JPH05277151A - 肩訓練用器具 - Google Patents

肩訓練用器具

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JPH05277151A
JPH05277151A JP4094540A JP9454092A JPH05277151A JP H05277151 A JPH05277151 A JP H05277151A JP 4094540 A JP4094540 A JP 4094540A JP 9454092 A JP9454092 A JP 9454092A JP H05277151 A JPH05277151 A JP H05277151A
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JP
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arm
drive
shoulder
patient
shoulder training
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JP4094540A
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English (en)
Inventor
T L Donovan
ティー.エル.ドノバン
R J Allemandi
アール.ジェイ.アレマンディ
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Sutter Corp
Original Assignee
Sutter Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H1/00Apparatus for passive exercising; Vibrating apparatus ; Chiropractic devices, e.g. body impacting devices, external devices for briefly extending or aligning unbroken bones
    • A61H1/02Stretching or bending or torsioning apparatus for exercising
    • A61H1/0274Stretching or bending or torsioning apparatus for exercising for the upper limbs
    • A61H1/0281Shoulder

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 患者の肩関節を自然な解剖学的運動範囲に追
従させつつ、受動的且つ複合的な屈曲および外転を肩に
付加すべく、患者の腕を連続的に往復動させるように構
成された、特に関節傷害のリハビリテーション等に有用
な、受動的肩訓練用器具を提供すること。 【構成】 ベース22と、それに取り付けられた往復駆
動装置24と、作動中180°までの弧を通って往復運
動をなすべく駆動電動機48に取り付けられた、患者用
の腕保持装置26とが主要構成要素として包含され、腕
保持装置26は更に腕を患者に対し近接、離隔させるべ
く旋回および滑動自在に駆動装置24へ取り付けられ、
それによる旋回および滑動自在な運動により、肩構造体
の受動的な屈曲および外転中の患者の関節即ち回転中心
の移動が補整される如く構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】患者の種々の筋肉群の特定の治療運動を
練習または実施する各種の解剖学的訓練および治療装置
が技術上周知されている。一例として連続運動の受動的
訓練機械が、今では受傷ないし外科患者の関節傷害のリ
ハビリテーションに対する留意事項の基準となってい
る。
【0002】一般的には、受動的な運動訓練用器具によ
り、腕や下肢のような身体部分が、ある運動範囲にわた
って動かされる。これにより、その身体部分に関連する
筋肉や関節の作用がシュミレートされる。この種の受動
的な運動訓練用器具は、運動が連続的で、電動機または
その他の連続駆動装置により駆動することができる。米
国特許第4,355,633号には、電動機で駆動され
るこの種の受動的な訓練用器具装置が開示されている。
【0003】この種の受動的訓練装置は、肩関節傷害に
リハビリテーションを施すため、または患者の肩、腕、
もしくはけい部の手術に続くリハビリテーションのため
に有用である。肩関節リハビリテーションに関連するこ
の種の受動的訓練装置についての問題は、肩の屈曲や外
転中の肩関節や筋肉の解剖学的な運動が、従来技術の諸
装置により補整されていないことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す如く、肩関
節構造体には、平たんな三角形のスカピュラ(scap
ula)(即ち肩甲骨)に対するヒューマラス(hum
erus)(即ち上腕骨)の関節接合に備える上腕関節
窩または関節窩関節が包含されている。各種の腕や肩の
筋肉による腕の運動は、矢印10で表示される如く、関
節窩関節内で上腕頭を自在に回転させることができる。
これは、上腕関節窩運動と称される。
【0005】肩関節はまた、上腕関節窩運動に加えて、
肩甲骨胸郭運動をも受ける。図1に示す如く、肩甲骨は
胸郭の背面の外側部分内にある。肩甲骨は、矢印12で
表示される如く、各種の腕や肩の筋肉により、その胸郭
内の位置から移動させることができる。これを、肩甲骨
胸郭運動と称する。肩甲骨の回旋は、肩運動全体の約3
分の1の割合を占めている。
【0006】この肩関節構造の結果として、訓練中の肩
や腕の種々の運動が、関節窩関節に対する種々の相対位
置を生ずる。これらの運動には、肩の屈曲や伸展、肩の
屈曲や外転、および肩の内回旋を包含することができ
る。これらの運動の各々の間、関節窩関節の回転中心
は、肩内で変化しまたは移動することができる。従来技
術の受動的訓練装置は一般に、関節構造の肩甲骨胸郭運
動(即ち矢印12で表示される如き胸郭内での肩甲骨の
回旋)ではなく、関節構造体の上腕関節窩運動の原因を
なしている。従ってこれら従来技術の諸装置により、固
定された回転中心へ一定の力が付加される。これは、複
合された上腕関節窩および肩甲骨胸郭運動によって生起
される、変化する肩関節の回転中心には適応しない。
【0007】図2には、肩の屈曲中の肩関節(すなわち
関節窩関節)の回転中心の運動が示されている。図2の
場合、患者14は、0°から180°の運動範囲にわた
り、その腕を屈曲させることができる。屈曲中は、関節
窩関節の上腕関節窩運動に加え、関節もまた、肩甲骨胸
郭運動のため上方へ上昇し且つ後部へ回転する。この運
動により、関節の回転中心の位置が変更される。50°
の屈曲については、18に回転中心が示されている。1
80°の屈曲については、18’に回転中心が示されて
いる。同様に、図3に示す如く、50°から180°ま
での患者の腕16の外転中、回転中心18は、図示の如
く18’へ移転される。
【0008】この肩甲骨胸郭運動により生起される関節
窩関節の相対運動は、一般に従来技術の訓練装置では補
整されないので、訓練装置との取付け点で固定回転中心
に保持された腕および関節により、過度の応力が誘発さ
れる。これは、患者に痛みと不快感とを経験させ、訓練
の期間と有効性とを減少させるおそれがある。更にそれ
は、既に受傷した肩関節および筋肉に対して傷害を生起
させる恐れがある。この問題は、患者が、訓練装置と相
対的な訓練中の位置を変えた場合、更に複雑化される可
能性がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】これに対し、本発明の肩
訓練用器具は、肩の屈曲および外転中、肩関節および筋
肉が自然の解剖学的運動範囲に追従し得るように構成さ
れている。この訓練用器具によれば、180°の運動範
囲にわたる肩の屈曲および外転の間に遭遇する、変化す
る肩関節の回転中心が補整される。これは、関節窩関節
および肩筋肉の「引掛かり」や「伸張」を防止すること
に役立ち、関節および筋肉における苦痛なストレスを最
小化することに役立つ。更にまた患者は、関節窩関節や
肩筋肉におけるストレスや不快感の誘発を伴うことな
く、その位置、即ち本発明の訓練装置と相対的な彼の腕
の位置を変更することができる。
【0010】本発明によれば、新しい受動的な肩訓練用
器具が得られる。この訓練用器具は、複合された肩の屈
曲および外転を付与するため、180°まで往復する弧
を通って患者の腕を連続的に動かすように構成されてい
る。この肩訓練用器具には、単純に述べれば、ベース
と、ベースに取り付けられた往復駆動装置と、弧状運動
範囲にわたる往復自在(即ち上下)運動のために患者の
腕を保持する腕保持装置とが含まれている。この腕保持
装置は、弧を通って往復することに加えて、患者の腕を
患者に向け且つそれから遠ざけて動かし、また2平面内
で旋回するよう、旋回自在且つ滑動自在に駆動装置へ取
り付けられている。弧状運動範囲にわたり患者の腕が動
かされる際の腕保持装置の旋回および滑動自在運動によ
り、肩構造体の受動的な屈曲および外転中の患者の関節
窩関節(即ち変化する回転中心)の移動が補整される。
このことが、訓練中、患者の腕が自然な解剖学的径路に
追従することを可能にさせている。
【0011】この訓練用器具は、種々の腕長に対し、且
つまた左または右腕の何れかを訓練するように調整自在
である。更に弧状運動範囲の度および訓練用器具の速度
は、必要に応じ調整することができる。更にまた、本発
明の駆動装置は、腕保持装置へ往復運動を付与するた
め、可逆駆動電動機または駆動リンク装置に結合された
駆動電動機を用いて構成することができる。
【0012】本発明のその他の諸目的、諸利点および諸
性能は、説明が進むにつれて更に明白となろう。
【0013】
【実施例】ここで、図4の(a)につき説明する。同図
には、本発明に従って構成された解剖学的肩訓練用器具
が示されており、全体として20と表示されている。肩
訓練用器具20には、一般的に言って、ベース22と、
ベース22に取り付けられた往復駆動装置24と、約1
80°までの弧を通る、駆動装置24による往復運動の
ために患者の腕を保持する、駆動装置へ旋回自在且つ滑
動自在に取り付けられた腕保持装置26とが包含されて
いる。図4の(a)においては、130°の屈曲にほぼ
等しい位置に腕保持装置26が示されている。更に、肩
の0°および180°の屈曲にほぼ等しい位置に腕保持
装置26が想像画法で示されている。
【0014】図5について説明する。同図には、患者1
4に使用されている肩訓練用器具20が示されている。
腰かけての使用に対しては、ベース22上に置かれたい
す28に患者14が座り、患者の肩に近接し且つそれと
同じ高さに駆動装置24を位置させる。いすは、肩訓練
用器具20の側方に、即ち約30.48cm(1ft)離
して置かれる。患者の腕16は腕保持装置26内にスト
ラップ止めされる。駆動装置24は腕保持装置26およ
び患者の腕16を、双頭矢印30で表示される如く約1
80°まで往復する弧を通り、連続的に動かす。弧30
を通る腕保持装置26の往復運動により、患者の肩が連
続的に屈曲される。更に図5に示される如く、患者の腕
は、いす28の側方への肩訓練用器具20の布置によ
り、わずかに外転される。腕保持装置26は、約180
°までの弧を通り駆動装置24によって往復動されるほ
か、滑動取付装置上に取り付けられ、矢印34で示す如
く、患者14から遠ざかり且つそれに向かって自由に滑
る。更に腕保持装置26は旋回取付装置上に取り付けら
れ、双頭矢印36で示す如く、腕16に平行な平面内で
前後に第一旋回点の回りを自由に旋回する。更にまた腕
保持装置26は、双頭矢印38で示す如く、腕16の平
面に直交する平面内で前後に第二旋回点の回りを自由に
旋回する。この配列により患者の腕16は、肩の屈曲/
外転運動中、関節窩関節32の自然な運動に応じ、自由
に患者の身体から遠ざかり且つそれに向って滑り、2平
面内で旋回する。従ってこの肩訓練用器具20により、
変化する回転中心32と、180°の運動範囲にわたる
関節窩関節および肩筋肉の自然な解剖学的運動とが反復
される。これは、関節および筋肉における過度のひずみ
や応力を防止するのに役立つ。更にまた患者14が、肩
訓練用器具20と相対的ないす28内での位置を変えた
場合、腕保持装置26は、肩における応力を防止するた
め、滑動および旋回運動により再び自動的に位置を変え
られ若しくは自動整合される。
【0015】図5には、患者14を腰かけさせた、肩訓
練用器具20の丁度一つの用法が示されている。肩訓練
用器具20はまた、横になっているか立っているか、何
れかの患者に用いることもできる。更にまた、患者は、
その正確な腕長に適応すべく肩訓練用器具20に対して
位置することができ、肩訓練用器具20は、患者14の
右または左肩の何れかへ使用すべく調整することができ
る。
【0016】ここで図4の(a)および図6につき、肩
訓練用器具20の個々の構成要素を更に詳細に説明す
る。ベース22には、床上に載るようにされた平たん
な、概ね長方形の形状のベース・プレート40が包含さ
れている。使用中、ベース・プレート40は、患者14
の重量により床上に保持される。2組のフランジ部材4
2,44は、垂直直立部材46の取付装置として、ベー
ス・プレート40へ恒久的に取り付けられている。フラ
ンジ部材42は、ここでは「右フランジ部材」と称さ
れ、患者の右腕用にベース・プレート40へ直立部材4
6を取り付けるようにされている。フランジ部材44
は、ここでは「左フランジ部材」と称され、患者の左腕
用にベース・プレート40へ直立部材46を取り付ける
ようにされている。
【0017】次いで駆動装置24が垂直直立部材46へ
調整自在に取り付けられている。垂直直立部材46は、
断面を概ね方形または長方形とすることができ、方形ま
たは長方形の、金属またはプラスチック管材料で形成す
ることができる。フランジ部材42,44には各々、垂
直直立部材46の外周形状に形状が対応する凹所が形成
されている。従って垂直直立部材46は、何れかのフラ
ンジ部材42または44により、ベース・プレート40
の平面に対し概ね垂直に、ベース・プレート40内に置
き且つそこに保持することができる。
【0018】図4の(a)および図6に示すベース・プ
レート40および垂直直立部材46は、いす28に腰か
けた患者による、図5に示す如き用法に適している。こ
のベース22はまた、立っている患者や、ベッドに横た
わっている患者に適応すべく用いることもできる。但
し、ベース22は単に例示的なものであり、他の形態も
可能である。
【0019】駆動装置24をここで更に詳細に説明す
る。図4に示す如く、駆動装置24は、垂直直立部材4
6上へ調整自在に取り付けられている。記述の如く、駆
動装置は、約180°までの弧状運動範囲にわたり、腕
保持装置26へ往復運動を付与するようにされている。
図7、図8および図9について説明する。駆動装置に
は、駆動電動機48(図7)と、駆動電動機48の回転
出力を往復運動に変換し且つ調整する制御装置50(図
9)と、駆動電動機48の速度および方向を調整する制
御パネル装置52(図8)とを包含することができる。
駆動装置構成諸要素の全ては、ハウジング54(図4)
内に取り付けることができる。ハウジング54は、止め
ねじ、ねじ付きノブ(図示せず)またはその他同種のも
ので垂直直立部材46へ垂直且つ調整自在に取り付けら
れるようにされた、概ね箱状の閉鎖容器であれば良い。
【0020】図4の(a)に示す例示的な実施例の場
合、駆動電動機48は、比較的に低いrpm出力(即ち
1から100rpm)を生成する減速機に結合された変
速可逆方向電動機である。その場合、この駆動電動機4
8の出力は、180°までの弧を通る腕保持装置26の
往復運動を生成するようにされなければならない。図4
の(a)に示す実施例においては、これが、所望の弧を
介して駆動電動機の出力軸を回転させ、次いで運動の方
向を逆にすることによって行われる。あるいはまたは、
図11に示し且つ以下に説明する如く、出力軸の回転運
動を往復運動に変換するスリーバー・リンク装置のよう
な駆動リンク装置により、腕保持装置26の往復運動を
達成することができる。
【0021】図4の(a)の実施例においては、約18
0°まで往復する弧を通り、連続的な様態で腕保持装置
26を動かすために、駆動電動機48の出力軸56が単
一の駆動リンク装置78により腕保持装置26へ結合さ
れている。この往復運動は駆動電動機48から得られ、
図9に示す制御装置により調整される。
【0022】図9に関連して、制御装置50には、それ
ぞれ設定レバー62,64で作動される、ばねで偏せら
れる1対のリミット・スイッチ58,60が包含されて
いる。設定レバー62,64は、駆動電動機48の出力
軸56へ機械的に結合された制御軸66上へ調整自在に
取り付けられている。制御軸66上における設定レバー
62,64の相対位置は、ちょうナット68のような適
宜の調整自在な締結装置により調整可能である。図7に
は、電動機48を含めたマイクロスイッチ58,60の
配線配列が図7に示されている。
【0023】使用中、制御軸66は、駆動電動機48の
出力軸56と一緒に回転する。ばねで偏せられるリミッ
ト・スイッチ58または60との設定レバー62または
64の接触により、駆動電動機48の回転方向が停止さ
れフリップ・フロップされる。かくて可逆駆動電動機4
8が加圧され、リミット・スイッチ58,60に関連す
る設定レバー62,64の位置により定められる弧を通
り、時計回り(CW)または逆時計回り(CCW)方向
の何れかに回転する。この弧はなるべくなら0°から1
80°の範囲にあることが望ましい。
【0024】図8に関連して、制御パネル装置52に
は、電動機へ配線されたオン・オフ・スイッチ70が包
含されている。更に、駆動電動機48の作動を表示する
ため、オン・オフ・スイッチと直列に表示灯72へ配線
することもできる。制御パネル装置52にはまた、電動
機の出力速度を変化(即ち0から100rpm)させる
ため、電動機の内部でもよい加減抵抗器のような速度調
整装置74も包含されている。更に制御パネル装置は、
スイッチ58または60の何れが前進方向に用いられ、
何れが後退方向(即ち当初の設定)に用いられるかを定
めるため、互いに関連してリミット・スイッチ58,6
0の位置をフリップ・フロップする選択スイッチ76を
包含することができる。これらの構成要素に適した配線
図が図7に示されている。図7の回路は次の如く作用す
る。 1.オン・オフ・スイッチ70が電力を作動させ、表示
灯76が点灯する。 2.抵抗器74で電圧を調整することにより、電動機4
8(M1)の速度を調整することができる。 3.左腕または右腕の選択のため、電動機48上の電圧
がスイッチ76により反転される。 4.リミット・スイッチ60は、それに設定レバー64
(図9)が突き当たると瞬時に閉じる。これにより、フ
リップ・フロップ(F/F)がリセットされ、励振器が
止められ、リレー(K)がドロップアウトし、接点が変
って電動機48が逆転される。電動機48はこの方向
へ、その設定レバー62がリミット・スイッチ58を閉
じるまで進む。これがF/Fをセットさせ、それが励振
器にリレー(K)を閉じさせ、次いでそれが電動機48
の回転方向を逆転させる。 5.電動機48は直流電動機として示されているが、可
逆交流電動機であっても良い。
【0025】あるいはまた、出力軸56の回転運動を、
調整自在な弧を通る往復運動に変換するために、他の制
御装置50を利用しても良い。後段で更に十分に説明す
る如く、出力軸56の回転を腕保持装置26の往復運動
に変換すめため、図11に示されたそれのような機械的
リンク装置を利用することもできる。
【0026】図4(a)および図5には、訓練用器具2
0が、患者の右腕用に例示されている。図4の(a)の
場合、腕保持装置26は、右腕を下降させるため時計回
りに回転される。これらの方向は、左腕訓練については
逆にされる。右腕に対しては、ベース22の垂直直立部
材46が右フランジ部材44内に取り付けられ、出力軸
56を患者14に向けて駆動装置24が位置決めされ
る。腕保持装置26が約0°にある場合は、設定レバー
62により、駆動電動機48の回転方向が逆転される。
設定レバー64は、右腕が回転される際、その弧状運動
範囲または高さを制御すべく調整される。患者の左腕を
訓練するために、いす28を転回させることができる。
次いで訓練用器具20が180°回され、出力軸56が
左肩に近接して位置付けされる。次いで、腕保持装置2
6が0°にある場合、設定レバー64により駆動電動機
48の回転方向が逆転されるよう、スイッチ76により
設定レバー62,64(図9)が転換される。設定レバ
ー62は、左腕が回転される際、その弧状運動範囲また
は高さを制御すべく調整される。
【0027】再び図4の(a)につき、腕保持装置26
の構成を詳細に説明する。腕保持装置26には、一般的
に言って、駆動電動機48の出力軸56へ駆動自在に結
合された動力リンク装置78と、動力リンク装置78へ
旋回自在且つ滑動自在に取り付けられたひじ掛け80と
が包含されている。
【0028】動力リンク装置78は、断面が図示の如く
長方形で、金属管材料、棒材またはその他同種のもので
形成できる剛性の構成要素である。動力リンク装置78
は、止めねじまたは一体回転のためのキーにより駆動電
動機48の出力軸56へ駆動自在に結合することができ
る。動力リンク装置78からずらせてひじ掛け80をそ
の上に取り付けるため、概ねL字形の取付プレート82
が動力リンク装置78の端部に取り付けられる。ひじ掛
け80の取付プレート82の形状は、図10に明確に示
されている。
【0029】ひじ掛け80は、自由ヒンジ84と共に2
平面内で旋回するよう、取付プレート82へ旋回自在に
取り付けられている。自在ヒンジ84は、図4の(a)
に双頭矢印86で表示される如く、ひじ掛け80が動力
リンク装置78に対して上下に旋回し得るように構成さ
れている。換言すれば、ひじ掛け80は、動力リンク装
置78の長手方向軸線と、ひじ掛け80および患者の腕
16の平面とに直交する平面内で旋回することができ
る。
【0030】図10に示す如く、自在ヒンジ84はま
た、図10に双頭矢印88で表示されるように、ひじ掛
け80が動力リンク装置78に向かい且つそれから遠ざ
かって旋回し得るように構成されている。換言すれば、
ひじ掛け80は、ひじ掛け80および患者の腕16のそ
れに合致または平行する平面内で前後に旋回できる。
【0031】図4の(b)に示される如く、この複合旋
回は、2組のヒンジ部分92,94で構成された自在ヒ
ンジ84により達成される。自在ヒンジ84の第一ヒン
ジ部分92は、動力リンク装置78の取付プレート82
へ固定的に取り付けられている。自在ヒンジ84の第二
ヒンジ部分94は、ひじ掛け80へ単一点で取り付けら
れている。この単一点連結は、ピン連結部96またはそ
の他同種のものにより達成でき、ひじ掛け80のそれと
平行な平面内でのひじ掛け80と自在ヒンジ84との間
の相対運動を可能にさせる。
【0032】ひじ掛け80はまた、動力リンク装置78
に関連して、滑動取付装置上へ滑動自在に取り付けられ
る。図4の(b)に示される如く、滑動取付装置は、ピ
ン連結部96により自在ヒンジ84へ取り付けられた固
定滑動取付装置90と、ひじ掛け80に取り付けられ
た、隔置された平行なL字形の案内トラック98,10
0とを包含することができる。図4の(a)に双頭矢印
で示される如く、ひじ掛け80は、駆動装置24および
患者14の回転中心に向かい且つそれから遠ざかって自
由に滑動する。
【0033】ひじ掛け80は、患者の腕を揺動させるよ
うに構成されている。図4の(b)に示される如く、ひ
じ掛けは、底板104と、平行な隔置された側板10
6,108とで形成される概ねu字形の断面をなすこと
ができる。患者の手で把持できる取手110が、ひじ掛
け80の側板106,108に取り付けられている。取
手110もまた、ひじ掛け80(図示せず)へ調整自在
に取り付けられる。ひじ掛け80には、側板106もし
くは108に締結されたストラップ112,114も包
含されている。ストラップ112,114は、ひじ掛け
80へ患者の腕16を固定するために、(ベルクロ(V
elcro)(商標名)・ファスナのような)かぎルー
プ・ファスナで形成することもできる。
【0034】図5に示す如く使用される際、ひじ掛け8
0は、回転中心および患者に向かい且つそれから遠ざか
って患者の腕を動かすため、矢印34で表示される如
く、固定滑動取付装置90上を自由に滑動する。更にひ
じ掛け80は、腕の平面に直交する平面内で、矢印38
で表示される如く、自在ヒンジ84(即ちヒンジ式リー
フ92,94)で形成された第一旋回点の回りを自由に
旋回する。最後に、ひじ掛けは、腕に平行または合致す
る平面内で、矢印36(図5)で表示される如く、ピン
連結部96と自在ヒンジ84とで形成された第二旋回点
の回りを自由に旋回する。
【0035】ここで図11について説明する。弧状運動
範囲を往復して腕保持装置26を往復動させる別の駆動
装置118を有する代替実施例の肩訓練用器具116が
示されている。駆動装置118には、ほとんど180°
即ち約170°の弧の範囲にわたって、駆動リンク装置
78により駆動軸120からの回転運動を往復運動に変
換するスリーバー・リンク装置が包含されている。これ
により駆動電動機は単一方向(CWまたはCCW)に作
動することが可能となり、図4の(a)の実施例につき
既に説明したような可逆駆動電動機や制御装置50の必
要性は全くない。
【0036】スリーバー・リンク装置には、駆動軸12
0へ駆動自在に結合された第一リンク装置素子122が
包含されている。第一リンク装置素子122は、第二リ
ンク装置素子124へ旋回自在に連結されている。次い
で第二リンク装置素子124は、腕保持装置26(図示
せず)の動力リンク装置78へ旋回自在に連結されてい
る。動力リンク装置78もまた、前の如くベースに取り
付けられた垂直直立部材128へ調整自在に取り付けら
れた支持ブロック126へ旋回自在に取り付けられてい
る。図11における距離「A」は、動力リンク装置78
が360°回転しないように、距離「B」よりも小さく
なければならない。距離「B」より小さい距離「A」に
より、動力リンク装置78が弧を通って往復する。運動
の弧の長さは、距離「B」を一定に保ちながら距離
「A」を変え、または距離「A」を一定に保ちながら距
離「B」を変えることにより、調整することができる。
この構成によれば、約170°の弧の範囲が可能であ
る。
【0037】ここで図12および図13について説明す
る。図には代替実施例の腕保持器130が示されてい
る。代替実施例の腕保持器130には、上腕保持器13
2と下腕保持器134とが包含されている。ヒンジ止め
連結部136により、上腕保持器132が下腕保持器1
34へ旋回自在に連結される。ヒンジ止め連結部136
はまた、既述の如き滑動運動のために、固定滑動部材
(即ち固定滑動部材90)を支えている。肩訓練用器具
の使用中、上腕に対して下腕を持ち上げ且つ回転させる
ために、代替実施例の腕保持器130を用いることがで
きる。
【0038】従って本発明によれば、肩の受動的な屈曲
/外転中、患者の肩関節を解剖学的な運動範囲に追従し
得るようにさせる、新規な肩訓練用器具が得られる。
【0039】本発明をその好適な実施例に関連して説明
したが、当業者には明らかな如く、特許請求の範囲に定
義された本発明の範囲を逸脱することなく、ある程度の
変更および修正を行うことは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】肩の骨および関節窩関節の前面図。
【図2】患者の肩の屈曲を示す患者の側面図。
【図3】患者の肩の外転を示す患者の正面図。
【図4】(a)は本発明に従って構成された肩訓練用器
具の側面図。(b)は図4の(a)の線4b−4bにつ
いての断面図。
【図5】本発明に従って構成された肩訓練用器具を使用
中の患者の斜視図。
【図6】図4の(a)の平面図。
【図7】図4の(a)の訓練用器具の駆動装置の電気関
係構成図。
【図8】図4の(a)の訓練用器具の制御パネルの正面
図。
【図9】180°までの弧の範囲にわたる図4の(a)
の訓練用器具の運動を調整する制御装置の側面図。
【図10】図4の(a)の肩訓練用器具の腕保持装置の
底面図。
【図11】代替実施例の駆動装置を備える、本発明に従
って構成された肩訓練用器具の側面図。
【図12】本発明に従って構成された肩訓練用器具の代
替実施例の腕保持装置の側面図。
【図13】図12の平面図。
【符号の説明】 14 患者 16 腕 20 解剖学的肩訓練用器具 22 ベース 24 駆動装置 26 腕保持装置 40 ベース・プレート 46 垂直直立部材 48 駆動電動機 50 制御装置 56 出力軸 58 リミット・スイッチ 60 リミット・スイッチ 62 設定レバー 64 設定レバー 66 制御軸 78 駆動リンク装置 90 滑動取付装置 92 第一ヒンジ部分 94 第二ヒンジ部分 96 ピン連結部 110 取手 112 ストラップ 114 ストラップ 116 肩訓練用器具 118 駆動装置 120 駆動軸 122 第一リンク装置 124 第二リンク装置 128 垂直直立部材 130 腕保持器 132 上腕保持器 134 下腕保持器

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肩訓練用器具にして、 ベースと、 前記ベースに取り付けられた駆動装置と、 患者の腕を保持する腕保持装置とを含み、弧状の運動範
    囲にわたる往復運動のため前記腕保持装置を前記駆動装
    置へ旋回自在且つ滑動自在に取り付け、従って患者の肩
    を屈曲し外転させるべく前記腕保持装置により患者の腕
    を保持して上下に動かすことができ、前記腕保持装置が
    滑り且つ旋回して患者の肩関節の解剖学的運動が補整さ
    れる肩訓練用器具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の肩訓練用器具におい
    て、 約180°までの弧にわたって前記腕保持装置を動かす
    べく駆動リンク装置へ連結された駆動電動機が前記駆動
    装置に包含されている肩訓練用器具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の肩訓練用器具におい
    て、 患者の腕が患者に向かい且つそれから遠退いて滑り得る
    如く前記腕保持装置を前記駆動リンク装置へ滑動自在に
    取り付ける滑動取付装置と、 患者の腕の面に概ね直交する面内の第一旋回点に沿い、
    且つ患者の腕と概ね平行な面内の第二旋回点に沿って前
    記腕保持装置を前記駆動リンク装置へ旋回自在に取り付
    ける旋回取付装置とが前記腕保持装置に包含されている
    肩訓練用器具。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の肩訓練用器具にして、 約180°までの弧にわたり前記腕保持装置の運動を調
    整自在に制御する制御装置を含む肩訓練用器具。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の肩訓練用器具におい
    て、 前記駆動装置に可逆電動機が含まれ、 180°までの弧にわたり前記腕保持装置を往復動させ
    るべく前記電動機の出力軸の方向が停止され且つ逆転さ
    れる肩訓練用器具。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の肩訓練用器具におい
    て、 リミットスイッチの対にて、その一方の作動の際に前記
    電動機の前記出力軸の方向を停止し且つ逆転する如く前
    記駆動電動機と電気的接触をして配置されたリミットス
    イッチの対と、 前記出力軸の回転度を制御すべく調整可能な前記リミッ
    トスイッチを作動させるため前記駆動電動機の前記出力
    軸に結合されたレバーの対とが前記制御装置に含まれて
    いる肩訓練用器具。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の肩訓練用器具におい
    て、 前記駆動装置に電動機が含まれ、 前記駆動電動機の前記出力軸の回転運動を約180°ま
    での弧にわたる往復運動に変換するため前記駆動リンク
    装置がスリーバー・リンク装置に結合されている肩訓練
    用器具。
  8. 【請求項8】 肩訓練用器具にして、 ベースと、 弧状の運動範囲にわたり前後に往復するようにされた駆
    動リンク装置へ連結された駆動軸を有する駆動電動機を
    包含する、前記ベースに取り付けられた駆動装置と、 患者の腕を保持する腕保持装置とを含み、前記腕保持装
    置が前記駆動リンク装置へ滑動自在且つ旋回自在に連結
    され、 患者に向かい且つそれから遠退いて前記腕保持装置を運
    動させる、腕保持装置の滑動取付装置と、 第一ヒンジ部分および第二ヒンジ部分を有するヒンジを
    包含する前記腕保持装置の旋回取付装置とを含み、前記
    第一ヒンジ部分が前記駆動リンク装置へ取り付けられ、
    前記第二ヒンジ部分に対する前記腕保持装置の自在運動
    のためピン連結部により前記第二ヒンジ部分が前記腕保
    持装置へ取り付けられ、それにより前記腕保持装置が二
    つの面内で旋回できるようにした肩訓練用器具。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の肩訓練用器具にして、 前記腕保持装置の運動範囲を調整する制御装置を含む肩
    訓練用器具。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の肩訓練用器具におい
    て、 ベース・プレートと、 前記駆動装置を調整自在に取り付けるため前記ベース・
    プレートへ取り付けられた垂直直立材とが前記ベースに
    含まれている肩訓練用器具。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の肩訓練用器具におい
    て、 前記駆動装置に駆動電動機が含まれ、 前記駆動電動機の出力軸の回転運動が、前記制御装置に
    より約180°までの弧にわたる往復運動に変換される
    ようにした肩訓練用器具。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の肩訓練用器具にお
    いて、 前記駆動電動機が可逆方向変速電動機であり、 前記駆動電動機の回転制御装置に、制御軸と、前記制御
    軸へ調整自在に取り付けられた設定レバーと、前記駆動
    電動機へ電気的に接続され且つ、0°から約180°の
    間に調整可能な弧にわたって前記駆動リンク装置を往復
    させ得る如く前記設定レバーにより前記駆動電動機の方
    向を停止および逆転させるべく作動できる、リミットス
    イッチの対とが包含されている肩訓練用器具。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の肩訓練用器具におい
    て、 前記駆動装置が変速駆動電動機であり、 前記駆動電動機の出力軸が、前記出力軸の回転運動を弧
    を通る往復運動に変換するためスリーバー・リンク装置
    に結合され、前記リンク装置を0°から約180°の間
    の弧を生成すべく調整し得るようにした肩訓練用器具。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の肩訓練用器具におい
    て、 前記腕保持装置に取手が包含されている肩訓練用器具。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の肩訓練用器具にお
    いて、 概ねu字形の腕保持器と、患者の腕を前記腕保持器に締
    結するストラップとが前記腕保持装置に包含されている
    肩訓練用器具。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の肩訓練用器具にお
    いて、 下腕保持器へ旋回自在に取り付けられた上腕保持器が前
    記腕保持器に包含されている肩訓練用器具。
  17. 【請求項17】 受動的な解剖学的肩訓練用器具にし
    て、 ベース・プレートおよび垂直直立材を包含するベース
    と、 前記垂直直立材へ調整自在に取付け可能にして、出力軸
    を有する可逆駆動電動機を包含する駆動装置と、 前記出力軸へ駆動自在に結合された駆動リンク装置と、 弧状の運動範囲にわたり前記駆動リンク装置を往復動さ
    せるべく前記駆動電動機の方向を停止し且つ逆転するた
    め前記駆動電動機へ作動自在に結合された制御装置と、 滑動取付装置上の前記駆動リンク装置へ旋回自在且つ滑
    動自在に取り付けられた腕保持器とを含み、前記滑動取
    付装置がヒンジに対するピン連結部へ旋回自在に取り付
    けられ、前記ヒンジが前記ピン連結部への取付けのため
    の第一ヒンジ部分と前記駆動リンク装置への取付けのた
    めの第二ヒンジ部分とを有し、 それにより前記腕保持器内に患者の腕を保持でき、前記
    腕保持器が患者の肩を屈曲させるべく弧を通って往復動
    され、患者の腕が患者に向かい且つそれから遠退いて自
    由に動き、また互いに二つの面内で自由に旋回して、屈
    曲/外転中における患者の肩関節の運動を補整するよう
    にした解剖学的肩訓練用器具。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の肩訓練用器具にお
    いて、 患者の右側または左側の何れかに前記垂直直立材を取り
    付けるための別個の垂直直立材取付装置が前記ベース・
    プレートに包含されている肩訓練用器具。
  19. 【請求項19】 請求項16に記載の肩訓練用器具にお
    いて、 患者の手のための取手が前記腕保持器に包含されている
    肩訓練用器具。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載の肩訓練用器具にお
    いて、 下腕保持器に対してヒンジ止めされた上腕保持器が前記
    腕保持器に包含されている肩訓練用器具。
  21. 【請求項21】 請求項16に記載の肩訓練用器具にお
    いて、 変速電動機を前記駆動電動機とした肩訓練用器具。
  22. 【請求項22】 受動的な解剖学的肩訓練用器具にし
    て、 ベース・プレートおよび垂直直立材を包含するベース
    と、 前記垂直直立材へ調整自在に取り付けられ、出力軸を有
    する可逆駆動電動機を包含する駆動装置と、 前記出力軸の回転運動を前記駆動リンク装置の往復運動
    へ変換するようにされた第一および第二リンク装置を介
    して前記出力軸へ駆動自在に結合された駆動リンク装置
    と、 滑動取付装置上の前記駆動リンク装置へ旋回自在且つ滑
    動自在に取り付けられた腕保持器とを含み、ピン連結部
    への取付けのための第一ヒンジ部分と前記駆動リンク装
    置への取付けのための第二ヒンジ部分とを有するヒンジ
    に対する前記ピン連結部へ前記滑動取付装置が旋回自在
    に取り付けられ、 それにより前記腕保持器内に患者の腕を保持でき、前記
    腕保持器が患者の肩を屈曲させるべく弧を通って往復動
    され、患者の腕が患者に向かい且つそれから遠退いて自
    由に動き、また二つの面内で自由に旋回して、屈曲/外
    転中における患者の肩関節の運動を補整するようにした
    解剖学的肩訓練用器具。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の受動的な解剖学的
    肩訓練用器具において、 前記の第一および第二リンク装置ならびに駆動リンク装
    置にスリーバー・リンク装置が含まれている解剖学的肩
    訓練用器具。
JP4094540A 1991-07-31 1992-04-14 肩訓練用器具 Pending JPH05277151A (ja)

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