JPH05271380A - 成形用組成物およびその使用 - Google Patents

成形用組成物およびその使用

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JPH05271380A
JPH05271380A JP2412839A JP41283990A JPH05271380A JP H05271380 A JPH05271380 A JP H05271380A JP 2412839 A JP2412839 A JP 2412839A JP 41283990 A JP41283990 A JP 41283990A JP H05271380 A JPH05271380 A JP H05271380A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、成形用組成物およびその使用に関
し、該組成物は骨材−結合剤組成物より成る。 【構成】 (a)主要量の骨材;および(b)該骨材の
約40重量%までの有効量の結合剤組成物から成り、該
結合剤組成物は、非水性フェノール樹脂を含む樹脂成分
と、少なくとも2個のイソシアネート基を含有するポリ
イソシアネートから成る硬化剤成分と、オルガノハロホ
スフェートとの混合物から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、成形用組成物およびその使用に
関する。本発明の成形用組成物は、骨材−結合剤組成物
より成り、耐火物、研磨剤物品および中子(core)
などの成形付形物の製造に特に有用である。
【0002】
【従来の技術】U.S.P.3,409,579および
3,676,392には、1個の包装の樹脂成分および
他の包装の硬化剤成分から成る2包装系として入手でき
る結合剤組成物が開示されている。樹脂成分はフェノー
ル樹脂の有機溶剤溶液から成る。硬化剤成分は、1分子
当り少なくとも2個のイソシアネート基を有する液体ポ
リイソシアネートから成る。2種の包装の内容物を同時
に混合し、次いで、砂骨材と混合するか、または、好ま
しくは包装物を砂骨材と逐次に混合する。砂粒子上に結
合剤が均一に分布した後に、得られた鋳物用混合物を所
望の形状に成形する。U.S.P.3,409,579
においては、成形物品中に気体第三アミンを通過させる
ことによってこれを硬化させる。U.S.P.3,67
6,392においては、「Dissociation
Constant of Organic Bases
in Aqueous Solution」、But
ter Worth、London、1965年にD.
D.Perrinによって記述されている方法によって
測定して約7〜約11の範囲内のPKb値を有する塩基
によって硬化させる。塩基は硬化剤と混合する前に樹脂
成分中に始めから導入しておくか、または、樹脂成分、
硬化剤および塩基の別個の包装から成る3−包装結合剤
系の第三成分として導入することもできる。
【0003】U.S.P.3,409,579および
3,676,392の両者における好ましいフェノール
樹脂は、ベンジルエーテル樹脂である。
【0004】これらは一般式
【化1】
【0005】(式中、A、BおよびCは水素、炭化水素
基、オキシ炭化水素基またはハロゲンである)を有する
フェノールと、
【化2】一般式R′CHO
【0006】(式中、R′は水素または炭素原子1〜8
個を有する炭化水素基である)との縮合生成物であり、
反応媒質中に溶解されている触媒濃度の金属イオンの存
在下の約130℃より低い温度で実質的に無水条件下で
液相中において製造される。
【0007】これらの樹脂の製造並びに特徴は、U.
S.P.3,485,797にさらに詳細に記載されて
いる。上記した結合剤組成物のフェノール樹脂成分は、
一般に有機溶剤中の溶液として使用される。
【0008】結合剤組成物の第二成分または包装物は、
好ましくは2〜5個のイソシアネート基を有する脂肪
族、脂環式または芳香族ポリイソシアネートから成る。
所望ならば、ポリイソシアネートの混合物を使用でき
る。過剰のポリイソシアネートと多価アルコールとの反
応によって形成されるイソシアネートプレポリマー(例
えばトルエンジイソシアネートとエチレングリコールと
のプレポリマー)が使用できる。好適なポリイソシアネ
ートには、ヘキサメチレンジイソシアネートのような脂
肪族ポリイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネートのような脂環式ポリイソシアネ
ート、および2,4′−並びに2,6−トルエンジイソ
シアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートおよび
そのジメチル誘導体のような芳香族ジイソシアネートが
含まれる。好適なポリイソシアネートの別の例は、1,
5−ナフタレインジイソシアネート、トリフェニルメタ
ントリイソシアネート、キシレンジイソシアネート、お
よびそれらのメチル誘導体、ポリメチレンポリフェノー
ルイソシアネート、クロロフェニレン−2,4−ジイソ
シアネートなどである。ポリイソシアネートは、フェノ
ール樹脂を硬化させるのに十分な濃度で使用される。ポ
リイソシアネートは一般に、フェノール樹脂の重量に基
づいて10〜500重量%の範囲内で使用できる。フェ
ノール樹脂重量に基づいて20〜300重量%のポリイ
ソシアネートの使用が好ましい。ポリイソシアネートは
液体形態で使用される。液体ポリイソシアネートは無稀
釈で使用できる。固体または粘稠なポリイソシアネート
は、溶剤が溶液の80重量%まで存在する有機溶剤溶液
の形態で使用される。
【0009】触媒成分と混合する前の上記の結合剤系の
可使時間を延長するために各種の物質が提案されてい
る。かような目的に現在商業的に使用されている物質の
1種は、フタロイルクロライドである。しかし、これも
完全に満足なものではない。可使時間は結合剤成分を砂
中に混合し、これから受入れられる製品を製造する間の
最大許容時間の遅れと定義できる。他の可使時間延長剤
は、U.S.P.4,436,881;4,514,3
16;および4,540,724に提案されている。特
に、U・S.P.4,436,881および4,51
4,316では、かような目的のためにある種のジクロ
ロアリールホスフィン、クロロジアリールホスフィン、
アリールホスホン酸ジクロライドおよびジアリールホス
フィニルクロライドの使用が論議されている。U.S.
P.4,540,724には、可使時間延長剤として無
機ハロゲン化燐、およびある種の有機ハロゲン化燐の使
用、特に、フェニルホスホン酸ジクロライドおよびベン
ゼンホスホラスジクロライドの使用が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】成形用組成物の可使時
間は、本発明によってオルガノハロホスフェートを使用
することによって延長される。これに加えて、この組成
物は満足な強度特性を示す。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、樹脂成分、硬
化剤(hardner)成分、硬化用(curing)
成分およびオルガノハロホスフェートから成る。
【0012】樹脂成分にはフェノールとアルデヒドとの
縮合生成物から成る非水性フェノール樹脂を含む。
【0013】例えば、フェノールは式:
【化3】
【0014】(式中、A、BおよびCは水素またはヒド
ロキシルまたは炭化水素基またはハロゲンまたはそれら
の組合せである)によって表わすことができる。
【0015】アルデヒドは、
【化4】式R′CHO
【0016】(式中、R′は水素または炭素原子1〜8
個を有する炭化水素基である)を有する。
【0017】硬化剤成分は、少なくとも2個のイソシア
ネート基を含有する液体ポリイソシアネートから成る。
【0018】本発明はまた、主要量の骨材および骨材の
40重量%までの有効結合量の後記する結合剤組成物か
ら成る成形用組成物にも関する。
【0019】さらに、本発明は、鋳物用骨材と骨材重量
に基づいて約10重量%までの結合量の後記する結合剤
組成物を混合することから成る鋳物用付形物(foun
dry shape)の製造にも関する。鋳物用混合物
を型に導入し、硬化させて自立性にする。鋳物用付形物
を型から取出し、さらに硬化させて硬い、固体の硬い鋳
物用付形物を得る。
【0020】さらに、本発明は、金属の鋳造にも関す
る。この方法は上記のように鋳物用付形物を製造し、金
属が液体または溶融状態にある間に前記の付形物の中ま
たは周囲に該金属を注ぐ。金属を冷却、凝固させ、次い
で、成形物品から分離する。
【0021】本発明を実施するための最良および各種の
方式 本発明によって使用されるオルガノハロホスフェートは
次の構造式
【化5】
【0022】(式中、nまたはmの少なくとも一つは1
であり;そして、n+mが1または2であることを条件
として、nは0または1であり;mは0または1であ
る);および、
【0023】
【化6】
【0024】(式中、rは0または1であり、sは0ま
たは1である)によって表わされ;
【0025】式I中の各R及びRは独立にアルキル、
アラルキル、アリールもしくはアルカリールであり、ま
たは相互に連結してアリーレン基、アルキレン基もしく
はシクロアルキレン基を形成する。
【0026】式II中の各RおよびRは、独立にア
ルキル、アラルキル、アリールまたはアルカリールであ
る。式IIのRはアルキレン、アルキリデン、シクロ
アルキレンまたはアリーレンである。
【0027】アルキル基(R、R、RおよびR
は、通常、1〜22個の炭素原子、好ましくは1〜6個
の炭素原子を有し、メチル、エチル、プロピルおよびブ
チルが含まれる。アリール基(R、R、RおよびR
)は、通常、6〜14個の炭素原子を含有する。若干
のアリール基の例は、フェニルおよびナフチルである。
アラルキルおよびアルカリール基(R、R、Rおよ
びR)には通常、アリール部分に6〜14個の炭素原
子、アルキル部分に約1〜22個の炭素原子を含み、そ
して、アルキル部分に約1〜6個の炭素原子を含むもの
が好ましい。所望ならば、アルキル、アリール、アルカ
リールおよびアラルキル基はハロゲン原子と置換でき
る。式IにおけるRおよびRが相互に連結したとき、
かような基は通常6〜14個の炭素原子を含有し、そし
て、フェニレン、ナフタレンおよびビフェニレンが含ま
れる。
【0028】式IにおけるRおよびRが相互に連結し
てアルキレン基を形成したとき、かような基は通常、エ
チレン、プロピレンおよびブチレンのような2〜4個の
炭素原子を含有する。式IにおけるRおよびRが相互
に連結してシクロアルキレン基を形成したとき、かよう
な基は、通常、シクロヘキシレンおよびシクロペンチレ
ンのような5または6個の炭素原子を含有する。
【0029】式IIにおけるアリーレン基(R)は、
通常、フェニレン、ナフタレンおよびビフェニレンのよ
うな炭素原子6〜14個を含有する。式IIにおけるア
ルキレンおよびアルキリデン基(R)は通常1〜約6
個の炭素原子を含有し、そして、メチレン、エチレン、
エチリデン、プロピレン、プロピリデン、ブチレンおよ
びネオペンチレンが含まれる。式IIにおけるシクロア
ルキレン基Rは、通常5または6個の炭素原子を含有
し、そして、シクロペンチレンおよびシクロヘキシレン
が含まれる。アリーレン基、アルキレン基、アルキリデ
ン基およびシクロアルキレン基は、所望ならばハロゲン
原子で置換できる。
【0030】上記の式のXは、ハロ基、好ましくはCl
またはBrであり、最も好ましくはClである。
【0031】若干の特定のオルガノハロホスフェートの
例は:
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】 である。
【0032】使用するオルガノハロホスフェートの量
は、結合剤組成物の重量に基づいて通常約0.05〜約
5%、好ましくは結合剤重量に基づいて約0.1〜約5
%である。
【0033】本発明の使用によって有利になる結合剤組
成物は当業界で公知であり、ある種のフェノール樹脂と
ポリイソシアネート組合せを含有する結合剤組成物であ
る。かようなフェノール/イソシアネート結合剤系は、
使用時またはその周辺で砂の存在下で混合する。典型的
には、かような結合剤組成物は、成分間の早期反応によ
る劣化を防止するために分離した包装(すなわち、マル
チ包装コアバインダー)で販売、輸送および貯蔵され
る。これらの本質的成分と共に溶剤、触媒、各種の添加
剤および公知の他の結合剤が所望によって使用できる
(すなわち、フェノール樹脂およびイソシアネートと共
に使用される。)
【0034】フェノール樹脂成分には、フェノールとア
ルデヒドとの反応生成物から成るフェノール樹脂が含ま
れる。
【0035】フェノールは一般式:
【化15】
【0036】(式中、A、BおよびCは、水素原子、ま
たはヒドロキシル基、または炭化水素基またはオキシ炭
化水素基またはハロゲン原子またはそれらの組合せであ
る)によって表わされる。
【0037】このフェノールは、ビスフェノールAのよ
うな多重環フェノールでもよい。フェノール樹脂は非水
性が好ましい。「非水性」(non−aqueous)
とは、樹脂重量に基づいて約10%以下、好ましくは約
5%以下、さらに好ましくは約1%以下の量の水を含有
するフェノール樹脂の意味である。フェノール樹脂成分
にベンジルエーテル樹脂が含まれるのが好ましい。
【0038】アルデヒドはR′が水素または炭素原子1
〜8個を有する炭化水素基である式R′CHOを有す
る。
【0039】「フェノール樹脂」とは、反応生成物中の
分子の最終混合物が、選定した特定の反応体、これら反
応体の出発時の比、および反応条件(例えば、触媒の種
類、反応の時間および温度、溶剤および(または)存在
する他の成分など)に依存するフェノールとアルデヒド
との反応生成物の意味である。反応生成物、すなわち、
フェノール樹脂は異なる分子の混合物であり、付加生成
物、縮合生成物および未反応フェノールおよび(また
は)未反応アルデヒドのような未反応反応体を広く変化
する比で含有しうる。
【0040】「付加生成物」とは、有機基が前に未反応
であったフェノールまたは縮合生成物の少なくとも1個
の水素で置換された反応生成物の意味である。
【0041】「縮合生成物」とは、2個またはそれ以上
の芳香環が結合した反応生成物の意味である。
【0042】フェノール樹脂は実質的に水を含まず、そ
して、有機溶剤可溶性である。フェノール系成分にはフ
ェノール樹脂の形成において使用し、かつ、重合反応の
ために必要な未置換位置である2個のオルト位置または
1個のオルト位置のいずれかおよびパラ位置が置換され
ていない、任意の1種またはそれ以上のフェノールが含
まれる。フェノール環の残留炭素原子の任意の1個、全
部が置換されていてもよく、または全く置換されていな
くてもよい。置換基の性質は広く変化でき、そして、唯
一の必要事項はアルデヒドがフェノールのオルト位置お
よび(または)パラ位置でフェノールと重合するのを置
換基が妨害しないことである。フェノール樹脂の形成に
使用される置換フェノールには、アルキル置換フェノー
ル、アリール置換フェノール、シクロアルキル置換フェ
ノール、アリールオキシ置換フェノールおよびハロゲン
置換フェノールが含まれ、前記の置換基は炭素原子1〜
26個を含有し、好ましくは炭素原子1〜12個を含有
する。
【0043】好適なフェノールの例には、フェノール
2,6−キシレノール、o−クレゾール、m−クレゾー
ル、p−クレゾール、3,5−キシレノール、3,4−
キシレノール、2,3,4−トリメチルフェノール、3
−エチルフェノール、3,5−ジエチルフェノール、p
−ブチルフェノール、3,5−ジブチルフェノール、p
−アミルフェノール、p−シクロヘキシルフェノール、
p−オクチルフェノール、3,5−ジシクロヘキシルフ
ェノール、p−フェニルフェノール、p−クロチルフェ
ノール、3,5−ジメトキシフェノール、3,4,5−
トリメトキシフェノール、p−エトキシフェノール、p
−ブトキシフェノール、3−メチル−4−メトキシフェ
ノールおよびp−フェノキシフェノールが含まれる。ビ
スフェノールAのような多重環フェノールも好適であ
る。
【0044】かようなフェノールは一般式:
【化16】
【0045】(式中、A、BおよびCは、水素原子、ま
たはヒドロキシル基または炭化水素基またはオキシ炭化
水素基またはハロゲン原子またはこれらの組合せであ
る)によって表わすことができる。フェノール成分は、
アルデヒドと反応してフェノール樹脂を形成するのが好
ましく、さらに好ましくはベンジルエーテル樹脂を形成
する。
【0046】フェノールと反応するアルデヒドには、ホ
ルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデ
ヒド、フルフラールアルデヒドおよびベンザルアルデヒ
ドのようなフェノール樹脂の形成にこれまでに使用され
ている任意のアルデヒドが含まれる。
【0047】使用されるアルデヒドは、一般に式
【化17】R′CHO
【0048】(式中、R′は水素または炭素原子1〜8
個を含有する炭化水素基である)を有する。最も好まし
いアルデヒドはホルムアルデヒドである。
【0049】本発明の結合剤組成物において使用できる
フェノール樹脂の好ましい部類は、上記に引用したU.
S.P.3,485,797に記載されている。結合剤
組成物に使用できるフェノール樹脂には、レゾールまた
はA−段階樹脂またはノボラック樹脂のいずれかも含ま
れ、これらの樹脂をポリイソシアネートおよび注形用骨
材と混合し、触媒の使用によって硬化させたときは、工
業的用途に好適な十分な強度および他の性質を有する中
子を形成する。レゾール樹脂の方がノボラック樹脂より
好ましい。レゾールまたはレゾール樹脂のさらに高度に
重合した形態であるB−段階樹脂は一般には不適当であ
る。使用する樹脂は、液体または有機溶剤可溶性でなけ
ればならない。有機溶剤中への溶解性は、骨材上に結合
剤を均一に分布させるのに望ましいことである。
【0050】フェノール樹脂中に水が実質的に不存在で
あることは、本発明の結合剤組成物の水との反応性に鑑
みて望ましいことである。フェノール樹脂の混合物が使
用できる。
【0051】結合剤組成物のフェノール樹脂成分は、前
記したように、一般に有機溶剤中の溶液として使用され
る。溶剤の性質および影響に関しては、下記にさらに詳
細に説明する。使用する溶剤の量は結合剤組成物が骨材
上を均一に被覆し、かつ、混合物の均一な反応が行なわ
れるのに十分でなければならない。フェノール樹脂のた
めの特定の溶剤の濃度は、使用するフェノール樹脂の種
類およびその分子量に依存する。一般に溶剤濃度は、樹
脂溶液の80重量%まで、好ましくは20〜80%の範
囲内であろう。フェノール成分の粘度をGardner
−HoltスケールでX−1未満に保つことが好まし
い。
【0052】結合剤組成物の第二成分または包装は、好
ましくは2〜5個のイソシアネート基を有する脂肪族、
脂環式または芳香族ポリイソシアネートから成る。所望
ならば有機ポリイソシアネートの混合物が使用できる。
好適なポリイソシアネートには、4,4′−ジシクロヘ
キシルメタンジイソシアネートおよびそのジメチル誘導
体のような脂肪族ポリイソシアネートが含まれる。好適
なポリイソシアネートの別の例は、1,5−ナフタレン
ジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネ
ート、キシリレンジイソシアネートおよびそれらのメチ
ル誘導体;ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、
クロロフェニレン−2,4−ジイソシアネートな等であ
る。イソシアネートの混合物も使用できる。
【0053】ポリイソシアネートはフェノール樹脂を硬
化させるのに十分な濃度で使用される。ポリイソシアネ
ートは一般に、フェノール樹脂の重量に基づいて10〜
500重量%の範囲内で使用されるであろう。フェノー
ル樹脂重量に基づいて20〜300重量%のポリイソシ
アネートの使用が好ましい。ポリイソシアネートは液体
形態で使用する。液体ポリイソシアネートは非稀釈形態
で使用できる。固体または粘稠なポリイソシアネート
は、溶剤が溶液の80重量%までの範囲内で存在する有
機溶剤溶液の形態で使用される。最も好ましくは、フェ
ノール樹脂の利用しうるヒドロキシル基に基づいて化学
量論量±約20%の量でイソシアネートを使用すること
である。
【0054】ポリイソシアネートとフェノール樹脂間の
極性の相異が、両成分が相溶性である溶剤の選択の制約
になる。かような相溶性は、本発明の結合剤組成物の反
応並びに硬化を完全に行うために必要である。プロトン
型または非プロトン型溶剤のいずれかの極性溶剤がフェ
ノール樹脂の良好な溶剤であるが、ポリイソシアネート
との相溶性は限定される。芳香族溶剤はポリイソシアネ
ートと相溶性であるが、フェノール樹脂との相溶性が少
ない。従って、溶剤の組合せ、特に芳香族および極性溶
剤の組合せの使用が好ましい。好適な芳香族溶剤は、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンおよびそ
れらの混合物である。好ましい芳香族溶剤は、少なくと
も90%の芳香族含量および280°〜450゜Fの沸
点範囲を有する混合溶剤である。
【0055】極性溶剤は芳香族溶剤と相溶性でなくなる
ような極端に極性であってはならない。好適な極性溶剤
は、一般に、当業界でカップリング(Couplin
g)溶剤として分類されている溶剤で、フルフラール、
フルフリルアルコール、セロソルブアセテート、ブチル
セロソルブ、ブチルカルビトール、ジアセトンアルコー
ルおよび「Texanol」が含まれる。
【0056】これに加えて、本組成物にはU.S.P.
4,268,425に開示されているような乾性油を含
ませることができる。かような乾性油には、2個または
それ以上の二重結合を含有し、空気に曝されたとき酸素
を吸収し不飽和部分の重合の触媒作用をする過酸化物を
生成する脂肪酸のグリセライドを含む。若干の天然乾性
油の例には、大豆油、ヒマワリ油、大麻油、亜麻仁油、
桐油、オイチシカ油、魚油および脱水ヒマシ油並びに各
種のこれらの変性油(例えば、加熱増粘、吹込亜麻仁油
および吹込大豆油のような空気吹込または酸素吹込油)
が含まれる。油に関する上記の論議は、本発明の系を空
気乾燥によって実際に硬化させることを意味するもので
はなく、乾性油の意義を理解する一助とする積りで示す
ものである。グリセリンもしくはペンタエリスリトール
のような多価アルコール又はメチルもしくはエチルアル
コールのような一価アルコールのトール油エステルのよ
うなエチレン状不飽和脂肪酸のエステルも乾性油として
使用できる。所望ならば乾性油の混合物も使用できる。
本発明で使用される好ましい乾性油は亜麻仁油である。
使用される乾性油の量は、一般に、結合剤組成物中の
成分の合計に基づいて少なくとも約2%、好ましくは約
2〜約15%、そして、最も好ましくは約4〜約10重
量%である。乾性油は組成物の溶剤成分の一部と見做す
ことができる。
【0057】これに加えて、溶剤成分にはU.S.P.
3,905,934に開示されている種類のジアルキル
フタレートのような液体ジアルキルエステルも含むこと
ができる。
【0058】このものは好ましくは構造:
【化17】
【0059】(式中、RおよびRは炭素原子1〜1
2個のアルキル基であり、R基中における炭素原子の合
計数は16個を超えない)を有する。好ましくはR
よびRは炭素原子3〜6個のアルキル基であり、R
およびRの炭素原子の合計数は6〜12個の間であ
る。例えば、上記の構造式において、両R基はメチル、
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ヘキシル、イ
ソヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、オクチル、イソ
オクチルおよび前記の他の異性体でよい。
【0060】他のジアルキルエステルには、DBE−5
の商標名でDu Pont社から入手できるようなジメ
チルグルタレート;DBE−6の商標名でDu Pon
t社から入手できるジメチルアジペート;ジメチルスク
シネート;およびDBEの商標名でDu Pont社か
ら入手できるかようなエステルの混合物および炭素原子
12個までのアルコールのジアルキルアジペートおよび
スクシネートが含まれる。
【0061】本発明の結合組成物は、1個の包装にフェ
ノール樹脂、そして他の包装に乾性油を含有するイソシ
アネート成分を有する2個包装系として入手できるのが
好ましい。通常、結合剤成分を一緒にし、次いで、砂ま
たは同様な骨材と混合し、成形用混合物を形成するか、
または前記の成分を骨材と逐次混合することによって混
合物を形成してもよい。結合剤を骨材粒子上に分布する
方法は当業者には周知である。所望により前記の混合物
は酸化鉄、粉砕亜麻繊維、木粉、ピッチ、耐火物粉など
のような他の成分を含有させることができる。
【0062】普通の砂型鋳物用付形物を製造する場合に
使用する骨材は、鋳造作業の間付形物から揮発物質が逃
れることができるように鋳物用付形物中に十分な多孔度
が得られるのに十分大きい粒子寸法を有する。本明細書
で使用する「通常の砂型付形物の用語は、鋳造作業の間
付形物から揮発物質が逃れることができる十分な多孔度
を有する鋳物用付形物をいう。
【0063】鋳物用付形物用として使用される骨材の少
なくとも約80%、好ましくは約90重量%は、一般
に、約50〜約150メッシュ(Tyler Scre
enMesh)より小さい平均粒子寸法を有する。鋳物
用付形物のための骨材は、好ましくは約50〜約150
メッシュ(Tyler Screen Mesh)の間
の平均粒子寸法を有する。普通の鋳物用付形物に使用さ
れる好ましい骨材は、砂の少なくとも約70重量%、好
ましくは少なくとも約85重量%がシリカである。他の
好適な骨材物質には、ジルコン、かんらん石、アルミノ
シリケート砂、クロマイト砂などが含まれる。
【0064】精密鋳物用付形物を製造する場合には、主
要部分および一般的に骨材の少なくとも約80%は15
0メッシュ(Tyler Screen Mesh)よ
り大きくない平均粒子寸法、好ましくは約325〜20
0メッシュ(Tyler Screen Mesh)の
間の平均粒子寸法を有する。精密鋳物用途には骨材の少
なくとも約90重量%は150メッシュ以下、好ましく
は325〜200メッシュの間の粒子寸法を有すること
が好ましい。精密鋳造用途に使用する好ましい骨材は、
溶融石英、ジルコン砂、かんらん石のような珪酸マグネ
シウム砂およびアルミノシリケート砂である。
【0065】セラミックのような耐火物の製造の場合に
は、主要部分および使用する骨材の少なくとも80重量
%は200メッシュ以下、好ましくは325メッシュよ
り大きくない平均粒子寸法を有する。耐火物用の骨材の
少なくとも約90重量%は、200メッシュ以下、好ま
しくは325メッシュより大きくない平均粒子寸法を有
するのが好ましい。耐火物の製造において使用される骨
材は、利用のための焼結を起こさせるのに必要な約15
00°Fより高いような硬化温度に耐えなくてはならな
い。耐火物製造用に使用される若干の好適な骨材の例に
は、酸化アルミニウム、酸化鉛、酸化第二クロム、酸化
ジルコニウム、シリカ、炭化珪素、窒化チタン、窒化硼
素、二珪化モリブデンのような耐火性酸化物、炭化物、
窒化物および珪化物のようなセラミックおよびグラファ
イトのような炭素質物質が含まれる。所望ならば、金属
およびセラミックを含む骨材の混合物も使用できる。
【0066】研磨用物品の製造のための若干の砥粒の例
には、酸化アルミニウム、炭化珪素、炭化硼素、コラン
ダム、ガーネット、金剛砂およびそれらの混合物が含ま
れる。粒度はアメリカ標準局によって等級ずけられるよ
うな通常の等級である。これらの研磨材料およびこれら
の特定の作業のための利用は当業者によって理解されて
おり、本発明によって予想している研磨用物品において
も変らない。これに加えて、研磨用物品の製造における
砥粒と共に無機充填剤が使用できる。少なくとも約85
%の無機充填剤が200メッシュ以下の平均粒子寸法を
有するのが好ましい。少なくとも約95%の無機充填剤
が200メッシュ以下の平均粒子寸法を有するのが最も
好ましい。若干の無機充填剤には、氷晶石、螢石、シリ
カなどが含まれる。砥粒と共に無機充填剤を使用する場
合には、砥粒と無機充填剤との合計重量に基づいて、一
般に約1〜約30重量%の量で存在する。
【0067】使用する骨材は乾燥していることが好まし
いが、骨材の重量に基づいて約0.3重量%まで、また
は多少多いような少量の湿分を含有していてもよい。
【0068】成形用組成物においては、骨材が主要成分
を構成し、結合剤は比較的少量を構成する。普通の砂型
異物用用途では、結合剤の量は骨材の重量に基づいて一
般に約10重量%以下、そして、しばしば約0.5〜約
7重量%の範囲内である。最もしばしば、結合剤含量
は、普通の砂型鋳物用付形物中の骨材の重量に基づいて
約0.6〜約5重量%の範囲である。
【0069】精密鋳造用途のための型および中子では、
結合剤の量は、一般に、骨材の重量に基づいて約40重
量%以下、そして、しばしば約5〜約20重量%の範囲
内である。
【0070】耐火物の場合には、結合剤の量は一般に骨
材の重量に基づいて約40重量%以下、そして、しばし
ば約5〜約20重量%の範囲内である。
【0071】研磨用物品の場合には、結合剤の量は一般
に研磨材または砥粒の重量に基づいて約25重量%以
下、そして、しばしば約5〜約15重量%の範囲内であ
る。使用する骨材は乾燥しているのが好ましいが、砂の
重量に基づいて約1重量%までの湿分は許容できる。使
用する溶剤が水に不混和性の場合、または硬化用として
過剰のポリイソシアネートを必要とするとき、かような
過剰なポリイソシアネートは水と反応するから前記のこ
とが特にあてはまる。
【0072】成形用混合物は所望の形状に成形し、その
後にこれを硬化させる。硬化はU.S.P.3,40
9,579に記載のように成形混合物中を第三アミンを
通過させることによって行う。
【0073】ある種の砂における本発明の結合剤に対す
る貴重な添加剤は一般式:
【化18】
【0074】(式中、R′は炭化水素基であり、好まし
くは炭素原子1〜6個のアルキル基であり、Rはアルキ
ル基が炭素原子1〜6個を有するアルキル基、アルコキ
シ置換アルキル基またはアルキル−アミン−置換アルキ
ル基である)を有するシランである。前記のシランをフ
ェノール系結合剤および硬化剤に基づいて0.1〜2%
の濃度で使用するときこの系の耐湿性を改良する。
【0075】商用として入手できるシランの若干の例
は、Dow Corning Z6040およびUni
on Carbide A−187(γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン);Union Carb
ide A−1100(γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン);Union Carbide A−112
0(N−β(アミノエチル)−γ−アミノ−プロピルト
リメトキシシラン);およびUnion Carbid
e A−1160(ウレイドシラン)である。
【0076】本発明をさらに理解するために、鋳物に関
する次の非限定実施例を示す。別記しない限り、全ての
部は重量で示す。すべての実施例において、鋳物用試料
はジメチルエチルアミンと接触させるいわゆる「コール
ドボックス」(cold−box)法によって硬化させ
る。
【0077】実施例1 100重量部のManley 1L−5W砂を、約48
重量%のフェノールレゾールベンジルエーテルおよひ約
52重量%の、芳香族炭化水素、ケロシン、エステルお
よび離型剤の溶剤混合物を含有するAshland C
hemical社からIsocureTMI 308の
商標名で商用として入手できるフェノール樹脂約0.8
25部と混合する。この混合物に、約0.008部のモ
ノフェニルジクロロホスフェート、および約73重量%
の、Mobay社からのMondur MRのようなポ
リメチレンポリフェニルイソシアネート、および約27
重量%のケロシンおよび芳香族溶剤を含有するIsoc
ureTMII 606の商標名でAshland C
hemical社から商用として入手できるイソシアネ
ート組成物約0.675部を約2分間で混合する。得ら
れた鋳物用混合物を吹込みによってコールドボックス中
に押込む。次いで、CO中のジメチルエチルアミンの
12容量%混合物と40psiで1秒間接触させ、次い
で、4.22kg/cm(60psi)の空気で約4
秒間パージし、それによって標準方法を使用してAFS
引張強さ用試料〔ドッグボーン(dog bone
s)〕を形成する。この組成物は少なくとも5時間の可
使時間を示す。硬化試料は引張強さの試験を行う。硬化
前に5時間熟成させた後の組成物の平均直後引張強さは
5.91kg/cm(約84psi)であり、そし
て、50%の相対湿度および25℃で24時間後では1
0.90kg/cm(約155psi)である。硬化
前の組成物の熟成なしの平均直後引張強さは9.21k
g/cm(約131psi)であり、相対湿度50%
および25℃で1時間後では13.43kg/cm
(約191psi)であり、そして、相対湿度50%
および25℃で24時間後では16.66kg/cm
(約237psi)である。硬化前に3時間熟成させた
組成物の平均直後引張強さは6.61kg/cm(約
94psi)であり、そして、相対湿度50%および2
5℃の周囲条件下24時間後では12.02kg/cm
(約171psi)である。
【0078】比較実施例2 可使時間延長剤を使用しないのを除いて実施例1を繰返
す。硬化前約5時間の熟成後の平均直後引張強さは3.
45kg/cm(約49psi)であり、そして、相
対湿度50%および25℃の周囲条件下24時間後では
6.19kg/cm(約88psi)である。硬化前
に組成物の熟成なしの平均直後引張強さは8.93kg
/cm(約127psi)であり、相対湿度50%お
よび25℃の周囲条件下1時間後では12.73kg/
cm(約181psi)であり、そして、相対湿度5
0%および25℃の周囲条件下24時間後では18.2
8kg/cm(約260psi)である。硬化前の組
成物の約3時間の熟成後の平均直後引張強さは4.78
kg/cm(約68psi)であり、そして、相対湿
度50%および25℃の周囲条件下24時間後では9.
07kg/cm(約129psi)である。
【0079】実施例3 使用したモノフェニルジクロロホスフェートの量が約
0.004重量部であり、フェノール成分が約58重量
%のフェノールレゾールベンジルエーテル樹脂および4
2重量%の、芳香族炭化水素エステル、離型剤およびシ
ランの溶剤部分を含有し;そして、イソシアネート組成
物が約78重量%のポリイソシアネートおよび約22重
量%の、芳香族炭化水素およびケロシンの溶剤混合物を
含有するのを除いて実施例1の方法を繰返す。硬化前に
5時間熟成後の組成物の平均直後引張強さは6.75k
g/cm(約96psi)であり、そして、相対湿度
50%および25℃の周囲条件下24時間後では12.
30kg/cm(約175psi)である。硬化前の
熟成なしの組成物の平均直後引張強さは11.18kg
/cm(約159psi)であり、相対湿度50%お
よび25℃の周囲条件下1時間後では16.10kg/
cm(約229psi)であり、そして、相対湿度5
0%および25℃の周囲条件下24時間後では19.9
0kg/cm(約283psi)である。硬化前の3
時間の熟成後の組成物の平均直後引張強さは8.09k
g/cm(約115psi)であり、そして、相対湿
度50%および25℃の周囲条件下24時間後では1
3.57kg/cm(約193psi)である。
【0080】比較実施例4 可使時間延長剤を使用しないのを除いて実施例3を繰返
す。硬化前の約5時間の熟成後の組成物の平均直後引張
強さは3.30kg/cm(約47psi)であり、
そして、相対湿度50%および25℃の周囲条件下24
時間後では6.19kg/cm(約88psi)であ
る。硬化前の約3時間の熟成後の組成物の平均直後引張
強さは5.13kg/cm(約73psi)であり、
そして、相対湿度50%および25℃の周囲条件下24
時間後では9.21kg/cm(約131psi)で
ある。
【0081】実施例5 可使時間延長剤として約0.0216重量部のジフェニ
ルモノクロロホスフェートを使用したのを除いて実施例
3の方法を繰返す。硬化前の5時間の熟成後の組成物の
平均直後引張強さは4.78kg/cm(約68ps
i)であり、そして、相対湿度50%および25℃の周
囲条件下24時間後では8.37kg/cm(約11
9psi)である。硬化前に熟成なしの組成物の平均直
後引張強さは11.88kg/cm(約169ps
i)であり、そして、相対湿度50%および25℃の周
囲条件下24時間後では18.14kg/cm(約2
58psi)である。
【0082】比較実施例6 可使時間延長剤を使用しないのを除いて実施例5を繰返
す。硬化前の5時間の熟成後の組成物の平均直後引張強
さは2.8kg/cm(約40psi)であり、そし
て、相対湿度50%および25℃の周囲条件下24時間
後では4.85kg/cm(約69psi)である。
硬化前の熟成なしの組成物の平均直後引張強さは11.
46kg/cm(約163psi)であり、そして、
相対湿度50%および25℃の周囲条件下24時間後で
は18.14kg/cm(約258psi)である。
【0083】実施例7 約0.025重量部の
【化19】 を可使時間延長剤としてクロロベンゼン中の45%溶液
として使用したのを除いて実施例3を繰返す。硬化前の
約5時間の熟成後の組成物の平均直後引張強さは9.2
1kg/cm(約131psi)であり、そして、相
対湿度50%および25℃の周囲条件下24時間後では
13.92kg/cm(約198psi)である。硬
化前の約3時間の熟成後の組成物の平均直後引張強さは
10.62kg/cm(約151psi)であり、そ
して、相対湿度50%および25℃の周囲環境下24時
間後では14.91kg/cm(約212psi)で
ある。硬化前の熟成なしの平均直後引張強さは11.3
9kg/cm(約162psi)であり、相対湿度5
0%および25℃の周囲温度下1時間後では13.85
kg/cm(約197psi)であり、そして、相対
湿度50%および25℃の周囲条件下24時間後では1
7.72kg/cm(約252psi)である。
【0084】比較実施例8 可使時間延長剤を使用しないのを除いて実施例7を繰返
す。約5時間の熟成後の組成物は流動性でないため、そ
の平均直接引張強さは測定しない。硬化前の約3時間の
熟成後の組成物の平均直接引張強さは5.20kg/c
(約74psi)であり、そして、相対湿度50%
および25℃の周囲環境下24時間後では8.44kg
/cm(約120psi)である。硬化前の熟成なし
の組成物の平均直接引張強さは11.67kg/cm
(約166psi)であり、相対湿度50%および25
℃の環境条件下1時間後では16.10kg/cm
(約229psi)であり、そして、相対湿度50%
および25℃の周囲条件下24時間後では17.44k
g/cm(約248psi)である。
【0085】実施例1、3、5および7と実施例2、
4、6および8とをそれぞれ比較すると、オルガノハロ
ホスフェートの可使時間延長剤としての有効性が明らか
に証明される。
【0086】実施例1、3、5および7の各々は、本発
明による可使時間延長剤を含有するが、実施例2、4、
6および8は可使時間延長剤を含有しない。これらの結
果は、可使時間延長剤を含有するまたは含有しない組成
物を熟成せずに硬化させたときの引張強さには有意な相
異はないが商業用使用において普通に行うように硬化前
に組成物を熟成させたとき、オルガノハロホスフェート
を含有する組成物の引張強さはオルガノハロホスフェー
トを含有しない組成物の引張強さより有意に大きいこと
を証明している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 175/04 JFG 8620−4J (72)発明者 フェッチャー,ロバート バーナード アメリカ合衆国 43085 オハイオ州,ウ ォーシントン,リレイ アベニュー 487 (72)発明者 ガーダイクス,ジョン ジェイ. アメリカ合衆国 43085 オハイオ州,ウ ォーシントン,マセフィールド,ストリー ト 6756 (72)発明者 ランガー,ヘイモ ジョセフ アメリカ合衆国 43220 オハイオ州,コ ロンバス,ラッシュモアー ドライブ 3735

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)主要量の骨材;および(b)該骨
    材の約40重量%までの有効結合量の結合剤組成物から
    成り、該結合剤組成物が、非水性フェノール樹脂を含む
    樹脂成分と、少なくとも2個のイソシアネート基を含有
    するポリイソシアネートから成る硬化剤成分と、オルガ
    ノハロホスフェートとの混合物からなることを特徴とす
    る成形用組成物。
  2. 【請求項2】 結合剤組成物の量が骨材の重量に基づい
    て約0.6〜約5%である請求項1の組成物。
  3. 【請求項3】 骨材が砂である請求項1の組成物。
  4. 【請求項4】 骨材が砂である請求項2の組成物。
  5. 【請求項5】 鋳物用付形物の製造方法であって: (a)鋳物用骨材と、該骨材の重量に基づいて約10重
    量%までの、非水性フェノール樹脂を含む樹脂成分と、
    少なくとも2個のイソシアネート基を含有するポリイソ
    シアネートから成る硬化剤成分と、オルガノハロホスフ
    ェートとの混合物から成る結合剤組成物とを混合し; (b)工程(a)において得られた鋳物用混合物を型中
    に導入し; (c)該型中において前記の鋳物用混合物を硬化させて
    自己支持性にし、 (d)その後に、工程(c)の前記の付形鋳物用混合物
    を前記の型から取出し、それをさらに硬化させそれによ
    って硬い、固体硬化鋳物用付形物を得る ことを特徴とする前記の方法。
  6. 【請求項6】 結合剤組成物の量が、骨材の重量に基づ
    いて約0.6〜約5%である請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 鋳物用混合物を、コールドボックス方法
    においてアミン蒸気またはエアロゾルと接触させること
    によって硬化させる請求項5の方法。
  8. 【請求項8】 (a)鋳物用骨材と、該骨材の重量に基
    づいて約10重量%までの、非水性フェノール樹脂を含
    む樹脂成分と、少なくとも2個のイソシアネート基を含
    有するポリイソシアネートから成る硬化剤成分と、オル
    ガノハロホスフェートとの混合物から成る結合剤組成物
    とを混合し; (b)工程(a)において得られた鋳物用混合物を型中
    に導入し; (c)該型中において前記の鋳物用混合物を硬化させて
    自己支持性にし、 (d)その後に、工程(c)の前記の付形鋳物用混合物
    を前記の型から取出し、それをさらに硬化させそれによ
    って硬い、固体硬化鋳物用付形物を製造し; (e)前記の付形物中またはその周囲に金属が液体状態
    にある間に該金属を注入し; (f)該金属を冷却させ、かつ、凝固させ、 (g)次いで、前記の成形物品を分離する ことを特徴とする金属の鋳造方法。
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