JPH05275309A - アライメント装置 - Google Patents

アライメント装置

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JPH05275309A
JPH05275309A JP4098793A JP9879392A JPH05275309A JP H05275309 A JPH05275309 A JP H05275309A JP 4098793 A JP4098793 A JP 4098793A JP 9879392 A JP9879392 A JP 9879392A JP H05275309 A JPH05275309 A JP H05275309A
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light source
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Kensho Tokuda
憲昭 徳田
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 色収差及び倍率色収差を補正するための補正
光学素子により投影光学系の結像性能を劣化させない。 【構成】 投影光学系の瞳面の領域3において、照明2
次光源の直接像が形成される領域を2とすると、アライ
メント光に対する色収差及び倍率色収差補正用の補正光
学素子1をその領域2の外部に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレチクル(マス
ク)上に形成されたパターンをウエハ上に転写する投影
光学系を備えた投影露光装置のアライメント系に適用し
て好適なアライメント装置に関し、特に、レチクルのパ
ターンをウエハ上に転写するための露光光とは異なる波
長帯のアライメント光を用いてレチクルとウエハとの相
対的な位置合わせを行うアライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子又は液晶表示素子等をフォト
リソグラフィ技術を用いて製造する際に、レチクルのパ
ターンを投影光学系を介してウエハ上に転写する投影露
光装置が使用されている。一般に、半導体素子等はウエ
ハ上に多数層の回路パターンを形成して製造されるた
め、既にパターンが形成されたウエハに新たなレチクル
のパターンを転写する工程では、今回転写するパターン
と既に形成されたパターンとの位置合わせ、即ちレチク
ルとウエハとのアライメントを正確に行う必要がある。
近時、転写するパターンの微細度が一層向上するにつれ
て、そのアライメントの精度をより向上することと、投
影光学系の結像性能を向上させることが最も重要な課題
となっている。
【0003】前者のアライメント精度の向上のために
は、レチクル及び投影光学系を介してアライメントを行
う所謂TTR(スルー・ザ・レチクル)方式が、最も原
理的に高い精度を達成できるものとして期待されてい
る。一方、後者の投影光学系の結像性能の向上のために
は、近時は、投影光学系の各投影レンズの性能向上のみ
ならず、レチクルの露光対象とするパターンの微細度等
に応じて、フライアイレンズ等の照明2次光源と投影光
学系との開口数の比である所謂σ値を最適化することが
提案されている。更に、光源からの光束を複数に分割し
た上で、同じく複数に分割したフライアイレンズ等に照
射することにより、照明2次光源を複数に分割すると共
に、それら複数の照明2次光源の形状や配置を変えるこ
とができる機構を有する投影露光装置が提案されてい
る。
【0004】図11は、そのように複数の照明2次光源
の形状や配置を変えることができる投影露光装置として
本出願人が特願平3−231531号で提案したものを
示し、この図11において、42aは水銀灯等の光源で
ある。光源42aより放射される露光光は楕円鏡42b
で焦光され、折り曲げミラー43及びインプットレンズ
44によりほぼ平行光束となって、断面がV字型の凹部
を持つ第1の多面体プリズム45に入射する。この第1
の多面体プリズム45からV字状に射出される光束は、
断面がV字型の凸部を持つ第2の多面体プリズム46に
より光軸から離れた領域を光軸に平行に通過する2個の
光束に変換される。
【0005】第2の多面体プリズム46から射出される
2個の光束は、光軸に対して軸対称に配置された2個の
第2フライアイレンズ47a及び47bに入射する。た
だし、第2フライアイレンズの個数は2個に限らず任意
であり、これら第2フライアイレンズの個数と多面体プ
リズム45及び46よりなる光分割光学系の光束の分割
数とは等しいことが望ましい。例えば第2フライアイレ
ンズの個数が4個であるときには、多面体プリズム45
及び46の代わりに、それぞれ4角錐型(ピラミッド
型)の凹部を有する第1の多面体プリズム及び4角錐型
の凸部を有する第2の多面体プリズムを使用するとよ
い。
【0006】第2フライアイレンズ47a及び47bを
射出した光束はそれぞれガイド光学系48a及び48b
を介して第1フライアイレンズ49a及び49bに入射
する。第1フライアイレンズと第2フライアイレンズと
は1対1で対応する。そして、第1フライアイレンズ4
9a及び49bを射出した光束(露光光)は、可変開口
絞り50の各開口部を通過した後に、コンデンサーレン
ズ51、折り曲げミラー52及び主コンデンサーレンズ
53を介してレチクル6の下面側に形成されたパターン
を照明する。このパターンを透過した露光光及びこのパ
ターンで回折された露光光は、投影光学系21の可変開
口絞り28を経てウエハ9上に照射され、これによりウ
エハ9上にレチクル6のパターンが転写される。その可
変開口絞り28は、投影光学系21の瞳面、即ちレチク
ル6のパターン形成面に対するフーリエ変換面に配置さ
れている。
【0007】図11において、光源42a〜インプット
レンズ44までの光学系を光源22、第1のプリズム体
45〜可変開口絞り50までの光学系を照明2次光源系
23b、コンデンサーレンズ51〜主コンデンサーレン
ズ53までの光学系をコンデンサーレンズ系24とみな
すことができる。そして、レチクル6のパターンは、コ
ンデンサーレンズ系24の光軸に対して主光線がそれぞ
れ対称に傾斜した2つの光束により照明されている。こ
のように主光線がコンデンサーレンズ系24の光軸に対
して傾斜した光束で照明することにより、投影光学系2
1の所定の方向のパターンに対する解像度を向上できる
と共に、焦点深度を深くできることが分かっている。ま
た、レチクル6のパターンの線幅、パターンピッチ等に
応じて主光線の傾斜角等にはそれぞれ最適な値がある。
【0008】そこで、レチクル6のパターンに対する露
光光の傾斜角を可変にするために、第1の多面体プリズ
ム45と第2の多面体プリズム46との間隔を変化させ
ると共に、第2フライアイレンズ47a,47b及び第
1フライアイレンズ49a,49bの光軸からの間隔を
も変化させることができる駆動系56が備えられてい
る。54は装置全体の動作を制御するための主制御系を
示し、オペレータはキーボード55等を介してレチクル
の線幅、パターンピッチ等の情報を主制御系54に知ら
せる。これに応じて主制御系54は、駆動系56を動作
させて多面体プリズム45及び46の間隔を所定の値に
設定すると同時に、第2フライアイレンズ47a,47
b及び第1フライアイレンズ49a,49bの光軸から
の間隔を所定の値に設定する。
【0009】上述のような高分解能の露光が可能な装置
では、それにみあってアライメント精度も上げる必要が
あるが、その要求のためにはTTR方式のアライメント
が高精度であるとして期待されている。このように投影
光学系を介してウエハ上のアライメントマークを検出す
ることによりレチクルとウエハとのアライメントを行う
方式においては、露光光と異なる波長帯のアライメント
光を用いることにより、ウエハ上に塗布されたレジスト
が感光しないような配慮がなされている。
【0010】しかしながら、露光光とは異なる波長帯の
アライメント光に基づいてアライメントを行う場合に
は、投影光学系によりアライメント光に対して色収差及
び倍率色収差が発生する問題がある。なお、本願で言う
倍率色収差とは横方向の色収差の事であり、これは、投
影光学系を通過することによってガウス像面上で結像す
る露光光と同じ波長の軸外光と、投影光学系を通過する
ことによって上記ガウス像面又はこれの前後で結像する
露光光とは別波長のアライメント光との双方の主光線
が、上記ガウス像面上で交差する際の各交差位置間のず
れを定義するものである。
【0011】そして、倍率色収差量(横の色収差量)Δ
Tとは、投影光学系を通過することによってガウス像面
上で結像する露光光と同じ波長の軸外光における主光線
が上記ガウス像面で交差する交差位置から上記ガウス像
面上での投影光学系の光軸位置までの距離をδ1、投影
光学系を通過することによって上記ガウス像面又はこれ
の前後で結像する露光光とは別波長のアライメント光に
おける主光線が上記ガウス像面で交差する交差位置から
上記ガウス像面上での投影光学系の光軸位置までの距離
をδ2とするとき、ΔT=|δ2−δ1|で定義される
ものである。
【0012】本出願人は特願平3−129563号にお
いて、アライメント光に対する投影光学系による色収差
及び倍率色収差を補償したアライメント装置を提案して
いる。図9は、その特願平3−129563号において
開示されたアライメント装置を示し、この図9におい
て、レチクル6のパターン面とウエハ9の露光面とは露
光光の下で両側テレセントリックの投影光学系21に対
して共役に配置されている。投影光学系21は、例えば
エキシマレーザー光よりなる露光光に対して良好に色収
差が補正されているか、又は狭帯化された特定の波長で
のみ良好な収差特性をもつ。また、レチクル6上にはア
ライメント用の回折格子状のレチクルマークRMが形成
され、ウエハ9の上にもアライメント用の回折格子状の
ウエハマーク10が形成されている。そのウエハ9は、
水平面内でX方向及びY方向に移動でき、水平面内で微
少回転できると共に、投影光学系21の光軸に平行なZ
方向に移動できる図示省略したウエハステージ上に吸着
されており、レチクル6の上方には図示省略した露光光
用の照明光学系が配置されている。
【0013】図9のアライメント系において、31は露
光光とは異なる波長帯のアライメント光を発生するアラ
イメント用の光源を示し、アライメント光としては例え
ば波長が633nmのHe−Neレーザー光が使用され
る。光源31から射出された光束は半透過鏡32により
第1の光束4aと第2の光束4bとに分割され、第1の
光束4aは第1の音響光学変調素子34aを経て半透過
鏡35に向かい、第2の光束4bは折り曲げミラー33
及び第2の音響光学変調素子34bを経て半透過鏡35
に向かう。音響光学変調素子34a及び34bはそれぞ
れ周波数f1及びf2(f2=f1−Δf)の高周波信
号で駆動され、音響光学変調素子34a及び34bをそ
れぞれ通過した光束(回折光)4a及び4bの周波数は
Δfだけ異なっている。この場合、f1≫Δf、f2≫
Δfであることが望ましく、Δfの上限は後述のアライ
メント用の光電検出器41a〜41cの応答性によって
決まる。
【0014】半透過鏡35で反射された光束4a及び4
bは、集光レンズ36によって図9の紙面に平行な方向
に所定ピッチで形成された参照用の基準の回折格子37
上に集光される。相対的な周波数差がΔfの2つの光束
4a及び4bにより、回折格子37上には流れる干渉縞
が形成され、回折格子37を通過した回折光が光電検出
器38に入射する。光電検出器38から出力される参照
信号は、回折格子37上に形成された流れる干渉縞の明
暗変化の周期に応じた正弦波状の交流信号(光ビート信
号)となる。
【0015】一方、半透過鏡35を透過した2つの光束
4a及び4bは、アライメント用の対物レンズ39及び
ミラー40を経てレチクル6の露光領域外に設けられた
レチクルマークRM上に集光される。このとき、レチク
ルマークRM上には光束4a及び4bの周波数の差Δf
で流れるように変化する干渉縞が形成される。レチクル
マークRMは図9の紙面に平行な方向に所定ピッチで形
成された回折格子より形成され、そのレチクルマークR
Mに隣接した位置にアライメント光を透過させるための
レチクル窓RWが形成されている。
【0016】アライメント系の対物レンズ39によって
レチクル6上に集光される光束4a及び4bは、レチク
ルマークRMのみならず、レチクル窓RWをも同時にカ
バーするように所定の交差角でレチクル6を2方向から
照明する。そして、一方の光束4aがレチクルマークR
Mを斜めに照射すると、他方の光束4bの光路を逆に辿
る方向(正反射方向)に0次光が反射され、光束4aの
光路を逆に辿る方向に+1次回折光が発生する。同様
に、他方の光束4bがレチクルマークRMを斜めに照射
すると、一方の光束4aの光路を逆に辿る方向に0次光
が反射され、光束4bの光路を逆に辿る方向に−1次回
折光が発生する。
【0017】この場合、レチクルマークに入射する光束
4a及び4bは図9の紙面に平行な面内に存在し、光束
4a及び4bのレチクルマークに対する入射角をθR
び−θR として、レチクルマークの図9の紙面に平行な
方向のピッチをPR 、光束4a及び4bの波長をλとす
ると(ただし、厳密にはλから僅かにずれている)、s
in2θR =λ/PR の関係を満足するように、入射角
及びピッチが設定されている。
【0018】従って、レチクルマークRMからの一方の
光束4aの+1次光と他方の光束4bの0次光とは、互
いに平行にミラー40及び対物レンズ39を経て半透過
鏡35に戻り、この半透過鏡35で反射されて対物レン
ズ39の瞳と共役な位置に配置された光電検出器41a
に入射する。同様に、レチクルマークRMからの一方の
光束4aの0次光と他方の光束4bの−1次光とは、互
いに平行にミラー40及び対物レンズ39を経て半透過
鏡35に戻り、この半透過鏡35で反射されて対物レン
ズ39の瞳と共役な位置に配置された光電検出器41b
に入射する。これら光電検出器41a及び41bにおい
て、レチクルマークRMの位置に対応する光ビート信号
が検出される。
【0019】次に、レチクルマークRMに隣接したレチ
クル窓RWを所定の交差角(2θR)で2方向から照明
した光束4a及び4bは、レチクル窓RWをそのまま通
過し、投影光学系21に対して軸外から入射する。投影
光学系21は露光光の波長に対して十分に色収差が小さ
くなるようにされているものの、露光光と異なる波長帯
のアライメント光に対しては大きな色収差が発生する。
そこで、投影光学系21の瞳面には透明部材5が配置さ
れ、この透明部材5上に投影光学系21の光軸の中心を
通る計測方向であるX方向に沿って、それぞれ互いに異
なるピッチを有する3個の偏向用の補正光学素子として
の位相型の回折格子1a〜1cが配置されている。そし
て、回折格子1cは、投影光学系21の光軸上に、回折
格子1a及び1bは投影光学系21の光軸に対して左右
対称にそれぞれ配置されている。また、各回折格子1a
〜1cは、回折格子1b,1c,1aの順に回折格子の
ピッチが密となるようにX方向に沿って配列されてい
る。
【0020】図9において、投影光学系21に対して軸
外から入射して、投影光学系21の瞳(入射瞳)に入射
した光束4a及び4bは、それぞれ回折格子1b及び1
aにより、各々の補正角θ1及びθ2だけ補正されるよ
うに偏向(回折)されて、ウエハ9上に形成されている
ウエハマーク10を所定の交差角で2方向から照射す
る。ウエハマーク10上にも2光束の差の周波数Δfで
流れるように変化する干渉縞が形成される。ウエハマー
ク10は、各ショット領域外のストリートライン上にお
いて、計測方向であるX方向に所定ピッチで形成された
回折格子より構成されている。
【0021】このように光束4a及び4bがウエハマー
ク10を所定の交差角で照射することにより、一方の光
束4aの−1次光と他方の光束4bの+1次光とが、ウ
エハ9の露光面に対し法線方向(投影光学系21の光軸
と平行な方向)に発生する。この場合、ウエハマーク1
0のピッチをPW 、アライメント光の波長をλ、光束4
a及び4bのウエハ上での交差角をθW とするとき、s
inθW =λ/PWの関係を満足するようにピッチ及び
交差角が設定されている。
【0022】ウエハマーク10の法線方向に発生する光
束4aの−1次光及び光束4bの−1次光は、互いに平
行にビート干渉光4cとして投影光学系21の主光線の
光路を進行し、投影光学系21の瞳の中心に設けられた
回折格子1cにより補正角θ3だけ偏向(回折)された
後、再びレチクル6のレチクル窓RW、ミラー40、対
物レンズ39及び半透過鏡35を経て対物レンズ39の
瞳と共役な位置に配置された光電検出器41cに入射す
る。この光電検出器41cでは、ウエハマーク10の位
置に対応する光ビート信号が検出される。上述の光電検
出器41a及び41bから出力されるレチクルマークR
Mの位置情報を含む信号とその光電検出器41cから出
力されるウエハマーク10の位置情報を含む信号とよ
り、レチクル6とウエハ9との相対的な位置関係を正確
に検出することができる。
【0023】この検出方式は所謂光ヘテロダイン方式と
呼ばれ、レチクル6とウエハ9との基準状態からの位置
ずれが、レチクルマークRMの1ピッチ以内且つウエハ
マーク10の1/2ピッチ以内であれば、静止状態であ
っても高分解能で正確にその位置ずれ量を検出すること
ができる。従って、レチクル6のパターンをウエハ9の
レジストへ露光している間に、微小な位置ずれが生じな
いようにクローズド・ループ方式の位置サーボをかける
場合の位置信号として用いるのに好適である。この検出
方式では、レチクルマークRMからの光ビート信号の位
相とウエハマーク10からの光ビート信号の位相とが所
定の値になるようにレチクル6又はウエハ9を移動させ
てアライメントを完了させた後、引続きそのアライメン
ト位置でレチクル6とウエハ9とが相対移動しないよう
にサーボ・ロックをかけることができる。
【0024】このように図9のアライメント装置におい
ては、投影レンズ21のほぼ瞳位置に設けられた透明部
材5上に配置された位相型の回折格子1a,1b,1c
によって、アライメントの為の照射光(光束4a,4
b)と検出光(ビート干渉光4c)とによって投影光学
系21で発生する色収差及び倍率色収差に対応するよう
になっている。なお、位相型の回折格子1a〜1cの代
わりに、偏角プリズム等の補正光学素子を使用すること
ができる。
【0025】これらの位相型の回折格子(位相格子)等
の補正光学素子においては、その特願平3−12596
3号でも述べているように、露光光の波面に影響を与え
その結果投影光学系21の結像性能に悪影響を及ぼすこ
とがないような工夫がなされている。例えば、位相格子
の場合には、位相格子のエッチングの深さを露光光の波
長の整数倍にするか、又は位相格子上に露光光を反射さ
せてアライメント光を透過させる波長選択機能を有する
薄膜を蒸着等により形成するなどの工夫がなされてい
る。
【0026】また、従来の投影露光装置には、照明2次
光源の大きさ及び投影光学系の開口数を可変にできる機
構を有するものがある。図10はそのような可変機構を
有する投影露光装置を示し、この図10において、光源
22から射出された露光光はフライアイレンズよりなる
照明2次光源系23aに入射し、この照明2次光源系2
3aの射出側に面光源状の2次光源が形成される。ま
た、照明2次光源系23aの2次光源形成面に可変開口
絞り27が配置され、この可変開口絞り27の開口部を
照明2次光源とみなすことができ、可変開口絞り27の
開口径を調整することにより、その照明2次光源の大き
さを調整することができる。その照明2次光源から射出
された露光光は、コンデンサーレンズ系24により適度
に集光されてレチクル6のパターン領域を照明する。
【0027】また、レチクル6のパターンは投影光学系
21を介してウエハ9の露光面に転写される。その投影
光学系21のほぼ瞳面には可変開口絞り28が配置され
ている。投影光学系21の開口数に比例して可変開口絞
り28の開口径は変化する。26は結像条件を制御する
主制御系を示し、この主制御系26は駆動系29及び3
0を介してそれぞれ可変開口絞り27及び28の開口部
の形状を所定の状態に設定する。この場合、露光光の下
で照明2次光源系23a側の可変開口絞り27の配置面
と投影光学系21側の瞳面(ほぼ可変開口絞り28が配
置されている面と等しい)とは共役であり、投影光学系
21の瞳面に可変開口絞り27の開口部、即ち照明2次
光源の直接像が結像される。従って、可変開口絞り27
の口径を変化させることにより、投影光学系21の瞳面
における照明2次光源の直接像の大きさも変化する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上述の本出願人の先願
に係る投影露光装置においては、例えば図9において投
影光学系21の瞳面に設けられた透明部材(石英等)5
上の位相格子1a〜1c等の補正光学素子が露光光の波
面を乱すことが少ないように以下のような工夫がなされ
ている。位相格子のエッチングの深さを露光光の波長
の整数倍にすることにより、位相格子が露光光には影響
を与えないようにする。位相格子等の上に、露光光を
反射させて、アライメント光を透過させる波長選択機能
を有する薄膜を蒸着等により形成する。
【0029】しかしながら、前者のの方法において
は、エッチングの深さの制御精度には限界があり、また
一般にエッチングされた透明部材上の面は完全に平滑に
はできないので、多少は露光光の波面に影響を与えてし
まう不都合がある。この現象が投影光学系の結像性能に
与える影響は、レチクル上のパターンで回折されて強度
の落ちた光の成分よりも、強度の大きな照明光源の直接
像の光束が上述の不完全な位相格子等の補正光学素子を
通過した時により大きく働く。
【0030】また後者のの方法においても、特に強度
の大きな照明光源の直接像がその露光光を反射する薄膜
が被着された補正光学素子に照射された場合、その反射
光が再び投影光学系中の投影レンズ面やレチクル等の面
で反射されウエハ面に達して所謂フレア等の原因となる
不都合がある。更に、結像に関与する光束の内の強度の
大きな成分が欠落することで、投影光学系の結像能力に
悪影響を及ぼす可能性があるなどの不都合がある。
【0031】本発明は斯かる点に鑑み、投影光学系のア
ライメント光に対する色収差及び倍率色収差を補正する
ための補正光学素子を使用する場合に、これら補正光学
素子により投影光学系の結像性能が劣化しないようなア
ライメント装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のアラ
イメント装置は、例えば図10に示す如く、照明光源
(27)からの露光光をマスク(6)上に照射する照明
光学系(24)とこのマスク(6)上に形成された所定
のパターンをその照明光学系からの露光光によって感光
基板(9)上に転写する投影光学系(21)とを備えた
投影露光装置に設けられ、その露光光とは異なる波長帯
のアライメント光を用いてそのマスク(6)とその感光
基板(9)との相対的な位置合わせを行うアライメント
装置において、例えば図1及び図2に示すように、その
投影光学系(21)の瞳面の近傍の面内に配置された透
明部材(5)と、この透明部材(5)上に配置されその
アライメント光に対してその投影光学系によって発生す
る色収差(軸上色収差及び倍率色収差)を相殺する照射
用の補正光学素子(1a,1b)及び検出用の補正光学
素子(1c)とを有する。
【0033】更に、そのアライメント装置は、そのアラ
イメント光をそのマスク(6)に形成されたアライメン
トマークの近傍を介してその投影光学系(21)のその
照射用の補正光学素子(1a,1b)に照射する照射手
段(11)と、その照射用の補正光学素子(1a,1
b)によりその感光基板(9)のアライメントマーク
(10)に照射されこのアライメントマークで反射され
たアライメント光をその検出用の補正光学素子(1c)
及びそのマスク(6)のアライメントマークの近傍を介
して受光すると共に、そのマスク(6)のアライメント
マークからのアライメント光をも受光する検出手段(1
1)とを有し、その照射用の補正光学素子(1a,1
b)及び検出用の補正光学素子(1c)をその透明部材
(5)上に形成されるその照明光源(27)の直接像
(2)と重ならない領域に配置したものである。
【0034】なお、この場合の直接像(2)とは通常は
マスク(6)の0次光による像を意味するが、マスク
(6)が所謂位相シフトレチクル等の場合には、直接像
(2)とはその位相シフトレチクル等からの最も強い光
である所定次数の回折光により形成される投影光学系の
瞳面での強度分布像を意味する。
【0035】また、本発明の第2のアライメント装置
は、例えば図8に示すように、単一領域よりなる第1の
照明2次光源(27)と互いに分離した複数の領域より
なる第2の照明2次光源(50)とが切り換え可能な照
明2次光源からの露光光をマスク(6)上に照射する照
明光学系(24)と、このマスク上に形成された所定の
パターンをその照明光学系からの露光光によって感光基
板(9)上に転写する投影光学系(21)とを備えた投
影露光装置に設けられ、その露光光とは異なる波長帯の
アライメント光を用いてそのマスク(6)とその感光基
板(9)との相対的な位置合わせを行うアライメント装
置であって、その投影光学系(21)の瞳面の近傍の面
内に交換可能に配置される第1及び第2の透明部材(5
a,5b)と、その第1の透明部材(5a)上にその第
1の照明光源(27)の直接像と重ならない領域に配置
され、そのアライメント光に対してその投影光学系(2
1)によって発生する色収差(軸上色収差及び倍率色収
差)を相殺する第1の照射用の補正光学素子及び第1の
検出用の補正光学素子とを有する。
【0036】また、その第2のアライメント装置は、例
えば図4及び図5に示すように、第2の透明部材(5
b)上にその第2の照明光源(50)の直接像(13a
〜13d)と重ならない領域に配置され、そのアライメ
ント光に対してその投影光学系(21)によって発生す
る色収差(軸上色収差及び倍率色収差)を相殺する第2
の照射用の補正光学素子(12a,12b)及び第2の
検出用の補正光学素子(12c)と、そのアライメント
光をそのマスク(6)に形成されたアライメントマーク
の近傍を介してその投影光学系のそれら第1又は第2の
照射用の補正光学素子に照射する照射手段(11)と、
それら第1又は第2の照射用の補正光学素子によりその
感光基板のアライメントマーク(10)に照射されこの
アライメントマークで反射されたアライメント光をそれ
ぞれそれら第1又は第2の検出用の補正光学素子及びそ
のマスクのアライメントマークの近傍を介して受光する
と共に、そのマスクのアライメントマークからのアライ
メント光をも受光する検出手段(11)とを有し、第1
の照明2次光源(27)と第2の照明2次光源(50)
との切り替えに応じてそれぞれ第1の透明部材(5a)
又は第2の透明部材(5b)をその投影光学系(21)
の瞳の近傍に配置するようにしたものである。
【0037】
【作用】斯かる本発明の第1のアライメント装置によれ
ば、アライメント光に対して投影光学系(21)によっ
て発生する色収差(軸上色収差及び倍率色収差)を相殺
する補正光学素子(1a〜1c)は、透明部材(5)上
で照明光源(27)の直接像と重ならない領域に配置さ
れている。その照明光源(27)の直接像は露光光の最
も強度が大きい領域であるため、露光光の最も強度が大
きい領域は補正光学素子(1a〜1c)を通過しない。
従って、投影光学系(21)の結像性能はほとんど劣化
することがない。
【0038】また、本発明の第2のアライメント装置に
よれば、単一領域よりなる第1の照明2次光源(27)
と互いに分離した複数の領域よりなる第2の照明2次光
源(50)とが切り換えて使用される。これに関して、
照射用及び検出用の補正光学素子が1種類で固定されて
いる場合には、例えば第1の照明2次光源(27)の直
接像には重ならないが、第2の照明2次光源(50)の
直接像に重なるか、又は逆の場合が発生する。このた
め、本発明では第1の透明部材(5a)に第1の照明2
次光源(27)用の補正光学素子を配置し、第2の透明
部材(5b)に第2の照明2次光源(50)用の補正光
学素子を配置し、第1の透明部材(5a)と第2の透明
部材(5b)とを切り換えて使用している。これによ
り、第1の照明2次光源(27)と互いに分離した複数
の2次光源(50)とが切り換えて使用されても、常に
露光光の最も強い領域である照明2次光源の直接像と補
正光学素子とが重なることがない。従って、投影光学系
(21)の結像特性はほとんど劣化することがない。
【0039】
【実施例】以下、本発明によるアライメント装置の第1
実施例につき図1及び図2を参照して説明する。本実施
例は、図10の投影露光装置において、可変開口絞り2
7の代わりに開口径が固定された開口絞りが使用されて
いる場合、即ち単一領域よりなる照明2次光源が使用さ
れている場合に、本発明を適用したものである。
【0040】図1は本実施例の投影光学系の瞳面に配置
された透明部材上に形成される位相型の回折格子等の補
正光学素子の配置を示し、この図1において、実線の円
周に囲まれた領域3が投影光学系の瞳面内で、且つ開口
絞りにより制限されている領域である。即ち、投影光学
系の開口数をNApとすると、開口数単位でその領域3
の直径はその開口数NApに等しい。また、その透明部
材は、その領域3より少し大きな円形の平行平面板等よ
り構成されている。
【0041】領域3の内部で2点鎖線で囲まれ斜線が施
された領域2が、照明2次光源の直接像(フーリエ変換
像)が形成される領域である。照明光学系、即ち図10
のコンデンサーレンズ系24の射出側の開口数をNA
i、投影光学系の縮小倍率をαとすると、開口数単位で
その領域2の直径はα・NAiに等しい。また、補正光
学素子1は12個の補正光学素子をまとめて示し、本例
ではそれら12個の補正光学素子1を照明2次光源の直
接像が形成される領域2の外側に配置する。これら12
個の補正光学素子1は、領域2に外接する正方形よりも
僅かに大きい正方形の各辺に沿って3個ずつ配列されて
いる。また、これら12個の補正光学素子1は、その正
方形の1辺の中央の補正光学素子とその対辺の両側の補
正光学素子との3個ずつにグループ分けされており、同
じ図形で示された3個の補正光学素子がそれぞれ同一の
グループに属する。例えば黒丸で示された3個の補正光
学素子1a〜1cは同一のグループに属している。
【0042】図2を参照して本実施例におけるアライメ
ント時の構成例につき説明する。図2において、図10
に対応する部分には同一符号を付してその詳細説明を省
略する。図2に示すように、投影光学系21の瞳面には
12個の補正光学素子が形成された透明部材5が配置さ
れており、投影光学系21により露光光の下でレチクル
6の矩形の露光エリア7の内部のパターンの像がウエハ
9のレジストに転写される。そのレチクル6の露光エリ
ア7を囲む4辺の各辺に隣接してそれぞれ図3(c)に
示すように、回折格子よりなるレチクルマーク8b及び
窓部8aよりなるアライメントマーク8が形成されてい
る。
【0043】図2に戻り、露光エリア7を囲む各辺に隣
接するアライメントマークに対してそれぞれ1個(合計
で4個)のアライメント用顕微鏡11が用意されてい
る。そのレチクル6の露光エリア7を囲む4辺の内の1
辺に隣接する領域C2のアライメントマークを用いた場
合のアライメント動作の一例を説明する。その領域C2
のアライメントマークに対しては、透明部材5上の黒丸
で示す3個の補正光学素子1a〜1cが使用される。そ
して、アライメント用顕微鏡11からレチクル6上の領
域C2のアライメントマークに対して2本のアライメン
ト光の光束4a及び4bが所定の交差角で照射される。
2本の光束4a及び4bの周波数は互いに異なってい
る。
【0044】この場合、領域C2のアライメントマーク
の窓部を透過した光束4a及び4bは、それぞれ投影光
学系21の内部の透明部材5上の補正光学素子1a及び
1bに入射して収差補正が行われる。即ち、補正光学素
子1a及び1bでそれぞれ偏向(回折)された光束4a
及び4bは、ウエハ9の所定のショット領域の近傍の回
折格子状のウエハマーク10に照射される。そして、そ
のウエハマーク10からの2本の回折光よりなるビート
干渉光4cが、透明部材5上の補正光学素子1cに入射
し、この補正光学素子1cにより収差補正が行われたビ
ート干渉光4cがレチクル6の領域C2の窓部を透過し
てアライメント用顕微鏡11に入射する。従って、2個
の補正光学素子1a及び1bは照射用の補正光学素子、
1個の補正光学素子1cは検出用の補正光学素子とみな
すことができる。ヘテロダイン方式の詳細な検出方法
は、図9のアライメント装置について説明した方法と同
様であるため、説明を省略する。
【0045】このとき、図2に示すように、投影光学系
21のサジタル方向(矢視A2の方向)にレチクル6と
ウエハ9との位置関係の計測が行われるものとする。そ
して、アライメント用の光束4a及び4bは、図3
(a)に示すように、投影光学系21のメリジオナル方
向に角度θr1 で傾けられている。その角度θr1 は、
図1に示すように、開口数単位で表示した投影光学系2
1の瞳面(フーリエ面)での座標(中心との距離で「瞳
座標」と呼ばれる。)dと、投影光学系21の縮小倍率
αとによって、次式で与えられる。 θr1 =sin-1(d/α) (1)
【0046】また、図3(b)に示すように、アライメ
ント用の光束4a及び4bは、投影光学系21のサジタ
ル方向に角度θr2 で互いに逆方向に傾斜してレチクル
6のアライメントマークに入射している。そのサジタル
方向の傾き角θr2 は、ウエハ9上のウエハマーク10
の格子ピッチp及びアライメント光の波長λを用いて、
次式で与えられる。 θr2 ×α=sin-1(λ/p) (2)
【0047】そして、図1に示すように、開口数単位で
表した入射光用の2個の補正光学素子1a及び1bの瞳
面上での距離をd′とすると、次の関係がある。 d′/2=sin(θr2 ×α) (3) 即ち、レチクル6に入射するアライメント光を非計測方
向であるメリジオナル方向に角度θr1 だけ傾けること
により、投影光学系21内の瞳面に置かれた補正光学素
子の位置を、その角度θr1 の正弦(sin)に比例し
て中心から離れた場所に移すことができる。
【0048】従って、その補正光学素子1の位置が領域
2の照明2次光源の直接像と重ならないようにするため
には、照明2次光源のコンデンサーレンズ系24の開口
数NAiに対して、次式が成立するようにアライメント
系を構成すればよい。 NAi/α<sinθr1 (4) ただし、実際には、補正光学素子1の大きさも考慮する
必要がある。
【0049】次に、本発明の第2実施例につき図4〜図
6を参照して説明する。本実施例は、図11に示すよう
に、照明2次光源が複数に分割されている投影露光装置
に本発明を適用したものである。ただし、図11の場合
には照明2次光源は2つに分割されているが、本例では
照明2次光源は4個に分割されているものとする。ま
た、図4〜図6において、図1〜図3に対応する部分に
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
【0050】図4は、この第2実施例の投影光学系の瞳
面に配置された透明部材上に形成される補正光学素子の
配置を示し、この図4において、領域3が投影光学系の
瞳面内で、且つ開口絞りにより制限されている領域であ
る。領域3の内部において、2点鎖線で囲まれて斜線が
施されそれぞれ独立した矩形の4個の領域13a〜13
dが、照明2次光源の直接像(フーリエ変換像)が形成
される領域である。本例では光軸の周囲の領域には照明
2次光源の直接像は形成されていない。また、12は1
2個の補正光学素子をまとめて示し、それら12個の補
正光学素子12を照明2次光源の直接像が形成される4
個の領域13a〜13dの外側の領域に配置する。
【0051】本実施例において、これら12個の補正光
学素子12は、領域13a〜13dに囲まれた領域内
で、直交する2辺に沿って軸対称に配列されている。ま
た、これら12個の補正光学素子12は、その直交する
2辺の交点付近の1個の補正光学素子とその2辺の内の
1辺の両側の2個の補正光学素子との3個ずつにグルー
プ分けされており、同じ図形で示された3個の補正光学
素子がそれぞれ同一のグループに属する。例えば黒丸で
示された3個の補正光学素子12a〜12cは同一のグ
ループに属している。
【0052】図5を参照して本実施例におけるアライメ
ント時の構成例につき説明する。図5に示すように、投
影光学系21の瞳面には12個の補正光学素子が形成さ
れた透明部材5が配置されている。また、レチクル6の
露光エリア7を囲む4辺の各辺に隣接してそれぞれ図6
(c)に示すように、回折格子よりなるレチクルマーク
8b及び窓部8aよりなるアライメントマーク8が形成
されている。
【0053】図5において、露光エリア7を囲む各辺に
隣接するアライメントマークに対してそれぞれ1個(合
計で4個)のアライメント用顕微鏡11が用意されてい
る。そのレチクル6の露光エリア7を囲む4辺の内の1
辺に隣接する領域C5のアライメントマークを用いた場
合のアライメント動作の一例を説明する。その領域C5
のアライメントマークに対しては、透明部材5上の黒丸
で示す3個の補正光学素子12a〜12cが使用され
る。そして、アライメント用顕微鏡11からレチクル6
上の領域C5のアライメントマークに対して2本のアラ
イメント用の光束4a及び4bが所定の交差角で照射さ
れる。2本の光束4a及び4bの周波数は互いに異なっ
ている。
【0054】この場合、領域C5のアライメントマーク
の窓部を透過した光束4a及び4bは、それぞれ投影光
学系21の内部の透明部材5上の補正光学素子12a及
び12bに入射して収差補正が行われる。即ち、補正光
学素子12a及び12bでそれぞれ偏向(回折)された
光束4a及び4bは、ウエハ9の所定のショット領域の
近傍の回折格子状のウエハマーク10に照射される。そ
して、そのウエハマーク10からの2本の回折光よりな
るビート干渉光4cが、透明部材5上の中央部の補正光
学素子12cに入射し、この補正光学素子12cにより
収差補正(角度偏向)が行われたビート干渉光4cがレ
チクル6の領域C5の窓部を透過してアライメント用顕
微鏡11に入射する。従って、2個の補正光学素子12
a及び12bは照射用の補正光学素子、1個の補正光学
素子12cは検出用の補正光学素子とみなすことができ
る。
【0055】このとき、図5に示すように、投影光学系
21のサジタル方向(矢視A5の方向)にレチクル6と
ウエハ9との位置関係の計測が行われるものとする。そ
して、アライメント用の光束4a及び4bは、図6
(a)に示すように、投影光学系21のメリジオナル方
向には垂直に入射している。また、図6(b)に示すよ
うに、アライメント用の光束4a及び4bは、投影光学
系21のサジタル方向に角度θr2 で互いに逆方向に傾
斜してレチクル6のアライメントマークに入射してい
る。そのサジタル方向の傾き角θr2 に対するアライメ
ント光の波長λ、ウエハ9上のウエハマーク10の格子
ピッチp及び開口数単位で表した入射光用の2個の補正
光学素子の瞳面上での距離d′等の量との関係は、第1
実施例の場合と同じである。
【0056】即ち、図4に示すように、照明2次光源の
直接像が分割された領域13a〜13dのようなもので
ある場合には、アライメント光をメリジオナル方向には
傾けずに垂直に入射するようにアライメント系を構成し
ておけば、補正光学素子12を投影光学系21の瞳面上
でその中心近くに集めることができる。これにより、照
明2次光源の直接像(フーリエ像)とそれら補正光学素
子12とが重ならないように配置することが可能にな
る。
【0057】次に、本発明の第3実施例につき図7を参
照して説明する。本実施例は、図10に示すように、照
明光学系において可変開口絞り27が使用されている場
合に本発明を適用したものである。図7は、この第3実
施例の投影光学系の瞳面に配置された透明部材上に形成
される補正光学素子の配置を示し、この図7において、
領域3が投影光学系の瞳面内で、且つ投影光学系側の開
口絞りにより制限されている領域(瞳)である。領域3
の内部において、2点鎖線で囲まれて斜線が施された領
域2が、照明2次光源の直接像(フーリエ像)が形成さ
れる領域である。ただし、図1の実施例とは異なり、本
例においてはその領域2は半径方向に可変である。照明
2次光源の開口数の可変範囲は、図7ではフーリエ像の
外周の境界を表す2点鎖線が動く範囲として矢印で示し
てある。
【0058】また、15は12個の補正光学素子を全体
として示し、その領域2の最大の範囲の近傍にそれら補
正光学素子15が配置されている。補正光学素子の役割
及びアライメント系の構成方法等は、第1実施例と同様
である。この場合補正光学素子15は、できる限り瞳座
標の大きな場所、即ち中心から離れた外側に配置してお
くことが望ましい。これによって照明2次光源の開口数
を変化させたときに、そのフーリエ像と補正光学素子と
が重なる場合が少なくなるからである。
【0059】実際には、補正光学素子の瞳座標を無制限
に大きくすることはできない。そのように瞳座標を無制
限に大きくすると、以下のような不都合が生じるからで
ある。補正光学素子の瞳座標を大きくすることは、ア
ライメント光のメリジオナル方向の傾き角度の増大、従
ってアライメント用の顕微鏡の対物レンズの大口径化を
招き、4個のアライメント用の顕微鏡同士が接触して配
置できなくなる。アライメント光のメリジオナル方向
の角度があまりに大きくなると、レチクルにゴミの付着
防止などの目的で貼り付けられることがあるペリクルの
枠でアライメント光がケラれる。
【0060】しかしながら、補正光学素子15を可能な
限り外側に配置しておけば、照明2次光源の開口数の可
変範囲の中で補正光学素子15がその直接像と重なるこ
とがあっても、その場合には照明2次光源の大きさ(開
口数、瞳面では面積)も大きくなっている。故に、補正
光学素子15と領域2の照明2次光源の直接像との重な
りをその面積の比でみれば、その重なった部分の面積比
は照明2次光源の開口数が小さいときよりも小さくなっ
ており、このことによって補正光学素子15が投影光学
系の結像性能に与える影響は無視できる程度にまで小さ
くすることが可能となる。
【0061】次に、本発明による第4実施例につき図8
を参照して説明する。本実施例は、単一領域よりなる照
明2次光源と複数の分割された照明2次光源とを切り換
えて使用することができる投影露光装置に本発明を適用
したものである。図8は本例の投影露光装置を示し、こ
の図8において、光源22から照明2次光源系23a又
は23bに露光光が供給される。これら照明2次光源系
23a及び23bはそれぞれ図10のフライアイレンズ
23a及び図11の照明2次光源系23bと同様に構成
され、2つの照明2次光源系23a及び23bは駆動系
25により例えばターレット方式で切り換えられる。ま
た、照明2次光源系23a及び23bの射出側には可変
開口絞り50及び27が配置され、これら可変開口絞り
50及び27の開口部が照明2次光源となる。
【0062】そして、照明2次光源系23a又は23b
の照明2次光源からの露光光が、コンデンサーレンズ系
24により適度に集光されてレチクル6を照明し、レチ
クル6のパターンが投影光学系21を介してウエハ9上
に転写される。また、投影光学系21の瞳面には、駆動
系16により多数の透明部材5a,5b,‥‥,5xの
内の任意の1つの透明部材を配置することができるよう
に構成されている。この場合、第1の透明部材5aには
図1の例と同じ配置で12個の補正光学素子1が配置さ
れ、第2の透明部材5bには図4の例と同じ配置で12
個の補正光学素子12が配置され、他の透明部材にはそ
れぞれ異なる配置で補正光学素子が配置されている。
【0063】そして、単一の照明2次光源を生成する照
明2次光源系23aが光源22とコンデンサーレンズ系
24との間に配置された場合には、主制御系26は、駆
動系16を介して図1の配列の第1の透明部材5aを投
影光学系21の瞳面に配置し、複数の領域に分割された
照明2次光源を生成する照明2次光源系23bが光源2
2とコンデンサーレンズ系24との間に配置された場合
には、主制御系26は、駆動系16を介して図4の配列
の第2の透明部材5bを投影光学系21の瞳面に配置す
る。この機構により、照明2次光源がどちらのタイプの
ものになってもアライメント装置は投影光学系21にと
って最適の補正光学素子の配置を保つことができる。
【0064】なお、上述実施例では、レチクル6として
通常のレチクルが使用されているので、照明2次光源の
直接像とはそのレチクル6をそのまま透過した0次光の
露光光による照明2次光源の像である。しかしながら、
レチクル6として例えば位相シフトレチクルを使用した
場合には、照明2次光源の直接像とは、位相シフトレチ
クルから1次回折光として射出された露光光による照明
2次光源の像である。これ以外にも、レチクルとして0
次光以外に強い回折光が射出されるタイプのものが使用
されている場合には、照明2次光源の直接像とはその強
い回折光による照明2次光源の像を意味する。
【0065】なお、本発明は上述実施例に限定されず本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得るこ
とは勿論である。
【0066】
【発明の効果】本発明の第1のアライメント装置によれ
ば、照明光源の直接像が投影光学系のほぼ瞳面上に配置
された補正光学素子と重ならないようにすることができ
る。従って、強度の大きな照明光源からの直接像が補正
光学素子を通過して波面が歪められた状態で感光基板面
に到達したり、又は補正光学素子上に露光光を反射する
薄膜が付されているときにはそこで照明光源からの直接
像が反射されてフレアの原因になったりすることがなく
なり、投影光学系の結像性能が劣化することがない利点
がある。また、特に、補正光学素子上に光学薄膜が付け
られている場合には、そこに強い照明光源の直接像を照
射しないことにより、露光光の集光点ができることによ
る光学薄膜又は補正光学素子の損傷を防止することがで
きる。
【0067】また、第2のアライメント装置によれば、
単一領域よりなる第1の照明2次光源と複数に分割され
た第2の照明2次光源とを切り換えて使用する場合で
も、照明2次光源の直接像が投影光学系のほぼ瞳面上に
配置された補正光学素子と重ならないようにすることが
できる。従って、投影光学系の結像性能が劣化すること
がない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例において、単一の照明2次
光源を有する投影露光装置に適したアライメント光用の
補正光学素子の投影光学系の瞳面内での配置を示す模式
図である。
【図2】図1の補正光学素子の配置に対応するアライメ
ント系の構成例を示す斜視図である。
【図3】(a)は図2の矢視A2方向から見た光路図、
(b)は図2の矢視B2方向から見た光路図、(c)は
図2の領域C2を拡大して示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例において、分割型の照明2
次光源を有する投影露光装置に適したアライメント光用
の補正光学素子の投影光学系の瞳面内での配置を示す模
式図である。
【図5】図4の補正光学素子の配置に対応するアライメ
ント系の構成例を示す斜視図である。
【図6】(a)は図5の矢視A5方向から見た光路図、
(b)は図5の矢視B5方向から見た光路図、(c)は
図5の領域C5を拡大して示す斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例において、単一領域ではあ
るが開口数が可変である照明2次光源を有する投影露光
装置に適したアライメント光用の補正光学素子の投影光
学系の瞳面内での配置を示す模式図である。
【図8】本発明の第4実施例の、単一領域の照明2次光
源と分割領域の照明2次光源との2種類の照明2次光源
を切り換えられると共に、それに適したアライメント系
を有する投影露光装置を示す構成図である。
【図9】投影光学系の瞳面内に設けられた補正光学素子
によりアライメント用の照射光及び検出光に対する投影
光学系の色収差を補償するように構成されたアライメン
ト装置を示す構成図である。
【図10】照明2次光源及び投影光学系の開口数可変機
構を有する投影露光装置を示す構成図である。
【図11】分割された照明2次光源を有する投影露光装
置を示す構成図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c 位相格子等の補正光学素子 2 投影光学系の瞳面における照明2次光源の直接像
(フーリエ像) 3 投影光学系の瞳面の領域 4a,4b アライメント用の光束 4c ビート干渉光 5,5a,5b〜5x 平行平面板等の透明部材 6 レチクル 8 レチクルのアライメントマーク 8a レチクルマーク 8b 窓部 9 ウエハ 10 ウエハマーク 11 アライメント用の顕微鏡 21 投影光学系 22 露光光の光源 23a,23b 照明2次光源系 24 コンデンサーレンズ系

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光源からの露光光をマスク上に照射
    する照明光学系と該マスク上に形成された所定のパター
    ンを前記照明光学系からの露光光によって感光基板上に
    転写する投影光学系とを備えた投影露光装置に設けら
    れ、前記露光光とは異なる波長帯のアライメント光を用
    いて前記マスクと前記感光基板との相対的な位置合わせ
    を行うアライメント装置において、 前記投影光学系の瞳面の近傍の面内に配置された透明部
    材と、 該透明部材上に配置され前記アライメント光に対して前
    記投影光学系によって発生する色収差を相殺する照射用
    の補正光学素子及び検出用の補正光学素子と、前記アラ
    イメント光を前記マスクに形成されたアライメントマー
    クの近傍を介して前記投影光学系の前記照射用の補正光
    学素子に照射する照射手段と、 前記照射用の補正光学素子により前記感光基板のアライ
    メントマークに照射され該アライメントマークで反射さ
    れたアライメント光を前記検出用の補正光学素子及び前
    記マスクのアライメントマークの近傍を介して受光する
    と共に、前記マスクのアライメントマークからのアライ
    メント光をも受光する検出手段とを有し、 前記照射用の補正光学素子及び検出用の補正光学素子を
    前記透明部材上に形成される前記照明光源の直接像と重
    ならない領域に配置した事を特徴とするアライメント装
    置。
  2. 【請求項2】 単一領域よりなる第1の照明2次光源と
    互いに分離した複数の領域よりなる第2の照明2次光源
    とが切り換え可能な照明2次光源からの露光光をマスク
    上に照射する照明光学系と、該マスク上に形成された所
    定のパターンを前記照明光学系からの露光光によって感
    光基板上に転写する投影光学系とを備えた投影露光装置
    に設けられ、前記露光光とは異なる波長帯のアライメン
    ト光を用いて前記マスクと前記感光基板との相対的な位
    置合わせを行うアライメント装置であって、 前記投影光学系の瞳面の近傍の面内に交換可能に配置さ
    れる第1及び第2の透明部材と、 前記第1の透明部材上に前記第1の照明光源の直接像と
    重ならない領域に配置され、前記アライメント光に対し
    て前記投影光学系によって発生する色収差を相殺する第
    1の照射用の補正光学素子及び第1の検出用の補正光学
    素子と、 前記第2の透明部材上に前記第2の照明光源の直接像と
    重ならない領域に配置され、前記アライメント光に対し
    て前記投影光学系によって発生する色収差を相殺する第
    2の照射用の補正光学素子及び第2の検出用の補正光学
    素子と、 前記アライメント光を前記マスクに形成されたアライメ
    ントマークの近傍を介して前記投影光学系の前記第1又
    は第2の照射用の補正光学素子に照射する照射手段と、 前記第1又は第2の照射用の補正光学素子により前記感
    光基板のアライメントマークに照射され該アライメント
    マークで反射されたアライメント光をそれぞれ前記第1
    又は第2の検出用の補正光学素子及び前記マスクのアラ
    イメントマークの近傍を介して受光すると共に、前記マ
    スクのアライメントマークからのアライメント光をも受
    光する検出手段とを有し、 前記第1の照明2次光源と第2の照明2次光源との切り
    替えに応じてそれぞれ前記第1の透明部材又は第2の透
    明部材を前記投影光学系の瞳の近傍に配置する事を特徴
    とするアライメント装置。
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