JPH05269299A - アイロン台 - Google Patents
アイロン台Info
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- JPH05269299A JPH05269299A JP6803892A JP6803892A JPH05269299A JP H05269299 A JPH05269299 A JP H05269299A JP 6803892 A JP6803892 A JP 6803892A JP 6803892 A JP6803892 A JP 6803892A JP H05269299 A JPH05269299 A JP H05269299A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はアイロンがけが容易にできるアイロ
ン台を提供することを目的とするものである。 【構成】 通気性を有する作業台1と、ファン9と、こ
れを駆動するためのモータ8と、噴霧装置11と、これ
に水を供給するための水タンク12を備え、噴霧装置1
1で霧化したミストをファン9により作業台1を通して
衣類等に供給するものである。
ン台を提供することを目的とするものである。 【構成】 通気性を有する作業台1と、ファン9と、こ
れを駆動するためのモータ8と、噴霧装置11と、これ
に水を供給するための水タンク12を備え、噴霧装置1
1で霧化したミストをファン9により作業台1を通して
衣類等に供給するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類等のしわ伸ばしを行
うアイロン台に関するものである。
うアイロン台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アイロン掛け作業をドライモードど行な
った場合は、木綿・麻などの植物性繊維についたしわは
伸びにくい。また、ウール等では効果の有るスチームモ
ードを用いてもあまり効果は見られない。そこで従来は
アイロンがけする前に使用者が霧吹き器を使用して、衣
類等を十分に加湿してからアイロンがけを行っている。
った場合は、木綿・麻などの植物性繊維についたしわは
伸びにくい。また、ウール等では効果の有るスチームモ
ードを用いてもあまり効果は見られない。そこで従来は
アイロンがけする前に使用者が霧吹き器を使用して、衣
類等を十分に加湿してからアイロンがけを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし霧吹き器では、
ミストの粒径が粗く不均一なために、衣類等に均一に噴
霧することが困難である。また衣類等に水滴が生じ、ア
イロンがけ後にシミができることがある。更に、アイロ
ンがけ時に霧吹き器を用意しなければならず不便であ
る。更にまた、霧吹き器の操作は指でかなり強くおさな
ければならず、指が疲れるなど実用上の問題もある。
ミストの粒径が粗く不均一なために、衣類等に均一に噴
霧することが困難である。また衣類等に水滴が生じ、ア
イロンがけ後にシミができることがある。更に、アイロ
ンがけ時に霧吹き器を用意しなければならず不便であ
る。更にまた、霧吹き器の操作は指でかなり強くおさな
ければならず、指が疲れるなど実用上の問題もある。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決しよ
うとするもので、アイロンがけが容易にできるアイロン
台を提供することを第一の目的とするものである。また
バキューム効果を付加して、一層使い勝手のよいアイロ
ン台を提供することを第二の目的とする。さらに、アイ
ロンが載置台に載置されたかどうかを自動的に検知し
て、衣類の加湿、バキューム作用を自動的に使い分ける
ことができるアイロン台を提供することを第三の目的と
している。
うとするもので、アイロンがけが容易にできるアイロン
台を提供することを第一の目的とするものである。また
バキューム効果を付加して、一層使い勝手のよいアイロ
ン台を提供することを第二の目的とする。さらに、アイ
ロンが載置台に載置されたかどうかを自動的に検知し
て、衣類の加湿、バキューム作用を自動的に使い分ける
ことができるアイロン台を提供することを第三の目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、通気性を有するマットを保
持する作業台と、この作業台の下面側に取付けられた通
気口を有する本体蓋と、モータおよびこのモータに連結
されたファンを内蔵し、かつ空気流通口を有する本体ケ
ースと、ファンによる空気流中に噴霧可能なように配置
した水を霧化するための噴霧装置と、この噴霧装置に供
給する水を蓄える水タンクとを備え、前記霧化装置で霧
化したミストを前記マット上方へ吹き上げるようにした
アイロン台とするものである。
めの本発明の第一の手段は、通気性を有するマットを保
持する作業台と、この作業台の下面側に取付けられた通
気口を有する本体蓋と、モータおよびこのモータに連結
されたファンを内蔵し、かつ空気流通口を有する本体ケ
ースと、ファンによる空気流中に噴霧可能なように配置
した水を霧化するための噴霧装置と、この噴霧装置に供
給する水を蓄える水タンクとを備え、前記霧化装置で霧
化したミストを前記マット上方へ吹き上げるようにした
アイロン台とするものである。
【0006】また第二の目的を達成するための本発明の
第二の手段は、本発明の第一の手段の構成に加え、回転
方向を任意に切り替えるための切り替えスイッチを設
け、送風方向を反転させることでバキューム機能を付加
したアイロン台とするものである。
第二の手段は、本発明の第一の手段の構成に加え、回転
方向を任意に切り替えるための切り替えスイッチを設
け、送風方向を反転させることでバキューム機能を付加
したアイロン台とするものである。
【0007】また第三の目的を達成するための本発明の
第三の手段は、前記本発明の第一の手段あるいは第二の
手段の構成に加え、アイロン本体を載置するための載置
台と、アイロン本体が載置されたかどうかを検知する載
置センサーと、前記載置センサーの検知信号を受信しフ
ァンの送風方向を制御する制御装置とを備え、アイロン
がけをしているかどうかを判断してミストを噴霧する
か、あるいはバキュームで吸引するかを自動的に判断す
るアイロン台とするものである。
第三の手段は、前記本発明の第一の手段あるいは第二の
手段の構成に加え、アイロン本体を載置するための載置
台と、アイロン本体が載置されたかどうかを検知する載
置センサーと、前記載置センサーの検知信号を受信しフ
ァンの送風方向を制御する制御装置とを備え、アイロン
がけをしているかどうかを判断してミストを噴霧する
か、あるいはバキュームで吸引するかを自動的に判断す
るアイロン台とするものである。
【0008】
【作用】本発明の第一の手段は、アイロン台自身で衣類
を適度に加湿することができる均一な粒径のミストを作
り、作業台から上方へ吹き上げるよう作用するものであ
る。このため、霧吹き器等の機器を特別準備する必要が
なく、またアイロン作業後に衣類にシミができるといっ
た問題も生じないものである。
を適度に加湿することができる均一な粒径のミストを作
り、作業台から上方へ吹き上げるよう作用するものであ
る。このため、霧吹き器等の機器を特別準備する必要が
なく、またアイロン作業後に衣類にシミができるといっ
た問題も生じないものである。
【0009】また本発明の第二の手段は、ファンの回転
方向を反転させることができる切り替えスイッチを有し
ており、加湿を終わってアイロンがけ時にこの切り替え
スイッチを操作すると、バキュームファンとして作用す
るものである。つまり、衣類をアイロンでプレス加熱し
た時に発生する蒸気を吸い込むように作用するため、頑
固なしわもすっきりとれて美しく仕上がるものである。
方向を反転させることができる切り替えスイッチを有し
ており、加湿を終わってアイロンがけ時にこの切り替え
スイッチを操作すると、バキュームファンとして作用す
るものである。つまり、衣類をアイロンでプレス加熱し
た時に発生する蒸気を吸い込むように作用するため、頑
固なしわもすっきりとれて美しく仕上がるものである。
【0010】さらに本発明の第三の手段は、載置センサ
ーと制御装置によって、アイロンがけをしているかどう
かを自動的に判断して、ミストの噴霧とバキュームによ
る吸引とを自動的に行なうように作用するものである。
つまり、アイロンを載置台に載置している間は噴霧装置
が作用してミストを吹き上げており、衣類をさばきなが
ら加湿を行うことができる。アイロンがけを行うために
アイロンを取り外すと、噴霧装置は停止し、バキューム
による吸引が開始されるものである。
ーと制御装置によって、アイロンがけをしているかどう
かを自動的に判断して、ミストの噴霧とバキュームによ
る吸引とを自動的に行なうように作用するものである。
つまり、アイロンを載置台に載置している間は噴霧装置
が作用してミストを吹き上げており、衣類をさばきなが
ら加湿を行うことができる。アイロンがけを行うために
アイロンを取り外すと、噴霧装置は停止し、バキューム
による吸引が開始されるものである。
【0011】
(実施例1)以下、本発明の第一の手段の実施例の構成
を図1に基づいて説明する。1は略長方形の作業台で、
上面には通気性を有するマット2を有している。3はマ
ット2を覆っているカバーである。カバー3も同様に通
気性を有している。本実施例では、マット2としてはポ
リエステルの繊維をフェルト状に圧縮したものを使用し
ており、吸湿性は少ない。またカバー2としては目の粗
い綿を使用している。4は前記作業台1を支持する本体
蓋で、作業台1との間で気密性が保たれるようにして、
その略中央部に通気口5を有している。6は本体蓋4の
下方に設けた本体ケースで、その外周側面には空気流通
口7を有し、上面は前記本体蓋4が気密性を保って覆っ
ている。8は本体ケース6内に設けたモータであり、モ
ータ8に連結したファン9を回転させる。ファン9が回
転すると、前記空気流通口7より外気が吸気される。こ
の吸気された外気は通気口5から排出される。10はこ
の空気の流れを形成するためのエアーガイドである。1
1は噴霧装置で、これから発生するミストは前記空気流
通口7とファン9との間の空気流通路の空気流中に噴霧
されるようになっている。12はこの噴霧装置11に供
給する水を蓄えている水タンクである。また13は前記
モータ8および噴霧装置11の電源を入り切りするため
の操作スイッチである。14は作業台1を所定の高さに
支持する脚である。
を図1に基づいて説明する。1は略長方形の作業台で、
上面には通気性を有するマット2を有している。3はマ
ット2を覆っているカバーである。カバー3も同様に通
気性を有している。本実施例では、マット2としてはポ
リエステルの繊維をフェルト状に圧縮したものを使用し
ており、吸湿性は少ない。またカバー2としては目の粗
い綿を使用している。4は前記作業台1を支持する本体
蓋で、作業台1との間で気密性が保たれるようにして、
その略中央部に通気口5を有している。6は本体蓋4の
下方に設けた本体ケースで、その外周側面には空気流通
口7を有し、上面は前記本体蓋4が気密性を保って覆っ
ている。8は本体ケース6内に設けたモータであり、モ
ータ8に連結したファン9を回転させる。ファン9が回
転すると、前記空気流通口7より外気が吸気される。こ
の吸気された外気は通気口5から排出される。10はこ
の空気の流れを形成するためのエアーガイドである。1
1は噴霧装置で、これから発生するミストは前記空気流
通口7とファン9との間の空気流通路の空気流中に噴霧
されるようになっている。12はこの噴霧装置11に供
給する水を蓄えている水タンクである。また13は前記
モータ8および噴霧装置11の電源を入り切りするため
の操作スイッチである。14は作業台1を所定の高さに
支持する脚である。
【0012】以下、本実施例の動作を説明する。使用者
は先ず衣類をカバー3の上に覆いかぶせるようにセット
して、操作スイッチ13を入れる。噴霧装置11が作動
して、霧状のミストが空気流通路内に噴霧される。この
ときモータ8およびファン9が作動しており、この噴霧
されたミストは通気口5より吹き上げられ、マット2・
カバー3が通気性を有しているため衣類に吹き付けられ
る。つまり衣類は適度に加湿される。またこのときのミ
ストは粒径が均一で、衣類表面に均一に噴霧される。次
に衣類の加湿が終了した段階で、使用者は操作スイッチ
13を切りファン9および噴霧装置11を停止して、ア
イロン掛け作業を開始するものである。またアイロン掛
け作業の途中においても、必要に応じて加湿を繰り返す
ことができる。
は先ず衣類をカバー3の上に覆いかぶせるようにセット
して、操作スイッチ13を入れる。噴霧装置11が作動
して、霧状のミストが空気流通路内に噴霧される。この
ときモータ8およびファン9が作動しており、この噴霧
されたミストは通気口5より吹き上げられ、マット2・
カバー3が通気性を有しているため衣類に吹き付けられ
る。つまり衣類は適度に加湿される。またこのときのミ
ストは粒径が均一で、衣類表面に均一に噴霧される。次
に衣類の加湿が終了した段階で、使用者は操作スイッチ
13を切りファン9および噴霧装置11を停止して、ア
イロン掛け作業を開始するものである。またアイロン掛
け作業の途中においても、必要に応じて加湿を繰り返す
ことができる。
【0013】このように本実施例によれば、通常のアイ
ロンがけする要領で衣類をアイロン台にセットしてスイ
ッチを入れるだけで、面倒な霧吹き作業が非常に簡単
に、しかも良質にできるものである。すなわち従来の霧
吹き器のように、ミストの粒径がふぞろいな上に衣類表
面に均一に噴霧することができず、水滴ができてアイロ
ンがけ後にシミができるといった事態を生ずることはな
い。また、アイロンがけ時には霧吹き器を常備しなけれ
ばならないとか、あるいは噴霧するために指でかなり強
くおさなければならず指が疲れるなどといった不便さは
なく、非常に使い勝手のよいアイロン台を実現するもの
である。
ロンがけする要領で衣類をアイロン台にセットしてスイ
ッチを入れるだけで、面倒な霧吹き作業が非常に簡単
に、しかも良質にできるものである。すなわち従来の霧
吹き器のように、ミストの粒径がふぞろいな上に衣類表
面に均一に噴霧することができず、水滴ができてアイロ
ンがけ後にシミができるといった事態を生ずることはな
い。また、アイロンがけ時には霧吹き器を常備しなけれ
ばならないとか、あるいは噴霧するために指でかなり強
くおさなければならず指が疲れるなどといった不便さは
なく、非常に使い勝手のよいアイロン台を実現するもの
である。
【0014】(実施例2)次に、本発明の第二の手段の
実施例を図2に基づいて説明する。15はモータ8およ
びファン16の回転方向を任意に切り替えることのでき
る切り替えスイッチである。ファン16は軸流型ファン
等を用いており、回転方向が反転すれば風向きを逆転す
ることができる。その他の構成は、前記実施例1と同様
である。
実施例を図2に基づいて説明する。15はモータ8およ
びファン16の回転方向を任意に切り替えることのでき
る切り替えスイッチである。ファン16は軸流型ファン
等を用いており、回転方向が反転すれば風向きを逆転す
ることができる。その他の構成は、前記実施例1と同様
である。
【0015】以下、本実施例の動作を説明する。実施例
1と同様に、先ず衣類をマット2にセットし、噴霧装置
11およびモータ8を作動させて衣類を加湿する。次に
十分に衣類を加湿し終わったところで、切り替えスイッ
チ15を切り替えて、噴霧装置11を停止しファン16
を逆転させる。ファン16として本実施例では軸流タイ
プのものを使用しているため、回転方向が逆転すると送
風方向も反転する。つまり、通気口5から外気を吸引し
て、空気流通口7へ排出する空気の流れを形成すること
になる。すなわち、バキューム作用を行なうものであ
る。使用者は、この状態でアイロン掛けを行なうことに
よって、アイロン掛けによって衣類から発生した蒸気を
衣類を介してアイロン台内部へ引き込むことができ、ア
イロン掛け効果を高めることができる。
1と同様に、先ず衣類をマット2にセットし、噴霧装置
11およびモータ8を作動させて衣類を加湿する。次に
十分に衣類を加湿し終わったところで、切り替えスイッ
チ15を切り替えて、噴霧装置11を停止しファン16
を逆転させる。ファン16として本実施例では軸流タイ
プのものを使用しているため、回転方向が逆転すると送
風方向も反転する。つまり、通気口5から外気を吸引し
て、空気流通口7へ排出する空気の流れを形成すること
になる。すなわち、バキューム作用を行なうものであ
る。使用者は、この状態でアイロン掛けを行なうことに
よって、アイロン掛けによって衣類から発生した蒸気を
衣類を介してアイロン台内部へ引き込むことができ、ア
イロン掛け効果を高めることができる。
【0016】以上のように本実施例によれば、前記実施
例では衣類を加湿するためだけに用いていたモータ8お
よびファン16をそのままで、アイロンがけ作業中にも
利用することができるものである。またアイロン台がバ
キューム作用を有しているため、衣類の頑固なしわがす
っきりとれて美しく仕上がり、型くずれがしにくいもの
である。また蒸気が上に立ちこめないため、アイロンが
け作業が熱くないものとなる。
例では衣類を加湿するためだけに用いていたモータ8お
よびファン16をそのままで、アイロンがけ作業中にも
利用することができるものである。またアイロン台がバ
キューム作用を有しているため、衣類の頑固なしわがす
っきりとれて美しく仕上がり、型くずれがしにくいもの
である。また蒸気が上に立ちこめないため、アイロンが
け作業が熱くないものとなる。
【0017】(実施例3)次に、本発明の第三の手段の
実施例を図3に基づいて説明する。17は作業台1の短
辺側に設けたアイロンを載置するための載置台である。
18はアイロンが載置台17上に載置されるとこの重量
を検知してアイロンの載置を検知する載置センサーであ
る。19はこの載置センサー18の検知信号を受信し
て、ファン9と噴霧装置11を制御する制御装置であ
る。その他の構成は、前記実施例2と同様である。
実施例を図3に基づいて説明する。17は作業台1の短
辺側に設けたアイロンを載置するための載置台である。
18はアイロンが載置台17上に載置されるとこの重量
を検知してアイロンの載置を検知する載置センサーであ
る。19はこの載置センサー18の検知信号を受信し
て、ファン9と噴霧装置11を制御する制御装置であ
る。その他の構成は、前記実施例2と同様である。
【0018】以下本実施例の動作を図4に基づいて説明
する。使用者が切り替えスイッチ15をオンしてミスト
を使用してアイロン掛けをしたいと意志表示すると、制
御装置19はミスト噴霧が必要であると認識する。以
下、この切り替えスイッチ15がオンされている状態で
アイロン掛け操作が実行されているとする。アイロン掛
けをする前、あるいはアイロン掛けの小休止中は、ステ
ップ1で制御装置19はミストの噴霧が必要であると判
断する。つまり、使用者がアイロンを載置台17上に載
置すると、載置センサー17がアイロンの重量を検知し
制御装置19にこの信号を伝達する。制御装置19はこ
の信号を受けて、ステップ2で現在はアイロン掛け動作
をしていないと判断して、モータ8を正転させ、同時に
噴霧装置11を作動させる。噴霧装置11によって発生
したミストは、モータ8に連結されているファン16の
回転によって前記実施例と同様衣類を加湿する。またア
イロンが載置台17上に載置されていない間は、ステッ
プ2で制御装置19はアイロン掛け作業中であると判断
する。つまり載置センサー17はアイロンの重量を検知
しないため、制御装置19にはこの信号の伝達はなく、
制御装置19はアイロン掛け作業中と判断するものであ
る。こうして制御装置19は、モータ8の回転方向を逆
転させ、同時に噴霧装置11の作動を停止させる。従っ
てファン16は送風方向を反転し、バキューム作用が開
始される。
する。使用者が切り替えスイッチ15をオンしてミスト
を使用してアイロン掛けをしたいと意志表示すると、制
御装置19はミスト噴霧が必要であると認識する。以
下、この切り替えスイッチ15がオンされている状態で
アイロン掛け操作が実行されているとする。アイロン掛
けをする前、あるいはアイロン掛けの小休止中は、ステ
ップ1で制御装置19はミストの噴霧が必要であると判
断する。つまり、使用者がアイロンを載置台17上に載
置すると、載置センサー17がアイロンの重量を検知し
制御装置19にこの信号を伝達する。制御装置19はこ
の信号を受けて、ステップ2で現在はアイロン掛け動作
をしていないと判断して、モータ8を正転させ、同時に
噴霧装置11を作動させる。噴霧装置11によって発生
したミストは、モータ8に連結されているファン16の
回転によって前記実施例と同様衣類を加湿する。またア
イロンが載置台17上に載置されていない間は、ステッ
プ2で制御装置19はアイロン掛け作業中であると判断
する。つまり載置センサー17はアイロンの重量を検知
しないため、制御装置19にはこの信号の伝達はなく、
制御装置19はアイロン掛け作業中と判断するものであ
る。こうして制御装置19は、モータ8の回転方向を逆
転させ、同時に噴霧装置11の作動を停止させる。従っ
てファン16は送風方向を反転し、バキューム作用が開
始される。
【0019】なお、アイロン掛け終了時やアイロン掛け
時に加湿の必要のないときは、切り替えスイッチ15を
オフして、モータ8・噴霧装置11を停止させればよ
い。
時に加湿の必要のないときは、切り替えスイッチ15を
オフして、モータ8・噴霧装置11を停止させればよ
い。
【0020】このように本実施例によれば、自動的にア
イロン掛けをしているかどうかを判断して、ミストの噴
霧、バキュームによる吸引を自動的に選択できる。従っ
て使用者は、切り替えスイッチを手動で何度も操作して
ファンの回転方向を切り替える必要がなく、使い勝手の
よいアイロン台とすることができる。
イロン掛けをしているかどうかを判断して、ミストの噴
霧、バキュームによる吸引を自動的に選択できる。従っ
て使用者は、切り替えスイッチを手動で何度も操作して
ファンの回転方向を切り替える必要がなく、使い勝手の
よいアイロン台とすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の第一の手段によれば、通気性を
有するマットを保持する作業台と、この作業台の下面側
に取付けられた通気口を有する本体蓋と、モータおよび
このモータに連結されたファンを内蔵し、かつ空気流通
口を有する本体ケースと、ファンによる空気流中に噴霧
可能なように配置した水を霧化するための噴霧装置と、
この噴霧装置に供給する水を蓄える水タンクとを備え、
前記霧化装置で霧化したミストを前記マット上方へ吹き
上げるようにしたアイロン台とすることによって、細か
い均一の粒径のミストを均一に衣類等に吹き付けること
ができ、良質なアイロン掛けが霧吹き器を必要とせずに
できるものである。
有するマットを保持する作業台と、この作業台の下面側
に取付けられた通気口を有する本体蓋と、モータおよび
このモータに連結されたファンを内蔵し、かつ空気流通
口を有する本体ケースと、ファンによる空気流中に噴霧
可能なように配置した水を霧化するための噴霧装置と、
この噴霧装置に供給する水を蓄える水タンクとを備え、
前記霧化装置で霧化したミストを前記マット上方へ吹き
上げるようにしたアイロン台とすることによって、細か
い均一の粒径のミストを均一に衣類等に吹き付けること
ができ、良質なアイロン掛けが霧吹き器を必要とせずに
できるものである。
【0022】また本発明の第二の手段は、本発明の第一
の手段の構成に加え、ファンの送風方向を反転させる切
り替えスイッチを設けたアイロン台とすることによっ
て、アイロン掛け時に衣類等から発生する蒸気を吸い込
むバキューム効果を付加でき、バキュームファン用のフ
ァンやモータを新たに設ける必要がなく、良質のアイロ
ン掛けが実行できるものである。
の手段の構成に加え、ファンの送風方向を反転させる切
り替えスイッチを設けたアイロン台とすることによっ
て、アイロン掛け時に衣類等から発生する蒸気を吸い込
むバキューム効果を付加でき、バキュームファン用のフ
ァンやモータを新たに設ける必要がなく、良質のアイロ
ン掛けが実行できるものである。
【0023】さらに本発明の第三の手段は、本発明の第
一の手段あるいは本発明の第二の手段の構成に加え、ア
イロン本体を載置するための載置台と、アイロン本体が
載置されたかどうかを検知する載置センサーと、前記載
置センサーの検知信号を受信しファンの送風方向を制御
する制御装置とを備えた構成として、アイロンがけをし
ているかどうかを自動的に検知して、ミストの噴霧ある
いはバキュームによる吸引を自動的に選択して実行でき
る使い勝手のよいアイロン台を提供するものである。
一の手段あるいは本発明の第二の手段の構成に加え、ア
イロン本体を載置するための載置台と、アイロン本体が
載置されたかどうかを検知する載置センサーと、前記載
置センサーの検知信号を受信しファンの送風方向を制御
する制御装置とを備えた構成として、アイロンがけをし
ているかどうかを自動的に検知して、ミストの噴霧ある
いはバキュームによる吸引を自動的に選択して実行でき
る使い勝手のよいアイロン台を提供するものである。
【図1】本発明の第一の手段の実施例におけるアイロン
台の縦断面図
台の縦断面図
【図2】本発明の第二の手段の実施例におけるアイロン
台の縦断面図
台の縦断面図
【図3】本発明の第三の手段の実施例におけるアイロン
台の縦断面図
台の縦断面図
【図4】同制御装置のフローチャート
1 作業台 4 本体蓋 6 本体ケース 8 モータ 9・16 ファン 11 噴霧装置 12 水タンク 13 操作スイッチ 15 切り替えスイッチ 17 載置台 18 載置センサー 19 制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 通気性を有するマットを保持する作業台
と、この作業台の下面側に取付けられた通気口を有する
本体蓋と、モータおよびこのモータに連結されたファン
を内蔵し、かつ空気流通口を有する本体ケースと、ファ
ンによる空気流中に噴霧可能なように配置した水を霧化
するための噴霧装置と、この噴霧装置に供給する水を蓄
える水タンクとを備え、前記霧化装置で霧化したミスト
を前記マット上方へ吹き上げるようにしたアイロン台。 - 【請求項2】 ファンの送風方向を反転させる切り替え
スイッチを設け、バキューム機能を付加した請求項1記
載のアイロン台。 - 【請求項3】 アイロン本体を載置するための載置台
と、アイロン本体が載置されたかどうかを検知する載置
センサーと、前記載置センサーの検知信号を受信しファ
ンの送風方向を制御する制御装置とを備え、アイロンが
けをしているかどうかを判断してミストを噴霧するか、
あるいはバキュームで吸引するかを自動的に判断する請
求項1あるいは請求項2記載のアイロン台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6803892A JPH05269299A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | アイロン台 |
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