JPH05273922A - ラベル封筒及びその製造方法 - Google Patents

ラベル封筒及びその製造方法

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JPH05273922A
JPH05273922A JP4074350A JP7435092A JPH05273922A JP H05273922 A JPH05273922 A JP H05273922A JP 4074350 A JP4074350 A JP 4074350A JP 7435092 A JP7435092 A JP 7435092A JP H05273922 A JPH05273922 A JP H05273922A
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JP
Japan
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release agent
tube body
adhesive
agent layer
back surface
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JP4074350A
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Junichi Nishimura
純一 西村
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NISSHIN SERVICE PLANNING KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】剥離紙不要のラベル封筒を提供するとともに必
要に応じて必要枚数だけラベル封筒を使用できるように
する。 【構成】開放部(31)が形成されている袋体(1) の裏面
に、粘着剤を塗布してなる帯状の粘着部(10)とシリコン
等の剥離自在な薬剤を塗布してなる帯状の剥離剤層部(1
1)とをそれぞれ平行に形成し、粘着部(10)全体が剥離剤
層部(11)の形成域内に貼着されるように、袋体(1) を裏
面側へ二つ折り状態に折り畳む構成としたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベル封筒、特に、納
品書や送り状、内容表示書等を入れて商品やその梱包ケ
ース等に貼着させるラベル封筒に関するものである。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ラベル封筒とは、裏面に粘
着部が形成されている一部開放の封筒であり、該開放部
から封筒内に納品書や説明書等の書類を収容するととも
に前記した粘着部で商品や梱包ケース等に直接貼着させ
て使用するものである。従来のラベル封筒は、封筒の裏
面略全域に粘着部が形成されており、この粘着部には剥
離紙が貼着されて流通している。この剥離紙は、ラベル
封筒を使用した後にはスクラップとなって処分されるだ
けであるから無駄なものである。
【0003】一般に、ラベルは剥離紙に貼着されている
が、剥離紙の無駄を解消するものとして、図7に示すよ
うな、剥離紙を用いないラベルが発明されている。この
ものは、ラベル封筒の裏面に、粘着剤層からなる帯状の
粘着部(10)とシリコン層からなる帯状の剥離剤層部(11)
とを、交互に平行に設けるとともに、この粘着部(10)と
剥離剤層部(11)の並び方が逆な2枚のラベルの裏面相互
を重ね合わせた構成としてある。
【0004】すなわち、一方のラベルの粘着部(10)は他
方のラベルの剥離剤層部(11)にそれぞれ貼着することと
なり、剥離剤層部(11)は上記したようにシリコン層によ
って形成されているものであるから、粘着部(10)は貼着
・剥離自在である。言い換えれば、一方のラベルが他方
のラベルの剥離紙として互いに機能し合うこととなるか
ら剥離紙を用いる必要がなく、その分、安価に製造でき
る。
【0005】この発明のラベルをラベル封筒に応用すれ
ば、剥離紙不要のラベル封筒が作成できる。しかしなが
ら、このものでは、2枚のラベル封筒を相互に貼着させ
る構成としなければならないから、貼着し合っている2
枚を同時に使用しなければならない問題がある。貼着し
合っている一方のラベル封筒のみを使用する場合では、
他方のラベル封筒の粘着部(10)が露出したままとなって
しまう。
【0006】
【技術的課題】本発明は、このような『一部開放で且裏
面に粘着部(10)が形成されているラベル封筒』におい
て、剥離紙を用いる無駄を省き且必要な枚数だけ使用で
きるようにすることをその課題とする。請求項1の発明について、
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『扁平な袋体(1) の一部に開放部(31)を形成
し、該袋体(1) の裏面に、粘着剤を塗布してなる帯状の
粘着部(10)とシリコン等を塗布してなる帯状の剥離剤層
部(11)とをそれぞれ平行に形成し、粘着部(10)の全体が
剥離剤層部(11)内に貼着されるように、袋体(1) を裏面
側へ二つ折り状態に折り畳む構成とした』ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。袋体
(1) は、粘着部(10)全体が剥離剤層部(11)内に貼着され
るように、裏側へ二つ折り状態に折り畳まれる。従っ
て、すべての粘着部(10)は剥離剤層部(11)によって被覆
されることとなり、外部に露出することはない。
【0009】剥離剤層部(11)はシリコン等の剥離剤を塗
布してなるものであるから、粘着部(10)は剥離剤層部(1
1)に貼着剥離自在である。袋体をラベル封筒として使用
する際には、粘着部(10)をそれぞれ所定の剥離剤層部(1
1)から剥離させ袋体(1) を展開状態として被貼着体へ貼
着させる。該袋体(1) の一部には開放部(31)が形成され
ているものであるから、該開放部(31)から袋体(1) 内に
所定の書類等を収容させれば良い。
【0010】
【効果】袋体(1) を裏側へ折畳んで、粘着部(10)が外部
に露出しないようにしたから、粘着部(10)を貼着させる
剥離紙は別途設ける必要はない。これにより、袋体(1)
をラベル封筒として使用した後に剥離紙を処分する手間
が省けるとともにその分、安価に仕上げることができ
る。
【0011】粘着部(10)全体が剥離剤層部(11)の形成域
内に貼着されるように、袋体(1) を折り畳む構成とした
から、粘着部(10)は剥離剤層部(11)以外の部分に貼着す
ることはなく、粘着部(10)(10)相互が貼着し合う不都合
がない。又、袋体(1) は一枚ずつ折り畳まれて、粘着部
(10)は同じ袋体(1) の剥離剤層部(11)にそれぞれ貼着す
る構成としているから、必要に応じて必要な枚数だけ袋
体(1) をラベル封筒として使用することができる。
【0012】このように、本発明のラベル封筒は剥離紙
を不必要とする構成としたから、剥離紙を用いない分、
資源の節約になるとともに余分なごみを出すこともな
く、地球環境の保護にも貢献できることとなる。請求項2の発明について 、 請求項2の発明のものは、請求項1に記載したような、
開放部(31)が形成されており且裏面に粘着部(10)を具備
するラベル封筒を製造する製造方法に関するもので、そ
の為に講じた技術的手段は、『連続する扁平なチューブ
体(3) を引出し、該チューブ体(3) の表面に長手方向に
沿ってスリット(S) を入れる工程と、該チューブ体(3)
の裏面に粘着剤を塗布してなる帯状の粘着部(10)とシリ
コン等の剥離剤を塗布してなり且前記粘着部(10)の幅よ
り広い幅の帯状の剥離剤層部(11)を、それぞれチューブ
体(3) の長手方向に沿って連続し且平行に形成する工程
と、前記チューブ体(3) の長手方向に対して垂直方向に
溶着部(30)を一定間隔毎に設ける工程と、その後、前記
粘着部(10)全体が前記剥離剤層部(11)の形成域内に貼着
されるようにチューブ体(3) を裏面側へ二つ折り状態に
折り畳む工程と、前記溶着部(30)の略中心線上を切断す
るか又は該部分にミシン目を入れる工程とからなる』方
法である。
【0013】
【作用】粘着部(10)と剥離剤層部(11)とを形成する工程
により、チューブ体(3) の裏面には、長手方向に沿って
これら粘着部(10)及び剥離剤層部(11)が平行に形成され
る。この工程に先立って、又は、この状態で、チューブ
体(3) を一定間隔毎に溶着させると、ラベル封筒に相当
する矩形の袋体(1) が、溶着部(30)を介してチューブ体
(3) に連続して並設されることとなる。
【0014】その後、次の折り畳み工程で、粘着部(10)
全体が剥離剤層部(11)の形成域内に貼着されるようにチ
ューブ体(3) は二つ折り状態に折り畳まれると、粘着部
(10)は露出しないものとなる。そして、この直後又はそ
れまでの工程においてチューブ体(3) の表面には長手方
向に沿ってスリット(S) が形成される。この後、溶着部
(30)の中心線上が切断されるか又はこの部分にミシン目
が入れられると、該溶着部(30)の中心線を切断した状態
において、表面側に開放部(31)が形成されており且裏面
側には粘着部(10)が形成されている剥離紙不要のラベル
封筒が独立して製造されることとなる。
【0015】
【効果】スリット(S) 及び粘着部(10)と剥離剤層部(11)
とはチューブ体(3) の長手方向に沿って形成させるか
ら、これらを形成する形成工程、チューブ体(3) を一定
間隔毎に溶着する溶着工程、チューブ体(3) を二つ折り
状態に折り畳む折り畳み工程、さらには、溶着部の中心
線上で切断可能とする切り込み工程とが連続して行なえ
ることとなるから、ラベル封筒の生産性が向上する。
【0016】請求項3の発明について、請求項3の発明
のものは、請求項2の発明のラベル封筒の製造方法をさ
らに簡略化するもので、そのために講じた技術的手段
は、『連続する扁平なチューブ体(3) を引出し、該チュ
ーブ体(3) の裏面の長手方向に沿って、粘着剤を塗布し
てなる帯状の粘着部(10)とシリコン等の剥離剤を塗布し
てなる帯状の剥離剤層部(11)とをそれぞれ形成する工程
と、前記チューブ体(3) の長手方向に対して垂直方向に
溶着部(30)を一定間隔毎に設け、その後、前記粘着部(1
0)全体が前記剥離剤層部(11)の形成域内に貼着されるよ
うにチューブ体(3) を裏面側へ二つ折り状態に折り畳む
工程と、前記溶着部(30)近傍の非溶着部を、該溶着部(3
0)に沿って一定間隔毎に切断するか又はミシン目を入れ
る工程とからなる』方法である。
【0017】
【作用】チューブ体(3) の裏面に粘着部(10)と剥離剤層
部(11)とを形成し、この状態で該チューブ体(3) を一定
間隔毎に溶着させると、裏面に粘着部(10)が形成され且
開放部を具備しない袋体(1) が、溶着部(30)を介してチ
ューブ体(3) に連続して並設されることとなる。その
後、折り畳み工程で、粘着部(10)全体が剥離剤層部(11)
の形成域内に貼着されるようにチューブ体(3) は二つ折
り状態に折り畳まれるから、粘着部(10)は露出しない。
【0018】そして、前記溶着部(30)近傍の非溶着部
を、該溶着部(30)に沿って一定間隔毎に切断するか又は
ミシン目を入れるようにしたから、各袋体(1) が切断さ
れた状態では、その切断部で前記袋体は開放することと
なり、一端開放で且裏面に粘着部(10)が設けられている
剥離紙不要のラベル封筒が製造されることとなる。
【0019】
【効果】チューブ体(3) にスリット(S) を設けなくて
も、該非溶着部を切断することにより、開放部が形成さ
れるから、スリット(S) を形成する工程を省略すること
ができ、製造工程の簡略化を図ることができる。
【0020】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。本発明第一実施例のものは、請求項2の発
明に対応するもので、図1に示すように、矩形状の袋体
(1) の両側が溶着されて溶着部(30)となっており、表面
の上部域に水平なスリット(S) が形成され、裏面の上下
両側域全域に、一定幅を有する帯状の粘着部(10)がそれ
ぞれ平行に形成されているとともにそれらの内方域に、
シリコン等の剥離剤を塗布してなり且該粘着部(10)の幅
よりも幅広の剥離剤層部(11)が、該粘着部(10)に連接す
るように設けられた構成のものであり、未使用状態にお
いては、該剥離剤層部(11)と前記粘着部(10)との境界線
よりもやや内側の剥離剤層部(11)内に設けた折り曲げ線
(A) に沿って、図3の如く、袋体(1) は裏面側へ折り曲
げられて、袋体(1) の両側が二つ折り状態となる構成の
ラベル封筒を製造するものである。
【0021】このものを製作するには、図2に示すよう
に、まず、ロール状に巻き取られ、且、横幅が袋体(1)
の縦長さと略一致するチューブ体(3) を巻き解いて引出
し、断面略V字状の凹条及び凸条がそれぞれ対向位置に
形成されているロール(41)(41)間を挿通させて、チュー
ブ体(3) の長手方向に沿って2本の折り曲げ線(A)(A)を
形成する。
【0022】そして、チューブ体(3) の上面の一側端近
傍に設けた刃(K) でチューブ体(3)の長手方向に沿って
切込みを形成する。そして、次の一対の熱板からなる溶
着工程部(33)で、チューブ体(3) を挟圧加熱させること
により、チューブ体(3) の長手方向に対して垂直方向に
一定間隔毎に所定幅、熱溶着する。これにより形成され
る溶着部(30)(30)相互間の間隔は、チューブ体(3) の横
幅よりも短く設定しておくことが望ましい。
【0023】次の接着剤塗布部(42)で、チューブ体(3)
の下面に両折り曲げ線(A) よりも外側域に接着剤を帯状
に塗布するとともに、シリコン塗布部(43)で、該接着剤
塗布域より内側に、それよりも幅広の帯状にシリコンを
塗布する。これにより、チューブ体(3) の裏面の長手方
向に沿って、両側域には粘着部(10)(10)が、その内側に
は剥離剤層部(11)(11)が、それぞれ帯状に形成されるこ
ととなるとともに表面の長手方向に沿って、一方の折り
曲げ線(A) の近傍内側にスリット(S) が形成され、前記
粘着部(10)と剥離剤層部(11)との境界線よりもやや中央
寄りの剥離剤層部(11)内に折り曲げ線(A) が形成される
ものとなる。
【0024】これにより、上下端に粘着部(10)が形成さ
れ、上端近傍にスリット(S) が形成されている縦長の袋
体(1) が、チューブ体(3) に、溶着部(30)を介して連続
して形成されることとなる。そして、次の折り畳み部(4
4)で前記チューブ体(3) を前記折り曲げ線(A) に沿って
折り畳む。この折り畳み部(44)は、逆台形状の透孔(48)
が形成されている案内板(46)と、一対のピンチローラー
(47)(47)からなるものであり、該案内板(46)の透孔(48)
にチューブ体(3) を挿通させることにより、該チューブ
体(3) は前記折り曲げ線(A) に沿って裏面側へ折り畳ま
れ、その後、ピンチローラー(47)(47)間に挿通させるこ
とにより、チューブ体(3) の両側の粘着部(10)(10)は、
それに隣接する剥離剤層部(11)(11)にそれぞれ貼着する
こととなる。
【0025】その後、固定刃(45a) と可動刃(45b) から
なる切断工程部(45)で前記溶着部(30)の略中央線上を順
次切断していけば、図3に示すような製品としての縦長
のラベル封筒が完成し、前記スリット(S) が、図4に示
すように、開放部(31)として機能することとなる。そし
て、前記ラベル封筒の裏面の粘着部(10)(10)を剥離剤層
部(11)(11)から剥離させ、該粘着部(10)(10)がラベル封
筒の上端及び下端に位置するように被貼着面に貼着さ
せ、前記スリット(S) からなる開放部(31)から納品書等
の書類(D) を袋体(1) 内に収納して使用する。
【0026】尚、この実施例の方法では、シリコン塗布
部(43)によりシリコンを塗布して剥離剤層部(11)を形成
するようにしたが、予め、シリコンが所定域に塗布され
たチューブ体を用いても良く、又、チューブ体(3) の質
によっては、折り曲げ線(A)を設けずに、折り畳み部(4
4)で直接折り曲げるようにしても良い。又、この実施例
のものでは、折り曲げ線(A) を、粘着部(10)と剥離剤層
部(11)との境界線(30)よりやや内方にずれた位置に形成
したが、該境界線(30)に一致させても良い。要するに、
粘着部(10)の全体が剥離剤層部(11)内に含まれるように
折り畳める構成であれば良い。
【0027】上記実施例において、スリット(S) は折り
曲げ線(A) の外側に形成しても良い。スリット(S) の形
成工程は案内板(46)の後に設けても良い。又、折り曲げ
線(A) の形成部はシリコン塗布部(43)の後続部に設けて
も良い。次に、本発明第二実施例について説明する。図
5,図6に示す第二実施例のものは、請求項3の発明に
対応するものであり、チューブ体(3) にスリット(S) を
形成する工程を省略して上端開放のラベル封筒を製作す
るものである。
【0028】このものを製作するには、製品としてのラ
ベル封筒の横長さに一致する横幅のチューブ体(3) を用
意し、上記第1実施例の製造工程と同様に、該チューブ
体(3) を、ロール(41)(41)、溶着工程部(33)、接着剤塗
布部(42)及びシリコン塗布部(43)を順に通過させてチュ
ーブ体(3) の長手方向に沿った所定域に、折り曲げ線
(A) 、溶着部(30)、粘着部(10)及び剥離剤層部(11)を形
成する。第1実施例で設けた刃(K) は不要である。
【0029】前記溶着工程部(33)でチューブ体(3) を一
定間隔毎に溶着するが、この時、溶着部(30)と溶着部(3
0)との間隔は、前記チューブ体(3) の幅よりも長く設定
しておく。そして、前記第1実施例と同様に、折り畳み
部(44)でチューブ体(3) の両側を二つ折りにし、最後の
切断工程部(45)で、図5に示すように、前記溶着部(30)
の後方端縁に沿った非溶着域を切断部(32)として切断す
る。この切断部(32)が開放部(31)となることから、図6
に示すような、上端開放で且裏面の両側部に粘着部(10)
が形成されており、下端部は溶着部(30)によって閉塞さ
れているラベル封筒が製造されることとなる。
【0030】この実施例では、チューブ体(3) の非溶着
部を切断することによって、開放部(31)を形成するもの
であるが、特に、チューブ体(3) が樹脂シートの場合、
切断によって、チューブ体(3) の表面側と裏面側とがく
っついてしまい、使用時において開放部(31)を開放させ
にくいことがある。そこで、この実施例では、切断工程
部(45)で切断部(32)を切断すると同時に、図5に示すよ
うに、チューブ体(3) の表面側非溶着部域の両側所定範
囲を前記切断部(32)に続くように切断して切欠(33)を形
成している。
【0031】この切欠(33)を形成することにより、図6
に示すように、袋体(1) の開放部(31)を開放させ易くな
る。尚、上記各実施例では、チューブ体(3) を所定位置
で切断したが、切断せずに、該切断部にミシン目を形成
しておき、該チューブ体(3) をロール状に巻取っておい
ても良い。
【0032】この場合、ラベル封筒の必要に応じてチュ
ーブ体(3) を巻解いて引出し、前記ミシン目で適宜切断
して必要枚数取出して使用することができる。ミシン目
はチューブ体(3) の溶着時に同時に入れておくことがで
きる。又、溶着工程部(33)は、接着剤塗布部(42)及びシ
リコン塗布部(43)の後に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のラベル封筒の説明図。
【図2】その製造工程の説明図。
【図3】ラベル封筒の折り畳み状態の説明図。
【図4】使用状態の説明図。
【図5】本発明第二実施例のラベル封筒の説明図。
【図6】完成品の説明図。
【図7】従来例の説明図。
【符号の説明】
(1) ・・・袋体 (10)・・・粘着部 (11)・・・剥離剤層部 (3) ・・・チューブ体 (30)・・・溶着部 (31)・・・開放部 (32)・・・切断部 (33)・・・切欠 (S) ・・・スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 27/10 9146−3E G09F 3/00 R 7028−5G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部開放で且裏面に粘着部(10)が形成さ
    れているラベル封筒において、扁平な袋体(1) の一部に
    開放部(31)を形成し、該袋体(1) の裏面に、粘着剤を塗
    布してなる帯状の粘着部(10)とシリコン等を塗布してな
    る帯状の剥離剤層部(11)とをそれぞれ平行に形成し、粘
    着部(10)の全体が剥離剤層部(11)内に貼着されるよう
    に、袋体(1) を裏面側へ二つ折り状態に折り畳む構成と
    したラベル封筒。
  2. 【請求項2】 開放部(31)が形成されており且裏面に粘
    着部(10)を具備するラベル封筒の製造方法において、連
    続する扁平なチューブ体(3) を引出し、該チューブ体
    (3) の表面に長手方向に沿ってスリット(S) を入れる工
    程と、該チューブ体(3) の裏面に粘着剤を塗布してなる
    帯状の粘着部(10)とシリコン等の剥離剤を塗布してなり
    且前記粘着部(10)の幅より広い幅の帯状の剥離剤層部(1
    1)を、それぞれチューブ体(3) の長手方向に沿って連続
    し且平行に形成する工程と、前記チューブ体(3) の長手
    方向に対して垂直方向に溶着部(30)を一定間隔毎に設け
    る工程と、その後、前記粘着部(10)全体が前記剥離剤層
    部(11)の形成域内に貼着されるようにチューブ体(3) を
    裏面側へ二つ折り状態に折り畳む工程と、前記溶着部(3
    0)の略中心線上を切断するか又は該部分にミシン目を入
    れる工程とからなるラベル封筒の製造方法。
  3. 【請求項3】 一部開放で且裏面に粘着部(10)が形成さ
    れているラベル封筒の製造方法において、連続する扁平
    なチューブ体(3) を引出し、該チューブ体(3) の裏面の
    長手方向に沿って、粘着剤を塗布してなる帯状の粘着部
    (10)とシリコン等の剥離剤を塗布してなる帯状の剥離剤
    層部(11)とをそれぞれ形成する工程と、前記チューブ体
    (3) の長手方向に対して垂直方向に溶着部(30)を一定間
    隔毎に設け、その後、前記粘着部(10)全体が前記剥離剤
    層部(11)の形成域内に貼着されるようにチューブ体(3)
    を裏面側へ二つ折り状態に折り畳む工程と、前記溶着部
    (30)近傍の非溶着部を、該溶着部(30)に沿って一定間隔
    毎に切断するか又はミシン目を入れる工程とからなるラ
    ベル封筒の製造方法。
  4. 【請求項4】 チューブ体(3) の開放部(31)となる切断
    部(32)の端部に切欠(33)を少なくとも一つ形成した請求
    項3に記載のラベル封筒の製造方法。
JP4074350A 1992-03-30 1992-03-30 ラベル封筒及びその製造方法 Pending JPH05273922A (ja)

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JP (1) JPH05273922A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070022462A (ko) * 2005-08-22 2007-02-27 나승선 개봉이 용이한 병원용 이중봉투

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314459A (ja) * 1989-06-09 1991-01-23 Osaka Sealing Insatsu Kk 貼着袋体

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