JPH05272946A - 物体判別装置 - Google Patents

物体判別装置

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JPH05272946A
JPH05272946A JP4101610A JP10161092A JPH05272946A JP H05272946 A JPH05272946 A JP H05272946A JP 4101610 A JP4101610 A JP 4101610A JP 10161092 A JP10161092 A JP 10161092A JP H05272946 A JPH05272946 A JP H05272946A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物体の判別に際し、対象物の位相の確定が不
要でかつ、短時間で多種類のものを判別できるようにす
ること。 【構成】 アルミホイール1をCCDカメラ31で撮像
し、この撮像データを視覚装置33内で処理して、アル
ミホイール1の種類を判別する。即ち、前記撮像データ
からアルミホイール1の形状穴11の長手方向を算出
し、この長手方向とホイール中心12と形状穴11の重
心とを結ぶ直線とのなす角度とあらかじめ登録された多
種類のアルミホイールの前記角度に相当するものとを比
較してアルミホイール1の種類を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体判別装置に関する
ものであり、特に多種類の対象物を短時間で判別できる
物体判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用アルミホイールの形状穴
を確認して、その種類を判別する作業が必要であった。
そのため、図7に示すように、形状穴11・ホイール中
心12及びナット穴13を有するアルミホイール1を位
相確定装置34の上において、このアルミホイール1の
位相を確定した後に、アルミホイール1の点線11aで
囲った形状穴11をCCDカメラ31で撮像していた。
そして、この撮像データをコード32を介して視覚装置
33aへ送り、図8に示すように、あらかじめ視覚装置
33aに登録した各種アルミホイールの形状穴パターン
と比較していた。例えば、まずアルミホイール4の形状
穴41と比較し、不一致の結果が出ると、次にアルミホ
イール5の形状穴51と比較して、不一致の結果が出た
後に、アルミホイール1の形状穴11と比較してマッチ
ングした結果がでると、前記撮像データの形状穴はアル
ミホイール1の形状穴11と同じ種類のものであると判
別することになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般にアルミ
ホイールの形状穴は、同じ種類のものが環状に並んでい
るものが多く、またアルミホイール自体特別な突起が少
ない。そのため、位相確定装置34の精度が良くないの
で、その位相確定が困難であった。そして、位相が合っ
ていないと、視覚装置33aにおいて同じ種類の登録し
た形状パターンとマッチングしようとしても認識できな
かった。またこのことは、アルミホイールの位置が変わ
っても同様であった。更にこのような方式は、1パター
ン登録するのに比較的大きなメモリを必要とするので、
多種類の登録は、視覚装置33aのメモリの関係上難し
いという問題があった。また、処理時間に関しても、1
種類についての視覚認識時間が長いことをを必要とする
ため、多くの種類を比較すると非常に長い時間を必要と
するという欠点があった。これを解決するためには、形
状穴の面積・個数等の持徴量を抽出し、これから種類を
判別する方法が考えられる。しかしながらこのようにし
ても、例えば図8に示すアルミホイール4とアルミホイ
ール1のように形状穴の向きが異なるのみで他が同じで
あるワークの種類を判別することはできない。そこで本
発明では上記課題を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】物体の表面に分離された
複数のパターンを撮像する手段と、この撮像データを記
憶する記憶手段と、前記撮像データを二値化する二値化
手段と、この二値化された撮像データから前記複数のパ
ターンを抽出する手段と、抽出された各パターンの長手
方向を算出する手段と、抽出された前記各パターンから
他のパターンとの相対的な位置の基準となる基準パター
ンを算出する手段と、前記各パターンの重心と前記基準
パターンとを結ぶ直線と前記長手方向とのなす角度を算
出する手段と、前記各パターンの算出された前記角度と
物体の種類ごとにあらかじめ登録されている前記角度に
相当するものとを比較する手段とを具備する物体判別装
置。
【0005】
【作用】上記構成の物体判別装置によると、ワーク等の
物体の表面に分離された複数のパターンを撮像し、この
撮像データを記憶し、さらにこの撮像データを二値化
し、この二値化された撮像データから前記複数のパター
ンを抽出し、抽出された各パターンの長手方向を算出
し、前記各パターンの中から他のパターンとの相対的な
位置の基準となる基準パターンを算出し、前記各パター
ンの重心と前記中心パターンとを結ぶ直線と前記長手方
向とのなす角度を算出して、この角度と物体の種類ごと
にあらかじめ登録されている前記角度に相当するものと
を比較し、角度が一致した種類をその物体の種類と判別
する。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例のフローチャート、図2
は本発明の前記一実施例の概略を示した斜視図である。
図1・図2において、円形のアルミホイール1は形状穴
11、ホイール中心12及びナット穴13を有してい
る。形状穴11は、アルミホイール1の外観装飾であ
り、ホイール中心12を中心として同一円周上に等間隔
に配置されている。ホイール中心12は円形の穴状であ
る。また、ナット穴13もホイール中心12を中心とす
る同一円周上に等間隔に配置されている。これらの形状
穴11・ホイール中心12及びナット穴13は、アルミ
ホイール1の他の部分より暗く見えることになる。しか
し、アルミホイール1の後方から光を照射した場合は、
形状穴11・ホイール中心12及びナット穴13がアル
ミホイール1の他の部分より明るく見える。このように
形状穴11、ホイール中心12及びナット穴13とアル
ミホイール1の他の部分との明暗を明確にすることによ
り、アルミホイール1の視認を行う。
【0007】CCDカメラ31はアルミホイール1の外
形を撮像し、撮像データをコード32を介して視覚装置
33へ送る。視覚装置33は図3に示す様にCCDカメ
ラ31からのデータを入力するインターフェース60、
中央処理装置(cpu)61、RAM62、およびRO
M63を備えている。RAM62はCCDカメラ31か
らの撮像データを記憶する撮像データ記憶領域62a、
この撮像データを二値化したデータを記憶する二値化デ
ータ記憶領域62b、および後述するステップ1におい
て登録される複数のホイールに関する条件を記憶するホ
イールデータ記憶領域62cを有している。ROM63
は撮像データ記憶領域62aに記憶される撮像データを
明部と暗部に分ける二値化処理を行い、これを二値化デ
ータ記憶領域62bに記憶する二値化プログラム63a
を記憶している。また、ROM63は、二値化データ記
憶領域62bに記憶された二値化データの中から形状穴
11、ホイール中心12及びナット穴13に対応した複
数のパターンを抽出するパターン抽出プログラム63
b、これらの抽出されたパターンの面積・重心及び長手
方向を算出するプログラム63c、複数のパターンの中
からホイール中心を基準パターンとして算出するプログ
ラム63d、抽出した全てのパターンについての角度を
後述する方法によって算出するプログラム63eを記憶
している。さらにROM63には以上述べたプログラム
によって出力される視認されたホイールのデータと、ホ
イールデータ記憶領域62bに登録されたホイールデー
タとを比較してホイールの種類を判別するホイール比較
プログラム63fを記憶している。
【0008】以上の構成により図1のフローチャートに
示す動作をする。まずステップ1では、ワークの種類ご
とに各ホイールの各条件即ち形状穴の面積・長さ・角度
及び個数に相当するものを設定する。これらの形状穴に
関する各値はある程度の誤差範囲をもって設定され、後
述するステップ8から11および14で用いられる。さ
らにsyurui即ちホイールの種類数を設定登録す
る。ステップ2では、CCDカメラ31・コード32お
よび視覚装置33により対象となるアルミホイール1の
視覚計測をする。即ち、アルミホイール1を撮像し、こ
の撮像データを記憶する。さらにこの撮像データを二値
化し、この二値化された撮像データから前記複数のパタ
ーンを抽出し、抽出された各パターンの個数・重心位置
及び面積を算出し、この各パターンの長手方向を算出す
る。この後、抽出されたパターンの中から基準パターン
となるものを選択する。基準パターンは本実施例におい
てホイール中心12である。アルミホイール1はCCD
カメラ31の下の任意の位置に置かれているため、抽出
された各パターンの面積と、あらかじめ設定されている
ホイール中心12の面積とを順次比較していくことによ
り、複数のパターンの中からホイール中心12を検出
し、このホイール中心12を基準パターンとして確定で
きる。またこの後抽出された前記各パターンの重心と前
記基準パターンの中心とを結ぶ直線の長さを算出し、後
述する方法で図4に示すようにこの直線と前記長手方向
とのなす角度αを算出する。さらに、視認されたパター
ンの総数を抽出し、これをobj−cntとして記憶す
る。従って本実施例の場合は、形状穴11が5個、ナッ
ト穴13が5個、ホイール中心12が1個であるので、
obj−cntは11となる。
【0009】図5は前記角度αの算出方法を示してい
る。図5において、図形Tが与えられており、この図形
の形状の特徴を後述するM(p,q)が表わしている。
図形Tの各画素(fi,j ) が質量1の重さを持つものと
して、次の(p,q)の組み合わせによりM(p,q)
を計算することにする。
【数1】 したがって
【数2】 となるのでM(0,0)は図形Tの面積を表わしてい
る。また、
【数3】 となるので、M(1,0)は各画素のJ軸からの距離の
総和を示す。さらに、
【数4】 となるので、M(0,1)は各画素のI軸からの距離の
総和を示す。したがって、この図形Tの重心の座標
(m,n)は次のようになる。 m=M(1,0)/M(0,0)……(5) n=M(0,1)/M(0,0)……(6)さらに
【数7】
【数8】
【数9】 より、図5の図形Tの長手方向(主軸方向)とJ軸との
なす角度θは次式を満足する。
【数10】 従って(10)式からθが求められ、これと上述の回転中心
に相当する基準パターンの中心と前記重心とを結ぶ直線
とのなす角αを求めることができる。
【0010】以上の処理の終了後ステップ3ではS=0
とする。ここでSは後述するステップ8から11の各判
別式の全てを満たして、現在照合中の形状穴と一致する
と認められたパターンの数を示す形状穴照合個数であ
る。ステップ4では、i=0とする。ここでiはステッ
プ1で登録されたホイールの種類を示す値であり、iと
登録されたホイールは対応している。従ってiの値を変
化させることは、比較するホイールの種類を変更するこ
とになり、同時にiの値は比較したホイールの数を示す
カウンタの役割を行い、最大値はステップ1で設定され
たsyuruiとなる。ステップ5では、i<syur
uiを判定し、YESであればステップ6へ進み、NO
であれば該当種類なしとなりENDとなる。即ちi=s
yuruiであれば、ステップ4及び後述するステップ
15により、syurui+1回後述するステップ7及
びステップ14でNOと判定されたことになるので、上
述のように該当種類なしとなる。すなわち視認されたワ
ークが登録されているいずれかの種類のものでないこと
になる。ステップ6では、n=0とする。ここで、nは
視認された各パターンと登録された形状穴を比較した回
数を示す形状穴カウンタであり、最大値は視認されたパ
ターンの総数obj−cntとなる。ステップ7では、
n<obj−cntを判定し、YESであればステップ
8へ進み、NOであればステップ14へ進む。ステップ
6及び後述するステップ13により、n=obj−cn
tであれば、obj−cnt+1回目の形状穴の比較に
なるからである。
【0011】ステップ8では、視認されたパターンの中
の順次抽出されるパターンが特定の種類の形状穴の面積
条件内に入るかどうかを判定し、YESであればステッ
プ9へ進み、NOであればステップ13へ進む(すなわ
ちステップ12をスキップさせる)。ここで視認抽出さ
れたパターンの面積は、上述のようにステップ2で抽出
されたパターンの面積であり、特定の種類の形状穴の面
積条件は、上述のようにステップ1で設定されたものの
うちでステップ4,15で決定されているカウントiで
特定される登録されたホイールの形状穴に対応する面積
である。従って、YESであれば、次の形状穴の条件と
比較するためにステップ9へ進み、NOであればその形
状穴の比較は終了して、ステップ12をスキップしてス
テップ13へ進むことになる。この時NOが選択される
場合としては、比較対象であるパターンが、ナット穴1
3を示すパターン等の形状穴11以外のパターンである
場合と、形状穴であっても、現在判別中の登録されたホ
イールとは違うホイールの形状穴である場合とがある。
これは以下に説明するステップ9、ステップ11も同様
である。ステップ9では、視認抽出されたパターンがス
テップ4,15で決定されている種類カウンタiで特定
されるホイールの形状穴の距離条件内に入るかどうかを
判定し、YESであればステップ10へ進み、NOであ
ればステップ12をスキップしてステップ13へ進む。
ここで、視認抽出されたパターンの距離は、上述のよう
にステップ2で抽出されたパターンについての重心とホ
イール中心12との距離であり、特定の種類の形状穴の
距離条件は、上述のように、ステップ1で設定されたも
のである。そして、ステップ8の場合と同様に判定のY
ES又はNOにより、ステップ10又はステップ13へ
進むことになる。ステップ10では、ステップ4・15
で指定されている種類が角度判定を必要としているか否
かを判定する。例えば、今図8のアルミホイール5に示
される種類と同一か否かを比較する場合には、図4に示
す角度αをみるまでもなくアルミホイール5の種類のワ
ークかどうかわかる。そこでこのようなときにはステッ
プ10でNOとなる。これに対し、図8でアルミホイー
ル4に例示する種類かどうかを判定しているときには、
角度αをみないと図8でアルミホイール1で示されてい
る種類かあるいはアルミホイール4の種類かわからな
い。そこで、このような種類に対してはステップ10が
YESとなる。ステップ11では、視認抽出されたパタ
ーンの角度判定をし、YESであればステップ12へ進
み、NOであればステップ13へ進む。ここで、視認抽
出されたパターンの角度は、上述のステップ2で算出し
た前記角度αであり、上述のようにステップ1で設定さ
れた特定種類の穴の形状の前記角度と比較される。判定
結果がYESであればステップ12へ進み、NOであれ
ばステップ13へ進む。
【0012】ステップ12では、形状穴照合個数Sに1
を加える。このSの値は、上述の各条件のすべてを満足
した形状穴の個数を示すことになる。ステップ13で
は、形状穴カウントnに1を加える。このnはパターン
の判定処理個数を示す。ステップ13よりステップ7へ
もどる。前述のように、ステップ13でnが1インクリ
メントされ、抽出されたパターンの中から次に比較する
パターンを選び出す。ステップ7でNOとなると、すな
わち全部の形状穴についての比較が終了され、視認され
た全てのパターンについての比較が終了したことが確認
されると、ステップ14が実行される。ステップ14で
は、上記各条件を満足したパターンの個数Sが特定種類
の個数条件内に入るかどうか判定する。判定結果がYE
Sであれば、種類判別完了となり、ENDになる。一
方、判定結果がNOであれば、ステップ15に進む。こ
のステップ14における個数条件はホイール1に形成さ
れた形状穴11の正確な個数(本実施例の場合は5)に
対してある程度誤差範囲をもたせて設定されている。こ
れは視覚装置33の精度を考慮してステップ8から11
で用いられる面積・距離・及び角度の各条件もある程度
の誤差幅をもって設定されているため、作業環境が悪い
場合には、形状穴11以外のパターンを形状穴11とし
て認識してしまう場合を考慮してのことである。ステッ
プ15では、種類カウンタiに1を加え、比較するホイ
ールをiのものからi+1のものに変更する。その後ス
テップ5へもどる。ステップ5では上述のようにi<s
yuruiの判別を行う。さらに次のステップへと順次
進み、ENDになるまでの判定が行われる。このように
して、ホイール等の種類が判別される。
【0013】以上のように、図1のフローチャートで
は、アルミホイール等の回転中心を有する物体の形状穴
の前記面積・距離・角度及び個数の4条件によって前記
物体の種類を判別している。しかし、すでに前記面積・
距離及び個数が判別していて、前記角度だけが不明の物
体の種類を判別するためには例えば図8のアルミホイー
ル4かアルミホイール1のいずれかのワークであること
まではわかっているとき、前記角度の判定をすることに
より、物体の種類を最終的に判別できることになる。ま
た、図1のフローチャートにおいては、ステップ8にて
パターンの面積を判定し、ステップ9において形状穴の
距離を判定しているが、この検査装置が扱う物体が例え
ば図8のアルミホイール4かアルミホイール1のいずれ
かの物体であるようなときには、これらのステップ8・
9を省略して、ステップ7から直ちにステップ10に進
むようにすることもできる。このようにすると、パター
ンの前記角度のみを判定条件とする物体判別装置を形成
することができる。この場合においては、従来まったく
判定条件として用いなかった前記角度を判定しているの
で、物体の同一形状穴の位置が同じであっても、その長
手方向が異なるように形成されているものを判別するこ
とができる。図6は変形例の説明図である。本実施例で
は中心パターンであるホイール中心12から形状穴11
の長手方向に対する角度によって形状穴11を特定して
いるが、図6に示すように、視覚座標系の中心(ホイー
ル中心に相当する)に対する物体Pの角度θ1 の代わり
に任意の物体Qを中心としたときの物体Pの長手方向の
傾きα1 を用いて判別するようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の物
体判別装置によれば、物体の形状穴の位置が同じであっ
てもその長手方向が異なる場合を判別することができる
ので、物体の形状穴の分類を細かく判別することができ
る。そのため、例えば自動車のアルミホイールの形状穴
を細かく分類して判別することができるので、アルミホ
イールの種類をふやすことができるとともに、その判別
を容易にできる。また、従来例のように物体の位相を確
定することなく、種類判別を行うことができ、更にデー
タ値の範囲チェックによる種類判別なので、視覚装置の
メモリも小容量ですみ、多種類の種類判別が可能とな
る。また物体の判別は、視覚装置の内部的な処理となる
ので、判別時間も短くてすむことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図2】図1で示す本発明の一実施例の概略を示す斜視
図である。
【図3】図1で示す本発明の一実施例のブロックダイヤ
グラムである。
【図4】図1で示す本発明の一実施例の判別の対象とな
るアルミホイールの平面図である。
【図5】図1で示す本発明の一実施例において、角度α
の算出方法を示す図である。
【図6】本発明の変形例の説明図である。
【図7】従来例の概観斜視図である。
【図8】従来例における物体判別の手順の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 アルミホイール 11 形状穴 12 ホイール中心 31 CCDカメラ 33 視覚装置 61 中央処理装置 62 RAM 62a 撮像データ記憶領域 62c ホイールデータ記憶領域 63 ROM 63a 撮像データ二値化プログラム 63b パターン抽出プログラム 63c 面積・重心・長手方向算出プログラム 63d 基準パターン算出プログラム 63e 角度算出プログラム 63f ホイール比較プログラム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の表面に分離された複数のパターン
    を撮像する手段と、この撮像データを記憶する記憶手段
    と、前記撮像データを二値化する二値化手段と、この二
    値化された撮像データから前記複数のパターンを抽出す
    る手段と、抽出された各パターンの長手方向を算出する
    手段と、抽出された前記各パターンから他のパターンと
    の相対的な位置の基準となる基準パターンを算出する手
    段と、前記各パターンの重心と前記基準パターンとを結
    ぶ直線と前記長手方向とのなす角度を算出する手段と、
    前記各パターンの算出された前記角度と物体の種類ごと
    にあらかじめ登録されている前記角度に相当するものと
    を比較する手段とを具備することを特徴とする物体判別
    装置。
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