JPH0527396Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527396Y2 JPH0527396Y2 JP935687U JP935687U JPH0527396Y2 JP H0527396 Y2 JPH0527396 Y2 JP H0527396Y2 JP 935687 U JP935687 U JP 935687U JP 935687 U JP935687 U JP 935687U JP H0527396 Y2 JPH0527396 Y2 JP H0527396Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- stopper
- attached
- frame
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010008 shearing Methods 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003818 cinder Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は鋼帯の剪断ラインにおいて、剪断され
た製品を積み上げるパイラーのストツパーの改良
に関するもにである。 (従来の技術) パイラーのエンドストツパーは、第3図に示す
とうりベルトコンベア8より送られてきた切板7
の端面を揃えながら積み上げてゆくが、ストツパ
ープレート4は単に切板に端面を揃えるのみでな
くコンベア8から送り込まれた切板7の衝撃をエ
アシリンダー1で吸収することによつて切板7の
端面とストツパープレート4の衝突による端面の
変形を防止する機能が必要である。 このためピストンロツド3の突出し力を調整し
て衝撃吸収と端面揃えの目的に合う圧力設定を行
なつている。 しかしながら製品のゲージ及びサイズは多岐に
わたり、薄ゲージでサイズの小さいものから厚ゲ
ージでサイズの大きいものまで、衝撃エネルギー
の範囲は非常に広い。このため厚いゲージでは圧
力設定を高く、薄ゲージでは設定圧力を低くして
使用しているが、極薄ゲージでは設定圧力を下げ
てもピストンロツド3は機械的抵抗により動きが
重く充分衝撃を吸収出来ないで切板7の端面をい
ためるという問題があつた。 (考案が解決しようとする問題点) 前記問題点を解決し、どのようなケージ、サイ
ズの切板でも端面を変形させることなく衝撃を吸
収し、しかも端面を正確に揃えることができるパ
イラーのエンドストツパーを提供しようとするも
のである。 (問題点を解決するための手段及び作用) 第1図のごとくライン方向に移動可能に装架さ
れたストツパー取付部材11の下部にブラケツト
12と、シリンダーフレーム15が取り付けら
れ、且つガイドフレーム10にストツパー取付部
材11と前記ブラケツト12に軸13を介して回
動自在に取り付けられたストツパープレート4
と、前記シリンダーフレーム15には上側には小
径のサブシリンダー2を、下側には大径のメイン
シリンダー1を取り付けて、前記問題を解決しよ
うとするものである。 (実施例) 以下第1図、第2図に従つて本考案の実施例を
説明する。 ストツパー取付部材11はガイドフレーム10
内にコロ16を介して装架され、スクリユウ軸5
の回転によりライン方向に移動可能で切板の長さ
に応じて調整される。 取付部材11の下部には、パイラー側にブラケ
ツト12を介して軸13が取り付けられ、該軸1
3にはストツパープレート4を固定ストツパーフ
レーム14が回転自在に吊り下げられている。 取付部材11の下部でストツパーフレーム14
の後方にはシリンダーフレーム15が固定されて
いる。該シリンダーフレーム15には、上側に小
径のサブシリンダー2が、下側には大径のメイン
シリダー1が設けられている。 エンドストツパーの圧力設定が丁度適当なとき
は、切板7がコンベア8より流れてきたときのス
トツパープレート4に衝突するスツパープレート
4は破線表示の方向に後退して衝撃を吸収したあ
とピストンロツド3の圧量で押し戻され端面を揃
えてパイクリングされる。 このような構成であるから、厚物の場合はメイ
ンシリダーとサブシリンダーを併用するかメイン
シンダー単独で使用する。薄物の場合はサブシリ
ンダーのみ使用する。 実施例としてメインシリンダー1の内径を
125φ、サブシリンダーの内径を50φとして各種ゲ
ージ、サイズについて説明する。 先ず厚物の例として2.3ミリの幅914ミリ長さ
1829ミリ(以下実施例は同一サイズとする)の切
板をパイリングするとき、メインシリンダー1の
圧力2.0Kg/cm2、サブシリンダーの圧力は4.0Kg/
cm2で丁度よい。設定圧をこれにより高くすると衝
撃をうまく吸収することができず切板7の両端が
変形する。又、設定圧が低過ぎると衝撃を吸収し
たあとパイラー上に正しく押し戻すことが出来ず
切板7の端面は不揃いとなる。 薄物の実施例としては0.3ミリについて説明す
る。薄物では前記したとうりシリンダーが大きい
と機械的抵抗が大きく微調整が効かないのでメイ
ンシリンダー1の圧力はゼロとする。サブシリン
ダー2の設定圧を2.0Kg/cm2とすれば丁度衝撃吸
収と端面揃えに最適である。 その他のゲージとサイズについては次表に示す
とうりである。
た製品を積み上げるパイラーのストツパーの改良
に関するもにである。 (従来の技術) パイラーのエンドストツパーは、第3図に示す
とうりベルトコンベア8より送られてきた切板7
の端面を揃えながら積み上げてゆくが、ストツパ
ープレート4は単に切板に端面を揃えるのみでな
くコンベア8から送り込まれた切板7の衝撃をエ
アシリンダー1で吸収することによつて切板7の
端面とストツパープレート4の衝突による端面の
変形を防止する機能が必要である。 このためピストンロツド3の突出し力を調整し
て衝撃吸収と端面揃えの目的に合う圧力設定を行
なつている。 しかしながら製品のゲージ及びサイズは多岐に
わたり、薄ゲージでサイズの小さいものから厚ゲ
ージでサイズの大きいものまで、衝撃エネルギー
の範囲は非常に広い。このため厚いゲージでは圧
力設定を高く、薄ゲージでは設定圧力を低くして
使用しているが、極薄ゲージでは設定圧力を下げ
てもピストンロツド3は機械的抵抗により動きが
重く充分衝撃を吸収出来ないで切板7の端面をい
ためるという問題があつた。 (考案が解決しようとする問題点) 前記問題点を解決し、どのようなケージ、サイ
ズの切板でも端面を変形させることなく衝撃を吸
収し、しかも端面を正確に揃えることができるパ
イラーのエンドストツパーを提供しようとするも
のである。 (問題点を解決するための手段及び作用) 第1図のごとくライン方向に移動可能に装架さ
れたストツパー取付部材11の下部にブラケツト
12と、シリンダーフレーム15が取り付けら
れ、且つガイドフレーム10にストツパー取付部
材11と前記ブラケツト12に軸13を介して回
動自在に取り付けられたストツパープレート4
と、前記シリンダーフレーム15には上側には小
径のサブシリンダー2を、下側には大径のメイン
シリンダー1を取り付けて、前記問題を解決しよ
うとするものである。 (実施例) 以下第1図、第2図に従つて本考案の実施例を
説明する。 ストツパー取付部材11はガイドフレーム10
内にコロ16を介して装架され、スクリユウ軸5
の回転によりライン方向に移動可能で切板の長さ
に応じて調整される。 取付部材11の下部には、パイラー側にブラケ
ツト12を介して軸13が取り付けられ、該軸1
3にはストツパープレート4を固定ストツパーフ
レーム14が回転自在に吊り下げられている。 取付部材11の下部でストツパーフレーム14
の後方にはシリンダーフレーム15が固定されて
いる。該シリンダーフレーム15には、上側に小
径のサブシリンダー2が、下側には大径のメイン
シリダー1が設けられている。 エンドストツパーの圧力設定が丁度適当なとき
は、切板7がコンベア8より流れてきたときのス
トツパープレート4に衝突するスツパープレート
4は破線表示の方向に後退して衝撃を吸収したあ
とピストンロツド3の圧量で押し戻され端面を揃
えてパイクリングされる。 このような構成であるから、厚物の場合はメイ
ンシリダーとサブシリンダーを併用するかメイン
シンダー単独で使用する。薄物の場合はサブシリ
ンダーのみ使用する。 実施例としてメインシリンダー1の内径を
125φ、サブシリンダーの内径を50φとして各種ゲ
ージ、サイズについて説明する。 先ず厚物の例として2.3ミリの幅914ミリ長さ
1829ミリ(以下実施例は同一サイズとする)の切
板をパイリングするとき、メインシリンダー1の
圧力2.0Kg/cm2、サブシリンダーの圧力は4.0Kg/
cm2で丁度よい。設定圧をこれにより高くすると衝
撃をうまく吸収することができず切板7の両端が
変形する。又、設定圧が低過ぎると衝撃を吸収し
たあとパイラー上に正しく押し戻すことが出来ず
切板7の端面は不揃いとなる。 薄物の実施例としては0.3ミリについて説明す
る。薄物では前記したとうりシリンダーが大きい
と機械的抵抗が大きく微調整が効かないのでメイ
ンシリンダー1の圧力はゼロとする。サブシリン
ダー2の設定圧を2.0Kg/cm2とすれば丁度衝撃吸
収と端面揃えに最適である。 その他のゲージとサイズについては次表に示す
とうりである。
【表】
(考案の効果)
本考案の実施により従来のエンドストツパーの
圧力設定は、厚物から薄物までへの対応は難しか
つたが本考案従来後は簡単となつた。又、パイリ
ング時の端面の不揃いも無くなり、端面の損傷も
皆無となつた。 従来のエンドストツパーでは、ラインスピード
を下げないと、衝撃の吸収と端面揃えがうまくい
かなかつたケージ・サイズについてもラインスピ
ードを滅じることなくパイリング出来るようにな
つたので剪断能力を大幅に向上させることができ
た。このため20%の能率向上が可能となつた。
圧力設定は、厚物から薄物までへの対応は難しか
つたが本考案従来後は簡単となつた。又、パイリ
ング時の端面の不揃いも無くなり、端面の損傷も
皆無となつた。 従来のエンドストツパーでは、ラインスピード
を下げないと、衝撃の吸収と端面揃えがうまくい
かなかつたケージ・サイズについてもラインスピ
ードを滅じることなくパイリング出来るようにな
つたので剪断能力を大幅に向上させることができ
た。このため20%の能率向上が可能となつた。
第1図は、本考案実施例のエンドストツパーの
正面図、第2図は同じく本考案実施例のエンドス
トツパーの側面図、第3図コンベアを含めた構成
図と従来のエンドストツパーを示す正面図であ
る。 1……メインシリンダー、2……サブシリンダ
ー、3……ピストンロツド、4……ストツパープ
レート、5……スクリユウ軸、6……スクリユウ
ナツト、7……切板、8……ベルトコンベア、9
……エンドストツパー、10……ガイドフレー
ム、11……ストツパー取付部材、12……ブラ
ケツト。
正面図、第2図は同じく本考案実施例のエンドス
トツパーの側面図、第3図コンベアを含めた構成
図と従来のエンドストツパーを示す正面図であ
る。 1……メインシリンダー、2……サブシリンダ
ー、3……ピストンロツド、4……ストツパープ
レート、5……スクリユウ軸、6……スクリユウ
ナツト、7……切板、8……ベルトコンベア、9
……エンドストツパー、10……ガイドフレー
ム、11……ストツパー取付部材、12……ブラ
ケツト。
Claims (1)
- 切板鋼帯の剪断ラインのパイリング装置におい
て、下部にブラケツト12と、シリンダーフレー
ム15が取り付けられ、且つガイドフレーム10
にライン方向に移動可能に装架されたストツパー
取付部材11と前記ブラケツト12に軸13を介
して回動自在に取り付けられたストツパープレー
ト4と、前記シリンダーフレーム15には上側に
は小径のシリンダー2が、下側には大径のシリン
ダー1が取り付けられていることを特徴とするエ
ンドストツパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP935687U JPH0527396Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP935687U JPH0527396Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119569U JPS63119569U (ja) | 1988-08-02 |
JPH0527396Y2 true JPH0527396Y2 (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=30794594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP935687U Expired - Lifetime JPH0527396Y2 (ja) | 1987-01-27 | 1987-01-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527396Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5986866B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2016-09-06 | 北海製罐株式会社 | スタッカー用緩衝装置 |
JP5602325B1 (ja) * | 2014-04-10 | 2014-10-08 | 株式会社東京機械製作所 | 集積ユニット及び印刷物作成装置 |
-
1987
- 1987-01-27 JP JP935687U patent/JPH0527396Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63119569U (ja) | 1988-08-02 |
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