JP2003050747A - 不揮発性メモリのデータ書き換え方法 - Google Patents

不揮発性メモリのデータ書き換え方法

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JP2003050747A JP2001236928A JP2001236928A JP2003050747A JP 2003050747 A JP2003050747 A JP 2003050747A JP 2001236928 A JP2001236928 A JP 2001236928A JP 2001236928 A JP2001236928 A JP 2001236928A JP 2003050747 A JP2003050747 A JP 2003050747A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のフラッシュメモリでは、物理ブロック
の書き換え回数を平均化するために、各物理ブロック毎
に書き換え回数記憶領域を具備させるとともにラップア
ラウンド処理等を実施する必要があり、メモリの制御シ
ステムが複雑になるという課題があった。 【解決手段】 書き換え対象となる論理ブロックについ
て、当該論理ブロックに当初対応付けられていた物理ブ
ロックのデータを消去するとともに、新たに対応付けら
れる空きブロックにデータを書き込むことで当該論理ブ
ロックに係るデータの書き換えを実施する不揮発性メモ
リのデータ書き換え方法において、空きブロックの数を
確認するステップと、乱数を発生させて、複数の空きブ
ロックのなかから1つの空きブロックを選定するステッ
プとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリカード等
の電子機器に設けられた例えばNAND型フラッシュメ
モリ等の不揮発性メモリにおいてデータ書き換えが同一
の物理ブロックに集中すること等に起因して生じるフラ
ッシュメモリの寿命の短命化を防止するための不揮発性
メモリのデータ書き換え方法に係り、特に簡単な処理方
式を用いて各物理ブロックに係る書き換え回数を平均化
することを可能とする不揮発性メモリのデータ書き換え
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大量のデータを記憶するのに適し
た低コストのNAND型フラッシュメモリ等の不揮発性
メモリが、家電機器、携帯電子機器、メモリカード等の
電子機器に幅広く使用されている。図3は、不揮発性メ
モリの記憶領域に係る論理ブロックと物理ブロックとの
関係を示す図である。NAND型フラッシュメモリで代
表される書き換え可能なフラッシュメモリの記憶領域
は、ブロック単位で管理され、データの消去(通常は全
ビットに対してバイナリデータ“1”を書き込む動
作)、データの書き込み等のデータ処理については物理
ブロック毎に実施される。
【0003】フラッシュメモリをアクセスする際には、
例えばCPUに接続されたRAM内に格納されるアドレ
ス変換テーブルを参照することで、図3に示されるよう
にデータ処理対象となっている論理ブロックの論理ブロ
ックアドレスを物理ブロックアドレスに変換し、データ
の消去、書き込み、読み出し等を実施する物理ブロック
を特定する。このように論理ブロックアドレスによりア
クセスする方式をとることで、欠陥のある物理ブロック
が発生した場合に当該欠陥のある物理ブロックに対する
処理動作を代替用の別の消去状態にある書き込み可能な
物理ブロック(以下、空きブロックと称する)に対して
実施しても、アプリケーションプログラム等を実行する
CPU側ではブロック代替の有無に関係なく同一の論理
ブロックアドレスを用いてアクセスすることが可能とな
る。
【0004】図4は、従来のフラッシュメモリの物理ブ
ロック内に格納される管理情報に係るデータ構造を示す
図である。図4において、11は通常のデータが記憶さ
れるデータ領域、12は当該物理ブロックについての管
理情報等に係るデータが記憶される冗長領域であり、デ
ータ領域11と冗長領域12とから物理ブロックが構成
される。また、13は当該冗長領域を有する物理ブロッ
クに対応する論理ブロックのアドレスを記憶する論理ブ
ロックアドレス記憶領域、14は当該冗長領域を有する
物理ブロックに対して消去状態からのデータ書き込みが
実施された回数(書き換え回数)を記憶する書き換え回
数記憶領域である。なお、論理ブロックアドレス記憶領
域13については、当該物理ブロックについて対応付け
られている論理ブロックがない場合には、論理ブロック
のアドレスとして使用されることのない所定の値を書き
込んでおいて、空きブロックであることを識別可能とす
るものとする。
【0005】図5は、フラッシュメモリを備える従来の
電子機器において、例えばCPU内に接続されるRAM
内に構成されるアドレス変換テーブルの一例を示す図で
ある。図5において、(a)はアドレスLを有する論理
ブロックに対してデータの書き換えを実施するに際して
データ書き換え前のアドレス変換テーブルを示し、
(b)はデータ書き換え後のアドレス変換テーブルを示
す。なお、このようなデータの書き換えに伴うアドレス
変換テーブルの更新については後述する。図5(a)に
示されるように、例えばアドレスL−1,L,L+1,
L+2により特定される論理ブロックには、それぞれ対
応する物理ブロックのアドレスA,B,C,Dが記憶さ
れている。図5(a)に示されるようなアドレス変換テ
ーブルを参照することで、データ処理対象の論理ブロッ
クに当初対応付けられている物理ブロックを特定するこ
とができる。
【0006】次に、従来のフラッシュメモリに対して実
行されるデータの書き換え動作について説明する。ま
ず、所定の論理ブロックに記憶されたデータに係る書き
換え動作の概略的な手順について説明する。なお、ここ
では説明を簡単にするために、図3に示されるように、
書き換え対象の論理ブロックのアドレスをL、当該論理
ブロックに対して当初対応付けられていてデータ書き換
えに伴って消去対象となる物理ブロック(このように、
データ書き換え前に論理ブロックに対して対応付けられ
ていた物理ブロックを、以降の説明において前使用物理
ブロックと称するものとする)のアドレスをB、また当
該論理ブロックに対して新たに対応付けられてデータ書
き換えに伴ってデータの書き込み対象となる物理ブロッ
クのアドレスをPとする。また、以降の説明において
は、アドレスnによりアクセスされる論理ブロックおよ
び物理ブロックをそれぞれ論理ブロックnおよび物理ブ
ロックnとそれぞれ適宜称するものとする。
【0007】図6は、所定の論理ブロックに記憶される
データに係る書き換え方法を示すフローチャートであ
る。第1に、書き換え対象となる論理ブロックLを特定
する(ステップS1)。次に、図5(a)に示されるよ
うに、アドレス変換テーブルを参照して、その時点にお
いて論理ブロックLに対応付けられている前使用物理ブ
ロックのアドレスBを特定する(ステップS2)。次
に、フラッシュメモリの各物理ブロックを検索して、空
きブロックを検出し当該空きブロックのアドレスPを特
定する(ステップS3)。なお、複数の物理ブロックの
なかから適切な空きブロックを検出する方法については
後述する。このように、書き込み対象の物理ブロックP
および消去対象の物理ブロックBが特定されれば、まず
書き込み対象となる物理ブロックPに対してデータの書
き込みを実施する(ステップS4)。次に、前使用物理
ブロックBのデータを消去する(ステップS5)。そし
て、図5(b)に示されるように、アドレス変換テーブ
ルにおいて、論理ブロックLに対応付けられている物理
ブロックを物理ブロックBから物理ブロックPに変更す
る(ステップS6)ことで、データ書き換え動作を完了
する。
【0008】次に、複数の物理ブロックのなかから適切
な空きブロックを検出する方法について説明する。図7
は、適切な空きブロックを検出する方法を示すフローチ
ャートである。まず、書き換え回数最小値に係る初期値
の設定を実施する(ステップS11)。この初期値とし
ては、例えば書き換え回数記憶領域14に記憶すること
ができる最大の数値を設定することが考えられる。次
に、概念的には図3に示されるように順次配列された複
数の物理ブロックから成る記憶領域について、例えばア
ドレスについて昇順または降順に一つずつ物理ブロック
を取り出して検索対象となる物理ブロックを特定する
(ステップS12)。検索対象となる物理ブロックが特
定されれば、当該物理ブロックの論理ブロックアドレス
記憶領域13を参照して、当該物理ブロックが既に論理
ブロックに対応付けられているか否かすなわち当該物理
ブロックが空きブロックであるか否かを判定する(ステ
ップS13)。検索対象となっている物理ブロックが空
きブロックである場合には、当該物理ブロックの書き換
え回数記憶領域14を参照して、当該物理ブロックの書
き換え回数が書き換え回数最小値より小さいか否かを判
定する(ステップS14)。当該物理ブロックの書き換
え回数が書き換え回数最小値より小さい場合には、検索
対象となっている物理ブロックを書き込み対象の物理ブ
ロックして設定する(ステップS15)とともに、書き
換え回数最小値として当該物理ブロックの書き換え回数
を設定する(ステップS16)。
【0009】ステップS16の処理を終了した後、ステ
ップS13において検索対象となっている物理ブロック
が空きブロックでない場合、並びにステップS14にお
いて検索対象となっている物理ブロックの書き換え回数
が書き換え回数最小値以上である場合には、全ての物理
ブロックについて検索が完了したか否かを判定する(ス
テップS17)。全ての物理ブロックについて検索が完
了していない場合には、ステップS12に戻って同様の
処理を次の物理ブロックに対して実施する。また、全て
の物理ブロックについて検索が完了した場合には、書き
込み対象の物理ブロックとして最終的に設定された物理
ブロックについて、当該物理ブロックに係る書き換え回
数を1つ増分して書き換え回数記憶領域14に書き込む
(ステップS18)。
【0010】NAND型フラッシュメモリ等のフラッシ
ュメモリについては同一の物理ブロックへの書き込みが
集中すると素子が劣化するために、上記のような処理を
実施することで、各物理ブロックについての書き換え回
数を平均化することができて、フラッシュメモリ自体の
寿命を延ばすことが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】物理ブロックの書き換
え回数を平均化するための従来の空きブロックの検出方
法は上記のように構成されているので、各物理ブロック
毎に書き換え回数記憶領域を具備させる必要があるとと
もに、書き換え回数が大きくなった場合にはラップアラ
ウンドに係る処理等を実施する必要が生じるために、メ
モリの制御システムが複雑になるという課題があった。
【0012】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、NAND型フラッシュメモリ等の
不揮発性メモリを構成する各物理ブロック毎の書き換え
回数を簡単な方式を用いて平均化させることができる不
揮発性メモリのデータ書き換え方法を得ることを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る不揮発性
メモリのデータ書き換え方法は、消去状態にあって書き
込み可能な物理ブロックである空きブロックの数を確認
する第1のステップと、乱数を発生させて、複数の空き
ブロックのなかから1つの空きブロックを選定し、当該
空きブロックを書き込み対象となる物理ブロックとして
特定する第2のステップとを有するようにしたものであ
る。
【0014】この発明に係る不揮発性メモリのデータ書
き換え方法は、空きブロックの数だけ順次配列された複
数の記憶部から成りそれぞれの記憶部には空きブロック
を特定する情報が記憶されている空きブロック登録テー
ブルを設けて、発生された乱数に応じて、空きブロック
登録テーブル内のいずれかの記憶部を選定することで書
き込み対象となる空きブロックを特定するようにしたも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本願
発明に係る実施の形態を説明する。なお、以下の説明に
おいては、本願発明の実施の形態に記載された各手段お
よび各工程と、特許請求の範囲に記載された発明の各手
段および各工程との対応関係を明らかにするために、実
施の形態に記載された各手段および各工程にそれぞれ対
応する特許請求の範囲に記載された発明の各手段および
各工程を適宜かっこ書きにより示すものとする。
【0016】実施の形態1.この発明の実施の形態1に
おいては、フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)の記憶
領域に係る論理ブロックと物理ブロックとの関係につい
ては、従来技術と同様に図3に示されるような関係を有
するものとし、フラッシュメモリに記憶されたデータに
係る処理を実施するに際しては、CPU側からは論理ブ
ロックアドレスによりアクセスする方式をとる。但し、
この実施の形態1は、従来技術と比較して、例えば空き
ブロックのアドレス等として与えられる空きブロック特
定情報を順次登録する空きブロック登録テーブルを有す
る点で差異を有する。図1は、空きブロック登録テーブ
ル等を示す図である。図1において、1は空きブロック
の数を記録する空きブロック数カウンタ、2はそれぞれ
が順次配列された複数の記憶部から構成される空きブロ
ック登録テーブルである。空きブロック数カウンタ1お
よび空きブロック登録テーブル2は、ともに例えばCP
Uに接続されたRAM内のワークエリアにおいて構成す
ることが可能である。図1に示されるように、空きブロ
ック数カウンタ1に記憶された空きブロックの数がNで
ある場合には、空きブロック登録テーブル2におけるア
ドレス0からアドレス(N−1)によりアクセス可能な
各記憶部にそれぞれ空きブロックのアドレスが記憶され
る。
【0017】次に、この実施の形態1によるメモリ制御
方法について説明する。所定の論理ブロックに記憶され
たデータに係る書き換え動作は、基本的には図6に示さ
れたフローチャートによる書き換え動作と同様であるの
で、その説明を省略する。従来技術と本願発明とでは、
適切な空きブロックを検出する方法において差異を有し
ている。図2は、この発明の実施の形態1による適切な
空きブロックの検出方法を示すフローチャートである。
まず、空きブロック数カウンタ1を参照して、その時点
においてデータ書き込み可能となっている空きブロック
の数を確認する(ステップS21(第1のステッ
プ))。空きブロック数をNとすると、N個の空きブロ
ックのなかから適切な空きブロックを選定するように、
0から(N−1)の範囲で乱数を発生させて、空きブロ
ック登録テーブル2において、アクセスするアドレスM
を決定する(ステップS22)。次に、空きブロック登
録テーブルのアドレスMに登録されている物理ブロック
のアドレスPを読み出して、この物理ブロックPを書き
込み対象の物理ブロックとして特定する(ステップS2
3(第2のステップ))。書き込み対象の物理ブロック
Pが特定されれば、空きブロック登録テーブル2におけ
るアドレスMの記憶部に、図3に示されるようにこの書
き込み動作に伴って消去対象となる物理ブロックのアド
レスBをアドレスPに代えて書き込む(ステップS2
4)。なお、書き込み対象の物理ブロックPが特定され
た後の処理については、図6に示されるように、書き込
み対象の物理ブロックPにデータを書き込み、前使用物
理ブロックBのデータを消去し、アドレス変換テーブル
を更新することでデータの書き換えを完了する。
【0018】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、空きブロックの数を確認するステップS21と、乱
数を発生させて、当該乱数に応じて複数の空きブロック
のなかから1つの空きブロックを選定し、選定された空
きブロックを書き込み対象となる物理ブロックとして特
定するステップS23とを有するように構成したので、
フラッシュメモリへのデータの書き換え回数が多くなれ
ば各物理ブロックの書き換え回数も統計的に平均化され
ることが予測され、書き換え回数記憶領域14等を必要
としない簡単な構成、並びに書き換え回数のカウント処
理やラップアラウンド処理等の処理を必要としない簡単
な方式によって、各物理ブロックの書き換え回数を平均
化させてフラッシュメモリの寿命を延ばすことができる
という効果を奏する。
【0019】また、空きブロックの数だけ順次配列され
た記憶部にそれぞれ空きブロックのアドレスを記憶した
空きブロック登録テーブル2を設けて、発生された乱数
に応じて空きブロック登録テーブル2内のいずれかの記
憶部を選定することで書き込み対象となる1つの空きブ
ロックを特定するように構成したので、空きブロックの
管理を容易にするとともに、空きブロック数に応じた所
定の数値範囲において発生させた乱数を順次配列された
記憶部のアドレスに対応付けることで、おおよそ同じ確
率での各空きブロックの選定を可能とするシステムを容
易に構築することができるという効果を奏する。
【0020】なお、上記の実施の形態1による不揮発性
メモリのデータ書き換え方法は、本願発明を限定するも
のではなく、例示することを意図して開示されているも
のである。本願発明の技術的範囲は特許請求の範囲の記
載により定められるものであり、特許請求の範囲に記載
された技術的範囲内において種々の設計的変更が可能で
ある。例えば、空きブロック登録テーブルを必ずしも設
ける必要はなく、フラッシュメモリの記憶領域を構成す
る全物理ブロックのアドレス範囲に対応する数値範囲に
おいて乱数を発生させて、当該乱数に基づいて得られた
アドレスを中心とした近傍領域の物理ブロックを検索し
て、得られたアドレスに最も近い空きブロックを書き込
み対象の物理ブロックとして特定するような方法をとる
ことも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、空き
ブロックの数を確認する第1のステップと、乱数を発生
させて、複数の空きブロックのなかから1つの空きブロ
ックを選定し、当該空きブロックを書き込み対象となる
物理ブロックとして特定する第2のステップとを有する
ように構成したので、不揮発性メモリへのデータの書き
換え回数が多くなれば各物理ブロックの書き換え回数も
統計的に平均化されることが予測され、書き換え回数記
憶領域等を必要としない簡単な構成、並びに書き換え回
数のカウント処理やラップアラウンド処理等の処理を必
要としない簡単な方式によって、各物理ブロックの書き
換え回数を平均化させて不揮発性メモリの寿命を延ばす
ことができるという効果を奏する。
【0022】この発明によれば、空きブロックの数だけ
順次配列された複数の記憶部から成りそれぞれの記憶部
には空きブロックを特定する情報が記憶されている空き
ブロック登録テーブルを設けて、発生された乱数に応じ
て、空きブロック登録テーブル内のいずれかの記憶部を
選定することで書き込み対象となる空きブロックを特定
するように構成したので、空きブロックの管理を容易に
するとともに、空きブロック数に応じた所定の数値範囲
において発生させた乱数を順次配列された記憶部のアド
レスに対応付けることで、おおよそ同じ確率での各空き
ブロックの選定を可能とするシステムを容易に構築する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空きブロック
登録テーブル等を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による適切な空きブ
ロックの検出方法を示すフローチャートである。
【図3】 不揮発性メモリの記憶領域に係る論理ブロッ
クと物理ブロックとの関係を示す図である。
【図4】 従来の適切な空きブロックの検出方法におい
て用いられる物理ブロック内に格納される管理情報に係
るデータ構造を示す図である。
【図5】 アドレス変換テーブルの構造を示す図であ
る。
【図6】 不揮発性メモリで用いられるデータ書き換え
方法の概略を示すフローチャートである。
【図7】 適切な空きブロックを検出する従来の方法を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 空きブロック数カウンタ、2 空きブロック登録テ
ーブル、11 データ領域、12 冗長領域、13 論
理ブロックアドレス記憶領域、14 書き換え回数記憶
領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B018 GA04 HA23 MA24 NA06 QA15 5B025 AE00 5B060 AB26 AC11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き換え対象となる論理ブロックを特定
    するステップと、アドレス変換テーブルにおいて当該論
    理ブロックに対して当初対応付けられていて消去対象と
    なる物理ブロックを特定するステップと、書き込み対象
    となる物理ブロックを特定するステップと、書き込み対
    象となる物理ブロックに対してデータを書き込むステッ
    プと、消去対象の物理ブロックのデータを消去するステ
    ップと、アドレス変換テーブルにおいて当該論理ブロッ
    クに対して書き込み対象となる物理ブロックを対応付け
    るステップとを有する不揮発性メモリのデータ書き換え
    方法において、 消去状態にあって書き込み可能な物理ブロックである空
    きブロックの数を確認する第1のステップと、 乱数を発生させて、複数の空きブロックのなかから1つ
    の空きブロックを選定し、当該空きブロックを書き込み
    対象となる物理ブロックとして特定する第2のステップ
    とを有することを特徴とする不揮発性メモリのデータ書
    き換え方法。
  2. 【請求項2】 空きブロックの数だけ順次配列された複
    数の記憶部から成りそれぞれの記憶部には空きブロック
    を特定する情報が記憶されている空きブロック登録テー
    ブルを設けて、 発生された乱数に応じて、空きブロック登録テーブル内
    のいずれかの記憶部を選定することで書き込み対象とな
    る空きブロックを特定することを特徴とする請求項1記
    載の不揮発性メモリのデータ書き換え方法。
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