止片18を形成するとともに、切
欠部17の開口端には案内切欠部20を設けるこ
とで被挟持部21を形成してある。
ヒンジ部材3で前記上下ケース部材1,2の両
背板15を連結するには、ヒンジ部材3の一方の
連結片11を一方の背板15に、かつ、該ヒンジ
部材の他方の連結片11を他方の背板15にそれ
ぞれ固定するが、説明を簡略にするため、一方の
連結片11と一方の背板15との固定に関してだ
け説明する。すなわち、係止片18を両挟持部1
2の壁部12bの間に、両切欠部17を両壁部1
2bに、両切欠部17を介して係止片18の両側
部に位置する両被挟持部21を両挟持溝13にそ
れぞれ同時に圧嵌するように、かつ、両部分21
の端縁が両挟持部12の壁部12aの内面に衝接
するまで、連結片11を背板15へ押圧すること
により、係止片18の爪16を係止溝14に係合
させる。こうしてヒンジ部材3を介して連結した
両背板15は、第6図に示す矢標方向(背板15
の外側)へヒンジ部10を介し折り曲げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案ケースの実施例を示すもので、第
1図はケースをその前側からみた斜視図、第2図
はケースをその後側からみた斜視図、第3図はケ
ースの中央断面図、第4図はヒンジ部材をその外
側からみた斜視図、第5図はヒンジ部材をその内
側からみた斜視図、第6図はヒンジ部材の部分断
面図、第7図はヒンジ部材とこれを固定すべきケ
ースの背板における係止構造部分との平面図であ
る。 参照符号は、実用新案登録請求の範囲における
各用語に付してあるから省略する。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下ケース部材1と、これに嵌合する上ケース部
    材2と、上下ケース部材1,2の両背板15をこ
    れらの対向端縁間において屈曲可能に連結する少
    なくとも1個のヒンジ部材3とから構成し、か
    つ、これら部材をプラスチツク材料でそれぞれ独
    立に成形してあり、 上下ケース部材1,2は、これらの両背板15
    の所与位置における端部に、各背板15の横に対
    向する両切欠部17の間に位置して爪部16を有
    する係止片18を、ヒンジ部材3の個数に対応す
    る個数だけ形成するとともに、各係止片18の両
    側部には各切欠部17を介して被挟持部21を形
    成してあり、 ヒンジ部材3は、ヒンジ部10を介して両側部
    にそれぞれ連結片11を形成し、各連結片11の
    両側部の内面には各係止片18が介在する挟持部
    12形成し、各挟持部12と各連結片11の内面
    との間には各背板15の各被挟持部21を圧入す
    る挟持溝13を形成し、横に対向する両挟持部1
    2の間には各係止片18の各爪部16を係合する
    係止溝14を形成してあるケース。
JP15252689U 1989-12-30 1989-12-30 Expired - Lifetime JPH0527846Y2 (ja)

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JPH0392134U JPH0392134U (ja) 1991-09-19
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