JPH05273422A - 光合分波モジュール - Google Patents

光合分波モジュール

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JPH05273422A
JPH05273422A JP7367592A JP7367592A JPH05273422A JP H05273422 A JPH05273422 A JP H05273422A JP 7367592 A JP7367592 A JP 7367592A JP 7367592 A JP7367592 A JP 7367592A JP H05273422 A JPH05273422 A JP H05273422A
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JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
light
optical
demultiplexing
multiplexing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7367592A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Himi
進 氷見
Munetoshi Suzuki
宗俊 鈴木
Satoshi Kaneko
聡 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、発受光素子と導波路の光結合の調整
を容易にし、小型、低価格で光学的低漏話なモジュール
を提供することを目的とする。 【構成】発光素子8から光が出射し、平板マイクロレン
ズ7を通って合波導波路5を伝播して光ファイバ2に結合
する。一方、光ファイバ2からの光は方向性結合部3によ
り分波されて分波導波路4を伝播して、平板マイクロレ
ンズ7を通って、受光素子9に入射し受光素子に集光され
る。また、光学的漏話を低減するため、平板マイクロレ
ンズ7に迷光を除去する薄膜が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種光通信機器分野に
おいて用いられる光合分波モジュールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の光合分波モジュールの構造
を示す(特開昭60−184216)。発光素子パッケ
ージ4-3、受光素子パッケージ4-4、コモンホルダ4
-5及びガラスブロック4-6に干渉膜フィルタ4-7を
接着した光合分波器をセラミック基板4-1に実装した
構造となっている。
【0003】そして、図4に示すように発光素子パッケ
ージ4-3からの波長λ1の平行ビームは、干渉膜フィ
ルタ4-7、ガラスブロック4-6を通り、コモンホルダ
4-5で光ファイバ4-2に集光される。一方、光ファイ
バ4-2からの波長λ2の光はコモンホルダ4-5で平行
ビームに変換され、干渉膜フィルタ4-7で反射してガ
ラスブロック4-6を通って受光素子パッケージ4-4の
レンズで受光素子に集光される。発受光素子パッケージ
4-3、4-4、コモンホルダ4-5、ガラスブロック4-
6に干渉膜フィルタ4−7を接着した光合分波器をセラ
ミック基板4-1上に一体化した特徴を持っている。
【0004】上記のような構成をとる図4の光合分波モ
ジュールは、光合分波を干渉膜フィルタ4-7で行うの
で、合分波特性はフィルタの設計自由度が大きいことか
ら比較的容易に広帯域で低クロストークな合分波特性を
得ることが可能であるという利点があった。また、セラ
ミック基板4-1上に発光素子パッケージ4-3、受光素
子パッケージ4-4、ガラスブロック4-6、コモンホル
ダ4-5を実装するため、多モード光ファイバに対して
は無調整一括組立が可能という利点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、前
記合分波ガラスブロックは、図4に示すような光路を取
るために、大きさに一定の制限があり小型化が困難であ
る。また、ガラスブロックの加工精度に高精度が要求さ
れるため低価格化も困難である。また、伝送路に単一モ
ードファイバを用いた場合、組立時に高精度な光軸調整
が必要なため、上記したモジュールの無調整組立が不可
能である。即ち、光軸方向をZ軸とするとそれに垂直な
2軸X、Y軸、及びXZ平面のあおりθ、YZ平面のあ
おりφ、及び、コモンホルダレンズと光ファイバとの距
離Zの5軸を同時に調整する必要があるため、組立工程
が複雑であり工数も多く、大量生産および低価格化が困
難である。更に結露防止のため、ケースを気密封止固定
するとき、セラミック基板に大きな力が加わり光軸ずれ
を生じ、損失が増加する等の問題があった。また発光素
子パッケージからの光がガラスブロック等で反射して受
光素子パッケージへ漏れ込む問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点を解決し、
小型、低価格で光学的低漏話なモジュールを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光合分波モジュールは光合分波部に従来の
バルク型合分波ブロックに代えて、基板上に方向性結合
器を構成要素とした導波路層を形成し、更に、あらかじ
め分波導波路と合波導波路の間隔で形成された、平板マ
イクロレンズを矩形状に高精度にエッチングされた導波
路端面に直接装着し、更に発光素子、受光素子をエッチ
ングされた面に直接固定し、また、共通導波路の延長上
に高精度にエッチングされたV溝に光ファイバを固定す
ることにより、小型で低価格なモジュールを提供するこ
とができる。更に光学的漏話を低くするために、上記平
板マイクロレンズの分波導波路側端面に、光ファイバか
らの光の波長帯域以外を阻止する特性を有する薄膜を形
成し、漏話光を低減したことを特徴としたものである。
【0008】
【作用】本発明では、方向性結合器を構成要素とした導
波路基板が、合分波機能を有する。また、この基板の導
波路端面にあらかじめ分波導波路と合波導波路の間隔で
形成された平板マイクロレンズを高精度に矩形上にエッ
チングされた端面に直接装着することにより、光軸方向
をZ軸、それに垂直な2軸X、Y軸において、Z軸、Y
軸については無調整とすることが可能であり、大量生
産、低価格化が期待できる。更にエッチングされた面に
発光素子、受光素子を直接固定することで、大幅な小型
化が可能となる。また、平板マイクロレンズの端面に漏
話光を低減する薄膜を形成することにより漏話光を低減
することが可能である。更にこの様な平板マイクロレン
ズ付き導波路基板の共通導波路の延長上に高精度にエッ
チングされたV溝に光ファイバを固定することによりに
小型で低漏話な光合分波モジュールとして機能する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例を図1、図2、
図3にしたがって説明する。
【0010】図1は本発明の第一の実施例に係わる光合
分波モジュールの簡略化した要部断平面図、図2は斜視
図である。図1、図2において、この光合分波モジュー
ルは導波路型基板1と、光ファイバ2と、方向性結合部
3と、分波導波路4と、合分波導波路5と、共通導波路
6と、平板マイクロレンズ7と、発光素子8と、受光素
子9とから構成される。発光素子8、受光素子9、平板
マイクロレンズ7は矩形状に高精度にエッチングされた
導波路基板の片端10の表面に固定されている。一方光
ファイバ2は高精度にV溝加工された片端11に挿入さ
れ、さらにファイバガイド12で固定されている。
【0011】発光素子からの波長λ1の光は、発光素子
8から出射し、導波路の端面に取り付けてある平板マイ
クロレンズ7を通って合波導波路5、共通導波路6を伝
播して光ファイバ2に結合する。一方、光ファイバ2か
らの波長λ2の光は方向性結合部3により分波されて分
波導波路4を伝播して、導波路の端面に取り付けてある
平板マイクロレンズ7を通って、受光素子9に入射し受
光素子に集光される。
【0012】本発明では、分波導波路と合波導波路の間
隔でマイクロレンズがあらかじめ形成されている平板マ
イクロレンズを介して発光素子からの光を導波路に、あ
るいは、導波路からの光を受光素子に結合させる。この
とき導波路基板を高精度に矩形状にエツチングすること
で発光素子8、受光素子9、平板マイクロレンズのY軸
方向、Z軸方向の光軸調整を無調整化することができ
る。また、導波路基板のファイバ側を高精度にV溝加工
することでファイバと導波路は無調整で結合させること
ができる。
【0013】また、本発明において低漏話特性が要求さ
れる場合には、発光素子および光ファイバ側からの波長
λ1の迷光を除去するために、平板マイクロレンズの端
面にこの波長λ1の光を除去する薄膜が形成されてい
る。
【0014】以下、実施例(図1記載)の組立方法の一例
を図1、図3にて説明する。まず、基板上に電子ビーム
蒸着や火炎堆積法、フォトリソグラフィなどのプロセス
を駆使して方向性結合器を構成要素とした光導波層3-1
を形成する(図3(a))。つぎにCVDなどのドライ
エッチング技術を駆使して、導波路基板の一端を矩形状
3-2にもう一端をV溝状3-3に加工する(図3(b))。
ここで光ファイバ3-4をV溝に挿入し、光ファイバガイ
ド3-5で固定する。この状態で矩形上に加工された端面
に発光素子、受光素子、平板マイクロレンズをX軸方向
のみ位置合わせして、Au/Su共晶半田などでメタル
固定する(図3(c))。Y軸方向、Z軸方向は矩形状
端面の加工精度を高めることで無調整化が可能である。
【0015】一方、光漏話阻止のために平板マイクロレ
ンズの端面に形成する薄膜は、TiO2、SiO2などの
安定な材料を電子ビーム蒸着法、スパッタリング法によ
って多層に形成することにより容易に得られる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、合分波部に方向性結合
器を構成要素とし、基板の一端が矩形上に、もう一端が
V溝に加工されている導波路型基板を用い、光学結合用
レンズとして分波導波路と合波導波路の間隔でマイクロ
レンズがあらかじめ形成されている平板マイクロレンズ
用いることで、光ファイバと導波路の結合、発光素子、
受光素子と導波路との結合を容易にし、小型、低価格化
の効果がある。
【0017】また、平板マイクロレンズの端面に迷光を
除去する薄膜を形成することにより、光学的漏話を低減
する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部断平面図である。
【図2】本発明の実施例の斜視図である。
【図3】本発明の実施例の組立て方法を示す図である。
【図4】従来の光合分波モジュールの構造図である。
【符号の説明】
1…導波路型基板、 2…光ファイバ、 3…方向性結合部、 4…分波導波路、 5…合波導波路、 6…共通導波路、 7…平板マイクロレンズ、 8…発光素子、 9…受光素子、 10…矩形状加工面、 11…V溝加工部、 12…光ファイバガイド、 3-1…光導波層、 3-2…矩形状加工面、 3-3…V溝状加工部、 3-4…光ファイバ、 3-5…光ファイバガイド、 4-1…セラミック基板、 4-2…光ファイバ、 4-3…発光素子パッケージ、 4-4…受光素子パッケージ、 4-5…コモンホルダ、 4-6…ガラスブロック、 4-7…干渉膜フィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線及び曲線光導波路より成る方向性結合
    部を構成要素とした光合分波機能を有する導波路層が形
    成された基板において、合波される光が伝播する合波導
    波路と、分波された光が伝播する分波導波路と、分波さ
    れる光と合波された光がともに伝播する共通導波路を備
    え、矩形状にエッチングされた前記合波導波路と分波導
    波路の端面に、合波導波路と分波導波路の間隔でマイク
    ロレンズが形成されている平板マイクロレンズが直接装
    着され、さらに各々の導波路の延長上に発光素子および
    受光素子を配置し、また、前記共通導波路の延長上がV
    溝加工され、そこに光ファイバが挿入され、同様にV溝
    加工されたガイドで光ファイバを固定したことを特徴と
    する光合分波モジュール。
  2. 【請求項2】平板マイクロレンズの分波導波路側端面に
    共通導波路からの光の波長帯域以外を阻止する特性を有
    する薄膜を形成したことを特徴とする請求項1記載の光
    合分波モジュール。
JP7367592A 1992-03-30 1992-03-30 光合分波モジュール Pending JPH05273422A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014186263A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光導波路素子およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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