JPH0527088B2 - - Google Patents
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- JPH0527088B2 JPH0527088B2 JP57234976A JP23497682A JPH0527088B2 JP H0527088 B2 JPH0527088 B2 JP H0527088B2 JP 57234976 A JP57234976 A JP 57234976A JP 23497682 A JP23497682 A JP 23497682A JP H0527088 B2 JPH0527088 B2 JP H0527088B2
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- JP
- Japan
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- light
- dichroic
- splitter
- polarizing
- color
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3141—Constructional details thereof
- H04N9/315—Modulator illumination systems
- H04N9/3167—Modulator illumination systems for polarizing the light beam
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は液晶ライトバルブプロジエクタ(投写
器)に関し、特にオイル結合ダイクロイツクを有
する2色の液晶ライトバルブプロジエクタに関す
る。
器)に関し、特にオイル結合ダイクロイツクを有
する2色の液晶ライトバルブプロジエクタに関す
る。
(従来の技術)
この種の既知の液晶ライトバルブの開発は近年
盛んになつており、高品質の大型プロジエクタが
開発されてきた。反射モードの液晶ライトバルブ
は薄膜の多層構造のものであり、この多層構造に
は、液晶層、誘電体ミラー、光阻止層および2枚
の透明電極間に挟持された光感応層が設けられて
いる。偏光された投写ビームをこの液晶層を介し
て誘電体ミラーに当てる。例えば陰極線管によつ
て発生したような低輝度の入力像をこの光感応層
に与えられるので、これによつて、光感応層から
液晶層への電極間の電界をスイツチングして液晶
を作動させている。液晶層を通過すると共に誘電
体ミラーから反射した直線偏向性の投写光を、光
導体上に入射された情報に従つて偏光変調する。
従つて、例えば高解像度の入力像のような複合分
散光を光導電性表面に焦点合せを行なうと、この
像がレプリカに変換され、これが適当な倍率で投
写され、観察用スクリーン上に高輝度の像が形成
される。米国特許第4019807号(D.D.Boswell)、
1977年4月26日発行、には、このような高性能の
反射モード液晶ライトバルブが開示されている。
盛んになつており、高品質の大型プロジエクタが
開発されてきた。反射モードの液晶ライトバルブ
は薄膜の多層構造のものであり、この多層構造に
は、液晶層、誘電体ミラー、光阻止層および2枚
の透明電極間に挟持された光感応層が設けられて
いる。偏光された投写ビームをこの液晶層を介し
て誘電体ミラーに当てる。例えば陰極線管によつ
て発生したような低輝度の入力像をこの光感応層
に与えられるので、これによつて、光感応層から
液晶層への電極間の電界をスイツチングして液晶
を作動させている。液晶層を通過すると共に誘電
体ミラーから反射した直線偏向性の投写光を、光
導体上に入射された情報に従つて偏光変調する。
従つて、例えば高解像度の入力像のような複合分
散光を光導電性表面に焦点合せを行なうと、この
像がレプリカに変換され、これが適当な倍率で投
写され、観察用スクリーン上に高輝度の像が形成
される。米国特許第4019807号(D.D.Boswell)、
1977年4月26日発行、には、このような高性能の
反射モード液晶ライトバルブが開示されている。
また、上述タイプの液晶ライトバルブを用いた
グラフイツクデイスプレイプロジエクタが、1979
年発行のSID、国際シンポジウム、技術ダイジエ
スト版(5月)、第22〜23頁の“Application of
the Liquid Crystal Light Valve”に記載され
ている。このデイスプレイシステムは、本願発明
が部分的、しかし必修的ではないが関連している
タイプのものであり、暗青色の背景上に黄−白文
字を有する大型の像を投影するものである。この
システムには、入力像を与える陰極線管と、平行
光束された輝度出力ビームおよび必要な光偏光性
を与える投写光学系と、入力と出力機能のインタ
ーフエイスを行う液晶ライトバルブとから成つて
いる。
グラフイツクデイスプレイプロジエクタが、1979
年発行のSID、国際シンポジウム、技術ダイジエ
スト版(5月)、第22〜23頁の“Application of
the Liquid Crystal Light Valve”に記載され
ている。このデイスプレイシステムは、本願発明
が部分的、しかし必修的ではないが関連している
タイプのものであり、暗青色の背景上に黄−白文
字を有する大型の像を投影するものである。この
システムには、入力像を与える陰極線管と、平行
光束された輝度出力ビームおよび必要な光偏光性
を与える投写光学系と、入力と出力機能のインタ
ーフエイスを行う液晶ライトバルブとから成つて
いる。
このシステムではキセノンアーク灯のような高
出力光源を用い、コリメート用(二平行光束形成
用)および偏光光源を介して液晶ライトバルブを
照射している。このキセノンアーク灯から放射さ
れた火を偏光用主プリズムへ伝達し、ここでこの
光は“S”および“P”成分に分離される。この
“P”成分はこのプリズムを通過し、“S”成分は
ライトバルブへ向つて反射されるようになる。陰
極線管によつて表示された情報が光フアイバ部に
よつてライトバルブの一側端へ伝達され、これに
よつて、偏光状態を“S”から“P”へ変化させ
るようになる。従つて、この光がプリズムを通つ
て伝達され、投写レンズによつてスクリーン上に
結像される。この場合、この主プリズムはアナラ
イザとして機能し、偏光の変調を輝度または強度
の変調に変換するようになる。
出力光源を用い、コリメート用(二平行光束形成
用)および偏光光源を介して液晶ライトバルブを
照射している。このキセノンアーク灯から放射さ
れた火を偏光用主プリズムへ伝達し、ここでこの
光は“S”および“P”成分に分離される。この
“P”成分はこのプリズムを通過し、“S”成分は
ライトバルブへ向つて反射されるようになる。陰
極線管によつて表示された情報が光フアイバ部に
よつてライトバルブの一側端へ伝達され、これに
よつて、偏光状態を“S”から“P”へ変化させ
るようになる。従つて、この光がプリズムを通つ
て伝達され、投写レンズによつてスクリーン上に
結像される。この場合、この主プリズムはアナラ
イザとして機能し、偏光の変調を輝度または強度
の変調に変換するようになる。
(発明が解決しようとする課題)
投写された像の質は一般に輝度、解像度および
コントラストの関数となる。一般に像の質の改善
は、主偏光用プリズムの前方の光学通路中に予偏
光プリズム(prepolarizing prism)を配置する
ことによつて実現される。この予偏光プリズムは
主偏光プリズム(main polarizing prism)にお
ける欠点をいくらか克服するのに役立つものであ
る。しかし、この主偏光プリズムによつて一方の
偏光光線を伝達し、他方の光線を反射する場合、
100%の機能が発揮されるのではなく、不所望な
偏光の光線がライトバルブに到達されると共に、
この光線は変調され、主偏光プリズムを介して投
写レンズに反射されて戻つてしまう欠点がある。
この結果、カラー歪やコントラストおよび解像度
の低下を招くことになる。
コントラストの関数となる。一般に像の質の改善
は、主偏光用プリズムの前方の光学通路中に予偏
光プリズム(prepolarizing prism)を配置する
ことによつて実現される。この予偏光プリズムは
主偏光プリズム(main polarizing prism)にお
ける欠点をいくらか克服するのに役立つものであ
る。しかし、この主偏光プリズムによつて一方の
偏光光線を伝達し、他方の光線を反射する場合、
100%の機能が発揮されるのではなく、不所望な
偏光の光線がライトバルブに到達されると共に、
この光線は変調され、主偏光プリズムを介して投
写レンズに反射されて戻つてしまう欠点がある。
この結果、カラー歪やコントラストおよび解像度
の低下を招くことになる。
コストの点から、予偏光プリズムを主偏光プリ
ズムと同一に設計するので、一般にそれらは同様
の反射および伝達特性を有するものである。これ
ら2つのプリズムを組み合せて用いる場合、加算
効果によつて投写像の質を著しく改善することが
できる。この予偏光プリズムによつて、主偏光プ
リズムを照明するビームから一方の偏光光線を殆
んど除去することができる。従つて主偏光プリズ
ムがビームに作用して不所望な残りの光線を殆ん
ど除去することができる。
ズムと同一に設計するので、一般にそれらは同様
の反射および伝達特性を有するものである。これ
ら2つのプリズムを組み合せて用いる場合、加算
効果によつて投写像の質を著しく改善することが
できる。この予偏光プリズムによつて、主偏光プ
リズムを照明するビームから一方の偏光光線を殆
んど除去することができる。従つて主偏光プリズ
ムがビームに作用して不所望な残りの光線を殆ん
ど除去することができる。
また他の応用例として、第2の液晶ライトバル
ブを用いて、強調された情報の表示能力や多種類
の表示が可能となる。しかしながらこの応用例で
は、ライトバルブが光の偏光を必要とするが、予
偏光プリズムによつて除去される偏光が必要な場
合においては予偏光プリズムを使用することは問
題となる。この結果、第2のライトバルブを使用
することは、投写した像の質の点で妥協しなけれ
ばならない欠点がある。
ブを用いて、強調された情報の表示能力や多種類
の表示が可能となる。しかしながらこの応用例で
は、ライトバルブが光の偏光を必要とするが、予
偏光プリズムによつて除去される偏光が必要な場
合においては予偏光プリズムを使用することは問
題となる。この結果、第2のライトバルブを使用
することは、投写した像の質の点で妥協しなけれ
ばならない欠点がある。
本発明は、オイル結合したダイクロイツクを有
する2チヤネルカラー選択できる予偏光器を提供
するものである。
する2チヤネルカラー選択できる予偏光器を提供
するものである。
(課題を解決するための手段およびその作用)
本発明は予偏光ビームスプリツタを含むもので
あり、このビームスプリツタによつて光源からの
光線を予偏光を与えて第1および第2の偏光状態
を有する第1および第2のビームに分割してい
る。第1および第2のダイクロイツク分割器を設
けて、第1ビームから第1色の光線を取り出すと
共に、第2ビームから第2色の光線を取り出して
いる。各分割器から得られた光は偏向されると共
に平行にされた単色ビームとなる。この分割器の
出射光をビーム合成器で単一ビームに再合成し、
この単一ビームを第2のビームスプリツタ(主プ
リズム)へ向けて伝達させる。この主プリズムに
よつて単一ビームを分割すると共に、第2および
第3の孔を介して第1および第2偏光の光を向わ
せる。これら第2および第3の孔に装着された液
晶ライトバルブによつて入射光の偏向状態を変調
して、これを第4の孔へ向わせるための主プリズ
ムへ戻すようにする。このようにして、全体のシ
ステムによつてオイル結合した光学構成を利用し
て2チヤンネル予偏光特性を実現している。
あり、このビームスプリツタによつて光源からの
光線を予偏光を与えて第1および第2の偏光状態
を有する第1および第2のビームに分割してい
る。第1および第2のダイクロイツク分割器を設
けて、第1ビームから第1色の光線を取り出すと
共に、第2ビームから第2色の光線を取り出して
いる。各分割器から得られた光は偏向されると共
に平行にされた単色ビームとなる。この分割器の
出射光をビーム合成器で単一ビームに再合成し、
この単一ビームを第2のビームスプリツタ(主プ
リズム)へ向けて伝達させる。この主プリズムに
よつて単一ビームを分割すると共に、第2および
第3の孔を介して第1および第2偏光の光を向わ
せる。これら第2および第3の孔に装着された液
晶ライトバルブによつて入射光の偏向状態を変調
して、これを第4の孔へ向わせるための主プリズ
ムへ戻すようにする。このようにして、全体のシ
ステムによつてオイル結合した光学構成を利用し
て2チヤンネル予偏光特性を実現している。
(実施例)
以下図面を参照し乍ら本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図は本発明の第1実施例10を示し、これ
には容器12が設けられており、この容器12は
金属、プラスチツク、ガラスまたは他の適当な剛
性材料から製造されている。本例ではガラスであ
る。この容器の寸法は、偏光子が入射光線に対し
予め決められた角度で配置され、この条件の下で
最もコンパクトとなるように決められる。この容
器は1/4インチ厚の壁を有する中空構造である。
また、この容器の外形寸法は、以下に説明するよ
うなこれと組み合せた光学素子の寸法に関連して
決められる。この容器を、屈折率が1.622を有す
る光学的グレードオイルで充満させる。また、他
の屈折率を有するガラスまたはオイルを用いるこ
とができる。この場合他の屈折率のオイルまたは
ガラスを用いることにより後述するように光学素
子の設計を変える必要がある。この容器12は、
側面14,16、背面18,20、頂面22、前
面24、および下面26,28,30および32
を有するものである。これら表面14〜32には
溝、ポストまたは特殊な接着剤(図示せず)が設
けられ、これらは光学素子を適当な配列で維持し
たり、これらの間の空間を効果的にシールするた
めのものである。後述するように、これら表面1
4,16,24および32は透明なものであり、
このシステム中に光線が入射および出射するため
の孔を形成する。
には容器12が設けられており、この容器12は
金属、プラスチツク、ガラスまたは他の適当な剛
性材料から製造されている。本例ではガラスであ
る。この容器の寸法は、偏光子が入射光線に対し
予め決められた角度で配置され、この条件の下で
最もコンパクトとなるように決められる。この容
器は1/4インチ厚の壁を有する中空構造である。
また、この容器の外形寸法は、以下に説明するよ
うなこれと組み合せた光学素子の寸法に関連して
決められる。この容器を、屈折率が1.622を有す
る光学的グレードオイルで充満させる。また、他
の屈折率を有するガラスまたはオイルを用いるこ
とができる。この場合他の屈折率のオイルまたは
ガラスを用いることにより後述するように光学素
子の設計を変える必要がある。この容器12は、
側面14,16、背面18,20、頂面22、前
面24、および下面26,28,30および32
を有するものである。これら表面14〜32には
溝、ポストまたは特殊な接着剤(図示せず)が設
けられ、これらは光学素子を適当な配列で維持し
たり、これらの間の空間を効果的にシールするた
めのものである。後述するように、これら表面1
4,16,24および32は透明なものであり、
このシステム中に光線が入射および出射するため
の孔を形成する。
面32は入射用孔を形成する。この面は、屈折率
1.54を有するシヤープカツトガラススコツト
GG47Sフイルタである。この面32にコーテイ
ングを施して紫外線を反射させて過熱を防止して
いる。このコーテイングは波長λ=390nm(即ち、
光学的厚さ)で形成する。これには、深さd=
1.49倍の四分の一波長で屈折率n=1.92の第1層
が形成されている。この第1層を、屈折率n=
1.46で深さd=0.5倍の四分の一波長の層を10層
と、n=2.32で深さ4=四分の一波長の第2層
と、n=1.46で深さd=0.5倍の四分の一波長の
第3層とで重畳する。これら重ねた層をn=1.55
で深さd=1.49倍の四分の一波長の最後の層で重
畳する。このコーテイングは赤色および緑色波長
用の非反射コーテイングの機能も有する。
1.54を有するシヤープカツトガラススコツト
GG47Sフイルタである。この面32にコーテイ
ングを施して紫外線を反射させて過熱を防止して
いる。このコーテイングは波長λ=390nm(即ち、
光学的厚さ)で形成する。これには、深さd=
1.49倍の四分の一波長で屈折率n=1.92の第1層
が形成されている。この第1層を、屈折率n=
1.46で深さd=0.5倍の四分の一波長の層を10層
と、n=2.32で深さ4=四分の一波長の第2層
と、n=1.46で深さd=0.5倍の四分の一波長の
第3層とで重畳する。これら重ねた層をn=1.55
で深さd=1.49倍の四分の一波長の最後の層で重
畳する。このコーテイングは赤色および緑色波長
用の非反射コーテイングの機能も有する。
予偏光ビームスプリツタ(prepolarizing
beamsplitter)34を容器12内に装着するの
で、これの横軸(例えば図示34の狭幅面を横断
する方向に想定した横断軸)は面14,16間に
存在するようになる。これは面32で紫外線フイ
ルタと光学的に整列配置される。この予偏光ビー
ムスプリツタ34を、複屈折が6nm/cm以下で屈
折率n=1.62のガラスまたは光学グレード融解シ
リカで製造する。またこの予偏光器34は7.6″×
2.6″×1/8″の寸法を有する板である。また予偏
光器(prepolarizer)34は上側部分36および
下側部分38を有し、この下側部分38が予偏光
ビームスプリツタ(第1の偏光ビームスプリツ
タ)として作動する。この上側部分36がビーム
合成器(2ビームを単一ビームにまとめる手段)
として作動する。このビームスプリツタ34は薄
膜コーテイングされており、これは光学的厚さλ
=500nmとなつている。このコーテイングは、n
=2.05で深さd=1.557倍の1/4波長の第1層と、
n=1.35で深さd=0.994倍の1/4波長の第2層
と、更に、n=2.32、深さd=1.157倍の1/4波長
の別の第1層とn=1.35、d=1.988倍の1/4波長
の別の第2層とから成る一組の層を5組層にした
層と、その上にn=2.32、d=1.157倍の1/4波長
の層で、その上にn=1.35、d=0.994倍の1/4波
長の層で覆い、最後にn=2.05、d=1.557倍の
1/4波長の層で形成されている。
beamsplitter)34を容器12内に装着するの
で、これの横軸(例えば図示34の狭幅面を横断
する方向に想定した横断軸)は面14,16間に
存在するようになる。これは面32で紫外線フイ
ルタと光学的に整列配置される。この予偏光ビー
ムスプリツタ34を、複屈折が6nm/cm以下で屈
折率n=1.62のガラスまたは光学グレード融解シ
リカで製造する。またこの予偏光器34は7.6″×
2.6″×1/8″の寸法を有する板である。また予偏
光器(prepolarizer)34は上側部分36および
下側部分38を有し、この下側部分38が予偏光
ビームスプリツタ(第1の偏光ビームスプリツ
タ)として作動する。この上側部分36がビーム
合成器(2ビームを単一ビームにまとめる手段)
として作動する。このビームスプリツタ34は薄
膜コーテイングされており、これは光学的厚さλ
=500nmとなつている。このコーテイングは、n
=2.05で深さd=1.557倍の1/4波長の第1層と、
n=1.35で深さd=0.994倍の1/4波長の第2層
と、更に、n=2.32、深さd=1.157倍の1/4波長
の別の第1層とn=1.35、d=1.988倍の1/4波長
の別の第2層とから成る一組の層を5組層にした
層と、その上にn=2.32、d=1.157倍の1/4波長
の層で、その上にn=1.35、d=0.994倍の1/4波
長の層で覆い、最後にn=2.05、d=1.557倍の
1/4波長の層で形成されている。
このビームスプリツタ34の横軸が入射孔32
の面と水平となるようにこのビームスプリツタ3
4が装着されている。赤色通過フイルタ(第1の
ダイクロイツク分割器)35を予偏光器34と面
28と30との交差面との間に装着する。また緑
色通過フイルタ(第2のダイクロイツク分割器)
37をこの予偏光器34と、面18と20との交
差面との間に装着する。これら各フイルタは屈折
率n=1.62、複屈折が6nm/cm以下である光学グ
レードの融解シリカより製造される。その寸法は
2.9″×2.6″×1.8″である。赤色フイルタ35をコ
ーテイングすることによつて赤色光を通過させる
と共に他の色光線を反射させる。このコーテイン
グは、n=2.32でd=1.228倍の1/4λの第1層
と、n=1.46でd=0.5倍の1/4λの別の第1層
を13層組み合せた層と、n=2.32でd=1倍の
1/4λの第2層と、n=1.46でd=0.5倍の1/
4λの第3層と、n=2.32でd=1.228倍の1/4λ
の層を最後の層として複数層で製造される。これ
は光学的厚さλ=492nmを有するようになる。
の面と水平となるようにこのビームスプリツタ3
4が装着されている。赤色通過フイルタ(第1の
ダイクロイツク分割器)35を予偏光器34と面
28と30との交差面との間に装着する。また緑
色通過フイルタ(第2のダイクロイツク分割器)
37をこの予偏光器34と、面18と20との交
差面との間に装着する。これら各フイルタは屈折
率n=1.62、複屈折が6nm/cm以下である光学グ
レードの融解シリカより製造される。その寸法は
2.9″×2.6″×1.8″である。赤色フイルタ35をコ
ーテイングすることによつて赤色光を通過させる
と共に他の色光線を反射させる。このコーテイン
グは、n=2.32でd=1.228倍の1/4λの第1層
と、n=1.46でd=0.5倍の1/4λの別の第1層
を13層組み合せた層と、n=2.32でd=1倍の
1/4λの第2層と、n=1.46でd=0.5倍の1/
4λの第3層と、n=2.32でd=1.228倍の1/4λ
の層を最後の層として複数層で製造される。これ
は光学的厚さλ=492nmを有するようになる。
同様に、緑色フイルタ37にコーテイングを施
して緑色光を通過させると共に他色光線を反射さ
せる。このコーテイングは、n=2.32でd=0.85
倍の1/4λの深さを有する最初および最後の層
から成り、これら層の間に、15組の層が挟持され
ている。この各組の層には、n=2.05,d=0.5
倍の1/4λ波長の第1層と、n=1.6,d=1.0倍
の1/4λ波長の第2層と、n=2.05,d=0.5倍
の1/4λ波長の第3層とから成つている。この
一組の層の光学的厚みはλ=640nmである。
して緑色光を通過させると共に他色光線を反射さ
せる。このコーテイングは、n=2.32でd=0.85
倍の1/4λの深さを有する最初および最後の層
から成り、これら層の間に、15組の層が挟持され
ている。この各組の層には、n=2.05,d=0.5
倍の1/4λ波長の第1層と、n=1.6,d=1.0倍
の1/4λ波長の第2層と、n=2.05,d=0.5倍
の1/4λ波長の第3層とから成つている。この
一組の層の光学的厚みはλ=640nmである。
第1ミラー40を面28の内側面に配置する。
このミラー40は複屈折が6nm/cm以下の既知な
構造である。これには光学的薄膜コーテイングは
不要である。このミラー40を屈折率n=1.62の
Schott F2ガラスで製造できる。このミラーの
寸法は4.3″×2.9″×1/8″である。
このミラー40は複屈折が6nm/cm以下の既知な
構造である。これには光学的薄膜コーテイングは
不要である。このミラー40を屈折率n=1.62の
Schott F2ガラスで製造できる。このミラーの
寸法は4.3″×2.9″×1/8″である。
第2ミラー42を面20の内側面に配置する。
このミラー42は寸法(3.7″×2.9″×1/8″)以
外の点は全て同一である。
このミラー42は寸法(3.7″×2.9″×1/8″)以
外の点は全て同一である。
主偏光器44は本発明の第2偏光ビームスプリ
ツタである。この第2ビームスプリツタ44を予
偏光ビームスプリツタ34に対してねじつて配置
してあるので、これの横軸(例えば図示44面を
上下に横断する方向に想定した横断軸)は面22
と26との間に存在して、これは予偏光ビームス
プリツタ34の横軸と直角を成すようになる。こ
の結果、ビームスプリツタ用および色分離用プレ
ートは偏光セクシヨンにおける共通垂直面に対し
て直角を成し、主偏光器におけるすべてのプレー
トは水平面に対して垂直となる。このことによつ
て2つの利益がもたらされる。先ず第1に、この
ことによつて照明光が予偏光路34の下方から垂
直線上に導入されるので物理的な不都合を軽減で
きるようになる。第2に偏光用ビームスプリツタ
性能を改善できるようになる。計算結果によれ
ば、ライトバルブおよび出射窓にトリムフイルタ
を設ける必要性を回避できる改善が成された。こ
のような性能の改善は以下のような事実の結果に
よるものである。即ち、最新式の偏光器によれ
ば、伝達による偏光は反射による偏光より効果的
であるとの事実によるものである。換言すれば、
この予偏光器34によつて赤色フイルタ35を通
つてS偏光された光線を反射させると共に、緑色
フイルタ37を通つてP偏光された光線を透過す
る場合に、P偏光光線のいくらかが赤色フイルタ
35へ反射されることである。90°のねじりを与
えないと共に、経済的理由により主偏光器の設計
が予偏光器34と同じものであるために、この主
偏光器も同様にP偏光された緑色光線のいくらか
を赤色ライトバルブへ反射させるようになる。こ
のことによつて、光線を弱らせる赤色トリムフイ
ルタを赤色ライトバルブの前面に設けて反射され
たP偏光緑色光を除去する必要性が生じてしま
う。このような問題点を以下の事実によつて更に
悪化させてしまうようになる。即ち、オフ状態に
おけるP偏光された緑色光の緑色ライトバルブへ
の伝達によつて、このP偏光緑色光が主偏光器4
4へ反射されて戻つてしまうことである。この光
線の大部分が主偏光器44を通過すると共に照明
システムへ戻るようになる。しかし乍ら、再びP
偏光された緑色光のいくらかが、このビームスプ
リツタ44によつて赤色ライトバルブへ反射され
てしまう。この光が投写スクリーンに到達して像
のコントラストを低下させてしまうようになる。
ツタである。この第2ビームスプリツタ44を予
偏光ビームスプリツタ34に対してねじつて配置
してあるので、これの横軸(例えば図示44面を
上下に横断する方向に想定した横断軸)は面22
と26との間に存在して、これは予偏光ビームス
プリツタ34の横軸と直角を成すようになる。こ
の結果、ビームスプリツタ用および色分離用プレ
ートは偏光セクシヨンにおける共通垂直面に対し
て直角を成し、主偏光器におけるすべてのプレー
トは水平面に対して垂直となる。このことによつ
て2つの利益がもたらされる。先ず第1に、この
ことによつて照明光が予偏光路34の下方から垂
直線上に導入されるので物理的な不都合を軽減で
きるようになる。第2に偏光用ビームスプリツタ
性能を改善できるようになる。計算結果によれ
ば、ライトバルブおよび出射窓にトリムフイルタ
を設ける必要性を回避できる改善が成された。こ
のような性能の改善は以下のような事実の結果に
よるものである。即ち、最新式の偏光器によれ
ば、伝達による偏光は反射による偏光より効果的
であるとの事実によるものである。換言すれば、
この予偏光器34によつて赤色フイルタ35を通
つてS偏光された光線を反射させると共に、緑色
フイルタ37を通つてP偏光された光線を透過す
る場合に、P偏光光線のいくらかが赤色フイルタ
35へ反射されることである。90°のねじりを与
えないと共に、経済的理由により主偏光器の設計
が予偏光器34と同じものであるために、この主
偏光器も同様にP偏光された緑色光線のいくらか
を赤色ライトバルブへ反射させるようになる。こ
のことによつて、光線を弱らせる赤色トリムフイ
ルタを赤色ライトバルブの前面に設けて反射され
たP偏光緑色光を除去する必要性が生じてしま
う。このような問題点を以下の事実によつて更に
悪化させてしまうようになる。即ち、オフ状態に
おけるP偏光された緑色光の緑色ライトバルブへ
の伝達によつて、このP偏光緑色光が主偏光器4
4へ反射されて戻つてしまうことである。この光
線の大部分が主偏光器44を通過すると共に照明
システムへ戻るようになる。しかし乍ら、再びP
偏光された緑色光のいくらかが、このビームスプ
リツタ44によつて赤色ライトバルブへ反射され
てしまう。この光が投写スクリーンに到達して像
のコントラストを低下させてしまうようになる。
主偏光器44における90°ねじりによつてSお
よびP偏光された光線の役割を交換するので、主
偏光器44によつてS偏光された緑色光およびP
偏光された赤色光が見られる。主偏光器44には
P偏光された緑色光が存在しないので、赤色ライ
トバルブにトリムフイルタを設ける必要がなくな
る。従つて、システム全体の効率が上がり、投写
された像が明るくなる。更に、P偏光された緑色
光がスクリーン上に投写されず、投写像はより強
いコントラストを有するようになる。
よびP偏光された光線の役割を交換するので、主
偏光器44によつてS偏光された緑色光およびP
偏光された赤色光が見られる。主偏光器44には
P偏光された緑色光が存在しないので、赤色ライ
トバルブにトリムフイルタを設ける必要がなくな
る。従つて、システム全体の効率が上がり、投写
された像が明るくなる。更に、P偏光された緑色
光がスクリーン上に投写されず、投写像はより強
いコントラストを有するようになる。
主偏光器44をn=1.62を有するSchott F2
ガラスで製造できる。主偏光器44を、光線がこ
の偏光器44の縦軸線に対して48°の角度で偏光
器44に入射するように装着する。この偏光器4
4の寸法は3.4″×2.5″×1/4″である。上述した
ように、主偏光プリズム44は予偏光ビームスプ
リツタ34と同一の薄膜コーテイングを有するよ
うになる。
ガラスで製造できる。主偏光器44を、光線がこ
の偏光器44の縦軸線に対して48°の角度で偏光
器44に入射するように装着する。この偏光器4
4の寸法は3.4″×2.5″×1/4″である。上述した
ように、主偏光プリズム44は予偏光ビームスプ
リツタ34と同一の薄膜コーテイングを有するよ
うになる。
ソース(光源)70およびコリメート光学系7
2を入射面32と光学的に整列させて装着する。
液晶ライトバルブ74,76を表面16および2
4とそれぞれ並列に装着する。陰極管78,80
を液晶ライトバルブ74,76のそれぞれに光学
的に整列させて装着する。
2を入射面32と光学的に整列させて装着する。
液晶ライトバルブ74,76を表面16および2
4とそれぞれ並列に装着する。陰極管78,80
を液晶ライトバルブ74,76のそれぞれに光学
的に整列させて装着する。
作動において、ソース70によつて非偏光性光
線を放射し、これをレンズ72で平行光線とする
と共に、UVフイルタによつて面32でフイルタ
する。このフイルタを掛けられた平行な非偏光性
光線が予偏光ビームスプリツタ34上に48°の角
度で入射する。S偏光された光線が赤色フイルタ
35を透過し、ミラー40によつて反射されて予
偏光器34の上側部分36へ向う。P偏光された
光線が緑色フイルタ37を透過し、ミラー42に
よつて反射されて予偏光ビームスプリツタ34の
上側部分36へ向う。予偏光ビームスプリツタ3
4によつてこれらビームを単一ビームに再合成す
ると共に、主偏光器44へ向つて反射させる。上
述したように、主偏光器44は予偏光器34の横
軸に対して直角を成す横軸を有するので、入射光
線に対しての偏光状態は逆になる。予偏光器34
の赤色出力光Sは主偏光器44に関してP偏光赤
色となり、液晶ライトバルブ76へ伝達されるよ
うになる。同様に、予偏光器34を介して伝達さ
れたP偏光緑色光はS偏光緑色光として主偏光器
44で反射されライトバルブ74へ向うようにな
る。これらライトバルブ74および76によつて
従来の方法で陰極線管78,80によつて得られ
た書込み光線に従つて入射光の偏光状態を変調す
る。偏光変調された光線を主偏光路44に戻し、
ここで偏光の変調が強度の変調に変わると共に、
これが投写レンズ84へ伝達される。ここで、前
述した光学コーテイングの多くは、ニユーヨーク
のGenesee Company of Rochesterによつて薄
膜コンピユータプログラムにより設計および性能
評価されたものである。
線を放射し、これをレンズ72で平行光線とする
と共に、UVフイルタによつて面32でフイルタ
する。このフイルタを掛けられた平行な非偏光性
光線が予偏光ビームスプリツタ34上に48°の角
度で入射する。S偏光された光線が赤色フイルタ
35を透過し、ミラー40によつて反射されて予
偏光器34の上側部分36へ向う。P偏光された
光線が緑色フイルタ37を透過し、ミラー42に
よつて反射されて予偏光ビームスプリツタ34の
上側部分36へ向う。予偏光ビームスプリツタ3
4によつてこれらビームを単一ビームに再合成す
ると共に、主偏光器44へ向つて反射させる。上
述したように、主偏光器44は予偏光器34の横
軸に対して直角を成す横軸を有するので、入射光
線に対しての偏光状態は逆になる。予偏光器34
の赤色出力光Sは主偏光器44に関してP偏光赤
色となり、液晶ライトバルブ76へ伝達されるよ
うになる。同様に、予偏光器34を介して伝達さ
れたP偏光緑色光はS偏光緑色光として主偏光器
44で反射されライトバルブ74へ向うようにな
る。これらライトバルブ74および76によつて
従来の方法で陰極線管78,80によつて得られ
た書込み光線に従つて入射光の偏光状態を変調す
る。偏光変調された光線を主偏光路44に戻し、
ここで偏光の変調が強度の変調に変わると共に、
これが投写レンズ84へ伝達される。ここで、前
述した光学コーテイングの多くは、ニユーヨーク
のGenesee Company of Rochesterによつて薄
膜コンピユータプログラムにより設計および性能
評価されたものである。
次に、本発明の第2の実施例10′の頂面図を
第2図に示し、斜視図を第3図に示す。この斜視
図には頂面プレート12′および底面プレート1
4′が図示されており、第4図で示すようにこれ
らは鏡像である。これらの各々は溝18′〜3
6′を有しており、これら溝によつて種々のガラ
ス部材を所定位置に保持している。また、これら
プレート14′および16′によつてポスト38′
〜48′を包囲し、これらポストによつて溝中に
設けたガラス部材間の空間を有効にシールする。
頂面プレートは底面プレートの鏡像であるので、
溝およびポストは整列状態となる。プレート1
4′,16′をガラス、プラスチツク、金属または
他の適当な剛性材料で製造できる。第4図で示す
ように、各プレートは不規則な多角形形状であ
る。後述するように、このような形状となつたの
は、光学部品を精密に並置させる必要性から決め
られたものである。
第2図に示し、斜視図を第3図に示す。この斜視
図には頂面プレート12′および底面プレート1
4′が図示されており、第4図で示すようにこれ
らは鏡像である。これらの各々は溝18′〜3
6′を有しており、これら溝によつて種々のガラ
ス部材を所定位置に保持している。また、これら
プレート14′および16′によつてポスト38′
〜48′を包囲し、これらポストによつて溝中に
設けたガラス部材間の空間を有効にシールする。
頂面プレートは底面プレートの鏡像であるので、
溝およびポストは整列状態となる。プレート1
4′,16′をガラス、プラスチツク、金属または
他の適当な剛性材料で製造できる。第4図で示す
ように、各プレートは不規則な多角形形状であ
る。後述するように、このような形状となつたの
は、光学部品を精密に並置させる必要性から決め
られたものである。
容器10′の外壁50′をガラス、プラスチツク
または他の適当な透明材料で製造する。また容器
10′の入射孔および出射孔が適当な透明材料で
製造されるならば、この外壁50′を不透明材料
に出来る。この外壁50′には複数個の平面5
2′−72′が含まれている。また内側部材が適当
に整列されている限りにおいては、容器10′の
外形は精密にする必要はない。上述したようにポ
ストおよび溝の機能は構成部品の整列状態を維持
するものである。
または他の適当な透明材料で製造する。また容器
10′の入射孔および出射孔が適当な透明材料で
製造されるならば、この外壁50′を不透明材料
に出来る。この外壁50′には複数個の平面5
2′−72′が含まれている。また内側部材が適当
に整列されている限りにおいては、容器10′の
外形は精密にする必要はない。上述したようにポ
ストおよび溝の機能は構成部品の整列状態を維持
するものである。
光学フイルタ74′をポスト38′および40′
間の溝18′中に装着する。このフイルタ74′を
ガラス、プラスチツクまたは他の適当な透明材
料、例えばSchott GG495シヤープカツト黄色フ
イルタで製造する。またこのフイルタ74′の入
射表面76′には高効率の非反射コーテイングを
施し、これによつて紫外線を波する。また、こ
れの反対表面78′にはコーテイングは不要であ
る。このフイルタの寸法は2.8″×2.8″×1/8″で
ある。このフイルタ74′は、容器10′の外側表
面50′とほぼ平行な面内に装着されている。
間の溝18′中に装着する。このフイルタ74′を
ガラス、プラスチツクまたは他の適当な透明材
料、例えばSchott GG495シヤープカツト黄色フ
イルタで製造する。またこのフイルタ74′の入
射表面76′には高効率の非反射コーテイングを
施し、これによつて紫外線を波する。また、こ
れの反対表面78′にはコーテイングは不要であ
る。このフイルタの寸法は2.8″×2.8″×1/8″で
ある。このフイルタ74′は、容器10′の外側表
面50′とほぼ平行な面内に装着されている。
予偏光ビームスプリツタ80′をポスト40′と
44′との間の溝22′中に装着する。このビーム
スプリツタ80′を光学グレード融解シリカで製
造する。このシリカの屈折率は1.46であり、複屈
折は10nm/cm以下である。プレートの寸法は10
−1/16″×2.8″×1/8″である。コスト低減す
るならば、このプレートを半分にし、5−1/
32″の2つのセグメントにする。このプレート8
0′の入射面82′上に5層から成る薄膜コーテイ
ングを施す。この各層のコーテイングは、第1層
と第2層とから成つており、それぞれ屈折率
(n)=1.46で深さ=1/4波長(λ)およびn=
2.32で深さ=1/4λである。この層厚は光学的波
長でnmで表わされる。オイル媒質の屈折率n=
1.46である。本例において、通常の入射に対して
57.5または58°の配置によつてビームスプリツタ
80′は最良のコントラストになり、小さな入射
角度で大きな寸法となる。
44′との間の溝22′中に装着する。このビーム
スプリツタ80′を光学グレード融解シリカで製
造する。このシリカの屈折率は1.46であり、複屈
折は10nm/cm以下である。プレートの寸法は10
−1/16″×2.8″×1/8″である。コスト低減す
るならば、このプレートを半分にし、5−1/
32″の2つのセグメントにする。このプレート8
0′の入射面82′上に5層から成る薄膜コーテイ
ングを施す。この各層のコーテイングは、第1層
と第2層とから成つており、それぞれ屈折率
(n)=1.46で深さ=1/4波長(λ)およびn=
2.32で深さ=1/4λである。この層厚は光学的波
長でnmで表わされる。オイル媒質の屈折率n=
1.46である。本例において、通常の入射に対して
57.5または58°の配置によつてビームスプリツタ
80′は最良のコントラストになり、小さな入射
角度で大きな寸法となる。
ミラー86′をポスト38′と42′間の溝2
0′中に装着する。このミラー86′は既知な構造
のもので、複屈折は12nm/cm以下である。ミラ
ーの寸法は5″×2.8″×1/8″である。このミラー
86′の表面88′を鏡面にする必要がある。また
これの表面90′を黒化させる。
0′中に装着する。このミラー86′は既知な構造
のもので、複屈折は12nm/cm以下である。ミラ
ーの寸法は5″×2.8″×1/8″である。このミラー
86′の表面88′を鏡面にする必要がある。また
これの表面90′を黒化させる。
第2のミラー92′をポスト40′および44′
間の溝24′中に装着する。この第2のミラー9
2′の構造はその寸法(4−1/8″×2.8″×1/
8″)が異なるだけで他は第1ミラー86′と同一
なものである。このミラー92′の内側表面9
4′を反射面とし、外側表面96′を黒化する。
間の溝24′中に装着する。この第2のミラー9
2′の構造はその寸法(4−1/8″×2.8″×1/
8″)が異なるだけで他は第1ミラー86′と同一
なものである。このミラー92′の内側表面9
4′を反射面とし、外側表面96′を黒化する。
赤色ダイクロイツクフイルタ104′をポスト
44′と予偏光ビームスプリツタ80′との間の溝
28′中に装着する。この赤色フイルタ104′を
光学的グレード融解シリカで製造し、n=1.46で
複屈折を10nm/cm以下とする。緑色ダイクロイ
ツクフイルタ98′の寸法は2″×2.8″×1/8″で
ある。このフイルタ98′の前面106′上にコー
テイングを施し、これによつて緑色光線を有効に
通過させると共に他の色彩光線を反射させる。こ
のコーテイングには13層の薄膜層から成つてい
る。各層は第1層、第2層および第3層から成つ
ており、各層の屈折率(n)と光学的厚みは以下
の通りである。
44′と予偏光ビームスプリツタ80′との間の溝
28′中に装着する。この赤色フイルタ104′を
光学的グレード融解シリカで製造し、n=1.46で
複屈折を10nm/cm以下とする。緑色ダイクロイ
ツクフイルタ98′の寸法は2″×2.8″×1/8″で
ある。このフイルタ98′の前面106′上にコー
テイングを施し、これによつて緑色光線を有効に
通過させると共に他の色彩光線を反射させる。こ
のコーテイングには13層の薄膜層から成つてい
る。各層は第1層、第2層および第3層から成つ
ており、各層の屈折率(n)と光学的厚みは以下
の通りである。
第1層:n=1.46、1/2倍の1/4λ厚、
第2層:n=2.32、 1倍の1/4λ厚、
第3層:n=1.46、1/2倍の1/4λ厚(深
さ) となつている。これら1セツトの層を更にn=
2.32で深さ1.228倍の1/4λの層で挟持している。
この構造は光学的厚さλ=496nmである。
さ) となつている。これら1セツトの層を更にn=
2.32で深さ1.228倍の1/4λの層で挟持している。
この構造は光学的厚さλ=496nmである。
緑色ダイクロイツクフイルタ98′をポスト4
2′と予偏光ビームスプリツタ80′間の溝26′
中に装着する。この緑色フイルタ98′はその寸
法(2″×2.8″×1/8″)が異なるだけでその他の
構造は赤色フイルタ104′と同一である。これ
の表面100′を2枚の追加の層の間で挟持され
た13組の薄膜層でコーテイングし、これを2枚の
最終層で挟持する。これら13組の層の各1組の層
は、第1の層(n=1.46、深さ=0.125λ)と、第
2の層(n=2.32、深さ=0.25λ)と、第3の層
(n=1.46、深さ=0.125λ)とから成つている。
これら13組の薄膜層は追加の2層によつて挟持さ
れており各々はn=1.46で深さ0.84倍の1/4λを
有している。そしてこの層を最後にn=2.32で深
さ0.84倍の1/4λの最終層で挟持する。全体の構
造の光学的厚さはλ=664nmである。これらフイ
ルタ98′および104′の各々には縁部が形成さ
れており、この縁部は傾斜されており、予偏光ビ
ームスプリツタ80′、ミラー86′および92′
ならびにポスト42′および44′と近接相互接触
するようになつている。
2′と予偏光ビームスプリツタ80′間の溝26′
中に装着する。この緑色フイルタ98′はその寸
法(2″×2.8″×1/8″)が異なるだけでその他の
構造は赤色フイルタ104′と同一である。これ
の表面100′を2枚の追加の層の間で挟持され
た13組の薄膜層でコーテイングし、これを2枚の
最終層で挟持する。これら13組の層の各1組の層
は、第1の層(n=1.46、深さ=0.125λ)と、第
2の層(n=2.32、深さ=0.25λ)と、第3の層
(n=1.46、深さ=0.125λ)とから成つている。
これら13組の薄膜層は追加の2層によつて挟持さ
れており各々はn=1.46で深さ0.84倍の1/4λを
有している。そしてこの層を最後にn=2.32で深
さ0.84倍の1/4λの最終層で挟持する。全体の構
造の光学的厚さはλ=664nmである。これらフイ
ルタ98′および104′の各々には縁部が形成さ
れており、この縁部は傾斜されており、予偏光ビ
ームスプリツタ80′、ミラー86′および92′
ならびにポスト42′および44′と近接相互接触
するようになつている。
主ビームスプリツタ110′をポスト44′と4
6′との間の溝30′中に装着する。これの縁部を
傾斜させて、予偏光ビームスプリツタ80′とト
リムフイルタまたは後述するライトバルブ出射窓
112′とを近接相互接触させる。この主ビーム
スプリツタ110′を光学グレード等方性融解シ
リカで製造し、これのn=1.46で複屈折を2nm/
cm以下とする。この主ビームスプリツタ110′
を、光線が57.5°の入射角となるように予偏光ビ
ームスプリツタ80′に対して装着する。このビ
ームスプリツタ110′の寸法は3−3/4″×
2.8″×1/4″である。またこれには予偏光ビーム
スプリツタ80′と同一の複層の薄膜コーテイン
グを施す。
6′との間の溝30′中に装着する。これの縁部を
傾斜させて、予偏光ビームスプリツタ80′とト
リムフイルタまたは後述するライトバルブ出射窓
112′とを近接相互接触させる。この主ビーム
スプリツタ110′を光学グレード等方性融解シ
リカで製造し、これのn=1.46で複屈折を2nm/
cm以下とする。この主ビームスプリツタ110′
を、光線が57.5°の入射角となるように予偏光ビ
ームスプリツタ80′に対して装着する。このビ
ームスプリツタ110′の寸法は3−3/4″×
2.8″×1/4″である。またこれには予偏光ビーム
スプリツタ80′と同一の複層の薄膜コーテイン
グを施す。
ライトバルブ出射窓またはトリムフイルタ11
2′および118′のそれぞれをポスト42′と4
6′ならびに46′と48′の間の溝32′と34′
中に装着する。これらフイルタ112′,11
8′は光学グレード融解シリカで製造し、それの
複屈折は3nm/cm以下である。これの高さは
2″で、幅は2.8″および頂部での深さは0.14″で底部
での深さは0.25″である。これらライトバルブ出
射窓112′,118′の側面を第5図に示す。表
面112′には緑色ダイクロイツクフイルタ9
8′のと同じ薄膜設計のコーテイングを施し、ま
た表面122′には赤色ダイクロイツクフイルタ
104′のと同じ薄膜設計のコーテイングを施し
てコスト/性能を考慮している。
2′および118′のそれぞれをポスト42′と4
6′ならびに46′と48′の間の溝32′と34′
中に装着する。これらフイルタ112′,11
8′は光学グレード融解シリカで製造し、それの
複屈折は3nm/cm以下である。これの高さは
2″で、幅は2.8″および頂部での深さは0.14″で底部
での深さは0.25″である。これらライトバルブ出
射窓112′,118′の側面を第5図に示す。表
面112′には緑色ダイクロイツクフイルタ9
8′のと同じ薄膜設計のコーテイングを施し、ま
た表面122′には赤色ダイクロイツクフイルタ
104′のと同じ薄膜設計のコーテイングを施し
てコスト/性能を考慮している。
投写レンズ出射窓132′をポスト44′および
48′間の溝36′内に装着する。この窓132′
を複屈折が10nm/cm以下の光学グレード融解シ
リカで製造する。これの一方の表面を500〜
700nmの高効率の非反射コーテイングを施す。こ
のレンズの寸法は2″×2.8″×1/4″である。
48′間の溝36′内に装着する。この窓132′
を複屈折が10nm/cm以下の光学グレード融解シ
リカで製造する。これの一方の表面を500〜
700nmの高効率の非反射コーテイングを施す。こ
のレンズの寸法は2″×2.8″×1/4″である。
第3図は実施例10′の動作状態を示す。光源
134′およびコリメート光学系136′をフイル
タ74′と光学的に整列させて装着する。液晶ラ
イトバルブ138′および140′をライトバルブ
出射窓112′,118′のそれぞれと平行に装着
する。陰極線管142′および144′をこれらラ
イトバルブ138′,140′のそれぞれと光学的
に整列させて装着する。
134′およびコリメート光学系136′をフイル
タ74′と光学的に整列させて装着する。液晶ラ
イトバルブ138′および140′をライトバルブ
出射窓112′,118′のそれぞれと平行に装着
する。陰極線管142′および144′をこれらラ
イトバルブ138′,140′のそれぞれと光学的
に整列させて装着する。
動作において、先ず光源134′から非偏光性
の白色光が放射され、これをレンズ136′によ
つて平行光線にして、UVフイルタ74′によつ
て波する。このようにして波された平行な非
偏光光線がが57.5°の角度で予偏光ビームスプリ
ツタ80′に入射される。“S”偏光された光線が
ミラー86′へ向つて反射されると共に“P”偏
光された光線がこの予偏光ビームスプリツタ8
0′を通過してミラー92′へ向うようになる。こ
の“S”偏光された光線がミラー86′で反射さ
れて緑色フイルタ98′へ向い、他方“P”偏光
された光線がミラー92′で反射されて赤色フイ
ルタ104′へ向うようになる。緑色フイルタ9
8′によつて“S”偏光された緑色光を予偏光ビ
ームスプリツタ80′へ伝達する。一方、赤色フ
イルタ104′によつて“P”偏光された赤色光
を予偏光ビームスプリツタ80′へ伝達する。こ
の予偏光ビームスプリツタによつてこれらフイル
タ98′および104′の出力光を再合成して単一
ビームにし、この単一ビームを主偏光ビームスプ
リツタ110′に57.5°の入射角で入射させる。
の白色光が放射され、これをレンズ136′によ
つて平行光線にして、UVフイルタ74′によつ
て波する。このようにして波された平行な非
偏光光線がが57.5°の角度で予偏光ビームスプリ
ツタ80′に入射される。“S”偏光された光線が
ミラー86′へ向つて反射されると共に“P”偏
光された光線がこの予偏光ビームスプリツタ8
0′を通過してミラー92′へ向うようになる。こ
の“S”偏光された光線がミラー86′で反射さ
れて緑色フイルタ98′へ向い、他方“P”偏光
された光線がミラー92′で反射されて赤色フイ
ルタ104′へ向うようになる。緑色フイルタ9
8′によつて“S”偏光された緑色光を予偏光ビ
ームスプリツタ80′へ伝達する。一方、赤色フ
イルタ104′によつて“P”偏光された赤色光
を予偏光ビームスプリツタ80′へ伝達する。こ
の予偏光ビームスプリツタによつてこれらフイル
タ98′および104′の出力光を再合成して単一
ビームにし、この単一ビームを主偏光ビームスプ
リツタ110′に57.5°の入射角で入射させる。
“S”偏光された緑色光は反射されて、液晶ラ
イトバルブ出射窓112′として作動する緑色ダ
イクロイツクトリムフイルタへ向けて伝達され、
他方、“P”偏光された赤色光は透過されて、第
2の液晶ライトバルブ出射窓118′として作動
する赤色ダイクロイツクフイルタへ伝達される。
この光は窓112′,118′を出射すると共にラ
イトバルブ138′,140′をそれぞれ照射す
る。既知の方法に従つて、これらライトバルブ1
38′,140′によつて入射光線の偏光性を陰極
線管142′,144′からの書込み信号に従つて
変調する。従つて、偏光変調された光が窓11
2′と118′を経て主プリズム110′に戻つて
来る。主プリズム110′によつてこれらライト
バルブからの偏光変調された光を分析して、この
偏光状態に依つて透過または反射させて投写レン
ズ出射窓132′へ向ける。このように合成され
たビームは投写光学系146′へ向う。この光学
系は投写レンズ出射窓132′と整列されている。
イトバルブ出射窓112′として作動する緑色ダ
イクロイツクトリムフイルタへ向けて伝達され、
他方、“P”偏光された赤色光は透過されて、第
2の液晶ライトバルブ出射窓118′として作動
する赤色ダイクロイツクフイルタへ伝達される。
この光は窓112′,118′を出射すると共にラ
イトバルブ138′,140′をそれぞれ照射す
る。既知の方法に従つて、これらライトバルブ1
38′,140′によつて入射光線の偏光性を陰極
線管142′,144′からの書込み信号に従つて
変調する。従つて、偏光変調された光が窓11
2′と118′を経て主プリズム110′に戻つて
来る。主プリズム110′によつてこれらライト
バルブからの偏光変調された光を分析して、この
偏光状態に依つて透過または反射させて投写レン
ズ出射窓132′へ向ける。このように合成され
たビームは投写光学系146′へ向う。この光学
系は投写レンズ出射窓132′と整列されている。
ここで、これらビームスプリツタの設計は、前
述した設計会社によつて行われている。
述した設計会社によつて行われている。
以上詳述したように本願発明の一実施例を開示
した。本願発明は上述実施例のみに限定されず
種々の変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、他の設計の容器を用いることもできる。ま
た、赤色および緑色フイルタによつて波される
べき偏光成分の選択に関して、他の選択方法も採
用できる。これに加えて、他のダイクロイツクフ
イルタを利用することもできる。例えば、予偏光
ビームスプリツタ34を単一のビームスプリツタ
にする必要はなく、この代りに2枚の別個の予偏
光ビームスプリツタとすることもできる。また上
述した実施例では屈折率n=1.622の光学的グレ
ードオイル中に浸していたが、他の屈折率のオイ
ルまたはガラスをシステムの設計に応じて選択す
ることもできる。
した。本願発明は上述実施例のみに限定されず
種々の変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、他の設計の容器を用いることもできる。ま
た、赤色および緑色フイルタによつて波される
べき偏光成分の選択に関して、他の選択方法も採
用できる。これに加えて、他のダイクロイツクフ
イルタを利用することもできる。例えば、予偏光
ビームスプリツタ34を単一のビームスプリツタ
にする必要はなく、この代りに2枚の別個の予偏
光ビームスプリツタとすることもできる。また上
述した実施例では屈折率n=1.622の光学的グレ
ードオイル中に浸していたが、他の屈折率のオイ
ルまたはガラスをシステムの設計に応じて選択す
ることもできる。
この発明では、予偏光ビームスプリツタ38の
横断軸と主偏光ビームスプリツタ44の横断軸と
が互いに90度の角度をなしている。この90度のね
じれをもつた主偏光ビームスプリツタ44によつ
てS偏光された緑色光およびP偏光された赤色光
が得られる。するとP偏光された緑色光がなくな
るのでこの緑色光のためのトリムフイルタを赤色
ライトバルブに用いる必要がなくなる。するとこ
のフイルタによる光量の減衰がないのでシステム
全体の効率が上がり、より明るい投写像を得るこ
とができる。さらにP偏光された緑色光が投写像
スクリーンに行かないので投写像のコントラスト
をよりはつきりさせることができる。
横断軸と主偏光ビームスプリツタ44の横断軸と
が互いに90度の角度をなしている。この90度のね
じれをもつた主偏光ビームスプリツタ44によつ
てS偏光された緑色光およびP偏光された赤色光
が得られる。するとP偏光された緑色光がなくな
るのでこの緑色光のためのトリムフイルタを赤色
ライトバルブに用いる必要がなくなる。するとこ
のフイルタによる光量の減衰がないのでシステム
全体の効率が上がり、より明るい投写像を得るこ
とができる。さらにP偏光された緑色光が投写像
スクリーンに行かないので投写像のコントラスト
をよりはつきりさせることができる。
第1図は本発明像投写器の第1実施例を線図的
に表わした斜視図、第2図は同じく第2実施例を
線図的に表わした断面図、第3図は第2実施例の
斜視図、第4図は第2実施例の頂面図、第5図は
第2実施例のライトバルブ出射窓の側面図であ
る。 10,10′……ライトバルブ投写器、34,
80′……予偏光ビームスプリツタ、44,11
0′……主偏光ビームスプリツタ、35,10
4′……赤色フイルタ、37,98′……緑色フイ
ルタ、74,76,138′,140′……ライト
バルブ、70,134′……光源、78,80,
142′,144′……陰極線管、84,146′
……投写レンズ。
に表わした斜視図、第2図は同じく第2実施例を
線図的に表わした断面図、第3図は第2実施例の
斜視図、第4図は第2実施例の頂面図、第5図は
第2実施例のライトバルブ出射窓の側面図であ
る。 10,10′……ライトバルブ投写器、34,
80′……予偏光ビームスプリツタ、44,11
0′……主偏光ビームスプリツタ、35,10
4′……赤色フイルタ、37,98′……緑色フイ
ルタ、74,76,138′,140′……ライト
バルブ、70,134′……光源、78,80,
142′,144′……陰極線管、84,146′
……投写レンズ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光源からの光を分割・予偏光して第1および
第2偏光状態を有する第1および第2ビームを提
供する第1偏光ビームスプリツタと、 前記第1ビームから第1の色の光を抽出する第
1ダイクロイツク分割器と、 前記第2ビームから第2の色の光を抽出する第
2ダイクロイツク分割器と、 前記第1および第2ダイクロイツク分割器の出
力を単一ビームにまとめる手段と、 前記単一ビームを分割・偏光して前記第1の色
の光を第1の面に向けると共に前記第2の色の光
を第2の面に向ける第2偏光ビームスプリツタと
を備え、 前記第1および第2偏光ビームスプリツタはそ
れぞれ横断軸を持ち、これらの横断軸が互いに90
度の角度をなすように構成されることを特徴とす
る像投写装置。 2 前記第1および第2ダイクロイツク分割器の
出力を前記単一ビームにまとめる手段へ向ける鏡
手段をさらに備えたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の像投写装置。 3 光エネルギを供給する第1の手段と、単一の
容器とを備え、この容器が、 前記第1の手段からの光エネルギを分割・予偏
光して第1および第2偏光状態を有する第1およ
び第2ビームを提供する第1偏光ビームスプリツ
タと、 前記第1ビームから第1の色の光エネルギを抽
出する第1ダイクロイツク分割器と、 前記第2ビームから第2の色の光エネルギを抽
出する第2ダイクロイツク分割器と、 前記第1および第2ダイクロイツク分割器の出
力を単一ビームにまとめる手段と、 前記単一ビームを分割・偏光して前記第1の色
の光エネルギを第1のライトバルブに向けると共
に前記第2の色の光エネルギを第2のライトバル
ブに向け、かつ前記第1および第2のライトバル
ブからの光エネルギを投写手段に向ける第2偏光
ビームスプリツタとを備えたものにおいて、 前記第1および第2偏光ビームスプリツタはそ
れぞれ横断軸を持ち、これらの横断軸が互いに90
度の角度をなすように構成されることを特徴とす
る像投写装置。 4 前記第1および第2偏光ビームスプリツタ、
前記第1および第2ダイクロイツク分割器および
前記単一ビームにまとめる手段がオイルを介して
結合されていることを特徴とする特許請求の範囲
第3項に記載の像投写装置。 5 液晶でできた前記第1および第2のライトバ
ルブそれぞれへ入力像を提供する第1および第2
陰極線管をさらに備えたことを特徴とする特許請
求の範囲第3項に記載の像投写装置。 6 前記第1および第2偏光ビームスプリツタ、
前記第1および第2ダイクロイツク分割器および
前記単一ビームにまとめる手段がオイルを介して
結合されていることを特徴とする特許請求の範囲
第3項に記載の像投写装置。 7 前記第1および第2ダイクロイツク分割器の
出力を前記単一ビームにまとめる手段へ向ける鏡
手段をさらに備えたことを特徴とする特許請求の
範囲第3項に記載の像投写装置。 8 光エネルギを供給する手段と、第1および第
2液晶ライトバルブと、これら第1および第2液
晶ライトバルブそれぞれに併用される第1および
第2陰極線管と、投写手段とを具備し、 入力開孔を提供する第1面と偏光エネルギ用出
力開孔および変調光エネルギ用入力開孔を提供す
る第2および第3面と出力開孔を提供する第4面
とを持ち、液体を収納できるものであつて、互い
に繋がつた多面体を形成する容器と、 前記容器内に装着され、前記光エネルギ供給手
段からの光エネルギを分割・予偏光して第1およ
び第2偏光状態を有する第1および第2ビームを
提供する予偏光ビームスプリツタと、 前記容器内に装着されるものであつて、前記第
1ビームから第1の色の光エネルギを抽出する第
1ダイクロイツク分割器および前記第2ビームか
ら第2の色の光エネルギを抽出する第2ダイクロ
イツク分割器と、 前記容器内に装着され、前記第1および第2ダ
イクロイツク分割器の出力を単一ビームにまとめ
る手段と、 前記容器内に装着され、第1の色および偏光を
伴う光を前記第1液晶ライトバルブへ前記第2面
の開孔を通して向けると共に第2の色および偏光
を伴う光を前記第2液晶ライトバルブへ前記第3
面の開孔を通して向け、かつ輝度変調された光エ
ネルギを前記投写手段へ前記第4面の開孔を通し
て向ける主偏光ビームスプリツタとを備えたもの
において、 前記予偏光および主偏光ビームスプリツタはそ
れぞれ横断軸を持ち、これらの横断軸が互いに90
度の角度をなすように構成されることを特徴とす
る像投写装置。 9 前記予偏光および主偏光ビームスプリツタが
実質上同じもので構成されることを特徴とする特
許請求の範囲第8項に記載の像投写装置。 10 光源からの光を分割・偏光してSおよびP
偏光状態を有する第1および第2ビームを提供す
る第1偏光ビームスプリツタと、 前記第1ビームから赤の光を実質的に抽出する
第1ダイクロイツク分割器と、 前記第2ビームから緑の光を実質的に抽出する
第2ダイクロイツク分割器と、 前記第1および第2ダイクロイツク分割器の出
力を単一ビームにまとめる手段と、 前記単一ビームを偏光して前記赤の光を第1の
面に向けると共に前記緑の光を第2の面に向ける
第2偏光ビームスプリツタとを備え、 前記第1および第2偏光ビームスプリツタはそ
れぞれ横断軸を持ち、これらの横断軸が互いに90
度の角度をなすように構成されることを特徴とす
る像投写装置。 11 前記第1および第2偏光ビームスプリツ
タ、前記第1および第2ダイクロイツク分割器お
よび前記単一ビームにまとめる手段がオイルを介
して結合されていることを特徴とする特許請求の
範囲第10項に記載の像投写装置。 12 前記第1および第2ダイクロイツク分割器
の出力を前記単一ビームにまとめる手段へ向ける
鏡手段をさらに備えたことを特徴とする特許請求
の範囲第10項に記載の像投写装置。 13 前記予偏光および主偏光ビームスプリツタ
が実質上同じもので構成されることを特徴とする
特許請求の範囲第10項に記載の像投写装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/334,678 US4464019A (en) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | Two-color liquid crystal light valve image projection system with color selective prepolarizers in single optical tank |
US334681 | 1981-12-28 | ||
US334678 | 1981-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58193520A JPS58193520A (ja) | 1983-11-11 |
JPH0527088B2 true JPH0527088B2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=23308299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57234976A Granted JPS58193520A (ja) | 1981-12-28 | 1982-12-28 | 像投写装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4464019A (ja) |
JP (1) | JPS58193520A (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4715684A (en) * | 1984-06-20 | 1987-12-29 | Hughes Aircraft Company | Optical system for three color liquid crystal light valve image projection system |
JPH0769567B2 (ja) * | 1985-07-31 | 1995-07-31 | セイコーエプソン株式会社 | 投射型表示装置 |
US4904061A (en) * | 1984-10-22 | 1990-02-27 | Seiko Epson Corporation | Projection-type liquid crystal display device with even color |
US4836649A (en) * | 1985-07-12 | 1989-06-06 | Hughes Aircraft Company | Optical layout for a three light valve full-color projector employing a dual relay lens system and a single projection lens |
US4687301A (en) * | 1985-07-12 | 1987-08-18 | Hughes Aircraft Company | Full-color projector system with a tricolor-separating prism |
JPS6294818A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-05-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | カラ−画像再生方法 |
US4647966A (en) * | 1985-11-22 | 1987-03-03 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Stereoscopic three dimensional large screen liquid crystal display |
JPH0792561B2 (ja) * | 1986-07-08 | 1995-10-09 | 株式会社精工舎 | 投写式液晶表示装置 |
US4864390A (en) * | 1986-08-22 | 1989-09-05 | North American Philips Corporation | Display system with equal path lengths |
US5191450A (en) * | 1987-04-14 | 1993-03-02 | Seiko Epson Corporation | Projection-type color display device having a driving circuit for producing a mirror-like image |
EP0287034B1 (en) * | 1987-04-14 | 1995-01-18 | Seiko Epson Corporation | Projection-type color display device |
US4749259A (en) * | 1987-05-15 | 1988-06-07 | Hughes Aircraft Company | Liquid crystal image projection with multicolor prepolarizing system |
US4842374A (en) * | 1987-07-27 | 1989-06-27 | Hughes Aircraft Company | Unitary prepolarizing prism assembly for a four color liquid crystal light valve image projector |
US4824214A (en) * | 1987-07-27 | 1989-04-25 | Hughes Aircraft Company | Unitary prepolarizing prism assembly for a four color liquid crystal light valve image projector |
JPH0650367B2 (ja) * | 1987-09-22 | 1994-06-29 | セイコーエプソン株式会社 | 投射型表示装置 |
JPH01207716A (ja) * | 1988-02-16 | 1989-08-21 | Seiko Instr & Electron Ltd | 偏光像投影装置 |
US5327270A (en) * | 1989-03-23 | 1994-07-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Polarizing beam splitter apparatus and light valve image projection system |
NL8902205A (nl) * | 1989-09-01 | 1991-04-02 | Philips Nv | Projektiesysteem. |
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