JPH05276544A - リングバックトーンpcmコード発生回路 - Google Patents

リングバックトーンpcmコード発生回路

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JPH05276544A
JPH05276544A JP6650892A JP6650892A JPH05276544A JP H05276544 A JPH05276544 A JP H05276544A JP 6650892 A JP6650892 A JP 6650892A JP 6650892 A JP6650892 A JP 6650892A JP H05276544 A JPH05276544 A JP H05276544A
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JP
Japan
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pcm code
tone
code
pcm
counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6650892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Terasaki
裕 寺▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リングバックトーンのPCMコードを発生す
る回路で、PCMコードの記憶数量を減らして必要なメ
モリ容量を削減するリングバックトーンPCMコード発
生回路を提供する。 【構成】 アップダウンカウンタ1により4分の1周期
分のPCMコードデータを記憶したROM4のアドレス
を発生させてROM4に入力し、このROM4から出力
されるPCMコードデータをラッチ回路5に入力させ
る。またカウンタ1の桁溢れ情報信号20を2分周して
カウンタ1のアップ/ダウン設定信号とし、且つこの桁
溢れ情報信号20を4分周してPCMコードのMSBと
してラッチ回路5の最上位ビットに入力する。これによ
り、ラッチ回路5のMSBが「0」の時、正のトーンP
CMコードが、ラッチ回路5のMSBが「1」の時負の
トーンPCMコードが生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機相互を接続する
加入者線ディジタル交換機に用いられるPCM搬送装置
の呼出し音(リングバックトーン)のトーンPCMコー
ド発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の通信網は信号多重化の容易性、信
号方式上の利点等の観点からディジタル化が進んでいる
が、一般的ユーザである各家庭で使用される電話機は従
来のアナログ方式の電話機である。このようなアナログ
式の電話機からのアナログ信号をディジタル信号に変換
してディジタル交換機に与えたり、このディジタル交換
機からのディジタル信号を再びアナログ信号に逆変換し
たりする回線インターフェースであるPCM搬送装置が
必要である。このPCM搬送装置は2線式の加入者線に
対応して設置されるもので、集積電子回路技術を使って
できる限り小型経済的に構成されることが加入者線交換
機の規模を小さくする上で必要である。そこで一般に交
換機で使用される多周波符号やトーン信号は周期性を持
っているので、1周期分の波形をサンプルしてPCM符
号化し、2進コード情報の形でROM内に記憶してあ
り、必要に応じてその2進コードを読出してD/A変換
してトーン信号を生成している。以下にそのディジタル
信号発生器の一つであるリングバックトーンのトーンP
CMコード発生器の従来例を図4に示す。この図4のリ
ングバックトーンPCMコード発生器は、トーンPCM
コードデータを記憶する読出し専用記憶装置(以下RO
M)9と、このROM9のアドレス番号を発生するカウ
ンタ8と、前記ROM9から抽出されたトーンPCMコ
ードを一定周期毎に出力するラッチ回路10とかり、こ
のラッチ回路10のトーンPCMコード出力端子群12
からトーンPCMコードがクロック毎に出力され図示し
ないディジタル/アナログ変換回路に入力されてアナロ
グ信号のリングバックトーンに変換される。
【0003】前記ROM9には、アナログ電話機に送信
するリングバックトーン信号の一周期分のトーンPCM
コードx(t1 ),x(t2 ),…x(t4N)が下位ア
ドレスから順番に4Nバイトの記憶領域内に記憶されて
いる。一方前記カウンタ8はモジュロ(4N−1)計数
器であって、クロック入力端子11より入力される任意
のクロックにより、0〜4N−1の2進コードをサイク
リックに発生させる。このカウンタ8の出力2進コード
は前記ROMのアドレス情報としてROM9に与えら
れ、ROM9はそのアドレスに記憶したPCMデータを
ラッチ回路10に順次出力する。ラッチ回路10はクロ
ック入力端子11から入力されるクロックに同期して上
記PCMデータを、次のクロックのエッジまで保持する
と共にそのPCMデータを出力する。これにより、任意
のクロックの周期毎にPCMデータとしてx(t1 ),
x(t2 ),…x(t4N),x(t1 ),x(t2 ),
…という連続したリングバックトーンPCMコードが出
力されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
リングバックトーンPCMコード発生回路では、送信す
べきリングバックトーン信号の一周期分のPCMコード
データを必要とするため、通常リングバックトーン信号
として用いられる400HZ 信号を発生するには、比較
的大きな記憶領域を持つ記憶素子が必要となっている。
通常リングバックトーンPCMコード発生回路は装置の
小型化の為に他のディジタル回路と共にゲートアレイ内
に収容される場合が多い。しかしながら、一般に記憶部
分に使用されるゲートアレイのセル数は他のディジタル
回路部分より多く必要とし、従来の回路構成ではゲート
アレイ自体の小型化が困難であるという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、このような従来の問題点
を除去して、より少ないセル数でゲートアレイを作成で
きるリングバックトーンPCMコード発生回路を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の解決手段は、PCM搬送装置に用いられるリ
ングバックトーンをトーンPCMコードとして送出する
リングバックトーンPCMコード発生回路において、前
記トーンPCMコードのPCMコードデータを所定周期
の四分の一分記憶する読出し専用記憶部と、前記所定周
期の四分の一周期毎にカウントアップとカウントダウン
を繰り返して前記読出し専用記憶部のアドレス番号を作
成するアップダウンカウンタと、前記所定周期の二分の
一周期毎に2進数「0」と「1」とを繰り返す符号変換
信号を発生させるフリップフロップと、最上位ビット信
号として入力される前記符号変換信号と前記読出し専用
記憶部から読み出されたPCMコードデータとを、1ク
ロックパルス期間保持しつつ出力するラッチ回路とを有
することを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て以下に説明する。図1は本発明の一実施例のブロック
構成図である。この図1において、アップダウンカウン
タ1はクロック入力端子6からの任意のクロックが入力
されるように接続され、このカウンタ1の桁溢れ情報信
号20が2分周用フリップフロップ2に入力されるよう
に接続され、さらにこのフリップフロップ2の出力であ
る分周信号21が同じ2分周用フリップフロップ3とア
ップダウンカウンタ1のアップ/ダウンコントロール信
号入力端子に接続入力されている。そしてアップダウン
カウンタ1のカウント値である出力2進コードはトーン
PCMコード記憶用の読出し専用記憶部であるリードオ
ンリメモリ(以下ROM)4のアドレス入力端子に接続
入力される。このROM4からの出力PCMデータはラ
ッチ回路5のデータ入力端子に接続入力されている。こ
のラッチ回路5のデータ入力端子の最上位ビット(以下
MSB)入力端子には前記フリップフロップ3の出力す
る符号変換信号22が接続入力されている。またこのラ
ッチ回路5にはデータラッチ用のクロックとしてクロッ
ク入力端子6からのクロックが入力されている。
【0008】以上の構成において以下その動作について
説明する。図2は電話機に送信すべきリングバックトー
ンのアナログ波形と、その離散的時間t1 ,t2 ,…
N,tN+1 ,… t4NとトーンPCMコードx
(t1 ),x(t2 ),…x(t4N)との対応関係を示
し、図3はROM4のアドレスマップを示す。図3に示
すように、ROM4にはアドレス番地「0」にトーンP
CMコードx(t1 )が、アドレス番地「1」にトーン
PCMコードx(t2 )が、以下同じ様にアドレス番地
「N−1」にトーンPCMコードx(tN )がそれぞれ
記憶されている。
【0009】今、アップダウンカウンタ1が分周信号2
1によってカウントアップ状態に設定され、而もフリッ
プフロップ2,3は初期状態で、カウンタ1の出力2進
コードは0となっているとする。この様な状態でカウン
タ1はクロックが入力される毎に1ずつカウントアップ
し時間t1 〜tN の間、0〜N−1と順次そのカウント
値である出力2進コードをインクリメントする。この2
進コードに基づいてROM4はPCMコードデータx
(t1 ),x(t2 ),…x(t4N)をラッチ回路5に
順次出力する。このときフリップフロップ3の符号変換
信号22は「0」であることでラッチ回路5のMSBに
は0が入力されており、ラッチ回路5の出力は正のトー
ンPCMコードとしてROM4のPCMコードデータを
そのまま出力する。このラッチ回路5から出力されるト
ーンPCMコードをD/A変換することにより、図2に
於ける区間30のアナログ信号のリングバックトーンが
生成される。
【0010】そうしてアップダウンカウンタ1のカウン
ト値がN−1を越えて再び0になると、桁溢れして桁溢
れ情報信号20がカウンタ1より出力される。この桁溢
れ情報信号20に基づくフリップフロップ2の分周信号
21はカウンタ1をカウントダウン状態に設定する。ま
たこの分周信号21が入力されるフリップフロップ3の
出力符号変換信号22は0のままである。従って続く時
間tN+1 〜t2Nの間カウンタ1はクロックパルス毎に出
力2進コードをN−1〜0とデクリメントし、これによ
ってROM4の出力PCMコードはx(tN ),…x
(t3 ),x(t2 ),x(t1 )と順次変化する。符
号変換信号22によってラッチ回路5のMSBは「0」
であり、ラッチ回路5は正のトーンPCMコードとして
上記PCMコードx(tN ),…x(t3 ),x
(t2 ),x(t1 )をそのまま出力する。このPCM
コードをD/A変換することで図2の区間31のアナロ
グ波形が生成される。
【0011】そうして時間t2Nでカウンタ1は再び桁溢
れして桁溢れ情報信号20をフリップフロップ2に出力
し、フリップフロップ2の分周信号21によってカウン
タ1は再びカウントアップ状態に設定される。また、上
記分周信号21が入力されるフリップフロップ3は出力
の符号変換信号22を「1」として出力することにな
る。これによりラッチ回路5のMSBが「1」となる
為、ラッチ回路5の出力は負のトーンPCMコードとな
る。つまり時間t2N+1〜t3Nでは、ROM4の出力PC
Mコードx(t1 ),x(t2 ),…x(tN )はラッ
チ回路5で負のトーンPCMコード−x(t1 ),−x
(t2 ),…−x(tN )に変換される。この負のトー
ンPCMコードをD/A変換することで図2の区間33
のアナログ波形が生成される。
【0012】同様にして時間t3Nでカウンタ1は再び桁
溢れして桁溢れ情報信号20が出力され、分周信号21
はカウンタ1をカウントダウン状態に設定する。しかし
符号変換信号22は「1」のままであるので、時間t
3N+1〜t4NでROM4の出力PCMコードx(tN ),
x(tN-1 ),…x(t1 )はラッチ回路5によって負
のトーンPCMコード−x(tN ),−x(tN-1 ),
…−x(t1 )に変換される。そうしてD/A変換する
ことで図2の区間34のアナログ波形が生成される。
さらに時間t4Nで、カウンタ1は桁溢れ情報信号20を
出力し、フリップフロップ2からの分周信号21により
カウンタ1は再びカウントアップ状態にされ、フリップ
フロップ3からの符号変換信号22も「0」の上記初期
状態に戻る。このようにして順次カウンタ1のカウント
状態のアップ/ダウンを第一周期で繰り返すことと、ラ
ッチ回路5のMSB入力を「0」と「1」とを第一周期
の1/2周期で繰り返すことにより、図2の様なアナロ
グ波形を連続的に生成することができる。しかもROM
4には上記第一周期の1/2時間である時間t1 〜tN
分のPCMコードデータを記憶しておくだけでよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
話機に送信すべきアナログ信号であるリングバックトー
ン信号が正弦波であることを利用して、1/4周期分の
トーンPCMコードを読出し専用記憶部に記憶してお
き、その読出し専用記憶部に記憶したPCMコードデー
タ読出しアドレス値を生成するカウンタを上記1/4周
期毎にアップとダウンとを繰り返させ、しかも1/2周
期から1周期までの負のトーンPCMコードをラッチ回
路のMSB入力値を切り替えることで生成して、一周期
分のトーンPCMコードを生成した。このためPCMコ
ードデータを記憶するためのメモリ記憶領域を従来の1
/4に削減でき、より少ないセル数でゲートアレイを作
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に関するものであり、その構
成を示すブロック図である。
【図2】リングバックトーンアナログ波形及びトーンP
CMコードとの時間との関係図である。
【図3】ROMのアドレスマップ図である。
【図4】従来回路のブロック図である。
【図5】従来例によるリングバックトーンアナログ波形
及びトーンPCMコードと時間との関係図である。
【図6】従来例によるROMのアドレスマップ図であ
る。
【符号の説明】
1 アップダウンカウンタ 2,3 フリップフロップ 4,9 ROM 5,10 ラッチ回路 6,11 クロック入力端子 7,12 トーンPCMコード出力端子群 8 カウンタ 20 桁溢れ情報信号 21 分周信号 22 符号変換信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PCM搬送装置に用いられるリングバック
    トーンをトーンPCMコードとして送出するリングバッ
    クトーンPCMコード発生回路において、 前記トーンPCMコードのPCMコードデータを所定周
    期の四分の一分記憶する読出し専用記憶部と、 前記所定周期の四分の一周期毎にカウントアップとカウ
    ントダウンを繰り返して前記読出し専用記憶部のアドレ
    ス番号を作成するアップダウンカウンタと、 前記所定周期の二分の一周期毎に2進数「0」と「1」
    とを繰り返す符号変換信号を発生させるフリップフロッ
    プと、 最上位ビット信号として入力される前記符号変換信号と
    前記読出し専用記憶部から読み出されたPCMコードデ
    ータとを、1クロックパルス期間保持しつつ出力するラ
    ッチ回路とを有することを特徴とするリングバックトー
    ンPCMコード発生回路。
JP6650892A 1992-03-25 1992-03-25 リングバックトーンpcmコード発生回路 Pending JPH05276544A (ja)

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