JP2002210299A - スチームアイロン - Google Patents

スチームアイロン

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JP2002210299A
JP2002210299A JP2001007353A JP2001007353A JP2002210299A JP 2002210299 A JP2002210299 A JP 2002210299A JP 2001007353 A JP2001007353 A JP 2001007353A JP 2001007353 A JP2001007353 A JP 2001007353A JP 2002210299 A JP2002210299 A JP 2002210299A
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JP
Japan
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vacuum device
iron
steam
ironing
steam iron
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JP2001007353A
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English (en)
Inventor
Toyohiko Yagi
豊彦 八木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイロンがけによる衣類の仕上がりをよくす
るとともに、バキューム装置の駆動音を低くする。 【解決手段】 スチーム噴出孔13を有するベース12
と、被アイロンがけ物の湿気を吸引するバキューム装置
24を設け、前記バキューム装置24の吸込み口25を
前記ベース12に形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等のしわ伸ば
しを行うスチームアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスチームアイロンは、ベ
ース面からの熱とスチームで衣類のしわ伸ばしや折り目
付けをするものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造のものでは、アイロンかけ直後の衣類には、余
分な水分が残り、そのまま自然放置しておくと、仕上げ
た箇所が再び元の状態に戻ろうとする、いわゆる、戻り
しわが発生するという問題があった。
【0004】また、アイロンかけ後の余分な水分を取る
ために、アイロン台に吸引ファンを内蔵した、いわゆ
る、バキューム台が使用されていた。しかしながら、こ
の構成ではアイロン台全面を吸引するので大きなモータ
とファンが必要となり、アイロン台は大きくて重く、取
り出しや収納に大変不便であった。また、アイロン掛け
中の騒音が激しく、一般家庭では使用できないという問
題があった。
【0005】そこで、本発明はアイロンがけによる衣類
の仕上がりをよくするとともに、騒音の発生を少なくす
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、被アイロンがけ物の湿気を吸引し、外部
に排出するバキューム装置をアイロン本体に設け、この
バキューム装置の吸込み口をベースに形成したものであ
る。
【0007】これにより、アイロンがけしながら同時に
衣類に残された余分な水分を吸収することができ、戻り
しわの発生を防止してきれいに仕上げることができると
ともに、アイロンかけ時の騒音を低くすることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、スチーム噴出孔を有するベースと、被アイロンがけ
物の湿気を吸引し、外部に排出するバキューム装置を備
え、前記バキューム装置の吸込み口をベースに形成した
ものであり、アイロンがけを行いながら衣類の余分な湿
気を吸引するので、仕上がりをきれいにできると共に、
アイロンをかけている所だけ吸引するので、吸引力を低
く設定でき、騒音を低くすることができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の発明において、バキューム装置の排気方向
をアイロン本体の前方あるいは後方の少なくともいずれ
か一方に設定したものであり、アイロンかけ作業中、使
用者に排気がかからないようにすることができる。
【0010】また、請求項3に記載した発明は、上記請
求項1または2に記載の発明において、バキューム装置
の吸込み口側にフィルターを設けたものであり、衣類か
らの糸屑や埃を捕集することができる。
【0011】また、請求項4に記載した発明は、上記請
求項3に記載の発明において、フィルターを着脱自在に
設けたものであり、フィルターの掃除を容易にすること
ができる。
【0012】また、請求項5に記載した発明は、上記請
求項1〜4に記載の発明において、バキューム装置の通
風路内に吸水体を設けたものであり、吸引した湿気が結
露して外部に流出することを防止できる。
【0013】また、請求項6に記載した発明は、上記請
求項1〜5に記載の発明において、バキューム装置は、
アイロンの使用検知手段の出力で駆動するようにしたも
のであり、アイロンかけ中はバキューム装置が作動し、
衣類の形を整えているアイロンの不使用時はバキューム
装置を停止することができ、バキューム装置の作動と、
停止を繰り返す煩わしい操作をなくして使い勝手をよく
することができる。
【0014】また、請求項7に記載した発明は、上記請
求項1〜5に記載の発明において、バキューム装置は、
アイロン本体のハンドル部に設けた操作スイッチで駆動
するようにしたものであり、スチームを噴出しないでド
ライでアイロンかけを行う時は、バキューム装置の停止
を手元で簡単に切替え操作することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0016】(実施例1)図1〜図3において、10は
アイロン本体で、ヒータ11によって加熱されるベース
12を有している。このベース12は、かけ面側に形成
したスチーム噴出孔13と、このスチーム噴出孔13か
ら噴出するスチーム発生用の気化室14を形成してい
る。
【0017】15は水タンクで、底部15aには水タン
ク15内の水を気化室14に滴下するノズル16と、こ
のノズル16を開閉する開閉軸17と、この開閉軸17
を外部から上下動操作するスチームボタン18と、上部
に形成された注水口19と、この注水口19を塞ぐ注水
口蓋20を有している。
【0018】21はアイロン本体10を前上がりに傾斜
させて載置する載置台で、アイロン本体10に電源を供
給する給電端子22が設けられており、アイロン本体1
0の載置時に、アイロン本体10に設けた受電端子23
と電気的に接続するように構成されている。
【0019】24はアイロン本体10に設けたバキュー
ム装置で、ベース11のかけ面の後部に横方向へ細長く
形成した吸込み口25と、アイロン本体10の後方部に
設けた排出口26と、吸込み口25と排出口26を連通
する通風路27内に配置されたモータファン28とで構
成されている。
【0020】29は吸込み口25に着脱自在に取付けら
れたフィルターで、ステンレス製のメッシュ30と耐熱
性を有するシリコーンゴム製の外枠31で一体的に構成
されている。32は耐熱性と吸水性を有する不織布から
なる吸水体で通風路27内に挿入されている。
【0021】33は制御部で、アイロン本体10が載置
台21に載置されているか、いないか、すなわち、アイ
ロンかけをしているのか、していないのかを検知するア
イロンの使用検知部と、モータファン28を制御する駆
動制御部と、ベース12の温度を検知し、その検知温度
をもとにヒータ11への通電を制御する温度制御部を構
成している。
【0022】34はハンドル部35に設けられた操作ス
イッチで、アイロン本体10が載置台21に載置されて
いないときに、手元でモータファン28の駆動を制御す
る。モータファン28の駆動制御は、アイロン本体10
が載置台21に載置されている時は、操作スイッチ34
の操作にかかわらずモータファン28の駆動を停止し、
非載置時は、操作スイッチ34を指で押すとモータファ
ン28が停止し、離すと駆動するように設定されてい
る。
【0023】次に、この実施例の構成における作用を説
明する。まず、ベース12を下向きにして前上がりに傾
斜させてアイロン本体10を載置台21に載置すると、
アイロン本体10の受電端子23と載置台21の給電端
子22が接続され、ヒータ11に通電される。そして、
温度検知の出力信号に基づいて設定された任意の所定温
度に制御される。
【0024】次に、アイロン本体10を載置台21から
取り外すと、制御部33は、アイロン本体10が載置台
21に載置されていないことで、アイロンが使用されて
いることを検知し、モータファン28を作動させる。そ
して、スチームボタン18を操作すると、ノズル16を
開いて水タンク15の水が気化室14に供給され、スチ
ームが発生してスチーム噴出孔13より噴出される。
【0025】この状態で衣類にアイロンかけをすると、
ベース12の熱とスチームにより衣類のしわが伸ばされ
ると共に、衣類に残された余分な湿気は、バキューム装
置24の吸込み口25より吸引されて排出口26より外
部に排出される。アイロンかけされた衣類は余分な湿気
が除去され、戻りしわが発生しにくくなり、綺麗に仕上
げられる。
【0026】また、排出口26はアイロン本体10の後
方部に設けてあるので、使用者は排出される湿気をあび
ることがなく、快適にアイロンかけ作業ができる。
【0027】また、アイロンかけをすると、バキューム
装置24によって、衣類の湿気ばかりでなく衣類に付着
した糸屑や埃も同時に吸引されるが、吸込み口25に設
けられたフィルター29で捕集され、通風路27内に配
置されたモータファン28の目詰まりによる故障を防止
でき、長年のアイロンかけ使用が可能になる。
【0028】また、フィルター29に捕集された糸屑や
埃は、吸込み口25からフィルター29を取外して簡単
に掃除できる。また、吸引された湿気はバキューム装置
24の通風路27内で冷やされて結露しても、通風路2
7内に配置された吸水体32で吸収され、アイロン本体
10から外部に流出することはなく、衣類にしみを付け
てしまうことを防止できる。
【0029】また、アイロンの使用を検知してバキュー
ム装置24のモータファン28を駆動することにより、
アイロン本体10を載置台21に載置した時、すなわ
ち、アイロンを使用していない時はモータファン28を
停止し、非載置時、すなわち、アイロンを使用している
時は、モータファン28を作動するので、載置と非載置
が繰り返されるアイロンかけ作業において、その都度モ
ータファン28を作動、停止の煩わしい操作をする必要
がなくなる。
【0030】また、ドライでアイロンかけを行なう場合
は、ハンドル35に取り付けた操作スイッチ34を押す
とモータファン28は停止し、スチームかけ作業から、
ドライでのアイロンかけ作業への切替えが簡単におこな
える。
【0031】なお、本発明の実施例では排出口26をア
イロン本体10の後方部に配置したものであるが、アイ
ロン本体10の前方部に配置してもよく、要は、排気方
向が使用者側に向かない方向であればよい。また、吸込
み口25はベース11のかけ面、或いは、側面の外周部
に沿って設けてもよい。この場合は、衣類の湿気に加え
て、スチーム噴出孔13から噴出して衣類やアイロン台
の表面から上昇するスチームを、アイロンの移動に応じ
て吸引することができる。
【0032】また、本発明の実施例ではアイロン本体1
0と、このアイロン本体10を載置して給電する載置台
21を有した、いわゆるコードレスアイロンで説明した
が、アイロン本体に電源コードが接続された一般的なス
チームアイロンでも同様の効果が得られ、要は、アイロ
ン本体にバキューム装置を取り付けたものであればよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、スチーム噴出孔を有するベースと、被ア
イロンがけ物の湿気を吸引するバキューム装置を備え、
前記バキューム装置の吸込み口をベースに形成したか
ら、衣類の余分な湿気を吸引して仕上がり効果をよくす
ることができるとともに、バキューム装置の駆動音を低
くすることができる。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、バ
キューム装置の排気方向をアイロン本体の前方あるいは
後方の少なくともいずれか一方に設定したから、アイロ
ンかけ中に、使用者が排気を受けることがなく快適にア
イロンかけができる。
【0035】また、請求項3に記載の発明によれば、バ
キューム装置の吸込み口側にフィルターを設けたから、
吸引した糸屑や埃りに起因する故障を少なくすることが
できる。
【0036】また、請求項4に記載の発明によれば、フ
ィルターを着脱自在に設けたから、フィルターの掃除を
容易にすることができる。
【0037】また、請求項5に記載の発明によれば、バ
キューム装置の通風路内に吸水体を設けたから、吸引し
た湿気が結露して外部に流出することを防止できる。
【0038】また、請求項6に記載の発明によれば、バ
キューム装置は、アイロンの使用検知手段の出力で駆動
するようにしたから、アイロンかけの動作に応じてバキ
ューム装置が作動し、使い勝手をよくすることができ
る。
【0039】また、請求項7に記載の発明によれば、バ
キューム装置は、アイロン本体のハンドル部に設けた操
作スイッチで駆動するようにしたから、ドライでアイロ
ンかけをする場合は、手元で簡単にバキューム装置の停
止を操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のスチームアイロンの一部切
欠断面図
【図2】同スチームアイロンの要部拡大断面図
【図3】同スチームアイロンのベースのかけ面側より見
た平面図
【符号の説明】
12 ベース 13 スチーム噴出孔 24 バキューム装置 25 吸込み口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチーム噴出孔を有するベースと、被ア
    イロンがけ物の湿気を吸引するバキューム装置を備え、
    前記バキューム装置の吸込み口をベースに形成したスチ
    ームアイロン。
  2. 【請求項2】 バキューム装置の排気方向をアイロン本
    体の前方あるいは後方の少なくともいずれか一方に設定
    した請求項1記載のスチームアイロン。
  3. 【請求項3】 バキューム装置の吸込み口側にフィルタ
    ーを設けた請求項1または2記載のスチームアイロン。
  4. 【請求項4】 フィルターを着脱自在に設けた請求項3
    記載のスチームアイロン。
  5. 【請求項5】 バキューム装置の通風路内に吸水体を設
    けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のスチームアイ
    ロン。
  6. 【請求項6】 バキューム装置は、アイロンの使用検知
    手段の出力で駆動するようにした請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載のスチームアイロン。
  7. 【請求項7】 バキューム装置は、アイロン本体のハン
    ドル部に設けた操作スイッチで駆動するようにした請求
    項1〜5のいずれか1項に記載のスチームアイロン。
JP2001007353A 2001-01-16 2001-01-16 スチームアイロン Pending JP2002210299A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016150017A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 株式会社トプコン 眼科装置
JP2017006205A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 東芝ホームテクノ株式会社 スチーマー
JP2020081529A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 ロイヤルネットワーク株式会社 衣服の仕上げ装置用の排熱ガード装置
KR102193028B1 (ko) * 2019-09-30 2020-12-18 남현욱 지능형 미세먼지 제거 스팀다리미

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