JPH0527092Y2 - - Google Patents

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JPH0527092Y2
JPH0527092Y2 JP3948387U JP3948387U JPH0527092Y2 JP H0527092 Y2 JPH0527092 Y2 JP H0527092Y2 JP 3948387 U JP3948387 U JP 3948387U JP 3948387 U JP3948387 U JP 3948387U JP H0527092 Y2 JPH0527092 Y2 JP H0527092Y2
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JP
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bed
floor
movable body
guide rail
attached
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、単一の用具でベツド、椅子、ブラ
インド等の役割を成し得る多用途ベツドに関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来の家具は、例えばベツドであればベツドと
して、椅子は椅子としての単一使用だけに供され
るものであつた。したがつてそれら家具は、重立
つて所定位置に設置して使用するのが現状であ
る。
しかし近年の住宅事情から、またワンルームマ
ンシヨン等の出現によつて、限られたスペースを
有効使用するための昇降式ベツドや伸縮式ベツド
が登場した。これらベツドは、使用時にはベツド
を天井側から下降、あるいは側壁側から床側に伸
張させてベツドに用い、不必要時にはベツドを上
昇あるいは収縮させて、床面積を有効活用する形
態としている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来技術には、次のような問題点があつ
た。
イ 既存の家具、例えばベツド、椅子であれば、
床上に設置するため、その面積が専有部分とな
り室内を狭くするという問題点があつた。
ロ 昇降式ベツドの場合には、ベツド架台側にバ
ランサーウエイトや開閉機を設けるために重量
が嵩むとともに構造が複雑となり、しかもコス
ト高になるという問題点があつた。
ハ 伸縮式ベツドの場合には、その脚部に取付け
たキヤスター等で床上を伸縮移動するため、ベ
ツド使用時には側壁側から室内床上にベツドが
張り出し、室内を狭くするという問題点があつ
た。
この考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、構造が簡単な単一用具でベツド、椅子、ブラ
インド等に変姿自在となり、しかも床上を専有す
ることなく移動体高さから床面までの空間を有効
利用が図れる多用途ベツドを提供することを技術
的課題とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記問題点を解決するために、複数
個の支持部材を可撓自在に連結してなる移動体
と、この移動体を両側で案内し少なくとも一連の
天井側、側壁側、床側の2方向以上に取付けたガ
イド体とからなり、前記移動体を水平姿勢、垂直
姿勢及び中立姿勢のいずれの姿勢にも変姿自在に
した多用途ベツドを構造したものである。
〔作用〕
この考案の多用途ベツドによると、単一用具で
ある移動体をガイド体に沿つて移動し水平姿勢に
すれば、ベツド仕様、ハンガー仕様として使用で
き、移動体を垂直姿勢とすればブラインド仕様と
して使用でき、更に移動体を水平姿勢と垂直姿勢
の中間となる中立姿勢とすれば、椅子仕様として
使用可能となるものである。
〔実施例〕
この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面の第1図はこの考案に係る多用途ベツドの
全体斜視図、第2図はパイプの断面図、第3図は
ガイドレールの部分斜視図、第4図はロツク機構
を示す正面図である。
多用途ベツドAは第1図に示すように、移動体
Bと、この移動体Bを案内するガイドレールC
と、前記移動体BをガイドレールCの任意の位置
で固定するロツク機構Dと、前記移動体Bをガイ
ドレールCに沿つて移動する巻取機構Eとで構成
している。
上記移動体Bは、ステンレス、スチール、アル
ミ材等からなる複数本のパイプ1(複数個のパネ
ルでもよい)をリンク材2を介してパイプ同士を
一定間隔あけた平行状に連結し、全体としてリン
ク材2を支点として可撓自在にしている。このパ
イプ1は第2図に示すように、その外周にビニー
ルレザーを被着したウレタン3を被覆して、クツ
シヨン性を高めている。更にパイプ1には、連結
した他のパイプとの間隔より長いフイン4を回動
自在に取付け、壁側すなわち室内側に向けない方
向に延出している。上記フイン4を取付けること
により、上記移動体Bを垂直姿勢としたときに、
フイン4の先端側がその下に位置するパイプの外
周に接触して、日除けのためのブラインドに供す
るようにしている。また各パイプ1の両端部に
は、ベアリング内蔵のローラ5を夫々取付け、上
記ガイドレールCに収嵌して移動体Bを滑動する
ようにしている。
上記ガイドレールCは、第3図に示すように断
面視略コ字形に形成するとともに、その対向しな
い一辺には係止孔6を複数個任意の位置に穿設し
てあり、その外側にはトロカバー7を固着してい
る。更に上記ガイドレールC内には、図示しない
ワイヤロープの移動を案内する溝部8を形成して
いる。このガイドレールCの取付態様は第1図に
おいては、窓9側の壁に隣接する相対向する側壁
内に、夫々の開口側を対向させて、しかも開口側
のみを露出させて埋設している。このガイドレー
ルCは、天井側には水平状に、窓9側壁には垂直
状に、そして床面上より適宜の高さ位置に床側と
平行な水平状に一連状に取付けてあり、夫々の水
平部と垂直部の交差部は、なだらかに湾曲させ、
上記移動体Bがスムースに移動できるようにして
いる。
次に上記ロツク機構Dについて説明する。上記
ロツク機構Dは、第1図及び第4図に示すよう
に、上記移動体Bにおける上昇時の最下部側、す
なわち第1図ベツド仕様の場合には室内側手前の
裏面側にその操作部D′を取付けている。このロ
ツク機構Dの操作部D′は、第4図に示すように、
前記移動体Bのパイプ1間に基板10を取付け、
その中心部に中心ピン11により操作レバー12
を左右方向に回動自在に支持している。上記操作
レバー12には、上記中心ピン11の上下位置に
ピン13,14により夫々ロツド受け15,16
を支持し、これらロツド受け15,16を基板1
0に形成した切欠17,18に案内して移動可能
にしている。更にこのロツド受け15,16に
は、夫々圧縮スプリング19,20の一端部を掛
止し、他端部を基板10に掛止し、常時は圧縮ス
プリング19,20の付勢力により操作レバー1
2を閉位置方向に付勢している。(第4図におい
て操作レバー12を実線で示す位置)上記ロツド
受け15,16には、ロツド21,22の基端側
を挿入してピン等で固着し、その先端側は、両側
に配設したガイドレールC側に延出して、上記操
作レバー12の閉位置状態で上記ガイドレールC
の係止孔6に挿通する長さに形成している。した
がつて操作レバー12を矢印F方向に操作して想
像線で示す開位置の上記とすれば、ロツド21,
22が夫々矢印方向に移動して係止孔6から外
れ、上記移動体BをガイドレールCに沿つて自在
に移動可能にする。
更に上記巻取機構Eについて説明する。この巻
取機構Eは、第1図に示すように上記ガイドレー
ルCの天井側終端部の両側壁間に回転自在に巻取
シヤフト23を横架している。この巻取シヤフト
23には2個の捩りスプリング24,25を夫々
取付けてあるとともに、両端側にはドラム26,
27を取付け、上記移動体Bの両側ガイドレール
C内位置に夫々一端側を取付け、他端側をこれら
ドラム26,27に取付けた上記図示しないワイ
ヤロープを巻取るようにしている。上記ワイヤロ
ープに連結された移動体Bは捩りスプリング2
4,25の付勢力によつてバランスが保持され、
常時移動体Bを上がり勝手方向に付勢している。
次に以上のように構成した多用途ベツドAの作
動を、第1図及び第5図ないし第7図に基づいて
説明する。
まず、多用途ベツドAをベツド仕様とする場合
には、第1図の状態にするために、ロツク機構D
の操作レバー12を開位置に操作して移動体Bを
ガイドレールCに沿つて下動させ床側に水平姿勢
に位置させ、ベツド仕様位置のガイドレールCの
係止孔6にロツド21,22を挿通して、移動体
Bを固定して、ベツドとして使用する。この場合
移動体Bの上には、ふとんやベツドマツト等を敷
いて使用するとよい。また第7図に示すように、
ガイドレールCの床側端部を上方向へ湾曲させて
おくことにより、ふとん等が落下するのを防止で
きることになる。
次に第5図に示すように移動体Bをブラインド
仕様として使用する場合には、操作レバー12を
操作して移動体Bをベツド仕様から解いて上動さ
せ、ガイドレールCにおける垂直姿勢位置すなわ
ちブラインド仕様位置に穿設した係止孔6にロツ
ド21,22を挿通して固定すれば、窓9側から
室内に差し込む日差しの日除けとして使用できる
ことになる。
また上記床側水平姿勢と垂直姿勢との中間位置
となる中立姿勢として移動体Bを移動して第6図
に示す状態で固定すれば、椅子仕様として使用で
きることになる。
更に移動体Bを、第7図に示すように天井側水
平姿勢に位置させることにより、物干し等のハン
ガー仕様として使用できることになる。
なお、この考案におけるガイドレールは、側壁
に埋設することなく、アングル材を介して外部付
けとしてもよい。またガイドレールは必ずしも天
井側、窓側、床側の3方向に配設することに限る
ことなく、室内適宜の高さの水平姿勢と垂直姿勢
にガイドレールを配設した2方向の形態としても
よい。あるいは、水平姿勢から相対向する夫々の
側壁への垂直姿勢の3方向、又は天井側、床側の
水平姿勢、相対向する両側壁の垂直姿勢で移動体
が循環する4方向としてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成したので、次のよ
うな効果がある。
イ 移動体はガイドレールに沿つて移動可能であ
り、適宜の位置でベツド、椅子、ブラインド等
の用途として単一用具で兼用できるので、ベツ
ド、椅子、ブラインド等の専用具を用いること
なく限られた室内スペースを広く使用できると
ともにその有効利用が図れる。
ロ 多用途ベツドは床面に設置する家具類と異な
り、床面に専有面積を必要とせず、しかも、移
動体高さから床面までは空間域となるので、そ
の空間域に他の家具類等が設置でき、室内を広
く、かつ有効に使用できるものである。
ハ 多用途ベツドは、構成部材も少なく、構造が
簡単で、コストの低減が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図はこの考案に係る多用途ベツドの
全体斜視図、第2図はパイプの断面図、第3図は
ガイドレールの部分斜視図、第4図はロツク機構
を示す正面図、第5図は多用途ベツドのブライン
ド仕様を示す説明図、第6図は同椅子仕様を示す
説明図、第7図は同ハンガー仕様を示す説明図で
ある。 A……多用途ベツド、B……移動体、C……ガ
イドレール(ガイド体)、D……ロツク機構、
D′……操作部、E……巻取機構、1……パイプ
(支持部材)、2……リンク材、4……フイン、6
……係止孔、12……操作レバー、21,22…
…ロツド、23……巻取シヤフト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の支持部材を可撓自在に連結してなる移
    動体と、この移動体を両側で案内し少なくとも一
    連の天井側、側壁側、床側の2方向以上に取付け
    たガイド体とからなり、前記移動体を水平姿勢、
    垂直姿勢及び中立姿勢のいずれの姿勢にも変姿自
    在に構成したことを特徴とする多用途ベツド。
JP3948387U 1987-03-18 1987-03-18 Expired - Lifetime JPH0527092Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3948387U JPH0527092Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3948387U JPH0527092Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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Publication Number Publication Date
JPS63146556U JPS63146556U (ja) 1988-09-27
JPH0527092Y2 true JPH0527092Y2 (ja) 1993-07-09

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ID=30852691

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JP3948387U Expired - Lifetime JPH0527092Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITBO20090264A1 (it) * 2009-04-30 2010-11-01 Fabrizio Moro Letto a baldacchino a struttura antisismica con meccanismo di chiusura a gravita'

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Publication number Publication date
JPS63146556U (ja) 1988-09-27

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