JPH05273877A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05273877A
JPH05273877A JP4101602A JP10160292A JPH05273877A JP H05273877 A JPH05273877 A JP H05273877A JP 4101602 A JP4101602 A JP 4101602A JP 10160292 A JP10160292 A JP 10160292A JP H05273877 A JPH05273877 A JP H05273877A
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fixing
heat
toner
temperature
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JP4101602A
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Takeshi Menjo
健 校條
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着温度を変えて出力定着画像の光沢度や透
明度等の画質を変える方式の画像形成装置について、瞬
時的に温度を変化させることができ、ウエイトタイム等
を必要とせずに、画像の光沢度・透明度等を所望・随意
に変化させることができるようにしたものを提供する。 【構成】 記録材P上に未定着の熱溶融性顕画剤像Ta
を形成担持させ、該顕画剤像Taを加熱定着装置1によ
り記録材P上に熱溶融定着cさせて画像形成物を出力す
る画像形成装置であり、定着熱量を変化させて定着画像
の画質を調整する機能を有し、加熱定着装置1の顕画剤
像加熱体5は低熱容量加熱体であることを特徴とする画
像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真・静電記録・
磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段により記録材
(転写材・感光紙・静電記録シートなど)の面上に加熱
溶融性の顕画剤(以下、トナーと記す)の未定着の顕画
像(以下、トナー像と記す)を形成担持させ、該未定着
トナー像を加熱定着装置により加熱溶融させることで記
録材上に永久固着画像として加熱定着させて画像形成物
を出力する画像形成装置に関する。
【0002】より詳しくは、加熱定着装置の定着熱量を
変化させて定着画像の画質(光沢度・光透過性など)を
所望に調整することができる画像形成装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
(1)画像形成装置例 図6にこの種の画像形成装置の一例の概略構成を示し
た。本例の画像形成装置はレーザービーム走査露光方式
の電子写真式カラープリンタ(もしくは複写機)であ
る。
【0004】14は矢示の反時計方向に所定のプロセス
スピード(回転周速)で回転駆動されるドラム型の電子
写真感光体(以下、ドラムと記す)である。
【0005】該ドラム14はその回転過程で帯電器15
により一様に帯電処理を受け、次いでレーザービームス
キャナ16によりカラー画像情報の先ず例えばイエロー
成分像の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調さ
れて出力されるレーザービームLによる走査露光を受け
ることで該イエロー成分像に対応した静電潜像が形成さ
れる。その静電潜像は回転切り換え式カラー現像装置1
7のイエロートナー現像器17Yにより現像される。
【0006】一方、第1又は第2の給紙カセット18又
は19から転写材Pが所定のタイミングで回転転写ドラ
ム20に給送されグリッパ20aで保持されて転写ドラ
ム20の外面に巻きついた状態で保持される。その巻き
付き転写材の面に対して転写帯電器21によりドラム1
4面側のイエロートナー画像の転写がなされる。
【0007】以下同様に、ドラム14に対してマゼンタ
成分像に対応したレーザー走査露光→マゼンタ現像器1
7Mによる現像→そのマゼンタトナー画像の前記転写材
に対する重畳転写、シアン成分像に対応したレーザー走
査露光→シアントナー現像器17Cによる現像→そのシ
アントナー画像の前記転写材に対する重畳転写、ブラッ
ク成分像に対応したレーザー走査露光→ブラックトナー
現像器17BKによる現像→そのブラックトナー画像の
前記転写材に対する重畳転写が順次に実行されて、都合
4つの色トナー成分像が回転転写ドラム20に保持され
ている同一の転写材面に順次に重畳転写されることで、
原稿画像と同じフルカラー画像が合成形成される。
【0008】フルカラー画像の形成された転写材はグリ
ッパ20aの解除と分離帯電器22により回転転写ドラ
ム20から分離され搬送装置23で加熱定着装置24へ
導入されてカラー画像が加熱混色定着処理され、カラー
コピーとして機外のトレイ25へ排出される。
【0009】26は給紙カセット18又は19から転写
ドラム20へ至るシートパス、27Y・27M・27C
・27BKは各色現像器17Y・17M・17C・17
BKに対するトナーホッパ、28は感光体ドラムのクリ
ーニング装置である。
【0010】(2)トナーについて カラー画像またはフルカラー画像の形成において、シャ
ープメルトなトナーを使用することにより、複写物の色
再現範囲を広め、原稿の多色またはフルカラー像に忠実
なカラーコピーを良好に得ることが出来る。
【0011】トナーは、ポリエステル樹脂またはスチレ
ン−アクリルエステル樹脂の如き結着樹脂、着色材(染
料、昇華性染料)、荷電制御剤の如きトナー形成用材料
を溶融混練、粉砕、分級することで製造される。必要と
あらばトナーに各種外添剤(例えば、疎水性コロイダル
シリカ)を添加する外添工程を付加してもよい。
【0012】カラートナーは、定着性及びシャープメル
ト性を考慮すると、結着樹脂としてポリエステル樹脂を
使用したものが特に好ましい。シャープメルト性ポリエ
ステル樹脂としては、ジオール化合物とジカルボン酸と
から合成される分子の主鎖にエステル結合を有する高分
子化合物が例示される。特に、
【0013】
【化1】 (式中、Rはエチレンまたはプロピレン基であり、x,
yはそれぞれ1以上の正の整数であり、かつx+yの平
均値は2〜10である)で代表されるビスフェノール誘
電体もしくはその置換体をジオール成分とし、2価以上
のカルボン酸又はその酸無水物又はその低級アルキルエ
ステルとからなるカルボン酸成分(例えばフマル酸、マ
レイン酸、無水マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸、
トリメリット酸、ピロメリット酸など)とを少なくとも
共縮重合したポリエステル樹脂がシャープな溶融性を有
するのでより好ましい。ポリエステル樹脂の軟化点は7
5〜150℃、好ましくは80〜120℃が良い。ポリ
エステル樹脂を結着樹脂として含有するトナーの軟化特
性を図7に示す。
【0014】軟化点の測定法は次の通りである。フロー
テスターCFT−500A型(島津製作所製)を使用
し、ダイ(ノズル)の直径0.2mm、厚み1.0mm
として20kgの押出荷重を加え、初期設定温度70℃
で、予熱時間300秒の後、6℃/分の速度で等速昇温
したときに描かれるトナーのプランジャー降下量−温度
曲線(以後、軟化S時曲線という)を求める。試料とな
るトナーは1〜3g精秤した微粉末を用い、プランジャ
ー断面積1.0cm2 とする。
【0015】軟化S字曲線は図7のようなカーブとな
る。等速昇温するに従い、トナーは徐々に加熱されて流
出が開始される(プランジャー降下A→B)。さらに昇
温すると溶融状態となったトナーは大きく流出し(B→
C→D)、プランジャー降下が停止し終了する(D→
E)。
【0016】S字曲線の高さHは全流出量を示し、H/
2のC点に対応する温度T0 はその試料(例えば、トナ
ーまたは樹脂)の軟化点を示す。
【0017】トナー及び結着樹脂がシャープメルト性を
有するか否かは、トナーまたは結着樹脂の見掛けの溶融
粘度を測定することにより判定できる。
【0018】ここで、シャープメルト性を有するトナー
または結着樹脂とは、見掛けの溶融粘度が103 ポイズ
を示す時の温度をT1 、5×102 ポイズを示す時の温
度をT2とした時 T1 =90〜150℃ |ΔT|=|T1 −T2 |=5〜20℃ の条件を満たすものをいう。
【0019】これらの温度−溶融粘度特性を有するシャ
ープメルト性樹脂は加熱されることにより極めてシャー
プに粘度低下を起こすことが特徴である。このような粘
度低下が最上部トナー層と最下部トナー層との適度な混
合を生じせしめ、さらにトナー層自体の透明性を急激に
増加させ、良好な減色混合を起こすものである。
【0020】なおこのようなシャープメルト性のカラー
トナーは親和力が大きく、定着時オフセットし易い。
【0021】(3)加熱定着装置 前述図6の画像形成装置における画像加熱定着装置24
は熱ローラ定着装置である。図8は該熱ローラ定着装置
24の概略構成図である。
【0022】31は定着ローラであって、これはアルミ
ニウム製の芯金32の外層にHTVシリコーンゴム(高
温加硫タイプシリコーンゴム)33を所定の厚さに被覆
し、更にその外層にLTVシリコーンゴム(低温加硫タ
イプシリコーンゴム)34を200μmの厚さに被覆し
て構成される。
【0023】この定着ローラ31の下側には該定着ロー
ラ31に略並行に且つ圧接させて加圧ローラ35が設け
られており、該加圧ローラ35はアルミニウム製の芯金
36の外層にHTVシリコーンゴム37を所定の厚さに
被覆し、更にその表面層に樹脂皮膜38を被覆して構成
される。
【0024】これ等の定着ローラ31及び加圧ローラ3
5は不図示の駆動装置によって矢示方向に所定の周速度
で回転駆動される。
【0025】上記定着ローラ31及び加圧ローラ35内
には加熱源である400Wのハロゲンヒータ39・40
が各々配設されている。
【0026】加圧ローラ35にはサーミスタ41が当接
され、このサーミスタ41を含む不図示の通電制御回路
によりハロゲンヒータ39・40への電流の供給のON
/OFFが制御され、定着ローラ31と加圧ローラ35
の表面温度が転写材P上の未定着トナー像Taを転写材
P上に定着させるに好適な所定値(例えば、150℃)
に保たれるようになっている。
【0027】定着ローラ31からのトナーの離型性を向
上させるため、定着装置の所定箇所には離型剤塗布装置
42が設けられている。この離型剤塗布装置42は、オ
イルタンク43内のシリコーンオイル44(信越化学
製;ジメチルシリコーンオイルKF96 300CS)
をローラ群45・46によって汲み上げ、この汲み上げ
られたシリコーンオイル44のローラ46面に対する塗
布量を塗布量調整ブレード47によって一定量に規制す
る。
【0028】ローラ46は引張りバネ48と電磁ソレノ
イド−プランジャ装置49とにより揺動されて定着ロー
ラ31面に接離制御され、ローラ46が定着ローラ31
面に接触しているとき定着ローラ31面に対してシリコ
ーンオイルが塗布されるように構成されている。
【0029】一般にシリコーンオイルの塗布量は次のよ
うにして求められる。即ち、A4サイズの転写材(白
紙)50枚の重量をA1 gとし、この転写材上へ画像の
転写をせず、定着ローラ31のオフセット防止層へのシ
リコーンオイルの塗布もせずに、定着ローラ31と加圧
ローラ35との間に通紙した後の転写材(白紙)50枚
の重量をBgとし、同様に別のA4サイズの転写材(白
紙)50枚の重量をA2gとし、この転写材上への画像
の転写をしないが、定着ローラ31のオフセット防止層
へのシリコーンオイルの塗布は行なって、定着ローラ3
1と加圧ローラ35との間を通紙した後の転写材(白
紙)50枚の重量をCgとすると、A4サイズの転写材
(白紙)1枚当りのシリコーンオイルの塗布量xgは、
次式にて求められる。
【0030】x=(C+A1 −B−A2 )/50 本例の定着装置24においては、オフセットの発生し易
いカラートナー、シャープメルトトナーを定着処理する
のでX≒0.1gの離型剤を塗布している。
【0031】カラー画像形成装置における定着装置の場
合、転写材上に複数層のトナー(Yトナー、Mトナー、
Cトナー、BKトナー)が形成されるため、特にオフセ
ットが発生し易い。
【0032】また、定着装置24の所定箇所には定着ロ
ーラ31上にオフセットしたトナーを除去するクリーニ
ング装置50が設けられている。このクリーニング装置
50は、押圧ローラ51により定着ローラ31に接触せ
しめられるクリーニングウェブ52より成り、このクリ
ーニングウェブ52によって定着ローラ31のクリーニ
ングが行なわれる。
【0033】53・54は定着前帯電器であり、転写ド
ラム20から分離され搬送装置23で搬送された転写材
Pはこの定着前帯電器53・54で帯電され、入口ガイ
ド55を経て定着ローラ31と加圧ローラ35の圧接ニ
ップ56に進入し、これら定着ローラ31と加圧ローラ
35によって加えられる熱と圧力によってトナー像ta
は転写材P上に定着Tcされる。
【0034】そして、転写材Pは排紙ガイド57に案内
され、排紙案内部材である排紙コロ58によって機外の
トレイ25に排出される。
【0035】定着前帯電器53・54のうち帯電器53
は転写材Pを前記転写帯電器21と同極性(正極性)を
帯電し、帯電器54は逆極性(負極性)の帯電をする。
これによって転写材Pと未定着トナー像Taが再帯電さ
れて未定着トナー像の転写材Pに対する静電的付着力が
高められる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】
(1)このような画像形成装置において、例えば、オー
バーヘッドプロジェクター用紙(以下、OHPフィルム
と記す)の様な透明樹脂シート上に画像を形成し、定着
を行なう際、画像の透過性を向上させる為には通常の紙
上への定着の場合よりも定着温度を上げる必要がある。
【0037】即ち、通常の紙上への定着の場合は、ある
程度トナーが溶融し、紙の繊維上に固着していれば良い
のに対し、OHPフィルムへの定着の場合はOHPフィ
ルムが平滑な面であり、トナーが付着・定着しにくい
事、及びトナー中への光の透過性が強く要求され、トナ
ーの溶融度が発色性を大きく左右する為に、特に加熱量
を大きくする必要がある。
【0038】(2)又、紙への定着の場合も、近年多様
な画像へのニーズに於ては定着画像の光沢性を好みに応
じて変えたいという要望がある。例えば、グラビア印刷
等のコピーの場合は光沢度を上げたい、又、棒グラフ等
の資料コピーには光沢度を下げてコピーを取りたい、等
の要望がある。
【0039】定着画像の光沢性を変える手段としては、 a.定着速度を変える;即ち、低速にして光沢度を上げ
ることができ、高速にして光沢度を下げることができる b.定着ローラ31と加圧ローラ35間の圧力を変え
る;即ち、高圧にして光沢度を上げることができ、低圧
にして光沢度を下げることができる c.定着温度を変える;即ち、高温しにて光沢度を上げ
ることができ、低温にして光沢度を下げることができる 等の方法があり、また実施されてきている。
【0040】つまり、操作パネルに設けた光沢性選択手
段による指示により、又は使用転写材の材質の自動検知
等による自動判断により、定着速度の自動変更、或は定
着・加圧ローラ間圧力の自動変更、或は定着温度の自動
変動を行なわせることで、光沢度を上げた、または下げ
た画像形成物を出力させるものである。
【0041】しかし、前記aの定着速度を変えて画像光
沢性を調整するものは、コピーのアウトプット枚数(単
位時間当りの複写枚数)が低減化したり、定着速度を制
御するための高価なモータや、増速・減速のためのギヤ
が多数必要となり、制御も複雑となる。
【0042】bの定着・加圧ローラ間圧力を変えて画像
光沢性を調整するものは、加圧・減圧のための複雑な機
構が必要となる。また光沢度を変化させるためには、現
実にはかなりの圧力変化が必要となり、増圧したときに
ローラが変形したり、ローラのゴムが圧力にまけて変形
する等の問題が発生してしまう。
【0043】cの定着温度を変えて画像光沢性を調整す
るものは、ヒータ39・40を含めた発熱体としての定
着・加圧ローラ31・35の熱容量が大きいため、定着
・加圧ローラが所定に昇温するまでに時間がかかり、そ
のため温度可変時、コピーできない時間が発生してしま
う不具合が生じたり、ヒータとしてワッテージの大きい
ものを使用しなければならなかったりする。
【0044】また逆に、降温させる場合に再び時間がか
かるため、温度可変初期においては光沢度を変化させら
れなかったり、コピー不可能とする所謂ウエイト時間が
必要となったりしてしまう。
【0045】本発明は前記cの定着温度を変えて出力定
着画像の光沢度や透明度等の画質を変える方式の画像形
成装置であるが、瞬時に温度を変化させることができ、
ウエイトタイム等を必要とせずに、画像の光沢度・透明
度等を所望・随意に変化させることができるようにした
ものを提供することを目的とする。
【0046】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0047】(1)記録材上に未定着の熱溶融性顕画剤
像を形成担持させ、該顕画剤像を加熱定着装置により記
録材上に熱溶融定着させて画像形成物を出力する画像形
成装置であり、定着熱量を変化させて定着画像の画質を
調整する機能を有し、加熱定着装置の顕画剤像加熱体は
低熱容量加熱体であることを特徴とする画像形成装置。
【0048】(2)加熱定着装置が、フィルム材の一面
側に低熱容量加熱体を配置し、他面側に加圧用回転体に
より記録材を密着させてフィルム材と一緒に加熱体位置
を移動通過させることで加熱体の熱をフィルム材を介し
て記録材側へ付与して顕画剤像を記録材上に熱溶融定着
させる構成の装置であることを特徴とする(1)に記載
の画像形成装置。
【0049】(3)記録材上に形成担持させた未定着の
熱溶融性顕画剤像が、2色以上のカラー顕画剤像である
ことを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
【0050】(4)記録材が樹脂基材よりなることを特
徴とする(1)に記載の画像形成装置。
【0051】
【作用】加熱定着装置の顕画剤像加熱体を低熱容量加熱
体とすることで、定着熱量(定着温調温度、定着設定温
度)を所望に瞬時的に切換え制御することが可能とな
り、ウエイトタイム等を設定することなく定着熱量を変
化させて定着画像の光沢度や光透過性等の画質を所望・
随意に調整することが可能となる。
【0052】
【実施例】
<実施例1>(図1〜図3) (1)画像形成装置例 図1は本発明の一実施例画像形成装置の概略構成図であ
る。本実施例の画像形成装置10も前述図6の画像形成
装置と同じくレーザービーム走査露光方式の電子写真カ
ラープリンタ(又は複写機)であり、図6のものと共通
する構成部材・部分には同じ符号を付して再度の説明を
省略する。
【0053】11はカラープリンタ本体10の上に搭載
した画像光電読み取り装置(スキャナ)である。読み取
り装置11において、原稿台ガラス12上に載置セット
したカラー画像原稿0の下向き画像面が往復移動型の光
電読み取りユニット13の移動で走査読み取りされるこ
とで、カラー画像原稿のイエロー成分像・マゼンタ成分
像・シアン成分像・ブラック成分像がユニット13の繰
り返し移動又は1回だけの移動でそれぞれ時系列電気テ
ジタル画素信号として色分解光電読み取りされてメモリ
回路に記憶される。
【0054】そしてその読取り記憶カラー画像情報の先
ず例えばイエロー成分像の時系列電気デジタル画素信号
に対応してレーザースキャナ16から変調されて出力さ
れるレーザービームLによる走査露光が感光体ドラム1
4になされて該イエロー成分像に対応した静電潜像が形
成される。以下前述図6の装置と同様の作像プロセスが
実行されて、フルカラー画像形成物が出力される。
【0055】(2)画像加熱定着装置1 A.構 造 画像加熱定着装置1は前述図6のプリンタの熱ローラ定
着装置24(図8)とは異なる。図2は該画像加熱定着
装置1の概略構成図である。
【0056】2はエンドレスベルト状の耐熱性の定着フ
ィルムであり、駆動ローラ3と、従動ローラ4と、加熱
体としての低熱容量線状加熱体5の互いに略並行な該3
部材3・4・5間に懸回張設してある。
【0057】従動ローラ4はエンドレスベルト状の定着
フィルム2のテンションローラを兼ねさせており、該定
着フィルム2は駆動ローラ3の反時計方向回転駆動に伴
ない反時計方向に所定の周速度、即ち転写ドラム20か
ら分離されて搬送装置23で搬送されてくる未定着トナ
ー画像Taを上面に担持した記録材としての転写材Pの
搬送速度(本例では50mm/sec)と同じ周速度を
もってシワや蛇行、速度遅れなく回動駆動される。
【0058】6は加圧部材としての、シリコーンゴム等
の離型性の良いゴム弾性層を有する加圧ローラであり、
前記のエンドレスベルト状定着フィルム2の下行側フィ
ルム部分を挾ませて前記加熱体5の下面に対して不図示
の付勢手段により例えば総圧4〜7kgの当圧接をもっ
て対向圧接させてあり、転写材Pの搬送方向に順方向の
時計方向に回転する。本例のものは芯金の外周に同心一
体に金型成形等で成形した外形30mm、肉厚3mmの
シリコーンゴムローラである。
【0059】加熱体5は定着フィルム2の面移動方向と
交差する方向(フィルムの幅方向)を長手とする低熱容
量線状加熱体であり、ヒータ基板5a、通電発熱抵抗体
(発熱体)5b、表面保護層5c、検温素子5d等より
なり、ヒータ支持体5eに取付け保持させて固定支持さ
せてある。
【0060】ヒータ支持体5eは加熱体5を定着装置及
び該定着装置を組み込んだ画像形成装置全体に対して断
熱支持するもので、例えばPPS(ポリフェニレンサル
ファイド)・PAI(ポリアミドイミド)・PI(ポリ
イミド)・PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)・
液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂や、これらの樹脂とセラ
ミックス・金属・ガラス等との複合材料などであるヒー
タ基板5aは耐熱性・絶縁性・低熱容量・高熱伝導性の
部材であり、一例として厚み1mm・巾10mm・長さ
310mmのアルミナ基板である。
【0061】発熱体5bは、例えば、ヒータ基板5aの
下面(フィルム2との対面側)の略中央部に長手に沿っ
て、例えばAg/Pd(銀パラジウム)、Ta2 N、R
uO2 等の電気抵抗材料を厚み約10μm・巾1〜3m
mにスクリーン印刷等により塗工し、その上に表面保護
層5cとして耐熱ガラスやPTFE等の耐熱樹脂を約1
0μmコートしたものである。
【0062】検温素子5dは一例として基板5aの上面
(発熱体5bを設けた面とは反対側の面)の略中央部に
スクリーン印刷等により塗工して具備させたPt膜等の
低熱容量の測温抵抗体である。検温素子としては、他に
低熱容量のサーミスタなどを基板5aに当接配置する構
成にしてもよい。
【0063】本例の加熱体5の場合は、線状又は帯状を
なす発熱体5bに対し、その長手方向両端部より通電
し、発熱体5bを略全長にわたって発熱させる。通電は
AC100Vであり、検温素子5dの検知温度に応じて
トライアックを含む不図示の通電制御回路により通電す
る位相角を制御することにより、通電電力を制御して定
着温度を150℃となるように制御している。
【0064】B.定着フィルム2 定着フィルム2は熱容量を小さくして装置のクイックス
タート性を達成するために、基層は総厚100μm以
下、好ましくは40μm以下の耐熱性・離形性・耐久性
等のフィルムを使用できる。
【0065】図3はフィルム全体として複合層フィルム
の一例の層構成模型図であり、本例は2層構成フィルム
である。2aは定着フィルムの基層(ベースフィルム)
として耐熱層、2bは該耐熱層2aの外面(トナー画像
に対面する側の面)に積層した離形層(表層)である。
【0066】耐熱層2aは例えばポリイミド、ポリエー
テルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルホ
ン(PES)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリパ
ラバン酸(PPA)などの高耐熱性樹脂フィルムや、N
i・SUS・AI等の金属など、強度・耐熱性に優れた
ものが使用できる。
【0067】離形層2bは黒トナー画像の定着処理だけ
ならば例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)
・PFA・FEP等のフッ素樹脂等を利用できるが、カ
ラートナー画像をオフセットなく定着処理するためにシ
リコーンゴムとしてある。
【0068】離型層2bの表面抵抗をカーボンブラッ
ク、グラファイト、導電性ウィスカ等の導電材を混入す
る等の方法により下げてもよい。その場合は、定着フィ
ルム2のトナー当接面の帯電を防止できる。定着フィル
ム2のトナー当接面が絶縁性の場合、定着フィルムの表
面が帯電し、転写材P上のトナー画像を乱したり、トナ
ー画像が定着フィルム2に移転(いわゆる帯電オフセッ
ト)したりする場合があるが、上記の対策によりこれら
の問題が回避できる。
【0069】定着フィルム2は上記のよな2層構成に限
らず、少なくともトナー画像と接する側の面はシリコー
ンゴム層とした3層以上の多層構成であってもよいし、
必要に応じてフィラー・充填材等を配合して強度強化処
理したシリコーンゴムの単層フィルムとすることもでき
る。
【0070】C.定着実行動作 画像形成スタート信号によりプリンタが画像形成動作し
て定着装置1へ搬送された、未定着のトナー画像(黒ト
ナー画像又はカラートナー画像)Taを上面に担持した
記録材としての転写材Pはガイド7に案内されて加熱体
5と加圧ローラ6との圧接部Nの定着フィルム2と加圧
ローラ6との間に進入して、未定着トナー画像面が転写
材Pの搬送速度と同一速度で同方向に回動状態の定着フ
ィルム2の下面に密着して面ズレやしわ寄りを生じるこ
となく定着フィルム2と一緒の重なり状態で加熱体5と
加圧ローラ6との相互圧接部N間を挟圧力を受けつつ通
過していく。
【0071】加熱体5は画像形成スタート信号により所
定のタイミングで通電加熱されるので、トナー画像Ta
は圧接部Nにおいて加熱を受けて軟化溶融像Tbとな
る。
【0072】定着フィルム2はヒータ支持体5eの曲率
の大きいエッジ部S(曲率半径が約2mm)において急
角度(屈折角度θが略45℃)で走行方向が転向する。
従って、定着フィルム2と重なった状態で圧接部Nを通
過して搬送された転写材Pはエッジ部Sにおいて定着フ
ィルム2から曲率分離していき、この分離のとき、トナ
ー画像Taがカラートナー画像であっても定着フィルム
2のトナー像と接する面である離型層2bがシリコーン
ゴムであることによりトナーオフセットは実質的に発生
しない。
【0073】定着フィルム2から分離された転写材Pは
排紙トレイ25へ排紙されてゆく。排紙される時までに
はトナーは十分冷却固化しシートPに完全に定着した状
態(トナー画像Tc)となっている。
【0074】本例において加熱体5のうち発熱体5b及
び基板5aの熱容量が小さく、かつこれらが支持体5e
により断熱支持されているので、圧接部Nにおける加熱
体5の表面温度は短時間にトナーの融点(又は転写材P
への定着可能温度)に対して十分な高温に昇温するの
で、加熱体5をあらかじめ昇温させておく(いわゆるス
タンバイ温調)必要がなく、省エネルギーが実現でき、
しかも機内昇温も防止できる。
【0075】D.定着温度の切換え制御 プリントの用紙搬送路上の適所に透過型用紙検知センサ
を配設し、給送された使用転写材が紙(通常の紙;84
g紙)であるか、OHPフィルムであるかを検知させ、
その検知信号にもとずいて定着装置の定着温調温度(=
定着設定温度)を高低切換えさせるように構成した。
【0076】.使用転写材Pが紙であった場合には定
着温調温度を150℃に切換え制御させた。
【0077】この場合、フルカラーベタ画像の定着済み
画像の光沢度は30%であった(60°入射60°検知
光沢測定法;掘場グロスチェッカーIG−320使用、
光沢度について以下同じ)。
【0078】.使用転写材PがOHPフィルムであっ
た場合には定着温調温度を200℃に切換え制御させ
た。
【0079】OHPフィルムに担持させた未定着フルカ
ラートナー像の加熱定着は定着温調温度が150℃の設
定の場合には定着画像の十分な光透過性が得られない
が、定着温調温度が200℃の設定である場合には十分
な光透過性が得られた。
【0080】また150℃の温調から200℃の温調へ
の切換えで加熱体5が150℃から200℃へ昇温する
時間は、本例の加熱体のように低熱容量加熱体では約2
秒しか要さず、ウエイトタイム等を設定することなく、
瞬時的に定着温度変更がなされて、転写材Pが紙の場合
もOHPフィルムの場合も良好なトナー像定着を行なう
ことができた。
【0081】<実施例2>実施例1のプリンタにおい
て、転写材Pが紙である場合の定着温調温度を150℃
に設定し、操作パネルに設けた光沢性選択手段により光
沢度アップの指示が制御系に入力されたときは定着温調
温度を200℃に切換えさせるように構成した。
【0082】光沢度アップの指示を入力して定着温調温
度を200℃にアップさせた場合における、紙に担持さ
せた未定着フルカラーベタトナー像の定着済み画像の光
沢度は45%となり、光沢度の高い好ましい画像が得ら
れた。なお、定着温調温度150℃の場合における定着
画像光沢度は前記したように35%である。
【0083】<実施例3>(図4) 前述図2の定着装置1において、加圧ローラ6を図4の
定着装置のように、外径約24mmの中空ローラ6aの
外周面に厚さ約3mmのHTVシリコーンゴム層6b
(硬度40°(JIS−測定))を形成し、その外周面
に厚さ50μmの表層6cを弗素樹脂チューブの被覆に
より形成したものにし、この加圧ローラ6内に300W
ハロゲンヒータ6dを挿入内蔵させて加熱させ、加圧ロ
ーラ6の表面に接触させたサーミスタTHを含む温度制
御回路(不図示)によりハロゲンヒータ6dに対する通
電を制御して加圧ローラ6の表面温度が110℃に加熱
管理されるようにした。
【0084】加圧ローラ6の上記加熱により定着装置へ
導入された転写材Pの裏面側も加熱されるので、転写材
Pとトナー像との界面のトナーもよく溶け、より良好な
トナー像定着ができる。
【0085】この定着装置を用いた複写機において、使
用転写材Pが通常の紙(84g紙)の場合の定着温調温
度を150℃に設定し、厚紙(205g紙)の場合は温
調温度が200℃に切換えられるように構成した。
【0086】本実施例の場合、転写材Pは加圧ローラ6
側即ち転写材裏面側からも加熱を受けることにより、転
写材表面側(トナー像側)からの加熱量の可変の効果は
大きく、転写材Pが厚紙で熱容量が大きい場合には紙の
温度が上昇せず紙トナー像の界面のトナーが溶けず、溶
融したトナーが剥れる所謂コールドオフセットを生じさ
せることなく、厚紙の場合も表面側の熱量を上昇させる
のみで良好にトナー像を定着させることが可能となっ
た。
【0087】また転写材PがOHPフィルムの場合も定
着装置の温調温度を200℃の設定に切換えることで、
加圧ローラ6による加熱効果が加わって、より良好な光
透過性・定着性を有する加熱定着画像が得られた。
【0088】<実施例4>実施例1のプリンタにおい
て、使用転写材Pが通常の紙である場合には、定着速度
50mm/sec、定着温調温度150℃の設定で定着
が実行されるようにし、使用転写材PがOHPフィルム
である場合には、定着速度25mm/sec、定着温調
温度200℃の設定で定着が実行されるように構成し
た。
【0089】これによって、OHPフィルムの定着トナ
ー像の光透過性が一段と上がり、定着温度の上昇と定着
速度の低下による両効果を有効に使用でき、好ましいO
HP画像が得られた。
【0090】<その他>定着装置1において、定着フィ
ルム2はエンドレスベルト状に限らず、図5のように送
り出し軸61にロール巻きに巻回した有端の定着フィル
ム2を加熱体5と加圧ローラ6との間を経由させて巻取
り軸62に係止させ、送り出し軸61側から巻取り軸6
2側へ転写材Pの搬送速度と同一速度をもって走行させ
る構成(フィルム巻き取りタイプ)であってもよい。
【0091】また各実施例1〜4において、紙やOHP
フィルムについての定着温度を特定な例を用いて示した
が、かかる温度はこれに限られるもものではなく、トナ
ーの特性、定着装置構成に於いて随意に決定されるべき
ものである。
【0092】又、定着速度についても同様であり、これ
に限られるものではない。
【0093】又、従来の定着装置いおいて、定着部材に
定着時、離型剤を塗布する、クリーニング手段やオイル
塗布等が行なわれているが、本発明に於いてもこれら従
来公知の手法は随意に使用可能である。図4の定着装置
におて、9は定着フィルム2の外面に当接させて配設し
た離型剤塗布フェルトパッドであり、離型剤としてシリ
コーンオイルを含浸させてある。
【0094】又、定着温度を可変として加熱定着を行な
う転写材の例として、紙、厚紙、OHPフィルムの例を
示したが、その他、封筒、布、ハガキ等従来公知の転写
材に対し定着温度を変えて加熱定着を行なわなければな
らない時、本発明はそれぞれに有効である。
【0095】
【発明の効果】以上のように本発明の画像形成装置は、
加熱定着装置の定着熱量を変化させて定着画像の画質を
調整する系について、ウエイトタイム無しにクイック切
換え的に所望・随意の画質の画像形成物を出力させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例の画像形成装置の概略構成図
【図2】 加熱定着装置の概略構成図
【図3】 定着フィルムの層構成断面模型図
【図4】 第3の実施例における加熱定着装置の概略構
成図
【図5】 加熱定着装置の変形例の概略構成図
【図6】 従来の画像形成装置例の概略構成図
【図7】 トナーのフローテスター図
【図8】 加熱定着装置(熱ローラ式)の概略図
【符号の説明】
1 定着装置 2 定着フィルム 3 フィルム駆動ローラ 4 フィルム従動ローラ(テンションローラ) 5 低熱容量加熱体 6 加圧ローラ 10 プリント本体 11 画像光電読取り装置 P 転写材(記録材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材上に未定着の熱溶融性顕画剤像を
    形成担持させ、該顕画剤像を加熱定着装置により記録材
    上に熱溶融定着させて画像形成物を出力する画像形成装
    置であり、 定着熱量を変化させて定着画像の画質を調整する機能を
    有し、 加熱定着装置の顕画剤像加熱体は低熱容量加熱体である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 加熱定着装置が、フィルム材の一面側に
    低熱容量加熱体を配置し、他面側に加圧用回転体により
    記録材を密着させてフィルム材と一緒に加熱体位置を移
    動通過させることで加熱体の熱をフィルム材を介して記
    録材側へ付与して顕画剤像を記録材上に熱溶融定着させ
    る構成の装置であることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記録材上に形成担持させた未定着の熱溶
    融性顕画剤像が、2色以上のカラー顕画剤像であること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 記録材が樹脂基材よりなることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
JP4101602A 1992-03-27 1992-03-27 画像形成装置 Pending JPH05273877A (ja)

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JP4101602A JPH05273877A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019109287A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 キヤノン株式会社 画像加熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019109287A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 キヤノン株式会社 画像加熱装置

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