JPH05277825A - 切断用工具及びそれを用いた引上単結晶の種絞り部切断方法 - Google Patents

切断用工具及びそれを用いた引上単結晶の種絞り部切断方法

Info

Publication number
JPH05277825A
JPH05277825A JP10555792A JP10555792A JPH05277825A JP H05277825 A JPH05277825 A JP H05277825A JP 10555792 A JP10555792 A JP 10555792A JP 10555792 A JP10555792 A JP 10555792A JP H05277825 A JPH05277825 A JP H05277825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
blade
cutting tool
cut
seed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10555792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Seki
秀俊 関
Masumi Honda
真澄 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Handotai Co Ltd filed Critical Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority to JP10555792A priority Critical patent/JPH05277825A/ja
Publication of JPH05277825A publication Critical patent/JPH05277825A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shearing Machines (AREA)
  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被切断物を挟持した状態で切断できる切断用
工具を提供する。 【構成】 採果バサミの固定刃1、可動刃2の上面側に
それぞれ耐熱性ゴム板8,9を固定し、ゴム板8を刃先
3より可動刃2の刃先4側に突出させ、ゴム板9を刃先
4より固定刃1の刃先3側に突出させる。このハサミを
用いて、CZ法により得られたSi単結晶を回収する際
の種絞り部32の切断を行うと、種絞り部の一部を挟持
したままこれを切断できるので、Si単結晶吊上げ用の
ワイヤーのはね上がり等のトラブルを生じることがなく
なり、安全かつ確実なSi単結晶回収作業を行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切断用工具、詳しくは、
材料、物品等の被切断物を挟持したまま切断できるよう
にした切断用工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、互いに接離可能に設けた一対の刃
物の刃先間に被切断物を挟んで切断するようにした切断
用工具として各種のハサミ、ペンチ、ニッパなどが広く
使用されている。
【0003】これらのうちニッパは通常、鉄線や鋼線な
ど比較的硬質の線条体の切断用に使用されているが、特
殊な用途として、いわゆるCZ法によりSi単結晶を製
造した際、これをチャンバーから外部に取り出すため、
種絞り部を切断するのに用いられている。以下、これに
ついて図面を参照して説明する。
【0004】Si単結晶をCZ法で製造する場合、ルツ
ボにSi多結晶を充填して溶融し、種結晶を用いて引き
上げる。ところが、溶融したSiメルトに種結晶を接触
させたときに熱ショックで種結晶に転位が入り、この転
位を抜くために、種結晶をSiメルトに接触させたのち
に絞りといわれる工程を行う。この種絞りは、引き上げ
る単結晶を直径2〜3mmまで細らせ(この細い部分を
種絞り部と呼ぶ)、こののち、単結晶を目標直径まで広
げるコーン工程を行った後その径のまま引き上げを行い
Si単結晶を完成する。このときの状態は図7に示すと
おりで、31はコーン部分すなわち製品である単結晶化
した結晶、32は種絞り部、33は種結晶、34は種ホ
ルダー、35は単結晶を引き上げるためのワイヤーであ
り、このワイヤー35の上方部は、引上機のワイヤー巻
取装置(図示せず)に巻かれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記単結晶をチャンバ
ー(図示せず)の外部に取り出すには、種絞り部32を
切断することが必要であるが、単結晶が大口径化し、上
記引上機が大型化した現在では、大量のSi多結晶をル
ツボに充填し、長尺の単結晶として引き上げるようにな
ったので、種絞り部32がかなり上方に位置することと
なり、手を伸ばしてこれを切断できるような状況ではな
くなった。
【0006】さらに、種絞り部32を切るときには注意
するべき点が3点あるが、上記のような状況では、これ
らの注意点を十分満足することはできなくなった。これ
らの注意点は、以下のとおりである。 高重量の単結晶が種結晶33、種ホルダー34を介
してワイヤー35により吊り下げられている状態である
ため、ワイヤー35にはかなりの張力がかかっている。
このため、種絞り部32を(ニッパ(あるいはハサミ)
で)切った瞬間にかかっていた張力が突然なくなるため
ワイヤー35が縮んで種ホルダー34がはね上げられ、
ワイヤー35が巻取ドラム(図示せず)から外れてしま
うことがある。したがって、種絞り部32を切るときに
は、種ホルダー34をはね上げないように、種結晶3
3、種絞り部32又は種ホルダー34を支持しておかな
ければならない。 単結晶は、ワイヤー35をねじる方向に回転させな
がら引き上げるので、ワイヤー35はかなりねじられた
状態にある。このため、種絞り部32を切った瞬間にワ
イヤー35のねじれが元に戻ろうとして単結晶が回転し
てしまう。これを放置しておくと、勢いで上記ねじれ方
向と逆方向に回転してしまい、ワイヤー35を痛める原
因となる。したがって、種絞り部を切る時は種結晶、種
絞り部、又は種ホルダーを上記逆回転が生じないように
押さえなければならない。 上記,の理由で種結晶、種絞り部、又は種ホル
ダーを押さえなければならないが、これらは100℃以
上の高温であるため、火傷等に気をつけなければなら
ず、作業が危険なうえ面倒である。
【0007】以上のことから、種絞り部を切るための切
断用工具として種結晶、種絞り部、又は種ホルダーを押
さえながらこれらを切断し、切断後はワイヤーのねじれ
や伸びを緩やかに元の状態に戻すことができ、しかも高
温度の種結晶等に直接手で触れる必要のない切断用工具
が要望される。したがって本発明の目的は、被切断物を
挟持したまま切断することが可能で、上記要望に的確に
答えることができる切断用工具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の切断用工具は、
互いに接離可能に設けた一対の刃物の刃先間に被切断物
を挟んで切断するようにした切断用工具において、前記
一対の刃物のそれぞれの上面側又は下面側に弾性部材よ
りなる被切断物挟持片を設け、この挟持片をこの刃物の
刃先より相手側の刃物の刃先側に突出させたことを特徴
とする。
【0009】また、本発明の引上単結晶の種絞り部切断
方法は、チョクラルスキー法により引き上げられた半導
体単結晶の種絞り部を切断する方法であって、互いに接
離可能に設けた一対の刃物の刃先間に被切断物を挟んで
切断するようにした切断用工具において、前記一対の刃
物のそれぞれの上面側又は下面側に弾性部材よりなる被
切断物挟持片を設け、この挟持片をこの刃物の刃先より
相手側の刃物の刃先側に突出させてなる切断用工具を用
い、被切断物挟持片により種絞り部を挟持しつつ、被切
断物挟持片による挟持部の上側又は下側を切断すること
を特徴とする。
【0010】上記一対の刃物の「接離」の態様として
は、例えば、これらの刃物のうち一方を案内部材に対し
摺動可能な可動刃(切り刃)とし、他方を固定刃(受け
刃)としたもの、両方を摺動可能な可動刃としたもの、
一方の刃物を枢軸のまわりに回動可能な可動刃とし、他
方を固定刃としたもの、両方を枢軸のまわりに回動可能
な可動刃としたものなどが挙げられる。
【0011】上記説明から明らかなように本発明は植木
バサミ、採果バサミ、剪定バサミ、ブリキバサミ、紙切
りバサミなどの各種のハサミやペンチ、あるいはニッパ
などに広く適用できる。また、本発明は、実施例に示す
ように、一対の刃物のうち一方を固定刃とし、他方を回
動用アームに設けて回動刃とすると共に、この回動用ア
ームに遠隔操作用のワイヤー、ロープあるいは操作杵を
接続した遠隔操作型の切断用工具に適用することもでき
る。
【0012】本発明において上記被切断物挟持片は、被
切断物をその弾性力で挟持するものであり、具体例とし
て挟持片全体をゴム(天然ゴムもしくは合成ゴム)で構
成することができるが、これらは約100℃〜200℃
の温度に十分耐える耐熱性のものが好ましい。上記挟持
片の他の具体例としては、実施例に示すように、板ばね
又は圧縮コイルばねと、このばねの自由端側に設けられ
相手側の刃物の刃先側に突出するゴム板とで構成するこ
ともできる。この場合もゴム板等は耐熱性のものである
ことが望ましい。
【0013】本発明では、上記一対の刃物のそれぞれの
刃先はセラミックス、又は超硬合金で形成するのが好ま
しく、上記引き上げ後の単結晶の種絞り部分の他、金属
線や金属板などの硬質材料を能率良く切断できるうえ、
耐久性にも優れたものとなる利点がある。また、別の形
体として金属材料、好ましくはステンレス鋼又は金属チ
タンの素地にセラミックスのコーティングを施すことに
より刃先を形成することもでき、同様の利点がある。上
記超硬合金としてはWC系、TiC系、TiN系等のも
のが挙げられ、上記セラミックコーティングの材料とし
てはWC,TiC,SiC,Al2 3 等を挙げること
ができる。
【0014】本発明の引上単結晶の種絞り部切断方法で
は、上記工具で切断するため、切断時に種絞り部が挟持
されているため切断の瞬間における種ホルダー等のはね
上がりを防止することができ、単結晶を吊り下げたワイ
ヤーのねじれや伸びを緩やかに元の状態に戻すことがで
き、種結晶等を手で押さえておく必要がなくなり、火傷
等の危険もなく、安全確実に種絞り部の切断作業を行う
ことができる。
【0015】
【作用】本発明の切断用工具では、一対の刃物間の間隙
に被切断物を位置させ、これらの刃物を互いに接近させ
ると、まず被切断物が各刃物の挟持片間に弾性力下に挟
持され、刃物をさらに接近させるとその剪断力により切
断される。そして、切断開始時〜切断終了時において
は、挟持片間の間隔がより小さくなりその挟持力は増大
しているので、2つに切断されたうちの一方を(これを
挟持片から引き抜く力が作用しても)確実に挟持するこ
とができる。次に一対の刃物を互いに離間させれば、上
記挟持を解くことができる。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0017】実施例1 図1は、固定刃(受け刃)1と可動刃(切り刃)2が互
いにその刃先3,4を対向させて設けられている。可動
刃2は、図面下方に伸びる操作杵5によりカバー部材6
内に設けたアーム(図示せず)を介して枢軸(図示せ
ず)のまわりに回動して固定刃1に対し接離可能であ
る。7は図面下方に伸びる把持杵、6aはカバー部材6
固定用のボルト・ナットである。なお、可動刃2を回動
させるためのグリップ(図示せず)と操作杵5先端部5
aとは数十cm離れている。
【0018】そして、上記固定刃1、可動刃2のそれぞ
れの上面側(又は下面側)には、肉厚が約5mm以上で
耐熱性ゴムからなるゴム板8,9がねじ10とナット
(図示せず)の組合わせに固定されており、ゴム板8
は、固定刃1の刃先3より相手側の可動刃2の刃先4側
に突出し、ゴム板9は、可動刃2の刃先4より相手側の
固定刃1の刃先3側に突出している。
【0019】次に、このハサミにより図7の種絞り部3
2を切断する場合の作用について説明する。まず、図2
(a)のように、このハサミの把持杵7を把持して、種
絞り部32を固定刃1と可動刃2との対向間隙に位置さ
せる。次に、上記グリップにより操作杵5を手前に引い
て可動刃2を回動して固定刃1に接近させ、ゴム板8,
9により直径2〜3mmの種絞り部32を挟む(図2
(b))。可動刃2をさらに接近させて種絞り部32を
挟持固定する(図2(c))。可動刃2を更に接近させ
て種絞り部32を切る(図2(d))。種絞り部32は
軸方向の力には強いが直径方向の力には弱いので、上記
グリップを軽く握るだけで簡単に切ることができる。
【0020】図2(c)の切断開始時点から図2(d)
の切断完了の時点まで、種絞り部はゴム板8,9により
適度の挟持力で固定されているため、切断の瞬間におけ
る種ホルダー等のはね上がりを防止することができるう
え、ワイヤーのねじれや伸びを緩やかに元の状態に戻す
ことができ、種結晶等を手で押さえておく必要がなくな
り、火傷等の危険もなく安全、確実に種絞り部の切断作
業を行うことが可能となる。
【0021】実施例2 図3,4に示す実施例は、可動刃11,12を同一の枢
軸(図示せず)のまわりに回動可能としたものである。
すなわち可動刃11,12の同一面側に、板ばね13と
この板ばね13の自由端側に設けられ、それぞれ相手側
の可動刃の刃先15,14側に突出する耐熱性ゴム板1
6とからなる互いに同一構造の被切断物挟持片17,1
8を設けたものである。上記ゴム板16は、金属製棒状
体19に耐熱性接着剤で接着され、この棒状体19は断
面略台形状の板ばね13の頂上部に高温ろう付けにより
固着されている。さらに、可動刃11側の板ばね13
は、ねじ20により可動刃11に固定された金属製棒状
体21の前面側にねじ22により保持され、同様に、可
動刃12側の板ばね13は、ねじ23により可動刃12
に固定された金属製棒状体24の前面側にねじ25によ
り保持されている。
【0022】上記板ばね13をねじ25により保持する
態様は図5に示すとおりで、板ばね13の両端部にその
長手方向に沿う長孔26,27が形成され、長孔26の
右端部を通してねじ(図示せず)が棒状体24に固定さ
れ、長孔27の左端部を通してねじ25が固定されてい
る。
【0023】このハサミの作用は、実施例1と同様であ
り、可動刃11,12により被切断物を切断する際の挟
持固定力は板ばね13が圧縮されて生じる弾発力に基づ
くものであり、この圧縮時には、図5の2点鎖線で示す
ように、板ばね13の両端部が上記ねじ25により拘束
されつつ棒状体24の前面に圧接摺動する。また、上記
ゴム板16は被切断物をより確実に挟持するためのもの
であるが、被切断物が挟持し易いものであったり、挟持
力を十分高くすることができる場合などには、ゴム板1
6を省略することも可能である。
【0024】なお、実施例1では固定刃1と可動刃2の
刃先3,4が真正面に対向しているのに対し、この実施
例2は、紙切りバサミのように、一方の可動刃11の下
面が他方の可動刃12の上面に摺動する構造のハサミに
係るものであり、このため、棒状体24を棒状体21よ
り高くすると共に、挟持片17,18の高さを同一とし
て挟持力を十分にしたものである。
【0025】実施例3 第3の実施例を図6に示す。この実施例は、実施例2の
被切断物挟持片17,18に代えて可動刃11,12に
全体がゴム板からなる挟持片17a,18bをねじ(図
示せず)により設けたものであり、凹部28は、切断時
に可動刃11を可動刃12に対し摺動させるための空間
である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかなとおり、本発明の
切断用工具では、弾性部材よりなる挟持片により被切断
物を挟持した状態でこれを切断するように構成したか
ら、2つに切断したものの一方をそのまま支持できるの
で、例えばSi単結晶製造用の種絞りの切断用工具とし
て、あるいは切断後のものをそのまま支持して手元に回
収する必要がある場合等に極めて便利に使用できるし、
既製の刃物に挟持片を取り付けるだけで製作できて構造
も簡単であるなどの効果がある。また、本発明の引上単
結晶の種絞り部切断方法では、上記工具で切断するた
め、切断時に種絞り部が挟持されているため切断の瞬間
における種ホルダー等のはね上がりを防止することがで
き、単結晶を吊り下げたワイヤーのねじれや伸びを緩や
かに元の状態に戻すことができ、種結晶等を手で押さえ
ておく必要がなくなり、火傷等の危険もなく、安全確実
に種絞り部の切断作業を行うことができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部平面図である。
【図2】図1実施例の作用説明図であり、(a)はハサ
ミをセットした状態を、(b)は種絞り部を挟持し始め
た状態を、(c)は種絞り部の切断開始時の状態を、
(d)は種絞り部が切断され、その上半部がゴム板によ
り挟持された状態を、それぞれ示す。
【図3】本発明の第2の実施例の要部平面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線矢視図である。
【図6】本発明の第3の実施例の横断面図である。
【図7】CZ法によるSi単結晶の製造工程説明図であ
る。
【符号の説明】
1 固定刃 2 可動刃 3,4 刃先 5 操作杵 5a 先端部 6 カバー部材 6a ボルト・ナット 7 把持杵 8,9 ゴム板 10 ねじ 11,12 可動刃 13 板ばね 14,15 刃先 16 ゴム板 17,17a,18,18a 挟持片 19,21,24 棒状体 20,22,23,25 ねじ 26,27 長孔 28 凹部 31 コーン部分 32 種絞り部 33 種結晶 34 種ホルダー 35 ワイヤー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接離可能に設けた一対の刃物の刃
    先間に被切断物を挟んで切断するようにした切断用工具
    において、前記一対の刃物のそれぞれの上面側又は下面
    側に弾性部材よりなる被切断物挟持片を設け、この挟持
    片をこの刃物の刃先より相手側の刃物の刃先側に突出さ
    せたことを特徴とする切断用工具。
  2. 【請求項2】 前記可動刃物が回動用アームに設けら
    れ、この回動用アームには、遠隔操作用の索条体又は軸
    杵が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の
    切断用工具。
  3. 【請求項3】 前記被切断物挟持片が、耐熱性ゴムより
    なるものであることを特徴とする請求項1に記載の切断
    用工具。
  4. 【請求項4】 前記切断物挟持片が、板ばね又は圧縮コ
    イルばねと、このばねの自由端側に設けられ相手側の刃
    物の刃先側に突出する耐熱性ゴムの板体とよりなるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の切断用工具。
  5. 【請求項5】 前記一対の刃物のそれぞれの刃先が、セ
    ラミックス又は超硬合金で形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の切断用工具。
  6. 【請求項6】 前記一対の刃物のそれぞれの刃先が、ス
    テンレス鋼又は金属チタンよりなる素地にセラミックス
    のコーティングを施して形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の切断用工具。
  7. 【請求項7】 チョクラルスキー法により引き上げられ
    た半導体単結晶の種絞り部を切断する方法であって、互
    いに接離可能に設けた一対の刃物の刃先間に被切断物を
    挟んで切断するようにした切断用工具において、前記一
    対の刃物のそれぞれの上面側又は下面側に弾性部材より
    なる被切断物挟持片を設け、この挟持片をこの刃物の刃
    先より相手側の刃物の刃先側に突出させてなる切断用工
    具を用い、被切断物挟持片により種絞り部を挟持しつ
    つ、被切断物挟持片による挟持部の上側又は下側を切断
    することを特徴とする引上単結晶の種絞り部切断方法。
JP10555792A 1992-03-31 1992-03-31 切断用工具及びそれを用いた引上単結晶の種絞り部切断方法 Pending JPH05277825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10555792A JPH05277825A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 切断用工具及びそれを用いた引上単結晶の種絞り部切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10555792A JPH05277825A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 切断用工具及びそれを用いた引上単結晶の種絞り部切断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05277825A true JPH05277825A (ja) 1993-10-26

Family

ID=14410856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10555792A Pending JPH05277825A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 切断用工具及びそれを用いた引上単結晶の種絞り部切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05277825A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029883A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Komatsu Electronic Metals Co Ltd 結晶取出装置及び結晶取出方法
CN109763167A (zh) * 2019-03-15 2019-05-17 靳俊改 一种半导体单晶硅提拉机
JP2023048550A (ja) * 2021-09-28 2023-04-07 アルスコーポレーション株式会社 農作物収穫用鋏

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029883A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Komatsu Electronic Metals Co Ltd 結晶取出装置及び結晶取出方法
CN109763167A (zh) * 2019-03-15 2019-05-17 靳俊改 一种半导体单晶硅提拉机
JP2023048550A (ja) * 2021-09-28 2023-04-07 アルスコーポレーション株式会社 農作物収穫用鋏

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4159793A (en) Hand-held tool for optical fiber waveguide end preparation
GB1536867A (en) Strapping joints
JPS59500023A (ja) 光フアイバをけがいて切り離す方法及び装置
US6311581B1 (en) Automatic optical fiber stripping machine with stripping length control means
JPH05277825A (ja) 切断用工具及びそれを用いた引上単結晶の種絞り部切断方法
Shaw The Fracture of Metal Cutting Tools
JPH04310379A (ja) ケーブル結束具の装着工具
JPH078495B2 (ja) 単結晶引上装置の単結晶絞り部自動切断装置
JP3684769B2 (ja) シリコン単結晶の製造方法および保持する方法
US4326334A (en) Hand held restraining cutter
US4480509A (en) Automatic wire stripper
US5572914A (en) Tweezer-pliers having multiple gripping means
US6367467B1 (en) Holding unit for semiconductor wafer sawing
CN219486206U (zh) 晶体生长腔体手动输送切割夹具
US4969247A (en) Cryogenic electrode replacement
CN220073414U (zh) 一种具有防护结构的万能钳
CN210723667U (zh) 一种用于线缆连接的便携式剥线钳
JPH0990183A (ja) スロットロッドの加工方法
JP3832525B2 (ja) 種結晶の保持具
JPH11104367A (ja) 光ファイバの保護膜除去用ストリッパ
CN218747162U (zh) 一种电力电网的抢修装置
CN217720232U (zh) 一种电气工程接线钳
CN2046427U (zh) 弯尖嘴钳
JP2990660B2 (ja) 単結晶引上装置
CN2149274Y (zh) 多用途电工钳