JPH05272051A - 繊維帯材を染色する方法とその方法を実施するための装置 - Google Patents
繊維帯材を染色する方法とその方法を実施するための装置Info
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- JPH05272051A JPH05272051A JP4330320A JP33032092A JPH05272051A JP H05272051 A JPH05272051 A JP H05272051A JP 4330320 A JP4330320 A JP 4330320A JP 33032092 A JP33032092 A JP 33032092A JP H05272051 A JPH05272051 A JP H05272051A
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- dyeing
- squeezer
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B23/00—Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
- D06B23/24—Means for regulating the amount of treating material picked up by the textile material during its treatment
- D06B23/26—Means for regulating the amount of treating material picked up by the textile material during its treatment in response to a test conducted on the textile material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 染色フラール槽4による染色の際、種々の帯
材1特性及び又は種々の染色型式に基く染色欠陥を早期
に検知し、かつこれをフラール槽4の作業中に補正して
処理することができるようにする。 【構成】 帯材の染色が、フラール槽4の後方に接続さ
れた乾燥乃至染色固定装置13の前後で同一の染色測定
装置10によって直接測定される。測定結果はフラール
槽4のスクイーズ装置6の制御及び所属のプログラミン
グの修正のために利用される。
材1特性及び又は種々の染色型式に基く染色欠陥を早期
に検知し、かつこれをフラール槽4の作業中に補正して
処理することができるようにする。 【構成】 帯材の染色が、フラール槽4の後方に接続さ
れた乾燥乃至染色固定装置13の前後で同一の染色測定
装置10によって直接測定される。測定結果はフラール
槽4のスクイーズ装置6の制御及び所属のプログラミン
グの修正のために利用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラール槽の助けを借
りて繊維帯材を染色する方法であって、乾燥帯材の所定
の染色配分が、付属のスクイーザのスクイーズ力配分の
プリセット値により、フラール槽出口においてなを初期
湿度を有している帯材の、比色法により測定された染色
配分に依存して制御される形式のものに関する。更にま
た、前記方法を実施するための装置に関する。
りて繊維帯材を染色する方法であって、乾燥帯材の所定
の染色配分が、付属のスクイーザのスクイーズ力配分の
プリセット値により、フラール槽出口においてなを初期
湿度を有している帯材の、比色法により測定された染色
配分に依存して制御される形式のものに関する。更にま
た、前記方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許出願公開公報第39254
44号明細書で公知の、フラール槽出口におけるこの直
接的な染色測定によって、場合によっては起り得る目標
値からの染色配分の偏位が、付属のスクイーザからの帯
材の出口の直後で検出できるようになった。この“直接
的な”染色測定は、夫々の色が間接的な−計算上の−色
の決定のための帯材湿度の測定ではなく、そのように−
比色的に−測定された測定を意味している。
44号明細書で公知の、フラール槽出口におけるこの直
接的な染色測定によって、場合によっては起り得る目標
値からの染色配分の偏位が、付属のスクイーザからの帯
材の出口の直後で検出できるようになった。この“直接
的な”染色測定は、夫々の色が間接的な−計算上の−色
の決定のための帯材湿度の測定ではなく、そのように−
比色的に−測定された測定を意味している。
【0003】所定の染色配分のために必要なスクイーズ
力配分装置を調節するためドイツ国特許出願公開公報第
392544号明細書の方法の場合には、僅かの長さの
帯材だけが必要である。従って染色の際取扱い物品の種
々の特性に基く染色欠陥はこれを早期に識ることが可能
であり、そのためこの欠陥を直ちに補正してプロセス内
に組み込むことができ、乃至は染色部を迅速に−欠陥染
色部の長さを大きく損うことなしに−切り取ることがで
きる。
力配分装置を調節するためドイツ国特許出願公開公報第
392544号明細書の方法の場合には、僅かの長さの
帯材だけが必要である。従って染色の際取扱い物品の種
々の特性に基く染色欠陥はこれを早期に識ることが可能
であり、そのためこの欠陥を直ちに補正してプロセス内
に組み込むことができ、乃至は染色部を迅速に−欠陥染
色部の長さを大きく損うことなしに−切り取ることがで
きる。
【0004】公知のこの方法の重要な利点は、フラール
スクイーズの後制御乃至染色部の切取りを自動的に、つ
まり機械によって自動的に行うことができるという点で
ある。このような自動制御は一般に、通常の帯材型式及
び染色型式乃至はその組合せの場合に対してのみ設計さ
れ乃至はプログラミングされている。従ってプログラミ
ングが未知の組合せを使用する際には、乾燥乃至染色固
定装置の後に初めて部分的に現われるような染色欠陥が
発生するおそれがある。乾燥され乃至は固定された完成
帯材のこのような欠陥は、後方に接続されている乾燥乃
至染色装置の領域においても惹起するおそれがある。
スクイーズの後制御乃至染色部の切取りを自動的に、つ
まり機械によって自動的に行うことができるという点で
ある。このような自動制御は一般に、通常の帯材型式及
び染色型式乃至はその組合せの場合に対してのみ設計さ
れ乃至はプログラミングされている。従ってプログラミ
ングが未知の組合せを使用する際には、乾燥乃至染色固
定装置の後に初めて部分的に現われるような染色欠陥が
発生するおそれがある。乾燥され乃至は固定された完成
帯材のこのような欠陥は、後方に接続されている乾燥乃
至染色装置の領域においても惹起するおそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた方法を充分に改善して、どのような場合でも帯
材型式及び染色型色の未知の組合せを、また場合によっ
ては乾燥乃至染色固定装置内に惹き起こされる染色欠陥
を、自動的に参酌することができるようにすることにあ
る。更に本発明により、その手助けによって上記の問題
点を解決することができる装置を提供することも狙って
いる。
で述べた方法を充分に改善して、どのような場合でも帯
材型式及び染色型色の未知の組合せを、また場合によっ
ては乾燥乃至染色固定装置内に惹き起こされる染色欠陥
を、自動的に参酌することができるようにすることにあ
る。更に本発明により、その手助けによって上記の問題
点を解決することができる装置を提供することも狙って
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、乾燥された
帯材の染色配分を、フラール槽の後方に接続された乾燥
乃至固定装置の後方で比色法で自動的に測定してスクイ
ーズの制御のために交互に役立たしめるという方法によ
って、上記課題を解決することができた。
帯材の染色配分を、フラール槽の後方に接続された乾燥
乃至固定装置の後方で比色法で自動的に測定してスクイ
ーズの制御のために交互に役立たしめるという方法によ
って、上記課題を解決することができた。
【0007】
【発明の効果】本発明の自動的な検査装置によって、乾
燥乃至固定された帯材も自動制御装置自体で検査するこ
とが可能となり、その結果公知の制御装置が或程度は学
習可能となり、それによって、現在プログラムの設けら
れていない帯材組合せ及び又は染色組合せ並びにフラー
ル槽の後方に接続された装置の乾燥作用及び又は固定作
用が検知可能となり、かつ取り扱われる帯材の所定の最
終製品を製造するという意味でこのことを考慮すること
ができるようになった。
燥乃至固定された帯材も自動制御装置自体で検査するこ
とが可能となり、その結果公知の制御装置が或程度は学
習可能となり、それによって、現在プログラムの設けら
れていない帯材組合せ及び又は染色組合せ並びにフラー
ル槽の後方に接続された装置の乾燥作用及び又は固定作
用が検知可能となり、かつ取り扱われる帯材の所定の最
終製品を製造するという意味でこのことを考慮すること
ができるようになった。
【0008】本発明の別の構成にあっては、未だ湿って
いる帯材の染色配分の所定量を補正するため、乾燥帯材
の染色配分の比色法的な測定装置が使用できるように構
成されている。付加的に乃至は更に有利な点は、乾燥帯
材の染色配分の測定装置を、フラール槽の後方に接続さ
れた乾燥装置乃至固定装置を制御するため、帯材の最終
製品を達成するという意味で利用することができるとい
う点である。
いる帯材の染色配分の所定量を補正するため、乾燥帯材
の染色配分の比色法的な測定装置が使用できるように構
成されている。付加的に乃至は更に有利な点は、乾燥帯
材の染色配分の測定装置を、フラール槽の後方に接続さ
れた乾燥装置乃至固定装置を制御するため、帯材の最終
製品を達成するという意味で利用することができるとい
う点である。
【0009】本発明で特に重要なのは単一染色の場合で
ある。その理由はこの場合、帯材縁部と帯材中央部との
間並びに互いの帯材縁部の間で、最少の染色相違でもこ
れを除去することができるという点にある。つまり単一
染色の場合には本発明の枠内において、帯材縁部の染色
と帯材中央部の染色とを比較することができる。それに
よって検出された染色の違いは、フラール槽のスクイー
ズ力分配装置の制御によって自動的に除去される。ドイ
ツ国特許出願公開公報第3925444号明細書に公知
の装置に対し本発明では、次のような意味でフラールス
クイーズの制御の可能性を有している。つまりこの場合
にあっては、帯材縁部と帯材中央部との処理強度に規定
されて、帯材の最終製品の所定の状態が、これまでのプ
ログラムに組み込まれていないような状況が発生した場
合にも達成できるように処置されている。
ある。その理由はこの場合、帯材縁部と帯材中央部との
間並びに互いの帯材縁部の間で、最少の染色相違でもこ
れを除去することができるという点にある。つまり単一
染色の場合には本発明の枠内において、帯材縁部の染色
と帯材中央部の染色とを比較することができる。それに
よって検出された染色の違いは、フラール槽のスクイー
ズ力分配装置の制御によって自動的に除去される。ドイ
ツ国特許出願公開公報第3925444号明細書に公知
の装置に対し本発明では、次のような意味でフラールス
クイーズの制御の可能性を有している。つまりこの場合
にあっては、帯材縁部と帯材中央部との処理強度に規定
されて、帯材の最終製品の所定の状態が、これまでのプ
ログラムに組み込まれていないような状況が発生した場
合にも達成できるように処置されている。
【0010】別の発明に基く本発明の方法を実施するた
めの特に良好な装置は、帯材中央部及び帯材縁部の色彩
を、そのスクイーザの後方のフラール槽出口において
も、またその後に続く乾燥乃至染色装置の出口において
も共に対比することのできる唯1つの染色測定装置が、
制御連絡線によってスクイーザに接続されているという
特徴を有している。このような総ての課題に対して唯1
つの染色測定装置を使用するということは、次のような
技術的な利点を有している。つまり総ての測定結果が同
一の装置乃至同一の測定ヘッド部から発しており、その
ため測定結果を容易に、つまり何等の修正を加えること
なしに比較することができるという点である。更に経済
的な利点として挙げられるのは、高価な染色測定ヘッド
部が各装置に対して1台だけしか必要でないという点で
ある。
めの特に良好な装置は、帯材中央部及び帯材縁部の色彩
を、そのスクイーザの後方のフラール槽出口において
も、またその後に続く乾燥乃至染色装置の出口において
も共に対比することのできる唯1つの染色測定装置が、
制御連絡線によってスクイーザに接続されているという
特徴を有している。このような総ての課題に対して唯1
つの染色測定装置を使用するということは、次のような
技術的な利点を有している。つまり総ての測定結果が同
一の装置乃至同一の測定ヘッド部から発しており、その
ため測定結果を容易に、つまり何等の修正を加えること
なしに比較することができるという点である。更に経済
的な利点として挙げられるのは、高価な染色測定ヘッド
部が各装置に対して1台だけしか必要でないという点で
ある。
【0011】上述のような意味での直接的な染色測定の
有利な構成が可能な場合は、帯材案内部がフラール槽の
スクイーザの後方に接続されている乾燥乃至染色固定装
置の前後に、染色配分の測定のために充分長い距離に亘
って平行に延びる帯材区分が設けられている場合であ
る。その場合染色測定装置は、両帯材区分の中央部で帯
材走行方向に対し横方向で移動可能に支承されている測
定ヘッド部を有しており、また測定ヘッド部は少くとも
180°だけ旋回可能に支承されていて、該測定ヘッド
部が、スクイーザの出口における湿った帯材の方向だけ
でなく、乾燥乃至染色固定装置の出口における乾燥乃至
固定された帯材の方向にも配向することができるように
なっている。このような測定ヘッド部は、帯材走行方向
に対し横方向で自動的に往復動することができ、かつそ
の際測定位置において湿った帯材及び乾燥した帯材の染
色を、測定ヘッド部が各測定位置において本発明に基い
て測定ヘッド部に対し同一の距離を有している、1方で
は湿った帯材区分の方向に、他方では既に乾燥した帯材
区分の方向に、夫々配向することによって短時間の内に
測定することができる。
有利な構成が可能な場合は、帯材案内部がフラール槽の
スクイーザの後方に接続されている乾燥乃至染色固定装
置の前後に、染色配分の測定のために充分長い距離に亘
って平行に延びる帯材区分が設けられている場合であ
る。その場合染色測定装置は、両帯材区分の中央部で帯
材走行方向に対し横方向で移動可能に支承されている測
定ヘッド部を有しており、また測定ヘッド部は少くとも
180°だけ旋回可能に支承されていて、該測定ヘッド
部が、スクイーザの出口における湿った帯材の方向だけ
でなく、乾燥乃至染色固定装置の出口における乾燥乃至
固定された帯材の方向にも配向することができるように
なっている。このような測定ヘッド部は、帯材走行方向
に対し横方向で自動的に往復動することができ、かつそ
の際測定位置において湿った帯材及び乾燥した帯材の染
色を、測定ヘッド部が各測定位置において本発明に基い
て測定ヘッド部に対し同一の距離を有している、1方で
は湿った帯材区分の方向に、他方では既に乾燥した帯材
区分の方向に、夫々配向することによって短時間の内に
測定することができる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例の概略図に基いて本発明の詳
細を説明する。
細を説明する。
【0013】添付の図1の図面によれば、ウエブ品、メ
ッシュ品又は非織品から成る繊維帯材1が、ガイドロー
ラ2及び浸漬ローラ3を介しフラール槽4に所属する染
色浴5を貫いて案内されている。染色浴5から浮上した
後、帯材1は全体を符号6で表わされたスクイーザに到
達する。スクイーザ6の両ローラ8のスクイーズギャッ
プ7内で帯材1は、ローラ8の相互押圧により矢印9の
方向で、その後の取扱いに対し初期湿度として表わされ
ている湿度値まで機械的に脱水される。
ッシュ品又は非織品から成る繊維帯材1が、ガイドロー
ラ2及び浸漬ローラ3を介しフラール槽4に所属する染
色浴5を貫いて案内されている。染色浴5から浮上した
後、帯材1は全体を符号6で表わされたスクイーザに到
達する。スクイーザ6の両ローラ8のスクイーズギャッ
プ7内で帯材1は、ローラ8の相互押圧により矢印9の
方向で、その後の取扱いに対し初期湿度として表わされ
ている湿度値まで機械的に脱水される。
【0014】実施例の場合帯材1は、フラール槽4及び
スクイーザ6を通過した後色彩装置乃至染色測定装置1
0及び湿度測定装置11を通り、ガイドローラ12を介
して高温煙道13又はそれに類似の、例へばサーモゾル
装置のような乾燥乃至染色固定装置内へ走行する。その
際乾燥乃至染色固定装置は例へば張り枠であっても宜
い。染色測定装置10及び湿度測定装置11は、並列状
又は逆の直列状に配置されていても宜い。
スクイーザ6を通過した後色彩装置乃至染色測定装置1
0及び湿度測定装置11を通り、ガイドローラ12を介
して高温煙道13又はそれに類似の、例へばサーモゾル
装置のような乾燥乃至染色固定装置内へ走行する。その
際乾燥乃至染色固定装置は例へば張り枠であっても宜
い。染色測定装置10及び湿度測定装置11は、並列状
又は逆の直列状に配置されていても宜い。
【0015】帯材1が実施例では高温煙道13として表
わされている乾燥乃至染色固定装置を走り抜けると、帯
材1は変向ローラ14を介してローラ対に案内される。
そして(乾燥/固定された)帯材区分16は、その個々
のローラ15の間でスクイーズ装置6と高温煙道13と
の間の領域の(なお湿っている)帯材区分17に対し平
行に位置している。両帯材区分16,17の間の中心部
には本発明に基く染色測定装置10が配置されていて、
該装置10が、帯材の搬送方向18に対し横方向の(か
つ区分16及び17の領域内のその平面に平行な)線1
9上を移動可能なように、また区分16及び17の共通
な法線19に対し垂直に配向されている軸線20を中心
に旋回可能なように支承されている。
わされている乾燥乃至染色固定装置を走り抜けると、帯
材1は変向ローラ14を介してローラ対に案内される。
そして(乾燥/固定された)帯材区分16は、その個々
のローラ15の間でスクイーズ装置6と高温煙道13と
の間の領域の(なお湿っている)帯材区分17に対し平
行に位置している。両帯材区分16,17の間の中心部
には本発明に基く染色測定装置10が配置されていて、
該装置10が、帯材の搬送方向18に対し横方向の(か
つ区分16及び17の領域内のその平面に平行な)線1
9上を移動可能なように、また区分16及び17の共通
な法線19に対し垂直に配向されている軸線20を中心
に旋回可能なように支承されている。
【0016】区分16及び17の相対する距離Aは、主
として染色測定装置10の測定ヘッド部21の要求に対
応して調節される。測定結果の比較に関して先づ第1に
重要なことは、染色測定装置10の測定ヘッド部21の
夫々の位置と帯材1の区分16乃至17との間の距離a
が、測定ヘッド部21の両測定位置において互いに等し
いということである。
として染色測定装置10の測定ヘッド部21の要求に対
応して調節される。測定結果の比較に関して先づ第1に
重要なことは、染色測定装置10の測定ヘッド部21の
夫々の位置と帯材1の区分16乃至17との間の距離a
が、測定ヘッド部21の両測定位置において互いに等し
いということである。
【0017】湿度測定装置11の測定結果の評価は、ド
イツ国特許出願公開公報第3925444号明細書に開
示されているものと同じ様に行われる。公知の染色測定
装置と全く同じ様に本発明の直接色彩測定装置の場合
も、染色深さ及び帯材の中心部に対する左側縁部及び右
側縁部の測定結果の相違が測定される。つまり帯材縁部
上の測定結果と帯材中心部の測定結果とが比較される。
イツ国特許出願公開公報第3925444号明細書に開
示されているものと同じ様に行われる。公知の染色測定
装置と全く同じ様に本発明の直接色彩測定装置の場合
も、染色深さ及び帯材の中心部に対する左側縁部及び右
側縁部の測定結果の相違が測定される。つまり帯材縁部
上の測定結果と帯材中心部の測定結果とが比較される。
【0018】公知のドイツ国特許出願公開公報第392
5444号明細書に較べて本発明が特に異なっている点
は、フラール槽4乃至スクイーズ装置6後方のなを湿っ
た帯材の測定結果だけでなく、高温煙道13又はその類
似物の後方の乾燥した帯材の測定結果も取り込むことが
できるという点である。両場合における染色測定は同一
の測定ヘッド部21により同一の条件下で行われるた
め、総ての測定結果を直接比較することができ、その結
果、例へば種々の測定装置の種々の老化に基く付加的な
欠陥を調節しなくても宜いようになる。この同一の測定
装置による2重測定が可能なのは、帯材の案内が、乾燥
乃至固定装置の前方及び後方の、旋回可能な染色測定装
置10乃至測定ヘッド部21の両側の、ほぼ平行に延び
ている2つの区分16及び17内で行われるようになっ
ている場合である。このような形式で、帯材の同一個所
を乾燥乃至固定の前後で同一の染色測定装置によって検
査することができる。つまり対応する帯材区画の色彩
を、乾燥乃至固定の前後で完全に同一の形式で直接検出
することができる。
5444号明細書に較べて本発明が特に異なっている点
は、フラール槽4乃至スクイーズ装置6後方のなを湿っ
た帯材の測定結果だけでなく、高温煙道13又はその類
似物の後方の乾燥した帯材の測定結果も取り込むことが
できるという点である。両場合における染色測定は同一
の測定ヘッド部21により同一の条件下で行われるた
め、総ての測定結果を直接比較することができ、その結
果、例へば種々の測定装置の種々の老化に基く付加的な
欠陥を調節しなくても宜いようになる。この同一の測定
装置による2重測定が可能なのは、帯材の案内が、乾燥
乃至固定装置の前方及び後方の、旋回可能な染色測定装
置10乃至測定ヘッド部21の両側の、ほぼ平行に延び
ている2つの区分16及び17内で行われるようになっ
ている場合である。このような形式で、帯材の同一個所
を乾燥乃至固定の前後で同一の染色測定装置によって検
査することができる。つまり対応する帯材区画の色彩
を、乾燥乃至固定の前後で完全に同一の形式で直接検出
することができる。
【0019】測定ヘッド部21によって検出された結果
は、基本的に作用線22に沿ってコンピュータ23に供
給される。同じ様に湿度測定装置11によって検出され
た測定結果は、作用線24に沿ってコンピュータ23に
供給される。その場合コンピュータ23は、そのプログ
ラム乃至変更されたプログラムに対応して制御するた
め、スクイーズ装置6を作用線25に沿って移動せしめ
る。
は、基本的に作用線22に沿ってコンピュータ23に供
給される。同じ様に湿度測定装置11によって検出され
た測定結果は、作用線24に沿ってコンピュータ23に
供給される。その場合コンピュータ23は、そのプログ
ラム乃至変更されたプログラムに対応して制御するた
め、スクイーズ装置6を作用線25に沿って移動せしめ
る。
【0020】高温煙道乃至はこの位置に設けられたその
他の装置を制御する際には、このような装置で通常制御
される総てのパラメータに影響を与えることができる。
他の装置を制御する際には、このような装置で通常制御
される総てのパラメータに影響を与えることができる。
【図1】本発明の実施例の概略図である。
1 帯材 2 ガイドローラ 3 浸漬ローラ 4 フラール槽 5 染色浴 6 スクイーザ 7 スクイーズギャップ 8 スクイーズローラ 9 矢印 10 染色測定装置 11 湿度測定装置 12 ガイドローラ 13 高温煙道 14 変向ローラ 15 ローラ 16,17 帯材区分 18 搬送方向 19 法線 20 軸線 21 測定ヘッド部 22 作用線 23 コンピュータ 24,25 作用線 A,a 距離
Claims (4)
- 【請求項1】 フラール槽(4)の助けを借りて繊維帯
材を染色する方法であって、乾燥帯材の所定の染色配分
が、付属のスクイーザ(6)のスクイーズ力配分のプリ
セット値により、フラール槽出口においてなを初期湿度
を有している帯材の、比色法により測定された染色配分
に依存して制御される形式のものにおいて、 乾燥された帯材(1)の染色配分を、フラール槽(4)
の後方に接続された乾燥乃至固定装置の後方で比色法で
自動的に測定してスクイーズの制御のために交互に役立
たしめることを特徴とする、繊維帯材を染色する方法。 - 【請求項2】 乾燥帯材(1)の染色配分の比色的な測
定値を、湿った帯材の染色配分の規定値の補正のために
使用することを特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の方法を実施するた
めの装置であって、帯材中央部及び帯材縁部の色彩を、
そのスクイーザ(6)後方のフラール槽出口において
も、またその後に続く乾燥乃至染色装置(13)の出口
においても共に対比することのできる唯1つの染色測定
装置(10)が、制御連絡線(22,23,25)によ
ってスクイーザ(6)に接続されていることを特徴とす
る、請求項1又は2記載の方法を実施するための装置。 - 【請求項4】 帯材案内装置が、乾燥乃至染色装置(1
3)の前方及び後方に、染色配分の測定のための、充分
に長い距離に亘って平行に延びている帯材区分(16,
17)を有しており、また染色測定装置(10)は、両
帯材区分(16,17)の間の中央部に、帯材搬送方向
(18)に対し横方向でかつ帯材区分(16,17)の
平面に向って移動可能に支承されている測定ヘッド部
(21)を有しており、また測定ヘッド部(21)は、
少くとも180°だけ旋回可能に支承されていて、スク
イーザ(6)の出口における未だ湿った帯材(13)の
方向だけでなく、乾燥乃至染色固定装置(13)の出口
における乾燥乃至染色された帯材(13)の方向にも配
向可能であることを特徴とする、請求項3記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4140600A DE4140600C1 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | |
DE4140600.1 | 1991-12-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05272051A true JPH05272051A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=6446649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4330320A Pending JPH05272051A (ja) | 1991-12-10 | 1992-12-10 | 繊維帯材を染色する方法とその方法を実施するための装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5284035A (ja) |
EP (1) | EP0546275A1 (ja) |
JP (1) | JPH05272051A (ja) |
DE (1) | DE4140600C1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10393509D2 (de) * | 2002-07-31 | 2005-06-23 | Monforts Textilmaschinen Gmbh | Verfahren zur Denim-Veredlung |
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