JPH05269089A - 血圧計とそのカフ - Google Patents
血圧計とそのカフInfo
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- JPH05269089A JPH05269089A JP4093910A JP9391092A JPH05269089A JP H05269089 A JPH05269089 A JP H05269089A JP 4093910 A JP4093910 A JP 4093910A JP 9391092 A JP9391092 A JP 9391092A JP H05269089 A JPH05269089 A JP H05269089A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定値が腕周長とカフ巾の影響を受けず正確
な血圧測定の可能な血圧計とそのカフの提供。 【構成】 全体が帯状で上腕に巻きつけられ、動脈流を
阻血する血圧計のカフであって、動脈を圧迫する比較的
小さなインナーカフ10と、インナーカフ10を略中央
に配置し、腕に巻き付けられるアウターカフ20と、両
カフ10,20内に個別に給排される低粘性の伝導液L
と、インナーカフ10内に配置され、伝導液を介して伝
播される脈波とカフ内圧の変化を重畳して検出する圧力
センサー16と、圧力センサー16とアウターカフ20
間に介在され、アウターカフ20を介したインナーカフ
10への外乱となる振動の伝播を遮断する振動遮蔽板4
0と、を備えるようにした。
な血圧測定の可能な血圧計とそのカフの提供。 【構成】 全体が帯状で上腕に巻きつけられ、動脈流を
阻血する血圧計のカフであって、動脈を圧迫する比較的
小さなインナーカフ10と、インナーカフ10を略中央
に配置し、腕に巻き付けられるアウターカフ20と、両
カフ10,20内に個別に給排される低粘性の伝導液L
と、インナーカフ10内に配置され、伝導液を介して伝
播される脈波とカフ内圧の変化を重畳して検出する圧力
センサー16と、圧力センサー16とアウターカフ20
間に介在され、アウターカフ20を介したインナーカフ
10への外乱となる振動の伝播を遮断する振動遮蔽板4
0と、を備えるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】血圧測定には血管内の圧力を直接
測定する観血式と、阻血状態にした血管の脈動の変化に
基づいて測定する非観血式とがあり、本発明は非観血式
の血圧計及びそのカフに関する。
測定する観血式と、阻血状態にした血管の脈動の変化に
基づいて測定する非観血式とがあり、本発明は非観血式
の血圧計及びそのカフに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非観血式血圧計、例えばオシロメ
トリック式血圧計では、ゴムのうとよばれる袋状のカフ
に空気を供給して血管を阻血状態とし、カフ内の圧力が
動脈圧迫圧と等しいことを前提としてカフの圧力と動脈
圧変動とを重畳して検出し、これを予め求められている
臨床データと比較して、経験則的に最高又は最低血圧を
決定している。
トリック式血圧計では、ゴムのうとよばれる袋状のカフ
に空気を供給して血管を阻血状態とし、カフ内の圧力が
動脈圧迫圧と等しいことを前提としてカフの圧力と動脈
圧変動とを重畳して検出し、これを予め求められている
臨床データと比較して、経験則的に最高又は最低血圧を
決定している。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし従来の非観血式
血圧計では、観血式に比べると、得られた血圧はあくま
でも近似的なものにすぎない。このため最高又は最低血
圧を算出するまでには各種の記憶,判定,演算処理が必
要で、構造は複雑で血圧が求まるまで多くの工程を必要
とする。例えば臨床データ用メモリー、臨床データとの
比較算出手段等が不可欠で、構成が非常に複雑である。
また工程が多いため血圧が求まるまでに時間がかかり、
被測定者にはその間カフによる阻血状態が継続されるた
め苦痛を伴う。
血圧計では、観血式に比べると、得られた血圧はあくま
でも近似的なものにすぎない。このため最高又は最低血
圧を算出するまでには各種の記憶,判定,演算処理が必
要で、構造は複雑で血圧が求まるまで多くの工程を必要
とする。例えば臨床データ用メモリー、臨床データとの
比較算出手段等が不可欠で、構成が非常に複雑である。
また工程が多いため血圧が求まるまでに時間がかかり、
被測定者にはその間カフによる阻血状態が継続されるた
め苦痛を伴う。
【0004】また従来の血圧計用のカフはカフ内に空気
を送り込んで血管を阻血する構造となっており、脈動伝
達媒体が圧縮性に富む空気であるがため測定誤差が生じ
易く、現在適正であるとされる巾13cmのカフを使って
上腕周32cm以上の人に使用すると実際より高い血圧が
測定され、一方上腕周28cm以下の人に使用すると実際
より低く測定される傾向にある。
を送り込んで血管を阻血する構造となっており、脈動伝
達媒体が圧縮性に富む空気であるがため測定誤差が生じ
易く、現在適正であるとされる巾13cmのカフを使って
上腕周32cm以上の人に使用すると実際より高い血圧が
測定され、一方上腕周28cm以下の人に使用すると実際
より低く測定される傾向にある。
【0005】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、測定値が腕周長とカフ巾の影
響を受けず正確な血圧測定の可能な血圧計とそのカフを
提供することにある。
れたもので、その目的は、測定値が腕周長とカフ巾の影
響を受けず正確な血圧測定の可能な血圧計とそのカフを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係るカフにおいては、全体が帯状で上腕
に巻きつけられ、動脈流を阻血する血圧計のカフであっ
て、動脈を圧迫する比較的小さなインナーカフと、前記
インナーカフを略中央に配置し、腕に巻き付けられるア
ウターカフと、前記両カフ内に個別に給排される低粘性
の伝導液と、前記インナーカフ内に配置され、前記伝導
液を介して伝播される脈波とカフ内圧の変化を重畳して
検出する圧力センサーと、前記センサーとアウターカフ
間に介在され、アウターカフを介したインナーカフへの
脈波の伝播を遮断する振動遮蔽板と、を備えるようにし
たものである。
に、請求項1に係るカフにおいては、全体が帯状で上腕
に巻きつけられ、動脈流を阻血する血圧計のカフであっ
て、動脈を圧迫する比較的小さなインナーカフと、前記
インナーカフを略中央に配置し、腕に巻き付けられるア
ウターカフと、前記両カフ内に個別に給排される低粘性
の伝導液と、前記インナーカフ内に配置され、前記伝導
液を介して伝播される脈波とカフ内圧の変化を重畳して
検出する圧力センサーと、前記センサーとアウターカフ
間に介在され、アウターカフを介したインナーカフへの
脈波の伝播を遮断する振動遮蔽板と、を備えるようにし
たものである。
【0007】また請求項2に係る血圧計においては、請
求項1記載のカフと、インナーカフとアウターカフへの
伝導液給排手段と、圧力センサーの出力信号を電気信号
に変換するトランスデューサーと、トランスデューサー
の出力信号を微分する微分回路と、前記微分回路の出力
信号又は前記微分回路への入力信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器と、前記A/D変換器のデジタル出
力信号又は微分回路のデジタル出力信号から血圧の拡張
期(最低)血圧と収縮期(最大)血圧を決定する判定手
段と、を備えるようにしたものである。
求項1記載のカフと、インナーカフとアウターカフへの
伝導液給排手段と、圧力センサーの出力信号を電気信号
に変換するトランスデューサーと、トランスデューサー
の出力信号を微分する微分回路と、前記微分回路の出力
信号又は前記微分回路への入力信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器と、前記A/D変換器のデジタル出
力信号又は微分回路のデジタル出力信号から血圧の拡張
期(最低)血圧と収縮期(最大)血圧を決定する判定手
段と、を備えるようにしたものである。
【0008】また請求項3に係る血圧計とそのカフにお
いては、前記判定手段は、連続する動脈波形中におい
て、隣接脈間に平坦部が生じたときの血圧を拡張期(最
低)血圧中とし、また動脈波形が零となった直前の血圧
を収縮期(最大)血圧として判定するようにしたもので
ある。
いては、前記判定手段は、連続する動脈波形中におい
て、隣接脈間に平坦部が生じたときの血圧を拡張期(最
低)血圧中とし、また動脈波形が零となった直前の血圧
を収縮期(最大)血圧として判定するようにしたもので
ある。
【0009】
【作用】アウターカフにバックアップされたインナーカ
フが動脈を確実に圧迫して阻血状態とし、圧力センサー
は動脈の阻血部に対峙する位置となる。そして動脈の脈
動及びインナーカフ内の圧力変動はインナーカフ内の非
粘性の伝導液(非圧縮性)を介して圧力センサーに的確
に伝播される。アウターカフ側からインナーカフ側に伝
達される外乱となる信号は振動遮蔽板によって遮断され
る。
フが動脈を確実に圧迫して阻血状態とし、圧力センサー
は動脈の阻血部に対峙する位置となる。そして動脈の脈
動及びインナーカフ内の圧力変動はインナーカフ内の非
粘性の伝導液(非圧縮性)を介して圧力センサーに的確
に伝播される。アウターカフ側からインナーカフ側に伝
達される外乱となる信号は振動遮蔽板によって遮断され
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜6は本発明の一実施例である血圧計を示
し、図1はカフを上腕に装着した状態の断面図、図2は
同状態の水平断面図(図1に示す線II−IIに沿う断面
図)、図3は血圧計全体の構成を示すブロック図、図4
は血圧判定手段であるCPUの内部ブロック図、図5は
脈波形を示す図、図6はCPUの血圧判定におけるフロ
ーチャートである。
する。図1〜6は本発明の一実施例である血圧計を示
し、図1はカフを上腕に装着した状態の断面図、図2は
同状態の水平断面図(図1に示す線II−IIに沿う断面
図)、図3は血圧計全体の構成を示すブロック図、図4
は血圧判定手段であるCPUの内部ブロック図、図5は
脈波形を示す図、図6はCPUの血圧判定におけるフロ
ーチャートである。
【0011】これらの図において、血圧計は、動脈圧迫
用のインナーカフ10と、インナーカフ10の外側を覆
うアウターカフ20と、インナーカフ10内に設けられ
て脈波とカフ内圧を重畳して検出する圧力センサー16
と、両カフ10,20にそれぞれ伝導液を給排するポン
プ31とチューブ32,33からなる給排手段30と、
インナーカフ10の外表面に接着固定された振動遮蔽板
40と、圧力センサー16の検出した出力を処理して拡
張期(最低)血圧と収縮期(最大)血圧とを求める処理
回路50とから主として構成されている。
用のインナーカフ10と、インナーカフ10の外側を覆
うアウターカフ20と、インナーカフ10内に設けられ
て脈波とカフ内圧を重畳して検出する圧力センサー16
と、両カフ10,20にそれぞれ伝導液を給排するポン
プ31とチューブ32,33からなる給排手段30と、
インナーカフ10の外表面に接着固定された振動遮蔽板
40と、圧力センサー16の検出した出力を処理して拡
張期(最低)血圧と収縮期(最大)血圧とを求める処理
回路50とから主として構成されている。
【0012】インナーカフ10は、袋状とされて動脈を
横断するように上腕にセットされ、カフ10内部に設け
られた圧力センサー16がインナーカフ10内の圧力
(圧迫圧)とともに動脈の脈動変化を検出する。アウタ
ーカフ20がインナーカフ10を腕に圧迫するので、イ
ンナーカフ10自身のみで阻血することは要求されな
い。インナーカフ10の外形は矩形状(例として横3c
m、縦6cm)、かつ袋構造で、内側(腕への密着側)の
材質は追従性の高い塩化ビニールを用いており、これに
より脈波の振動伝達率が良好である。またインナーカフ
10の外側の材質は、この種のカフに一般に使用されて
いる追従性が小さくやや厚い塩化ビニールによって形成
されており、アウターカフ20を介して伝播される脈波
等の外乱となる振動の伝播を阻止する上で有効である。
横断するように上腕にセットされ、カフ10内部に設け
られた圧力センサー16がインナーカフ10内の圧力
(圧迫圧)とともに動脈の脈動変化を検出する。アウタ
ーカフ20がインナーカフ10を腕に圧迫するので、イ
ンナーカフ10自身のみで阻血することは要求されな
い。インナーカフ10の外形は矩形状(例として横3c
m、縦6cm)、かつ袋構造で、内側(腕への密着側)の
材質は追従性の高い塩化ビニールを用いており、これに
より脈波の振動伝達率が良好である。またインナーカフ
10の外側の材質は、この種のカフに一般に使用されて
いる追従性が小さくやや厚い塩化ビニールによって形成
されており、アウターカフ20を介して伝播される脈波
等の外乱となる振動の伝播を阻止する上で有効である。
【0013】アウターカフ20の外形は巾13cmの帯状
袋構造で、内側および外側ともに伸縮性の小さい塩化ビ
ニールによって形成され、内部には伝導液が給排され
る。またアウタカフ20はインナーカフ10とは個別に
形成されて、インナーカフ10をバックアップして動脈
流を阻血する作用がある。インナーカフ10及びアウタ
ーカフ20に供給される伝導液Lは、脈動の伝達性良好
な液体として、低粘性および非圧縮性の純水,シリコン
油,液体フロン,アルコールなどが使用可能である。
袋構造で、内側および外側ともに伸縮性の小さい塩化ビ
ニールによって形成され、内部には伝導液が給排され
る。またアウタカフ20はインナーカフ10とは個別に
形成されて、インナーカフ10をバックアップして動脈
流を阻血する作用がある。インナーカフ10及びアウタ
ーカフ20に供給される伝導液Lは、脈動の伝達性良好
な液体として、低粘性および非圧縮性の純水,シリコン
油,液体フロン,アルコールなどが使用可能である。
【0014】圧力センサ16はダイヤフラム構造で、圧
力変化に対応した電気信号を出力するもので、電圧に変
換するトランスデューサ16aが内蔵されており、阻血
を確保するために、またリード線18の配線を考慮し
て、インナーカフ10内のアウターカフ20側に収容さ
れている。振動遮蔽板40は、インナーカフ10を覆う
ように、樹脂製で横3cm、縦6cm程度に形成され、イン
ナーカフ10内の圧力センサー16にアウターカフ20
側からの脈動等の外乱となる振動が伝達されないように
するためのもので、インナーカフ10の外側に接着され
ている。従来は血圧測定に必要な脈動と圧迫圧以外の不
必要な信号も同時に検出し、その後、血圧判定に不要な
信号を排除する構造となっていたが、本実施例では、こ
の振動遮蔽板40の存在によって、インナーカフ10内
の圧力センサー16に外乱として作用する振動(信号)
が遮断されるため、血圧判定に必要な信号のみを検出で
きる。
力変化に対応した電気信号を出力するもので、電圧に変
換するトランスデューサ16aが内蔵されており、阻血
を確保するために、またリード線18の配線を考慮し
て、インナーカフ10内のアウターカフ20側に収容さ
れている。振動遮蔽板40は、インナーカフ10を覆う
ように、樹脂製で横3cm、縦6cm程度に形成され、イン
ナーカフ10内の圧力センサー16にアウターカフ20
側からの脈動等の外乱となる振動が伝達されないように
するためのもので、インナーカフ10の外側に接着され
ている。従来は血圧測定に必要な脈動と圧迫圧以外の不
必要な信号も同時に検出し、その後、血圧判定に不要な
信号を排除する構造となっていたが、本実施例では、こ
の振動遮蔽板40の存在によって、インナーカフ10内
の圧力センサー16に外乱として作用する振動(信号)
が遮断されるため、血圧判定に必要な信号のみを検出で
きる。
【0015】ポンプ31は、チューブ32,33を介し
て伝導液Lをインナーカフ10とアウターカフ20にそ
れぞれ給排するもので、電磁式、エア式などが考えられ
る。ポンプ31とアウターカフ20を接続するチューブ
32は途中で分岐され、この分岐部から延びる細いチュ
ーブ33がインナーカフ10に接続されている。即ちイ
ンナーカフ10とアウターカフ20とを連絡するチュー
ブ32が細かくされるとともに、チューブ32,33が
追従性の小さい材質、例えばポリエチレンで形成され
て、アウターカフ20に伝播された脈動がチューブ3
2,33内を介してインナーカフ10に伝播されにくい
ようになっている。
て伝導液Lをインナーカフ10とアウターカフ20にそ
れぞれ給排するもので、電磁式、エア式などが考えられ
る。ポンプ31とアウターカフ20を接続するチューブ
32は途中で分岐され、この分岐部から延びる細いチュ
ーブ33がインナーカフ10に接続されている。即ちイ
ンナーカフ10とアウターカフ20とを連絡するチュー
ブ32が細かくされるとともに、チューブ32,33が
追従性の小さい材質、例えばポリエチレンで形成され
て、アウターカフ20に伝播された脈動がチューブ3
2,33内を介してインナーカフ10に伝播されにくい
ようになっている。
【0016】アウターカフ20の外側には、端部がアウ
ターカフ20に接着固定されたフレキシブルカバー50
が設けられている。このカバー50は、薄肉ヒンジ部5
2を介して樹脂製ストリップ片53が等間隔に連設され
た構造で、容易に円筒型に変形できる。また符号54は
カバー50の他端部側に形成されているマジックテープ
部を示し、カバー50の外表面の植毛領域55に接着さ
れて、カバー50がアウターカフ20の外周面に包囲密
着し、アウターカフ20の外側への変形を防止して、ア
ウターカフ20による阻血作用を高める働きがある。
ターカフ20に接着固定されたフレキシブルカバー50
が設けられている。このカバー50は、薄肉ヒンジ部5
2を介して樹脂製ストリップ片53が等間隔に連設され
た構造で、容易に円筒型に変形できる。また符号54は
カバー50の他端部側に形成されているマジックテープ
部を示し、カバー50の外表面の植毛領域55に接着さ
れて、カバー50がアウターカフ20の外周面に包囲密
着し、アウターカフ20の外側への変形を防止して、ア
ウターカフ20による阻血作用を高める働きがある。
【0017】図3は血圧計の全体構成を示すブロック図
で、圧力センサー16の出力(アナログ信号)は増幅器
17により増幅され、A/D変換器18によってデジタ
ル信号に変換されて演算処理部であるCPU19に入力
される。CPU19は読み書き可能なRAM19aと、
データを記憶できるROM19bと、A/D変換器18
から入力した血圧データや、この血圧データに基づいて
算出された拡張期(最低)血圧と収縮期(最高)血圧等
を表示する表示器19c、加圧スイッチや電源スイッチ
等のスイッチ類19dに接続されている。なおCPU1
9はパソコン等の外部材器19eにも接続できる。符号
34はポンプ駆動回路で、CPU19からの信号に基づ
いてポンプ31を駆動させるべく作動する。
で、圧力センサー16の出力(アナログ信号)は増幅器
17により増幅され、A/D変換器18によってデジタ
ル信号に変換されて演算処理部であるCPU19に入力
される。CPU19は読み書き可能なRAM19aと、
データを記憶できるROM19bと、A/D変換器18
から入力した血圧データや、この血圧データに基づいて
算出された拡張期(最低)血圧と収縮期(最高)血圧等
を表示する表示器19c、加圧スイッチや電源スイッチ
等のスイッチ類19dに接続されている。なおCPU1
9はパソコン等の外部材器19eにも接続できる。符号
34はポンプ駆動回路で、CPU19からの信号に基づ
いてポンプ31を駆動させるべく作動する。
【0018】図4はCPU19の内部ブロック図で、符
号61は微分回路で、この微分回路60の出力は図5符
号Aに示すような出力波形となる。符号62は第1の比
較回路で、ここに絶対値回路63に出力される。この回
路では、微分値を絶対値とし、この回路63の出力波形
は図5符号Bに示すような出力波形となる。さらに回路
63の出力は第2の比較回路64に出力されて、微分値
の絶対値が0以上か否か比較される。またこの回路64
の出力は絶対値が0が否かに応じて判別回路65,66
に択一的に出力される。回路65では微分値の絶対値が
最初の0であるか否かを判別し、YESのときは記憶回
路67に出力されてここにDBP(拡張期血圧)が記憶
される。一方、回路66では微分値の絶対値である0が
2〜3秒間継続したか否かを判別しYESのときは、記
憶回路67に出力されてここにSBP(収縮期血圧)が
記憶される。
号61は微分回路で、この微分回路60の出力は図5符
号Aに示すような出力波形となる。符号62は第1の比
較回路で、ここに絶対値回路63に出力される。この回
路では、微分値を絶対値とし、この回路63の出力波形
は図5符号Bに示すような出力波形となる。さらに回路
63の出力は第2の比較回路64に出力されて、微分値
の絶対値が0以上か否か比較される。またこの回路64
の出力は絶対値が0が否かに応じて判別回路65,66
に択一的に出力される。回路65では微分値の絶対値が
最初の0であるか否かを判別し、YESのときは記憶回
路67に出力されてここにDBP(拡張期血圧)が記憶
される。一方、回路66では微分値の絶対値である0が
2〜3秒間継続したか否かを判別しYESのときは、記
憶回路67に出力されてここにSBP(収縮期血圧)が
記憶される。
【0019】また図6はCPU19の血圧判定における
フローチャートを示している。まずステップ70におい
てA/D変換され、微分回路61であるステップ71に
移行する。このステップ71では、データを微分すると
ともに1つ前にA/D変換したデータとの差ΔViを算
出する。そして第1の比較回路62であるステップ72
に移行する。このステップ72ではΔViが正か否かを
判別し、正の場合(図5における符号aに示すように脈
波の傾きが正の場合)には、第2の比較回路64である
ステップ74に移行する。一方、ΔViが負の場合(図
5における符号bに示されるように脈波の傾きが負の場
合)には、絶対値回路63であるステップ73に移行
し、ここでデータの絶対値がとられて、第2の比較回路
であるステップ74に移行する。ステップ74では、|
ΔVi|が正か否かを判別し、正であればステップ70
に戻る。一方、ステップ73において|ΔVi|=0の
ときはステップ75に移行する。ステップ75では、始
めてΔVi=0となったか否かを判別し、YESであれ
ばこの時のカフ圧をDBP(拡張期血圧)とし、記憶回
路であるステップ72に移行し、このDBPを記憶し、
再びステップ70に戻る。一方、ステップ75において
ΔVi=0が2回目以上の場合には、判別回路66であ
るステップ76に移行し、ΔVi=0が数秒(2〜3
秒)以上継続しているか否かを判別する。そしてYES
であれば最後のΔVi>0の時のカフ圧をSBP(収縮
期血圧)とし、ステップ78に移行してこのSBPを記
憶し、判定が終了する。
フローチャートを示している。まずステップ70におい
てA/D変換され、微分回路61であるステップ71に
移行する。このステップ71では、データを微分すると
ともに1つ前にA/D変換したデータとの差ΔViを算
出する。そして第1の比較回路62であるステップ72
に移行する。このステップ72ではΔViが正か否かを
判別し、正の場合(図5における符号aに示すように脈
波の傾きが正の場合)には、第2の比較回路64である
ステップ74に移行する。一方、ΔViが負の場合(図
5における符号bに示されるように脈波の傾きが負の場
合)には、絶対値回路63であるステップ73に移行
し、ここでデータの絶対値がとられて、第2の比較回路
であるステップ74に移行する。ステップ74では、|
ΔVi|が正か否かを判別し、正であればステップ70
に戻る。一方、ステップ73において|ΔVi|=0の
ときはステップ75に移行する。ステップ75では、始
めてΔVi=0となったか否かを判別し、YESであれ
ばこの時のカフ圧をDBP(拡張期血圧)とし、記憶回
路であるステップ72に移行し、このDBPを記憶し、
再びステップ70に戻る。一方、ステップ75において
ΔVi=0が2回目以上の場合には、判別回路66であ
るステップ76に移行し、ΔVi=0が数秒(2〜3
秒)以上継続しているか否かを判別する。そしてYES
であれば最後のΔVi>0の時のカフ圧をSBP(収縮
期血圧)とし、ステップ78に移行してこのSBPを記
憶し、判定が終了する。
【0020】図5は、拡張期血圧(DBP)から収縮血
圧(SBP)前後領域間におけるインナーカフ圧と観血
血圧波形とインナーカフの脈波形を示す図である。この
図中の中で、符号Cが観血血圧波形、符号Dがインナー
カフ内に表われる脈波形、符号Eがインナーカフ圧であ
る。そしてDBP以下では、脈波形Dは連続的に表われ
るが、DBPからSBP間では、インナーカフ圧力Eよ
り低い脈波形がカットされるため、脈波形Dが不連続と
なる。即ち隣接脈波形間に平坦部D1が出現し、この最
初の平坦部の出現時の一拍前がDBPである。またカフ
圧Eの上昇に伴って脈波形Dは小さくなってそのうち消
滅するが、この脈波形Dが消滅する一拍前がSBPであ
る。
圧(SBP)前後領域間におけるインナーカフ圧と観血
血圧波形とインナーカフの脈波形を示す図である。この
図中の中で、符号Cが観血血圧波形、符号Dがインナー
カフ内に表われる脈波形、符号Eがインナーカフ圧であ
る。そしてDBP以下では、脈波形Dは連続的に表われ
るが、DBPからSBP間では、インナーカフ圧力Eよ
り低い脈波形がカットされるため、脈波形Dが不連続と
なる。即ち隣接脈波形間に平坦部D1が出現し、この最
初の平坦部の出現時の一拍前がDBPである。またカフ
圧Eの上昇に伴って脈波形Dは小さくなってそのうち消
滅するが、この脈波形Dが消滅する一拍前がSBPであ
る。
【0021】なお前記前記実施例においては、A/D変
換器18によって変換したデジタル信号をCPU19内
の微分回路61によって微分する構成であるが、増幅器
17とA/D変換器18との間に微分回路を設けるよう
にしてもよい。
換器18によって変換したデジタル信号をCPU19内
の微分回路61によって微分する構成であるが、増幅器
17とA/D変換器18との間に微分回路を設けるよう
にしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るカフおよびこのカフ圧を用いた血圧計によれば、
アウターカフにバックアップされたインナーカフが動脈
を確実に圧迫して阻血状態とし、圧力センサーは動脈に
対峙する位置となり、しかもインナーカフ内の非粘性の
伝導液(非圧縮性)を介して脈動及び圧力変動が圧力セ
ンサーに的確に伝播され、しかもアウターカフ側からイ
ンナーカフ側に伝播しようとする振動は振動遮蔽板によ
って確実に遮断されるので、カフの巾や腕周長が異なる
ことによる測定上の誤差が少なく常に正確な血圧測定が
可能となる。
に係るカフおよびこのカフ圧を用いた血圧計によれば、
アウターカフにバックアップされたインナーカフが動脈
を確実に圧迫して阻血状態とし、圧力センサーは動脈に
対峙する位置となり、しかもインナーカフ内の非粘性の
伝導液(非圧縮性)を介して脈動及び圧力変動が圧力セ
ンサーに的確に伝播され、しかもアウターカフ側からイ
ンナーカフ側に伝播しようとする振動は振動遮蔽板によ
って確実に遮断されるので、カフの巾や腕周長が異なる
ことによる測定上の誤差が少なく常に正確な血圧測定が
可能となる。
【図1】本発明の一実施例である血圧計のカフを上腕に
装着した状態の縦断面図
装着した状態の縦断面図
【図2】同状態の水平断面図(図1に示す線II−IIに沿
う断面図)
う断面図)
【図3】血圧計の全体構成を示すブロック図
【図4】血圧判定手段であるCPUの内部ブロック図
【図5】脈波形を示す図
【図6】CPUの血圧判定におけるフローチャート
10 インナーカフ 16 圧力センサ 18 A/D変換器 19 判定手段であるCPU 20 アウターカフ 30 伝導液給排手段 31 ポンプ 32,33 チューブ 40 振動遮蔽板 61 微分回路 L 伝導液
Claims (3)
- 【請求項1】 全体が帯状で上腕に巻きつけられ、動脈
流を阻血する血圧計のカフであって、動脈を圧迫する比
較的小さなインナーカフと、前記インナーカフを略中央
に配置し、腕に巻き付けられるアウターカフと、前記両
カフ内に個別に給排される低粘性の伝導液と、前記イン
ナーカフ内に配置され、前記伝導液を介して伝播される
脈波とカフ内圧の変化を重畳して検出する圧力センサー
と、前記センサーとアウターカフ間に介在され、アウタ
ーカフを介したインナーカフへの脈波の伝播を遮断する
振動遮蔽板と、を備えたことを特徴とするカフ。 - 【請求項2】 請求項1記載のカフと、インナーカフと
アウターカフへの伝導液給排手段と、圧力センサーの出
力信号を微分する微分回路と、前記微分回路の出力信号
又は前記微分回路への入力信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器と、前記A/D変換器のデジタル出力信
号又は微分回路のデジタル出力信号から血圧の拡張期
(最低)血圧と収縮期(最大)血圧を決定する判定手段
と、を備えたことを特徴とする血圧計。 - 【請求項3】 前記判定手段は、連続する動脈波形中に
おいて、隣接脈間に平坦部が生じた時の血圧を拡張期
(最低)血圧とし、また動脈波形が零となった直前の血
圧を収縮期(最大)血圧として判定することを特徴とす
る請求項2記載の血圧計。
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ID=14095637
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- 1992-03-20 JP JP4093910A patent/JP3039123B2/ja not_active Expired - Lifetime
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