JPH05269745A - 合成樹脂成形用原材料貯蔵装置 - Google Patents
合成樹脂成形用原材料貯蔵装置Info
- Publication number
- JPH05269745A JPH05269745A JP4073998A JP7399892A JPH05269745A JP H05269745 A JPH05269745 A JP H05269745A JP 4073998 A JP4073998 A JP 4073998A JP 7399892 A JP7399892 A JP 7399892A JP H05269745 A JPH05269745 A JP H05269745A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- resin molding
- dust collector
- storage tanks
- storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数個の貯蔵タンク内の粉塵を単一の集塵機
によって除去することができるようになした合成樹脂成
形用原材料貯蔵装置を提供する。 【構成】 備蓄タンク１内の合成樹脂成形用原材料を流
通路４を通じて分配して貯蔵するための複数個の貯蔵タ
ンク５、夫々の貯蔵タンク５内の粉塵を流通路７を通じ
て統合して集塵する集塵機６からなり、備蓄タンク１か
ら複数個の貯蔵タンク５に通じる流通路４を流通し、か
つこれらの貯蔵タンク５から流通路７を経て集塵機６に
流通する気流の送給機３が設けられ、流通路４、７には
夫々開閉弁８、９が設けられていることを特徴とする合
成樹脂成形用原材料貯蔵装置。
によって除去することができるようになした合成樹脂成
形用原材料貯蔵装置を提供する。 【構成】 備蓄タンク１内の合成樹脂成形用原材料を流
通路４を通じて分配して貯蔵するための複数個の貯蔵タ
ンク５、夫々の貯蔵タンク５内の粉塵を流通路７を通じ
て統合して集塵する集塵機６からなり、備蓄タンク１か
ら複数個の貯蔵タンク５に通じる流通路４を流通し、か
つこれらの貯蔵タンク５から流通路７を経て集塵機６に
流通する気流の送給機３が設けられ、流通路４、７には
夫々開閉弁８、９が設けられていることを特徴とする合
成樹脂成形用原材料貯蔵装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、合成樹脂成形用原材
料に混在する塵埃等の異物質粉体の粉塵を集塵により除
去するようになした貯蔵装置に関するものである。
料に混在する塵埃等の異物質粉体の粉塵を集塵により除
去するようになした貯蔵装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、合成樹脂の押出成形、射出成形等
の成形においては、一般にペレット状の原材料が使用さ
れている。この原材料に塵埃等の異物質粉体の粉塵が混
在していると、成形品の品質を低下させる原因となるの
で、集塵機によりこれらの粉塵を除去することが行われ
ている。
の成形においては、一般にペレット状の原材料が使用さ
れている。この原材料に塵埃等の異物質粉体の粉塵が混
在していると、成形品の品質を低下させる原因となるの
で、集塵機によりこれらの粉塵を除去することが行われ
ている。
【０００３】また押出成形機、射出成形機等は通常連続
操業されるので、合成樹脂成形用原材料を成形機のホッ
パーに絶やすことなく供給できるよう貯蔵タンクからホ
ッパーへ送給するようにしている。ところで成形機が複
数個併置されている場合は貯蔵タンクもこれに応じて複
数個設置されるが、これ迄は貯蔵タンク内の粉塵の除去
の為には貯蔵タンク毎に集塵機を設ける必要があった。
操業されるので、合成樹脂成形用原材料を成形機のホッ
パーに絶やすことなく供給できるよう貯蔵タンクからホ
ッパーへ送給するようにしている。ところで成形機が複
数個併置されている場合は貯蔵タンクもこれに応じて複
数個設置されるが、これ迄は貯蔵タンク内の粉塵の除去
の為には貯蔵タンク毎に集塵機を設ける必要があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら集塵機の
作動には多量の電力を消費する上に、複数個の集塵機を
使用するために、成形コストを高める大きな要因となっ
ていた。また集塵機の作動は成形工程上付加価値の乏し
い工程であるから、これに掛かるコストを低く抑えるこ
とが望まれてきた。また貯蔵タンクは通常完全には密閉
構造とはなされていないので、集塵機の吸引作用によっ
て集塵能力を高めるには、大型の集塵機を設置しなけれ
ばならないものであった。
作動には多量の電力を消費する上に、複数個の集塵機を
使用するために、成形コストを高める大きな要因となっ
ていた。また集塵機の作動は成形工程上付加価値の乏し
い工程であるから、これに掛かるコストを低く抑えるこ
とが望まれてきた。また貯蔵タンクは通常完全には密閉
構造とはなされていないので、集塵機の吸引作用によっ
て集塵能力を高めるには、大型の集塵機を設置しなけれ
ばならないものであった。
【０００５】この発明は、上記従来の問題点に鑑みなさ
れたものであり、複数個の貯蔵タンク内の粉塵を単一の
集塵機によって除去することができるようになした合成
樹脂成形用原材料貯蔵装置を提供することを目的とする
ものである。
れたものであり、複数個の貯蔵タンク内の粉塵を単一の
集塵機によって除去することができるようになした合成
樹脂成形用原材料貯蔵装置を提供することを目的とする
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、合成樹脂成
形用原材料の備蓄タンク、この備蓄タンク内の合成樹脂
成形用原材料を流通路を通じて分配して貯蔵するための
複数個の貯蔵タンク、夫々の貯蔵タンク内の粉塵を流通
路を通じて統合して集塵する集塵機からなり、備蓄タン
クから複数個の貯蔵タンクに通じる流通路を流通し、か
つこれらの貯蔵タンクから流通路を経て集塵機に流通す
る気流の送給機が設けられており、備蓄タンクから複数
個の貯蔵タンクに通じる流通路及びこれらの貯蔵タンク
から集塵機に通じる流通路には夫々開閉弁が設けられて
いることを特徴とする合成樹脂成形用原材料貯蔵装置で
あり、かかる構成とされることにより、複数個の貯蔵タ
ンク内の粉塵を単一の集塵機によって除去することがで
きるようになしたものである。
形用原材料の備蓄タンク、この備蓄タンク内の合成樹脂
成形用原材料を流通路を通じて分配して貯蔵するための
複数個の貯蔵タンク、夫々の貯蔵タンク内の粉塵を流通
路を通じて統合して集塵する集塵機からなり、備蓄タン
クから複数個の貯蔵タンクに通じる流通路を流通し、か
つこれらの貯蔵タンクから流通路を経て集塵機に流通す
る気流の送給機が設けられており、備蓄タンクから複数
個の貯蔵タンクに通じる流通路及びこれらの貯蔵タンク
から集塵機に通じる流通路には夫々開閉弁が設けられて
いることを特徴とする合成樹脂成形用原材料貯蔵装置で
あり、かかる構成とされることにより、複数個の貯蔵タ
ンク内の粉塵を単一の集塵機によって除去することがで
きるようになしたものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、備蓄タンク内の合成樹脂
成形用原材料を、流通路を通じて分配して貯蔵するため
の複数個の貯蔵タンクに流通させるための気流の流れを
貯蔵タンクから流通路を経て集塵機に流通させることに
より、合成樹脂成形用原材料に混在する粉塵は気流の流
通に伴って集塵し除去される。
成形用原材料を、流通路を通じて分配して貯蔵するため
の複数個の貯蔵タンクに流通させるための気流の流れを
貯蔵タンクから流通路を経て集塵機に流通させることに
より、合成樹脂成形用原材料に混在する粉塵は気流の流
通に伴って集塵し除去される。
【０００８】
【実施例】次ぎに、この発明に係わる合成樹脂成形用原
材料貯蔵装置の一実施例を図面を参照して説明する。
材料貯蔵装置の一実施例を図面を参照して説明する。
【０００９】１は合成樹脂成形用原材料の備蓄タンクで
あり、押出成形機、射出成形機等のホッパーに系外から
供給される合成樹脂成形用原材料はまずこの備蓄タンク
１に備蓄される。２は備蓄タンク１から流通路４に通じ
る合成樹脂成形用原材料の供給口を開閉するための開閉
弁である。５は備蓄タンク１内の合成樹脂成形用原材料
を流通路４を通じて分配して貯蔵するための貯蔵タンク
であり成形現場における押出成形機、射出成形機等の設
置台数に応じて複数個設けられるが、この例では貯蔵タ
ンク５は３個設けられている。
あり、押出成形機、射出成形機等のホッパーに系外から
供給される合成樹脂成形用原材料はまずこの備蓄タンク
１に備蓄される。２は備蓄タンク１から流通路４に通じ
る合成樹脂成形用原材料の供給口を開閉するための開閉
弁である。５は備蓄タンク１内の合成樹脂成形用原材料
を流通路４を通じて分配して貯蔵するための貯蔵タンク
であり成形現場における押出成形機、射出成形機等の設
置台数に応じて複数個設けられるが、この例では貯蔵タ
ンク５は３個設けられている。
【００１０】６は集塵機であり、それぞれの貯蔵タンク
５内の粉塵を流通路７を通じて統合して集塵する単一の
装置とされている。３は気流の送給機であり、備蓄タン
ク１から流通路４を経て複数個の貯蔵タンク５に通じる
圧力空気を送給すると共に、この圧力空気をこれらの貯
蔵タンク５から流通路７を経て集塵機６に流通させるよ
うに圧力空気を送給するものである。
５内の粉塵を流通路７を通じて統合して集塵する単一の
装置とされている。３は気流の送給機であり、備蓄タン
ク１から流通路４を経て複数個の貯蔵タンク５に通じる
圧力空気を送給すると共に、この圧力空気をこれらの貯
蔵タンク５から流通路７を経て集塵機６に流通させるよ
うに圧力空気を送給するものである。
【００１１】備蓄タンク１から複数個の貯蔵タンク５に
通じる流通路４は、途中から貯蔵タンク５の数に応じて
分岐されており、分岐部分または分岐路の途上に夫々開
閉弁８が形成されている。また複数個の貯蔵タンク５か
ら単一の集塵機６に通じる流通路７は、途中から統合さ
れており夫々の開閉弁９は統合される迄の分岐部分に形
成されている。
通じる流通路４は、途中から貯蔵タンク５の数に応じて
分岐されており、分岐部分または分岐路の途上に夫々開
閉弁８が形成されている。また複数個の貯蔵タンク５か
ら単一の集塵機６に通じる流通路７は、途中から統合さ
れており夫々の開閉弁９は統合される迄の分岐部分に形
成されている。
【００１２】１０は制御装置であり、備蓄タンク１から
流通路４をへて分配される合成樹脂成形原材料の貯蔵タ
ンク５が選択された際に、貯蔵タンク５から集塵機６へ
の流通路７に形成された開閉弁９をこれに同期して自動
的に開閉させる働きを有している。
流通路４をへて分配される合成樹脂成形原材料の貯蔵タ
ンク５が選択された際に、貯蔵タンク５から集塵機６へ
の流通路７に形成された開閉弁９をこれに同期して自動
的に開閉させる働きを有している。
【００１３】次に上記の合成樹脂成形用原材料貯蔵装置
の作動について説明する。系外から投入されて備蓄タン
ク１に備蓄された合成樹脂成形用原材料は開閉弁２の作
動により流通路４に入り、気流の送給機３の作動によっ
て流通路４に供給される圧力空気により流通路４を流通
する。そして押出成形機、射出成形機等の成形操作によ
り合成樹脂成形用原材料の貯蔵量が減少した貯蔵タンク
５を選択して開閉弁８を作動させ圧力空気の流れに伴っ
て貯蔵タンク５に合成樹脂成形用原材料が供給される。
の作動について説明する。系外から投入されて備蓄タン
ク１に備蓄された合成樹脂成形用原材料は開閉弁２の作
動により流通路４に入り、気流の送給機３の作動によっ
て流通路４に供給される圧力空気により流通路４を流通
する。そして押出成形機、射出成形機等の成形操作によ
り合成樹脂成形用原材料の貯蔵量が減少した貯蔵タンク
５を選択して開閉弁８を作動させ圧力空気の流れに伴っ
て貯蔵タンク５に合成樹脂成形用原材料が供給される。
【００１４】制御装置１０が貯蔵タンク５の選択に同期
して、その貯蔵タンク５から集塵機６への流通路７に形
成された開閉弁９を自動的に開き、それ以外の貯蔵タン
ク５の開閉弁９を自動的に閉じる。これにより貯蔵タン
ク５に流入した圧力空気は集塵機６へと流通するので、
貯蔵タンク５に供給されてくる合成樹脂成形用原材料に
混在する粉塵が圧力空気の流れに伴って集塵機６へと流
通する。このようにして、合成樹脂成形用原材料に混在
する粉塵が除去される。
して、その貯蔵タンク５から集塵機６への流通路７に形
成された開閉弁９を自動的に開き、それ以外の貯蔵タン
ク５の開閉弁９を自動的に閉じる。これにより貯蔵タン
ク５に流入した圧力空気は集塵機６へと流通するので、
貯蔵タンク５に供給されてくる合成樹脂成形用原材料に
混在する粉塵が圧力空気の流れに伴って集塵機６へと流
通する。このようにして、合成樹脂成形用原材料に混在
する粉塵が除去される。
【００１５】
【発明の効果】この発明においては、上記の構成を備え
るものであるから、備蓄タンク内の合成樹脂成形用原材
料を、流通路を通じて分配して貯蔵するための複数個の
貯蔵タンクに流通させるための気流の流れを貯蔵タンク
から流通路を経て集塵機に流通させることにより、合成
樹脂成形用原材料に混在する粉塵を気流の流通に伴って
集塵し除去することができる。
るものであるから、備蓄タンク内の合成樹脂成形用原材
料を、流通路を通じて分配して貯蔵するための複数個の
貯蔵タンクに流通させるための気流の流れを貯蔵タンク
から流通路を経て集塵機に流通させることにより、合成
樹脂成形用原材料に混在する粉塵を気流の流通に伴って
集塵し除去することができる。
【００１６】この発明によれば貯蔵タンクが複数個設置
されているにもかかわらず単一の集塵機により粉塵を集
塵することができ、集塵機の設置および作動に掛かるコ
ストを低減することができる。
されているにもかかわらず単一の集塵機により粉塵を集
塵することができ、集塵機の設置および作動に掛かるコ
ストを低減することができる。
【図１】この発明の一実施例を示す説明図である。
１ 備蓄タンク ２ 開閉弁 ３ 送給機 ４ 流通路 ５ 貯蔵タンク ６ 集塵機 ７ 流通路 ８ 開閉弁 ９ 開閉弁 １０ 制御装置
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂成形用原材料の備蓄タンク、こ
の備蓄タンク内の合成樹脂成形用原材料を流通路を通じ
て分配して貯蔵するための複数個の貯蔵タンク、夫々の
貯蔵タンク内の粉塵を流通路を通じて統合して集塵する
集塵機からなり、備蓄タンクから複数個の貯蔵タンクに
通じる流通路を流通し、かつこれらの貯蔵タンクから流
通路を経て集塵機に流通する気流の送給機が設けられて
おり、備蓄タンクから複数個の貯蔵タンクに通じる流通
路及びこれらの貯蔵タンクから集塵機に通じる流通路に
は夫々開閉弁が設けられていることを特徴とする合成樹
脂成形用原材料貯蔵装置。 - 【請求項２】 貯蔵タンクから集塵機に通じる流通路の
開閉弁が、分配が行われる貯蔵タンクへの合成樹脂成形
用原材料の分配に同期して制御装置により開閉されるよ
うになされた請求項１に記載の合成樹脂成形用原材料貯
蔵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4073998A JPH05269745A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 合成樹脂成形用原材料貯蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4073998A JPH05269745A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 合成樹脂成形用原材料貯蔵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05269745A true JPH05269745A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13534316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4073998A Pending JPH05269745A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 合成樹脂成形用原材料貯蔵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05269745A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006347051A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sangyo Kiden Kk | 射出成形システム |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP4073998A patent/JPH05269745A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006347051A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sangyo Kiden Kk | 射出成形システム |
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