JPH0527616A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0527616A JPH0527616A JP18463191A JP18463191A JPH0527616A JP H0527616 A JPH0527616 A JP H0527616A JP 18463191 A JP18463191 A JP 18463191A JP 18463191 A JP18463191 A JP 18463191A JP H0527616 A JPH0527616 A JP H0527616A
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- Japan
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- image forming
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- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の消費電力をさほど増加させることな
く、ラミネート加工等の表面保護処理までを迅速に行え
る画像形成装置を提供する。 【構成】 裏面に熱溶融性の接着層を有するラミネート
コーティング部材41と、ラミネートコーティング部材
の供給装置40と、内部にヒータ30a、30bを有す
る一対のヒートローラ31a、31bと、ヒートローラ
を加圧する圧接バネ33と、表面に画像を有する被記録
部材1の搬送手段20と、被記録部材1を補助的に定着
する乾燥ファン17とを有している。
く、ラミネート加工等の表面保護処理までを迅速に行え
る画像形成装置を提供する。 【構成】 裏面に熱溶融性の接着層を有するラミネート
コーティング部材41と、ラミネートコーティング部材
の供給装置40と、内部にヒータ30a、30bを有す
る一対のヒートローラ31a、31bと、ヒートローラ
を加圧する圧接バネ33と、表面に画像を有する被記録
部材1の搬送手段20と、被記録部材1を補助的に定着
する乾燥ファン17とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
更に詳細には画像が形成された被記録部材の画像表面に
ラミネート加工等の表面保護処理を行い得るようにした
画像形成装置に関する。
更に詳細には画像が形成された被記録部材の画像表面に
ラミネート加工等の表面保護処理を行い得るようにした
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記録を終了した記録紙の耐水性の
向上や汚れ、傷、変形等の発生を防止するため、ラミネ
ート加工等の表面保護処理が施されることが多い。特
に、カラー画像においては、ラミネート加工等の表面保
護処理により色の鮮やかさや光沢の度合がコントロール
出来ると共に、長期保存に対しても初期の画質が維持で
きるといった利点がある。
向上や汚れ、傷、変形等の発生を防止するため、ラミネ
ート加工等の表面保護処理が施されることが多い。特
に、カラー画像においては、ラミネート加工等の表面保
護処理により色の鮮やかさや光沢の度合がコントロール
出来ると共に、長期保存に対しても初期の画質が維持で
きるといった利点がある。
【0003】従来、表面保護処理の一例であるラミネー
ト加工は、画像形成装置からの出力画を画像形成装置と
は別に設けられたラミネートコーティング装置(以下、
ラミネータと記す)に供給して、熱溶融性の接着層を持
つラミネート部材を画像表面に接着するか、或は光沢性
を付与する接着層のみを画像表面に転写することにより
行っていた。
ト加工は、画像形成装置からの出力画を画像形成装置と
は別に設けられたラミネートコーティング装置(以下、
ラミネータと記す)に供給して、熱溶融性の接着層を持
つラミネート部材を画像表面に接着するか、或は光沢性
を付与する接着層のみを画像表面に転写することにより
行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、画像形成装置からの出力画をいちいちラミネータま
で運んで処理を行わなければならず、処理に時間がかか
るという問題があった。また、装置内にラミネータを備
えて、一連の動作で表面保護処理まで行えるようにした
画像形成装置もあるが、熱定着装置を有する画像形成装
置においては熱定着装置とラミネート加工部のそれぞれ
個別にヒートローラを有していたため、画像形成装置内
に於てローラを加熱するヒーターの数が増加し、画像形
成装置全体の消費電力が大幅に増加するという問題があ
った。
合、画像形成装置からの出力画をいちいちラミネータま
で運んで処理を行わなければならず、処理に時間がかか
るという問題があった。また、装置内にラミネータを備
えて、一連の動作で表面保護処理まで行えるようにした
画像形成装置もあるが、熱定着装置を有する画像形成装
置においては熱定着装置とラミネート加工部のそれぞれ
個別にヒートローラを有していたため、画像形成装置内
に於てローラを加熱するヒーターの数が増加し、画像形
成装置全体の消費電力が大幅に増加するという問題があ
った。
【0005】また、特開昭62−297860号公報に
示されるように電子写真装置内の熱定着装置を利用して
ラミネート加工を行い得るようにした装置もあるが、こ
の場合、画像が形成されて排出された被記録部材を再び
装置内に送らなければならず、処理の手間としてはラミ
ネータ単体の場合と変わりはなかった。
示されるように電子写真装置内の熱定着装置を利用して
ラミネート加工を行い得るようにした装置もあるが、こ
の場合、画像が形成されて排出された被記録部材を再び
装置内に送らなければならず、処理の手間としてはラミ
ネータ単体の場合と変わりはなかった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、装置の消費電力をさほど増加さ
せることなく、画像の定着と表面保護処理とを同時に行
うことにより、出力された被記録部材をラミネータまで
運ぶ手間が省け、電力の増加なく短時間で表面保護処理
まで施した画像を得ることの出来る画像形成装置を提供
することを目的としている。
になされたものであり、装置の消費電力をさほど増加さ
せることなく、画像の定着と表面保護処理とを同時に行
うことにより、出力された被記録部材をラミネータまで
運ぶ手間が省け、電力の増加なく短時間で表面保護処理
まで施した画像を得ることの出来る画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、裏面に熱溶融性の接着層を
有するラミネートコーティング部材をヒートローラ対に
供給する供給手段を備えている。
に本発明の画像形成装置は、裏面に熱溶融性の接着層を
有するラミネートコーティング部材をヒートローラ対に
供給する供給手段を備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置によ
れば、未定着状態、或は不完全に定着された状態の画像
を有する被記録部材は、加圧されたヒートローラ対に搬
送される。そしてヒートローラ対の直前にてラミネート
部材の接着層と、被記録部材の画像表面とが対向するよ
うに積層されてヒートローラ対を通過し、画像の定着と
表面保護処理とが同時に行われる。
れば、未定着状態、或は不完全に定着された状態の画像
を有する被記録部材は、加圧されたヒートローラ対に搬
送される。そしてヒートローラ対の直前にてラミネート
部材の接着層と、被記録部材の画像表面とが対向するよ
うに積層されてヒートローラ対を通過し、画像の定着と
表面保護処理とが同時に行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0010】最初に図1、及び図2を参考にして本実施
例の電子写真方式の湿式のフルカラー画像形成装置の構
成について説明する。
例の電子写真方式の湿式のフルカラー画像形成装置の構
成について説明する。
【0011】図1に於いて、被記録部材1の保持手段で
あるドラム10は、画像形成装置内の図示しない側板に
回転可能に支持されている。その周囲には装置内にロー
ル状に保管された被記録部材1をドラム10に供給する
給紙装置11、被記録部材1をドラム10上から剥す剥
離爪12、被記録部材1の表面を均一に帯電する帯電装
置13、被記録部材1上に静電潜像を形成するレーザ走
査光ユニット14、静電潜像を可視化する現像装置1
5、被記録部材1上の残留電荷を除去する除電装置16
が設けられている。また、剥離爪12の上方には補助定
着用の送風ファン17、斜め上方には搬送装置20が設
けられている。
あるドラム10は、画像形成装置内の図示しない側板に
回転可能に支持されている。その周囲には装置内にロー
ル状に保管された被記録部材1をドラム10に供給する
給紙装置11、被記録部材1をドラム10上から剥す剥
離爪12、被記録部材1の表面を均一に帯電する帯電装
置13、被記録部材1上に静電潜像を形成するレーザ走
査光ユニット14、静電潜像を可視化する現像装置1
5、被記録部材1上の残留電荷を除去する除電装置16
が設けられている。また、剥離爪12の上方には補助定
着用の送風ファン17、斜め上方には搬送装置20が設
けられている。
【0012】搬送装置20は静電吸着方式の搬送装置で
あり、図2に示すような構造になっている。即ち、導電
性ゴムローラ23、駆動ローラ24、テンションローラ
25の計3本のゴムローラによりベルト21が張られて
おり、テンションローラ25によりベルト21の張り具
合いを調整することが出来る。また、ベルト21は導電
性ゴムローラ23と駆動ローラ24の間に被記録部材1
を載置する平面部を有している。
あり、図2に示すような構造になっている。即ち、導電
性ゴムローラ23、駆動ローラ24、テンションローラ
25の計3本のゴムローラによりベルト21が張られて
おり、テンションローラ25によりベルト21の張り具
合いを調整することが出来る。また、ベルト21は導電
性ゴムローラ23と駆動ローラ24の間に被記録部材1
を載置する平面部を有している。
【0013】また、帯電ブラシ22が導電性ゴムローラ
23と平行に位置しており、ベルト21の表面は帯電ブ
ラシ22に、ベルト21の裏面は導電性ゴムローラ23
にそれぞれ接している。帯電ブラシ22には図示しない
高圧電源より1KV〜3KVの電圧が供給されており、これ
によりベルト21の表面が帯電され、被記録部材1との
間で発生する静電気力により被記録部材1をベルト21
上に保持している。従って、ベルト21上に載置された
被記録部材1は、ベルト21上で位置がずれることなく
搬送される。また、駆動ローラ24とテンションローラ
25の間には除電ブラシ26が設けられており、搬送後
のベルト21の表面の除電を行っている。
23と平行に位置しており、ベルト21の表面は帯電ブ
ラシ22に、ベルト21の裏面は導電性ゴムローラ23
にそれぞれ接している。帯電ブラシ22には図示しない
高圧電源より1KV〜3KVの電圧が供給されており、これ
によりベルト21の表面が帯電され、被記録部材1との
間で発生する静電気力により被記録部材1をベルト21
上に保持している。従って、ベルト21上に載置された
被記録部材1は、ベルト21上で位置がずれることなく
搬送される。また、駆動ローラ24とテンションローラ
25の間には除電ブラシ26が設けられており、搬送後
のベルト21の表面の除電を行っている。
【0014】搬送装置20の左側には送りガイド27、
及び一対のヒートローラ31a、31bが設けられてお
り、その先に排紙ローラ34a、34b、及び排紙トレ
イ35が設けられている。ヒートローラ31a、31b
は内部にヒーター30a、30bを有しており、また、
ローラ表面には温度センサ32a、32bが接触してい
る。これらによりヒートローラ31a、31bの表面
は、140℃〜180℃の範囲内の温度に一定に保たれ
ている。また、ヒートローラ31a、31bは圧接バネ
33により、互いに押し合う方向に力が加えられてい
る。
及び一対のヒートローラ31a、31bが設けられてお
り、その先に排紙ローラ34a、34b、及び排紙トレ
イ35が設けられている。ヒートローラ31a、31b
は内部にヒーター30a、30bを有しており、また、
ローラ表面には温度センサ32a、32bが接触してい
る。これらによりヒートローラ31a、31bの表面
は、140℃〜180℃の範囲内の温度に一定に保たれ
ている。また、ヒートローラ31a、31bは圧接バネ
33により、互いに押し合う方向に力が加えられてい
る。
【0015】ラミネートコーティング部材41は供給カ
セット42内に収納されており、供給カセット42の上
部にはラミネートコーティング部材41を送りガイド4
5内に送る供給ローラ43が設けられている。送りガイ
ド45は搬送装置20の上方に位置しており、途中にラ
ミネートコーティング部材41をタイミングローラ46
まで送る送りローラ44が設けられている。タイミング
ローラ46は被記録部材1の動きと同期して、ラミネー
トコーティング部材41をヒートローラ31a、31b
に送り込む働きをする。また、ヒートローラ31a、3
1bの送りガイド45、27側には位置センサ47、2
8が設けられており、ラミネートコーティング部材41
と被記録部材1の位置を検知する。
セット42内に収納されており、供給カセット42の上
部にはラミネートコーティング部材41を送りガイド4
5内に送る供給ローラ43が設けられている。送りガイ
ド45は搬送装置20の上方に位置しており、途中にラ
ミネートコーティング部材41をタイミングローラ46
まで送る送りローラ44が設けられている。タイミング
ローラ46は被記録部材1の動きと同期して、ラミネー
トコーティング部材41をヒートローラ31a、31b
に送り込む働きをする。また、ヒートローラ31a、3
1bの送りガイド45、27側には位置センサ47、2
8が設けられており、ラミネートコーティング部材41
と被記録部材1の位置を検知する。
【0016】次に本画像形成装置の動作について説明す
る。
る。
【0017】画像の形成が行われる時は、給紙装置11
により感光性の被記録部材1が給紙装置11内の図示し
ないカッターにより所定の長さに切断されて送られ、ド
ラム10上に巻回され、図示されない保持手段によりド
ラム10上に保持される。被記録部材1はドラム10の
回転に伴い、最初に帯電装置13によって表面を均一に
帯電され、次にレーザ走査光ユニット14によって露光
され、表面に静電潜像が形成される。
により感光性の被記録部材1が給紙装置11内の図示し
ないカッターにより所定の長さに切断されて送られ、ド
ラム10上に巻回され、図示されない保持手段によりド
ラム10上に保持される。被記録部材1はドラム10の
回転に伴い、最初に帯電装置13によって表面を均一に
帯電され、次にレーザ走査光ユニット14によって露光
され、表面に静電潜像が形成される。
【0018】次に、現像装置15に送られた被記録部材
1は、図示されない現像装置移動機構によって予めドラ
ム10の下部に位置決めされたイエローの現像装置15
yによって現像され、静電潜像が可視化される。最後に
除電装置16によって表面に残留した電荷が除電され、
送風ファン17により被記録部材1へ風を吹き付けて補
助的な定着が行われ、電子写真工程の一色分が終了す
る。さらに同様の工程をマゼンタ、シアン、ブラックの
各色について行うことで、フルカラー画像が形成され
る。
1は、図示されない現像装置移動機構によって予めドラ
ム10の下部に位置決めされたイエローの現像装置15
yによって現像され、静電潜像が可視化される。最後に
除電装置16によって表面に残留した電荷が除電され、
送風ファン17により被記録部材1へ風を吹き付けて補
助的な定着が行われ、電子写真工程の一色分が終了す
る。さらに同様の工程をマゼンタ、シアン、ブラックの
各色について行うことで、フルカラー画像が形成され
る。
【0019】以上の動作で被記録部材1上に画像が形成
されると、剥離爪12により被記録部材1は定着されな
いまま、ドラム10上より剥され、搬送装置20上へ送
られる。搬送装置20は、図示されていないモータによ
り駆動ローラ24が回転し、ベルト21が矢印の方向に
移動する。この時、帯電ブラシ22に印加された高電圧
により、ベルト21の表面が順次帯電される。そして被
記録部材1との間に生じる静電気力により被記録部材1
がベルト21に吸着されて搬送される。被記録部材1が
ベルト21の表面から分離した後、除電ブラシ26にて
ベルト21の表面の除電が行なわれる。搬送装置20の
搬送速度は画像形成部のドラム10の周速と同じになっ
ている。
されると、剥離爪12により被記録部材1は定着されな
いまま、ドラム10上より剥され、搬送装置20上へ送
られる。搬送装置20は、図示されていないモータによ
り駆動ローラ24が回転し、ベルト21が矢印の方向に
移動する。この時、帯電ブラシ22に印加された高電圧
により、ベルト21の表面が順次帯電される。そして被
記録部材1との間に生じる静電気力により被記録部材1
がベルト21に吸着されて搬送される。被記録部材1が
ベルト21の表面から分離した後、除電ブラシ26にて
ベルト21の表面の除電が行なわれる。搬送装置20の
搬送速度は画像形成部のドラム10の周速と同じになっ
ている。
【0020】一方、供給カセット42内のラミネートコ
ーティング部材41は供給ローラ43により送りガイド
45内に供給される。そして、ラミネートコーティング
部材41の先端が位置センサ47に検知される位置まで
送られて、その場所で待機状態となる。被記録部材1が
搬送装置20により搬送されて位置センサ28により検
知されると、タイミングローラ46によりラミネートコ
ーティング部材41が送られて被記録部材1上へ積層さ
れる。そして、そのままヒートローラ31a、31b間
へ送られる。ヒートローラ31a、31bの周速は画像
形成部の処理速度と一致している。
ーティング部材41は供給ローラ43により送りガイド
45内に供給される。そして、ラミネートコーティング
部材41の先端が位置センサ47に検知される位置まで
送られて、その場所で待機状態となる。被記録部材1が
搬送装置20により搬送されて位置センサ28により検
知されると、タイミングローラ46によりラミネートコ
ーティング部材41が送られて被記録部材1上へ積層さ
れる。そして、そのままヒートローラ31a、31b間
へ送られる。ヒートローラ31a、31bの周速は画像
形成部の処理速度と一致している。
【0021】ヒートローラ31a、31bの表面は、そ
の内部に設けられたヒーター30a、30b、及び温度
センサ32a、32bにより高温に保たれており、ま
た、圧接バネ33によりヒートローラ31a、31b間
に圧力がかけられている。従って、ヒートローラ31
a、31bの熱によりラミネートコーティング部材41
は加熱され、裏面の熱溶融性接着層が溶けて接着性を帯
びてくる。被記録部材1の画像表面は未定着、或は不完
全に定着された状態であるが、ヒートローラ31a、3
1bを通過する際に、裏面に接着性を帯びたラミネート
コーティング部材41と加熱圧着され、被記録部材1上
の画像の定着とラミネートが同時に行われる。そして、
両者が一体化されて排紙ローラ34a、34bを通過
し、排紙トレイ35上へ排出される。
の内部に設けられたヒーター30a、30b、及び温度
センサ32a、32bにより高温に保たれており、ま
た、圧接バネ33によりヒートローラ31a、31b間
に圧力がかけられている。従って、ヒートローラ31
a、31bの熱によりラミネートコーティング部材41
は加熱され、裏面の熱溶融性接着層が溶けて接着性を帯
びてくる。被記録部材1の画像表面は未定着、或は不完
全に定着された状態であるが、ヒートローラ31a、3
1bを通過する際に、裏面に接着性を帯びたラミネート
コーティング部材41と加熱圧着され、被記録部材1上
の画像の定着とラミネートが同時に行われる。そして、
両者が一体化されて排紙ローラ34a、34bを通過
し、排紙トレイ35上へ排出される。
【0022】本実施例では画像形成時の処理速度を11
0mm/s、ヒートローラ31a、31bの表面温度を15
0℃、加圧力を3.5Kg/cm とした時、単色画像の場
合、送風ファン17無しで、定着不良、ラミネート不良
の無い出力画を得ることが出来た。また、同条件にてフ
ルカラー動作を行った場合、画像形成中に送風ファン1
7を作動させなかった時には、部分的に接着されていな
かったり、画像が崩れてしまうような不良が発生した
が、乾燥ファンを作動させることにより定着不良、ラミ
ネート不良の無い出力画を得ることが出来た。
0mm/s、ヒートローラ31a、31bの表面温度を15
0℃、加圧力を3.5Kg/cm とした時、単色画像の場
合、送風ファン17無しで、定着不良、ラミネート不良
の無い出力画を得ることが出来た。また、同条件にてフ
ルカラー動作を行った場合、画像形成中に送風ファン1
7を作動させなかった時には、部分的に接着されていな
かったり、画像が崩れてしまうような不良が発生した
が、乾燥ファンを作動させることにより定着不良、ラミ
ネート不良の無い出力画を得ることが出来た。
【0023】本発明は以上詳述した実施例に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於て種々の
変更を加えることができる。
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於て種々の
変更を加えることができる。
【0024】例えば、本実施例では湿式電子写真方式を
用いたフルカラープリンタについて詳述したが、乾式の
ものであってもよいし、単色のプリンタ、コピー機等で
あっても可能であることはもちろんである。
用いたフルカラープリンタについて詳述したが、乾式の
ものであってもよいし、単色のプリンタ、コピー機等で
あっても可能であることはもちろんである。
【0025】また、被記録部材がロール状でラミネート
材がシート状である場合について述べてきたが、両方、
或はいづれか一方がロール状でもシート状でも問題では
ないことは明らかである。
材がシート状である場合について述べてきたが、両方、
或はいづれか一方がロール状でもシート状でも問題では
ないことは明らかである。
【0026】また、ラミネートコーティングフィルムは
透明フィルムの裏面に接着層がついたものであったが、
フィルム上の熱溶融性の保護膜層のみを被記録部材上に
転写するタイプのものでもよい。
透明フィルムの裏面に接着層がついたものであったが、
フィルム上の熱溶融性の保護膜層のみを被記録部材上に
転写するタイプのものでもよい。
【0027】また、補助定着用の送風ファン17は常時
作動する必要はなく、2色以上のトナーを用いてカラー
画像の形成を行うときのみ作動するようにしてもよい。
作動する必要はなく、2色以上のトナーを用いてカラー
画像の形成を行うときのみ作動するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置によれば、被記録部材上に形成され
た未定着画像、あるいは不完全に定着された画像の定着
と表面保護処理とを同時に行っているので、ひとつの装
置で画像の形成から表面保護処理までを迅速に処理で
き、また、ヒートローラを余分に設ける必要がないた
め、消費電力が増加しない。
発明の画像形成装置によれば、被記録部材上に形成され
た未定着画像、あるいは不完全に定着された画像の定着
と表面保護処理とを同時に行っているので、ひとつの装
置で画像の形成から表面保護処理までを迅速に処理で
き、また、ヒートローラを余分に設ける必要がないた
め、消費電力が増加しない。
【図1】本実施例の装置の構成を示した図である。
【図2】本実施例に使用した搬送装置の構成を示す斜視
図である。
図である。
1 被記録部材
10 ドラム
17 送風ファン
20 搬送装置
30a ヒータ
30b ヒータ
31a ヒートローラ
31b ヒートローラ
33 圧接バネ
41 ラミネートコーティング部材
40 ラミネートコーティング部材供給装置
Claims (2)
- 【請求項1】 被記録部材に画像の形成を行う画像形成
装置において、 加熱圧着して画像の定着を行うヒートローラ対と、裏面
に熱溶融性の接着層を有するラミネートコーティング部
材を前記ヒートローラ対へ供給する供給手段とを備え、
前記被記録部材の画像表面と前記ラミネートコーティン
グ部材の接着層とを積層して前記ヒートローラ対を通過
させることにより、画像の定着と表面保護処理を同時に
行うことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記被記録部材上に形成された未定着画
像を補助的に定着する補助定着手段を有することを特徴
とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18463191A JPH0527616A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18463191A JPH0527616A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527616A true JPH0527616A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16156612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18463191A Pending JPH0527616A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527616A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107609A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Ricoh Co Ltd | 画像シートの形成方法および画像シートの形成装置 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP18463191A patent/JPH0527616A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107609A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Ricoh Co Ltd | 画像シートの形成方法および画像シートの形成装置 |
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