JPH05269131A - 体腔内超音波診断装置 - Google Patents

体腔内超音波診断装置

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JPH05269131A
JPH05269131A JP248993A JP248993A JPH05269131A JP H05269131 A JPH05269131 A JP H05269131A JP 248993 A JP248993 A JP 248993A JP 248993 A JP248993 A JP 248993A JP H05269131 A JPH05269131 A JP H05269131A
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JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
body cavity
drive source
ultrasonic diagnostic
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP248993A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yokoi
武司 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH05269131A publication Critical patent/JPH05269131A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、体腔内挿入部が彎曲しても、可撓
性の駆動軸が自然な状態になる体腔内超音波診断装置を
提供することを目的とする。 【構成】駆動源3側の出力軸19aと駆動軸24側とに
別体にし、出力軸19aと駆動軸24との間に連結機構
26を設けて、駆動源3と駆動軸24との間に回転力を
伝達しながら駆動軸24を軸方向へ移動可能とし、かつ
それぞれを回転中心がほぼ一致するように連結した。こ
れによって、体腔内挿入部4が彎曲しても、可撓性の駆
動軸24が自然な状態になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、体腔内超音波診断装
置にかかり、特に可撓性の駆動軸の軸方向への移動を可
能とした体腔内超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内超音波診断装置にあっては、内視
鏡に超音波操作機構部を一体に設けて構成されるものと
して知られている。
【0003】こうした体腔内超音波診断装置は、体腔内
挿入部の先端部に超音波振動子を回転自在に設け、上記
超音波振動子に回転力を供給するための駆動源を設け、
この挿入部の先端構成部と操作部を結ぶ可撓管を設け、
上記駆動源から上記超音波振動子へ回転力を伝達するた
めの可撓性の駆動軸を設けて構成される。
【0004】そして、使用にあたっては、超音波振動子
を体腔内挿入部の挿入に伴い体腔内に挿入し、この状態
で駆動源を作動させることにより、この駆動源で発生し
た回転力が駆動軸を介して超音波振動子に伝わり、体腔
内を走査するようにしている。
【0005】こうした体腔内超音波診断装置において
は、従来、駆動軸の両端は駆動源の出力軸、超音波振動
子の回転軸に直結されており、これにて駆動源の回転力
を超音波振動子に伝えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした体
腔内超音波診断装置の駆動軸の両端は、直結により固定
されているので、体腔内挿入部が彎曲すると、そのとき
生ずる駆動軸の張力によって、可撓性の駆動軸が自然な
状態から非自然な状態となり、摩擦の増加から駆動軸の
回転不良をきたすことがある。このような回転不良は、
超音波断層像の振れを生じさせてしまう。
【0007】この発明は、このような事情に着目してな
されたもので、その目的とするところは、体腔内挿入部
が彎曲しても、可撓性の駆動軸が自然な状態になるよう
にして駆動軸の回転不良を解消し、超音波断層像の振れ
のない安定した超音波断層像が得られる体腔内超音波診
断装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明の体腔内超音波診断装置は、駆動源側の出力
軸と駆動軸側とを別体にて構成し、駆動源と上記駆動軸
との間に回転力を伝達しながら上記駆動軸を軸方向へ移
動可能で、かつそれぞれを回転中心がほぼ一致するよう
に連結したことにある。
【0009】
【作用】この発明の体腔内超音波診断装置によると、体
腔内挿入部が彎曲すると、駆動源と駆動軸との間で、可
撓性の駆動軸が軸方向に移動して、可撓性の駆動軸を自
然な状態にしていく。
【0010】
【実施例】以下、この発明を図1ないし図5に示す一実
施例にもとづいて説明する。
【0011】図1は体腔内超音波診断装置の全体を示
し、1は内視鏡2の操作部、3は駆動源、5は先端構成
部、7は先端構成部5と操作部1を結ぶ可撓管、6は先
端構成部5と可撓管7との間に設けた彎曲部である。こ
の直列に順次連結される先端構成部5、彎曲部6、可撓
管7にて、体腔内挿入部4を構成している。そして、上
記操作部1に対し、駆動源3、体腔内挿入部4が順次直
列に連結されるとともに、ユニバーサルコード8が連結
されている。
【0012】また操作部1から先端構成部5にかけて図
示しないイメージガイドならびにチャンネルが挿通され
ている一方、ユニバーサルコード8の先端部に設けたコ
ネクター部9から先端構成部5に渡り図示しないライト
ガイド、送気・送水チャンネルが挿通されていて、操作
部1に設けた接眼部10から先端構成部5の前方斜視を
目視できるようにしているとともに、送気・送水を行な
うことができるようにしている。
【0013】なお、11は操作部1に設けた上記彎曲部
6を彎曲操作するためのアングルノブである。また体腔
内挿入部4の先端となる先端構成部5の内部には図2で
示すように、超音波振動子12を組み込んだ回転子13
が回転自在に内蔵されている。
【0014】一方、駆動源3としてはケース17内に、
減速機構19、ヘッドアンプ20を直列に配するととも
に、先の減速機構19の入力部に動力源としてのモータ
20aを設けて構成される。駆動源3の出力軸となる減
速機構19の出力軸19aは体腔内挿入部4と同軸的に
配置されている。
【0015】他方、体腔内挿入部4内には図2に示され
るように、先端構成部5と駆動源3との間に渡って、テ
フロンなどの滑り性がよい、耐油性のある材質から構成
された可撓性のガイドチューブ23が挿通されている。
【0016】またこのガイドチューブ23内にはコイル
スプリングで構成される可撓性の駆動軸24が回転自在
に挿通されている。つまり、駆動軸24は駆動源3側の
出力側となる減速機構19の出力軸19aとは別体にし
ている。この中空の駆動軸24内に信号線25が挿通し
てある。
【0017】そして、駆動軸24の先端は上記超音波振
動子12の回転子13に連結され、また後端は図3に示
されように油溜り部21を貫通して、減速機構19の出
力軸19aに後述する本願の要部となる連結機構26を
介して連結されていて、駆動軸24を通じて駆動源3か
ら超音波振動子12へ回転力を伝達するようにしてい
る。
【0018】また信号線25はその先端が上記超音波振
動子12に接続され、後端が出力軸19aを貫通して上
記ヘッドアンプ20に接続されている。そして、このヘ
ッドアンプ20は、図1に示されるようにユニバーサル
コード8に分岐して接続されたケーブルチューブ14を
通じて先端のコネクター15に接続され、コネクター1
5から超音波振動子12の信号を取り出すことができる
ようにしている。すなわち、コネクター15を図示しな
い超音波観測装置に接続することにより、画像が得られ
るようになっている。なお、16はケーブルチューブ1
4の途中に介装されたアンプボックスである。また、ガ
イドチューブ23はその先端が先端構成部5に連結さ
れ、後端が油溜り部21に固定されている。そして、こ
の油溜り部21を利用して、図3に示されるようにガイ
ドチューブ23の端部を軸方向に対しスライド自在に支
持している。
【0019】すなわち、28は有底筒状のハウジング
で、このハウジング28内には、2個のベアリング2
9,29ならびに防油部材30が内装されている。な
お、31はベアリングスペーサである。33はガイドチ
ュ−ブ23の端部に接続された筒状の接続金具で、この
接続金具33が上記ハウジング28内に摺動自在に嵌挿
されている。そして、ガイドチューブ23ならびに油溜
り部21内の全てに、流動パラフィンなどの超音波電波
伝播媒体22が充満され、油溜り部21を構成してい
る。
【0020】なお、34は接続金具33の外周面に設け
たOリングなどの防油部材である。また18は駆動源3
のフレ−ムで、このフレーム18には、内側にリニアボ
ールベアリング50を装着した球面滑り軸受51が設け
られている。そして、この球面滑り軸受51のリニアボ
ールベアリング50に上記接続金具33を組み込んだハ
ウジング28がスライド自在に嵌挿され、ガイドチュ−
ブ23をリニアボールベアリング50で軸方向に、球面
滑り軸受51でラジアル方向ないし斜めの方向に移動自
在に支持させている。これにて、ガイドチューブ23を
自然な状態となるようにしてある。
【0021】一方、上記連結機構26にて、上記出力軸
19aと駆動軸24との間を、回転力を伝達しながら駆
動軸24を軸方向へ移動可能に連結している。と同時に
この連結機構26にて、出力軸19aと駆動軸24との
間を、それぞれの回転中心がほぼ一致するように連結し
ている。
【0022】こうした連結をなす連結機構26として
は、たとえば図3に示されるように減速機構19の出力
軸19aの先端部の径を大径とする。そして、この大径
部分60の周壁に図4に示されるように、互いに対向す
る一対の楕円溝61を形成する。楕円溝61は駆動軸2
4の軸心方向へ延びている。
【0023】またハウンジング28を貫通した駆動軸2
4の端部に、駆動軸24と直角方向に沿ってスライド金
具62を突設する。そして、径方向に突き出るスライド
金具62の各端部を、上記楕円溝61,61にスライド
自在に嵌挿してなる。
【0024】これにより、互いの回転中心をほぼ一致さ
せて出力軸19aから駆動軸24に回転力を伝えること
ができるようにすると同時に、出力軸19aと駆動軸2
4との間において駆動軸24が軸方向に移動可能とな
る。つまり、体腔内挿入部4を彎曲させると、駆動軸2
4が出力軸19aと駆動軸24との間でスライドが生じ
て、可撓性の駆動軸24が自然な状態になれるようにし
てある。
【0025】しかして、このようにして構成された体腔
内超音波診断装置は、出力軸19aと駆動軸24との間
において、回転力を伝達させながら駆動軸24が軸方向
へ移動可能となるように連結されているから、体腔内挿
入部4が彎曲されると、出力軸19aと駆動軸24との
間における駆動軸24の移動から、可撓性の駆動軸24
は、生ずる張力を緩和するよう、自然な状態になってい
く。故に、体腔内挿入部4が彎曲しても、可撓性の駆動
軸24は自然な状態になる。したがって、駆動軸24の
回転不良を解消することができ、超音波断層像の振れを
なくすことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
体腔内挿入部が彎曲しても、可撓性の駆動軸を自然な状
態にすることができる。したがって、可撓性の駆動軸の
回転不良を解消することができ、超音波断層像の振れを
ない安定した超音波断層像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の体腔内超音波診断装置の
全体を示す側面図。
【図2】同体腔内超音波診断装置の先端側および駆動源
の概略構成を示す斜視図。
【図3】同体腔内超音波診断装置における駆動源の出力
軸と駆動軸との間を連結する構造を示す断面図。
【図4】図3中、B−B線から見た側面図。
【符号の説明】
3…駆動源 4…体腔内挿入部 1
2…超音波振動子 19a…出力軸 24…駆動軸
26…連結機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内挿入部の先端に超音波振動子を回
    転自在に設け、上記超音波振動子に回転力を供給するた
    めに設けられた駆動源と上記挿入部の先端構成部と操作
    部を結ぶ可撓管と上記駆動源から超音波振動子へ回転力
    を伝達するために設けられた可撓性の駆動軸とを備えた
    体腔内超音波診断装置において、上記駆動源側の出力軸
    と上記駆動軸側とを別体にて構成し、上記駆動源と上記
    駆動軸との間に回転力を伝達しながら上記駆動軸を軸方
    向へ移動可能で、かつそれぞれを回転中心がほぼ一致す
    るように連結したことを特徴とする体腔内超音波診断装
    置。
JP248993A 1993-01-11 1993-01-11 体腔内超音波診断装置 Pending JPH05269131A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000126183A (ja) * 1998-10-21 2000-05-09 Olympus Optical Co Ltd 体腔内超音波診断装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59187812A (ja) * 1983-04-09 1984-10-25 Toshiba Chem Corp 導電性プラスチツク成形品の製造方法
JPS6164240A (ja) * 1984-09-07 1986-04-02 オリンパス光学工業株式会社 体腔内超音波診断装置
JPH0563170A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電荷結合素子

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950926