JPH05274219A - 記憶装置 - Google Patents
記憶装置Info
- Publication number
- JPH05274219A JPH05274219A JP10021192A JP10021192A JPH05274219A JP H05274219 A JPH05274219 A JP H05274219A JP 10021192 A JP10021192 A JP 10021192A JP 10021192 A JP10021192 A JP 10021192A JP H05274219 A JPH05274219 A JP H05274219A
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- JP
- Japan
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- data
- page
- memory
- storage
- storage device
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- Read Only Memory (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一部の記憶領域だけの急激な劣下を防止でき
るようにする。 【構成】 情報を書き換えられる所定容量毎に分割され
た複数の記憶領域6aを備えた記憶装置において、上記
記憶領域6aをランダムに選択する選択手段8を備えて
いる。また、記憶領域毎の書き換え回数を計数する計数
手段8と、この計数結果により、書き換え回数の多い記
憶領域6aに書き換えられる頻度の低い情報を書き込む
書込手段8とを備えたものであってもよい。
るようにする。 【構成】 情報を書き換えられる所定容量毎に分割され
た複数の記憶領域6aを備えた記憶装置において、上記
記憶領域6aをランダムに選択する選択手段8を備えて
いる。また、記憶領域毎の書き換え回数を計数する計数
手段8と、この計数結果により、書き換え回数の多い記
憶領域6aに書き換えられる頻度の低い情報を書き込む
書込手段8とを備えたものであってもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等で用い
られるデータやプログラム等の情報を記憶される記憶装
置に関する。
られるデータやプログラム等の情報を記憶される記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】大量のデータや大きなファイルサイズか
らなるプログラムを記憶する補助記憶装置としてハード
ディスクが使用されている。このハードディスクは大容
量化が容易であるという利点を備えてはいるが、アクセ
ス速度が低速であるという欠点がある。近年、このハー
ドディスクの利点を備え、かつ、アクセス速度が高速な
NAND型フラッシュEEPROM(Electrically Era
sable & Programmable Read Only Memory)が開発され
ている。このNAND型フラッシュEEPROMの利点
は、不揮発性、大容量化が容易、DRAMの2倍のアク
セス速度、単一電源で動作、高速連続書き込みが可能等
の優れた性能を備えており、今後大容量であって連続ア
クセスが必要なものに不可欠な記憶装置となることが予
想されるものである。
らなるプログラムを記憶する補助記憶装置としてハード
ディスクが使用されている。このハードディスクは大容
量化が容易であるという利点を備えてはいるが、アクセ
ス速度が低速であるという欠点がある。近年、このハー
ドディスクの利点を備え、かつ、アクセス速度が高速な
NAND型フラッシュEEPROM(Electrically Era
sable & Programmable Read Only Memory)が開発され
ている。このNAND型フラッシュEEPROMの利点
は、不揮発性、大容量化が容易、DRAMの2倍のアク
セス速度、単一電源で動作、高速連続書き込みが可能等
の優れた性能を備えており、今後大容量であって連続ア
クセスが必要なものに不可欠な記憶装置となることが予
想されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ハードディスク等における情報の書きこみ読み出しは、
アドレス番号の若い順に順番に行われ、その書き換えも
同様にアドレス番号の若い順に行われる。従って、小さ
いアドレス番号を割り当てられている記憶領域と大きな
アドレス番号を割り当てられている記憶領域とを比較し
た場合、アドレス番号の小さい記憶領域は書き換え回数
が多く、アドレス番号の大きな記憶領域は書き換え回数
が少ないことになる。
ハードディスク等における情報の書きこみ読み出しは、
アドレス番号の若い順に順番に行われ、その書き換えも
同様にアドレス番号の若い順に行われる。従って、小さ
いアドレス番号を割り当てられている記憶領域と大きな
アドレス番号を割り当てられている記憶領域とを比較し
た場合、アドレス番号の小さい記憶領域は書き換え回数
が多く、アドレス番号の大きな記憶領域は書き換え回数
が少ないことになる。
【0004】上述したNAND型フラッシュEEPRO
Mは、上記数々の利点を備えたものであるが、反面その
メモリ・セル単位での劣下が10の5乗回程度の書き換
えによって生じるという欠点がある。従って、従来用い
られているハードディスク等と同様のアクセス方式によ
ってNAND型フラッシュEEPROMの書き換え制御
を行なった場合では、小さいアドレス番号が割り当てら
れた一部の記憶領域だけが急激に劣下し、使用できるメ
モリ空間が急激に低下するという問題がある。
Mは、上記数々の利点を備えたものであるが、反面その
メモリ・セル単位での劣下が10の5乗回程度の書き換
えによって生じるという欠点がある。従って、従来用い
られているハードディスク等と同様のアクセス方式によ
ってNAND型フラッシュEEPROMの書き換え制御
を行なった場合では、小さいアドレス番号が割り当てら
れた一部の記憶領域だけが急激に劣下し、使用できるメ
モリ空間が急激に低下するという問題がある。
【0005】そこで本発明は、一部の記憶領域だけの急
激な劣下を防止できる記憶装置の提供を目的とする。
激な劣下を防止できる記憶装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載した本発明の構成は、情報を書き換え
られる所定容量毎に分割された複数の記憶領域を備えた
記憶装置において、上記アクセス領域をランダムに選択
する選択手段を備えている。
の請求項1に記載した本発明の構成は、情報を書き換え
られる所定容量毎に分割された複数の記憶領域を備えた
記憶装置において、上記アクセス領域をランダムに選択
する選択手段を備えている。
【0007】上記目的を達成するための請求項2に記載
した本発明の構成は、情報を書き換えられる所定容量毎
に分割された複数の記憶領域を備えた記憶装置におい
て、記憶領域毎の書き換え回数を計数する計数手段と、
この計数結果により、書き換え回数の多い記憶領域に書
き換えられる頻度の低い情報を書き込む書込手段とを備
えている。
した本発明の構成は、情報を書き換えられる所定容量毎
に分割された複数の記憶領域を備えた記憶装置におい
て、記憶領域毎の書き換え回数を計数する計数手段と、
この計数結果により、書き換え回数の多い記憶領域に書
き換えられる頻度の低い情報を書き込む書込手段とを備
えている。
【0008】
【作用】上記請求項1に記載した構成を備えた本発明の
作用は、情報を書き換える際には、書き換える記憶領域
をランダムに選択するようにして一部の記憶領域だけの
急激な劣下を防止するようにしている。
作用は、情報を書き換える際には、書き換える記憶領域
をランダムに選択するようにして一部の記憶領域だけの
急激な劣下を防止するようにしている。
【0009】上記請求項2に記載した構成を備えた本発
明の作用は、各記憶領域の書き換え回数は計数手段によ
って計数されている。書込手段は、計数手段による各記
憶領域の書き込み回数によって、書き換え回数の多い記
憶領域に書き換えられる頻度の低い情報を書き込むよう
にして、一部の記憶領域だけの急激な劣下を防止するよ
うにしている。
明の作用は、各記憶領域の書き換え回数は計数手段によ
って計数されている。書込手段は、計数手段による各記
憶領域の書き込み回数によって、書き換え回数の多い記
憶領域に書き換えられる頻度の低い情報を書き込むよう
にして、一部の記憶領域だけの急激な劣下を防止するよ
うにしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、一実施例としての記憶装置の構成を示すブ
ロック図である。図示記憶装置1は、コンピュータ2の
出力側に配置されたSRAM(Random Access Memory)
等からなるメモリ9との間で各種情報の送受を行なうイ
ンターフェース回路3と、コラムアドレスを決定するコ
ラムデコーダ4と、ローアドレスを決定するローデコー
ダ7と、後述するメモリ本体6に書き込むデータを一時
的に保持する512バイトからなるデータレジスタ5
と、NAND型フラッシュEEPROMからなるメモリ
本体6と、CPU(Central Processing Unit)やこの
CPUに特定の機能を発揮させるプログラム等が記憶さ
れるROM(Read Only Memory),RAM(Random Acc
ess Memory)と、このRAM,ROMから読み出された
プログラム等をロードするメインメモリ等を中心として
構成され、本記憶装置1全体の制御中枢となる制御部8
とを備えて構成されている。
る。図1は、一実施例としての記憶装置の構成を示すブ
ロック図である。図示記憶装置1は、コンピュータ2の
出力側に配置されたSRAM(Random Access Memory)
等からなるメモリ9との間で各種情報の送受を行なうイ
ンターフェース回路3と、コラムアドレスを決定するコ
ラムデコーダ4と、ローアドレスを決定するローデコー
ダ7と、後述するメモリ本体6に書き込むデータを一時
的に保持する512バイトからなるデータレジスタ5
と、NAND型フラッシュEEPROMからなるメモリ
本体6と、CPU(Central Processing Unit)やこの
CPUに特定の機能を発揮させるプログラム等が記憶さ
れるROM(Read Only Memory),RAM(Random Acc
ess Memory)と、このRAM,ROMから読み出された
プログラム等をロードするメインメモリ等を中心として
構成され、本記憶装置1全体の制御中枢となる制御部8
とを備えて構成されている。
【0011】この制御部8は、本実施例では上述した本
装置全体の制御中枢としての機能の他に、詳細を後述す
るメモリ本体6内の複数の各記憶領域(以下、ページと
いう)6aをランダムに選択する手段としての機能を備
えている。このランダムに選択する基準としては、デー
タの書き換えを行なう複数の各ページ6aの使用順序を
予め決定し、この決定された順序に従ってその書き換え
を行なうようにしてもよく、また、乱数を発生させて制
御部8内のRAMに記憶させあるいはメモリ本体6に記
憶させてあったものをメインメモリに読み出して、CP
Uに実行させるようにする。また、各ページとこの各ペ
ージに書き込まれたデータとの関係は、上記図示しない
RAM内にページテーブルとして記憶されて、特定のデ
ータとこのデータが書き込まれたページとが把握される
ようになっている。
装置全体の制御中枢としての機能の他に、詳細を後述す
るメモリ本体6内の複数の各記憶領域(以下、ページと
いう)6aをランダムに選択する手段としての機能を備
えている。このランダムに選択する基準としては、デー
タの書き換えを行なう複数の各ページ6aの使用順序を
予め決定し、この決定された順序に従ってその書き換え
を行なうようにしてもよく、また、乱数を発生させて制
御部8内のRAMに記憶させあるいはメモリ本体6に記
憶させてあったものをメインメモリに読み出して、CP
Uに実行させるようにする。また、各ページとこの各ペ
ージに書き込まれたデータとの関係は、上記図示しない
RAM内にページテーブルとして記憶されて、特定のデ
ータとこのデータが書き込まれたページとが把握される
ようになっている。
【0012】この制御部8に発揮させるメモリ本体6内
の複数の各ページ6aをランダムに選択する機能は、上
記図示しないROM内やメモリ本体6内にそのためのプ
ログラムを記憶させておき、所定タイミングでメインメ
モリ内に読み込んで実行することで発揮させる。上記メ
モリ本体6は、数10メガバイトからなる記憶容量を備
えたもので、情報を書き換える最少単位であるそれぞれ
512バイトからなる複数のページ6aに分割されてい
る。この各ページ6aにはそれぞれページ番号が割り当
てられており、この各ページ6aの選択は上記ローデコ
ーダ7によって行なう。
の複数の各ページ6aをランダムに選択する機能は、上
記図示しないROM内やメモリ本体6内にそのためのプ
ログラムを記憶させておき、所定タイミングでメインメ
モリ内に読み込んで実行することで発揮させる。上記メ
モリ本体6は、数10メガバイトからなる記憶容量を備
えたもので、情報を書き換える最少単位であるそれぞれ
512バイトからなる複数のページ6aに分割されてい
る。この各ページ6aにはそれぞれページ番号が割り当
てられており、この各ページ6aの選択は上記ローデコ
ーダ7によって行なう。
【0013】このローデコーダ7は制御部8から出力さ
れるページデータにより特定のページ6aを選択決定す
る。また、コラムデコーダ4は、制御部8から出力され
るコラムデータにより、ローデコーダ7によって決定さ
れたページ6aを構成するメモリセルのアドレスを選択
するようになっている。データレジスタ5は、メモリ9
から送信されたデータを一時的に記憶するSRAM(Ra
ndom Access Memory)からなるものであり、メモリ9か
らの情報の送信速度と当該データレジスタ5からメモリ
本体6への情報の書き込み速度との相違を調整してい
る。
れるページデータにより特定のページ6aを選択決定す
る。また、コラムデコーダ4は、制御部8から出力され
るコラムデータにより、ローデコーダ7によって決定さ
れたページ6aを構成するメモリセルのアドレスを選択
するようになっている。データレジスタ5は、メモリ9
から送信されたデータを一時的に記憶するSRAM(Ra
ndom Access Memory)からなるものであり、メモリ9か
らの情報の送信速度と当該データレジスタ5からメモリ
本体6への情報の書き込み速度との相違を調整してい
る。
【0014】以上の構成からなる記憶装置の動作状態に
ついて、図2を参照して説明する。図2は、動作状態を
示すフローチャートである。 ステップ1:接続されたコンピュータから送信されたデ
ータはメモリ9に所定容量分だけ一時的に記憶されつ
つ、同時にそのデータの一部(1ページ相当分のデー
タ)がデータレジスタ5に転送される。 ステップ2:制御部8から予め選択されたページのペー
ジアドレスデータがローデコーダ7に転送される。これ
により書き換えを行なうメモリ本体6内の特定ページが
選択される。 ステップ3:選択されたページにデータレジスタ5に記
憶されていたデータを書き込む。 ステップ4:当該ページに書き込んだデータをデータレ
ジスタ5に読み出す。
ついて、図2を参照して説明する。図2は、動作状態を
示すフローチャートである。 ステップ1:接続されたコンピュータから送信されたデ
ータはメモリ9に所定容量分だけ一時的に記憶されつ
つ、同時にそのデータの一部(1ページ相当分のデー
タ)がデータレジスタ5に転送される。 ステップ2:制御部8から予め選択されたページのペー
ジアドレスデータがローデコーダ7に転送される。これ
により書き換えを行なうメモリ本体6内の特定ページが
選択される。 ステップ3:選択されたページにデータレジスタ5に記
憶されていたデータを書き込む。 ステップ4:当該ページに書き込んだデータをデータレ
ジスタ5に読み出す。
【0015】ステップ5:メモリ9に書き込まれている
データとデータレジスタ5に書き戻されたデータとをベ
リファイ(照合検定)する。このベリファイの結果、メ
モリ9に記憶されているデータとデータレジスタ5に書
き戻されたデータとが一致した場合にはステップ6に進
み、一致しない場合にはステップ1に戻ってメモリ9に
記憶されているデータを再度データレジスタ5に書き込
む。 ステップ6:次のページに書き込むデータがあるかどう
かを判断し、ここで書き込むデータがあればステップ7
に進み、次のデータがなければ書き込み動作を終了す
る。 ステップ7:メモリ9からデータレジスタ5へ次のデー
タの読み込み指示をして、ステップ1に戻る。
データとデータレジスタ5に書き戻されたデータとをベ
リファイ(照合検定)する。このベリファイの結果、メ
モリ9に記憶されているデータとデータレジスタ5に書
き戻されたデータとが一致した場合にはステップ6に進
み、一致しない場合にはステップ1に戻ってメモリ9に
記憶されているデータを再度データレジスタ5に書き込
む。 ステップ6:次のページに書き込むデータがあるかどう
かを判断し、ここで書き込むデータがあればステップ7
に進み、次のデータがなければ書き込み動作を終了す
る。 ステップ7:メモリ9からデータレジスタ5へ次のデー
タの読み込み指示をして、ステップ1に戻る。
【0016】以上の構成を備えた一実施例装置であれ
ば、予めランダムに選択された順序でデータを書き込む
ページを決定しているので、従来のように各ページに割
り当てられているアドレス番号によって書き換え頻度が
異なり、これにより一部のページだけが急激に劣下する
ことを防止することができる。従って、劣下によって使
用できないページの発生を防止し、これにより見かけ上
の記憶容量の低下を防止することができる。
ば、予めランダムに選択された順序でデータを書き込む
ページを決定しているので、従来のように各ページに割
り当てられているアドレス番号によって書き換え頻度が
異なり、これにより一部のページだけが急激に劣下する
ことを防止することができる。従って、劣下によって使
用できないページの発生を防止し、これにより見かけ上
の記憶容量の低下を防止することができる。
【0017】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨の範囲内において様々に変形実施が
可能である。上記実施例では、制御部8の機能としてラ
ンダムにページを選択する機能を備えたものについて説
明したが、次のような機能を持たせるようにしてもよ
い。なお、本実施例における記憶装置のハードウェアの
構成は、上記実施例と同等のものであるので、ここでは
制御部の機能を中心として説明する。
ではなく、その要旨の範囲内において様々に変形実施が
可能である。上記実施例では、制御部8の機能としてラ
ンダムにページを選択する機能を備えたものについて説
明したが、次のような機能を持たせるようにしてもよ
い。なお、本実施例における記憶装置のハードウェアの
構成は、上記実施例と同等のものであるので、ここでは
制御部の機能を中心として説明する。
【0018】本実施例に示す制御部8は、本装置全体の
制御中枢としての機能をほかにページ毎の書き換え回数
を計数する計数手段及びこの計数結果により、書き換え
回数の多いページに、書き換えられる頻度の低い情報を
書き込む書込手段としての機能を有している。この機能
は、上記メモリ本体6や当該制御部8内に設けられたR
OM,RAM図示しない)内にそのためにプログラムを
記憶させておき、必要に応じて制御部8内のメインメモ
リ(図示しない)に読み出すことで、CPUがその機能
を発揮する。また、上記計数値は上記RAMやメモリ本
体6等に記憶される。
制御中枢としての機能をほかにページ毎の書き換え回数
を計数する計数手段及びこの計数結果により、書き換え
回数の多いページに、書き換えられる頻度の低い情報を
書き込む書込手段としての機能を有している。この機能
は、上記メモリ本体6や当該制御部8内に設けられたR
OM,RAM図示しない)内にそのためにプログラムを
記憶させておき、必要に応じて制御部8内のメインメモ
リ(図示しない)に読み出すことで、CPUがその機能
を発揮する。また、上記計数値は上記RAMやメモリ本
体6等に記憶される。
【0019】以上の機能を具備した制御部を備えた記憶
装置の動作について、図3を参照して説明する。図3
は、上記機能を有する制御部を備えた記憶装置の動作状
態を示すフローチャートである。 ステップ1:接続されたコンピュータから送信されたデ
ータはメモリ9に所定容量分だけ一時的に記憶されつ
つ、同時にそのデータの一部がデータレジスタ5に転送
される。 ステップ2:所定のページにデータレジスタ5のデータ
を書き込む。 ステップ3:当該ページに書き込んだデータをデータレ
ジスタ5に読み出す。
装置の動作について、図3を参照して説明する。図3
は、上記機能を有する制御部を備えた記憶装置の動作状
態を示すフローチャートである。 ステップ1:接続されたコンピュータから送信されたデ
ータはメモリ9に所定容量分だけ一時的に記憶されつ
つ、同時にそのデータの一部がデータレジスタ5に転送
される。 ステップ2:所定のページにデータレジスタ5のデータ
を書き込む。 ステップ3:当該ページに書き込んだデータをデータレ
ジスタ5に読み出す。
【0020】ステップ4:メモリ9に書き込まれている
データとデータレジスタ5に書き戻されたデータとをベ
リファイ(照合検定)する。このベリファイの結果、メ
モリ9に記憶されているデータとデータレジスタに書き
戻されたデータとが一致した場合にはステップ5に進
み、一致しない場合にはステップ7に進む。 ステップ5:次のページに書き込むデータがあるかどう
かを判断し、ここで書き込むデータがあればステップ6
に進み、次のデータがなければ書き込み動作を終了す
る。 ステップ6:メモリ9からデータレジスタ5へ次のデー
タの読み込み指示をして、ステップ1に戻る。 ステップ7:計数手段としての制御部8が、当該書き込
みが行なわれたページが予め設定された書き換え回数n
(たとえばN=10の4乗)になっているかどうかを判
断する。この判断の結果、書き換え回数がn以下であれ
ばステップ8に進み、n以上であればステップ9に進
む。
データとデータレジスタ5に書き戻されたデータとをベ
リファイ(照合検定)する。このベリファイの結果、メ
モリ9に記憶されているデータとデータレジスタに書き
戻されたデータとが一致した場合にはステップ5に進
み、一致しない場合にはステップ7に進む。 ステップ5:次のページに書き込むデータがあるかどう
かを判断し、ここで書き込むデータがあればステップ6
に進み、次のデータがなければ書き込み動作を終了す
る。 ステップ6:メモリ9からデータレジスタ5へ次のデー
タの読み込み指示をして、ステップ1に戻る。 ステップ7:計数手段としての制御部8が、当該書き込
みが行なわれたページが予め設定された書き換え回数n
(たとえばN=10の4乗)になっているかどうかを判
断する。この判断の結果、書き換え回数がn以下であれ
ばステップ8に進み、n以上であればステップ9に進
む。
【0021】ステップ8:書き換え回数がn以下であれ
ば当該ページに安定した状態でデータを書き換えること
ができるものと判断して、再度データレジスタ5に記憶
されているデータを、当該ページに書き込み処理して上
記ステップ5に進む。 ステップ9:この場合、当該ページの書き換え回数が安
定してデータを書き込める範囲を越えているので、たと
えばこの一連のデータの書き込み処理が終了した時点
で、書き換えられる頻度の低い他のデータ等を、当該ペ
ージに移動するようにして、書き換え回数の増加を防止
するようにする。このような実施例であっても上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
ば当該ページに安定した状態でデータを書き換えること
ができるものと判断して、再度データレジスタ5に記憶
されているデータを、当該ページに書き込み処理して上
記ステップ5に進む。 ステップ9:この場合、当該ページの書き換え回数が安
定してデータを書き込める範囲を越えているので、たと
えばこの一連のデータの書き込み処理が終了した時点
で、書き換えられる頻度の低い他のデータ等を、当該ペ
ージに移動するようにして、書き換え回数の増加を防止
するようにする。このような実施例であっても上記実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0022】なお、上記各実施例ではメモリ本体として
NAND型フラッシュEEPROMのものを例示した
が、NORフラッシュ型、従来型のEEPROM、SR
AMやDRAMであっても適用することができる。この
場合であっても、上記各実施例と同様の効果を得ること
ができる。
NAND型フラッシュEEPROMのものを例示した
が、NORフラッシュ型、従来型のEEPROM、SR
AMやDRAMであっても適用することができる。この
場合であっても、上記各実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載した本発明であれば、記
憶領域をランダムに選択する手段を備えたことで、一部
の記憶領域だけの急激な劣下を防止することができる。
憶領域をランダムに選択する手段を備えたことで、一部
の記憶領域だけの急激な劣下を防止することができる。
【0024】請求項2に記載した本発明であれば、記憶
領域毎の書き換え回数を計数する計数手段と、この計数
結果により、書き換え回数の多い記憶領域に書き換えら
れる頻度の低い情報を書き込む書込手段とを備えたこと
により、一部の記憶領域だけの急激な劣下を防止するこ
とができる。
領域毎の書き換え回数を計数する計数手段と、この計数
結果により、書き換え回数の多い記憶領域に書き換えら
れる頻度の低い情報を書き込む書込手段とを備えたこと
により、一部の記憶領域だけの急激な劣下を防止するこ
とができる。
【図1】一実施例としての記憶装置の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】動作状態を示すフローチャート。
【図3】動作状態を示すフローチャート。
6a 記憶領域 8 選択手段、計数手段、書込手段
Claims (2)
- 【請求項1】 情報を書き換えられる所定容量毎に分割
された複数の記憶領域を備えた記憶装置において、上記
記憶領域をランダムに選択する選択手段を備えたことを
特徴とする記憶装置。 - 【請求項2】 情報を書き換えられる所定容量毎に分割
された複数の記憶領域を備えた記憶装置において、記憶
領域毎の書き換え回数を計数する計数手段と、この計数
結果により、書き換え回数の多い記憶領域に書き換えら
れる頻度の低い情報を書き込む書込手段とを備えたこと
を特徴とする記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021192A JPH05274219A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10021192A JPH05274219A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05274219A true JPH05274219A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=14267970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10021192A Pending JPH05274219A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05274219A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07281842A (ja) * | 1994-04-11 | 1995-10-27 | Hitachi Ltd | 半導体記憶装置 |
JPH0816482A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-19 | Hitachi Ltd | フラッシュメモリを用いた記憶装置およびその記憶制御方法 |
WO1997032253A1 (en) * | 1996-02-29 | 1997-09-04 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor memory device having faulty cells |
JP2003050747A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Sony Corp | 不揮発性メモリのデータ書き換え方法 |
WO2004006102A1 (ja) * | 2002-07-02 | 2004-01-15 | Fujitsu Limited | フラッシュメモリ管理プログラム、フラッシュメモリ管理方法およびフラッシュメモリ管理装置 |
US6701471B2 (en) | 1995-07-14 | 2004-03-02 | Hitachi, Ltd. | External storage device and memory access control method thereof |
JP2007041863A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Railway Technical Res Inst | Icカード管理システム |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP10021192A patent/JPH05274219A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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